【安価】様々なキャラクターで聖杯戦争【コンマ】

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1 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 21:49:31.89 ID:6KPnDPhY0
※色々な作品のキャラクターたちで行う聖杯戦争。スレタイ通り様々なキャラクターが出ます。

※ガチのキャラ死には話が重くなるので、『冬木市をモデルとした仮想空間』で行われているという設定です。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1574513371
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 21:51:06.83 ID:+u9p1+o5o
>>1が知らない作品はスルーかな?
3 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 21:54:39.73 ID:6KPnDPhY0

『セイバー陣営・1』


気付けば美樹さやかは暗闇のビル街にいた。


さやか「うわ、何よこれ…聖杯戦争?」

さやか「えーと、仮想空間で行われる7人のマスターと7人のサーヴァントからなる殺し合い…全てのマスターを倒せば勝利、と…」

さやか「勝者は何でも願いを叶える権利を得る、ねぇ…」


脳裏に浮かぶ身に覚えのない情報の数々。

さやかはそれらを口にして溜め息を吐く。


さやか「なんだろ、夢、みたいな? なぁんか面倒のに巻き込まれちゃたなぁ…」

さやか「ほっぺを抓っても……」ギュゥゥ

さやか「目は覚めないかぁ…」

さやか「まぁ、それならそれで良っか。どうせ仮想空間って話だし」

さやか「さて、まずはサーヴァントの召喚をしないといけないみたいだね」

さやか「やり方は良く分からないけど―――えい!」


掛け声と共に両手を前に出すさやか。

適当極まりない所作だが、それで容易く召喚は行われた。


4 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 21:56:49.09 ID:6KPnDPhY0
セイバー「―――問おう、貴方が私のマスターか」

さやか「おお……すっごい美人さん」

さやか「えっと、はい。私があなたのマスター…みたいです」

セイバー「みたい、ですか」ジロッ

さやか「いえ、そうです! 私があなたのマスターです!」

セイバー(魔力のパスは通っている。流れてくる魔力も充分量。確かにこの少女がマスターのようですね)

セイバー(シロウと似てやや頼りなさげですが…)

さやか「ええと、私は美樹さやか。よろしくね、セイバー」ニコッ

セイバー(ですが、優し気な良い子のようですね)フフッ

セイバー「ええ、よろしくお願いします。サヤカ」
5 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 21:57:16.46 ID:6KPnDPhY0

さやか「それにしても、どうしよっか?セイバー」

さやか「他のマスター達がどこにいるかなんて分からないんでしょ?」

セイバー「ええ。サーヴァント同士は気配を感じ取れますが、それも隠す事はできますし、何よりある程度接近しなくてはいけません」

さやか「まずはマスター探しから、ってことかぁ」

さやか「でも、こうして周りを見ると、仮想空間のくせに普通に人もいるしなあ」


周囲には夜の市街地さながらに、帰宅姿の学生やサラリーマンが歩いていた。

人々はセイバーの奇異な恰好に、ジロジロと視線を送りながら通り過ぎていく。

中にはスマフォで写真を撮っている者すらいる。


さやか「仮想空間って事は、この人達はNPC的な存在なんだよね?」

セイバー「そのようですね」

さやか「その割には人間味のある反応だなぁ。本当の人みたいだよ…」

セイバー「仮想空間ですが、感覚的には現実世界と大差はないのでしょう」

セイバー「攻撃を受ければ痛みもあれば、負傷もする。現実的な死がないだけで、他は実戦と遜色ないと考えた方が良さそうです」

さやか「うぇえ…」


6 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 21:58:24.36 ID:6KPnDPhY0
さやか「まずはどうやってマスターを探すかだけど…」

さやか(うーん……)


1.とりあえず周囲を探索する

2.一旦自宅に戻り、今日は休む

3.自由記載(余りに突拍子もない案は却下します)


↓1
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 21:58:27.45 ID:qy0Z8CD90
優しめなエクストラ?
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 21:58:46.12 ID:oSZY4CTC0
こいつが主人公か、青色で剣使いという共通点があるな
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 21:58:54.07 ID:qy0Z8CD90
踏んですまん
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 21:59:18.95 ID:kbDrhYS6o
1
11 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 22:05:39.42 ID:6KPnDPhY0

さやか「とりあえず適当に周囲を探そっか」

さやか「セイバーみたいに目立つ人を探せばいいんだし、案外簡単に見付かるかもね」

セイバー「そうかもしれませんね。ですが、警戒は怠らないように。今この瞬間も他陣営が見ているかもしれません」

さやか「OKOK。よーし、じゃあ行こうか、セイバー!」

セイバー「ええ、油断せずに行きましょう」



『セイバー陣営・1―――終了』
12 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 22:18:43.47 ID:6KPnDPhY0
『アーチャー陣営・1』


レオナルド・ウォッチは夜の公園に立っていた。
見覚えのない公園。肌寒さが少し身に染みる。


レオ「うわぁ…また訳の分からん事に…」

レオ「携帯は電波は通っているけど…」プルル

レオ「当然、ライブラの皆には繋がらないよなぁ」

レオ「聖杯戦争…仮想空間での殺し合い…」

レオ「そういうのはお腹いっぱいだよぉ…」

レオ「はぁ……とにかく黙って殺されるのはやだし、サーヴァントの召喚でもしよ」

レオ「良く分からんけど―――はぁ!」


レオの細い掛け声に応えるように、一人の男がそこに現れる。
真紅の外套に、ツンツンに逆立った黒髪。
何とも派手な男だった。


レオ(うお、本当に召喚できた…)

アーチャー「ええと、ここは…」

レオ「あ、えっと、俺はレオナルド・ウォッチって言います」

アーチャー「ああ。僕はヴァッシュ・ザ・スタンピード。アーチャーで召喚されてるみたい」

ヴァッシュ「よろしくね、レオ」

レオ「は、はい、よろしくです」


13 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 22:36:36.28 ID:6KPnDPhY0

ヴァッシュ「それにしても聖杯戦争かぁ…互いに変なのに巻き込まれちまったなぁ」

レオ「いえ、何かおれが巻き込んじゃったみたいで…すみません」

ヴァッシュ「いやいや、君が気にするこっちゃないでしょ」

ヴァッシュ「君がマスターじゃなくたって、どうせ召喚されてたんだろうし」

ヴァッシュ「…正直、争い事は苦手なんだけどね」

ヴァッシュ「ただ君が痛い目に合わないよう守るくらいはしてみせるよ」

レオ「うう、ありがとうございます。ヴァッシュさん」

レオ(メッチャ良い人だよ、この人ぉ…! 見た目はちょっとあれだけど)

14 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 22:37:39.27 ID:6KPnDPhY0

ヴァッシュ「さて、まずはどうする? 他のマスターを探しにいくか?」

レオ「え? ええと…」

レオ(探すったって宛がないしなぁ。『神々の義眼』はあるけど、情報ゼロじゃあどうしようもないし…)

レオ(ただ『神々の義眼』で夜目は通るか)

レオ(市街地が一望できる所にでも行けば、何かれば動向が分かるかな)

レオ(この街は目の前の川を挟んで、深山町と新都とに分かれてる、らしい)

レオ(監視するなら―――)


1.深山町

2.新都

3.自由記載(その他で何かさせたい行動があれば。突拍子もない行動は却下します)

↓1
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 22:49:47.20 ID:GU/l3exnO
2
16 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 23:04:51.76 ID:6KPnDPhY0

レオ「そうですね。まずは新都の方に行きましょう」

ヴァッシュ「マスター探しか。OK、護衛は任せてくれ」

ヴァッシュ「あ、それとも霊体化ってやつをしといた方が良いか?」

レオ「いえ、とりあえずは大丈夫ッス。こう見えても、俺ちょっとした特技がありまして」

ヴァッシュ「特技?」

レオ「見てのお楽しみです。まずは移動しましょうか」



新都へ移動し、二人は手頃なビルを見つけて屋上まで移動する。
眼下の人々の営みを見下ろしながら、レオはゴーグルをかけ、意識を集中させる。


レオ「えっと、簡単に言うと、俺すっごい眼が良いんですよ」

レオ「夜目も効いて、すごい遠くまで見えるんです」

レオ「さっきいた公園のタイルまで見えるくらいっす」

ヴァッシュ「へえ、凄いな」

レオ「これでまずは他の面子の様子を伺いましょう。何か情報が入れば御の字です」

ヴァッシュ「手伝うよ。アーチャーっていうくらいだ。俺もちょっとは眼が良いしね」

レオ「お願いします、ヴァッシュさん」

ヴァッシュ「おうさ」



『アーチャー陣営・1 終了』

マスター:レオナルド・ウォッチ@血界戦線
サーヴァント:ヴァッシュ・ザ・スタンピード@トライガン


――――


次に書く陣営を、以下の中から選択してください

1.ライダー陣営

2.キャスター陣営

3.アサシン陣営

4.バーサーカー陣営

5.アベンジャー陣営

↓1
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 23:07:37.37 ID:0QHd8vKio
2
18 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 23:33:23.46 ID:6KPnDPhY0
『キャスター陣営・1』


富田勢源を始祖とする古武道・富田流。
その六代目継承者・入江文学は冬木市深山町の片隅にある道場に立っていた。
座禅を組み、意識を集中させながら、思考する。


入江(聖杯戦争…勝者はどんな願いでも叶えられる、か)

入江(…万が一勝ってしまったらどうしよう? 綾●はるかと結婚とか願っちゃっても良いのかな)

入江「…あかん、俄然やる気出てきた…」フルフル

入江「うぉぉぉぉし、勝つぞぉぉぉ!!!」

入江「まずはサーヴァントだったな。とりあえず召喚してみるか」

入江「弱いサーヴァント出てきたら、『煉獄』で座に帰してやれば良いだろ」

入江「―――さて、」コホン

入江「俺と綾●はるかとを結ぶキューピットよ、カモン!」


入江の咆哮と共に現れたのは、一人の少女。
白色のドレスに身を包んだ少女は、真っ直ぐに入江を見詰め、告げる。


キャスター「えっと、貴方が私のマスター、ですか?」

入江「………か」

キャスター「か?」

入江「かわええ……」ブワッ

キャスター「泣いた!?」


19 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 23:58:45.13 ID:6KPnDPhY0
入江「ええと、お名前は」

キャスター「あ、えっと高町なのはって言います。キャスターのクラスで召喚されました」

入江「なのはちゃんね。えっと若いようだけど、学生かな?」

なのは(面接?)

なのは「いえ、高校を卒業して今は就職を…」

入江「いよし!!」ガッツポーズ

なのは「何が!?」

入江「あ、あぁ、いや条例がね。今は厳しいから」

なのは(条例……!?)


なのはは知る由もないが、武術一辺倒の人生を送った入江は38にもなるが未だ童貞。
なのは程の美人で若い女性がサーヴァントだとなれば、俄然テンションもあがる。

20 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/23(土) 23:59:24.70 ID:6KPnDPhY0

入江「ええと、なのはちゃんはサーヴァントなんだよね?」

なのは「は、はい、そうですけど」

入江「つまりは、マスターである私の言う事に従う訳だ」

なのは「え、えっと…」

入江「従うんですよね!!」ズズイ

なのは「な、内容にもよります……!」

入江「そっか。いや、そうだよね」シュン

なのは(な、何だか身の危険を感じる……)

入江「でも、この令呪を使った命令には逆らえないんだよね」

なのは「そ、そうですけど、まさか…!」

入江「揉むだけ、揉むだけだから」

入江「減るもんじゃないし、ちゃんと気持ちよくするから」グヘヘ

なのは「い、いやです! それ以上近付くなら攻撃しますよ!」


ゲス顔で近付くマスターと、後ずさるサーヴァント。
奇妙かつ、犯罪臭のすごい光景がそこにあった。
ついには入江は令呪の刻まれた左手を掲げた。


入江「ぐへへ、令呪をもって命ずる。おっぱいを触らせ―――」

なのは「だ、だめーーーーーーー!!」


気付けば、反射的に放った砲撃が入江を呑み込んでいた。
道場を半壊させたそれは、入江を外界へと吹き飛ばす。
受け身も取れず地面に落ちた入江は、満足げな表情で気絶していた。
21 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/24(日) 00:01:08.47 ID:6X+FX5wO0
なのは「さ、最悪……!」

なのは(いっそ、このまま殺―――)

なのは(くぅ、で、でも、それは流石に……!)

なのは(さ、さっきの事はマスターが起きたらしっかりとっちめるとして、とにかく身を隠そう!)

なのは(ええと、ここら辺で隠れるとしたら……)


1.穂群原学園(学校)に隠れる

2.柳洞寺(寺院)に隠れる

3.周囲の住宅街に隠れる

4.その他(自由枠・突拍子もないものは却下します)


↓1
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 00:02:33.58 ID:QEk4RBaCo
コスプレガールズバー
23 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/24(日) 00:16:34.51 ID:6X+FX5wO0
なのは(ひとまず商店街の方に行こう…!)


〜十分後〜


なのは(商店街についたけど…お店はもう閉まってるよね)

なのは(裏路地の誰もこなそうなお店に入っちゃおう)

なのは(えっと、バーかな? じゃあマスターは適当にそこら辺に寝かせといて、と)

入江「…うぉお、や、柔らかい…」ムニャムニャ

なのは「…拘束魔法だけしとこ」

なのは「はぁ、前途多難だなぁー…」



『キャスター陣営・1 終了』

マスター:入江文学@喧嘩稼業
サーヴァント:高町なのは@魔法少女リリカルなのは

24 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/24(日) 00:17:32.87 ID:6X+FX5wO0
次に書く陣営を、以下の中から選択してください

1.ライダー陣営

2.アサシン陣営

3.バーサーカー陣営

4.アベンジャー陣営

↓1
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 00:21:07.08 ID:6UOjzgDHO
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