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絵里「いい?正直に言うのよ?」
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34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 21:30:56.70 ID:5zLeuBqZO
にこ「思ってないって…あんたも意外と女々しいのね」
真姫「大食漢も女々しいも男性相手に使う言葉だけど…」
希「そんな事はどうだってええんや。ウチは別に…あれやから!体重も皆んなと対して変わらんから!BMIも普通やからね!」
にこ「わ、分かったわよ」
凛「でも、かよちんならペロッと食べちゃうよ?」
希「かよちんじゃないから!ウチは花陽ちゃんやないからね。いや、分かってるよ?買って来て貰っといて文句言うなんてな?でも…でもやん?」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 21:49:11.53 ID:5zLeuBqZO
にこ「でも何なのよ。面倒くさいわね」
希「本当。どうしてウチにだけ高カロリーの物を買って来たのか。その傷つかない理由を教えてほしい。それだけやん」
にこ「だからテキトーだって何度も…」
希「一番傷付くんや。それが…テキトーに選んでウチだけ高カロリーって。深層心理で思ってるって事やん。ウチの事高カロリー女だって」
にこ「思ってないってば。しつこいわね」
真姫「高カロリー女って何よ」
凛「なんか妖怪の名前みたいだね!雪女みたいな」
希「なあ、にこっち。本当に…本当にやからね?」
にこ「もう…分かったわよ。希は痩せてるわよ」
希「いや…それはわざとらしいわ」
にこ「はあ?」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 21:55:08.97 ID:5zLeuBqZO
希「もう…自然と…自然と出来ない?自然とウチを傷つけたんやから」
にこ「どうすればいいのよ。分かんないわよ。焼肉好きを大々的に公言してるくせに細かいわね」
真姫「こんなに面倒くさい希も始めてね」
希「別に焼肉好きはええやん!なんなんさっきから!焼肉好きだって繊細な人はいっぱいいるわ!むしろ繊細な人ばっかりや!何故なら肉が繊細やからね」
にこ「元気じゃない、あんた」
希「誰も元気じゃないとは言ってないやん。ただ…高カロリーキャラをやめてって言ってるだけやん」
にこ「だからどうすればいいのよ?」
希「それは…」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 22:00:06.35 ID:5zLeuBqZO
プルル
希「ん?電話や。もしもし?あっ、えりち!」
にこ「絵里?」
希「え?夜?焼肉食べ放題?行く行く!うん。分かった!うん。部室で待ってるから早く来てな!うん。もちろんめっちゃ食べるに決まってるやん?え?太る?大丈夫やって!ふふっ、じゃ待ってるね〜」ガチャ
凛「夜…焼肉行くの?」
希「うん」
にこ「やっぱりあんたは高カロリーキャラでいいわよ」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 22:04:18.45 ID:5zLeuBqZO
「約束」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 22:11:59.13 ID:5zLeuBqZO
千歌「で、その梨子ちゃんが見つけて来たその店はハンバーグが美味しいんだって。でもオムライスも美味しいらしくて」
ダイヤ「…へえ………そうなんですか…」
千歌「うん。楽しみだ〜。ダイヤちゃんはどっちにする?ハンバーグ?オムライス?」
ダイヤ「あの…ハンバーグは苦手なので…」
千歌「あ〜そうなんだ。え!?ハンバーグ苦手なの?そんな人っているの?珍しいなぁ」
ダイヤ「まあ…そうですわね。珍しいかもしれませんわね」
千歌「ね〜?言われるでしょ?そっかぁ。じゃあ、オムライスだねぇ」
ダイヤ「あのぉ…」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 22:19:39.48 ID:5zLeuBqZO
千歌「ん?何?オムライスも苦手なの?」
ダイヤ「いえ…そう言う訳では…」
千歌「え?じゃあ何?もしかして、当日用事が入ったとか?」
ダイヤ「いえ…」
千歌「え?じゃあ何?」
ダイヤ「誘われてませんの」
千歌「え?」
ダイヤ「私…そもそも誘われてませんの。今初耳です」
千歌「嘘?あれ?梨子ちゃんに誘われてない?」
ダイヤ「はい…」
千歌「えっと…」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/26(火) 22:28:40.05 ID:7RyqXMkkO
>>32
大ロシアパンかな?
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 22:35:17.43 ID:5zLeuBqZO
ダイヤ「誰が…」
千歌「え?」
ダイヤ「誰が行くのですか?」
千歌「確か…鞠莉ちゃんと果南ちゃんは用事があるとかで…」
ダイヤ「と言う事は…ルビィも行くのですね」
千歌「えあっ…うん…」
ダイヤ「そうですか…。ルビィは誘われてるのですね」
千歌「うん。その場に居たし…」
ダイヤ「そうですか…」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 22:51:09.06 ID:5zLeuBqZO
千歌「うん」
ダイヤ「…」
千歌「あはは…えっと…来るでしょ?」
ダイヤ「え?でも…」
千歌「でも?」
ダイヤ「だって…」
ガチャ
曜「ヨーソロー」
千歌「あっ、曜ちゃん」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/26(火) 22:52:39.68 ID:JraPzegxO
ルビィ誘ったから一緒に来るもんだと思ってただけだよな、うん
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 22:58:30.54 ID:5zLeuBqZO
曜「あれ?千歌ちゃんとダイヤさんだけ?」
千歌「うん。そうだよ」
曜「そっかぁ。そう言えばさ!例の沼津のお店!」
千歌「沼津の?」
曜「うん。梨子ちゃんが見つけたって言うお店」
千歌「あっ、うん」
曜「ネットでチラッと見たんだけどさ。美味しそうだったよ。ハンバーグ!ほらね!食べログだと…あれ?2.4」
千歌「2.4?え?2.4?あっ、そう。ふ〜ん」
曜「うん。いや〜でも。美味しそうだよね。ね?」
ダイヤ「え?私ですか?あの…私は…」
曜「あれ?もしかして…ハンバーグ苦手?」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 23:06:34.74 ID:5zLeuBqZO
千歌「曜ちゃん!いったんその話やめよう」
曜「え?なんで?」
千歌「ダイヤちゃんはハンバーグの話が苦手なの」
曜「ハンバーグの話が?ハンバーグがじゃなくて?」
千歌「ハンバーグもハンバーグの話も!」
曜「そうなんですか?」
ダイヤ「え?あの…」
曜「じゃあ…当日はオムライスですか?」
ダイヤ「いえ…その…」
千歌「曜ちゃん!曜ちゃん!そのくだりはもうやったから。その後何とも言えない空気になるから」
曜「え?どう言う事?」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 23:17:08.85 ID:5zLeuBqZO
ダイヤ「誘われてないんです」
曜「え?」
ダイヤ「誘われてないんです。その話。三回も言わせないで」
曜「二回だけど…」
千歌「私も聞いてるから」
曜「合わせて三回か…」
千歌「まあ、そんな事はどうだっていいんだよ。ダイヤちゃん!行こうよ」
ダイヤ「ですけど…誘われてないのに…」
千歌「いや…私が誘ったじゃん?ねえ?」
曜「うん」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 23:26:59.82 ID:5zLeuBqZO
ダイヤ「ですが…何と言うか…あの…」
千歌「分かるよ?何となく気になるのは。小学生の時とかあるもんね。他の子に、あれ?誘ってないのに何で来たんだろう?って思われてないかな?とかさ。気になっちゃうやつ」
ダイヤ「具体的に言わないで下さい」
千歌「でも私達の仲なんだしさ」
ダイヤ「だから余計傷つくんです」
曜「じゃあ、私達から梨子ちゃんに言えば…」
ダイヤ「それはそれで…」
曜「ええ…」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 23:50:40.72 ID:5zLeuBqZO
千歌「正解がわからない。こういう時どうしたら良いのかいくつになっても分からない」
ダイヤ「あの…もう…聞かなかった事にするので」
千歌「いや…それは…」
ガチャ
梨子「お疲れ様〜」
ルビィ「うゆ」
善子「ギラン」
梨子「さっきそこでルビィちゃんと善子ちゃんとたまたま会って。例の沼津の話し…」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/26(火) 23:57:23.78 ID:5zLeuBqZO
千歌「梨子ちゃん。ストップ。一回その話はストップ」
梨子「え?どうして?」
千歌「あの…ほら…」
梨子「え?どうしたの急に?昼休みに話した時はあんなに楽しみだって言ってたのに」
千歌「うん。楽しみだったんだけどね」
梨子「過去形?何?都合が悪くなっちゃったの?」
ルビィ「え?千歌ちゃん来ないの?」
千歌「いや…私じゃなくて…その…」
ダイヤ「…」
梨子「え?曜ちゃん?」
曜「ううん」
梨子「じゃあ…ダイヤさん?」
ダイヤ「え?」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/27(水) 00:02:55.23 ID:qu7MXB0/O
梨子「いや…だから」
ダイヤ「行っていいのですか?」
梨子「はい?」
ダイヤ「私も行っていいのですか?」
梨子「えっと…何かあったの?」
千歌「あの…かくかくしかじかで…」
梨子「え?私、ルビィちゃんに言ったわよね?ダイヤさんにも伝えてって」
ルビィ「あっ!?」
ダイヤ「なるほど。そう言う事だったのですね。ルビィ?」
ルビィ「うゆ〜」
千歌「良かったね。ダイヤちゃん」
ダイヤ「まあ、私はどちらでも良かったのですけど」ポリポリ
梨子「一件落着って感じかな?」
曜「だね」
梨子「で、そのお店の話なんだけど。オムライスも美味しいんだけどぜひ食べて欲しいのがハンバーグで!」
ダイヤ「ハンバーグ…」
梨子「え?何か問題ありました?」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 00:13:30.93 ID:elCkICE60
「去り際」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 00:26:41.93 ID:elCkICE60
ツバサ「あ〜今日は楽しかったわ。まさか穂乃果さんとこんな所で会うとは思わなかったわ」
穂乃果「本当、偶然でしたね」
ツバサ「付き合ってくれてありがとね」
穂乃果「いえ、こちらこそ。洋服まで選んで頂いちゃって。ありがとうございました」
ツバサ「ふふっ。穂乃果さんに凄く似合ってたわ」
穂乃果「わ〜凄く嬉しいです。今度着て来ますね!」
ツバサ「ええ」
穂乃果「ふふふ」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 00:39:23.72 ID:elCkICE60
ツバサ「さあ。そろそろ電車が来るわ」
穂乃果「え?まだですよ?」
ツバサ「今日用事があってね。私はこっちの電車なの」
穂乃果「そうなんですか」
ツバサ「ねえ、穂乃果さん?」
穂乃果「はい?」
ツバサ「今日買った服を着てくるのはまだ取っておいてね」
穂乃果「え?」
ツバサ「私達は…次は…最高の舞台で会いましょう」
穂乃果「はい!!!」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 00:42:41.66 ID:elCkICE60
ツバサ「それじゃあ。そろそろ時間だわ」
穂乃果「はい。また…」
ツバサ「…」
穂乃果「…」
ツバサ「…」
穂乃果「あれ?電車来ないですね?」
ツバサ「そ、そうね。おかしいわね」
穂乃果「なんか…遅延してるみたいですね」
ツバサ「あっ…本当?」
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/28(木) 00:44:17.26 ID:AhRArgYXO
かっこつけたのにこれは…w
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 00:49:42.84 ID:elCkICE60
穂乃果「ですね」
ツバサ「そう…」
穂乃果「あっ…えっと…負けませんよ?私達も…」
ツバサ「え?」
穂乃果「ほら?さっきの…」
ツバサ「あっ…ええ。さっきの話の続きね」
穂乃果「はい…」
ツバサ「…電車なかなか来ないわね?」
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 01:17:22.34 ID:elCkICE60
穂乃果「そうですね」
ツバサ「…」
穂乃果「あの…なんか…特別な練習とかはしてるんですか?」
ツバサ「へ?」
穂乃果「いや…あの…A-RISEの…」
ツバサ「ああ…いえ。特別な事はしてないわ。私達だってガムシャラよ。必死なんだわ」
穂乃果「へ〜A- RISEが…あんなに優雅に見えるのに」
ツバサ「ええ。だから…負けたくない。私達は…」
穂乃果「あっ!電車…来ます!」
ツバサ「え?本当?」
穂乃果「はい。さっきの遅延してた…のではないのかな?」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 09:58:27.72 ID:elCkICE60
ツバサ「じゃあ…」
穂乃果「なんかすいません。あの…話の途中なのに」
ツバサ「いえ…別に穂乃果さんのせいではないし」
穂乃果「そ、そうですか」
ツバサ「ええ……穂乃果さん?」
穂乃果「はい?」
ツバサ「私達負けないから」
穂乃果「私達も負けません」
ツバサ「そっ、それじゃあ」
穂乃果「はい」
ツバサ「…」
穂乃果「…」
ツバサ「…」
穂乃果「え?」
ツバサ「あっ…」
穂乃果「乗らないんですか?電車来ましたよ?」
ツバサ「いや…あのね」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 21:54:00.66 ID:elCkICE60
穂乃果「何ですか?」
ツバサ「待ってたの。快速だったみたい…」
穂乃果「ダメなんですか?」
ツバサ「ええ…快速止まらないよ」
穂乃果「そうですか。でも、快速で途中まで行けば…あぁ…行っちゃった…」
ツバサ「そうね」
穂乃果「…」
ツバサ「…」
穂乃果「なんかバカみたな話しましょうか?」
ツバサ「え?なんで?」
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/28(木) 21:58:12.22 ID:OdykIJh4O
さすがの穂乃果も気まずさ感じてるな
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 22:08:32.74 ID:elCkICE60
穂乃果「え?変ですか?」
ツバサ「いや…急に言うから」
穂乃果「いやぁ…また去り際があんな風になっても…バカみたいな話ならそんな事にはならないかなぁって」
ツバサ「な、なるほど」
穂乃果「じゃあ、どんな話します?バカみたいな話!」
ツバサ「改めて言われると…難しいわね。バカみたいな話って」
穂乃果「そうですねぇ。ツバサさんは頭良い感じですからねぇ。何でも知ってますもんねぇ。バカな話って言ってもですよね」
ツバサ「いや…別に何でもは知らない…」
穂乃果「…」
ツバサ「…」
穂乃果「…」
ツバサ「…」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 22:13:37.55 ID:elCkICE60
穂乃果「はい!やめましょうか!」
ツバサ「え?」
穂乃果「バカみたいな話はやめましょう。意識して出来るものじゃないですね。やっぱりおバカじゃないと」
ツバサ「え、ええ…」
穂乃果「…」
ツバサ「…」
穂乃果「…」
ツバサ「…」
穂乃果「電車って凄いですよね〜。速くて…。あれくらい速く走れたら車とかいらなくなっちゃいますね」
ツバサ「え?」
穂乃果「いやぁ…ねえ?」
ツバサ「そうね」
穂乃果「本当、羨ましいです。はい」
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 22:18:41.26 ID:elCkICE60
ツバサ「…」
穂乃果「そんな電車がなかなか来ないって。世の中って不思議ですね」
ツバサ「それは…」
プルルル
穂乃果「電話?ツバサさんですか?」
ツバサ「あっ、そうね。もしもし…え?そう、わかったわ」
ガチャ
穂乃果「どうしたんですか?」
ツバサ「いえ…なんか…用事が…なくなったから」
穂乃果「あっ…じゃあ…一緒の電車ですか?」
ツバサ「そうなるわね」
穂乃果「電車来るまでバカみたいな話しましょうか?」
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 22:41:38.37 ID:BvNLgwJ+O
「挨拶」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 22:50:02.58 ID:BvNLgwJ+O
果南「いや〜今日はいい天気だな〜。こんな日は海に潜るのが一番だ〜。おっ!あれはマルと善子!」
善子「で、曜ったら帰りのバスで」
花丸「へ〜。そうズラか〜」
善子「まだ話終わってないんだけど」
果南「よっ!おっはよ〜」ドンッ
善子「イタッ…」
花丸「あっ、果南ちゃん。おはようズラ」
果南「二人で登校なんて珍しいね!」
花丸「今日はたまたまズラ」
果南「そっか〜。にしても今日はいい天気だね〜。テンション上がっちゃうよね。ね、善子?」グイグイ
善子「イタイイタイ…痛いって」
花丸「善子ちゃんがイタのなんて今更ズラ」
果南「そうだね〜」
善子「ヨハネよ!ってそうじゃなくて」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 22:57:03.57 ID:BvNLgwJ+O
果南「ん〜どうした?」グイグイ
善子「イタイイタイ。痛いから!スキンシップが痛い!」
果南「は?」
善子「スキンシップの力が強いのよ!」
果南「そうかなぁ?」
花丸「堕天使って弱いんだね」
善子「弱くなんかないわよ!堕天使ナメんな!」
果南「じゃあ大丈夫でしょー」グイグイ
善子「イタタ…痛いってば!」
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 23:06:15.52 ID:BvNLgwJ+O
果南「そんなに力入れてないけどなぁ。ねえ?」
花丸「うん」
善子「あんたはね!あんたは受けてないからね!」
花丸「自慢ズラ。自分だけ果南ちゃんからスキンシップされたって自慢ズラ」
善子「違うわよ!」
果南「なんだよマル〜。嫉妬してるの?」
花丸「違うズラ」
果南「仕方ないなぁ。はい、ハグ!」
ギュ
果南「ほら?痛くないよね?」
花丸「ズラ」
果南「だって?」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 23:20:36.81 ID:BvNLgwJ+O
善子「違う。私の時と全然違うじゃない!私の時は思いっきり体育会系的なスキンシップだったじゃない。肩をこうガシッと」
花丸「え?結局、果南ちゃんにハグして欲しかったって事?」
果南「だったらそう言えばいいのに」
善子「違う。そう言う事じゃないのよ」
果南「えっと…じゃあ、どうすれば満足なの?」
善子「だから…力の加減を考えて」
果南「考えてるつもりなんだけどなぁ」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 23:29:41.66 ID:BvNLgwJ+O
善子「だとしたら間違ってる」
果南「そうかぁ、分かったよ。気をつけるよ」
善子「ならいいけど」
花丸「はい。じゃあ、仲直りの握手をするズラ」
善子「べ、別にいいわよ。そんなの…別に喧嘩はしてないし」
果南「まあまあ、そんな事言わずに。はい、握手」
善子「分かったわよ」
果南「ふふっ」
ギュウ
善子「イタタタタッ、イタイ」
果南「あれ?本当?」
善子「絶対にわざと…」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 23:38:45.37 ID:BvNLgwJ+O
「思い出し笑い」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 23:53:02.90 ID:BvNLgwJ+O
凛「はい!じゃあ、絵里ちゃんが絶対に言わないシリーズやります」
にこ「よっ!待ってました!」
凛「帝京大学のここが凄い!帝京魂!」
にこ「そっち?」
凛「そっちって?」
にこ「いや。まあ確かに言いそうにないわよね。って言うか似てるわね〜本当に」
海未「ふっ、ふふっ…ふふふ…」
にこ「うわっ…凄いウケてる」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/28(木) 23:59:01.31 ID:BvNLgwJ+O
凛「そんなに面白かった?凛の絵里ちゃんシリーズ」
海未「ふふっ…はい。あの…顔が…モノマネしてる時の凛の顔が…あははは」
凛「顔!?え?顔なの?笑う所そこじゃないよ?」
にこ「ズレてんのよ、海未は」
海未「あははは」
凛「海未ちゃんがこんなに笑ってる所始めてみたにゃ…」
にこ「そうね。こんなにハッキリ笑ってるのなんて珍しいわね」
海未「あははは…ゴホッ…ゴホッ…はあ…はあ…」
にこ「大丈夫?」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/03/01(金) 00:08:52.95 ID:mAJypye0O
海未「すいません…はあ…ツボにハマってしまって…もう大丈夫です」
にこ「ならいいけど」
ガララ
ことり「花陽ちゃん、元気出して?」
花陽「うぅ…グスン…」
海未「ことり?花陽?」
凛「かよちん?どうしたの?何かあったの?」
絵里「オニギリを落としちゃったのよ」
花陽「楽しみにしてたのにぃ。ショックです」
にこ「絵里!?」
海未「クフッ…」
花陽「え?」
ことり「海未ちゃん…今笑った?」
海未「ち、違うんです。あの…」
絵里「何?」
海未「ぶふっ…ふふふっ…」
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/01(金) 21:25:26.44 ID:sTKCyO+gO
なんとも間が悪いな
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/03/01(金) 22:47:25.40 ID:lAc8VXjc0
ことり「やっぱり笑ってる?」
海未「笑って…ふふっ…ないです」
絵里「いや、笑ってるじゃない」
海未「ふふっ…ふふふ…」
ことり「酷いよ海未ちゃん。花陽ちゃんがこんなに落ち込んでるのに笑うなんて」
海未「ち、違うんです。あの…ふふっ…ふふふ…」
凛「海未ちゃん酷いにゃーーー」
海未「凛…あなたは…知ってるじゃないですか…ふふっ」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/03/01(金) 22:52:51.39 ID:lAc8VXjc0
絵里「何があったのよ」
海未「違うんです。決して…ふふっ…花陽の事を」
絵里「ねえ、大丈夫?」
海未「ぶふっ…あははは。やめて下さい」
絵里「やめて下さいって。私何もしてないんだけど…」
海未「あははは」
絵里「ねえ?私を見て笑ってない?」
海未「そんな事…」
にこ「その通りなのよ。海未は絵里を見て笑ってるのよ。決して花陽の事で笑ってる訳じゃないのよ」
絵里「なんで!?なんで私を見て笑うのよ?私なんか変?」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/03/01(金) 22:58:12.41 ID:lAc8VXjc0
海未「あははは…違う…どうして誤解される様な言い方を…あははは」
絵里「ねえ、海未?なんなの?ねえ?」
海未「絵里…あははは。何でもないんです。深呼吸…深呼吸させて下さい。スーハースーハー」
ことり「海未ちゃん落ち着いた?」
海未「はい」
凛「かよちんも大丈夫?」
花陽「うん。もう大丈夫だよ」
海未「すいません。ご迷惑お掛けしました」
絵里「珍しいわね。海未がこんなに風に」
海未「ふふっ…ふっ…あははは」
絵里「やっぱり私を見て笑ってるじゃない!!何?何なの?」
海未「何でもない…何でもないです」
絵里「ねえ?私何か変?何か変なの?」
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/03/01(金) 23:08:16.34 ID:lAc8VXjc0
海未「あははは。お腹が…」
絵里「ねえ…ちょっと…傷付くわよ?」
海未「ふふっ…ふふふ…あははは」
絵里「怒るわよ?」
海未「す、すいま…」
凛「海未ちゃんは今訳あって何でも面白く感じちゃうんだよ」
絵里「え?そうなの?」
凛「今なら絵里ちゃんのチョコレートの話もウケるかもしれないよ」
絵里「いや…そんな空気じゃ…そもそも花陽が落ち込んでるんだし」
花陽「絵里ちゃん…もう…もう…大丈夫だから。楽しい話をして下さい」
絵里「えっと…じゃあ…………っていう事があって。チョコレートだと思ったらおもちゃだったのよ」
海未「あっ!治ったみたいです」
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/03/01(金) 23:08:41.17 ID:lAc8VXjc0
完
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/01(金) 23:10:49.41 ID:RIHyT9N0O
海未ちゃんひどいw
どの話も面白かった乙でした
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/01(金) 23:34:27.37 ID:aqkn+1Pmo
乙
最後の落ちが良かったww
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/02(土) 00:24:59.16 ID:ZCUlX2h7O
>>1
がフリになってたんやな
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