【モバマス×シャニマス】菜々「283プロ……ですか?」真乃「はいっ」

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58 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/17(木) 01:42:29.17 ID:OaXlUvp2O
テスト
59 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/17(木) 01:44:18.29 ID:OaXlUvp2O
おっ行けた、
すみません>>55は訂正で。菜々さんはまだCランクです。
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/17(木) 20:26:35.60 ID:MUrq/vq4O
本家(ステスラ)のでもSは百万人やしな
前作(プラスタ)は鬼畜の1000万やったが…
まあそれに比べれば…ねえ?
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/17(木) 20:59:10.80 ID:xkAGyy40o
シャニマスのSランク一回行けたけどほんと祈りが入るわあれ

二極特化でいいとは言え
シーズン4の最終週でギリギリクリアだったぞ

流行2位狙いだぞ
62 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/17(木) 22:51:19.27 ID:C6uR1tLz0
再開しまっす
63 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/17(木) 23:36:53.33 ID:C6uR1tLz0
――――――

菜々「うーん……」

真乃「菜々ちゃん、どうしたの?」

菜々「いや、なんというか……W.I.N.Gに優勝するビジョンが見えないというか……」

菜々「(そもそも異世界の菜々たちが優勝しちゃうのもどうなのかっていうのとか……」

真乃「むむむっ……難しい問題だね……」

霧子「……わかる」ヒョコ

真乃「霧子ちゃんっ、どこから?」

霧子「ん……ダンスルーム」

真乃「練習?」

菜々「ふふふ、菜々は知ってますよ」

霧子「!」

菜々「霧子ちゃん、いっつもダンスルームの床掃除してくれてますよね。
本当、ありがとうございます」

霧子「そんな……」

真乃「そうなんだっ……今度から一緒にやろうねっ!」

霧子「えっ、いや……」

真乃「やろうね!」

霧子「はっ、はい」

菜々「(真乃ちゃん、Paの気がある……!?)」

ガチャリコ

P「ただいまー」

菜々「お帰りなさいませー」

真乃「お帰りなさいませっ!」

霧子「おかえり……なさいませ?」


P「菜々さん何教育したの」

菜々「してませんよ こっちがびっくりしてます」
64 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/18(金) 00:12:14.99 ID:Ue9W9cc10
P「あとこれおみやげ」

スッ

菜々「なんですかこれ……チョコ?」

バァーーーンッ!!

智代子「たかがチョコ……されどチョコッ……!!チョコ作りとはすなわち!アイドルを極めるための道ッ!!!」

菜々「(個性が強い……!!!!)」

真乃「わっ、もしかして新しい方ですか?」

P「そうだ、智代子、自己紹介をだな」

智代子「園田智代子!17歳JKです!よろしくおねがいしまっす!」

菜々「なっ……また十七歳!?」

霧子「同い年……」キラキラ

智代子「わーー!皆タメ!?やったーー!!」

恋鐘「(こ、ここは最年長としてしっかりしたところみせんと……!)」

恋鐘「うぉっほん!!!うぉっほん!!!」

菜々「恋鐘ちゃん?どうしたんですか?」

真乃「あっ、恋鐘ちゃん、靴下の色違うよ?」

恋鐘「えっ!?!?」

智代子「……ドジっ娘!?なるほど」メモメモ

菜々「あれっそういうキャラなんですか!?」

P「なんやかんやでチョコキャラは押してるだけで、アイドルやりたいって気持ち強い子ですからね〜」

智代子「今日からお世話になるので、皆さんのために差し入れとして用意したのがこのチョコなんです!」

恋鐘「むむっ……よか子やね……!?よろしゅう〜〜!!!」

ギューッ ワッシャワッシャ

智代子「ぬわああああ……あっこれすごく落ち着く……」スヤァ


はづき「本当ににぎやかになりましたね〜」

天井「(というかあいつ……なんであんなにサクサクアイドルをスカウトできるんだ……?プロデューサー本当に一年目か……?)」
65 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/18(金) 00:20:51.68 ID:Ue9W9cc10
園田智代子(17)
ttps://imgur.com/a/apSJevY
ttps://imgur.com/a/k5l8GoN
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/18(金) 00:24:13.97 ID:pN/3TNLno
チョコちゃんは本当に優秀なサポートですわ
Vo系のスキルとVi上がるイベントで使いやすい
67 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/18(金) 00:30:19.14 ID:Ue9W9cc10
――――――

智代子「むむむ……」

智代子「むむむむ…………」

霧子「ど、どうしたの……?すごい目だよ?」

智代子「霧子ちゃん」

霧子「は、はいっ?」

智代子「このしみチョココーンとしっとりチョコ……」

智代子「どっちがいいと思う?」

霧子「えっ」

ポンッ

A しみチョココーンかな

B しっとりチョコかな

C 私はどっちでもいいかな

霧子「えっ!?な、なにこれ……!?」

P「セヤッ!!!」タップ

P「俺はしみチョココーンかな」

霧子「えっ!?」

智代子「うーんやっぱり?あれ?プロデューサーさん?いましたっけ?」

霧子「(何だったの……)」

智代子「確かに星のほうがアイドルっぽさありますよね。菜々ちゃんもよく出してるし」

霧子「(星って出るものなの……!?)」ガーンッ!
68 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/18(金) 00:42:34.24 ID:Ue9W9cc10
菜々「あんまり霧子ちゃんをいじめないでくださいね……」

霧子「!」ガシッ

P「なついてる……」

智代子「いいなあ……仲良しいいなあ」

P「智代子もたぶんそのうちベッタベタになると思うぞ」

智代子「本当ですか!やったあ!」

霧子「……」ピコピコ

P「(何か親を見つけたひな鳥のようだな)」

――――――

真乃「……!!」ピコーン!

恋鐘「どげんしたと?」

真乃「いま……鳥さんの気配がしました」

恋鐘「あはは、鳥くらいどこにでんいるばい」


真乃「ううん……これは……近いっ!」ティキーン!


恋鐘「(真乃、最近キャラ変わっとらん……?)」
69 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/18(金) 00:43:11.52 ID:Ue9W9cc10
くっ 今日はあまりかけませんでしたがいったん中断
明日はがっつり書けると思うので駆け抜けたいですね
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/18(金) 22:58:49.93 ID:EAH+DWXK0
こがたんの「ちょっとたんま!」が好き
71 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/19(土) 21:40:23.92 ID:I2Bvqc2f0
再開します
72 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/19(土) 21:59:55.27 ID:I2Bvqc2f0
――――――

P「いよいよ最終選考も近くなってきましたね……」

菜々「き、緊張してきました……」

P「この最終選考さえ突破すれば、いよいよW.I.N.Gです……!」

菜々「異世界に飛んできておいてなんですが……馴染んじゃいましたね……!!」

P「ほんまやん……」

菜々「総選挙の発表とかどうなってるんでしょう……」

P「本人不在……!?謎の失踪……!?」

菜々「Pさんも行方不明ですからね、確実に逃避行って書かれるやつですよ」

73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/19(土) 22:12:53.60 ID:XKpaN4VZO
現実に戻ったらウサミン星で二人仲良く手を繋いだ状態でベッドの上ですね、わかります(ゲス顔)
74 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/19(土) 22:15:43.67 ID:I2Bvqc2f0
P「やっべぇ……」

菜々「それを防ぐためにも……なんとしてでも、突破しましょうね!」

P「ええ!」

P「そうだ、ちょっと待っててください」

スッ……

菜々「?」

P「きっと菜々さんも緊張してると思って」

菜々「はい」

P「緊張をほぐすために……ギャルを持ってきました!」

甘奈「やっほー☆甘奈だよ!」アマナァッ

菜々「誰ッ!?」

P「今日から283プロに所属する大崎甘奈ちゃんです」

甘奈「よくわかんないけど、よろしくね!」

菜々「環境に対する順応が早い……!」

P「今回はメンツが濃いなあと思ったので、それに耐えうる子を探した結果です」

菜々「逆にそこまでピンポイントでどうやって見つけられるんです……?」

P「企業秘密です」

甘奈「企業秘密らしいよ」

菜々「そこだけしっかり共有されてるんですか!?」






大崎甘奈(17)
ttps://imgur.com/a/1sD4FLZ
ttps://imgur.com/a/x9IMyLd
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/19(土) 22:36:32.40 ID:Glb0JSSoo
シャニマスいちやべーやつじゃないか
76 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/19(土) 22:55:07.85 ID:I2Bvqc2f0
――――――

甘奈「でね〜、こっちの新しいネイルが」

霧子「わぁ……すごい綺麗だね」

真乃「本当だ〜っ、かわいい……!」

智代子「キットカットのパッケージみたいに綺麗〜!」

恋鐘「甘奈は情報が早かね〜!」


ワイワイ ガヤガヤ


はづき「本当ににぎやかになりましたね〜」

天井「うむ、やはりあの男は見込んだとおりだったな」

ガチャリコ

P「おつでーす」

菜々「お疲れ様でーす」

皆「お疲れ様でーす!」

菜々「いやー今日のラジオもメンタルが鍛えられました……」

P「何であそこのラジオ毎回あんなプレッシャーかけてくるんでしょうね?」

菜々「新人のメンタルを鍛えることを目的にしているのでは……」

甘奈「おつかれー菜々ちゃん」

菜々「甘奈ちゃん、お疲れ様です」

甘奈「……」

菜々「どうしました?」

甘奈「いや、ちょっと気になったんだけど……」

菜々「はい」



甘奈「菜々ちゃんって、本当に17歳?」

菜々「――――――ッ!?」



P「!?」

はづき「!?」

天井「?」

真乃「ほわ?」

霧子「えっ?」

恋鐘「?」

智代子「ちょこ?」
77 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/19(土) 23:06:36.49 ID:I2Bvqc2f0
菜々「えっ、いやっ……17歳ですよ!?本当に!!17歳なので……!数学Uできますよ!?」

甘奈「えっじゃあ今度教えて〜、小テストあるんだ」

菜々「任せてください!これでも菜々、センターは9割取ったんですよ!」エッヘン

P「(早速墓穴掘ってるーーーー!!!)」

甘奈「えっ?もうセンターの問題やってるの!?すごーい!」

菜々「ええもちろん……はっ!?」

P「(気づいた!?)」

菜々「よ、予習復習は欠かしませんからね……!」

甘奈「あはは、ごめんね菜々ちゃん、実は『13歳くらいかな?』って思っちゃって」


菜々「えっ?」

P「はいっ?」


甘奈「ほら、顔の作りも可愛くて、童顔じゃん?身長もちっちゃいし……」

菜々「……………」

菜々「……………」

菜々「あっはっは!そ、そんなわけないじゃないですか〜!もう〜!」

甘奈「ごめんごめん、スタイルいいし、勉強もできそうだし、やっぱりJKだよね!」

菜々「そうですよ〜!ピッチピチのJKですよ〜!」

甘奈「あはは!菜々ちゃん言葉のチョイスが古いっ」

菜々「ウグッ あはは、そうですかね?」

P「(何とか持ちこたえたか……)」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/19(土) 23:19:14.63 ID:yUvtwb4io
シャニマスのミッション頭おかしいんだけど
一応イルミネとアルストロメリアの6人編成でWing優勝はできたけど
アンティーカもまぁさっき準優勝なのであと一息
だが放課後クライマックスガールズ、貴様らは無理だ
79 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/19(土) 23:23:48.90 ID:I2Bvqc2f0
―――――― オーディション

菜々「…………」ドッキドッキドッキ

P「もう何回もこれやった気がするんですけど……なれませんよねえ」

菜々「なぜなんでしょうね……これ新人オーディションですし、この中で一番場慣れしているはずなんですけど……」

菜々「それでも……っ」 ブルッ

P「(グッ……また菜々さんが最初の失敗を思い出しそうに……!)」

P「(こんなときこそ!)」

P「カモン!甘奈ッ!」

甘奈「見てみて!これうちの甜花ちゃん!かわいいでしょ!」

菜々「えっ?ペット……ああ、妹さんですか?」

甘奈「ううん?お姉ちゃん!」

菜々「えっ!?」

P「そういう世界もあるんですよ」

甘奈「甜花ちゃんはたまにボーっとしてあげるから甘奈がお世話してあげるんだ♡」

菜々「ふ、普通逆では……?」


スタッフ「すみません、エントリー7番の安部さんですか?」

菜々「アッ!はい!すぐ行きます!」

P「いい顔してますね……」

菜々「あれっ……そっか、甘奈ちゃん、ありがとうっ!」

甘奈「がんばってね!終わったらまた甜花ちゃんの話しよ!」

菜々「はーーいっ!」

P「……(これが、天井社長の言っていた意味か)」

P「(アイドル同士での交流、か……)」

P「(でもね菜々さん……)」

P「(甘奈の甜花トークめちゃめちゃ長いから気をつけてね……)」ゲッソリ


甘奈「どの話からしようかな〜やっぱり2歳の時の甜花ちゃんかな〜」スマホスッス
80 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/19(土) 23:32:02.81 ID:I2Bvqc2f0
――――――


菜々「これがJKの力ッ……!!!」

菜々「スクール水着アピールッ!!!」


思い出アピール! サマー・ウサミン+


Vi審査員「めっちゃいい……」

Da審査員「わかる……」

Vo審査員「あんまりわからない……」


菜々「どうですか……これが皆で鍛えた……JKの力ッ!!」




――――――


恋鐘「はっ、うちなんか仲間はずれにされてる気がするばい!?」


――――――


ワアッ!!


菜々「(いける……!盛り上がってる……!)」




P「(すごい盛り上がりだ!)」

P「(これが菜々さんの秘めているポテンシャル!)」



P「(いやまあ)」

P「(最近のスクール水着、あのタイプじゃないんですけどね)」

P「(黙っとこ)」










サマー・ウサミン(最近のスク水はこれじゃない)
ttps://imgur.com/a/Le39VmO
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/19(土) 23:35:10.95 ID:LUPfbpbLO
菜々さんはなぜスク水は恥ずかしくないんですかね…
82 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 00:05:15.96 ID:msJnrmFG0
――――――


菜々「ふぃ〜……無事、合格できてよかったです……」

恋鐘「おつかれさま〜」

真乃「すごかったよ〜っ!審査員の人たち驚いてたし」

霧子「キラキラしてたよ……!」

智代子「これ、差し入れのBAKE!」

菜々「あっ菜々これすきです」

ガチャーッ

甘奈「菜々ちゃんおつかれ、おめでとー!」

菜々「甘奈ちゃん、オーディションのときはありがとうございます!」

P「あれ?甘奈、その担いでるものは……?」

甘奈「これ?甜花ちゃん!動きたくないって言ってたから持ってきちゃった!」

甜花「なんでぇぇぇ〜……」

恋鐘「えっ……おねえちゃんよね?担いで持ってくるもんと……?」

甜花「おろしてぇぇ……」

真乃「お、おろしてあげたらどうかな……」

甘奈「あっ、おろしたほうがいい?ごめんね甜花ちゃん」

甜花「大丈夫だよ……ありがと」

智代子「(えっ……アイドルの個性ってああいう感じ……?姉がいたら……担いで持ってくるものなの……?)」

霧子「ええと……大丈夫?」

甜花「大丈夫です……」プルプル




大崎甜花(17)
ttps://imgur.com/a/0XQGLn6
ttps://imgur.com/a/mSczBZW
ttps://imgur.com/a/vXSmS6r
83 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 01:25:40.43 ID:msJnrmFG0
――――――

智代子「アイドルとは……?」

智代子「アイドルとは……???」ブツブツ

菜々「智代子ちゃん……」

智代子「はっ 菜々ちゃん おはよう」

菜々「め、迷走してますね……」

智代子「はっ……うん、そうなの」

菜々「割と菜々も後付けでキャラ付けしたタイプなので、割と気持ちはわかります」

智代子「ええっ!?菜々ちゃんもそっち側!?てっきり天然かと……!」

菜々「天然でウサミン星とか言ってる女の子どうですか!?」

智代子「わあ、違う星から来たんだ……みたいな」

菜々「受け入れられる規模が大きい……!!」

智代子「いやさー……この事務所も皆個性的だし、私もなんか個性がないとな〜って……」

菜々「謎のチョコ押しは十分個性的ですけどね……」

智代子「ええっ!個性出てる!?やった!うれしいからガルボあげる!」

菜々「何で毎回違うチョコが出てくるんですか!?」

智代子「たぶんあと100種類くらいはレパートリーあるよ」

菜々「すでに多い!!」

智代子「それでもやっぱり後付けが強くて……なんかこう、チョコはいいけど、それを絡めた活動ができないかな〜って」

菜々「食レポみたいに、チョコの食べくらべとか……?」

智代子「……」

智代子「……」

菜々「あっ、簡単すぎましたよね、もっと他の……」

智代子「それだッ!!!!」

菜々「いいんですか!?」

智代子「さっそくプロデューさんに相談してくるね!」

菜々「行動力……!?」

ダッ

菜々「行っちゃった……」

菜々「よ、良かったのかな?」
84 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 02:17:40.72 ID:msJnrmFG0
――――――


P「お、今日もやってるな」

菜々「あれ?智代子ちゃん……パソコンに向かって何やってるんですか?」

P「ああ、ひたすらチョコの紹介をするだけのチャンネルなんですけど」

菜々「本当にはじめた!?」

P「それがなんともう4週間連続で毎日更新だから人が集まってきてるみたいで」

菜々「28種類!?」

P「いわく、全会社の製品を紹介しきるまでやめないらしいですね」

菜々「彼女……なんかすごいですね」

P「意思は強い子ですからね。ちなみに今とってるのは来週分です」

菜々「はやい!?」

P「継続は力なり、といったところですかね……しかしよくあんなの思いつきましたね」

菜々「(まさか……いやまさかとかじゃなくて……100%あれナナのせいですよね)」

P「何週間くらい続くのかなあ……200種類くらいでネタ切れになりそう」

菜々「まあ、チョコ系は結構種類は多いですし……ネタ切れの前に視聴者からのコメントで集められそうですね」

P「確かに、よく考えられてますね」

菜々「(そこまで考えて提案したわけじゃないんですけどね……)」

85 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 02:25:36.22 ID:msJnrmFG0
――――――

恋鐘「流しそうめんばするたい!」

真乃「わーいっ」ぱちぱち

菜々「そういえば、今日は暑いですもんね……」

霧子「わ……セットが本格的……」

甘奈「わーっ楽しそう 甜花ちゃん連れてこようかな」

恋鐘「この水をつかって……」ツルッ

ドバッシャーーーン!!!

恋鐘「わぶっ!?」

真乃「恋鐘ちゃん大丈夫!?」

恋鐘「あうう……びしょびしょになってもうた」

菜々「早く着替えないと……」

霧子「床を拭かないと……ふきふき」


P「菜々さん」

菜々「あ、Pさん」

P「なんか事務所がびしょびしょですけど……あっ、そんなことより、衣装合わせをしますよ」

菜々「あーわかりました、何の衣装でしたっけ?」

P「来週のW.I.N.G準決勝ですけど」

菜々「あー準決勝 はいはい  ……準決勝!?」

P「いまさら!?三週間以上前に案内来ましたよね!?オーディションの直後!!!」

菜々「か、完全に忘れてました……」

P「まったりしすぎですよ!?いやまあステはゴリゴリあがっていくのでいいんですけどね……!?」

菜々「しかしもう準決勝ですか……本当早いですね」

P「WINGまで一時間くらいでいけますからねこのゲーム」

菜々「また発言がメタなところを……」
86 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 02:47:13.90 ID:msJnrmFG0
――――――  W.I.N.G 準決勝会場



ワァァァァァッ……


菜々「す、すごい熱気……!」ピリッ

真乃「ほ、ほわわっ……」

はづき「……W.I.N.Gは新人アイドルにとって、自らの証明ともなるイベントです」

はづき「今までのオーディションのように、2位でも十分合格になるものではありません」

はづき「1位以外なら……敗退なんです」

菜々「……」ゴクッ

霧子「……………」ガタガタガタガタ

恋鐘「霧子ーーッ!?」

智代子「か、顔が青くなってる!糖分、糖分を!!」
ガサガサ

霧子「はっ、ありがと……」

智代子「LOOKです。チョコレートだけでなく、フルーツのおいしさもふんだんに詰め込んだ……」

甘奈「……緊張してきたね」ワシャワシャ

甜花「あうぅぅ……」

P「(持ってきたのか……)」

真乃「は、鳩さん、鳩さんは……」

P「真乃、流石に鳩さんは」

真乃「鳩さん……いないんですかっ!?」テンション↓↓↓

P「一気に下がりすぎた!?ええい!」

P「クルゥッポッ……クルップポォォ!」

真乃「鳩さん…………!!」テンション↑↑↑↑


菜々「(いいんだ……)」
87 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 03:35:12.02 ID:msJnrmFG0
ワァッ……!!

P「アイドルたちのアピールが始まった……!」

P「(大丈夫、菜々さんには事前にビジュアルアピールW、ボーカルアピールW、独自スキルのメルヘンチェンジが割り振られている……!)」

P「(初手から500まで振ってあるViで畳み掛ければ……)」

P「ん?」

流行1位 Da
流行2位 Vo
流行3位 Vi


P「うっそやろ!?」

菜々「(Pさん!?外野であんまり大声はだめなのでは!?)」

P「(まずい!Daの想定はなかった……!しかし、半端なアピールで勝てる相手ではない……!ええい、ままよ!)」

菜々「(まずはVi……いやっ、ここはボーカルからッ!)」

菜々「聞いてください、菜々の、歌を――――――」


perfect!


Vo審査員「すごい!透き通るような声……!」bonus!


P「よしっ!」

P「(だが、他のアイドルたちのアピールもすごいぞ……!?)」

P「(どうする……!?)」

ワァァァァッ……


菜々「……」シンッ


P「(ちょ、菜々さん!?)」


菜々「(何もわざわざ―――)」

菜々「(強いアピールをするだけが、パフォーマンスじゃないと思うんです)」

菜々「(大切なのはアイドルに対する想い)」

菜々「(ステージで煌く アイドルとしての強い想い)」


菜々「……負けられません」





ザワッ……!




P「えっ……なんだ!?」

霧子「こ、これって……!」
88 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 03:45:41.14 ID:msJnrmFG0
思い出アピール! スペース☆ウサミン+


思い出アピール! クリスマスウサミン+


思い出アピール! ハッピーニューウサミン+



ザワザワッ……!


Vo審査員「……何なんでしょうか?この心に響くメッセージ性は」

Da審査員「……本当に新人か?こんなステップ、一朝一夕でできるものかよ」

Vi審査員「とにかく見た目がすき」


P「(思い出アピールの連発……!?)」


P「(ズルやんけ!!!!)」


真乃「ほわわっ……す、すごい」

甘奈「……べ、ベテランの風格?」

P「(あながち間違ってねぇ〜……)」



菜々「(たとえズルだろうとなんだろうと)」

菜々「(私が歩んできた道、ファンの皆さんが支えてくれた今まで)」

菜々「(それを、こんなところで終わらせるわけにはいかないんです……!)」



ワァァ……!



P「圧倒的だ……」

智代子「こ、これいけるんじゃないですか!?」フンハッ

P「興奮がすごい チョコとけてるぞ」

智代子「体に塗ってセクシー路線行きます?」

P「食品衛生の問題で駄目かな」



スペース☆ウサミン
ttps://imgur.com/a/jjCaPJ8

クリスマスウサミン
ttps://imgur.com/a/tFhTQKv

ハッピーニューウサミン
ttps://imgur.com/a/MhXU5Oc
89 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 03:50:59.43 ID:msJnrmFG0


――――――


アナウンス「W.I.N..G準決勝、各ブロックが完了しました……」

アナウンス「Aブロック、決勝進出は……283プロ、安部菜々さんです!」

P「よっしゃあああああああああああああ!!!!」

真乃「やっ……ほわっ!?」

甘奈「プロデューサーさん!おちついて!」

霧子「ッ……!ッ……!」プルプル

恋鐘「霧子、大丈夫やけん、落ちついて……!」

智代子「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

甘奈「智代子も!?」


菜々「……甘奈ちゃんがツッコミやってくれて、菜々、助かります」

菜々「じゃなくて」

菜々「ありがとうございますッ……!」


ワァァァッ……!!
90 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 03:58:13.64 ID:msJnrmFG0
――――――


P「イエーッ!!!!」ゴクゴク

甘奈「大丈夫?プロデューサーさん飲みすぎじゃない?」

P「へーきへーき!余裕らって!!」

恋鐘「呂律がまわっとらんばい……」

真乃「でもでもっ、本当にすごいです、まさかあのW.I.N.Gで決勝までいくなんて」

菜々「いえ……一緒に練習してくれた、皆さんのおかげです」

霧子「……」ニコニコ

智代子「あ〜〜〜もう興奮で眠れない カフェイン断ちしなきゃ……!」

P「ふふふ チョコにもカフェイン入ってるんだぜ」

智代子「えっ!?マジですか!?」

はづき「……」

P「もう菜々さんは最強っすよ!!次の決勝も楽勝!」

天井「…………そうだな」

P「(………ん?)」

はづき「プロデューサーさん、あまりのみ過ぎないようにしてくださいね。
明日からも、決勝に向けてレッスンがありますから。タスク管理をお願いします」

P「もちろんっすよぉ〜〜〜!」

菜々「……」
91 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 04:05:03.87 ID:msJnrmFG0
――――――


P「どうしたんですか菜々さん」

菜々「……」

P「決勝の前に、秋葉散策なんて……異世界とは言っても、ほぼ同じですよ?」

菜々「そうですよね。えっと、ここの路地を曲がって……」

P「……カフェ?」

菜々「……やっぱり、もうないかあ」

P「え?……ああ!」

菜々「覚えてますか?私をスカウトしてくれた、あのメイドカフェです」

P「今は違う感じのカフェになってるんですね……」

菜々「あれから、いろんなことがありましたよね」

P「……そうですね、いろんなイベントに出演したり、アニメ化したり」

菜々「あのころは……自分がCDデビューしたり、テレビに出るなんて思ってもいませんでした」

P「最近は引っ張りだこですもんね。まさに……シンデレラガールだ」

菜々「……灰かぶり」

P「え?」

菜々「ここにあったメイドカフェ、倉庫が狭くて、掃除もあんまりしないので、
一度大掃除をするとすごいホコリにまみれることがあるんです」

P「……」

菜々「ホコリにまみれた自分を……鏡で見たとき、思わず笑っちゃうくらい」

菜々「それも楽しかったんですけどね。でも……貴方と出会った。そして、アイドルになった」

菜々「夢みたいでした、今でも夢じゃないかって思ってます。本当は明日もバイトで、
フリーターとして人生を過ごしてるんじゃないかって」

菜々「アイドルになって、声優にもなって、テレビにもでて、お芝居もして……」

菜々「本当に、こんな日々が来るなんて……」

P「菜々さん……」

菜々「Pさん」

P「はいっ」

菜々「ぜったい……絶対、優勝しましょうね!」

P「もちろん!!」
92 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 04:10:47.60 ID:msJnrmFG0
―――――――――――― W . I . N . G 決勝

ワァァァァァッ……!!


霧子「     」

真乃「霧子ちゃーーんっ!?」ガーンッ!!

恋鐘「み、水もってくるばい!わわわっ!?」スッテーン

智代子「精神統一……一身滅却」モクモク

甘奈「智代子……そのチョコ何個目?」

智代子「え?78……」

P「おーうもうちょっと落ち着こうな皆」

菜々「……」スン

P「(すごい……決勝の舞台だというのに、一切動揺していない)」

P「(これが、あらゆる修羅場をくぐってきた、『7代目シンデレラガール』……)」


アナウンス「参加者の方は舞台袖に集合してください」


スクッ


菜々「じゃあ、行ってきます」ニコ


P「……おう!」


グッ


はづき「………………」
93 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 04:12:58.78 ID:msJnrmFG0
ワァァァ……ッ!!


真乃「は、始まりましたっ!」

P「おっ、どんなパフォーマンスが………、」


P「……えっ?」ゾクッ



Vo審査員「すばらしい声量です!」

アイドルA「ありがとうございます!」


Da審査員「そのステップに挑戦するとはすごいね!」

アイドル
94 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 04:20:12.93 ID:msJnrmFG0
Da審査員「そのステップに挑戦するとはすごいね!」

アイドルB「えへへっ、任せてください!」


Vi「衣装の着こなしが完璧!ここまでのクオリティはいないよ〜」

アイドルC「衣装に負けてられません、だって、アイドルですから!」



菜々「……ッ!」




P「う、嘘……だろ?」

真乃「ほ、ほわっ……」


はづき「……そうです」

P「そうって、まさか」

はづき「今までの新人オーディション、準決勝までと……」

はづき「決勝は『段違い』です」

はづき「確かに菜々さんはすごいアイドルです、はっきり言って、新人とは思えません」

はづき「でも……」




菜々「(ステップを……簡略化しすぎた!?)」

菜々「(な、あの難しいステップを軽々と……!?息ひとつ、切らさず!?)」ハァッ ハァ


P「な……あの菜々さんが、周囲につられてオーバーペースに!?」

はづき「……やっぱり」

真乃「な、菜々ちゃん……」

天井「心配は、していたがな……」

P「天井社長!」

天井「このW.I.N.Gは確かに、新人のための祭典と言われている」

天井「しかし、決勝に残るアイドルは……所謂『天才』と呼ばれる化け物ばかりだ」

天井「全国各地、世界各国から、もっとも才能のある新人数人がしのぎを削る」

天井「彼女が技術の塊、経験値の化け物であったとしたら……他の新人たちもまた才能の化け物だ」

P「……な、菜々さん」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 04:23:47.01 ID:eIsnH0s0O
>菜々「(たとえズルだろうとなんだろうと)」
>菜々「(私が歩んできた道、ファンの皆さんが支えてくれた今まで)」
>菜々「(それを、こんなところで終わらせるわけにはいかないんです……!)」
このところでペルソナみたいにカッ!と脳内カットインが入った
96 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 04:26:31.23 ID:msJnrmFG0
菜々「……すぅ」


P「?」


菜々「信じてください!」

P「へっ」


菜々「菜々を……信じてくださいッ!」


ザワッ

Vo審査員「えっと……こんな歌詞ありましたっけ」

Da審査員「アドリブじゃない?」

Vi審査員「かわいいからいいでしょ」



菜々「(もともと菜々は……)」

菜々「(ダンスが特別うまかったわけでも、歌が上手だったわけでもない)」

菜々「(身長が小さいから大きな動きもできないし、どうしても体力でハンデを背負う)」

菜々「(それでも――――――)」

フワッ


Da審査員「な、なんだあの振り付けは!?」

Vi審査員「軽やか〜」


ザワザワッ


P「(即興……!それも曲にあわせて、ここぞというタイミングで!)」


智代子「あ、後で教えてもらわないとっ……!」

恋鐘「たぶん、智代子がやったら怪我するばい……?」
97 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 04:41:25.40 ID:msJnrmFG0
菜々「私は――――――」


菜々「皆から、大切なものをもらいました」


菜々「アイドルとして……安部菜々として、ファンの皆さんを、世界を!笑顔にするためのものを!」


菜々「真乃ちゃん……貴方からは、人を癒す笑顔と、皆への慈しみを……」


真乃「は、はいっ」


菜々「霧子ちゃん、貴方からは…難しいことにも立ち向かう勇気と、皆のために頑張る……優しさを!」


霧子「……うん!」


菜々「恋鐘ちゃん、貴方からは、明日も、明後日も、がんばれる元気、そして諦めない、不屈の心を……!」


恋鐘「えへへ……ちょっとはずかしかね」


菜々「甘奈ちゃん……!貴方からは、大切な……友達や、仲間との、絆……!大好きな、人たちへの……愛を!」


甘奈「菜々ちゃんわかってくれてる……!!!大好きだよーっ!」


菜々「智代子ちゃん……貴方からは、差し入れのチョコを!」


智代子「ええっ!?他になかった!?チョコだけ!?私の存在価値チョコだけ!?」


菜々「冗談です!」


ドッ


P「(ウケ狙いにいったぁーーっ!!)」



菜々「貴方は……アイドルにずっと憧れていた、あの頃の自分……そのままで!」

菜々「どうすればファンに喜んでもらえるだろう、どうすれば自分のキャラはつかめるだろう」

菜々「試行錯誤し、自分の正直で、素直な想いを伝えようとする……!」

菜々「とっても……『アイドル』でした!」


智代子「……!」


菜々「菜々はシンデレラガールになって……きっともう新人じゃないのかもしれません」

菜々「それでも、たとえこの先どうなっても」

菜々「貴方が抱いたその想い、その感情は」

菜々「ずっと私の中にもあります!」
98 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 04:46:27.33 ID:msJnrmFG0
菜々「だから私は……」

菜々「この先ずっと!ファンの皆さんが、私の事をおぼえていてくれる限り!」

菜々「誰かが応援してくれる限り!」

菜々「ずっとずっと、誰かを応援する、誰かを笑顔にする!」

菜々「アイドルでいたいですっ!!!」


菜々「菜々は、ずっとずっと、これからも!」

菜々「アイドルを続けますッ!!!」


キィーンッ……!


Vo審査員「な、な、なんて声量……!?」

Da審査員「振り付けもへったくれもないな……あっはっは!最高だ!」

Vi審査員「泣いてる顔もかわいい」



P「引退宣言じゃないんだから……泣かしにこないでほしいなあ」グス

はづき「もう、プロデューサーさん、しっかりしてくださいよ、アイドルの前……」

霧子「……」ボロボロ

真乃「……」グスグス

恋鐘「ひっぐ……」グスッ

甘奈「甜花ちゃん……」グスグス

智代子「………」ダバーッ


P「(全員泣いてる!!!智代子泣きすぎ!!)」
99 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 04:59:31.93 ID:msJnrmFG0
――――――


P「……あれっ?」

真乃「プロデューサーさん?」


P「あ、意識飛んでた、今は……」

霧子「パフォーマンス……終了、です。審査結果が……」

P「結果……!!」


菜々「……」ドキドキ



アナウンス「たった今、審査員の方々の結果がそろいました」

アナウンス「それでは発表致します!」

アナウンス「ワンダー・アイドル・ノヴァ・グランプリ、栄えある第一位に輝いたのは……!!」




ダララララララララララ



ザッ



ザザザザッ


   ガコン   ガコン



      菜々「えっ」

  P「この感覚」

                菜々「まさかーっ!?」





ガコンッ……!!
100 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 05:03:27.67 ID:msJnrmFG0
――――――――――――――――――――――――



ペチペチペチ



ペチペチペチペチ



P「んが」


菜々「やっと起きました!?」

P「ウィング!!!」

菜々「はい?はやく準備してください!遅刻ですよ!?」

P「ええっ!?俺まさかワンナイトアヤマチを!?」

菜々「ありません!いくじなし!日本酒ラッパして潰れて、今の今まで起きなかったんですよ!!」

P「ごめんなさいっ!!!(いくじなし……!?)」

菜々「あーもう!今日は9時からお客さんが見えるんですから!急いで準備してください!Pさんの家までタクシーですからね!?」

P「えーっ何で」

菜々「アイドルとプロデューサーがプロデューサーの車以外で二人きりで仲良し出社する気ですか!」

P「た、確かに」

菜々「ただでさえ私たちは仲良しすぎて疑いの目がすごいのに……提携先の社長さんになんていわれるか……」

P「提携先……?」

菜々「はやく!準備!!!」

P「は、はいっ!!」
101 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 05:07:37.79 ID:msJnrmFG0
――――――――――――


はづき「はい、これがわが社の書類一式になります」

ちひろ「はー……すごく綺麗にまとめられてますね」

はづき「ありがとうございます。これからお世話になるので……」

ちひろ「お世話だなんてとんでもない!私たちはこう……所謂、仲間なんですから!」

はづき「仲間……」

ちひろ「はい!合同プロダクションとして……事業の拡大を!」

はづき「ふふ、よろしくお願いします」

ちひろ「ええ!」




――――――――――――



P「そういえば菜々さん、異世界の話ですけど……」

菜々「その話は後です!」

P「後、ってことは……」

菜々「あ、そうだ……」

P「はいっ?」

菜々「菜々はシンデレラガールになりましたが、これからもアイドルを続けます」

P「……」

菜々「菜々のプロデューサーは、これからずっと、ずっとずっと、プロデューサーさんだけです」

菜々「これからも、よろしくお願いしますね!」

P「……おう!もちろん!!」











――――――――――――――――――――――――  終
102 : ◆ZWAJnJ4q9E [saga]:2018/05/20(日) 05:09:23.96 ID:msJnrmFG0
やっとこさ終わりました
5時……?ほんまか……?

最初はほんま軽く菜々さんシンデレラガールおめでとう!だけで済ませたかったんですけど、
ついでにシャニマスのチュートリアルとキャラの魅力紹介と布教……って考えたら長くなっちゃいました……。
PCでやれば割とストレス少ないので、ぜひやってみてください。

最後にもう一度、菜々さん、7代目シンデレラガールおめでとうございます!
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 05:09:53.42 ID:r4KFBz8tO
……菜々母さんかな?まるでだらしない子供を注意するみたいな
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 05:12:29.36 ID:r4KFBz8tO
長時間お疲れサマーウサミン乙
菜々さんシンデレラガールおめでとう
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 06:30:04.74 ID:l9AR0Tmno
Vo「お疲れさまでした」
Da「君は一番最初に落とす予定だったんだぜ?」
Vi「このSSに免じて、最後の三人になったら脱落させてあげるわね?」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 13:17:13.07 ID:tyCU/hPSO
>>105
お前スベってるぞ
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/21(月) 01:49:07.23 ID:4gdz+Mo20
雑談の人だ!
ブログ更新もしてくれー
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