このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その4【安価】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:17:05.83 ID:yruerj0GO
荒潮が今いるところから逃がせばいいんだからこれでいいでしょ?と探照灯で「ニゲロ」とモールス符号にして吹雪に伝える
625 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:24:29.80 ID:ElVUtBxf0
ーー

バシュッ


荒潮「危なかったわねぇ…」


菊月「あれをくらっていたらどうなっていたか」


アケボノ「後…少しだったのに……」


荒潮「アケボノ…またチャンスはあるわよ〜」


ドドドドド…


菊月「ん?なんだあの爆発は?」


荒潮「あそこは〜ちょうどあの基地があった所らへんね〜」
626 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:27:07.01 ID:ElVUtBxf0
菊月「状況から考えて吹雪がやったのか。あの火力ならあの爆発は起こせる」


荒潮「多分〜向こうも気付いてたのね〜」


菊月「組織か大本営に内通者がいるということか」


荒潮「両方とは考えられないから〜どっちかにはいるでしょうね〜」


菊月「それを知っても止めることができなかった。だから拠点を移すことにした」


荒潮「そう考えると〜辻褄が合うわね〜」
627 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:29:04.57 ID:ElVUtBxf0
アケボノ「あたしの…クソ提督……」


荒潮「アケボノのダメージも大きいし〜一旦帰りましょう〜」


菊月「そこまでの損傷か?小破すらしていないだろう」


アケボノ「……」ポロポロ


荒潮「心のよ……」


菊月「…了解だ。帰るぞアケボノ」


アケボノ「わがっでるわよ…!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:32:07.23 ID:77OEGoYYo
ようやく会えると思っていたのに…と菊月やチヨダにも精神ダメージが
慰めに追われる比較的(精神)軽傷な娘たち
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:35:59.58 ID:qy/iXljvO
菊月達が帰還した跡もぬけの殻の基地跡地ぶっ放される八島
組織の方は例の艤装がうんともすんとも言わなくて先を越されてしまったかのうと話してる
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:36:23.55 ID:IEGwUuz10
自分のせいで菊月たちが整備士の拠点を暴いてしまったと考える深海提督
このまま行動を共にして大丈夫なのかと整備士に問う
631 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:41:17.13 ID:ElVUtBxf0
ゴゴゴゴゴ……


菊月「この地鳴り…八島が発射されたか」


荒潮「ここは危ないかもしれないわねぇ…早く帰りましょう」


アケボノ「神威……早く…!」


菊月「まだ泣き止んでないがいいのか?」


アケボノ「いいがら…!」


荒潮「それじゃあ帰りましょうか…」バシュッ
632 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:46:53.54 ID:ElVUtBxf0
ーー某所


大和「すいません老幹部さん、あの艤装は動かせませんでした…」


老幹部「あのせーふてぃを外せば艦娘でも可能かと思ったんじゃがのぅ…」


大和「やはりあれは人間の艦娘しか扱えません」


老幹部「そうなると信濃か…ふぅむ…」


大和「大和ならできるかもしれません」


老幹部「できるのかぇ?」


大和「はい、彼女ならきっと我々の味方になってくれます」


老幹部「ほぅ……なら信濃は大和に任せようかの」


大和「必ず老幹部さんのお力になってみせます」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:49:08.69 ID:p4nEsFiYo
>>628
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 22:50:48.98 ID:Rnv4ZqqDO
菊月が八島の事を調べる為に大本営に戻るとそこで信濃に出会う
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:57:38.67 ID:FScqILVzo
>>634
636 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:22:23.64 ID:ElVUtBxf0
ーー大本営


菊月(八島の事を調べに大本営まで来たがやはり存在は極秘のようだな)


菊月(幹部の私でも知れないとなると、重役やそれ以上の存在……)


信濃「……」


菊月(モチヅキの予知によると発射コードと言っていた。つまりそれがなければ撃てない)


菊月(逆に言えばコードさえあれば誰でも撃てる…)


菊月(こんな兵器を大本営に握らせるべきではない。なんとか破壊…それが無理ならコードの奪取…)
637 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:24:42.34 ID:ElVUtBxf0
信濃「貴女…見ない顔だけど」


菊月「む……信濃か」


信濃「私を知っているということは役職は幹部以上ね」


菊月「そうだな。お前のお披露目の時には直接見ていたぞ」


信濃「なるほど…」


菊月(信濃はアレには関係ないだろう。何が面白いのか知らないがさっさと帰って欲しいな)


信濃「安価」


下1〜3高コンマ 信濃の台詞や行動などを
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:28:14.88 ID:qy/iXljvO
なにか困っていそうだけどどうしたのかしら?(基本はいい人)
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:29:05.46 ID:IL7g6A4jo
つかぬことをお聞きするが、ネームレスと名乗る集団をご存知か?
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:33:36.90 ID:77OEGoYYo
何か知りたい事がありませんか……?例えば八島の事とか
641 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:38:14.28 ID:ElVUtBxf0
信濃「何か困ったことはありませんか?そういうお顔をされていましたよ」


菊月「…何もない。疲れているだけだ」


信濃「そうですか…」


菊月(ただのお人好しか。適当に誤魔化して帰るか)


信濃「それでは何か知りたい事がありませんか?」


菊月「無いな」


信濃「そうですか……八島の事は知りたくないんですね?」


菊月「……」ピクッ


菊月「…何の事だかわからないな」


信濃「そうですか……」
642 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:41:10.58 ID:ElVUtBxf0
信濃「八島から逃れることはできません。それでも彼が生きているということは事前に情報を掴んでいたということです」


菊月「だから何のことだか知らないと言っている」


信濃「私の前で嘘は付けません。貴女は八島を知っている」


菊月「……」


信濃「まさか幹部が裏切り者だったとは…貴女には聞きたいことが色々あります。大人しく付いてきてもらいますよ」


菊月「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:47:49.17 ID:lSOur6FE0
……譲れないものがあるんでな 誰にも邪魔はさせない(足元を少しずつ広範囲に錆びさせながら) 
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:51:46.99 ID:/LjXvF5CO
大和
どうやら込み入った事情がそれぞれおありのようですね
お茶でも飲みながら話合いでもしませんか(信濃の後ろの方から現れる大和)
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:52:16.90 ID:qy/iXljvO
信濃の自室で会話
何故深海提督に組するのか、何故八島を知っているのか、八島を見てどう思ったのか
646 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:53:56.83 ID:ElVUtBxf0
大和「どうやら込み入った事情がそれぞれおありのようですね。お茶でも飲みながら話合いでもしませんか?」


信濃「大和…!貴様どこから!?」


菊月「今だ、神威…」


大和「菊月さん、
647 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:56:29.39 ID:ElVUtBxf0
ミス


大和「どうやら込み入った事情がそれぞれおありのようですね。お茶でも飲みながら話合いでもしませんか?」


信濃「大和…!一体どこから!?」


菊月「今だ、神威…」


大和「菊月さん、もし逃げたりしたら貴女のお仲間を全員始末しますよ」ニコッ


菊月「チッ……」


「おい、あれって大和じゃ……」
「大本営から行方不明になった…?」


大和「ここじゃ場所が悪いですね。変えましょう」


信濃「いいわ……付いていってあげます」
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:57:18.94 ID:77OEGoYYo
(ヤベえメンツ)
649 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:58:55.41 ID:ElVUtBxf0
ーー茶室


信濃「また茶室ですか、芸のない」


大和「…どうぞ。大和が煎じたお茶です」


信濃「そんなもの飲めるわけないでしょう」


大和「あら…以外とチキンなんですね」


信濃「そんな挑発には乗らないわよ」


大和「菊月さん、貴女もそうなんですか?」


菊月「いいや、私は飲もう」スッ


信濃「正気ですか?この大和は…」


菊月「知ってるさ。例の組織に味方する裏切り者の大和だろう」
650 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:02:23.83 ID:0UrIW28V0
信濃「そんな彼女が入れる飲み物なんて怪し過ぎます。毒の一つや二つ入っててもおかしくありません」


菊月「お前は人間なんだろう。茶の作法は学校で習わなかったか」


大和「そうです、毒を仕込む暇なんてありません」


信濃「なんですって…?」


菊月「これが茶以外の飲み物なら飲まないさ。茶だからこそ…だ」


大和「お詳しいんですね。幹部だからというわけじゃないですよね?」


菊月「私の……大切な人が教えてくれたんだ」


大和「まぁ…素敵ですね」
651 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:05:47.42 ID:0UrIW28V0
菊月「…まずは私の目的から話してやろう。はっきり言って整備士とかいう男には興味が無い」


大和「そうなんですか?」


菊月「奴と一緒に行動している深海提督に用がある。それ以外に目的は無い」


大和「証拠は?」


菊月「さっき言った大切な人……それは深海提督の事だ。あの人は私の提督だった」


信濃「深海提督が元提督…!?」


菊月「なぜそうなったかは分からない。だからこそ捕まえて私の元に戻したい」


大和「愛故に…ということですか」


菊月「否定はしない」
652 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:07:54.61 ID:0UrIW28V0
信濃「…貴女が八島の事を知ったのはいつですか」


菊月「整備士に危機が迫っていることを知ってからだ。整備士を救わなければ深海提督を救うことはできない」


信濃「貴女が情報を流したわけでは無い……」


菊月「そうだ。私には深海提督以外に目的は無い」


信濃「じゃあ誰が……どうやって…」


大和「次は大和の話をさせてもらいますね」ニコッ
653 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:12:54.90 ID:0UrIW28V0
大和「私達は世界の均衡を保つのが一番だと考えています。強過ぎる力は均衡を崩してしまうんです」


大和「大本営から回収した新型艤装…あれはいけません。あんなものを使えば各国から注目されてしまいます」


信濃「だから私の艤装を奪ったのか!」


大和「奪ったなんてとんでもありません。世界平和のために回収したんです」


菊月「言い訳が子どもだな」


大和「愛とかいうふざけたことを言っている貴女よりはマシですよ」ニコッ


菊月「お前……!」
654 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:16:00.10 ID:0UrIW28V0
大和「本来なら八島も破壊したい所ですが、あれはそういう訳にはいきません。発射コードを渡してくれませんか?」


信濃「ふざけるな!」スッ


菊月「なんだ…?手を出して……」


信濃「貴女はここで倒す!」バシィ


大和「獣の槍……素晴らしい武器ですね」スッ


菊月「大和が構えたのは魔剣か…」
655 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:19:29.01 ID:0UrIW28V0
大和「菊月さんは逃げてください。ここにいると巻き込まれますよ」


菊月「心配は要らない、自分の身は自分で守る」ズズズッ


大和「鯖だらけの短剣……?名前のある武器ではなさそうですね…」


信濃「よそ見を…するなぁぁ!!」ブンッ


大和「してませんよ…」ガキィン


菊月(凄まじいエネルギーだ…空気を錆びさせて衝撃を和らげなければ私も吹き飛んでいたな)
656 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:21:15.72 ID:0UrIW28V0
大和「信濃さん…大和達の所に来てくれませんか?」


信濃「なにぃ!?」


大和「あの艤装は貴女しか動かせません。あの力は大和達が持つべきなんです」


大和「貴女がいれば八島に対抗できる手段を持てます。均衡は保たれるんです」


大和「どうですか?貴女も平和を望むのではないのですか?」


信濃「安価」


下1〜3高コンマ 信濃の台詞や行動などを
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:23:26.87 ID:aFTO0Pp80
貴様さっきいったよな?強すぎる力は均衡を崩すと。ならば私は均衡を保つために大本営を離れるわけにはいかないな。
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:24:22.82 ID:zLDDtG84O
そんなクソみたいな平和のために私は艦娘になったんじゃない!
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:24:51.07 ID:TiMegGmco
信濃「戦争を続けるのが目的のお前たちが平和と言うか!」
大和「平和なんですよ。戦争がなければ大和達のような艦娘は存在できませんから」
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:25:10.33 ID:5Q5oZByCo
均衡は平和とは違う!
ただ先送りしてるだけじゃないですか?!
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:25:35.69 ID:jt+N5tTfO
平和とは誰もが怯えることなく健やかに暮らせるということです。
戦争が続く限りそのような世界はやって来ません。
例え今すぐ実現できなくても、歩みを止めることはしません。
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 00:25:42.14 ID:szJq7Y/DO
私は均衡を保ちたいのではなく戦争を終わらせたいんです
八島なんて使わせたのはあなた達組織だ!あんなものを…人の業だけで動いているあれを…私の艤装を奪ったりなんかするから!
663 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:33:28.61 ID:0UrIW28V0
信濃「貴様さっき言ったな、強すぎる力は均衡を崩すと。ならば私は均衡を保つために大本営を離れるわけにはいかない!」


大和「いいえ、貴女が大本営に居ては均衡を保てないんです」


菊月「まさか…お前達の言う平和は戦争が永遠に続くことか?」


大和「そうです。そうすれば我が国の武器は売れ、愚民にも金は周ります」


信濃「貴様ぁぁ…!」


大和「信濃さん、この戦いが終わったらどうするんですか?」


信濃「終わった後の事はその時考えれば良い!!」
664 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:40:04.77 ID:0UrIW28V0
大和「それではダメなんです。深海棲艦との戦いが終われば艦娘は解体されます」


大和「艦娘にとって解体とはどういうことか貴女も知っていますよね?」


信濃「それでも…!人間を守らなければいけないんだ!」


大和「深海棲艦との戦いが永遠に続けば大和達には価値が生まれます。そうすれば大和達は解体されません」


菊月「なんだ、結局自分の為か」


大和「…それの何がいけないんですか」ズォ…


信濃「力が…強く……!?」


大和「前の大和を好き勝手にしたのは人間です……私はあんな所には行きたくなかった!!」
665 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:44:17.56 ID:0UrIW28V0
菊月「前の大和?沖縄に沈んだ大和の事か?」


大和「あんな戦い…!負けると分かっていながら!あんな惨めな戦いに駆り出されるなんて!」


菊月「だから次は自分が好き勝手に…か。お前は勘違いしているようだが言ってやろう」


菊月「お前はあの『大和』の生まれ変わりでもなんでもない。自分と同じ名前の登場人物に感情移入した読者だ」


大和「違う!!私は大和だ!!」ガキィン!


信濃「ぐぁ……かはっ…!」ドシンッ


菊月「あそこから信濃を弾き飛ばすか。流石は魔剣だな」
666 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:46:30.44 ID:0UrIW28V0
信濃「まだ……やれる…!」スッ


菊月「いっておくが手助けはしないぞ。私はどちらの味方でもない」


信濃「わかっている!あんな艦娘くらい仕留めてみせる」


大和「…いけません。信濃さんは殺してはいけないんでした」


信濃「覚悟!大和ぉぉーー!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 00:48:56.46 ID:szJq7Y/DO
信濃も獣の槍の力を解放しようとするが騒ぎを聞き付けた人が集まり始めて大和は引いていく
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:51:35.43 ID:TiMegGmco
獣の槍を弾き飛ばし、信濃の肩口を突き刺す大和
大和「生きていたいと言うことが罪とでもいうのですか、貴女は」
そう言ったあと、背を向けて去る
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:52:32.84 ID:LrNkZT4KO
>>668
670 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:58:30.84 ID:0UrIW28V0
ガキィンッ


信濃「獣の槍が…!」カランッ


大和「……」ザシュッ


菊月「肩を、刺したか…」


信濃「ぐぁぁぁぁっ…!!」


大和「生きていたいと言うことが罪とでもいうのですか、貴女は」


信濃「なに…を……!」


大和「私は生きたいから大本営を裏切った。もう人間に好き勝手にされるのは死んでも嫌なんです」


大和「この気持ち…貴女には分からないでしょうね。人間の貴女には」


信濃「ぐ……ぁ…っ…!!」
671 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 01:00:39.94 ID:0UrIW28V0
大和「…信濃」


信濃「くそ…獣の…槍……!」ググゲッ


大和「私の目を見なさい」


信濃「う!?」


大和「……」キィィィィ


菊月「動きが止まった?大和は何をしているんだ?」


信濃「ぅ……」だらん


大和「そうです…いい子ですね」


信濃「大和…さん……」
672 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 01:03:13.81 ID:0UrIW28V0
大和「老幹部さんが待ってます、帰りましょう。傷の手当てもそこでできますからね」


信濃「は…い……」


菊月「なんだ…何が起こったんだ……?」


大和「うふふ…」


菊月「…能力か。お前も手に入れていたとはな」


大和「早霜さんが教えてくれたんです。能力者を捕食すれば能力を得る事ができるのだと」


菊月「アイツ……!」
673 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 01:06:33.77 ID:0UrIW28V0
大和「この能力を手にしたのは良いんですが、貴女達と比べると弱いんです。だからこうやって相手を痛めつけないと発動しません」


大和「食べたのが傀儡だからでしょうか?まだまだ研究の余地がありますね」


菊月「待て。大人しく逃がすと思うか?」


大和「それはこちらの台詞です。大和と信濃を相手にして勝てるとでも?」


信濃「大和さんは…私が守ります……」


菊月「……次に会う時はこうはいかないぞ」


大和「その言葉、そっくりお返ししますね」ニコッ


ーー
674 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 01:07:22.91 ID:0UrIW28V0
これだけやってても思った通りに話を組み立てられない。時間が


コメントなどあればお願いします
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 01:08:09.84 ID:90iX7tzgO

怪獣大戦争させたかったけど武蔵動かせないんだよな…
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 01:16:24.68 ID:szJq7Y/DO
お疲れ様です
組織には傀儡と武器持ちが二人&新型艤装…大本営には八島だけ?
大本営にも名も無き特務艦や艦娘は居るのだろうけどさすがに数には入らないか
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 01:24:18.14 ID:5Q5oZByCo
おつでした
大和も大和で譲れん所があるの)ね、これは信濃さんは格落ち感ある
ぼのもそりゃ会いたいよなー会えるのだろうか
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 02:51:56.47 ID:HFwOrw050
お疲れ様です
GW中にpart1から一気に読んでようやく追いつけた……
途中「このままなんだかんだで全員がハッピーエンドを迎えられるんだろうなぁ」と思わせておいて、過去の因果が最悪の形で巡ってくる展開
胸が痛くなるほど辛いけど、同時に鳥肌が立つほど巧いと思いました
どんどんおいしい立ち位置になってきた夕立も、今までのことを考えるとだいぶ危ないよなぁ……
このSSで一番好きなキャラだから生きて欲しいけど、これまでの所業考えるとかなりキッツい報いを受けそうで……
679 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 19:52:01.91 ID:0UrIW28V0
ーー


龍驤「まさかこんな会合があるとはなぁ」


提督「俺も知らなかった。昇進するまでは誘われたことが無いんだ」


龍驤「ほんなら一定以上の地位が無いと呼ばれれへんって事やんな」


提督「その会合に呼ばれたということは名誉な事だ。絶対に参加しておきたい」


龍驤「味方は無理に作る必要は無いけど、これからの為にも敵は作ったらあかん。参加せぇへんだけで悪い印象を与えてまう」


提督「なんとしても参加する必要があるが……」
680 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 19:58:33.48 ID:0UrIW28V0
漣「まさか初期艦を連れて来いという会合だとはな」


提督「初期艦がその鎮守府を離れている場合、誘われることすら無いそうだ。漣は一度ここを離れているが戻ってきたからセーフという扱いか」


漣「本当に私が行くしかないんだな?」


龍驤「でもアンタは肌は白いしツノ生えとるし…」


漣「深海棲艦に寄生されてると言うか?正気はあるように装えばいい」


提督「重巡棲姫にできるのか?」


漣「キタコレ」


提督「……不安だ」


龍驤「なんとかこれで行くしかないで…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:03:14.88 ID:90iX7tzgO
意外と駆逐艦以外の初期艦もいるようだった
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:06:37.24 ID:5Q5oZByCo
大井とか川内型を連れてる提督もいる(艦これ改より)

なお瑞典の軽巡を伴ってきた提督が弾かれていた
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:15:58.31 ID:pQ80bqcLO
>>681
初期艦は大井(対深海棲艦戦争草創期からの最古参級の証)とする
684 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:26:18.87 ID:0UrIW28V0
ーー

漣「以外と駆逐艦以外も居るようだな」


提督「基本は五人の駆逐艦から選ばれるが、場合によってはそうとも限らない。重巡や空母が初期艦の鎮守府もある」


漣「そういえばK提督の初期艦は足柄だったか…いや択捉か?」


提督「どちらにせよそういうことだ。その鎮守府の事情もある」


漣「これなら私も目立たないんじゃないか?」


提督「……そう思うか?」
685 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:30:34.36 ID:0UrIW28V0
漣「提督の後ろに隠れていればなんとかなる。適当な所で切り上げて帰るぞ」


提督「そうはいかない。誘われた側として最後まで参加する義務がある」


漣「そういうものなのか…」


提督「だが俺の後ろに隠れるのは悪くない作戦だ。ツノもなるべく目立たないようしているんだ」


漣「難しいな…だがやってみよう」


提督「下手に騒ぎは起こしたくない。頼んだぞ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:33:30.13 ID:5Q5oZByCo
こんな時に知り合いに結構見つかって漣も喋らざるを得ない
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:35:11.11 ID:TiMegGmco
漣の訓練生時代の同期に後ろから声をかけられる
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 20:36:31.08 ID:szJq7Y/DO
ところでこの会合の目的は何なんだ?と耳打ちする重巡に提督が答えようとすると主催者の提督が説明を始める
そしてその提督の初期艦も漣だった

同キャラは訳がわからなくなるなら省いてください
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:37:04.41 ID:9e/fvXF2O
例の騒動のときに漣が助けた深海棲艦の寄生で助かった子もいるみたい
690 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:45:37.44 ID:0UrIW28V0
「あれ?ひょっとして漣ちゃん?」


漣「漣はいっぱいいるぞ」


「でもその提督の初期艦っていったら…やっぱり漣ちゃんだよね!」


漣「…そうなのか」


「ねぇどうしたのそのツノ?それに肌も白いよ?」


漣「色々…あった」


「あ……もしかしてアレのせい?詳しく聞かせて下さい!」


漣(提督……助けてくれ…)


提督(すまん、無理だ……)
691 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:47:45.29 ID:0UrIW28V0
「すいません!少し漣ちゃんを借りてもいいですか?」


漣(提督!提督!)


提督「……大丈夫だ」


漣(くそ…!)


「ありがとうございます!すぐにお返ししますから!」グイッ


漣「ぬぁぁ…っ!」ズルズル
692 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:49:57.09 ID:0UrIW28V0
「皆んな、漣ちゃんが居たよ!」


「あら久しぶりね…ってアンタ!?それどうしたのよ!?」


「まるで深海棲艦みたいになってます…」


漣「これはだな…」


「漣ちゃんは強いストレスを浴びたせいでこうなったんです!」


「何があったか知ってるのですか?」


「決まってるじゃないですか!漣ちゃんは出戻り初期艦なんですよ!」


「「「ああぁ〜〜…」」」


漣「なぜ納得するんだ…」
693 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:52:35.23 ID:0UrIW28V0
「あ、アンタ…提督を寝取られたのよね?」


「そのショックで鎮守府を抜け出して…」


「戻ってきたと思ったら愛人になったのです?」


「その辺の話を詳しく聞かせて下さい!」


漣(コイツらの目が輝いている…こういう話が好きなのか)


「無理にはいいわよ。アンタがそうなるくらいショックだったのは分かるから」


「でもできれば聞きたいです…」


「ドロドロの昼ドラみたいな展開はあったのですか?」


漣「安価」


下1〜3高コンマ 漣の台詞などを
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:54:43.72 ID:QixglaFY0
まさか事実を告げるワケにも行かず荒唐無稽な話に妙な共感を持たれてしまって引くに引けなくなる
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:54:47.69 ID:9e/fvXF2O
でも結局3pするようになりましたって言ったらキャーキャー盛り上がる
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:59:03.38 ID:GjpEUkKn0
話そうとしてトラウマに苦しむふりをする
697 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:04:28.86 ID:0UrIW28V0
漣「愛人になったというのは間違いだ」


「そうなんですか?」


「じゃあなんでわざわざ戻ってきたのよ。普通ならあり得ないわよ」


漣「それは…だな……」


「どうしたんですか?」


漣「せ…」


「せ、なのです?」


漣「私と提督は…セ…フレだ……」


「「きゃー!」」


漣(…間違ってはいなかっただろう、うん)
698 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:10:30.40 ID:0UrIW28V0
「アンタねぇ!!貞操は大事にしろって私に説教したのを忘れたの!?」


漣「覚えてない」


「コイツ…!」


「そっか、叢雲ちゃんが行き遅れたのって漣ちゃんのアドバイスを守ったからだったね」


「私も司令官とはいい感じにはなったわよ!でも肉体関係は拒み続けて……その結果がこれよ!」


「処女ケッコン艦という珍しい存在になってしまったのです」


「あの!セ…フレってことは激しいこともするんですか?」


漣「するぞ」


「例えば!?」


漣「……首を絞められながら」


「他には!?」


漣「後ろの穴でやったり、三人で…」


「もっと!もっと教えて下さい!」ふんす


「五月雨ちゃんがハッスルしてるのです」


「そういうのに興味あったんだ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:13:40.21 ID:nUlZIpB60
会合の議長「下世話な話はそこまでにしてもらおうか」
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:13:49.75 ID:pQ80bqcLO
会議が始まるので各々の提督に呼ばれて本題開始
重巡入り漣は結局「そういうファッション」で無理矢理押し通した
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:14:09.75 ID:9e/fvXF2O
尾ひれはひれがついて提督が駆逐艦の中では絶倫提督になってしまう
周りからは駆逐艦だから仕方ないと言われると
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:16:38.56 ID:TiMegGmco
五月雨ちゃんは白露型だからそういうの興味津々なのか…
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:20:02.48 ID:5Q5oZByCo
白露型に深刻な風評被害、とも言えねえ
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:22:04.43 ID:LaeGSdkwO
つまりまだ現れていない改白露型はさらにエロさが強化されてる可能性が
705 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:26:56.44 ID:0UrIW28V0
「おーい吹雪、そろそろ会議の時間だって」


「あ、行かなきゃ…また話そうね漣ちゃん!」


「処女には価値があるのよ…うん…」ぶつぶつ


「漣ちゃんまた後でなのです」


「もっとお話し聞かせて下さいね!」


漣「気が向いたらな」
706 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:29:53.17 ID:0UrIW28V0
ーー会議中

ヒソヒソ…


提督「なぁ漣、さっきどんな話をしてたんだ?」


漣「色々だ」


「あれが絶倫提督…」

「漣ちゃんにあんなコスプレさせて…本物ね」

「抜かずに十発は余裕なんだって」

「え〜!?」

「声が大きいよ!絶倫提督に聞こえちゃう!」


提督「…鬼畜の次は絶倫か……」


漣「私の格好は誤魔化せそうだからいいじゃないか」


提督「俺のダメージが大きいんだよ…」
707 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:32:03.93 ID:0UrIW28V0
ーー会議後


漣「会議もなんとか誤魔化せたな」


提督「俺の…名誉に引き換えにな……」


「……」


漣「まだ何かあるようだぞ」


提督「帰れないのか……」ガクッ


「……」


漣「今度は堅苦しいものじゃないらしい。これが終わったら帰れるんだ、もう一つ頑張るぞ」


提督「俺の気力が持てばな……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:34:12.98 ID:+QnEYAhCo
会合恒例の初期艦達とお料理会の時間
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 21:34:29.79 ID:szJq7Y/DO
ようやく終わって帰ろうとしていると囲まれていた中の一人が追い掛けてきて漣重巡に耳打ち、私達の所に戻る気は無いかとよく解らない事を聞かれる
老幹部様は貴女の裏切りを不問にするそうよ
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:35:02.01 ID:uQSxm5azO
懇親会の立食パーティーが開かれる
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:35:53.74 ID:5Q5oZByCo
なんか余興で見ただけで自分の初期艦がわかるかゲーム
(足りないもの提督分かり易すぎるのでにおいで)
712 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:53:04.60 ID:0UrIW28V0
ーー

漣「まさかお料理会があるとはな」


提督「会合恒例らしい…帰るわけにはいかないな」


漣「順位も出るらしいな。こういう時はわざと負けた方がいいのか?」


提督「手抜きがバレる方が怖い。せっかくだから本気でやろう」


漣「了解した」
713 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:55:20.11 ID:0UrIW28V0
提督「あの馬鹿でかい箱は冷蔵庫だったんだな…」


漣「あれだけの食材が入っているのも納得だ」


提督「材料はある。問題は何を作るかだが……」


漣「提督の得意なものといったらスイーツだろう。私は料理はできないからな」


提督「それしかないか……」


漣「私はサポートに回る。それらしいことをしていれば怪しまれることも無いだろう」
714 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:57:17.32 ID:UfuBDKp6O
漣「提督、なにを作る」


提督「この材料だとプリン…いやケーキも作れるか?」


漣「用意されている材料がスイーツ向きじゃないのが残念だ」


提督「それでもできないことは無い。漣は俺の指示に従ってくれ」


漣「そんなに難しいことはさせるなよ」


提督「もちろんそのつもりだ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:59:43.49 ID:uQSxm5azO
提督が叩いておいてというと挽肉になる塊肉、みじん切りにと言うと粉砕される野菜
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:00:09.67 ID:nUlZIpB60
白玉ぜんざい完成
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:00:47.89 ID:pQ80bqcLO
提督の作ったお菓子自体はかなり高評価だったのだが、
「駆逐艦をお菓子で釣っている」という風評まで流れてしまう
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:01:11.52 ID:5Q5oZByCo
重巡、砂糖と塩を間違えるお約束
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 22:02:58.08 ID:szJq7Y/DO
鬼畜カニバロリ絶倫お菓子ハイエース提督か…
720 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:14:51.33 ID:0UrIW28V0
ーー

提督「…………」


漣「提督、いつにも増して顔がアレだぞ」


提督「…………」


漣「提督の作ったスイーツの評価は高かった。だがそれが仇になったようだな」


漣「気に入った駆逐艦には菓子を食わせて誘い、欲望のままに貪る提督だと思われた」


提督「なんで…こうなるんだ……」
721 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:17:42.81 ID:0UrIW28V0
漣「今まで提督は鬼畜カニバロリコン提督だった。それが今回の会合では絶倫誘拐犯になったな」


提督「誘拐犯……」


漣「そんな見た目をしてるから好き勝手言われるんだ」


提督「…………」


漣「だが名前は覚えてもらえたじゃないか。これで悪いようにはならないぞ」


提督「もう十分悪いんだよ……」
722 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:20:05.77 ID:0UrIW28V0
漣「もう会合は終わったと思ったが…主催者が何人かの提督と初期艦に声をかけていた。私達にもかかったんだ」


漣「これからは自由参加だと言われたがどうする?帰るか」


提督「……少し考えさせてくれ」


漣「私は断っても良いと思う。当初の目標は達成された」


漣「どうするかは提督の自由だ。私はその選択に従おう」


提督「…安価」


下1〜3高コンマ 提督の台詞や行動などを
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:22:38.24 ID:5Q5oZByCo
こうなりゃ最後まで行くぞ
少しでも汚名を雪ぐんだ
305.04 KB Speed:0.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)