THE 3名様〜海未の手鞠歌〜

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49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/06(水) 22:47:37.73 ID:5L+eCk300
穂乃果「冗談だって。そんな顔しないでよ。色々考えたんだけどね。海未ちゃんやことりちゃん達といつまでも仲良くいれますように〜とかさ」

海未「穂乃果!」

穂乃果「まあ、やめたけどね。お願いする様な事でもないかなって」

海未「そう…ですか」

穂乃果「まあ心配ないからねぇ」

海未「……そうですね!」

ことり「うん」

穂乃果「だからもっと欲望に忠実になってイチゴをたらふく食べれます様にとしました」

海未「穂乃果らしいですね」

穂乃果「でもさ〜ことりちゃんこのミサンガ随分と頑丈に作ったね。全然切れる気配ないんだけど」

ことり「え?切ろうとしたの?」

海未「そんな事してるといつかことりに愛想をつかれますよ。ミサンガが切れる前に」

穂乃果「えっ!それは嫌だ」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/06(水) 23:26:33.84 ID:5L+eCk300
「電子化」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/06(水) 23:35:29.90 ID:5L+eCk300
凛「えっと…味噌ラーメンの麺硬めでお願いします。穂乃果ちゃんは?」

穂乃果「ハンバーグ定食で!」

希「あとドリンクバーを…」

穂乃果「はい!」

凛「凛も!」

希「三つお願いします」

店員「はい。かしこまりました」

凛「そう言えば穂乃果ちゃん最新巻もう読んだ?」

穂乃果「うん、読んだよ。いや〜前回告白のシーンで終わったじゃん?」

凛「ネタバレ禁止にゃ〜」

穂乃果「え〜言いたいなぁ。言いたいなぁ」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/06(水) 23:47:48.34 ID:5L+eCk300
凛「ダメだよ。ネタバレは最悪だよね?」

希「そうやなぁ。ネタバレは最悪やなぁ」

穂乃果「希ちゃんなんてスピリチュアルパワーで漫画の展開とか分かっちゃうんじゃないの?」

凛「え?それ可哀想にゃ。自動的にネタバレされちゃうなんて」

希「いや、そんな訳ないやろ。なんやそのその特殊能力」

穂乃果「ふ〜ん。それもそうかぁ」

凛「ねえ、今日この後穂乃果ちゃん家に行っていい?」

穂乃果「え?家に?泊まりに来るの?別に良いけど…何して遊ぶの?」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/06(水) 23:56:22.16 ID:5L+eCk300
凛「最新巻買ったんでしょ?凛にも読ませて欲しいな〜って」

穂乃果「成る程。そうか、そうか。そんな凛ちゃんにお知らせがあります」

凛「え?なに?」

穂乃果「嬉しいお知らせと悲しいお知らせがあるんだけどどっちがいい?」

凛「嬉しいお知らせ!」

穂乃果「出来れば悲しいお知らせから聞いて欲しいかな」

希「だったら最初からそう言えばええのに」

凛「じゃあ、悲しいお知らせって何?」

穂乃果「実は…最新巻家にないんだよね」

凛「え?買ってないの?」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 00:13:31.46 ID:d2tIQEV50
穂乃果「買ってはいるんだよ。スマホでね。これ嬉しい方のお知らせね」

凛「スマホで?通販って事?」

穂乃果「違う違う」

希「電子書籍やろ?」

穂乃果「そう!それ!だから今ここで読めるよ」

凛「わーい。嬉しいにゃ〜」

穂乃果「本で買っちゃうとかさばるからねぇ」

希「え〜それがいいんやないの?んで本棚を眺めるのがいいんやん。電子書籍やとそれが出来ないから」

穂乃果「え?希ちゃん本棚見てニヤニヤしてるの?一人暮らしってそんに暇なの?」

希「ニヤニヤするとは言ってないんやけど。いや、してるかもやけど」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 00:28:10.94 ID:d2tIQEV50
穂乃果「まあ、希ちゃんの言いたい事は分かるけどね。漫画とか全巻集めた時の達成感とかあるしね。背表紙全部繋がったぞーみたいなね」

希「そやろ?それが今は全部電子化やん?確かに便利やけどな。その内大事な物まで電子化されてしまうんやないかと」

穂乃果「え?例えば?」

希「人の心とか」

穂乃果「そうなの?」

希「いや…知らないけどね。でも、それくらいの勢いがあるなって」

穂乃果「そっかぁ。でも、それは嫌かも。心なんて目に見えないからこそなのにね」

希「そうやんなぁ」

凛「穂乃果ちゃ〜ん」

穂乃果「え?」

希「見えなくても感じる事は出来るんやなぁ。話はいいから早く漫画の続きを読ませてくれって」

56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 00:28:41.33 ID:d2tIQEV50
「暗証番号」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 00:39:59.05 ID:d2tIQEV50
にこ「げっ…携帯の電源切れた」

真姫「使い過ぎなのよ。暇さえあればスマホばっかりいじって」

海未「そうですよ」

にこ「仕方ないでしょ。今日はにこがずっと応援してたアイドルのライブの当選結果が来る日なんだから」

真姫「この時間まで来ないんだったらもう落選したんじゃないの?」

にこ「あ〜もう。最悪だわ。花陽早く来ないかなぁ」

海未「花陽も応募してるのですか?」

にこ「当たり前じゃない」

海未「当たり前なんですか」

にこ「も〜何してるのかしら。気になるなぁ〜」



58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 00:48:01.28 ID:d2tIQEV50
海未「私の携帯使いますか?」

にこ「え?いいの?」

海未「どうぞ。楽しみにしていたんでしょう?」

にこ「ありがとう〜。やっぱり持つべきものは海未ちゃんよね〜」

真姫「本当調子いいわね、にこちゃんは」

にこ「さてと…ん?ねえ?ロック掛かってるんだけど?」

海未「あっ、それこないだから何故か急に。変な所を押してしまったのでしょうか?直し方も分からず」

にこ「ふ〜ん。暗証番号は?」

海未「0803です」

にこ「0803ね!あっ、解除出来た!サンキュー、海未」

真姫「ねえ、海未?」

海未「はい?」

真姫「0803って…穂乃果の誕生日じゃない?」

海未「え?」

にこ「あっ!確かに」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/07(木) 02:55:21.39 ID:LWj40b92O
あら^〜
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 08:56:54.74 ID:BcoEKF3MO
海未「あの…初期設定の時に覚えやすい数字をと思いまして」

にこ「何?それが穂乃果の誕生日な訳?」

海未「あの…まあ…4桁ですから…」

にこ「だったら自分の誕生日でいいじゃない」

海未「むぅ…自分の誕生日だと暗証番号として機能していないと思うのですが。にこはどうしてるのですか?」

にこ「私は2525よ」

海未「そう言う語呂合わせの様な安直な番号はバレやすいと思うのですが」

真姫「って言うか暗証番号を大きな声で言っちゃうあたり意味をなしてない様に思えるけど」

にこ「くっ…うるさいわね。だからって暗証番号が穂乃果の誕生日って」

海未「な、何がいけないのですか?」

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 18:56:33.81 ID:d2tIQEV50
にこ「別にいけないなんて言ってないわよ。ただ、あんた達付き合ってんの?って感じ?」

海未「は、はあ?そんな訳ないでしょう」

真姫「ちょっと声大きい」

海未「だって…」

にこ「何取り乱してるよ。冗談でしょ」

海未「悪い冗談はやめて下さい。にこは家族をそう言う目で見ますか?見ないでしょう?」

にこ「そう言う目って?」

海未「あなたが最初に言ったのでしょ!」

にこ「ああ…見る訳ないじゃない!虎太郎いくつだと思ってんのよ」

真姫「歳どうこうの話じゃないでしょ」

にこ「言いたい事は分かったけど。穂乃果は家族じゃないじゃない」

海未「似た様なものなんです。小さい頃からずっと一緒なんですから」

62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/07(木) 21:58:59.10 ID:ZPcp1imd0
仮に家族でも誕生日を暗証番号にするのは・・・ww
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 23:56:09.58 ID:3u0AYbiNO
にこ「だったら親とかでもいいじゃない。わざわざ穂乃果にしなくたって」

海未「そ、それは…その…別にいいじゃないですか!!いけない事をした訳でもないのにどうして責められなくてはいけないのですか!たまたま思い付いたのが穂乃果の誕生日だったんです。絶対に忘れないし」

にこ「だから、たまたま穂乃果の誕生日を思い付くの事が…」

真姫「にこちゃん、もういいでしょ?」

にこ「な、何よ?」

真姫「海未の反応が面白いからちょっとからかいたくなっただけ。そんな必死になって弁明しなくたって私もにこちゃんも分かってるから」

海未「真姫…」

真姫「全く。海未も素直じゃないんだから」

にこ「海未もあんたには言われたくないだろうけどね」

真姫「何よ?」

海未「そう言えば当選結果確認しなくて大丈夫ですか?」

にこ「あっ、そうね。それじゃあ………あっ!?」





64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/07(木) 23:56:52.57 ID:3u0AYbiNO
「平和賞」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/08(金) 00:03:40.21 ID:SPVDOFt2O
凛「ん〜ラーメン美味しいにゃ〜」

花陽「はむっ。ん〜やっぱりご飯は最高だよ〜」

ことり「二人共幸せそうに食べるね」

凛「だって本当に美味しいだもん。ね〜?」

花陽「うん。もし私がノーベル平和賞の受賞者を選べるなら白米にあげたいです」

凛「凛もラーメンにあげたいにゃ〜」

ことり「授賞式が凄いシュールな絵になりそうだね」

花陽「う〜ん。じゃあ…農家の人達にノーベル平和賞を…」

凛「え?凛は誰?ラーメン屋さん?」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/08(金) 00:12:15.65 ID:SPVDOFt2O
ことり「ノーベル賞の受賞式って言うよりもモンドセレクションの授賞式って感じだね」

花陽「こんなに美味しいご飯をみんなの食卓に届けてくれるんだもん。平和賞をあげたい。ううん。あげたいなんておこがましいです。せめて…私の気持ちを…ありがとうを伝えたいです」

凛「分かるにゃ〜。かよちん、分かるにゃ〜」

ことり「私は二人に平和賞だよ」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/08(金) 00:39:51.42 ID:kx9RO9yHO
>>63
落ちたな……
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/08(金) 00:55:58.28 ID:SPVDOFt2O
「続編」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/08(金) 01:06:16.40 ID:SPVDOFt2O
にこ「どうして映画の続編って大抵つまらなくなってしまうのかしらね?」

絵里「映画の続編?」

にこ「そうよ。映画の続編って大抵つまらないでしょ?」

希「ターミネーター2があるやん」

にこ「いや…でも、ないでしょ?なかなか」

希「だからターミネーター2」

にこ「ターミネーター2は一回置いときなさいよ」

希「置いとかないやろ。ターミネーター2は名作やろ」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/08(金) 18:09:45.40 ID:k/VYsNLZ0
にこ「分かったわよ。ターミネーター2は名作。けど、他にはないでしょ?二作目ってのはこけるのがお決まりなのよ」

希「そんな事ないとおもうけどなぁ」

にこ「じゃあ、ターミネーター以外の作品言ってみなさいよ」

絵里「MI2とか?」

希「いや…それは…」

絵里「スピードは?」

希「それも…」

絵里「猿の惑星は?」

希「うん…なあ…」

にこ「絵里が挙げたやつ全部イマイチじゃない」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/08(金) 20:02:07.42 ID:4x+qL7sqO
MI2はバイクのシーンだけ好き
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/09(土) 01:52:52.34 ID:bb9ZQN9p0
絵里「そうかしら?」

にこ「うん。絵里が挙げた映画は全てにこが提唱した説に当てはまると思う」

絵里「そう。まあ、個人の趣味だからね」

希「うん。確かにそうや。C級映画好きって人も居るしな」

絵里「でしょ?」

にこ「私が言いたいのはあくまで傾向の話をしてんのよ」

希「傾向で言ったらどっこいやと思うけどね」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/09(土) 23:11:48.64 ID:bb9ZQN9p0
「時代の変化」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/09(土) 23:15:51.77 ID:bb9ZQN9p0
ことり「ん〜どうしようかなぁ」

にこ「まだ悩んでるの?」

ことり「うん。中々思い浮かばなくて…」

絵里「方向性は?」

ことり「それも…まだなの…」

絵里「そう。何か参考になる物でもあれば良いんだろうけど」

にこ「そう言う事だったら面白いのあるわよ」

ことり「え?何?」

ガサゴソ

にこ「これ!」

ことり「ファッション雑誌?」

絵里「流行りのファッションでも参考にするの?」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/09(土) 23:21:23.48 ID:bb9ZQN9p0
にこ「違うのよ。これに過去の流行の特集が載ってるのよ」

ことり「過去の?」

にこ「そう。昔流行った物から参考にするのもアリじゃない?」

ことり「まあ…」

絵里「過去ファッションかぁ…どれどれ?ふ〜ん」

にこ「何か良いのあった?」

絵里「良いのって言うか。これ凄いわね。ルーズソックス?」

にこ「あ〜ルーズソックスね。子供の頃流行ってたわよね」

ことり「お姉さん達みんな履いてたよね」

にこ「そうね。今じゃ全く見ないけど」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/09(土) 23:31:47.30 ID:bb9ZQN9p0
絵里「へ〜こんなのが流行したんだ」

にこ「この時代に生まれてれば絵里だって履いてたかもよ?肌焼いてルーズソックス履いてミニモニテレフォン歌ってたかもしれないわよ?」

絵里「何よそれ」

ことり「懐かしいね。コギャルなんてもう死語だもんね」

絵里「こんな裏原系とか森ガールとか言われても何がなんだか分からないわね。ヤマンバファッションなんて本当に流行ったの?信じられないんだけど」

にこ「居たわよね?」

ことり「うん。本当に…多分私達が幼稚園生くらいの頃だと思うけど」

絵里「何でこんなのが流行るのかしら…。このボディコンとこだって」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/09(土) 23:43:57.03 ID:bb9ZQN9p0
にこ「それは私も見た事ない」

ことり「私も」

絵里「なんか…どれもどうかしてるとしか思えないわね。こんな制服をロングスカートにしてたら不良と勘違いされそうよね」

ことり「う〜ん。確かに…」

にこ「流行なんてそんなもんなんじゃない?」

絵里「まあ、そんなものね。ファッションに限らず流行っては飽きられの繰り返しだものね、流行なんて…。あの頃のたまごっち…今どうしてるのかしら…」

にこ「やめなさいよ。そう言う事言うの…」




78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/09(土) 23:47:36.90 ID:bb9ZQN9p0
「手」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/09(土) 23:58:36.66 ID:bb9ZQN9p0
穂乃果「美味しい〜美味しい〜ハンバーグ〜」

希「ご機嫌やな〜。何か良い事あったん?」

穂乃果「うん。今日はハンバーグ食べたいな〜って思ってたらハンバーグ食べれるから嬉しくてね」

希「あっ、ナウなんや」

真姫「羨ましい性格してるわね」

穂乃果「ふふ〜ん。今日は珍しく海未ちゃんに褒められるしにこちゃんから漫画借りたし。良い事づくしだよ〜」

希「へ〜。運気が良いんちゃう?」

穂乃果「そうなんかなぁ?」

真姫「なんで関西弁?」

希「ウチが見てあげようか?」

穂乃果「え?運気?」

希「うん。手を出して?」

穂乃果「はい」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 00:08:04.29 ID:9ChXofcM0
希「あっ、ごめん。右手だけでええわ」

穂乃果「左はいいの?」

希「左は過去の。未来を占うなら右手なんやって」

穂乃果「へ〜」

希「どれどれ〜穂乃果ちゃんは…なるほどなぁ」

穂乃果「どう?穂乃果は何歳で結婚するの?宝クジは当たるの?」

希「ん〜結婚はまあ…そのうち?宝クジは買えば何かしら当たるよ。いつか」

穂乃果「何かしら…案外大雑把なんだね」

希「まあね」

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 00:17:45.21 ID:9ChXofcM0
穂乃果「まっ、明るい未来が待ってるんならそれでいいや」

希「さっ、真姫ちゃん」

真姫「な、何よ?」

希「真姫ちゃんの手相も見たげる」

真姫「私のはいいわよ」

希「そんな事言わずに。別に減るもんやないしええやろ?」

真姫「分かったわよ。はい」

希「どれどれ〜……」

穂乃果「何か良い事書いてあった?」

真姫「書いてって…おみくじじゃないんだから…」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 00:29:15.17 ID:9ChXofcM0
希「ん〜…」

真姫「な、何よ?もしかして…あまり良くない事が…」

希「あのな…」

真姫「う、うん」

希「真姫ちゃんの手綺麗やなぁ。指もスラッとしてて整ってるし。なのに柔らかくてずっと触ってたくなるわぁ」

真姫「なっ、何バカな事言ってるのよ」

穂乃果「あっ、真姫ちゃん赤くなった」

希「手も一気に温かくなったわ」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 00:40:01.57 ID:AxI3onsxO
>>75
ことりちゃんも絵里ちゃんもルーズソックス似合いそう
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:02:11.94 ID:9ChXofcM0
「初」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:19:59.41 ID:9ChXofcM0
穂乃果「絵里ちゃんまたファンレター貰ったんだって?」

絵里「あら?誰に聞いたの?」

穂乃果「希ちゃん。やっぱり絵里ちゃん人気だねぇ。美人だし、基本賢いし、大人っぽいし」

絵里「ちょっと、やめてよ。照れるじゃない」

穂乃果「照れなくて良いんだよ〜。本当の事なんだからさ。ねえ?」

真姫「そうね」

絵里「ちょっと真姫まで。そんなにおだてたって何も出ないわよ?」

穂乃果「え?そうなの?」

絵里「そうなの」

穂乃果「ちぇー、褒め損だなぁ…」

絵里「なんですってぇ?」

穂乃果「なんて冗談で〜す」

絵里「も〜歳上をからかわないの」

穂乃果「先輩禁止だも〜ん」



86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:29:56.02 ID:9ChXofcM0
絵里「全く。真姫、どう思う?この生徒会長は」

真姫「いいんじゃない?こんな生徒会長が居ても」

穂乃果「こんなって何さ。そりゃあ、絵里ちゃんに比べたらちょっとアレだけど」

真姫「まあ、絵里はエリートだからね。なんて」

穂乃果「あ〜…うん」

真姫「え?な、何?」

穂乃果「真姫ちゃんがダジャレを言うなんて珍しいと思って」

真姫「は?え?ダジャレ?ダジャレなんて言ってないけど?」

穂乃果「え?今言ったじゃん。絵里だけにエリートだって」

真姫「それは…そんなつもりで」

穂乃果「良いじゃん別に。すべることくらい誰だってあるよ。ね?」

絵里「まあ…にこなんて定期的にすべってるし。私もそれなりにすべるわよ?」

87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:31:47.32 ID:9ChXofcM0
穂乃果「むしろ嬉しいよね?真姫ちゃんがそんな事を言ってくれる様になって。ねえ?」

絵里「そうね」

真姫「待って。ちょっと待ってよ」

穂乃果「何?」

真姫「人の事をすべったって…やめてよ」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:58:50.76 ID:9ChXofcM0
穂乃果「別に気にしなくていいんだって。プロのお笑い芸人って訳じゃないんだしさ。普通の人なんて10回に1回はすべるもんなんだから」

真姫「そ、そうなの?」

穂乃果「さあ?」

真姫「な、なによ。私はすべってなんて。たまたま、ダジャレっぽく」

穂乃果「真姫ちゃん。穂乃果の目を見て?」

真姫「うっ…」

穂乃果「穂乃果に誓える?すべってないって」

真姫「それは…くっ…ちょっと…ダジャレ言ってみようかなって思っただけで…」

穂乃果「でしょ?じゃあ、真姫ちゃんの初すべりを記念して乾杯しようか!」

真姫「やめて!!!」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:59:08.24 ID:eLnbDqULo
まきちゃん
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:59:26.41 ID:9ChXofcM0
「武道」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:59:52.89 ID:VESdOkhcO
かわいい
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:07:48.16 ID:be0PDMBg0
凛「にゃ〜疲れたにゃ〜」

希「しんどかったぁ。リリホワはダンスとかそんなに激しくないハズなのになぁ。練習…いや、訓練メニュー見直した方がええんやない?」

海未「何を言っているのですか!これでも、まだまだ優しい方ですよ?」

凛「ええ?これで?」

海未「そうです。だいたい、あなた達は文句が多い癖になんだかんだでついて来れるじゃないですか」

凛「そうなんだよね?なんかこなせちゃうんだよね〜」

希「なあ?下手にこなせちゃうから訓練やって体力ついて更にキツイ訓練をこなせる様になって、また体力ついて…。悪循環や…」

凛「ね?凛どちらかと言うと瞬発力タイプなのに。体力までついちゃったにゃ…」

海未「良い事じゃないですか…」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:13:31.44 ID:be0PDMBg0
希「いや、それでもついていくのは結構大変やからね?」

凛「そうだよ。凄い疲れるもん。逆に海未ちゃんはなんでそんなにピンピンしてるの?体力お化け?」

海未「人を妖怪みたいに…」

希「海未ちゃんは小さい頃から武道をやってたみたいやし。基礎が違うんやない?」

海未「まあ、それはあるかもしれませんが」

凛「そうだよね〜。海未ちゃんって武道も出来るんだよね。強いんだよね?なんだっけ?」

希「あれやろ?カポエラやろ?」

凛「だっけ?」

海未「違います!古武道や剣道です」



94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:33:45.91 ID:be0PDMBg0
希「それな!」

凛「でも武道ってそんなに体力つくの?何もやらないよりは全然違うと思うんだけど長距離走ったりとかそう言うイメージはないから」

海未「まあ。基礎的な体力作りはしますから。それに武道には独自の呼吸法と言う物もあったりしますしね」

凛「呼吸法?」

海未「はい。上手く呼吸を整える事が出来れば体力の向上にも?がります」

凛「へ〜全然分からないけど取り敢えず凄いんだ」

希「呼吸法かぁ。凄いなぁ。どこで習ったん?ロンドン?」

海未「私の家の道場に決まってるでしょう!なんでロンドンなんですか?武道と言ってるでしょ」

希「いや〜海未ちゃんはそのうち幽波紋も使いだしそうやね」

凛「それは希ちゃんの方が使えそうにゃ」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:34:18.52 ID:be0PDMBg0
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 00:53:59.13 ID:r8EbiDBOO
リリホワ漫才の安定感よ
おつおつでした
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/12(火) 20:54:30.61 ID:iwcdLLzy0
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/12(火) 23:24:08.31 ID:E98E/IwVO

やっぱり3名様は面白い
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