モバP「家庭(に押しかけてくる)的アイドル」

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42 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/30(水) 22:12:11.28 ID:8zQS+XXg0
美優「ふぃんふぁんほふぇいなふぉといっふぁらめれふ!」

モバP「最初からうちに避難する気マンマンじゃないですか」

美優「ぷは。違うんです! 今日はたまたま! お酒がおいしくて! 気づいたら飲みすぎてしまってて!」

モバP「はぁ」

美優「それでついつい時間がたつのを忘れてしまって!」

心「美優ちゃん。途中からずっとスマホチラチラしてなかった?」

美優「かぷ」

心「いったぁぁぁ!」
43 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/30(水) 22:14:19.57 ID:8zQS+XXg0
モバP「はぁ……で、どうするんですか? もう終電ないですよね」

美優「ぷは。え、えっと、明日も休みだし、良ければPさんも、といいますか、むしろ泊めてほしいといいますか」

心「ぶっちゃけもうプロデューサーの家に上がり込む気つもりしかないから入れろ☆」

モバP「そういうと思ったよ」

美優「すいません……あの、ご迷惑でしょうか?」

モバP「ノーコメントで」

美優「あぅぅ」

モバP「………なんて、さすがにこんな時間、目の前が我が家なのに帰れ、なんて言えませんよ。今日はうちに泊まってってください」

美優「やった、ありがとうございます……!」
44 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/30(水) 22:16:13.51 ID:8zQS+XXg0
心「いえーいプロデューサー太っぱらー! いよっ、憎いねイケメンー☆」

モバP「うっせ。心、お前はちょっとこっち来い」

心「え、なに? ちょ、私だけ怒られるの? それはいくら何でも美優ちゃんひいき過ぎない?」

美優「あ、あの、Pさん。さすがにそれは私も気が引けるというか、むしろ私のほうが悪いというか」

モバP「どっちも何勘違いしてんだ。怒るなんてしないっての。ただこうするだけだ」

ナデナデ

心「えっ? ……あれ? P? 何してんの? なんで頭なでてんの? どゆこと?」

モバP「どうもこうもない。お前が美優さんここに連れてきてくれたんだろ?」

心「う、うん」
45 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/30(水) 22:18:19.43 ID:8zQS+XXg0
モバP「なんだかんだ節度守ってくれてるし、周りよく見てフォローもしてるし。いつもありがとうな。これはそのお礼だ」

心「……はい」

モバP「明日は俺も午後出社だし、今からでも少しくらい付き合う。ちょっとだけ飲むか」

心「……よろしく、お願いします」

美優「かぷ」

モバP「あいってぇ! 美優さん何してんの! 酔ってんの!? あ、酔ってんだ!」

美優「ふぁにふはりひていひゃいひゃひてるんふぇふか!」

モバP「イチャイチャって! そんなことしてないです!」

美優「ひへまひは! ふいはわらひれふ! はあくおうひいれふぇくらふぁい!」
46 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/30(水) 22:20:02.74 ID:8zQS+XXg0
モバP「わかりました! 家はいりましょう! だから噛むないたい!」

美優「なれなれも!」

モバP「ええいわかったから!」

美優「がじがじ」

心「P……」

モバP「心、お前も帰ってこい! 家入るぞ!」

心「え。あ、あぁ、よーし、P……じゃなくて、プロデューサーの家で飲みなおすぞー♪」
47 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/30(水) 22:26:17.77 ID:8zQS+XXg0
今日の更新はここまで。明日は確かに育てたがちょっと信頼されすぎちゃった系アイドルです。

そのあとは未定。終わらせるか、続けるか。

美優さんにかぷってされたい
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 23:00:15.11 ID:lAUrDaO8o
気付いたら家に転がり込んでぐーたらしてそうな17歳
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 01:40:17.96 ID:Cz02MOvW0
次はヘレンか、期待
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 03:13:49.22 ID:4DQ82G0uo
ヘレンじゃなくてカレンちゃうんか
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 04:24:33.88 ID:zjRp0JMzO
家に帰ったら勝手に酒飲んでる年長組なんてどうでしょう
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 06:58:24.42 ID:x33XW6Wno
家に帰ったら家がなくなってて突然黒塗りの高級車に連れ込まれて運ばれて
豪邸の前で「今日からここがあなたとわたくしのお家ですわ」系アイドル

…ダメだ、候補が多すぎるw
53 : ◆71NsoKrlNY [saga]:2019/01/31(木) 21:15:50.44 ID:47Kesv1n0
デレステ新曲、良すぎません?

さて、再開するんやで
54 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:19:15.04 ID:47Kesv1n0
Case7:アイドル楽しすぎるせいで昔の鋭さどっか行っちゃった系アイドル

加蓮「あー今日も撮影終わったー。レッスンよりも体力は使わないけど、気持ちは疲れるなー」

モバP「お疲れ様。長丁場がんばったな。ほい、お疲れ様のスポーツドリンク」

加蓮「ありがとー。スタジオはあったかいから、冷たい飲み物がおいしー」

モバP「水着ほどじゃないけど、もう春先のコーデになるからちょっと薄着になるもんな」

加蓮「グラビアとかだったら水着にもなるけど、ちょっと時期早すぎるしね。でもPさんは見たかったんじゃない? 私の水着」

モバP「あほ。いくら何でも女子高生の水着をみたいだなんて思わないよ」
55 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:23:11.21 ID:47Kesv1n0
加蓮「えー? こう見えて、けっこう同世代の中では育ってるほうなんだよ? ……あ、そうだ」

モバP「ん、どうした?」

加蓮「私、こんなに育ったよ……プロデューサーが、私をここまで育ててくれたんだよ。その、ごつごつした指で、一生懸命育ててくれたから……」

モバP「人聞き悪いこというなっての! そりゃ育てたけど、体力とかアイドルとしてだ!」

加蓮「あははっ! なんならホントに育ててくれてもいいよー?」

モバP「ったく、大人をからかうなっての。うちの事務所には加蓮よりもすごい人いるし、そんなのにいちいち面白い反応はしないぞ」

加蓮「それセクハラだよー? そりゃ茄子さんとか美優さんには負けるけどさ」

モバP「そういうもんじゃないの。それに、これでもアイドルプロデューサーだからな。女の子への免疫はそれなりにあるんだよ」

加蓮「ちぇー。Pさんがもっとちょろかったら、色仕掛けできたのに。まぁ、まゆには勝ってるからいいんだけど」
56 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:32:36.95 ID:47Kesv1n0
モバP「俺なんかにそんなことしてどうするんだよ……」

加蓮「Pさぁん、私、ご飯食べたいなー? もし連れてってくれたら、私、Pさんのこと好きになっちゃうかも!」

モバP「上目づかいで必死にアピールしてるところに努力が見えますが、露骨すぎますね。60点」

加蓮「少しくらいどぎまぎしてくれてもいいじゃん」

モバP「加蓮はよくからかってくるからな。それにどうせポテトだろ? もうちょっと意表を突いてくるんだな」

加蓮「寂しいなぁ。あ、じゃあこういうのは? 今日わたし、Pさんの家に行きたい……な」

モバP「……そうか。わかった。なら、親御さんには俺から連絡しておくよ」

加蓮「え? いや、あの、Pさん?」

モバP「あ、客用の布団はたまたまクリーニングしてるからな。一緒のベッドだが、文句はないよな?」
57 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:44:22.79 ID:47Kesv1n0
加蓮「一緒のベッドって……ふぇええ!? ちょ、ちょっとPさん! さすがに冗談だよ!」

モバP「あ、そうだ。大事なこと忘れないようにしなきゃ」

加蓮「な、何!?」

モバP「寝るときには俺のシャツでもいいが……替えの下着、どっかで買わなきゃな」

加蓮「下着!!?? え、あの! 私にはまだ早いっていうか! 心の準備というかいろいろあれこれがそれどれでかくかくしかじかで!」

モバP「……何テンパってんだ。冗談に決まってるだろ」

加蓮「私としてもやぶさかではないんだけどもっと段取りというか手順を踏んでAからZまで一歩一歩踏みしめて!」

モバP「落ち着け」
58 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:46:14.28 ID:47Kesv1n0
加蓮「はぅ。あれ? 私、もしかしてなんか変なこと言ってた?」

モバP「変なことってか、どこかのカリスマみたいに純情で自爆してた」

加蓮「なんだ、からかわれただけか……残念なような、ホッとしたような」

モバP「慣れないことすんなよ。それに、そんな勢いで家にいくなんて言わないほうがいいぞ」

加蓮「はーい。ちぇ、たまにはいいかなぁなんて思ったのに」

モバP「まぁ、たまにくらいならいいんだけどな。それにしても、これで何日連続でアイドル来るんだ」

加蓮「は?」

モバP「え? ……あ、やば」
59 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:47:31.31 ID:47Kesv1n0
加蓮「ちょっとプロデューサー。今聞き捨てならないことが聞こえたんだけど。ほかの子たち、家に行ってるの?」

モバP「いや、ときどき、ときどきな? ほら、加蓮だって前来たことあるだろ?」

加蓮「うんそうだね。だいぶ前にね。で、何日とか言った? 昨日や一昨日も来たってこと?」

モバP「偶然だよ、偶然……」

加蓮「何日連続? で、誰が来たの。答えて」

モバP「や、ホント、たまたまだから」

加蓮「早く」

モバP「……2日連続です。来たのは未央と周子だし、ちょっと遊んだだけです」

加蓮「……ほんと?」

モバP「えーと、たしかそうだったような気が……」

加蓮「ところで、今まゆと連絡とってるんだけどね」

モバP「すいません嘘です。6日連続、周子、まゆ、茄子、響子、未央、心、美優さんの順番で来ました」
60 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:50:23.11 ID:47Kesv1n0
加蓮「へぇ。ずいぶん家にアイドルが来るんだね。モテモテだねプロデューサー。で、何してたの?」

モバP「あの、加蓮さん? 怒ってらっしゃる? ものすごく怒ってらっしゃる?」

加蓮「そうだね。私には口うるさく言うくせに、ほかの女はホイホイあげちゃうようなプロデューサーにはちょっと怒ってるかも。で、何してたの」

モバP「や、一般論として言っただけでね? 別に加蓮だけ呼んでないとか」

加蓮「じゃあ今後は別にいつでも遊びに行っていいってことだね。で何してた」

モバP「いや、あの、そんな大したことは」

加蓮「何してたか教えなさい」

モバP「一緒にご飯食べて時々家に泊めてました! すいません!」
61 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:53:25.59 ID:47Kesv1n0
加蓮「ふーん……私をこんな風にしておいて、ほかの子にもそういうことしてたんだー」

モバP「いや、こんな風ってアイドルとしてだよね? プロデューサーだからね? お仕事としてね?」

加蓮「……私もお仕事としてしょうがなく相手してたんだ?」

モバP「いやしょうがなくとかそんなことは決して! ……あれ、俺なんで怒られてるんだ?」

加蓮「じゃあ、私は特別? お仕事とか関係なく、女の子として接してくれた?」

モバP「え、いや、女の子っていうかアイドルとして」

加蓮「……」

モバP「はいそうです! 女の子として接してます!」
62 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:55:53.83 ID:47Kesv1n0
蓮「そんな、やだ、急に私のこと一人の女として見てるなんて……」

モバP「え、ちょま、接してると言っただけで見てるとは」

加蓮「何か違うの? はっきり言って。いますぐ。ここで」

モバP「いや、あのえーと。つまりですね。なんというか、あの」

加蓮「……ふふっ! あっははは! やーい騙されたー!」

モバP「は? ……あ、からかったな!」

加蓮「だって! Pさんが、ふふっ! 意表突けって、あははは!」

モバP「あーくそ。こっちも煽った手前なんにも言い返せねぇ……」
63 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:57:50.04 ID:47Kesv1n0
加蓮「あー面白い。Pさんホントに必死なんだもん、16の小娘相手に。ねぇねぇ、私の演技どうだった?」

モバP「……よかったよ。無表情に詰め寄るところとかすごい迫真だったわ。さ、気は晴れたか? そろそろ帰るぞ」

加蓮「や、まだ終わってないから」

モバP「え、あれ、加蓮……さん?」

加蓮「ほかの子が家に行ってるのは本当なんだよね。まゆに聞いたらこんな返事が来たんだけど」

まゆ『うふ♡ Pさんの家でご飯、おいしかったですよぉ♡ Pさんの好みの味は私がちゃぁぁぁんとモノにしますので、加蓮ちゃんはファミレスでポテト好きなだけで食べててくださいね♪』

モバP「なにいってんだこの泣き虫」

加蓮「で、Pさんは私と食べるポテトと、まゆのご飯、どっちをとるの?」

モバP「え? あの、そういう話なの? 普通、私のご飯と、とか言わない?」

加蓮「しょうがないじゃん! 私、料理できないんだし!」
64 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 21:59:29.91 ID:47Kesv1n0
モバP「お前まじか……そこは頑張って料理するとかそういう感じにしておけよ」

加蓮「それは明日から頑張る! とりあえず今日は私とポテト食べに行くよ!」

モバP「散々引っ張っておいてそれかよ!」

加蓮「いいの! Pさんは私に、好きなだけポテト作ること! いい!?」

モバP「無茶苦茶だな! ……はぁ、しょうがない。今日は直帰するつもりだったし、スーパー寄って帰るぞ。加蓮も親に帰り食べていくって連絡しておけ」

加蓮「あ、大丈夫。もう連絡してるから」

モバP「準備いいな。じゃ、もういくか」

加蓮「ふふーん、楽しみ。あ、Pさんも、そのうち私も料理頑張るから、楽しみにしててね♪」
65 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 22:06:08.93 ID:47Kesv1n0
今日の更新はここまで。

リクエストありがとうやで。ぐーたら17歳はうまくまとまりそうなので、形になるかも。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 22:08:01.17 ID:qBz+qBRJ0
おつ加蓮かわいい
67 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 22:18:42.71 ID:47Kesv1n0
おまけ1:QMK

モバP「まゆ、なんで来てくれないんだ。もう、俺の石は残り少ないというのに……」

まゆ「ぷいっ。まゆのこといじめる人のところになんて行きません」

モバP「そんな……こんなにかわいいまゆが来てくれないなんて!」

まゆ「(ふふふ。Pさん、戸惑ってますね。たまにはまゆもポンコツじゃない大人な駆け引きを見せちゃいますよぉ)」

モバP「(って思ってる顔してんなぁ。めっちゃニヤニヤしとるし)」

まゆ「まゆはそんな口先だけのお世辞には見向きもしません。もう立派なレディですから♪」

モバP「そうか。確かにまゆはかわいいだけじゃなく、面倒見もよく家庭的で、素敵なところいっぱいだもんな。そんなまゆが来てくれたら、きっと世の中の男性はずっと一緒にいたくなっちゃうだろうなぁ」

まゆ「もももももちろんPさんさえよければこれからずっとおはようから永遠のおやすみまでまゆがあなたの隣でにっこり微笑んでいますよぉ!!!!」

モバP「チョロい」

まゆ「ぴーじゃんがいじめるぅぅぅぅ!!! びえぇぇぇぇ!!!」

モバP「なんだこのかわいい生き物」
68 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/01/31(木) 22:26:40.66 ID:47Kesv1n0
おまけ2:(きっと努力値振り間違えたとかそんな感じ)

モバP「初めて出会ったときには、ちょっと冷めた子なのかな、でも磨けば光るダイヤの原石だな、とか思ってました」

モバP「心に残る小さな憧れ、夢を決して傷つけないように、ゆっくり、でも確実に一緒に歩んできた」

モバP「時にはうまくいかないことや、喧嘩することもあった」

モバP「でも、そんな苦難も乗り越え、今や事務所を代表するといっても過言ではないアイドルに成長した」

モバP「そして、彼女は今、夢の大舞台に羽ばたこうとしている」


加蓮「ヘーイ!」


モバP「どうしてこうなった」


加蓮「狭い病室から抜け出し、今の私は世界レベル!!」


モバP「どうしてこうなった」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/01(金) 09:59:42.94 ID:s9+cmMrDO
あ さ か ら わ ら わ せ る な



ならお泊りしても問題なさそうな幼少組と、うっかり付いてきた大人組とかはいかがせらるや?
(薫=あい、雪美=千秋、みりあこずえ千枝=カリスマ、ありす=文香、小梅=涼、唯=千な(ry
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/01(金) 10:17:26.05 ID:zt04ztqfO
ライラさんとイヴなら既に住み着いていても問題ない
71 : ◆71NsoKrlNY [saga]:2019/02/01(金) 21:18:45.72 ID:8592LZp40
多分、育ちすぎた加蓮は世界レベルのヘーイ!の勢いで薄荷を歌ってくれることでしょう。

さて、今日はぐーたらアイドルを投下です。
72 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 21:20:42.04 ID:8592LZp40
Case8:ぐーたらしているフリをして実はシニカルなフリをして、ホントは意外と夢見がち系アイドル

杏「ただいまー。お買い物行ってきたよ」

モバP「おかえりーおつかれー」

杏「あー寒かった。コタツに入って飴を」

モバP「じゃ、買ってきたもの片付けて、あとついでにお茶入れてー」

杏「ちょっと。うら若きか弱い乙女に対しねぎらいの一つくらい言ってもいいんじゃない?」

モバP「言ったじゃんおつかれって」
73 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 21:25:37.85 ID:8592LZp40
杏「誠意が足りない」

モバP「具体的には」

杏「飴とおもてなしを要求する!」

モバP「おもてなししてるじゃん。お家来たいって言ったから招待したぞ」

杏「そのかわりに家事させるってどういういことだー!」

モバP「来てもいいけどなんでもいう事聞く?って言ったら頷いたのは杏だぞ」

杏「……だって。なんでもとか言われたら色々考えちゃうじゃん」

モバP「ん、なんか言った?」

杏「いーや何にも。とにかく横暴だー! 亭主関白気取ってるつもりかー!」
74 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 21:28:32.69 ID:8592LZp40
モバP「マンション出て1分のコンビニにお菓子とお茶買ってくるだけで大げさすぎない?」

杏「杏をこき使うってことがダメなんだよ」

モバP「俺、ちゃんと家を綺麗にして待ってた上にご飯作っててやったんだがなぁ」

杏「それはありがとう。美味しかったよ。ところでプロデューサー」

モバP「なに?」

杏「お菓子にやたらとポテチ多いの、なんでか聞いてもいい?」

モバP「……ダメ」

杏「そっか。じゃあ勝手にポテト好きなアイドルが入り浸ってるって想像しておくよ」
75 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 21:34:41.38 ID:8592LZp40
モバP「ちゃんとわかってるじゃないですか。やだー杏ちゃんPのことなんでも知ってるー」

杏「プロデューサーってより他のアイドルのことだけどね。あーヤダヤダ、他の女の面倒見るのに杏を使うなんて。これは報酬弾んでもらわないと」

モバP「報酬だぁ? 何すりゃいいんだよ。あと言い方」

杏「そうだなぁ。ちょっとだけ後ろに下がって」

モバP「コタツから出ろって?」

杏「いや、むしろこたつから出ないように」

モバP「んー、これくらいでいいか?」

杏「いいね、それくらい。で、杏がその空いた空間にお邪魔しまーす」

モバP「座椅子扱いかよ」
76 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 21:38:03.05 ID:8592LZp40
杏「何言ってんだよプロデューサー。それで済むわけないじゃないか。ほら、ミカン剥いて杏の口にインだけの簡単な作業に励むんだ」

モバP「お前のほうがよっぽどこき使うじゃんか。ほれ」

杏「あむあむ。へへ、おいしい」

モバP「じゃあ杏はミカン1個ごとに何か家事一つな」

杏「なんだって!? それはレートが違いすぎるじゃないか! 分担を要求する!」

モバP「えー? じゃあ俺が風呂掃除するから、杏は晩飯な」

杏「杏にご飯を任せるなんていい度胸だね。お湯を沸かすくらいならやってやろうじゃないか」

モバP「わかった。晩飯は俺がやる。ただし風呂掃除はしろよ」
77 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 21:40:51.11 ID:8592LZp40
杏「杏は普段から仕事頑張ってるから、プロデューサーが家事担当ってことじゃダメ?」

モバP「俺だって仕事してるっての。それに分担って言ったの杏だろ。家事は二人でやるの」

杏「ぐぬぬ。じゃあ洗濯機のスイッチを押すくらい」

モバP「だーめ。ちゃんと分担する。それが仲良く一緒に生活するためのコツだ」

杏「ちぇー。じゃあ適度にちゃんとやるよ。そのかわりうまいご飯よろしくー」

モバP「おう。任せろ」

杏「……」

モバP「……」
78 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 21:45:49.30 ID:8592LZp40
杏「……ねぇプロデューサー」

モバP「……なんだ?」

杏「今の会話さ、なんかちょっとあれな感じじゃない?」

モバP「杏も気づいたか。ちょっとってか、完全に新婚夫婦の会話だったな」

杏「ちょ!? 敢えてぼやかしたのに! なんで言っちゃうのさ!」

モバP「気づいてないなら言わなかったけど、気づいてるならいいかなって。なんか誤魔化すほうが変な空気なりそうじゃない?」

杏「それは、そうかもかもしれないけど。しれないけど!」

モバP「ただの会話の流れだろ? 何あらぶってんだ」

杏「うぅ〜! プロデューサー! ゲーム! ゲームするよ!」

モバP「なんだ唐突に。まぁいいけどな。スマブラでいい?」

杏「なんでもいいよ! 杏をこんな風にさせた責任取らせてやる! 覚悟しておけ!」
79 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 21:52:44.52 ID:8592LZp40
次はちょこっとおまけ投下していきます。
80 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 22:11:30.13 ID:8592LZp40
おまけ3:麗しの大人アイドルによる華麗なる会合

モバP「家に帰ったら、大人たちが我が家に(無断で)集まり宴会してた」

楓(25)「唐揚げ食べて、まだまだここからアゲアゲで行きましょう♪」 ←完全に出来上がってる

のあ(24)「……まぐまぐ。……もむもむ。……!? えふっ。えふっ」 ←頬袋いっぱいに食べてたらむせた

友紀(20)「何やってんだー!? そこでなんで変化球投げる! 男なら直球で勝負しろー!!!」 ←ビール片手に法被で野球観戦

若葉(20)「私。大人です。なんでランドセルなんて背負わなきゃならないんですか。ねぇ菜々さん。聞いてますか?」 ←絡み酒

菜々(17?)「……はい。はい聞いてます。聞いてます。……Pさん早く帰ってきてー!!!」 ←シラフ

モバP「……」

モバP「…………」

モバP「あ、仕事しなきゃ」 ←逃亡

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/01(金) 22:14:19.70 ID:s9+cmMrDO
(逃げたくなる気分が)わかるわ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/01(金) 22:14:37.51 ID:/379+Mf2o
これは酷い
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/01(金) 22:19:02.41 ID:ts7DvfQfo
美優さんがいないだけマシだと思ってしまった自分がいる
84 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 22:32:19.52 ID:8592LZp40
おまけ4:(小学校の中では比較的)年長組がお酒(のようなケミカルドリンク)飲んでた


モバP「家に帰るはずが気づいたら黒服の人たちに連れられてなんか豪邸につきました。いや、それはいいんだけど」

桃華「うふふ。Pちゃま♡ 今日からここが、Pちゃまと私たちの愛の巣ですわ♡」

晴「Pのこと考えると、体が熱くなるんだ♡ なぁP、俺の病気治してくれよ♡ 治してくれるまで一緒にいようぜ♡」

千枝「千枝、この中ではちょっとだけ年下だけどPさんに悦んでもらえるようご奉仕しますね♡」

みりあ「プロデューサー♡ みりあ、この中で一番おっきいんだよ♡ どこかわかったら、ご褒美あげるー♡」

梨沙「Pなんかパパに全然及ばないけど♡ しょうがないからあんたでいっぱい練習してあげるわ♡ 光栄に思うことね♡」

ありす「もう待てません♡ Pさん、私のこと今すぐ名前で呼んで抱きしめてください♡」

年長組「「「「「「さぁ、一緒に遊びましょう♡♡」」」」」」」



この後、346プロの妙に色気のあるJSアイドルグループが世のロリコンをことごとく賢者に導くのだが、それはまだ先の話。
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/01(金) 22:47:18.59 ID:s9+cmMrDO
ありすの中の人が結婚したから、タイムリーなネタだことで
86 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 22:48:23.73 ID:8592LZp40
おまけ5:自宅じゃないよ。仮に自宅だとしても、自宅という名のアイドル事務所だよ


モバP「ただいまー」

ライラ「あ、おかえりでございますですよー」

モバP「昼飯前に帰ってこれてよかった。周子と杏はちゃんと仕事行ったか分かる?」

ライラ「お二人とも、きらりさんと紗枝さんに連れられて行きましたよー」

モバP「つまりギリギリまで粘りやがったな……あとで二人にお礼言っておこう」

イヴ「ふぁ〜……あ、Pさん、おかえりなさい〜」

モバP「ただいま、そしておはよう。イヴはもうちょっと早く起きような」

イヴ「昨日はサンタパワーがちょっと足りなくて〜」

モバP「サンタパワーってなんだよ。あ、ライラさんご飯お願いしていい? ちょっと書類整理するわ」

ライラ「はいー。Pさんのために頑張って造りますですよー」

イヴ「あぁ、毎日おいしいご飯がお家で食べれて幸せです〜」

モバP「昼からレッスンなんだからあんまり食べ過ぎるなよ。さて、仕事するか」

87 : ◆71NsoKrlNY [sage saga]:2019/02/01(金) 22:52:41.27 ID:8592LZp40
おおむね書きたいこと書けたから、ここらへんで終わり。
ちっひや青木姉妹(トレーナーさん)も出したかったけど、ダレそうだからごめんち。

HTML依頼しておきます。


佐藤亜美菜さん、ご結婚おめでとうございます!!
末永くお幸せに!!
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 00:47:31.26 ID:NAW+lXydO
イヴライラさんありがとう
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/02/03(日) 08:53:04.06 ID:elV09iDm0
未央がこういうお題メンバーで出てるのちょっと珍しいな、非常に良かった。ありがとう
次回作も楽しみにしています
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 20:59:03.87 ID:LFJGNU1L0
おつです。
みんなかわいいかわいいあああかわいい!
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/02/05(火) 16:41:02.83 ID:H7ggnOY60
オナ地さんいたな
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