吹雪「ジーッとしてても、ドーにもなりません!」

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1 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:18:52.26 ID:R0yLqeu9o
●ウルトラマンジード×艦隊これくしょんのクロスSS
●ウルトラマンジード本編最終回から半年後の物語で、劇場版には繋がらないパラレルストーリー
●オリジナルキャラクターあり、独自の設定・解釈あり、ご都合主義あり 以上のような内容が含まれています。
それでもOKという方だけどうぞ。 ムリな方は、ブラウザバックどうぞ。
約2年前に書いた前作です。(読まなくても支障はありません。)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492523559/


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1551784731
2 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:23:40.44 ID:R0yLqeu90
???「俺様は死なん・・・この世に闇がある限り・・・必ず復活する!俺様は不死身だ!!フハハハハハ!!!」

僕がウルトラマンベリアルを倒してから半年が過ぎ、宇宙に平和が訪れた・・・

でもその平和はほんのつかの間にすぎなかった・・・
3 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:24:26.13 ID:R0yLqeu90
銀河マーケット

店長「さあ!今日もやるぞぉ!!ベリアル撃破半年記念セール!!」

リク「て、店長・・・もうそのセールはいいかな?」

店長「なーに言ってんだ!めでたいことに1週間も半年も関係ない!さあ、売って売って売りまくるぞー!!」

リク「あ、あははは・・・」

ライハ「平和になったとはいえ、能天気ね・・・その内1周年記念とかやりそうだわ・・・」
4 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:25:59.60 ID:R0yLqeu90
吹雪「あ、見て見て!駄菓子屋さんがあるよ!」

白雪「ホントだ!しかもセール中みたいですよ!」

深雪「え〜っと・・・ベリアル撃破半年記念セール?ベリアルって何?」

叢雲「あ〜・・・そういえば一時期慌ただしかったわね。確かそれも半年前だったような」

吹雪「丁度執務室のお茶請け切れていたんだっけ!何か買って行こうよ!」

叢雲「あっ!ちょっと吹雪!」

店長「おお!!いらっしゃい!可愛いお嬢ちゃんたち!さ、なんでも買っていってくれ!!」

吹雪「え〜っと、じゃあこれとこれください!あ、後これも!」

白雪「吹雪ちゃん・・・買い過ぎ・・・」

深雪「お、ラムネもあるじゃん!たまには大和さんのラムネじゃないのも飲んでみようかな〜」
5 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:26:58.27 ID:R0yLqeu90
20分後

叢雲「で、つい夢中になって買い過ぎた結果がこれなの?」

吹雪「うぅ・・・ごめんなさい」ドッサリ

白雪「流石に多すぎ・・・」

深雪「どーすんだよこれ!持ちきれないって!」

リク「あの〜。よかったら一緒に運ぼうか?」

ライハ「私たちでいいなら手伝うけど?」

吹雪「え?いいんですか!」

白雪「でもお店が・・・」

ライハ「いいのいいの。だって」

叢雲「?」

店長「ん?なんだ?お客さんの手伝いか?いいぞ!行ってこーい!!こっちは俺一人で充分だ!!さあいらっしゃい!!いらっしゃーい!!」

深雪「あ、あはは・・・」

叢雲「お気楽ね・・・」
6 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:27:34.10 ID:R0yLqeu90
その頃・鎮守府

提督「いや〜、やっぱりいつ見てもかっこいいなぁ!!」

大淀「提督、夢中になるのはいいですけど、ちゃんと片付けてくださいね。その〜なんでしたっけ?」

提督「爆裂戦記ドンシャイン!!!ちゃんと覚えな!これだからもう・・・」

大淀「ああそうですか!それはどうもすいませんでした!」イラッ

提督「さぁて!ドンシャインのDVDでも観〜よう!」

大淀「はぁ・・・」

リク「ま、まさか本当に軍事関係の人だったとは・・・」

深雪「あー!!やっぱり信じてなかった!!」

叢雲「少なくとも、アンタはそう見えないわよ・・・」

深雪「ムキーッ!!言ったなぁ!!」

吹雪「ちょ、ちょっと二人とも!執務室の前だよ!静かにして!」

白雪「し、失礼します!」
7 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:28:29.94 ID:R0yLqeu90
提督「おお。おかえり」

大淀「その大荷物はいったい・・・それにそちらのお二人は?」

吹雪「え〜っと、執務室用のお茶請けと、それを買ったお店の人のリクさんとライハさん」

白雪「買い過ぎちゃったので、運ぶの手伝ってもらったんです!」

提督「そうなんだ。いや〜二人ともわざわざありがとうございます。吹雪たちもお疲れさま!」

リク「いえいえ。当然のことをしたまでで・・・・って!!!それは!!!!!!」

8 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:29:26.26 ID:R0yLqeu90
提督「ん?」

リク「プレミアムバ●ダイ3000個限定の爆裂戦記ドンシャインスペシャルカラーver!!!!いったいどうしてこれを!?」

提督「ふっふっふっふ・・・予約開始時間の1時間前からず〜っとPCの前に張り付いて、時間になったところを即押して、完了よ!いや〜、集中したい仕事があるから暫く執務室に入らないでくれって言った甲斐があったよ!」

大淀「は?」

リク「くぅ〜!羨ましい!!」

提督「ん?もしかして君は・・・」

リク「ドンドン照らすぜ!」

提督「爆裂戦記!!」

リク&提督「「ドンシャイン!!!」」ドンシャインポーズ
9 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:30:09.32 ID:R0yLqeu90
提督「おおおお!!!やっぱり、ドンシャイン好きか!!」

リク「はい!僕の憧れのヒーローです!」

提督「あ、今からドンシャインのDVD観るけど一緒にどう?」

リク「観ます!観ます!何回でも!!」

提督「おお!流石!いや〜、ドンシャイン好きが増えて嬉しいよ!ウチの連中はほとんどわかってない奴らばっかりで・・・」

リク「僕も1人だけいますけど、他の人・・・特にライハなんかは・・・・」

ライハ「そろそろいい加減にしてくれる?」シャキーン

大淀「提督もこの後お話があります」ギロッ

吹雪たち「」

リク&提督「は、はい・・・」
10 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:30:40.75 ID:R0yLqeu90
夕方

リク「すっかり遅くなっちゃったね・・・」

ライハ「注意したにもかかわらず誰かさんがドンシャイントークし始めたからね・・・」

リク「いいじゃんか別に!」

ペガ「そうそう!ドンシャイン好きに悪い奴はいないって!」ヒョコッ

リク「ペガ!今日は随分静かだったね」

ペガ「うん。今日はいろんな人がいたからね・・・恥ずかしくて中々出て来れなかったんだ。」

リク「さて、帰ったらまたドンシャインのDVDでも・・・」

ライハ「ゴホン!」

リク「と、思ったけど、部屋の掃除が先かな・・・あははは・・・」

ペガ「そ、そうだね!そうしよう!」アセアセ
11 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:31:13.66 ID:R0yLqeu90
鎮守府

大淀「まったく・・・貴方って人は・・・」

提督「うぅ・・・色々とすまない。」

大淀「別に買うなとまでは言いませんが、今後はきっちり報告してくださいね!」

提督「はい・・・」

大淀「朝倉リクくん・・・よかったじゃないですか。話の合う方が増えまして」

提督「だろ?ちょっと年は離れているけど、同じドンシャイン好きにそんなの関係ない!なら、大淀も一緒にどうだ?」

大淀「お断りします!」ニッコリ

提督「はい・・・」
12 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:31:46.79 ID:R0yLqeu90
その頃・伊賀栗家

レイト「ただいま〜」

ルミナ「お帰りなさい!レイトくん!」

マユ「パパ!お帰り!!今日ね、幼稚園でお絵かきしたの!みてみて!」

レイト「おぉ〜。よく描けてるねぇ!僕とルミナさんとマユに・・・これはゼロさん?」

マユ「うん!今度はもう1人のパパも描いてみたの!」

レイト「はは。これ見たら絶対ゼロさん喜ぶだろうなぁ〜」

ルミナ「あのウルトラマン、元気にやってるかな?」

レイト「ゼロさんならきっと元気にやってると思うよ!」

マユ「また遊びに来てくれる?そしたらマユね、この絵見せたい!!」

レイト「うん。そうだね!絶対見せようね!」ニッコリ

マユ「うん!」
13 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:32:25.04 ID:R0yLqeu90
一方、M78星雲

ゼロ「ハックション!!」

セブン「どうした?風邪か?」

ゼロ「いや、なんでもない。大丈夫だ・・・」

レオ「それならいいが、あまり無茶はするなよ?」

ゼロ「ヘッ!心配すんなって!」

ヒカリ「そろそろいいか?3人共」

セブン&レオ「うむ。」

ゼロ「ああ。いつでもいいぜ!始めてくれ!」
14 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:33:01.37 ID:R0yLqeu90
数日後

リク「よし!いつでも来ていいって提督さん言ってくれたし、さっそく今日行って・・・」

ライハ「待って・・・部屋の掃除は?」

リク「やったよ!」

ライハ「洗濯」

ペガ「やったよ!」

ライハ「バイトは?」

リク&ペガ「今日はお休みー!!」

リク「じゃ、そういうことで行ってきます!」

ペガ「バイバ〜イ」ヒョコッ

ライハ「信じられない・・・」

レム『どうやらドンシャインが絡むとリクのやる気が上がるみたいですね。』

ライハ「え?それってどれくらい・・・?」

レム『今の私の計算の域を超えているためそれはお答えできません。』

ライハ「なんて言ったらいいのやら・・・」アキレ
15 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:33:34.76 ID:R0yLqeu90

鎮守府

提督「はぁ〜・・・やっぱり失言だったかなぁ。いつでも遊びに来ていいよなんて・・・流石に引くよな。こんなおじさんに言われちゃあ・・・」

大淀「以前年齢なんか関係ないっておっしゃっていませんでしたか?それに、連絡先を交換しておけばこんな事にならなかったのでは?」

提督「それが持ってないんだってよ。」

大淀「あら、今時珍しいですね」

提督「そうなんだよ・・・ん?なんか騒がしいな」

リク「だから僕は提督さんに会いに来たんだって!!」

天龍「ウソつくんじゃねぇって!提督にお前みたいなお子様の知り合いいねぇっての!!」

リク「ああもう!!この分からず屋!!」

天龍「うるせぇ!!」バタァン!!
16 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:34:04.45 ID:R0yLqeu90
提督「騒がしいぞ天龍!一体何をしてい・・・」

天龍「提督!このお子様が提督の知り合いだってさっきから言って聞かねぇんだ!何か言ってやってくれよ!!」

提督「おい・・・天龍」

天龍「んあ?」

提督「その子は私の大切な友人だ!!それ以上無礼な真似をしてみろ!どうなるかわかってるな?」ゴゴゴゴ

天龍「うぐっ・・・す、すまねぇ・・・まさかホントに知り合いだったとは・・・」

提督「分かったらさっさと手を離せ」

天龍「ぬぅ・・・」
17 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:34:41.04 ID:R0yLqeu90
リク「ふぅ・・・一時はどうなることかと。刀持ってる人ってみんな乱暴なんかな・・・ありがとう提督さん。」

提督「いやいや、お安い御用さ。ところで今日は、何話観る?」

深雪「しれーかん!!!大変だ大変!!」ハァハァ

提督「今度は何だ!まったく・・・」

深雪「ふ、吹雪が・・・」

吹雪「す、すいません・・・司令官。油断してしまいました・・・」タイハ

提督「吹雪!!大変だ!すぐに入渠してくるんだ!」

リク「い、今のは一体・・・吹雪は大丈夫なの!?」

大淀「心配しなくても大丈夫です。我々は日夜戦っているのですから・・・それに、入渠さえすれば問題ありません」

リク「そ、そうなんだ・・・でもいきなり大けがした吹雪が入ってきたから驚いちゃったよ・・・」

大淀「まあ、一般の方からしてみたらそれが普通の反応ですけど・・・提督、貴方はいい加減慣れてください。毎回毎回オロオロしてては・・・」

提督「仕方ないじゃないか!!目の前に傷だらけの女の子が立っているんだぞ!慣れろって言う方が無理だろ!」
18 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:35:23.39 ID:R0yLqeu90
吹雪「あのぉ〜司令官・・・」

提督「何だよ吹雪!今取りこんでるんだって吹雪ィ!?」

吹雪「は、はい・・・」

提督「どうして!?大破してたよな?バケツ使ったのか?」

吹雪「いえ、私も分かりません。入渠しようと思ったら、修復されてて・・・」

大淀「どういうことでしょうね・・・」

吹雪「それと、傷は治ったんですけど、急激に疲れが・・・」クラッ

提督「吹雪!!熱っ!ひどい熱だ!」

リク(不思議な力で傷が治って、熱がある・・・ひょっとして)

ペガ「リトルスター?」ヒソヒソ

リク「そうかもしれないね・・・」ヒソヒソ
19 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:35:52.46 ID:R0yLqeu90
リク「あの提督さ・・・」

モア「失礼します!!!ニコニコ生命保険です!!」バタァン!!

ゼナ「ここはAIBと連携している鎮守府だから、そう名乗る必要はないとここに来る前に説明しただろ・・・」

リク「モア!?それにゼナさんも?」

提督「貴方方はAIBの・・・」

ゼナ「ウルトラマンキングが去ったというのにまだ発症が見られるとはな・・・」

モア「特例ということですか?」

ゼナ「その可能性があるな・・・」

提督「おい、一体何がどうなってるんだ?」

あきつ丸「それは自分の方からお話するであります」

提督「君は・・・あきつ丸!」
20 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:37:30.62 ID:R0yLqeu90
モア「あきつ丸さん!お久しぶりです!」

ゼナ「派遣任務ご苦労であった。引き続き頼む。」

あきつ丸「はっ!了解であります!」

提督「あきつ丸、挨拶もいいが説明を・・・・」

あきつ丸「提督殿、以前お話したリトルスターの事は覚えておいでで?」

提督「あ、ああ・・・詳しい内容は難しくて覚えてないけど、突然不思議な力が使えるようになるって事なら・・・」

あきつ丸「その通り!それで今その現象が、吹雪殿に起きているのであります!」

提督「なんだって!?じゃあ、傷が回復したりその後の疲労感が来るのは・・・」

あきつ丸「リトルスターの影響だと考えられるであります。現に、吹雪殿の体が熱くなっているのであります!」

ゼナ「そこで提案なんだが、彼女をAIBで預からせてくれないか?ウルトラマンベリアルの脅威は去ったが、リトルスターを狙う宇宙人は後を絶たない・・・」

モア「安心してください!吹雪ちゃんは絶対に傷一つつけたりしません!」

提督「・・・・」

あきつ丸「提督殿?」

提督「確かに、あなた方に預ければ安心ではありますが、ここも軍事施設であり私はその提督、そして吹雪は私のぶ・・・大切な仲間。なら、彼女を守るのは私の役目なのではないでしょうか?」

吹雪「司令官・・・!」
21 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:38:09.57 ID:R0yLqeu90
ゼナ「老婆心というヤツだったか・・・すまない。だが、もしものことがあったら、頼ってくれ」

提督「はい。分かりました・・・っと、すいません・・・ちょっと御手洗いに・・・」タッタッタ

吹雪「司令官ってカッコつけてキメると、すぐ恥ずかしくなっちゃってトイレって言って、すぐその場からいなくなっちゃうんです。」

大淀「ノロケですか」

あきつ丸「ノロケでありますな」

吹雪「ち、ち、違います!!!///」

モア「ふふふ。ところで、先輩」

ゼナ「なんだ?」

モア「さっき先輩、老婆心って言いましたよね?ひょっとして、先輩っておばあちゃん?」

ゼナ「この国の言葉で、いらぬお節介という意味だが?何故私の方が意味を知っているんだ?」

モア「え〜っと・・・それは・・・・あははは・・・てへっ☆」

ゼナ「・・・帰って勉強だ」

モア「そんな〜〜殺生な〜〜」

リク&吹雪(知らなかった・・・)
22 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:38:39.07 ID:R0yLqeu90
提督「ふぅ〜・・・ああは言ったものの、正直のところ自信ないなぁ・・・・って、弱気になっちゃダメだ!!吹雪は私が守らないと!!だって吹雪は私の・・・」

ガタン!!!

提督「ひゃん!!何だ何だ!?」

ガタガタ!!

提督「あの部屋から聞こえる?」

提督「失礼しま〜す・・・誰かいますか〜?」

???「こっちだ・・・こっちにこい・・・」

提督「え?ここですか?」

提督は恐る恐る声がする方へと近づいて行った。

そこは禍々しく黒く蠢いていた。

???「そうだ。そこでいい。これで・・・」

提督「?」

ベリアル「お前の体は俺様のモノだ!フハハハハハ!!!」

そう叫ぶと、ベリアルは提督の体を乗っ取ってしまった。

提督「うわあああああああああ!!!」
23 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:39:17.47 ID:R0yLqeu90
吹雪「司令官遅いな・・・」ソワソワ

あきつ丸「ホントにお腹を下したでありますか?」

モア「あきつ丸さん・・・」

バタァン!!

吹雪「司令官?」

提督(?)「・・・・お前か」ギュッ

提督に憑依したベリアルは、吹雪の腕を掴んだ。

吹雪「え?し、司令官///」

モア「え、え、ええ!??真っ昼間からそんな・・・り、りりり、りっくん!!私たちも///」

リク「?」
24 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:39:52.68 ID:R0yLqeu90
ゼナ「いいから少し黙っていろ・・・様子がおかしい・・・」

吹雪「ねぇ・・・貴方本当に司令官?」

提督(?)「あ?貴様、俺様を疑っているのか?」ガシィッ!

吹雪「い、痛い!!離して!!」

あきつ丸&大淀「!!」

提督(?)「貴様らなんだ?その手に持っているものは?俺様は提督だぞ?」

あきつ丸「提督殿はどんな理由があろうとも吹雪殿が痛がる事は絶対に致しません・・・」

大淀「それに貴方からは殺気を感じます・・・隠していてもまるわかりですよ?貴方は何者なんです?」

提督(?)「ふん・・・」

モア「息子・・・まさか!!!」

リク「ベリアル・・・!」
25 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:40:19.92 ID:R0yLqeu90
ゼナ「生きていた・・・いや、蘇ったのか?」

ベリアル「ふん!この世に闇がある限り、俺様は何度でも蘇るんだよぉ!!」

ベリアル「さあ。小娘!一緒に来てもらうぞ!!」

吹雪「ッ・・・!」ガブッ!!

ベリアル「痛っ!!貴様!!」

ゼナ「動くな!!」

リク「ペガ!今の内に吹雪を星雲荘に!」

ペガ「わかった!さ、早く!!」ヒョコッ

リク「レム!!」

レム『了解!』

吹雪「え?え?この子?誰?何?」

モア「大丈夫!心配しないで!リッくん!先輩!無理しないで・・・」

ゼナ「・・・」コクリ

リク「うん!」

ベリアル「チッ・・・まあいい。先に面倒な貴様らを始末してやるか!」
26 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:41:25.19 ID:R0yLqeu90
ゼナ「ここの鎮守府の主力部隊に出撃要請を!緊急事態と伝えてくれ!!」

あきつ丸「了解であります!」

大淀「只今、鎮守府内にて緊急事態発生!正規空母蒼龍を旗艦として、同艦の飛龍、
軽巡阿武隈、神通、駆逐艦時雨、夕立、直ちに戦闘準備を整えてください!」

ベリアル「フン!無駄な足掻きを!何人来ようがどうせ俺様には勝てない・・・」

ゼナ「どういうことだ!?」

ベリアル「俺様にはこれがあるからだ!!!!ハーッハッハハ!!!」

ジードライザー『フュージョンライズ!空母棲鬼!戦艦水鬼!ウルトラマンベリアル ヴィラニィシップ』

ベリアル「フハハハハハ!!!とっておきのフュージョンライズだ!」

フュージョンライズしたベリアルの両肩には巨大な砲台と滑走路。そして、前進が今まで以上に禍々しく黒く輝いており、
いた。その姿はまるで、空母棲鬼と戦艦水鬼を彷彿させるかのようだった。

あきつ丸「あの姿は・・・」

大淀「まるで空母棲鬼と戦艦水鬼が合体したみたいです・・・」
27 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:41:56.44 ID:R0yLqeu90

リク「ジーッとしててもドーにもならねぇ!!」

リク「融合!」\ヘァッ!!/

リク「アイゴー!」\デェア!/

リク「ヒアウィーゴー!」

ジードライザー『フュージョンライズ!!」

リク「決めるぜ!覚悟!」

リク「ジィィィィィィィド!!」

ジードライザー『ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!ウルトラマンジード!!プリミティブ!!」

ベリアル「さあ、来い息子よ・・・」

ジード「僕のことを・・・息子って呼ぶな!!」
28 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:42:27.45 ID:R0yLqeu90
星雲壮

吹雪「リク君が巨人に!?それにここは!?あなたたちは!?」

ライハ「え〜っと何から話していいのやら・・・」

レム『今は落ち着くのが先決だと思われます。詳しい話はその後で』

モア「そ、そうね!!いけぇ!!リッくん!!」

ペガ「頑張れ〜!!リクー!!」
29 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:43:12.37 ID:R0yLqeu90
ジード「ハァッ!!りゃあ!!」

ベリアル「お?どうした?お前の攻撃はそんなものか?それともじゃれあいたいのか?」

ジード「黙れ!!」

ベリアル「反抗期が抜けてないようだな!!やれ!!艦載機ども!!!」ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ジード「なんだ!?この!!レッキングバースト!!!!」ガガガガ!!!

レッキングバーストによりすべての艦載機は撃墜された。
30 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:44:03.27 ID:R0yLqeu90
ベリアル「ほう・・・まだやれるじゃねぇか・・・じゃあ今度は俺様が直々に相手してやる!!はぁ!!」ドゴォォン!!

ジード「うわぁっ!!うっ・・・」

ベリアル「威勢がいいのは最初だけか?どんどん行くぞ!!」ドォォン!!ドォォン!!

ジード「だったら・・・」

ジードライザー『ソリッドバーニング!!」

ジード「ストライクブースト!!」ビィィィ!!!

ベリアル「ふん・・・だが、詰めが甘い!!」ドォォン!!

ジード「ぐあっ!!」

すべて撃ち落としたかのように思われたが、一発だけ残り、ジードに命中した。
31 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:44:33.02 ID:R0yLqeu90
ベリアル「ホラホラァ!!まだまだ青いな息子よ!!」

ジード「うるさい!!!黙れ!!黙れ!!!」ピコォンピコォン

ベリアル「ふん!つまらん!これで終わりだ!!!」

艦載機と主砲の集中砲火がジードを襲う

ジード「ぐああああああああああ!!!」

ベリアルの攻撃に耐えきれず、ジードの変身は解けてしまった・・・

ペガ「リク!!」

レム『急ぎ星雲壮へと運びます。』
32 : ◆HVbbu/bKbI [sage saga]:2019/03/05(火) 20:45:57.33 ID:R0yLqeu90
一方レイトたちは、彼の休日を利用して、ショッピングに出かけていた

マユ「今日はパパとママとお出かけ〜♪楽しいな〜」

ルミナ「ふふふ・・・レイト君、今日はありがとうね。」

レイト「いやいや、休みの日くらい家族サービスくらいしないとね」

ドゴォォン!!

ルミナ「きゃっ!!何!?」

レイト「あ、アイツは・・・ベリアル!!」

マユ「パパ・・・」

レイト「ルミナさん、マユ、ちょっと待っててね・・・ゼロさん!!行きますよ!!」

シ〜ン・・・

レイト「ちょっとゼロさん!!聞いてるんですか!?・・・・ってそういえばもういらっしゃらなかったんですね・・・」

ベリアル「おい。さっきからごちゃごちゃうるせぇぞ!!」

レイト「だ、黙れ!!お、お前なんかが復活するなんて、に、2万年早いぜ!!」

ルミナ「レイト君!」

マユ(お願いします。もう一人のパパ・・・パパを助けてください・・・)
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