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【アイマス】千早「蘇える金狼」【コンマ・安価有り】
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1 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/01(日) 23:00:50.43 ID:XHqf3qlQ0
※この物語はあくまでもアイマスのIFの話です。
・登場人物に一部オリジナルのキャラも居ます
・そして鬱・残酷・不快になる描写もあります
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1575208850
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/01(日) 23:05:16.23 ID:eSel8Ftzo
ミリはないの?
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/01(日) 23:08:14.65 ID:IIYOIWKxO
花神
4 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/01(日) 23:29:04.05 ID:XHqf3qlQ0
アイドル戦国時代と呼ばれる現代
年間約1万人以上も超えるアイドルがデビューしては消えていく
・・・・・
西園寺プロダクション
「うーん・・・さっきの人は微妙だったわね」
私の名前は近藤聡美。西園寺プロダクションに雇われている
?「私は良かったと思うんですけど」
聡美「さっきから、ずっと良かったと言ってますよ。お嬢様」
彼女は西園寺琴歌。西園寺家の当主でもある。西園寺と言えば数年前までは
あの水瀬グループと双璧を成すくらいだったが、今では没落して、見る影もなくるほど落ちぶれている。
聡美「全員受け入れる気ですか?」
琴歌「そ、それは・・・・」
?「まぁまぁ〜落ち着いて欲しいですぅ〜。カッコいい男の人なら沢山いた方がぁ〜仕事のやる気もでますしぃ〜」
聡美「・・・・・」
そしてもう一人、彼女は田崎恵。間延びした口調でイライラさせる女
彼女を事務員要員として、お嬢様は採用したみたいだけど・・・完全に失敗
5 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/01(日) 23:55:29.81 ID:XHqf3qlQ0
>>3
あります。全てのアイマスの作品は一応誰かは出します
聡美「次の方。どうぞ・・・」
ガチャッ
「失礼します」
聡美「えっと・・・名前は・・・紺野くんね」
「はい・・・紺野です」
聡美「16歳・・・若い。なんでこの西園寺プロダクションに来たの?」
紺野「えっと・・・・アイドル業界に興味があったんです」
紺野「今の時代はアイドル戦国時代。様々なアイドルが誕生しては消えていく・・・・」
紺野「そんなアイドル達とともに一時代を築けたらいいなぁって」
紺野「思って応募しました」
聡美「ふーん・・・・」
琴歌「ではどんなアイドルなら一緒にやっていけると思いますか?」
紺野「えっ・・・」
琴歌「誰でも良いです。どんな今いるアイドルでも昔のアイドルでも」
紺野「えっと・・・・えーっと」
聡美(もしかして、アイドルの事全然知らない?)
紺野「・・・・・うーん」
↓コンマレス
1〜20 答えられない 21〜30 小早川瑞樹 31〜40 よっくん 41〜50 近藤聡美
51〜60 日高舞 61〜70 東郷時麗華 71〜80 如月千早 81〜90 伊吹翼 91〜100 八宮めぐる
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/02(月) 06:47:23.32 ID:vb0bY/tFO
あ
7 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/03(火) 22:02:31.71 ID:JZ54nwRN0
紺野「よっくん・・・」
聡美「よっくん?もしかして西園寺プロダクションに昔居た」
恵「分かりますぅ〜よっくんって凄く魅力的なんですよねぇ〜」
恵「菊地真くんとか後追いの系列は居ますけどぉ〜彼女には遠く及びませんよねぇ〜」
紺野「そう。あの菊地真なんて全然大したことない」
聡美「その菊地真はどこのプロダクション所属でしょう?」
紺野「えっ・・・」
聡美(やっぱり全然知らない・・・)
聡美(まさかこの程度も知らず、うちに来たの?)
紺野「えっと・・・・えーっと」
↓コンマレス
1〜20 答えられない 21〜40 765プロ 41〜60 こだまプロ 61〜80 913プロ 81〜100 961プロ
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/04(水) 00:52:45.10 ID:TRQrE/Sdo
あ
9 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/04(水) 22:49:49.34 ID:Dm8+gdYA0
紺野「わかりません」
恵「・・・・・・」
聡美「・・・・・・」
琴歌「まぁ・・・そうですね。うふふ」
聡美(さすがのお嬢様でも声が出ないか・・・・菊地真の所属している事務所も言えずに来るなんてね)
聡美「それでは次の質問は・・・・」
・・・・・・・
聡美「終わった終わった・・・」
琴歌「お疲れ様です」
恵「私もいっぱい相手の話を聞いて疲れたですぅ〜」
恵「TwitterとInstagramの更新しなきゃ〜」
聡美「まぁ・・・・最終的に決めるのはお嬢様ですから。ちゃんと決めてくださいね」
琴歌「なんとか一週間以内に決めます」
聡美「頑張って・・・・それじゃあ私は引き上げるから」
10 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/04(水) 22:59:42.02 ID:Dm8+gdYA0
居酒屋
カランカランッ
?「遅かったわね。10分遅刻よ」
聡美「ごめん、玲子。仕事で遅れてしまって」
尾崎玲子「珍しいわね。聡美が仕事に熱中するなんて・・・・」
玲子「仕事なんていつも17時に帰るって言っていたのに」
聡美「色々あってね・・・・面倒なのよ」
彼女は尾崎玲子。フリーのプロデューサー・・・・いや今は876プロにいるんだっけ?
玲子「それじゃあ一杯目は何にする?」
聡美「ビールで・・・」
私にとって彼女は古くからの付き合いであり、今でも続いている
11 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/04(水) 23:08:20.33 ID:Dm8+gdYA0
・・・・・・・
聡美「アンタのところのアイドル。水谷絵理・・・また曲がヒットしているみたいね」
玲子「彼女は才能が凄い・・・もっともっと売れる」
聡美「そうなの・・・玲子は昔からそういう才能はあったから」
玲子「・・・・・・」
玲子「私よりも聡美の方がある」
聡美「いや、私なんて」
玲子「一体今は何しているの?まさかまだアルバイトとか」
聡美「・・・・そんな感じ」
玲子「もう30近いのよ。そろそろ本格的に将来を見据えて」
玲子「876プロに来ない?」
聡美「876プロに・・・・」
玲子「あそこには日高舞の娘も居て・・・結構面白いの」
玲子「聡美なら絶対気に入ると思うわ」
聡美「アイドルからはもう関わりたくないのよね〜」
玲子「・・・・・・」
12 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/04(水) 23:15:33.05 ID:Dm8+gdYA0
玲子「・・・・・五十嵐社長」
聡美「!!!!!」
玲子「最近聞いたんだけど死んだみたいよ」
聡美「・・・・・」
玲子「聡美が恨んでいるあの社長もこの世にはいない・・・・」
玲子「だからこそ・・・・前を向いて・・・・」
聡美「無理よ・・・壊れたものは2度と戻らない」
聡美「私にはあの時のようにはなれない」
聡美「例え憎き相手が消えようが・・・・」
聡美「私は永遠に恨み続ける」
玲子「聡美・・・・」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/05(木) 11:32:38.68 ID:ZPoGMBw2O
どうでも良いけど蘇るの誤植は意図的なものなのか
14 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/07(土) 18:36:02.18 ID:kCCqqG5w0
1週間後
ジリリリリリリリリリリ
ジリリリリリリリリリリ
ジリリリリリリリリリリ
紺野「うるさいよ・・・・今日は土曜日・・・・」
ジリリリリリリリリリリ
ジリリリリリリリリリリ
紺野「うぁぁぁぁぁぁ、もぅ」
バンッ
「起きてください・・・休みの日だからって寝坊助はダメです」
紺野「寝かせてくれ・・・もう一時間」
「ダメです!!!」
ユサユサ
紺野「・・・・・・」
紺野「分かったよ・・・起きる」
15 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/07(土) 19:02:26.32 ID:kCCqqG5w0
リビング
「いただきます!!!!」
紺野「いただきます」
紺野「・・・・」
今日の朝食はトーストにベーコン・・・そしてスクランブルエッグ・・・・オレンジジュース
紺野「嬉しい・・・これほどまでに洋が揃っている」
「あまり好きではありません。日本人なら・・・・ご飯に納豆・・・・そして味噌汁に漬物だと思うのですが」
紺野「そうか?古い考えだと思うけど」
「いえ、毒されているだけです!!!」
紺野「あんまり大声を出したらまた怒られるよ」
ガチャッ
?「・・・そんなに日本食が食べたければ勝手に作ればいい」
「えっ・・・」
紺野「あっ・・・」
?「2度と食べるな」
ガシッ
「待ってください・・・なにも」
?「食べるな!!!」
「・・・・・そんなぁ」
紺野(可哀そうと思っていいのか?自業自得と思っていいのか?)
16 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/07(土) 19:36:15.91 ID:kCCqqG5w0
・・・・・
紺野「ごちそうさま」
?「郵便物がそういえば届いていましたよ」
?「西園寺琴歌と書かれていましたけど・・・・どなたですか?」
紺野「えっと・・・バイトの面接先のお偉いさん」
?「バイトの合否判定の通知って事ね」
紺野「・・・・・」ドキッドキッ
ビリビリ
紺野「・・・・・・・合格」
紺野「やった!!!!合格した」
?「・・・・・・おめでとう」
?「色々これから大変だと思うけど、頑張って」
紺野「うん!!!」
17 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/08(日) 01:21:25.97 ID:DKVrfxJI0
図書館
紺野「休みの日に行くとするなら、図書館は鉄板だな」
紺野「午前中はここに居よう」
紺野「しかし・・・受かったのは良いけど。アイドルの事全然知らない」
紺野「うーん。不安になるけど・・・・まぁ、なんとかなるか」
紺野「・・・・・・」
紺野「今は忘れて、本を読むことに集中しよう」
読む本
↓コンマレス
1〜20 冒険もの 21〜40 歴史もの 41〜60 探偵もの 61〜80 エッセイ 81〜100 日常系
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 05:39:06.03 ID:k+exkjkHO
!?
19 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/08(日) 14:14:33.31 ID:KsCYO9LCO
紺野「ここは冒険ものでも読むか・・・」
・・・・・・・
紺野「この辺の本は読んだからなぁ・・・新しいのは・・・・」
紺野「えっ・・・伝説の小説『カタハネ』がある」
群像劇の名作小説であり、冒険をしながら真実に迫っていくという・・・・何度も映像化や舞台化もしている
紺野「しかし、小説はあまり出回っていなくて・・・」
紺野「図書館に置いているなんてラッキーかもしれない」
紺野「これを読もう・・・・」
ドンッ
?「キャッ」
紺野「あ・・・・ごめん」
紺野「大丈夫?」
?「平気です。すみません。こちらこそ・・・・」
?「それよりもその・・・・小説」
紺野「カタハネの事か?」
?「あの・・・・借りるのですよね?」
紺野「そのつもりだけど。もしかして君もこれを?」
?「・・・・・」コクッ
20 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/08(日) 22:03:10.69 ID:DKVrfxJI0
紺野「・・・・・別に今すぐ読みたいってわけではない」
紺野「先に借りても良い」
?「本当ですか!!」
紺野「ああ。それに小説は読んではないが、映像化は何回も見た」
紺野「特に、音無琴美版のアンジェリカの演技は最高とまで思う」
?「・・・・・・確かにあの人の演技は素晴らしい」
紺野「音無琴美がこの映画の後に早死したのは残念だ」
紺野「もっと生きていれば大御所の大女優になれたのに」
?「子孫の方が継いでくれると私は信じています」
紺野「音無琴美に子供、良い年齢だしな・・・そろそろ舞台に出て来てもいいはずなのに」
紺野「もしかしたら、そっちの道には行かなかったのかもな」
21 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/09(月) 22:03:37.18 ID:lSobjhcs0
・・・・・・
結局読もうとした本はあの子に譲り、別の本を読むことにした
紺野「・・・・・アイドルの本でも読むか」
ここ50年のアイドルの歴史
50年前
スクールアイドル全盛期時代
いわゆる芸能プロダクションを介さず一般高校の生徒を集めて結成されたアイドルの事をスクールアイドルと呼んだ。
つまり芸能人ではなく、ご当地アイドルのような存在が当時のブームであり、主流であった
代表的なアイドル
■μ's
スクールアイドルの代名詞と呼べる人気アイドルグループ
活動時期は1年間のみであったが様々な伝説が残り・・・今でも語り継がれている
■A-RISE
こちらも人気のスクールアイドルグループ。メンバーのほとんどは高校卒業後も芸能界事務所にも入り長年活躍する
■Aqours
スクールアイドル中期に登場した。沼津のアイドルグループ
あの小原グループの会長も在籍していた。
■Saint_Snow
北海道の姉妹ユニットのスクールアイドル。実力や人気は高かったが無冠で終わった
■虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
後期に登場したスクールアイドル。他とは違い個々でソロ活動を行う異色の存在を放った
■ピッチ・カート
数々の不正やトラブルを起こし、スクールアイドル時代を終わらせた
この時代を題材にした作品
『ラブライブ!』
『ラブライブ!サンシャイン』
『えみつんは最高のリーダー』
『スクールアイドルの全て』
『山頂アタック物語』
紺野「スクールアイドルって言うのが流行った時代があったんだな。へぇー」
22 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/09(月) 22:40:23.91 ID:lSobjhcs0
40年前
バンドアイドル時代
この時代はアイドルの主戦場はバンド活動となる。その為数々のバンドアイドルグループが流行した
代表的なアイドル
■放課後ティータイム
バンドアイドルの先駆け。全国であずにゃんブームを巻き起こす。
■にゅーろん☆くりぃむそふと
奇抜なメンバーで活動を行う。息の長いグループ
■Poppin'Party
王道的なメンバーで構成されたこの時代の中心的なバンドアイドルグループ
■Glitter*Green
Poppin'Partyの先輩アイドルバンドグループ
■CHiSPA
メンバーの入れ替わりが激しいが、人気は保っていた怪物グループ
■Roselia
クールな印象が目立つグループ。しかし本人たちは意外にもお茶目
■Afterglow
放課後ティータイムの後継グループ。
■ハロー、ハッピーワールド!
DJのミッシェルは長年謎に包まれた存在であった。
■Pastel*Palettes
商業バンドとして人気は高かったが、それを良しとしないアンチも一定数いた
■Myself ; Yourself
男女混合のアイドルバンドグループ。様々なネタがあり、コアな人気があった
■Girls Dead Monster
メンバー全員が早死にしたため、三大幻のバンドと呼ばれている
■第二文芸部
三大幻のバンドの1つ。こちらもメンバーが早死にしたため活動期間は短い
■CaS
三大幻バンドの1つ。存在すら架空だと思われていたが近年の映像の発掘により、存在が確定した
この時代を題材にした作品
『けいおん!』
『ガールフレンド(仮)』
『バンドリシリーズ』
『エンジェルビーツ』
『フラグクラッシャー、フラグ一級建築士兄貴』
『キラ☆キラ』
『私が天使のなった理由』
23 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/11(水) 20:36:06.03 ID:z4XBGDQ20
30年前
この時代はアイドルの冬の時代と呼ばれ代表的なアイドルも少ない
しかし、この時代には後の765プロ社長の高木、961プロ社長の黒井が共同でプロダクションを切り盛りしたり
美城グループの専務であり、手腕を振るう美城敦子がアイドルをしたり、現在もアイドル界で活躍する人たちも現れ始める
代表的なアイドル
■美城敦子 シンデレラプロダクション(現346プロダクション)所属
アイドルというよりはプロデューサー寄りだった。現在でも346プロでアイドル達をプロデュースしている。
■金田百合子 新アイドル先駆け → 461プロダクション → 913プロダクション → 919プロダクション → 774プロダクション所属
給料を高く出してくれる事務所へ移籍を繰り返すアイドル。現在はゴールドプロダクションの社長
■神長瑠衣 919プロダクション所属
「ストレートラブ!」で一世風靡したアイドル。今でも人気は高い。
■歌田音 新アイドル先駆け → 461プロダクション
ラジオのDJとして有名な彼女もかつてはアイドルをしていた。
■音無琴美 461プロダクション所属
短命で時代を駆け抜けたこの時代ナンバー1アイドル。彼女の死がきっかけで高木と黒井は別々の道を歩むことになる
この時代を題材にした作品
【961プロと765プロの歴史】
【美城がゆく】
【時は金なり】
24 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/11(水) 21:05:01.72 ID:z4XBGDQ20
20年前
この時代からアイドルが次々と大量に出現し、アイドル戦国時代へと突入する
様々な個性を持ったアイドルおり、現在でも活躍する人物もいる。
代表的なアイドル
■日高舞 913プロダクション所属
活動期間3年間でありながら全ての曲がミリオンヒットする化け物アイドル
近年も復活して世間を騒がせた。娘もアイドルで876プロの日高愛
■柊志乃 913プロダクション → 346プロダクション → バッカスプロダクション所属
実力は高かったが、未成年飲酒を繰り返しその度に自粛していた為、売れるのが遅れた
■高橋礼子 763プロダクション → 346プロダクション → フリーランス
幼少の頃から大人の色気を出して、同世代とは変わったアイドル
■川島瑞樹 346プロダクション → 961プロダクション
346プロダクションの顔と言えば最近まで彼女だった。世代交代した後は961プロダクションへ移籍
■神山満月 961プロダクション所属
余命1年をアイドル活動に費やした伝説のアイドル。彼女の死がアイドル戦国時代へと少女達を駆り立てた
この時代を題材にした作品
【満月をさがして】
【961プロの野望】
【アイドル戦国時代の幕開け】
25 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/11(水) 21:29:32.69 ID:z4XBGDQ20
10年前
様々なアイドルが出現する中で天下を取ったのが346プロダクション
この時代には沢山のアイドルがいるが紹介したくてもしきれないため、数名だけ選出する
代表的なアイドル
■和久井留美 346プロダクション → 919プロダクション所属
趣味が仕事の仕事人間。不器用なアイドル
■三船美優 346プロダクション → こだまプロダクション所属
落ち着いている雰囲気で天然売りのアイドル
■高垣楓 346プロダクション所属
346プロダクションで現在もトップのアイドル。この時代で売れたアイドルで唯一の346プロに残る
■服部瞳子 346プロダクション → 913プロダクション所属
346プロダクション時代はあまり売れなかったが、移籍してブレイクした
■高峰のあ 346プロダクション → 961プロダクション所属
346プロダクションのアイドル達を大量移籍する原因を作った悪女。
■七海るちあ 太陽プロダクション所属
全国の少女たちに希望の歌を届ける
■櫻見枝絵留 プリンセスプロダクション所属
ドイツからの帰国子女。熱狂的なファンがいたが結婚して早々引退
■夏海里伽子 ファミーユプロダクション所属
有望なアイドル株であったが事故で引退
■花鳥玲愛 フリーランス
人の3倍活動するアイドル。早々にアイドル業を引退している
この時代を題材にした作品
【346プロの栄光】
【太陽の国を目指す者】
【アイドル火災】
26 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/14(土) 20:43:10.77 ID:naWQdGmf0
現在のアイドル
現在のアイドルは765プロがまだまだ成長すると考えらる。
しかし、961プロや361プロも負けてはいない
現在の代表アイドル
■如月千早 765プロダクション所属
一時期はスキャンダルがあり休業もしていたが無事復活した。
■星井美希 765プロダクション所属
実力があり、765プロダクションを引っ張る存在
■四条貴音 765プロダクション所属
ミステリアスな雰囲気でファンを虜にする面妖アイドル
■高山紗代子 765プロダクション所属
妥協や慢心をゆるさないアイドル。765プロのメンバーとは亀裂があると噂がある
■福田のり子 765プロダクション所属
アグレッシブなアイドル。765プロを抜け出して世界へ行くと噂もされている。
■伊吹翼 765プロダクション所属
765プロダクションに突如合われた新鋭。次々と賞を取り、今後が期待される
■獅子原玲音 961プロダクション所属
オーバーランクアイドル。765プロでも現在の彼女に勝てるアイドルは居ない。
■黒井詩花 961プロダクション所属
黒井社長の娘。961プロダクションの悪いイメージも彼女の活躍に期待
■日高愛 876プロダクション所属
あの日高舞の娘。確実にキャリアを積んでいる
■水谷絵理 876プロダクション所属
引きこもりの女の子だったが、876プロの手腕により売れるアイドルに変身した。
■ひかり&つばめ&のぞみ こだまプロダクション所属
通称新幹少女。こだまプロダクションの稼ぎ頭
■桜井夢子 フリーランス → 913プロダクション所属
かつてはフリーランスで活躍していたが今は913プロダクションに属している
■サイネリア フリーランス
ネットで活躍するアイドル。水谷絵理とはたまにコンビを組む
■東豪寺麗華 東郷寺プロダクション所属
東郷寺グループの令嬢。実力は高く人気も高い
■三条ともみ 東郷寺プロダクション所属
東郷寺プロダクションで活躍するアイドル。
■朝比奈りん 東郷寺プロダクション所属
東郷寺プロダクションで活躍するアイドル
■レッドショルダー 東郷寺プロダクション所属
東郷寺プロダクションの新鋭コンビ。
■佐野美心 DNAプロダクション → 東郷寺プロダクション所属
弱小のDNAプロダクションを救った救世主。しかし、東郷寺プロダクションに吸収される
■雪月花 花鳥風月プロダクション → 東郷寺プロダクション所属
かつてはコネなどを使ってやりたい放題のアイドルユニットであった。
東郷寺プロダクションで大人しくなり、方向転換した。
■桑山千雪 283プロダクション所属
新設の283プロダクションで売れ始めているアイドル
27 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/14(土) 22:25:43.48 ID:naWQdGmf0
紺野「・・・・・・」
聡美「へぇー、アイドルの本を読んでるのね」
紺野「あっ・・・近藤聡美さん」
聡美「受かったから勉強しているの気?」
紺野「・・・・・暇つぶしですよ。休みの日に図書館にはよく行きます」
紺野「それにお金もかからないし・・・色々と知識も付いて便利」
聡美「ふーん・・・・今は若者の活字離れが進んでいるというのに」
紺野「車輪の上に居る人間にはそうかも知れないけど・・・自分は違う。」
聡美「・・・・・・」
聡美「それで読んでみて、一番印象に残ったアイドルは?」
28 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/14(土) 23:44:16.54 ID:naWQdGmf0
紺野「うーん。選ぶならこの人かな」
紺野「如月千早」
聡美「如月千早・・・・765プロダクションの」
紺野「なんていうか、この人には惹かれるものがある」
紺野「曲を聞いてみたい・・・って思ってしまった」
紺野「彼女の代表曲って?」
聡美「蒼い鳥」
紺野「蒼い鳥・・・・・昼からCDショップに行ってみます」
聡美「今彼女は人気だから売り切れているかもね」
聡美「ネットで購入した方が早いわよ」
紺野「いや・・・今日はネット出来る日じゃないから」
聡美「ネット出来る日?」
紺野「家族で使う日を決めているんです。」
聡美「だったら、使える人に頼んでみれば・・・」
紺野「いや・・・今日は頼みにくい人で」
聡美「・・・・だったら私の家に来る?蒼い鳥くらいあるけど」
紺野「えっ・・・・」
聡美「どうする?」
紺野「・・・・・・・」
↓コンマレス
1〜50 家に行く 51〜100 行かない
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/18(水) 22:10:21.61 ID:MU27GnFFO
あ
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/18(水) 22:30:16.48 ID:L6IYzrHUO
みりあがいるし
こっちではバカ城みりあとでも名乗っとけ
31 :
バカ城
◆Q7mJf.GjJKSH
[sage saga]:2019/12/18(水) 23:46:17.38 ID:3xqSQ2Yo0
紺野「いや・・・今日はそういう気分じゃないです」
聡美「そう・・・」
紺野「それじゃあ・・・また。」
聡美「・・・・・」
聡美(しかし、どうしてこの子をあのお嬢様は選んだのか・・・)
聡美(これからの西園寺プロダクションに必要な人材だと思っているのか)
聡美(時間もあるようだし・・・・観察してみようかしら)
紺野「・・・・・・?」
32 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/18(水) 23:55:07.85 ID:3xqSQ2Yo0
公園
紺野「・・・・・・」
聡美「酷い・・・花火のゴミが沢山ある」
紺野「ここではよく、夜中に花火大会をする連中がいるんです」
紺野「後片づけもせずに帰る・・・」
サッ
聡美「掃除・・・」
聡美「もしかしていつも掃除している?」
紺野「まさか・・・自分はそんな善人者ではない」
紺野「ただの暇つぶし・・・」
紺野「よいしょっ」
聡美「・・・・・」
紺野「ここにもゴミ発見・・・」
紺野「ここにもあった」
聡美(本当にただの暇つぶし・・・ボラティア精神のある子なのかしら?)
33 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/19(木) 00:03:45.05 ID:9IAwg6cS0
訂正
聡美(本当にただの暇つぶし・・・それともボラティア精神のある子なのかしら?)
30分後
紺野「だいぷ片付いた・・・」
紺野「聡美さんは暇なのですか?」
聡美「別に暇ってわけじゃないけど・・・・なんとなく気になって」
紺野「ふーん・・・・」
聡美「貴方こそ、休みの日なんだから友達と遊んだりしないの?」
聡美「私が10代の頃はずっと友達と遊んでいたわよ」
紺野「・・・・人は孤独だ。いくら群れようとも最後は1人死ぬ」
紺野「だったら今のうちに一人でも生きていけるように・・・」
聡美「友達がいない言い訳ね」
紺野「!!!!!」
聡美「交わりがあるからこそ人なの、孤独では人は育たない・・・生きていけない」
紺野「だったら友達をください。30人くらい」
聡美「自分で作るものよ・・・」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/19(木) 08:11:05.32 ID:/mU2heVZO
アイマスはここじゃツェストビィエンがいるから
どれだけ頑張ってもあれの二番煎じ以下にしかならない
35 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/23(月) 22:18:21.35 ID:19Svy46B0
・・・・・・
スーパー
紺野「うん・・・ここの店はキャベツともやしが安い」
聡美「価格調査?まるで主婦ね」
紺野「・・・・・」
紺野「なんだこのもやしは・・・300円もする」
聡美「これは765プロのタイアップ商品ね」
紺野「高槻やよい家のもやしパーティー・・・・こんなものを買う奴がいるのか?」
オタクA「おっ・・・・まだ売っているでこざる」
オタクB「これを5つ買えば、765プロのグッズが貰えるんだ」
オタクC「ハァハァ・・・・やよいたん♪」
紺野「・・・・・」
紺野「なるほど、上級国民には売れているのか」
聡美「上級国民じゃないわよ。ただのアイドルファン」
36 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/23(月) 22:24:48.09 ID:19Svy46B0
紺野「いくらアイドルファンとはいえ」
紺野「あんな量も少ない、価格も高いもやしを買うのか」
聡美「5つ買えばグッズを貰える」
紺野「・・・・なっ」
紺野「だとしても」
聡美「765プロのブランドは凄いって事よ。多少の悪い製品でも売れる」
紺野「・・・・・」
紺野「最低だな。西園寺プロダクションはそんな汚い商売をしちゃだめだよ」
紺野「絶対に・・・」
聡美(アイドル界なんて汚い商売は当たり前なのよ・・・ピュアな少年君)
37 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/27(金) 10:52:34.45 ID:ZPtY6eEY0
店員「タイムセール。今ならもやしを10袋買うとなんと2袋の値段を割り引くよ」
店員「さらに30袋なら10袋の値段を引く」
紺野「うぉぉぉぉ、お得だ。大量に買うぞ。30袋買う」
聡美「もやしを30袋も買って良いの?」
紺野「安いんだから買うに決まっている」
紺野「この波に乗らねば」
聡美「・・・・・」
・・・・・・・・
店員「ありがとうごさいました」
紺野「♪〜」
紺野「今日はもやし祭りだ」
聡美「それだけ使うは大変よ」
紺野「大丈夫、大丈夫」
紺野「これくらいすぐに消費しますよ」
?「あっ・・・・」
紺野「珠美・・・さん」
脇山珠美「こんなところで偶然会うなんて」
紺野「今日は学校に行っているはずでは」
珠美「剣道の練習は終了したのが早かったんです」
珠美「だから買い物もこんなにたくさん」
珠美「もやしも買いました!!!!」
38 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/27(金) 11:09:15.01 ID:ZPtY6eEY0
紺野「もやし・・・まずい。もしかして30袋買った?」
珠美「安かったんです。当然買います!!!!」
紺野「二人合わせて60袋・・・・うわぁ」
聡美「この人は貴方の恋人?」
珠美「//////」
珠美「なっ・・//なっ・・・////」
紺野「・・・・・」
紺野「ねぇ聡美さん。今夜家に来て夕飯を食べていかないですか?」
聡美「夕飯・・・別に良いけど」
紺野「よしっ、これで少しはもやしを消費できる」
39 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/27(金) 12:07:33.32 ID:ZPtY6eEY0
・・・・・・
聡美「なかなか大きな家ね。金持ちなの」
紺野「まさか・・・贅沢な暮らしなんて出来ない」
ガチヤッ
珠美「ただいま帰りました!!!!」
紺野「相葉さんと・・・水本さん・・・・そして岡崎さんと早坂・・・」
紺野「結構な人が帰ってきているな」
相葉夕美「おかえりなさい」
水本ゆかり「えっと・・・凄い量のもやしですね」
岡崎泰葉「おそらく・・・タイムセールでたくさん買ったのでしょう」
早坂美鈴「これだから単細胞人間は・・・・安物買いの銭失いって言葉を知らないのか?」
聡美「凄い・・・ハーレムじゃない。みんな貴方の彼女?」
紺野「この人たちは居候の人間です。身寄りのない彼女達を引き取った」
夕美「初めまして、相葉夕美と言います。よろしくお願いします」ペコリッ
聡美(なんだ・・・全員と愛人関係を結んでいるのかと思った)
40 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/28(土) 15:53:29.83 ID:AHWoJM0o0
ゆかり「水本ゆかりです・・・」
泰葉「岡崎泰葉です」
美鈴「・・・・・早坂美鈴だ」
美鈴「そこのオバサンは彼女か?」
聡美「オバサンって・・・まだ私は20代よ」
美鈴「ウチからしたらババアだ!!!」
紺野「こらっ、何を言っている」
珠美「そうですよ・・・・年上の人になんて事を言うのですか!!!!」
紺野「この人は彼女ではない。バイト先の上司だ」
珠美「そ、そっちですか・・・・」
紺野「あっ・・・・ババア呼ばわりは良くない」
紺野「ちゃんと謝れ」
美鈴「事実を言っただけだ」
夕美「ごめんなさい・・・失礼な事を言ってしまって」
聡美「気にしていない・・・無礼な餓鬼に腹を立てるほど・・・未熟では無いわ」
聡美「私の娘だったらこんなこと言ったらぶん殴るけど」
紺野(絶対気にしているな・・・)
41 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/28(土) 20:10:28.99 ID:AHWoJM0o0
台所
聡美「この家では何人の人が暮らしているの?」
紺野「最大は12人。全員が揃うことは無いけどね」
聡美「・・・・・・」
紺野「・・・・・・」
紺野「早坂美鈴の事は自分からも謝ります」
聡美「彼女は教育がなっていない今時の子ね」
紺野「・・・・・ずっと施設で暮らしていたみたいです」
紺野「そして施設でいじめられて、居場所も無かった」
紺野「典型的な車輪の下の人間だ」
聡美「・・・・・」
紺野「さっ・・・パーッと行きますか。」
紺野「もやしパーティを・・・・」
42 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/29(日) 13:16:51.78 ID:irxuvGPB0
もやし料理の王道と言えば、1つしかない
ホットブートでもやしを焼いて・・・食べる。
ジュワァァァァァァ
珠美「いい音がします!!!!」
夕美「うん」
美鈴「もやし60袋を消費するなら・・・・1人、8.6袋・・・・・」
泰葉「無理に食べなくても、数日に分けて食べれば」
ゆかり「もやしが少し痛んできています・・・今日中に消費しないと危ないかもしれない」
美鈴「まったく・・・」
珠美「珠美はお腹がかなり空いていますのでたくさん食べられます」
ゆかり「私はダイエット中なので・・・・よろしくお願いします」
夕美「私もお昼沢山食べたから・・・・」
珠美「心配いりません!!!」
紺野「流石武道っ娘。頑張ってください」
聡美「君は食べないの?」
紺野「あんまり大食いってキャラじゃないので」
紺野「応援する側に回る」
43 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/29(日) 13:31:44.81 ID:irxuvGPB0
ジュワァァァァァァ
紺野「そろそろ、焼けてきた」
紺野「特製のたれをかけるよ」
ジュワァァァァァァァァァァァァァァァァァ
泰葉「良い匂い」
夕美「うん・・・・美味しそう」
紺野「どうぞ、召し上がれ!!!!!」
珠美「いただきまーす」
パクッ
美鈴「・・・・・・」
パクッ
ゆかり「頂きます」
パクッ
聡美「なにこれ・・・・甘っ」
紺野「隠し味に蜂蜜を入れてみました」
聡美「は、蜂蜜!!!」
美鈴「馬鹿・・・こんなもの食えるか!!!!」
夕美「うーん・・・・ちょっと甘すぎるかな」
44 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/29(日) 13:42:12.50 ID:irxuvGPB0
美鈴「冗談じゃない・・・ウチはもういらん!!!!」
美鈴「あとはオマエが処理しろ」
ガシッ
紺野「おい。抜け駆けは禁止だ。全員で処理する」
紺野「完食するまでここから出られない・・・・全部食うんだ」
美鈴「ふ、ふざけるな!!!!」
泰葉「残したら怒られちゃいますよ」
夕美「そうだね・・・絶対に残すことは出来ない」
美鈴「くっ・・・・・」
聡美「・・・・・」
地獄の夕食が始まった
45 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/29(日) 23:38:36.46 ID:irxuvGPB0
ジュワァァァァァァ
聡美「甘っ・・・」ムシャムシャ
美鈴「・・・・くっ」パクパク
泰葉「・・・・」モグモグッ
珠美「うーん・・・・」モグモグッ
紺野「みんな。味を変えてみたタレを用意したよ」
聡美「・・・・今度は大丈夫なの?」
紺野「ああ、食べてみてください」
夕美「じゃあ貰うね」
夕美「・・・・・たれをつけて」
パクッ
夕美「うげっ・・・・味があってないよ。余計に味が悪い」
紺野「蜂蜜の配分を変えてみたけど。ダメか・・・・」
聡美「料理下手?それともわざと?」
泰葉「前までは普通に料理を作っていたのですけど、学校のとある先輩の影響で変な遊び癖を覚えてしまって・・・・」
ゆかり「・・・・・・」
紺野「・・・・・」パクッ
紺野「本当だ・・・・まずっ」
46 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/30(月) 00:32:19.48 ID:Hyap3wgg0
珠美「気合です。どんな味だろうと・・・気合で食べればなんとかなります」
珠美「はぁぁぁぁぁぁぁ」
パクッパクッパクッ
紺野「頑張れ・・・・珠美さん。いっぱい食べて消費するんだ」
美鈴「オマエも食え・・・全然食べてないだろ」
紺野「食べてるよ・・・ほらっ」パクッ
聡美「全然食べてないわよ・・・私も見ていたけど」
紺野「・・・・・・」
ゆかり「女の子に処理を任せるなんて、情けないです」
ガチャッ
?「ご飯の香りがするっちゃ」
紺野「おお、援軍が来た。」
聡美「この子も居候の1人?」
聡美(幼い子が来たけど・・・)
紺野「首藤葵・・・6人いる居候の最後の1人」
首藤葵「うちの名前は首藤葵。よろしくねっ♪」
47 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/30(月) 01:14:17.48 ID:Hyap3wgg0
聡美「私の名前は、近藤聡美・・・よろしく。」
紺野「聡美さんは自分のバイト先の上司」
葵「ああ、西園寺プロダクションね」
夕美「それで・・・他のみんなは?」
葵「今日は向こうで泊まるみたいやけん」
ゆかり「最近・・・体調が悪かったですからね」
泰葉「・・・・」
美玲「そんなことはどうでも良いから、早く晩御飯を食べろ」
美玲「今日中に処理しないといけないんだよ。誰かさんのせいでな!!!!!」
葵「お腹空いている・・・・」
葵「もやし炒めだっちゃ・・・あたしは大好物なんよ」
紺野「沢山あるよ」
葵「頂きまーす」
葵「・・・・・」パクッ
48 :
◆ssoeFE9sjAA9
[sage saga]:2019/12/30(月) 12:17:22.20 ID:Hyap3wgg0
葵「甘い・・・味付けが濃いけんね・・・もう少し味付けを変えれば」
葵「ちょっと待ってて」
聡美「・・・・・」
紺野「聡美さん・・・・彼女は滅茶苦茶料理上手いですよ」
紺野「ここから料理を再生する。」ドヤッ
聡美「何誇っているのよ。もとはと言えば貴方が変な味付けをするから悪いのに」
数分後
葵「みんなお待たせっちゃ♪」
葵「これでなんとかなるけんね」
ジュワァァァァァァ
美玲「・・・・・・」
パクッ
美玲「美味しい・・・」
泰葉「うん・・・この味ならご飯が進みそう」
聡美「本当ね。これは凄い。あんな甘い料理からよく持ち直した」
葵「♪」
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