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【安価】様々なキャラクターで聖杯戦争【コンマ】
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102 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 19:05:52.27 ID:EZ61BeM40
入江「これでサーヴァントだろうと、アホは存在するという事が分かった訳だ」
入江「場所は新都、と。動画も今あがったばかりか」
なのは「ど、どうします? 現場に向かいますか?」
入江「そうだな。ここは―――」
1.現場に向かう
2.今日は止めとく
3.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 19:08:41.27 ID:qrAISzXL0
1
104 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 19:33:45.44 ID:EZ61BeM40
入江「現場に向かうか」
入江「どんな奴等か実際に見ておくぞ」
なのは「了解です」
『アサシン陣営・2 終了』
―――
次に書く陣営を下から選択してください。
1.アーチャー陣営
2.アベンジャー陣営
3.バーサーカー陣営
↓1
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 19:34:08.26 ID:u5lKldynO
2
106 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 19:42:30.24 ID:EZ61BeM40
『アベンジャー陣営・2』
スティーブ「どうだ、何か発見できたか?」
飛龍「そうですね。一ヵ所気になる所が」
飛龍「戦闘の痕…ですかね? 半壊した道場が見つかりました」
蒼龍「魔力反応も僅かにあるね」
スティーブ「既に戦いは始まっているか…」
スティーブ「その周囲に人影は?」
飛龍「軽く偵察した感じではいないですけど…」
蒼龍「このまま哨戒を継続すれば誰か見つかるかも…」
飛龍「頑張って、妖精さん達!」
コンマ判定
75以下で情報ゲット
+
30以下で更なる情報ゲット
↓1
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 19:43:21.24 ID:0IdSs5fs0
いよっ
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 19:43:22.84 ID:u5lKldynO
:
109 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 19:59:41.43 ID:EZ61BeM40
飛龍「いた…!」
飛龍「白い外套を着た女性と、その人に背負われている男性が一人!」
飛龍「…今、商店街の中に入っていきました」
スティーブ「やるな、飛龍。これで一組の所在は判明したか」
蒼龍「…あれ、ちょっと待って。今こっちにも人影が」
蒼龍「でも…上手く隠密行動してるみたい。完全に姿が捉え切れない…!」
スティーブ「飛龍、偵察機を何機か蒼龍の方に回してくれ。数であぶり出すんだ」
飛龍「了解!」
飛龍「…っと、捉えた! 白髪の子ども…かな?」
蒼龍「幾ら夜って言っても、気配の消し方が凄いよ。多分アサシンとかじゃないかな」
飛龍「辺りを回りながら何かしてるみたいだけど…」
110 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 20:05:37.12 ID:EZ61BeM40
蒼龍「あ、また移動し始めたよ!」
飛龍「くっ、要所要所で見失いかける…!」
蒼龍「何とか拠点を特定できると良いけど…」
コンマ20以下でアサシンの拠点判明。
コンマ判定
↓1
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 20:07:10.93 ID:0IdSs5fs0
いよっ
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 20:07:15.99 ID:qrAISzXL0
d
113 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 20:17:56.43 ID:EZ61BeM40
飛龍「あ…!」
蒼龍「うわ、消えた…!」
飛龍「すみません、マスター。見失っちゃいました…」
スティーブ「いや、仕方ないさ」
スティーブ「二人もサーヴァントの姿を確認できたんだ。充分さ」
スティーブ「それに一人に関しては場所も特定できているんだ。出来過ぎなくらいだ」
スティーブ(さて、ある程度情報は得られた)
スティーブ(次はどう行動するかだが―――)
1.アサシンに関して更なる情報収集を行う
2.女性サーヴァントに狙いを定める
3.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 20:22:11.78 ID:u5lKldynO
1
115 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 20:38:53.06 ID:EZ61BeM40
スティーブ「アサシンと思われるサーヴァントの情報を集めよう」
スティーブ「3時間交代でアサシンが消えた付近の哨戒を続けよう」
スティーブ「動きがあれば姿を見せるだろう」
飛龍「了解」
蒼龍「OK、任せて」
『アベンジャー陣営・2 終了』
―――――
次の陣営を選択してください。
1.アーチャー陣営
2.バーサーカー陣営
↓1
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 20:39:38.33 ID:0IdSs5fs0
2
117 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 20:44:12.39 ID:EZ61BeM40
ちょっと休憩。
お風呂入ってきます。
118 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 21:34:49.41 ID:EZ61BeM40
再開します。
119 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 21:35:23.48 ID:EZ61BeM40
『バーサーカー陣営・2』
桐山「………」
桐山和雄は一人、新都を歩いていた。
目指すは深山町。そこにいるマスター達の抹殺であった。
彼は一直線に市街地を通り、新都と深山町とを分ける冬木大橋を目指す。
その近くではライダーとセイバーが軽い騒ぎを起こしている。
その騒ぎが、桐山に届く事は―――、
コンマ判定
コンマ30以下でライダーたちの騒ぎに気付く。
↓1
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 21:36:15.52 ID:/L+BTBItO
ん
121 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 21:59:46.17 ID:EZ61BeM40
その騒ぎが、桐山に届く事はなかった。
何も知らぬ桐山は遂に冬木大橋へ到達する。
そうして、橋を渡り合えたその時だった。
桐山は……いや、桐山の中にある『DG細胞』がサーヴァントの気配を察知する。
桐山とは反対の方向から歩いてくる者達。
少女と、中年男性の組み合わせだ。
サーヴァントは少女の方であった。
向こうは桐山の存在に気付いていない。
桐山は無機質に二人を見やり―――、
1.一旦見逃し、後をつける。
2.不意をつき、攻撃をしかける。
3.自由回答(内容によっては再安価)
↓1
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 22:07:46.27 ID:qrAISzXL0
1
123 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 22:20:27.70 ID:EZ61BeM40
桐山はただ黙って、すれ違った。
手を伸ばせば届く程の距離まで近付き、だがそれでも何もしない。
少女達も、桐山の存在をNPと捉えたのだろう。反応は一切ない。
再び距離が離れた所で桐山が振り返り、二人の尾行を始めた。
無機質なまるで昆虫のような瞳でもって、桐山は一組のサーヴァント達の監視を続けていく。
『バーサーカー陣営・2 終了』
124 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 22:25:22.16 ID:EZ61BeM40
『アーチャー陣営・2』
ヴァッシュ「どうだい? 何か見つかった?」
レオ「んー、何か至って平穏な街並みですねえ」
レオ「こうしてみるとこの街も広すぎて、中々…」
ヴァッシュ「ま、もうちょい粘ってみようぜ。こういうのは根気の勝負だよ」
125 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 22:26:15.28 ID:EZ61BeM40
すみません、中途半端に投下しちゃいました。
正しくは下で。
―――
『アーチャー陣営・2』
ヴァッシュ「どうだい? 何か見つかった?」
レオ「んー、何か至って平穏な街並みですねえ」
レオ「こうしてみるとこの街も広すぎて、中々…」
ヴァッシュ「ま、もうちょい粘ってみようぜ。こういうのは根気の勝負だよ」
レオ「そうっすよねぇ」
レオ(うーん、何かないかなあ…)
アーチャー達は何かを発見できる?
コンマ70以下で情報入手
↓1
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 22:37:50.67 ID:y58HvE5tO
ほい
127 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 22:44:09.93 ID:EZ61BeM40
レオ「おっ…向こうの方で何かが…」
レオ「ステーキ屋さん? の中で騒ぎが起きてるみたいですね」
ヴァッシュ「どれどれ…。って、よく見えるなあ! 俺でもギリギリだよ」
レオ「いやいや、それ程でも」テレテレ
レオ「えっと、店の中で麦わら帽子の男と青いドレスの美女が大食い対決してるみたいですね」
ヴァッシュ「は〜、店の中まで見えるとは凄いねぇ」
レオ「いや、まぁ。何とかですよ、何とか」
レオ「多分二人ともサーヴァント、だとは思うんですよね」
レオ「…何で大食い対決してるかは疑問ですけど」
ヴァッシュ「確かに」
128 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 22:48:55.68 ID:EZ61BeM40
ヴァッシュ「どうする? もう少し様子を見ているかい?」
ヴァッシュ「やろうと思えば、狙撃もできるけど」
レオ「こ、この距離からですか?」
ヴァッシュ「まぁね。ただ得物の都合上、もうちょい距離は詰まってた方が良いかな」
レオ(す、すごいな、ヴァッシュさん…)
レオ(ここは―――)
1.観察を続ける
2.狙撃をする
3.自由回答(内容によっては再安価)
↓1
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 23:03:19.05 ID:y58HvE5tO
1
130 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 23:11:25.92 ID:EZ61BeM40
レオ「もうちょい監視しておきましょう。二人がどう行動するかも気になりますし」
ヴァッシュ「了解。警戒するに越したこともないしね」
レオ「さぁ、どうなるか―――」
『アーチャー陣営・2 終了』
―――
【情報まとめ】
『新都』
・セイバー陣営、ライダー陣営 ステーキ屋にて同盟を結ぶ。
・アーチャー陣営 ビル街屋上よりセイバー、ライダー陣営を監視中
『中央』
・キャスター陣営 セイバー、ライダー陣営がいる方へ移動中
・バーサーカー陣営 キャスター陣営を尾行中
『深山町』
・アサシン陣営 学校に休息中
・アベンジャー陣営 円蔵山に潜伏しつつアサシン陣営を見張り中
131 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 23:12:36.06 ID:EZ61BeM40
次に書く陣営を選択してください。
1.セイバー・ライダー陣営
2.キャスター陣営
↓1
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/27(水) 23:19:43.16 ID:qrAISzXL0
1
133 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/27(水) 23:28:21.83 ID:EZ61BeM40
今日はこれで終了。
次回はセイバー・ライダー陣営を中心とした一連の流れを進行していきたいと思います。
明日夜に再開する予定です。ありがとうございました。
134 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 18:20:52.54 ID:ysAclZFg0
では再開します。
135 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 18:21:54.96 ID:ysAclZFg0
『セイバー・ライダー陣営3』
さやか「祝! 同盟成立!」
さやか「と、いう訳で、皆さんよろしくお願いします」フカブカー
愛里寿「いえいえ、こちらこそ」フカブカー
セイバー「決まったのであれば仕方ありません。共に力を合わせましょう、ライダー」
ルフィ「おう! よく分からねえけど、よろしく!」
愛里寿「…さやかのサーヴァントは礼儀正しいし、言う事は聞くし、羨ましい…」
さやか「あー、ライダーは何だか大変そうだよね」
愛里寿「うん。さっきもすぐどっか行っちゃったし、私のことキライっていうし」グス
ルフィ「だって、弱っちいし、ウジウジしてるしよー」
ルフィ「やっぱキライだなー」ナハハ
愛里寿「」ガーン!
さやか「こら! そんな事いわないの!」
セイバー「ライダー、それは淑女に対する物言いではありませんよ」
ルフィ「でもよー」
136 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 18:35:15.15 ID:ysAclZFg0
セイバー(それにしても未知数ですね)
セイバー(粗暴な振る舞いの割に、隙は無い)
セイバー(確かにサーヴァントとして召喚されるだけの実力はありそうですが…)
さやか「よーし、同盟が決まったところで、まずは何をしようか!」
さやか「愛里寿、まかせた!」
愛里寿「え?」
さやか「だって、愛里寿すごい冷静だしさー。私より頭も良さそうだし」
さやか「さやかちゃんは頭脳労働が苦手なのです!」
さやか「だから、任せた!」
愛里寿「ええ…」
愛里寿(…まぁ、良いけど)
愛里寿(単純に戦力は増えた…他の陣営が手を組んでいない限り、一番有利な立場といっても良い…)
愛里寿(二人のサーヴァントに二人のマスター…)
愛里寿(…今やる事は―――)
セイバー・ライダー同盟はどう行動する?
自由記載(内容によっては再安価)
↓1
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/28(木) 18:41:59.30 ID:m5xyNJ5VO
鍛錬とか簡単な魔術の使い方を学んだりとか
138 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 18:55:34.68 ID:ysAclZFg0
愛里寿「まずは少し鍛錬をつもう」
愛里寿「サーヴァントの戦い方や魔術に関して、知識として知らされてはいるけど、未知数なところが多い」
愛里寿「練習をすれば、出来る事は増える筈」
さやか「確かにそうだね。私、セイバーのこと何も知らないしなあ」
さやか「そう考えると一旦腰を落ち着けて特訓するのも良い気がするね」
愛里寿「私もライダーのこと何も知らない」
愛里寿「多分、それは他の陣営も同じな筈」
愛里寿「少しでも現状を把握しておこう」
さやか「そうしよう! セイバーもそれでいい?」
セイバー「異存ありません。自分たちの状況を見直す事は大切なことです」
ルフィ「えー、おれは冒険した―――」
セイバー「ライダーも! ―――異存ありませんね」ゴゴゴ
ルフィ「お、おう」
愛里寿(あのライダーを威圧して制御した…! スゴイ…!)
139 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 18:58:50.04 ID:ysAclZFg0
さやか「でも、特訓ってどこでしようか?」
愛里寿「出来るだけ一目が付かず、少しくらい物音を立てても気付かれない所がいい」
さやか「そうすると―――」
1.港はどうだろう?
2.教会や墓地の方は?
3.郊外の森の中かな?
4.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/28(木) 19:04:06.13 ID:jQD9c7Gn0
3
141 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 19:35:06.54 ID:ysAclZFg0
さやか「郊外の森の中かな?」
セイバー「確かにあそこなら最適でしょう」
愛里寿「良いと思う」
さやか「じゃあ、移動しよっか!」
愛里寿「おー」
――――
『キャスター陣営・3』
入江「アイツ等、手を組んだようだな」
なのは「本当だ。そういう戦い方もあるんだね」
入江「あるに決まってるだろう。利害が一致すれば、だがな」
なのは「そっか…そうだよね」
入江「だがな、組むとするなら相手を考えた方が良い」
入江「下手をすれば足元を掬われ、後ろから撃たれる」
なのは「…難しいですね」
入江「色々とな」
142 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 19:37:42.29 ID:ysAclZFg0
入江(さて、奴等はどこかへ移動を始めるようだ)
入江(俺達はどうするか…)
キャスター陣営はどう行動する?
自由記載(内容によっては再安価)
↓1
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/28(木) 19:47:52.75 ID:x5o3Nyk9O
レッツストーキング
144 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 20:04:37.72 ID:ysAclZFg0
入江(…もうちょい探っておくか)
入江「ほんじゃま。ストーキングタイムだ」
入江「情報を垂れ流してくれるまで尾行だ、尾行」
入江「ちゃんと気配消しとけよ」
なのは「了解です。入江さん」
入江「……!」
なのは「? どうしたんですか?」
入江「……もう一回」
なのは「は?」
入江「もう一回、呼んでくれない?」
なのは「えっ、やだ……」ヒキッ
入江「一回! 一回だけでいいから!
入江「今度は文学さんって! できれば上目遣いで!」
なのは「いやですよ! 何かいや!」
145 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 20:14:27.13 ID:ysAclZFg0
入江「………」ジッ
なのは「そ、そんな物憂げな眼で見ても駄目ですよ…!」
入江「父さん、僕のサーヴァントは名前すら呼んでくれないみたいだ…」
なのは「うっ……」
入江「……いや、良いんだ。無理を言った僕が悪いんだから…」
入江「二人の関係性を深めるため、ただ純粋な気持ちで頼んだだけなのに…」
入江「名前を呼んで欲しいっていう、ただそれだけの願いなのに…」
入江「こんな些細な事を願うことすら悪なんですよね……」
入江「……ああ、その通り、その通りだよ……はぁ」
なのは(な、何だか私が悪いみたいになってる…!)
なのは(で、でも、さっきの言い方には絶対下心があったもん!)
入江「名前すら呼んでくれないサーヴァントなんて、心が狭い狭い…」
入江「あぁ、もっと心の広いサーヴァントと組みたかったなぁ…!」
なのは「」カチン
なのは「分かりましたよ!」
なのは「一緒に頑張りましょうね、文学さん! ―――はい、これで良いんでしょ!」
入江「気持ちがこもってない。やり直し」ハナホジホジ
なのは「むきー!」
146 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 20:19:38.55 ID:ysAclZFg0
入江「おふざけは置いといて」
なのは(ふざけてたのは入江さんじゃない!)
入江「奴等、移動するようだ。後を付けるぞ」
なのは「分かりましたよ、もう!」
―――
『バーサーカー陣営・3』
キャスター陣営の後を付けていた桐山は、更に二組のサーヴァント達を発見した。
麦わら帽子の男と、青色の外套を着た女性。そして、そのマスター達。
これで三組。
サーヴァント達の姿を確認した事になる。
三組のサーヴァント達を見て、桐山は―――
1.監視を続ける
2.様子見に戦闘をしかける
3.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/28(木) 20:25:44.45 ID:MQTvxj+V0
2
148 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 20:29:35.83 ID:ysAclZFg0
桐山が、駆け出す。
感情の機微もなく、ただ前に。
彼が狙ったのは―――、
コンマ偶数:セイバー、ライダー陣営
コンマ奇数:キャスター陣営
↓1
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/28(木) 20:38:36.35 ID:05L7C1gsO
ね
150 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 20:47:01.31 ID:ysAclZFg0
キャスター陣営へ攻撃を仕掛けた。
狙うはマスターである入江文学。
一直線に踏み込み、その顔面へ掌底を叩き込む。
桐山の一撃は―――、
コンマ30以下で攻撃成功
↓1
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/28(木) 20:47:53.06 ID:05L7C1gsO
ん
152 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 21:15:16.32 ID:ysAclZFg0
入江の顔面を捉えた。
素人であれば、例え不意打ちであったとしても、入江に攻撃を当てる事は不可能だったであろう。
入江は生涯の殆どを鍛錬に費やした、格闘術のエキスパート。
そんな男に一撃を与えるなど、素人では……いや、格闘技を学んだ者であっても困難。
だが、桐山はそれを可能とした。
桐山は先の殺し合い―――バトルロワイアルにて、中国拳法の達人と戦い、その技術を会得している。
例え入江が超一流の格闘家とはいえ、中国拳法の達人からの不意打ちを受けたのであれば、完全に捌くのは不可能。
結果―――、
入江「ぐおっ……!」
なのは「入江さん!?」
入江(中国拳法……? サーヴァントか……!? いや、だが、それにしては……!)
なのは(嘘、全然サーヴァントの気配がしなかった……! いや、今だって……!)
桐山「………」ダン!
更に踏み込む桐山。
間になのはが割り込む。
なのは「シュート!」
桐山「!」
数発の射撃魔法が不規則な軌道で桐山に殺到する。
後方に跳びはね回避する桐山だったが、全ては避けきれない。
一発の射撃魔法が、その胸部で炸裂した。
153 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/28(木) 21:35:35.81 ID:ysAclZFg0
地面に転がる桐山。
その隙に入江は体勢を整える。
入江「つけられてるじゃねーか。サーヴァントの気配とやらは感じなかったのか?」
なのは「感じなかったですよ…!」
入江「気を抜いては?」
なのは「ないです」
なのは「というか、今だってサーヴァントの気配は感じません! この人、多分―――」
入江「―――サーヴァントじゃない、か…」
入江(どういう事だ? 近くにサーヴァントを待機させ、更なる不意打ちを狙っている?)
入江(だが、その行為に何のメリットがある? こっちにはサーヴァントがいるんだ。やろうと思えば、今この瞬間にだって殺れる)
入江(現に奴はアーチャーの一撃を受けた。それ程までの危険を冒して、そんな作戦をとるか?)
桐山「……これが、魔法……」
入江(ちっ、昆虫みたいな目ぇしやがって。何考えてるか全然読めねー)
―――ダン!
入江(また突撃か! 狙いは俺、ここは―――)
1.なのはに迎撃を任せる。
2.自分で迎撃する
3.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/28(木) 23:22:55.40 ID:MQTvxj+V0
3二人で迎撃する、どんな切り札があるかわからないし最速で倒したい
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/28(木) 23:56:41.95 ID:MQTvxj+V0
セイバー「エクスカリバーぶっ放してたら聖杯戦争楽勝ですよ」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52020755.html
156 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/29(金) 00:23:00.59 ID:9i4aHPXN0
入江(…ともかくマスターさえ、倒せば終わりだ)
入江(出し惜しみの必要はない。全力で―――)
入江「―――叩くぞ、アーチャー!!」
なのは「―――了解!!」
相手の突進に負けじと、入江が一歩を踏み込む。
同時に唾を飛ばし、桐山の視界を奪う。
僅かに勢いが削がれた所に、入江の一撃が振るわれる。
狙いは心臓。
心臓を叩き、一撃で意識を奪う、富田流が奥義―――。
入江「―――『金剛』―――」
桐山は、反応しきれない。
深々と刺さった拳に、意識が一瞬で暗闇へと飛ぶ。
残心と共に後方へと飛び退る入江。
なのは「―――まだ!」
射線から入江がどいた事を確認すると共に、なのはが叫ぶ。
臨界に至った魔力が、光の奔流として放たれる。
なのは「―――ディバイン・バスター!!」
桐山の身体が、魔力の渦へと消えた。
157 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/29(金) 00:37:35.13 ID:9i4aHPXN0
魔力渦が消えた後に、あったのは地面に倒れる桐山の姿だった。
油断なく周囲を見ながら、入江が口を開く。
入江「……サーヴァントの反応は?」
なのは「ありません」
入江「…引き続き周囲を警戒していろ」
なのは「了解です。分かりました」
警戒しながら桐山へ近付いた入江は、桐山の頭部を力強く踏み付けた。
頭蓋骨の割れる感触を感じながらも、ようやく入江は勝利を確信した。
入江「……これで一人撃破、か」
なのは「……一体何だったんでしょうね。マスター一人で勝負を仕掛けてくるなんて」
入江「分からんな。破滅願望でもあったか、そもそも何も考えていなかったか」
入江「ともかく頭を潰した。俺たちの勝ちだろう」
入江「とはいえ派手に暴れすぎたか」
入江「先に行った奴等がどう動くかだが―――」
――――
さやか「……何か後ろの方で、すごい音しなかった?」
セイバー「爆発音、ですかね。相当な魔力反応もみられます」
愛里寿「…サーヴァント同士の戦い…」
ルフィ「…つえー奴がいるなぁ」
愛里寿「ライダー、分かるの?」
ルフィ「まぁな。ちなみにこいつもスゲー強いぞ」
セイバー「未来の敵とはいえ、そう言われるとは光栄だ」
ルフィ「ま、おれの方がつえーけどな!」ドン!
セイバー「」ピキ
セイバー「ほう、言いますね。ならば、ここで手合せでもしますか?」
ルフィ「おう、いいぞ!」
さやか「ちょちょちょ、セイバー!」
愛里寿「ダメだよ、ライダー!」
158 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/29(金) 00:44:16.49 ID:9i4aHPXN0
さやか「でも、どうする? あっちにサーヴァントがいる事は確定なんでしょ?」
さやか「このままスルーしちゃって良いのかな?」
セイバー「確かに。相手を確認するチャンスではありますね」
愛里寿「……」
愛里寿(確かにさやかの言う通り、他のサーヴァントの情報を得る好機ではある)
愛里寿(でも、戦闘直後であれば警戒もしてる筈……もしこっちに気付いたら戦闘になる可能性もある)
愛里寿(出来れば特訓をした後に他サーヴァントとは当たりたい……)
愛里寿(ただ絶好の機会なのは確か……一旦、別れて偵察だけしてみる……? でも…)
愛里寿(ここは―――)
愛里寿達はどうする?
自由記載(内容によっては再安価)
↓1
159 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/11/29(金) 00:47:45.44 ID:9i4aHPXN0
今日はここまでにします。
明日夜時間があれば再開したいと思います。
安価は下で。
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/30(土) 18:43:21.74 ID:CAuEEu7Z0
偵察する
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/30(土) 20:12:37.90 ID:CAuEEu7Z0
知名度補正を考えればルフィがぶっちぎりだな
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/11/30(土) 20:58:48.18 ID:NluQLpOY0
弱点の斬撃も武装のままゴムとかできればある程度防げる可能性
163 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 17:50:47.41 ID:n2b1hvr2O
お待たせして申し訳ありません。
本日19時くらいから再開したいと思います。
>>161
知名度補正は含まない方向でお願いします…。
ワンピースとかぶっち切りのはまだしも、他作品のリアル知名度とか正直よく分からないので…。
164 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 19:09:56.93 ID:pboc8dYS0
再開します。
165 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 19:10:32.32 ID:pboc8dYS0
愛里寿「少し偵察してくる…さやか達は先に郊外に向ってて」
ルフィ「おっ、あっち行くのか。いいぞ」
さやか(別行動かぁ。余り別れて行動するのは良くない気もするけどなぁ)
さやか(愛里寿は二人で行く気満々だけど…)
さやか達はどうする?
1.愛里寿についていく
2.先に郊外で待っている
↓1
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/02(月) 19:11:32.12 ID:CVEt/WJmO
1
167 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 19:20:08.98 ID:pboc8dYS0
さやか「つれないこと言うなぁ、愛里寿は」
愛里寿「え……?」
さやか「一時的かもしれないけど、私達は仲間!」
さやか「こんな時こそ、一緒に行動しなくっちゃ」
愛里寿「う、うん……」
さやか「という訳で私達も付いていくので! 良いよね、セイバー?」
セイバー「勿論です。マスターがそう考えるのならば、異論はありません」
愛里寿「あ、ありがとう…」
さやか「同盟なんだからさ。もっと私達を頼って良いんだよ」
愛里寿「う、うん…」
168 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 19:26:59.60 ID:pboc8dYS0
さやか「そんじゃま、行きましょうか」
愛里寿「飽くまで偵察が目的だけど、戦闘になる可能性は十分あるから」
愛里寿「皆、気を付けよう」
セイバー「了解しました」
ルフィ「おう!」
―――数分後
さやか「あっ、あそこ……!」
愛里寿「白いドレスの人に、男の人……恰好からして女の人がサーヴァントかな」
セイバー「足元に人が倒れてますね。サーヴァントでしょうか?」
【偵察中のセイバー・ライダー陣営 コンマ50以下で―――】
コンマ判定
↓1
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/02(月) 19:27:23.60 ID:KL+ZwtsZ0
いよっ
170 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 19:38:36.66 ID:pboc8dYS0
愛里寿「! ライダー!」グィッ
ルフィ「うお、引っ張るなよ。アリス」
さやか「どうしたの、いきなり?」
愛里寿「ライダー、今彼等の前に出てこうとしたでしょ…!」
さやか「いやいや、あんだけ偵察って言ったんだよ。幾らなんでもそんな事……」
ルフィ「おう!」
さやか「なんで!?」
愛里寿「ライダーはそういう性格だから…」
セイバー「中々の聞かん坊ですね…」
さやか「愛里寿が気付いてくれてよかったよ。じゃなきゃ、問答無用で戦闘だったよ…」
愛里寿「出会ったばかりにも同じような事されたから…」
さやか「…心中察するよ」
171 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 19:49:49.76 ID:pboc8dYS0
ルフィ「で、何でお前、おれの腕掴んでんだ?」
セイバー「気になさらず。共に偵察をしましょう」
ルフィ「えー、見てるだけじゃつまんねぇじゃん」ブーブー
愛里寿「ライダー」
ルフィ「ん?」
愛里寿「それが私達の目的だからね。そろそろ分かって?」ゴゴゴ
ルフィ「お、おう」
さやか(おお、愛里寿が怒ってる…)
セイバー(凄まじい圧です…)
愛里寿「…こほん」
愛里寿「とりあえず動きがあるまで待機してよう」
愛里寿「相手もさっきの戦闘で注目を集めていることは分かってる筈」
愛里寿「どう行動してるかみてよう?」
さやか「了解!」
172 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 19:58:14.06 ID:pboc8dYS0
―――
キャスター「……誰も襲ってはこなそうだね」
入江「……そうだな」
入江(だが……)
ザワザワ
ナンダアレハ
ナンカノサツエイ?
入江(目立ちすぎたな、こりゃ)
入江(他の奴等に位置が割れたと考えた方が良い)
入江(ちっ、訳のわからねー奴に掻き回されちまったか…)
入江(さて、どう行動するか……)
1.ひとまずその場を移動する
2.他のサーヴァントを待ち構える
3.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/02(月) 20:04:39.82 ID:NtsO2vDl0
1
174 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 20:29:19.37 ID:pboc8dYS0
入江「移動するぞ、なのは」
なのは「了解」
なのは(……さっきの例がある)
なのは(警戒は全力でしておこう)
なのは(サーヴァントの気配に頼るだけじゃない。探索魔法も使って―――)
コンマ判定
コンマ60以下で情報入手
+
コンマ30以下で更なる情報入手
↓1
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/02(月) 20:29:52.17 ID:Fz4TZ1uT0
a
176 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 20:40:27.68 ID:pboc8dYS0
なのは「―――!」
なのは(近くに二組! さっきのサーヴァント達、それと―――)
なのは「入江さん! 足元―――」
アーチャーが叫んだ、その時だった。
入江の足元で、何かが動いた。
入江「―――!?」
サーヴァントの一言に危機を察した入江が、その場から飛びのく。
彼は、見た。
己の足元で倒れ伏していたそれが、立ち上がる瞬間を。
確実に死に至っていたそれが、何事もなかったかのように立ち上がる瞬間を。
砕けた頭蓋が、巻き戻しのように治っていく瞬間を。
―――見た。
177 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 20:46:17.99 ID:pboc8dYS0
入江(生き返―――)
常識では有り得ぬ事象を目の当たりにし、彼の思考は一瞬だけ止まった。
ほんの僅かな、だが致命的な隙を入江は晒す。
元の姿を取り戻した桐山が、入江へと一歩を踏み出す。
なのは「マスター!」
対応できたのは、アーチャーのみ。
咄嗟の射撃魔法で迎撃をするアーチャー。
対する桐山は―――、
コンマ判定
コンマ80以下で迎撃失敗
↓1
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/02(月) 20:47:40.03 ID:9FDkuTEr0
はい
179 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 21:00:19.49 ID:pboc8dYS0
対する桐山は、右手を掲げた。
同時に黒色の光球が発生し、なのはの射撃魔法を打ち消した。
それは、色さえ除けばなのはの射撃魔法と、映し鏡のようだった。
なのは(射撃魔法―――!?)
桐山の直進は、止まらない。
入江の懐へと入り込み、そして―――その胸部を、拳で叩いた。
入江だからこそ、一瞬で把握する。
桐山が見せたその打撃は、数分前に入江が放った一撃と同種だという事を。
即ち、それは―――、
入江(『金剛』―――!?)
富田流が奥義・『金剛』。
それを打たれたのだと理解した入江は、同時に心臓を打たれ意識を手離した―――。
180 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 21:11:25.68 ID:pboc8dYS0
膝から崩れ落ちる入江を見ながら、なのはは気付く。
先程まで感じなかったサーヴァントの反応が、目の前の男から感じ取れる事に。
なのは(あの頭は……)
サーヴァントの反応は、ある一点からのみ感じられた。
それは、男の頭部と右腕を僅かに覆う銀色の金属体。
生物のように蠢く『それ』から、サーヴァントの気配を感じるのだ。
なのは(マスターと一体化している…?)
『それ』が何なのか、なのはにも分からない。
だが、『それ』がサーヴァントという事だけは、分かる。
桐山「そうか、こいつが…」
男もまた、右腕で蠢く『それ』を見て、理解する。
『それ』が己のサーヴァントであり、『それ』こそが己を蘇生したのだという事を。
181 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 21:25:48.15 ID:pboc8dYS0
なのは「アクセル!」
なのはは、再び射撃魔法を展開する。
先程迎撃で放った咄嗟のものではない。
全力でも追って展開した射撃魔法は、十数もの魔力弾となり桐山に襲い掛かった。
桐山も射撃魔法を放つが、総量はまるで違う。
殺到するなのはの魔力弾を、身を屈め、跳びはね、全力で回避する。
回避しつつ、桐山もまた射撃魔法を次から次に撃ち放ち、一つ一つなのはの魔力弾を消していった。
射撃魔法は当たらない。
だが、桐山を入江から離す事には成功した。
気絶中の入江の元に駆け寄ったなのはは、彼を守る様に構え、桐山を睨む。
なのは(…あの量の射撃魔法を避けきるなんてね)
入江の安全の確保が目的だったとはいえ、倒せるならば倒すつもりで放った射撃魔法。
それを無傷で回避した桐山に、なのはは戦慄すら感じた。
だが、真なる意味でなのはが戦慄を感じたのは、次の瞬間だった。
桐山「……こうか」
両腕に金属体を覆わせた桐山が、射撃魔法を展開する。
それはやはり、先程のなのはと同量の―――エース・オブ・エースと呼ばれた魔導師の全力と同量の―――魔力弾。
なのは(……学習している……!?)
思えば、最初の射撃魔法も、入江を倒した一撃も、一度なのは達が見せた技だった。
そして、今回。
目の前の男は、技を学習している。
ただ一度見ただけで。
サーヴァントの技だろうと、マスターの技だろうと構わずに。
それを、当然のように扱っている。
182 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 21:33:26.06 ID:pboc8dYS0
なのは(目の前には強大な敵……マスターは気絶中……)
なのは(下手を踏めば、一瞬で負けちゃうかもね……)
なのは(ここは―――)
なのははどう行動する?
↓1自由記載(内容によっては再安価)
183 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/02(月) 21:36:07.71 ID:pboc8dYS0
と、キャスターVSバーサーカーが盛り上がってきたところで、本日は終了します。
ありがとうございました。
余裕があれば明日夜再開したいと思います。
安価を下で。
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/02(月) 22:14:24.99 ID:Z3Ynm++SO
入江を回収して徹底
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/02(月) 22:17:27.71 ID:Z3Ynm++SO
>>184
修正
入江を回収して撤退
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/03(火) 16:40:39.58 ID:0sqNOJqi0
仮想空間なのに死体が消えないからおかしいと思った
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/06(金) 22:06:18.23 ID:Th/4aEg90
まだかな
188 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 19:47:28.58 ID:e030ue/aO
お待たせして申し訳ありません。
今日20時半くらいから再開したいと思います。
189 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 20:46:19.54 ID:RllWiox80
再開します。
190 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 20:46:46.18 ID:RllWiox80
なのは(―――撤退)
決断と同時になのはは足元の入江を抱え、空へ飛んだ。
桐山「……」タタッ
なのは(当然追いかけてくる。なら―――)
なのはは僅かに逃げる方向をずらす。
そこには―――、
◇
さやか「……うっひゃー、生き返っちゃったよ、あの人」
セイバー「相手の技を一度体験しただけで真似ています。凄まじい技巧だ」
ルフィ「おもしれぇなー、あいつ」
さやか「……あれ? 女のサーヴァントの方、何かこっちに向って―――」
愛里寿「……!!」
愛里寿(位置が割れてる。私達を巻き込むつもりだ―――!)
191 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 20:48:57.18 ID:RllWiox80
セイバー「! マスター!」
さやか「え、え?」
セイバーの行動は?
1.さやかを抱えて逃げる(撤退可能か安価判定をします)
2.キャスター・バーサーカーを迎え撃つ
3.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 20:50:17.41 ID:CzUVsNAd0
1
193 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 20:52:19.00 ID:RllWiox80
さやか「ひゃあ!」ダキッ
セイバー(撤退、間に合うか―――)
コンマ40以下で撤退成功
↓1
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 20:54:31.88 ID:n41RF7rF0
あ
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 20:56:38.63 ID:CzUVsNAd0
ゾロ目なら何かいいことが起こりそう
196 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 21:03:11.32 ID:RllWiox80
セイバー(駄目だ、間に合わない―――!)
―――
愛里寿「ライダー、撤退―――」
ルフィ「おう!」ダダッ
愛里寿「ちょっ……!」
愛里寿(な、何で突撃していくの!?)
コンマ判定
コンマ一桁
奇数:キャスターへ突撃
偶数:バーサーカーへ突撃
↓1
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 21:06:38.68 ID:GQKhTcbn0
ていっ
198 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 21:23:37.59 ID:RllWiox80
セイバー(駄目だ、間に合わない―――!)
ルフィ「ゴムゴムの〜〜〜〜〜……」バッ
セイバー(!? ライダー……!)
ルフィ「ピストルっ!!」ドゴン!!
桐山「……!」
ライダーの一撃に吹き飛ぶ桐山。
その隙に撤退に失敗したセイバーも体勢を立て直す。
セイバー「助かりました、ライダー」
ルフィ「おう。なぁ、もう我慢しなくていいよな?」
セイバー「そうですね。こうなってしまった以上は仕方ありません」
セイバー「―――斬り伏せましょう」
ルフィ「―――ぶっ飛ばす!」
バーサーカーに相対するセイバーとバーサーカー。
なのは(よし、今の内に……!)
そして、その隙に逃亡を図ろうとするキャスター。
キャスターは―――、
コンマ20以下で逃亡成功
↓1
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 21:25:22.23 ID:EG3busJoO
ん
200 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 21:51:43.14 ID:RllWiox80
セイバー「―――ハァッ!」
なのは「ッ……!」
ガキィン!!
なのは(かなりの距離が空いてた筈だけど……一瞬で詰められた……!)
セイバー「逃がすとお思いですか? メイガス」
なのは「そう簡単にはいかないよね……!」
弾けるように距離を開き、相対するセイバーとキャスター。
睨み合いながら、思考を回す。
セイバー(……これで三つ巴。ライダーと組んでいる分、こちらが有利……)
セイバー(ですが、あの金属片を操る男は未知数……長期戦となれば、それだけ技を盗まれる可能性が出てくる……)
セイバー(……さぁ、どう立ち回りましょうか)
セイバー・ライダーVSキャスターVSバーサーカー勃発!
セイバーはどう立ち回る?
自由記載(内容によっては再安価)
↓1
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 21:54:49.85 ID:GQKhTcbn0
まずキャスターを退治する
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 21:58:26.60 ID:CzUVsNAd0
流石にルフィのゴムの能力は盗めないしな
203 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 21:58:52.34 ID:RllWiox80
セイバー(……まずは一人ずつ)
セイバー(先このメイガスを斬り伏せましょう)
―――
なのは(……正念場だね)
なのは(入江さんを抱えている分、私が一番不利……だけど、あの男と1対1で対峙するよりはマシかな……)
なのは(幸いなのは三つ巴の状況にある事……あの男の危険性は、この人達も理解してる筈……)
なのは(不利なのは確か……宝具の使用も視野に入るかな……)
なのは(……さぁ、どう立ち回ろうか)
キャスターはどう立ち回る?
自由記載(内容によっては再安価)
↓1
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 22:01:46.69 ID:CzUVsNAd0
手を組まないかと提案、時間がたつほど技をコピーされて厄介だし死んでも蘇生するとか間違いなくやばいし
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 22:02:35.82 ID:CzUVsNAd0
セイバーとライダーに手を組もうと提案ね
206 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 22:15:28.12 ID:RllWiox80
なのは(……そうだね、ここは……)
なのは「……ねぇ、貴方は何のクラスなの?」
セイバー「……敵である貴方に教えるとでも?」
なのは「私はキャスター……魔術師のクラスだよ」
セイバー「……何のつもりだ?」
なのは「えっとね。貴方と少しお話がしたくて」
セイバー「奴との戦闘に巻き込んでおいて、逃亡が無理だと分かった途端に懐柔か? 都合の良い事だな」
なのは「う”っ……それは、そうだよね……」
なのは「でも……貴方達にも不利な提案じゃないつもりだよ」
セイバー「……言ってみろ。だが、適当な物言いで場を濁そうとすれば、次の瞬間、その首と胴体とは二つに斬り離れているぞ」
なのは(……本気、だね)
なのは(さて、吉と出るか凶と出るか……)
207 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 22:26:59.60 ID:RllWiox80
なのは「彼の戦いは見たよね?」
セイバー「ああ」
なのは「私やマスターの技を一度見ただけで学習し、同等に使いこなす」
なのは「そして、あの不死性。確かに一度は倒した筈だけど、簡単に蘇生してみせた」
セイバー「………」
なのは「死をも克服する程の回復力を持ちながら、時間がたつほど強大になる敵」
なのは「この聖杯戦争が長引く程、私達は不利になる」
なのは「何時か、それこそ誰の手にも負えない怪物となるかもしれない」
なのは「だから、提案」
なのは「彼を倒す間だけ、私を君達の同盟に入れてくれないかな?」
セイバー「……!」
なのは「どう? 悪い提案じゃないと思うけど」
セイバー(確かに悪い提案ではない、が……)
セイバー(だが、現時点ならばあの男も倒せぬ敵ではない……こちらにはライダーもいる。わざわざキャスターの手を借りる必要があるのか……?)
セイバー『……サヤカ、アリス、聞こえていましたか?』
さやか『うん……』
愛里寿『……聞いてたよ』
セイバー『彼女の提案、どう判断しますか?』
さやか『……そうだね……』
キャスターの提案(バーサーカーを倒すまで同盟を結ぶ)を受ける? 受けない?
↓3までの多数決で決定
208 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 22:28:31.14 ID:RllWiox80
少しお風呂入ってきます。
安価は下でお願いします。
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 22:31:44.41 ID:CzUVsNAd0
受ける
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/08(日) 23:33:22.27 ID:luH/SEy+O
私も受けるに一票
211 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/08(日) 23:50:33.49 ID:RllWiox80
さやか『受けよう、セイバー』
さやか『何だか、あの人はヤバそうだし。戦力があるに越したことはないよ』
セイバー『分かりました』
セイバー「キャスター、貴様のその申し出を受けよう」
なのは「ありがとう……とは言わない方がいいかな?」
セイバー「当然だ。これは戦略上の判断だ。礼を言われる筋合いはない」
なのは「ふふっ、分かってるよ。それじゃあ―――」
セイバー「ああ、奴を倒すぞ。……ライダー!」
ルフィ「ん? なんだ?」
セイバー「奴を倒すまで、キャスターと手を組む事になりました」
ルフィ「えぇー、そいつアリスたちを巻き込もうとしたじゃねえか」
なのは「にゃはは……それに関してはゴメンね」
セイバー「兎も角です。あいつを倒すのに万全を期しましょう」
ルフィ「まぁ、良いけどよ。この戦いが終わったら覚えとけよ、お前」
なのは「うん、分かってる。受けて立つよ」
212 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/09(月) 00:07:38.77 ID:dui9eG4v0
セイバー「さて、騎士道とは反しますが……」
ルフィ「ぶっ飛ばす!」
なのは(入江さんは置いておいて、と……)
なのは「行こうか、レイジングハート」
桐山「………」
三人のサーヴァントが手を組んだ光景を見ても、桐山は揺らがない。
ただ沈黙でもって、彼等を見詰めるだけ。
彼の周囲に、十数の魔力弾が浮かぶ。
それらは彼の意志に従うように、桐山の周りを飛び始めた。
なのは(射撃魔法のコントロールも覚えたみたいだね……スゴイ才能だ)
セイバー(肉体も魔力で強化している……サーヴァントには及ばないだろうが、それでもこれは……)
魔力弾をコントロールしながら、中国拳法の構えを取る桐山。
その肉体には魔力が漲っており、彼の身体能力を大幅に向上させているのが分かる。
さやか「……愛里寿、何か作戦はないの?」
愛里寿「……そうだね、ここは―――」
1.ライダーを前衛にして、セイバーとキャスターの最大火力で倒す
2.ライダーとセイバーを前衛にして、キャスターの最大火力で倒す
3.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/09(月) 00:11:31.25 ID:Y7WFdpeJ0
1
214 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/09(月) 00:12:53.49 ID:dui9eG4v0
セイバー・ライダー・キャスターVSバーサーカーとなったところで、今日は終了とします。
本日はありがとうございました。
明日夜時間があれば再開したいと思います。
安価は下で。
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/11(水) 21:26:45.85 ID:S6SOmEdW0
1
216 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/13(金) 17:11:10.85 ID:YMwpLL+w0
お待たせして申し訳ありません。
本日19時頃から再開したいと思います。
217 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/13(金) 19:03:11.63 ID:YMwpLL+w0
再開します。
218 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/13(金) 19:04:14.35 ID:YMwpLL+w0
愛里寿(学習能力が抜群に高い相手……驚異的な回復力……)
愛里寿(こちらの手の内を余り見せるのは逆効果。勝負は短期決戦、回復力を上回る火力で一気に……!)
愛里寿『セイバーは高火力の技を持ってる?』
セイバー『……それは……』
さやか【『言っちゃっても大丈夫だよ、セイバー。今は目の前の敵に集中しよう』】
さやか【『それにセイバーならちょっとくらい手札がバレてても勝てるって信じてるし』】
セイバー【『……ふっ』】
セイバー【『分かりました、サヤカ。その期待に必ず応えると約束しましょう』】
セイバー『……持っています、アリス。私の宝具は、殆どのサーヴァントの宝具を上回る力を持つと断言できます』
愛里寿『ありがとう。キャスターは?』
なのは『そうだね。火力には自信あるかな』
愛里寿『そう。……ライダー』
ルフィ『ん? なんだ?』
愛里寿『もう細かい事は言わない。貴方はその方が活きるサーヴァントだって分かったから』
愛里寿『だから―――暴れて、ライダー』
ルフィ『―――おう!』ニッ!
219 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/13(金) 19:09:56.24 ID:YMwpLL+w0
愛里寿『セイバーとキャスターは後方で魔力を溜めて。回復の余地も与えないよう、全力の火力で相手を吹き飛ばして』
セイバー『分かりました』
なのは『了解!』
さやか『がんばれ、セイバー!』
ルフィ「よっし、おまえの相手はおれだな」
桐山「………」
ルフィ「いくぞ、ゴムゴムの〜〜〜〜」ダン!
掛け声と共にライダーの姿が掻き消える。
一瞬の後にその姿があったのは、桐山の眼前。
すさまじい速度でもって、ライダーは桐山との距離を詰めた。
ルフィ「〜〜〜〜〜ブレット!!」
それは桐山をもってして反応しきれぬ速度。
強化された肉体と、中国拳法の技術でもって何とかいなすが、衝撃に身体が浮く。
それ以上踏み込ませまいと射撃魔法をライダーへと殺到させるが、
ルフィ「〜〜〜〜〜武装硬化! ガトリング!!」
何十にも見える程の連撃でもって、すべてを弾き落とす。
そして、その勢いのままに―――、
ルフィ「〜〜〜〜〜キャノン!!」
両手での掌底。
桐山も何とか両腕でガードするが防ぎきれず、後方のビルへ凄まじい勢いで吹き飛んでいった。
220 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/13(金) 19:10:58.21 ID:YMwpLL+w0
セイバー(……強い)
なのは(伸びる身体に、それを自在に操るだけの身体能力……正直、クロスレンジじゃやり合いたくないね)
桐山「………」ガラガラ
ルフィ「おっ、タフだなー。おまえ」
愛里寿『そういう相手だから。気を抜かないで、ライダー』
ルフィ「おう!」
再び接近してくるライダーに対し、桐山は―――、
1.防御に専念する
2.回避に専念する
3.自由記載(内容によっては再安価)
↓1
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/13(金) 19:12:30.93 ID:2xOijtJm0
2
222 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/13(金) 19:29:17.96 ID:YMwpLL+w0
桐山は、回避に専念する。
その学習能力の高さでもって、ライダーの技を見て、針の穴を通すかの如く動きで攻撃を避ける。
勿論、ライダーの熾烈な攻撃を避けきれるものではない。
吹き飛ばされ、傷を負い、その度に『DG細胞』による回復でもって、何とか堪え続ける。
だが、
セイバー(これは―――)
なのは(―――チャンス!)
現状時間を掛けてくれる事は、セイバー陣営達に大きく有利と働く。
互いに魔力を集中させ、己が最大火力に持っていかんとする。
ただ愛里寿は、桐山の行動に対して違和感を覚えた。
愛里寿(セイバー達が魔力を溜めているのは分かっている筈……なのに、わざわざ時間を使うような戦い方を……?)
愛里寿(何か策を考えている…? それとも此方がそう考える事を見越して……?)
愛里寿(この男に対しては現状の作戦がベストな筈……でも……)
桐山の様子に、感情の揺らぎはない。
彼が何を考えているのか、愛里寿であってしてもまるで見抜けなかった。
愛里寿(ここは―――)
【愛里寿が桐山の行動に対して違和感を感じました】
【愛里寿はどうする?】
1.ぶれない。現状の作戦を維持する。
2.作戦を変更する。(変更内容も記載してください)
↓1
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/13(金) 20:19:22.60 ID:AL0abnsa0
悩むな、ヒントは無いんですか?
224 :
◆0ZlNh5KnMii.
[saga]:2019/12/13(金) 23:31:52.74 ID:YMwpLL+w0
申し訳ありません。情報が無い中で安価の自由度が高過ぎましたね…。
上の安価を以下のように変更します。
□
1.ぶれない。現状の作戦を維持する
2.作戦を変更する。(作戦変更の内容については再度安価選択を実施)
↓1
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/19(木) 22:29:32.70 ID:OJyQ3KEQ0
2
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