吹雪「ジーッとしてても、ドーにもなりません!」

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33 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:46:40.68 ID:R0yLqeu90
M78星雲

ゼロ「うおおおおおおおおおおおおお!!!」

セブン「はぁぁぁぁぁぁああああああ!!!」

レオ「でぇぁああああああああああああ!!!」

ヒカリ「もう少しだ!!ゼロ!セブン!レオ!耐えてくれ!!」

PIPIPIPI!!

ヒカリ「出来た!!出来たぞ!!3人共新しいカプセルだ!」

ゼロ「ぜぇ・・・ぜぇ・・・おう・・・ありがとうな・・・親父!師匠!それにヒカリ!」

セブン「強くなったな。ゼロ」

レオ「さ、今はその疲れた体を休ませるんだ」

ゼロ「ああ。お言葉に甘えてそうさせてもら・・・!」

マユ(お願いします。もう一人のパパ・・・パパを助けてください・・・)
34 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:47:56.30 ID:R0yLqeu90
ゼロ「マユ!!」

レオ「どうした?ゼロ」

ゼロ「休みたいところだが、どうもそういうわけにはいかないみたいだ・・・ちょっくら地球に行く用ができちまった・・・ヒカリ、さっきのカプセル借りるぜ!」

ヒカリ「あ、ああ・・・」

レオ「おい!ヒカリ!!」

セブン「待て!!ゼロ!行くな!」

ゼロ「俺の娘がピンチなんだよ!!!デュワッ!!!」

35 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:48:41.55 ID:R0yLqeu90
レオ「ゼロ!!・・・ヒカリ!どういうつもりだ!!」

ヒカリ「すまない・・・彼の気迫に押し負けてしまったみたいだ・・・」

レオ「まったく・・・・セブンからも何か言ってあげてください!」

セブン「・・・」

レオ「セブン?」

ヒカリ「セブン・・・そこまで怒っているとは申し訳ない・・・」

セブン「レオ・・・ヒカリ・・・どうやら俺に孫ができたみたいだ・・・」

レオ&ヒカリ「」

セブン「いや〜とうとう俺もおじいちゃんかぁ・・・はっはっは・・・ゼロも水くさいな・・・子供が出きたなら黙ってないで言えばいいのに」

レオ&ヒカリ(アンタが言うなよ・・・)
36 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:50:00.30 ID:R0yLqeu90
ベリアル「ゼロがいねぇと何もできない人間がほざくな!!死ねぇ!!」

ベリアルが飛ばし主砲や艦載機がレイト達を襲う!

マユ「パパ!」

ルミナ「レイト君!!」

レイト「ッ!!!」

SCゼロ「ガルネイトォォバスタァァァァ!!」ドォォン!!

ルミナ「えっ?・・・」

マユ「もう一人のパパァ!!」パァァ

レイト「ゼロさん!!」

ゼロ「久しぶりだな!レイト!マユ!ルミナ!」
37 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:50:33.08 ID:R0yLqeu90
レイト「まったく・・・遅いですよ!」

ゼロ「なっ!!これでも全速力で来たんだぞ!!」

レイト「ははっ・・・冗談ですよ」

ゼロ「ったくぅ・・・」

ベリアル「ちっ・・・面倒な奴が来た・・・一旦退くか」

ゼロ「ま、待て!!うっ・・・」ピコォンピコォン

レイト「ゼロさん!?」

ゼロ「少しだけ・・・飛ばし過ぎたか・・・レイト!すまない。また体借りるぞ!!」ヒュン

レイト「ゼロさん!!!!」
38 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:51:01.33 ID:R0yLqeu90
その頃・星雲壮

リク「ぜぇ・・・ぜぇ・・・勝てなかった・・・ベリアルに・・・また負けてしまった・・・」

ライハ「リク・・・」

リク「うわあああああああああ!!!」


39 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:51:28.00 ID:R0yLqeu90
リク「ウルトラカプセルナビ!!」

リク「今日のカプセルは、これだ!」シュワァッ!!

ジードライザー『ウルトラマンジャスティス』

レム『ウルトラマンジャ・・・

リク「ウルトラマンジャスティス!!身長46メートル!体重4万1千トン!必殺技のビクトリューム光線でどんな強敵も倒すウルトラマンで、とにかくもう言葉で表せないくらいめちゃくちゃかっこよくて、更に強化形態のクラッシャーモードはジャスティスの真の正義を貫くときになる姿で、こっちもとっても強くてかっこいいんだ!!それからそれから・・・」ベラベラベラ

レム『リク、そろそろ時間です。それからこの後、少しお話があります」イラッ

リク「え?なんだろ?・・・・あ、次回も観てくれよな!」

ペガ「ノシ」
40 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:52:00.13 ID:R0yLqeu90
リク「復活したベリアルの圧倒的な強さに歯が立たない僕たち・・・でもここで諦めたりなんかしない!だって、だって僕は・・・」

リク「次回、諦めない心。超えるぜ、極限!」
41 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:52:41.61 ID:R0yLqeu90
今回はここまでです。続きは明日にでも・・・
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 23:05:30.40 ID:x0t7NgOp0
面白いね。期待しますねー
43 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:37:26.68 ID:OjdxX5W50
お待たせしました。後半投下します
44 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:38:00.66 ID:OjdxX5W50
アナウンサー『先ほど入ってきた情報です。半年前にウルトラマンジードによって倒されたウルトラマンベリアルが復活したとの事です。』

アナウンサー『また、このベリアルは近年世間を悩ませている深海棲艦に酷似しているとのことです。』

アナウンサー『尚、これにより付近の鎮守府が半壊、同鎮守府の提督が行方不明となっており、艦娘たちが捜索中の模様です。』

リク「・・・」

吹雪「司令官・・・」

ウィィン

ゼロ「おっと・・・悪い取り込み中か?」

リク「レイトさん?いや、ゼロ!?」
45 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:38:30.29 ID:OjdxX5W50
鎮守府付近海域

蒼龍「どう?見つかった?」

飛龍「ううん。どこにも・・・」

阿武隈「これだけ探しても見つからないだなんて・・・」

神通「どこに行ってしまわれたのでしょうか」

夕立「むぅ〜!!提督さんを連れてくだなんて!絶対許さないっぽい!!っぽい・・・」フラッ

時雨「と、夕立大丈夫かい?みんなちょっと疲れてないかい?ここは一先ず撤退した方がいいかもしれないね。蒼龍」

蒼龍「そうね・・・焦る気持ちは分かるけど、ここは退いて休憩しましょう!」

5人「了解!」

蒼龍「こちら蒼龍。大淀、一旦帰投するね」

大淀『了解しました。お気をつけて』
46 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:39:03.25 ID:OjdxX5W50
ゼロ「なるほど・・・そんな事があったのか。で、そっちの少女にリトルスターが宿ってんのか?」

ペガ「うん。そうなんだ!でもまだ混乱してるみたい」

ライハ「状況が状況だからね・・・仕方ないわよ」

ゼナ『だが、このまま放っておくわけにもいかない・・・我々の基地で保護を・・・』

吹雪「イヤです・・・」

ゼナ『何?』
47 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:39:30.91 ID:OjdxX5W50

吹雪「ゴメンなさい。そっちの方が安全なのも、私のワガママだっていうのも分かっています。でも、でもここにいたいんです!!」

吹雪「理由は分かりませんが、ここの方が安心できる・・・気がするんです!」

ゼナ『・・・』

モア「先輩・・・」

ゼナ『分かった・・・好きにしろ。だが、今日だけだ。明日になったら我々が保護する。いいな?』

吹雪「はい・・・」
48 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:40:14.06 ID:OjdxX5W50
リク「そういえばゼロはなんでまたここに?」

ゼロ「そりゃあ、俺の娘の声が聞こえたのと、リク・・・お前にこれを渡すためだ!」

レイト『だから、マユは僕の娘ですって!』

リク「これは新しいカプセル!?」

ゼロ「ああ。パワーアップした俺の力が宿ってるカプセルだ!ここぞという時になったら使えよ?」

リク「わかった。ありがとう」
49 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:40:46.88 ID:OjdxX5W50
ゼロ「さて、話を戻すぞ・・・復活したベリアル、それも新たな力を手に入れてる・・・どうやって倒すかだ」

ペガ「でも、ベリアルやっつけちゃったら、乗っ取られた提督さんも一緒に死んじゃうんじゃ・・・」

ゼロ「その心配はない!コスモスとダイナの力を借りたルナミラクルゼロならばあるいは・・・」

リク「それは本当!?」

ゼロ「ヘヘッ!俺を誰だと思ってる?」

レム『自信過剰でナルシストなウルトラマンゼロです。』

ゼロ「そうそうそう。って色々余計だろ!!」

ライハ「そんな事どうでもいいわ!話が脱線してない?」

ゼロ「そんな事って・・・」
50 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:41:22.68 ID:OjdxX5W50
ゼナ『あきつ丸、応答できるか?』

あきつ丸『はい。こちらあきつ丸であります。』

星雲壮の通信画面にあきつ丸の姿が映し出された。

ゼナ『状況はどうだ?』

あきつ丸『はい。提督殿を乗っ取ったベリアルは依然姿を見せておりません。現在我が鎮守府の艦娘たちが全力を持って捜索中であります!』

リク「・・・」

ゼナ『ベリアルの姿が一部深海棲艦に酷似しているようにも見えるが?』

あきつ丸『はい。空母棲鬼と戦艦水鬼でありますね。深海棲艦の中でも比較的強力な部類に入るであります。』

ゼナ『そうか・・・場合によっては、そちらに救援要請を送るが可能か?』

あきつ丸『もちろんであります!何度も戦っているので、大船に乗ったつもりでいてください!』

ゼナ『分かった。頼りにしている。』
51 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:42:01.57 ID:OjdxX5W50
あきつ丸『ところで、吹雪殿』

吹雪「?」

あきつ丸『皆様からメッセージがあ・・・』

夕立『お〜〜い!!!吹雪ちゃん!!提督さんは絶対夕立たちが助け出すっぽい!!』

深雪『吹雪ィ!!深雪さまがついてんだ!!心配すんな!!』

白雪『ちょ、ちょっと2人とも・・・』

叢雲『ホント落ち着きないわね・・・』

時雨『と、とりあえず提督の捜索は僕たちに任せて。』

白雪『今日は色々あったし、吹雪ちゃんはゆっくり休んでね。』

\フブキー/   \フブキチャーンッポイ/ \アンタタチウルサーイ!!/

あきつ丸『そ、それでは我々はこの辺で・・・』

プツン
52 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:42:31.35 ID:OjdxX5W50
吹雪「・・・」

ライハ「友達想いでいい娘たちじゃない」

吹雪「はい・・・」

モア「・・・」

リク「吹雪・・・」

ゼナ『さて、我々も引き上げるとしよう。また明日迎えに来る。』

ペガ「うん。分かったよ!それじゃ」
53 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:43:10.15 ID:OjdxX5W50
その夜

吹雪「司令官・・・」

リク「眠れないの?」

吹雪「わっ!!?り、リク君!?」

リク「あ、ゴメンゴメン。驚かせちゃったね・・・」

リク「いきなりあんなことになっちゃって、困惑しちゃうよね」

吹雪「はい・・・私に変な力が宿るし、司令官は体を乗っ取られたと思ったら、いなくなっちゃうし・・・もう私何が何だか・・・・」

リク「アイツはベリアル・・・僕の父さんなんだ」

吹雪「えっ!?」
54 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:43:41.67 ID:OjdxX5W50
リク「色々複雑な話だから後で説明するけど・・・アイツは僕の父親、だから僕にも責任がある」

吹雪「そんな!リク君のせいじゃ・・・」

リク「はは。ありがとう。でも、どっちにしろアイツは僕の因縁の相手・・・僕が倒さなきゃいけないんだ!それに・・・」

吹雪「?」

リク「僕は、誰の笑顔も曇らせたくないんだ・・・。もちろん、吹雪。君のもね・・・」

吹雪「リク君・・・」

リク「ジーっとしてても、ドーにもならないってね!さ、もう寝ようか!」

吹雪「はい。おやすみなさい」

リク「おやすみ・・・」

吹雪は寝室へと戻って行った。
55 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:44:11.69 ID:OjdxX5W50
リク「ベリアルめ・・・・」グググ

ペガ「リク、無理してない?」

リク「う〜ん・・・ちょっとね・・・ははは。でも、あんな顔してる吹雪の前で、弱音を吐いたりしたくないんだ」

ペガ「ふふふ。リクも成長したんだね!」

リク「あ、当たり前じゃん!いつまでも昔の僕だと思ったら、大間違いだからね!さ、僕たちも寝るよ」

ペガ「は〜い。おやすみ〜」
56 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:44:45.03 ID:OjdxX5W50
翌朝

ゼナ『では出発する。いいな?』

モア「大丈夫だよ。先輩、こんな顔してるけどいい人だから!」

ゼナ『・・・』ギロリ

モア「あ、あはは・・・じゃあ行きましょ」

リク「二人とも頼んだよ!」

モア「了解!」シュッ

ペガ「行っちゃったね・・・」

リク「うん・・・でも、あの二人ならきっと大丈夫だよ」

57 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:45:25.65 ID:OjdxX5W50
ベリアル「フハハハハ!!!さて、そろそろまた暴れるか!!」

モア「べ、ベリアル!?」

吹雪「そんな・・・」

ゼナ『くっ・・・なんて間の悪い・・・出せ!』

モア「はい!吹雪ちゃん!しっかり捕まっててね!!」ブゥゥン!!

ベリアル「ほう・・・あの車にアイツが乗ってるのか・・・逃がさん!!行け!艦載機共!!」ヒュンヒュン!!

ドゴォォン!!

モア「きゃあああああ!!」

吹雪「も、モアさん!前!!」

モア「え?」ガシャアアアン!!

モアの運転していた車は、バランスを崩してしまい、そのまま木にぶつかってしまった。
58 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:46:11.42 ID:OjdxX5W50
ゼナ『うっ・・・おい!愛崎!!しっかりしろ!愛崎!!』

モア「・・・・」

ゼナ『吹雪、愛崎を連れて逃げるぞ・・・』

吹雪「で、でもゼナさんも頭から血が・・・」

ゼナ『私のことはいい!!早く!』

吹雪「イヤです!私のせいで誰かが傷つくのはもう見たくないんです!!」

ゼナ『吹雪!待つんだ!!吹雪!!ぐっ・・・』
59 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:46:45.49 ID:OjdxX5W50
レム『リク、緊急事態です!ベリアルが再出現。吹雪を乗せた車を襲撃しています!』

リク「なんだって!!」

ペガ「大変だ!早く助けに行かないと!!」

ライハ「リク、行きましょう!」

リク「分かった!」
60 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:47:25.03 ID:OjdxX5W50
伊賀栗家

レイト「あれは・・・ベリアル!?」

ルミナ「・・・レイト君」

マユ「パパァ・・・」

レイト「二人とも、危なくなったらすぐに避難するんだ。いいね?」

ルミナ「行くのね?」

レイト「うん・・・でも心配しないで。ルミナさんとマユがいる限り、僕は絶対に負けない!だから・・・安心して待っててね!」

マユ「パパ!」

レイト「マユ、いい子にしててね。」

マユ「うん!マユ、いい子で待ってる。だからパパも早く帰ってきてね!」

レイト「うん!」ニコッ
61 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:47:52.54 ID:OjdxX5W50
ゼロ「レイト!久しぶりだが、行けるか?」

レイト「はい!もちろんです!」

ゼロ「フッ・・・流石は俺の相棒だな。じゃあ行くぞ!!」

レイト「シュワッ!!」
62 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:48:22.86 ID:OjdxX5W50
ゼロ「べリアル!今度は逃がさないぜ!!」

べリアル「ふん!またお前か。砲撃の雨にでも撃たれてろ!」

ゼロ「喰らうかよ!!ワイドゼロショット!!!」ビィィィ!!

ゼロ「と、おまけのゼロスラッガーも喰らいな!!」シュパンッ!!

レイト『おぉ〜!ゼロさん!絶好調ですね!!』

ゼロ「へっ!当たり前だろ?さて、準備運動はここまでだ!行くぞ!」

ベリアル「その減らず口、いつまでもつかな?」

63 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:48:57.03 ID:OjdxX5W50
鎮守府

大淀「昨日の黒い巨人が出現しました!昨日の出撃メンバーは出撃してください!」

6人「了解!」

蒼龍「みんな行くわよ!」

飛龍「あれ?昨日のとは別の巨人がいる?」

阿武隈「え〜っと、昨日の黒い巨人と戦ってるってことは味方ってことでいいのかな?」

神通「どうやらそのようですね。蒼龍さん、彼の援護をしてもよろしくて?」

蒼龍「ええもちろん!!みんな!あのWトサカの巨人を援護して!」

5人「了解!」

夕立「さぁ、黒い巨人さん。素敵なパーティーしましょ?」ドォォン!!

時雨「覚悟はいいかい?」ドォン!

ベリアル「ぐぉ!!小賢しい真似を・・・」ショウハ!

64 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:49:24.93 ID:OjdxX5W50
リク「モア!吹雪!ゼナさん!」

ライハ「大変!車が!!それに吹雪がいない・・・」

ゼナ『ぐっ・・・彼女ならこれ以上自分のせいで誰かが傷つくのを見たくないと言って飛び出してしまった・・・すまない・・・我々の失態だ。」

リク「なんだって!!?」

ゼナ『まだそう遠くへは行ってないはずだ・・・すまないが、後を追ってくれ』

リク「わかった・・・ライハとペガは二人をお願い。僕は吹雪を・・・」

ライハ「頼んだわよ!」

ペガ「後は任せて!」
65 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:49:54.98 ID:OjdxX5W50
リク「いた!吹雪!!」

吹雪「リク君!どうして?どうしてこんなに無茶するの!?どうして傷だらけなのに、まだ立ち上がろうととするの?」

リク「僕の名前は『リク』、朝倉リク!この大地に、しっかりと足を付けて立つ!そして、どんな困難な状態にあっても絶対に再びまた立ち上がる!そういう思いを込めて名付けられたんだ・・・

吹雪「えっ・・・」

リク「だからこんなところで、倒れてちゃいけないんだ!!立ち止まっちゃいけないんだ!!諦めちゃダメなんだ!!!」

吹雪「諦めちゃダメ・・・」ドックン・・・

レム『リク、20時間が経過しました。変身可能となりました』

リク「じゃあ、僕は行くよ・・・」

吹雪「待って!!」

リク「吹雪、心配しなくても大丈夫。僕はウルトラマンだから絶対負けないし、吹雪たちの大切な提督さんも救ってみせるよ。そして必ず――」
66 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:50:23.67 ID:OjdxX5W50



リク「君の笑顔を取り戻す!ヒア・ウィー・ゴー!」
67 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:52:14.14 ID:OjdxX5W50
吹雪「リク君・・・」ポロポロ

リク「行くぞ・・・ベリアル!!今度こそ決着だ!」

リク「融合!」\デェェヤ!!/

リク「アイゴー!」\デェア!/

リク「ヒアウィーゴー!」

ジードライザー『フュージョンライズ!!」

リク「守るぜ!希望!」

リク「ジィィィィィィィド!!」

ジードライザー『ウルトラマンゼロ!ウルトラの父!ウルトラマンジードマグニフィセント!!」

ジード「はぁぁぁぁぁ!!
68 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:52:48.76 ID:OjdxX5W50
ベリアル「いきなりその姿で現れやがって!!忌々しい!!」

ゼロ「へっ!やっときたか!じゃあ、俺も行くぜ!!」

\ギンガ!オーブ!/\ビクトリー!エックス!/

ジードライザー『ネオフュージョンライズ!』

ゼロ&レイト「俺に限界はねぇ!!」

ジードライザー『ウルトラマンゼロビヨンド!』

ゼロ「行くぜ!リク!」

ジード「ああ!」
69 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:53:21.49 ID:OjdxX5W50
ゼロ「バルキーコーラス!!」ビィィィ!!

ジード「ビッグバスタウェイ!!」ビィィィ!!

蒼龍「私たちも・・・全員一斉砲撃!!」

飛龍「見ててね多聞丸!はぁ!!」ドォォン!!

阿武隈「あたしだってやればできるのよ!!」ドォン!!

神通「軽巡神通、参ります!!」ドォン!!

夕立「ぽいぽいぽ〜い!!」ドォォン!

時雨「覚悟はいい?全力で行かせてもらうよ!!」ドォォン!!

ベリアル「ぐあああああああ!!」チュウハ!

70 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:53:51.69 ID:OjdxX5W50
ゼロ「やったか!?」

ベリアル「・・・・ふん・・・」

ジード「そんな!?」

ベリアル「舐めるなぁぁぁ!!!!」ドドドドドォォン!!!!

艦娘たち「きゃああああ!!」

ゼロ「ぬあっ!」

ジード「うわっ!」

時雨「そんな・・・中破してるのにこの威力・・・」

飛龍「全員中大破!?嘘でしょ・・・」

蒼龍「みんな、一旦退避して!」
71 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:54:23.55 ID:OjdxX5W50
ベリアル「そうはさせるか!沈め!!」

ジード「危ない!!メガエレクトリックホーン!」ビビビビ!!

ベリアル「ぬぅっ・・・まだ動けるのか・・・しつこい奴だなぁ息子」

ジード「当たり前だ・・・僕が・・・こんなところで倒れてちゃダメなんだ!!」
72 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:55:08.51 ID:OjdxX5W50

鎮守府

大淀「皆さん、巨人が気を引いている今のうちにたいひ・・・」

吹雪「大淀さんごめんなさい、勝手に出撃します!」

大淀「え?吹雪・・・ちゃん?」

吹雪(リク君・・・みんな、待ってて!!)

73 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:56:11.46 ID:OjdxX5W50

ベリアル「ふん・・・所詮はその程度か。やはり口だけか。息子よ」

ジード「僕のことを・・・息子って呼ぶな!!!」

ベリアル「さあ・・・終わりだ!!」

ゼロ「ジード!!!」

ドォン!ドォン!

ベリアル「!!・・・なんだ・・・?」

吹雪「リク君!!!」

リク「吹雪!?どうしてここに・・・」

吹雪「私も一緒に戦って司令官を救ってみせます!だって・・・だって見てるだけじゃ始まりませんから!」
74 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:56:58.48 ID:OjdxX5W50

――諦めるな――
75 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:57:28.90 ID:OjdxX5W50
そう言うと吹雪の体からリトルスターが分離し、リクの元へ飛んで行った

リク「これは・・・」

レム『ウルトラマンネクサスジュネッス。諦めない光の絆を受け継ぐ戦士です』

ベリアル「小娘が・・・」

ゼロ「リク!今だ!!」

リク「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!!」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/06(水) 19:57:58.20 ID:OjdxX5W50
リク「融合!」\ジェェヤ!!/

リク「アイゴー!」\シュワァッ!!/

リク「ヒアウィーゴー!」

ジードライザー『フュージョンライズ!」

リク「超えるぜ、極限!」

リク「ジィィィィィィィド!!」

ジードライザー『ウルティメイトゼロ!ウルトラマンネクサスジュネッス!ウルトラマンジード!ノアクティッブサクシード!!」
77 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 19:58:29.75 ID:OjdxX5W50
ジード「・・・・・・・」

ベリアル「な、なんだ!?その姿は!?」

レム『ウルトラマンジード ノアクティブサクシード。神秘的な鎧を身に纏った光の絆の戦士です。』

ジード「ジュワッ!」

ジード「これで終わりだ!!!ベリアル!!シェアッ!!!」

ベリアル「な、なんだこの力は・・・!?」タイハ!
78 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 20:00:29.54 ID:OjdxX5W50
吹雪「私もいます!!発射!!」ドォン!ドォン!

ジード「はぁぁぁぁぁ・・・・」

ジード「ソードレイ・オーバードライヴ!!!!!!!」

ベリアル「ぐわああああああああああ!!!へっ!いいのか?俺様をやれば、乗っ取ったこいつも一緒に死ぬぞ?」

ゼロ「それはどうかな?“ルナミラクルゼロ”!!デェェェヤ!」

ゼロの放った眩い光が提督を包み込む

ベリアル「何!?」

LMゼロ「この技を使えば、この男は死なずに済む。怪獣墓場でかつて救ったピグモンのようにな!!」

ベリアル「おのれぇぇぇぇぇ!ゼロ!!!ジードおおおおおお!!!!」ドゴォォォォン!!!

ジード「・・・・・・今度こそさようなら・・・・・・父さん・・・」
79 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 20:01:01.84 ID:OjdxX5W50
数日後

レイト「もう行っちゃうんですね・・・」

ゼロ「ああ。全宇宙の平和を守るのが俺の仕事だからな・・・名残惜しいけどまた会おうぜ!」

ルミナ「お気をつけて!」

マユ「あ、もう1人のパパ!これ見て!」

ゼロ「ん?この絵は・・・ひょっとして俺か!!」

レイト「ゼロさんに見せたいって言ってたんですよ!」

ゼロ「ははっ!かっこよく描けてるじゃないか!ありがとうな!マユ!これでまた頑張れるぜ!流石、俺の娘だ!」

レイト「だから!マユは僕の娘ですって!」

ゼロ「ふっ・・・じゃあな!シュワッ!!」
80 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 20:01:51.35 ID:OjdxX5W50
店長「さあ、今日も始めるぞ!!今度こそベリアル撃破セール!!!!」

ライハ「また何か始めてるし・・・」

リク「ははは。でもいいんじゃない?みんながああやって笑顔で暮らしてるんだからさ」

深雪「おお!!!今日もセールやってるじゃん!!」

叢雲「アンタいくらなんでもがっつきすぎ・・・」

深雪「え?じゃあ、いらないの?」

叢雲「うぅ・・・そ、それは・・・」

白雪「まぁまぁ、食べきれるだけ買って帰りましょ。ね?」

深雪「おーー!!!」

リク「あ!みんな!提督さんは元気?」

深雪「もちろん!!今日も今日とてドンシャインのDVD一気に観るって張り切ってたぞ!!」

叢雲「あんなことがあったのにお気楽な男ね・・・」

白雪「あはは・・・今回は吹雪ちゃんも付き合わされてるみたいで・・・」

リク「へぇ〜!吹雪も!!ドンシャイン好きが増えるのはいい事!よっし!!僕も今から・・・」

ライハ「バイトが先でしょ?」シャキーン

リク「は、はい・・・」

モア「今度のライバルはセーラー服女子!!私もまだまだいける!!!ハズ・・・うん・・・」

ライハ「さっきから何ブツブツ言ってんの?」

81 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 20:02:55.55 ID:OjdxX5W50

鎮守府・執務室

提督「どうだった?ドンシャイン!感想を聞かせてくれるかな?」

吹雪「はい!とってもかっこよくて、面白いです!!早く続き観ましょう!司令官!!」

提督「ははは。気に入ってくれて何よりだ・・・ところで吹雪」

吹雪「なんですか?」

提督「あの時、なんで単機で出撃したんだ?ウルトラマンがいたとはいえ、かなり危険な行為だったんだぞ?」

吹雪「だって私も司令官を助けてみたかったんです!それにですね・・・」

提督「それに?」

吹雪「ジーッとしててもドーにもなりませんから!!」ニコッ

艦!

82 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/06(水) 20:06:24.80 ID:OjdxX5W50
これにて完結です。
付き合っていただきありがとうございました!
今週の金曜日公開の劇場版ウルトラマンR/B、みんなで観よう!
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