王女「国が滅んだので安価で再建する」

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104 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 18:20:07.14 ID:cZ8X2IcD0
従者「い、陰毛っすか…ひょえー!」

王女「貴女の頭は年中ピンクなの?」

女学者「失礼な!! 陰毛だって立派な触媒なんですよ!?」

女学者「それもハーピーの陰毛には素晴らしい効力があるんですからねっ!」

王女「……どんな効力が?」

女学者「>>105
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/24(日) 18:21:55.92 ID:9NYA+tGz0
魅力倍増
106 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 18:27:02.45 ID:cZ8X2IcD0
王女「魅力ぅ?」

女学者「何ですかその訝しげな態度! 魅力倍増の魔法薬もちゃんと需要はあるんですよ?」

女学者「倦怠期の夫婦とか、意中の人を落としたい人とか!」

女学者「まあ私は元から魅力溢れる罪な女! なので! 必要ないですけど! くふふっ……!」

王女「お、おう」

従者「それでその、ハーピィの陰毛はどこ行けば手に入るんすか?」

女学者「>>107
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 18:29:12.03 ID:Oy+SkoSZo
ここから馬車で二日ほど行った先の山岳地帯
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 18:29:44.86 ID:PR+wUp+Vo
大聖者の森林
109 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 18:37:50.59 ID:cZ8X2IcD0
王女・従者「」

女学者「ああ、馬車代なら私が出すので心配しないでください!」

王女「いや…私達が心配してるのはそっちじゃなくて……」

女学者「え?」

従者「山岳地帯に向かうってことはあれっすよね?」

従者「俺達の手でハーピィをハント……的な?」

女学者「ククク…その通り!!」

王女「その通り!! …じゃないわよ!」

王女「王族を危険な魔物と戦わせるというの!?」

従者「そーっす! そーっす!」

女学者「えー? でも今の姫様の立場は私に養われる…いわゆるヒモ! ってやつですしぃ?」

王女「うっ」

女学者「それに昨日なんかぁ、果敢にうちのリヴァイアサンと戦ってらしたじゃないですかぁ? んー?」

王女「うぐぅっ……!!」

従者「えっちょ…リヴァイアサンと戦ったって!? なんすかそれ!? 俺が寝てる間に一体何が……!?」

王女「……行くわよ、従者」

女学者「くふふっ!」

従者「ま、まじすかぁ!?」

王女「貴方はハーピィくらい…倒せるわよね?」

従者「>>110
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 18:38:18.53 ID:imiPqs9c0
指先1つでダウンですよ
111 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 18:47:28.48 ID:cZ8X2IcD0
従者「ふふんっ」ドヤァ

王女「貴方の口から初めて頼もしい言葉が聞けたわ!」

従者「ぐっ…さ、最近は鳴りを潜めてましたが、俺本当は有能なんすよ!」

女学者(それ自分で言っちゃいます?)

従者「最優の従者たる所以を、とくと姫様に見せつけてやります……!!」

王女「そう、期待してるわよ…従者」

女学者「それじゃあ私は馬車の用意をしてくるので、それまで旅の準備をしていてください」

女学者「食糧とかその辺りはこちらで手配しますが、それ以外に何か必要そうなものがあったら、勝手に家から持っていっても構わないので!」

王女「分かったわ」

従者「恩に着るっす!」

女学者「ではではー!」

女学者「……お二人でごしっぽ――ごゆっくりー!」

王女「何言いかけてくれてんのよ!」

従者「? 何してるんすか姫様、早く準備するっすよ」

王女「わ、分かってるわよ!」

女学者の家から持っていくもの >>112>>113
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 18:48:21.95 ID:GwdOJQpoO
ビキニアーマー
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 18:48:54.63 ID:glNwxIIeo
冒険者の服
114 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 18:58:45.85 ID:cZ8X2IcD0
王女「あーっ!」

従者「な、なんすか急に雄叫びを上げて」

王女「そんな猛々しい声でも無かったでしょ!」

王女「いや、あの学者! 明日になったら私の服を返すとか言っといて、どっか行っちゃったのよ!」

従者「ああ…そういえば姫様が下着姿でいるのに慣れつつありました」

王女「そんなものに慣れないで!」

従者「どこに隠したか検討つきませんし…とりあえずこれを着て行きましょうよ」

王女「……なにこれ」

従者「ビキニ……アーマーっすね!」

王女「一瞬鎧かどうか迷ったわよね? わかるわよ? ……鎧にしては面積が小さすぎる!」

従者「えー? でも着るものって言ったらそれしかないっすよ?」

王女「あの子の家は一体何なの……」

王女「…ん? その服とか良さそうじゃない?」

従者「ああ、この冒険者の服っすか?」

従者「でも先に見つけたのは俺なんで、俺が着ていくっす!」

王女「ち、ちょっと! それを私に寄越しなさいよ!」

従者「えぇ!? 姫様にはビキニアーマーがあるじゃないっすかぁ!」

王女「あんなもの着ても着なくても下着姿みたいなものなのよぉ! 交換しなさいよ交換!」

従者「俺にビキニアーマーを着ろと!? 正気の沙汰じゃないっすー!」

王女「誰もそんな気色悪いこと言ってないわよ!」

王女「大体貴方は既に服を来てるでしょ! 立派な執事服を!」

従者「立派な執事服だからこそあんまし汚したくないんすよー!」

王女「ええい、この使えない従者め!」



―――この醜い押し問答は一時間近く続いた



115 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 19:12:06.88 ID:cZ8X2IcD0
《城塞都市・入口》

女学者「あ、やっと来まし……ぶふぉ!」

王女「笑ったわね……?」←ビキニアーマー

女学者「な、何ですかその格好! あははは! …じゃなかった、ククク……!」

王女「誰のせいよ誰の!」

女学者「あぁ、そう言えば服を返してませんでしたね! ……まあ、その格好もお似合いですよ? ぶふっ…ククク」

従者「そうそう! 白い肌に赤いビキニアーマーが生えてお綺麗っすー! ……うくくっ!」

王女「……ハーピィの前に貴女達の陰毛を採取してやりましょうか?」

女学者「悪かったですって!」

女学者「あっ…紹介が遅れました! こちらがしばらくお二人と行動を共にされる馬車の御者さんです!」

御者「……宜しく」

王女「こちらこそ宜しくお願いします」

従者「宜しくっす」

王女(寡黙そうな人ね……)

御者「……」←笑いこらえてるだけ

女学者「それじゃあお二人共お元気で! 帰ってきたら私の熱い抱擁と接吻が待ってますよー!」

従者「まじっすかぁ!?」

女学者「あっ、従者さんはリヴァイアサンの接吻です」

従者「何でぇ!?」

王女「……御者さんを待たせておくのも悪いから、早く行くわよ」


道中イベント
↓コンマ
00〜20…野盗に襲われる
21〜80…何事もなし(野営へ)
81〜99…ハーピィの群れに襲われる
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:13:50.90 ID:ie+aBZ3B0
はい
117 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 19:25:45.67 ID:cZ8X2IcD0
従者「俺達は王国再建しなくちゃならないってのに、こんな長い行程の依頼をするなんて酷いっすよ!」

王女「そうね、でもあの子に養われてる以上しょうがないことよ」

王女「長い移動時間を有効活用して、今ざっと計画を立ててしまいましょう」

従者「そうっすね! まず再建に必要なのは……」

王女「金、人材、どこかの国の後ろ盾……」

王女「ぱっと思いつくのはそれくらいかしら?」

従者「どれもそう簡単には手に入らないものばっかりっす」

王女「我が国と国交のあった所に行こうにも、私が王女であるという証が無いのよね」

王女「本当に、今の私達は全てをなくしてしまっている状態……」

王女「何か大きな事をして有名にでもなれば、お金も地位の高い人に会う権利も得られるだろうけど……うーん」

御者「た、大変だ二人共!」

従者「どうしたっすか?」

御者「は、は、は……」

王女「は?」

御者「 ハーピィの群れだ!! 」

王女「な、何ですってぇ!?」

従者「……どうやら思ったよりも早く、俺の力を姫様に見てもらえる日が来たようですね」

王女「何言ってるの従者! さすがに群れ相手じゃ勝てないわよ!」

従者「いいから姫様はそこで見ていてください。あ、御者さんも」

御者「し、しかし……」

従者「それじゃ姫様、行ってくるっす!!」

王女「ち、ちょっとぉ!」
118 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 19:33:03.70 ID:cZ8X2IcD0
ハーピィA「ニンゲン! ヒトリ!」バサッバサッ

ハーピィB「バカメ! バカメ!」バサッバサッ

従者「馬鹿なのは己と相手の力量差を測れない者っすよ」

ハーピィA「キンパツ! ナマイキ!」

従者「……さて」

従者(数は10匹くらいか…結構いるっすね)

従者(一匹ずつ相手にすればいけるっすか……?)

従者「ふぅ、さあ…いつでもいいっすよ?」

従者「―――指先一つでダウンさせてやるっすッ!」グッ


↓コンマ
偶数…ハーピィ殲滅
奇数…苦戦
ゾロ目…逆にダウン
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:34:55.22 ID:PR+wUp+Vo
ゆう
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:35:28.67 ID:glNwxIIeo
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:40:06.71 ID:PR+wUp+Vo
有能(無能)
122 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 19:40:21.68 ID:cZ8X2IcD0
従者「数の暴力には勝てなかったよ……」

従者「ぐふっ……」ドサッ

王女「従者ーッ!?」

御者「も、もうおしまいだ! 俺はここで……!」

王女「わ、私がやるしかないっていうの!?」

ハーピィA「コウフク! シロ!」


↓コンマ
00〜40…姫様Fight
41〜80…誰か助けにくる
81〜99…立ち上がる従者
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:40:51.16 ID:9V3tOlKK0
女義賊ちゃん来てくれれば
124 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 19:45:13.26 ID:cZ8X2IcD0
王女「―――やってやるわよぉッ!!」ドンッ

御者「!?」

ハーピィA「ニンゲン! バカ! オンナ! ヨワイ!」

王女「……舐めないでよ鳥風情が」

王女「その腹立たしい顔を苦痛に歪めて、後で焼き鳥にして喰ってやるわッ!」

ハーピィA「ヤッテミローッ!」バサッ

王女(愚直に突進! 避けるのは容易い―――)


王女HP:30
↓コンマ
偶数…カウンターで一体仕留める
奇数…直撃(5ダメージ)
ゾロ目…誰かが殲滅してくれる
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:45:30.28 ID:glNwxIIeo
126 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 19:52:25.52 ID:cZ8X2IcD0
王女「おりゃああああ!!」バキッ

御者「み、見事なアッパーが的確にハーピィの顎を捉えたっ……!!」

御者「これは効いたぞッ!」

ハーピィA「」ドサッ

王女「まずっ……一人っ……!!」

ハーピィB「スコシハ ヤルヨウダナ」

ハーピィB「ダガ ワタシト……!」

ハーピィC「ワタシノ……!」

ハーピィBC「「ツインアタック ガ カワセルカッ!!」」

王女「何でもいいから来なさいよぉーッ!」


王女HP:30
↓コンマ
偶数…カウンターで二匹仕留める
奇数…直撃(10ダメージ)
ゾロ目…誰かが殲滅してくれる
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:52:41.94 ID:j7AK3C+7o
あはん
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:58:11.58 ID:PR+wUp+Vo
姫様tuee
129 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 19:59:19.00 ID:cZ8X2IcD0
王女「そぉい!!」ドゴォ!

御者「う…上手いッ!」

御者「巧みに間に滑り込んで、ラリアットで二匹まとめて地面に沈めたっ……!」

王女「ふっ…雑魚ねッ!」

ハーピィD「アマリ ズニノルナヨ……?」

ハーピィE「ヤツラハ ワレラノナカデモ サイジャク」

ハーピィF「イクゾ… ヌルイコウゲキハ シナイ……」

ハーピィDEF「「「三位一体ッ!!!」」」

ハーピィDEF「「「トライアングルアタック!!!」」」

王女「いちいち技名叫ばないといけないの!? あんたらはぁ!!」


王女HP:30
↓コンマ
偶数…カウンターで三匹仕留める
奇数…直撃(15ダメージ)
ゾロ目…誰かが殲滅してくれる
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 19:59:53.65 ID:PR+wUp+Vo
131 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 20:07:41.46 ID:cZ8X2IcD0
王女「―――きゃああああ!!」ゴロゴロ

王女「ぐっ……ふ、がふっ……げほぉ!!」ビチャビチャ

王女HP:30→15

御者「……さすがに三匹相手にはなす術なく吹っ飛ばされる、か」

御者「そろそろ俺も覚悟を決める時か……?」

ハーピィD「サッキマデノ イセイハ ドウシタ?」

ハーピィE「……ザコメ!」

ハーピィF「オトナシク ショクリョウヲ ワタセ!」

王女(あと一撃でもアレ食らったら、間違いなく持ってかれる……!!)

王女(ど、どうする……?)


1.それでも戦う(HP無くなっても死にはしないが……?)
2.降伏する(食糧ロスト)
3.祈る(誰か来るかも……?)
4.そろそろ起きろや従者!
5.お前も戦えや御者さん!

>>132

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 20:07:59.71 ID:97YY6gfbO
2
133 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 20:24:32.72 ID:cZ8X2IcD0
王女「ぐぅ、こ、降伏するわ……」

王女「食糧でも何でも持っていきなさいよ」

ハーピィD「ケンメイナ ハンダンダ オトナシクスレバ ナニモシナイ」

ハーピィE「シカシ ドウホウヲ サンビキモ……!」

ハーピィF「タシカニ ソウダガ…… 」

ハーピィG「アレハ アイツラガ ヨワイ ノガ ワルイ ノダ」

ハーピィE「ソウカ……」


御者「……申し訳ない、こんなことになるならちゃんとした冒険者を雇うべきだった」

王女「いや、悪いのはこの無能…いえ私達です。お気になさらず」

従者「」

御者「しかし……」

王女「それにハーピィの死体から陰毛を採取すれば目的達成ですし、ここは城塞都市からさほど離れてないですから」

御者「わかった……」

王女「……食糧を全部奪い終わったみたいですね。ハーピィ達が去っていきます」

王女「私達も陰毛を採取したら早々に城塞都市に戻りましょう」

御者「ああ」


↓コンマ
00〜20…何か起こる(安価)
21〜99…何事もなく帰還
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 20:25:51.02 ID:cZono4W/0
ロリハーピーが罠に引っかかっている
135 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 20:30:52.25 ID:cZ8X2IcD0
従者「うぅん……っすぅ」

王女「重傷ね…家に戻ったら学者のポーションを貰いましょう」

王女「かく言う私も割とフラフラなんだけどね……」

御者「お、王女さん!!」

王女「……今度はどうしました?」

御者「は、は、は、……」

王女「は?」

御者「 小さいハーピィが!! 」

王女「またぁ!? ……ん? 小さい?」

御者「うむ、どうも幼体のハーピィが冒険者の仕掛けた罠に掛かってるようだ」

御者「まあ襲われることは無いし、襲われてもあなたが居ればどうってことはないだろうが」

御者「……どうする?」

王女「>>136
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 20:31:45.36 ID:imiPqs9c0
モンスターに情けは無用
137 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 20:37:56.30 ID:cZ8X2IcD0
御者「では殺すと……」

王女「いや、罠に掛かってるなら手を下さずとも長くは無いでしょう」

王女「放っておきます。それより早く馬車を」

御者「わ、分かった!」

王女「……」


ロリハーピィ「イタイ… イタイ…」


王女「私の国が滅びた時も、多くの小さな命があんな風に失われたのね」

王女「……魔物は絶対に許さない」

王女「受けた雪辱は必ず返してやるわッ……!」

138 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 20:48:23.23 ID:cZ8X2IcD0
《女学者の家》

女学者「あれ? お早いお帰りですね……って、うえぇ!?」

従者「……」グッタリ

女学者「従者さん!? 一体どうしたんですか!?」

王女「途中の街道でハーピィの群れに襲われたのよ。従者はそれに一人で立ち向かって……」

女学者「あわわっ! は、早く回復のポーションを!」

女学者「どこだっけどこだっけ! ……あった!!」

女学者「従者さん、ちょっと失礼……えいっ!」ズボッ

従者「んぶぉっ……!!」

王女「容赦なく口に突っ込んだわね」

女学者「緊急事態ですからねっ」

女学者「リヴァイアサン! この人を上の寝室に運んで!」

氷竜「がうー!」

王女「……本当にごめんなさい、失敗しちゃって」

女学者「あぁ気にしなくていいですよ! ハーピィの陰毛ぐらい代用品でも、まあちょっと質が落ちるぐらいですし!」

王女「あ、いや陰毛は取ってこれたんだけど」スッ

女学者「ほわぁ!? な、なんとっ……!」

女学者「姫様、まさかハーピィとの戦闘中に毛を……!?」

王女「そんな器用にセクハラできないわよ! ちゃんと仕留めた三匹分の陰毛は取ってこれたの」

女学者「おお、ありがとうございます……! さすが姫様はお強いですねー!」

王女「……でも、やっぱり私達だけでは今後の触媒調達は危険だと分かったわ。だから、そうね、一人ぐらい冒険者をつけてもらえないかしら?」

女学者「>>139
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 20:48:59.38 ID:11UfBk+R0
じゃあこれからは私も同行します
140 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 20:57:13.98 ID:cZ8X2IcD0
王女「あ、貴女が!?」

女学者「こう見えて私も結構強いんですよ?」

王女「でもそれだと貴女の負担が…養ってくれる代わりに私達が貴女の助けになろうとしているのに……」

女学者「ククク…大丈夫ですよ! 最近はちょっと運動不足でしたし、たまには良いでしょう!」

女学者「負担なんて気にしないで、どーんとこの懐の深い私に任せておいてくださいって! くっふっふー!」

王女「うぅ…何から何までありがとう!」

王女「でもこれだと触媒調達だけでは貴女に恩を返しきれないわ。何か…私にできることはないかしら?」

王女「何でもやるわ!」

女学者「くふふ、それならぁ……」

女学者「>>141

141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 20:59:21.26 ID:9NYA+tGz0
知り合いのメイド喫茶で働いて
142 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 21:07:24.40 ID:cZ8X2IcD0
王女「め、メイド喫茶? 王族である私が、メイドに……?」

女学者「本物のメイドになれって言ってるわけじゃないですよー! ククク…単にメイドの格好をして接客をするだけです!」

女学者「知り合いが最近女の子が一人居なくなっちゃって困ってたので、丁度いいかな! と思いまして!」

王女「わ、わかったわ…頑張る」

女学者「ククク、いい答えが聞けて良かったです……! じゃあ私から向こうに連絡はしておくので明日から宜しくお願いしますね!」

王女「うん……」ウトウト

女学者「おや、お疲れのご様子…早くお風呂に入って寝ましょうか」

王女「そうするわ」

女学者「おっとその前にこれを」

王女「……回復のポーション」

女学者「姫様もかなーり痛手を負われてるようでしたので!」

王女「そういえばそうだったわね…すっかり忘れてたわ」

女学者「フラフラですよー? 大丈夫ですかぁ? ククク…心配ですし、ここは私と一緒にお風呂入りますかぁ?」

王女「>>143

143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 21:08:45.65 ID:mOskX0+YO
無言で頷く
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 21:08:46.12 ID:gH0BBWy0o
たまには一緒に入りましょ
145 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 21:26:32.11 ID:cZ8X2IcD0
《浴室》

女学者(まさか拒否られないとは! 意外でした!)

女学者「おかしいな、誘ったのは私ですけど、何かドキドキする……」

王女「どうしたの?」

女学者「ひゃい!? な、なんでもないですよぉ!?」

王女「そ…なら私の背中流してくれない?」

王女「後で私もやってあげるから」

女学者「は、はいっ! しつっ…失礼しまふ!」ピトッ

女学者「おぉ…お肌白くてスベスベでめっちゃ綺麗ですぅ」

王女「そう? 嬉し、んんっ…いわ」

女学者(え!? 何で今ちょっと変な声出したんですか!?)

女学者(くそぅ…ドキドキするぅ……何か調子狂うなぁ)

王女「はぁ、ふぅ…んっ……はあ、はあっ」

女学者「……私、いけないことをしてるみたいです」

王女「何か言った?」

女学者「い、いえ! 何でもないです!!」

王女「んー、そろそろ交代しよっか。お背中失礼するわね」ピトッ

王女(やばい…すっごく眠い……)

女学者「は、はい! 宜しくお願いします!」

王女「……」ウトウト

女学者「ああ気持ちいいですぅ……お上手ですねぇ姫様ぁ」

王女「……」ウトウト

女学者「……姫様?」

もにゅっ

女学者「ひゃんっ!? …ひ、姫様!?」

女学者「今何をっ……ひぃん!」

王女「……」

女学者「ちょっ、やめっ、ひ、ひめさま! どこ触って…んやぁ、そっ、そこはぁ……!!」

女学者「き、昨日の仕返しなんですか? そうなんですね!? あれならちょっとした出来心だったんです! だ、だからぁん! 許してぇぇ…ひいぃ、ぃんっ!」

女学者「んんんにゃあぁぁぁっ!!///」ビクンビクン




―――王女の意識が戻るまで女学者は小一時間拷問された




146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 21:27:23.48 ID:cZono4W/0
あら^〜
147 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 21:30:45.92 ID:cZ8X2IcD0
王女「ごめんなさい、意識がちょっと飛んじゃって」

王女「……そんなに上気してどうしたの? のぼせたの?」

女学者「ど、どの口が言ってるんですかねぇ? ククク…面白いです……!!」ピキピキ

王女「ん?」

女学者「はぁ…まあいいですよ! 私の心は海より深いのであの悪戯は不問としましょう!」

女学者「それで、今日はどっちの部屋で寝るんですか? また私の寝室で? それとも従者さん?」

王女「>>148

148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 21:31:20.62 ID:cZono4W/0
決まってるわ、貴方とよ
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 21:32:30.53 ID:j7AK3C+7o
キマシタワー
150 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 21:40:01.73 ID:cZ8X2IcD0
女学者「き、決まってるんですか…そうですか……///」

王女「何照れてるの?」

女学者「てっ! 照れてなんかないわい!!」


《女学者の寝室》


王女「……それはそうと私は安定の下着姿ね」

女学者「ククク…ごめんなさい、二人の分の寝間着を買ってくるのを忘れてました! てへっ!」

王女「そこはかとない悪意を感じるけど…ま、いいわ」

女学者「でも肌の露出が多い方が…その、添い寝されてるこっちとしては人肌の暖かさを感じられていいんですよね……」

王女「ふ、ふうん、そう……?」

女学者「えへへ……///」

王女(……何か様子がおかしいわね)

王女(……それはいつものことか)

王女(さて、今日も寝る前に質問しておこうかしら。昨日聴けなかったこととか……)

王女「>>151

151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 21:41:23.32 ID:9V3tOlKK0
女義賊とはどう知り合ったの?
152 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 21:47:15.62 ID:cZ8X2IcD0
女学者「ああ、あの子ですか?」

王女「うん。ちょっと二人に接点が思いつかなくて…気になっちゃったの」

女学者「んーあの子とはもう出会って結構経ちますねえ……」

女学者「確かあれは数年前のこと…私と女義賊ちゃんは >>153 で出会ったんですよ―――」
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 21:49:06.35 ID:mOskX0+YO
異世界との境界
154 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 22:05:35.99 ID:cZ8X2IcD0
あれは肌に涼しい風が吹き付けて、
秋の到来を告げていたある日のこと。
私は都市のお偉いさんに頼まれて、城塞都市付近の森に発生した謎の「穴」について調査をしていました。

女学者「……これは」

老学者「ふむ、古文書の通りですなぁ」

女学者「―――次元の裂け目。異世界とこちらの世界を繋ぐ空間の割れ目、ですか」

老学者「……数百年に一度だけ、あちらの世界とこちらの世界が急接近する日が来る。その時この地に裂け目が現れると」

老学者「言い伝えには聞いていましたが、いやはや、まさか生きているうちにお目にかかれるとは。長生きはするものですなぁ」

女学者「感傷に浸っている場合では無いですよ。これが発する特殊な魔力は辺りの魔物全てに干渉し、凶暴化させる恐れがあります」

女学者「……毎年ここを通る魔物の大軍に影響が出なければいいのですが」

老学者「こればかりはワシら学者も神に祈るしか無いのう。今の人類にはこの時空の裂け目を閉じさせる力は確実にない。時の流れに任せて勝手に閉じてもらうほかないとはなぁ」

女学者「仕方のないことです。探査魔法を裂け目にかけたある学者が精神に異常をきたしたという報告も上がっていますし……」

女学者「ひとまずは都市に戻り、伝承に残る時空の裂け目そのもので間違いなかったと報告するとしましょう」

老学者「そうじゃな……む?」

女学者「老学者さん……?」

一緒にいた学者さんの視線の先。
そこには―――


女義賊「……」


―――飢えた狼のような少女が立っていました。
155 :妄想が捗って長くなっちゃった、ごめん ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 22:19:46.64 ID:cZ8X2IcD0
女学者「貴女は……いつから……?」

女義賊「さっき」

そう淡白に答えた少女の身なりは非常に貧相でした。
ただの布切れを体に巻いてるだけに過ぎず、
冷たい地面に素足で立っていて、肌は薄汚れていましたが、
目だけがギラギラと濁った輝きを放っていました。

女学者「でも、物音なんて……」

老学者「女学者殿…ワシがまだボケておらず、裂け目の瘴気に充てられて目がおかしくなった訳ではないのであれば―――」

老学者「―――この少女は裂け目から出現した」

女学者「!?」

女義賊「……」

信じられませんでしたが、決して有り得ないことでもありません。
文献が確かであれば、あちらもこちらのように人間と似た生き物が暮らしていても全くおかしくありませんし、
裂け目を通ってこちらの世界にやってくることだって想定できたことなんです。
しかし、どこに繋がっているともはっきりしない不気味な穴に進んで入ろうとする人間などこれまでおらず、
そのことは私達の頭からすっかり失念されていました。

老学者「誤って迷い込んだのか、それとも……」

女学者「……っ」ゴクリ

侵略、だなんておかしな二文字がその時浮かびましたが、
目の前の少女の様子を見ればすぐにそんなことは無いと分かりました。

女学者「……君、名前は?」

女義賊「わかんない」

女学者「どこから来たの?」

女義賊「わかんない」

……記憶喪失。
それは、あちらの世界についての手掛かりを得る機会の消失を意味しており、私達は落胆を隠しきれませんでした。
156 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 22:32:11.86 ID:cZ8X2IcD0
私達はその少女を連れて都市に帰還しました。
ですが、その存在を公にはしませんでした。
……だって、異世界から来たかもしれない女の子だなんて、
好奇心の塊のような他の学者の目に止まれば即解剖、なんていうのも……全く無いとは言いきれなかったから。

このことは私ともう一人の学者さんだけの秘密にして、
その異世界の女の子と私はしばらく一緒に暮らしました。

女義賊「女学者! 早く飯を持ってくるのよ!」

女学者「ククク…はいはい今すぐに」

……あの子はとても読書が好きな女の子でした。
ちょっと文字を教えてあげたらすぐに理解して、本当に賢い女の子だった。
本の登場人物の口調を真似て、もう本当におかしくて……
思えば、本の中のお姫様に憧れていたあの子と貴女が友達になるのは、何ら不思議なことでは無かったのかも知れませんね。

それから数ヶ月は一緒に居たのですが、ある日急に自立する! とか言い出しましてね。
一体どんな本に影響されたのか、義賊になるとか言い出して。
……私も、面白そうだからという理由で背中を押してあげました。
あの子を外に出しても、あの子が異世界から来たなんて知る人間は私ともう一人しか居ないわけですし、大丈夫かなと思ったんです。

……それからは北の洞窟に住み着いて―――ああ、この後は姫様の方がよく知ってますよね!
157 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 22:35:06.96 ID:cZ8X2IcD0
女学者「―――とまあ、こんな感じですよ」

王女「」

女学者「あ、あれ!? 姫様起きてます?」

王女「え、ええ……何とか」

王女(異世界とか聞こえた辺りでつい現実逃避を初めてしまったわ……)

王女「そう、女義賊とはそんなことがあったのね」

王女「……元気かしら、あの子」

女学者「そうですね、私もたまには会いたいですねぇ」

王女(思わぬ過去が聞けてしまった……)

王女(さて、もう一つくらい質問してみようか……?)

王女「>>158

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 22:36:02.09 ID:8Jr26SHgO
レズですか?
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 22:36:04.45 ID:9NYA+tGz0
スリーサイズは?
160 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 22:38:06.54 ID:cZ8X2IcD0
女学者「ぶふっー! ちょ…直球ですね!?」

王女「……どうなの?」

女学者「いやそんなことは……」

王女「包み隠さず言いなさい」

女学者「…………」

女学者「>>161
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 22:38:37.23 ID:9V3tOlKK0
それで悪い?
162 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 22:48:37.27 ID:cZ8X2IcD0
王女「ひ、開き直ったわね……」

女学者「ふ、ふんっ! そーですよ! きっと私は…いわゆるレズってやつなんですよっ……!」

女学者「男の人を見てカッコイイって思っても、それだけで終わっちゃうんです。付き合ったり結婚したり、そういうのが全く考えられなくて……」

女学者「でも…姫様みたいな可愛かったり綺麗な女の子を見ると、男の子に抱くものとはまた違った……変な気持ちになるんです。心臓が早くなるんです、呼吸が苦しくなるんですっ……」

女学者「……これがレズ、なんですよね……?」

王女「私には分からないけど……」

女学者「……女の子にそんな気持ちを抱くなんて、気持ち悪いですか?」

王女「えっ?」

女学者「だって普通じゃないですよ……」

女学者「下着姿で添い寝されて心がぽかぽかしたり、お風呂場でじゃれ合って死ぬほどドキドキしたり……」

女学者「今こうして見つめ合ってる時間を幸せに感じたり……」

王女「……」

女学者「ねえ……姫様は、どう思いますか?」

王女「>>163
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 22:49:06.18 ID:cZono4W/0
わ、悪い気はしない
164 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 23:02:05.73 ID:cZ8X2IcD0
女学者「そ、それってつまり……!」

王女「ちっ! 違うから! 勘違いしないでよね!」

王女「別に貴女が女の子だからとかじゃなくて、貴女だから! こうして一緒に寝てあげるのも、お風呂に入ってあげるのも、全部貴女だから…そのっ、悪い気はしないの……!」

女学者「だから、レズではないと?」

王女「……たまたま気を許した相手が、女の子だったってだけよ」

女学者「くふふっ…なーんだ! 姫様も私のことが大好きだったようですね! ククク、私は自分の魔性の魅力というやつが恐ろしいですぅ……!!」クネクネ

王女「なっ…大すっ……!? そ、そんなんじゃないから!///」

女学者「んふふー照れなくてもいいですよぉー?」ギュー

王女「わぷっ! ……お、女学者ぁ!」

女学者「はぁ…姫様暖かい……」

女学者「今日はこのまま姫様を抱き枕にして寝ますね!」

王女「今日も、でしょうが!」

王女「あっ…もう! また変なとこ触ったわねっ!」

女学者「……仕返しの仕返しです」

王女「な、なに?」

女学者「なーんでもないですよーぅ! ほれほれー!」

王女「んやぁっ…ちょ、あ、貴女って娘はーっ!///」

女学者「ああもう駄目! 姫様愛しすぎますぅー!」

女学者「んちゅー!」チュー

王女「きゃーっ! き、キスは本当に駄目よ! 絶対に駄目ぇ!!」

王女「に、妊娠しちゃうううううううっ……!!///」





一方その頃…
《従者の寝室》




従者「……知ってる天井だ」

従者「帰ってこれたのか……ん? この頭の後ろの感触は、まさかっ……膝枕ッ!?」

従者「ひ、姫様の膝枕とは! じ、従者感激っすううぅぅ!!」

氷竜「がう!」

従者「………………」




従者「畜生ーっ!!!」

氷竜「がうーっ!!!」




一人と一匹の咆哮が、
夜の城塞都市に響き渡った―――



165 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/24(日) 23:03:14.95 ID:cZ8X2IcD0
今日はここまでっす! また次回!
いつの間にか百合スレになってるのは…気のせいっすよね?
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 23:06:50.61 ID:9NYA+tGz0

とりあえず王女の容姿が気になる
定番の金髪グラマラスなんだろうか
167 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 00:01:18.35 ID:ovP3Mm1m0
>>166
俺のイメージもそんな感じだけど
まあ、特に安価で容姿が指定されてないキャラは各々好きなように想像してくれればいいと思うっす!
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 03:53:16.86 ID:yEi4kUkOo
氷竜がかわいい
百合もニヤニヤしてしまう
169 :再開 ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 20:15:33.75 ID:ovP3Mm1m0
《翌日》

王女「おはよう、私の有能な従者? 昨日の傷はすっかり癒えたかしら?」

従者「おっ、おはようごさいます姫様。ええ、おかげさまで……」

従者「もう有能って言葉がトラウマになりそうっすよ……」

従者「姫様の前であのような失態を犯すとは、俺は従者の風上にもおけんような人間っす…うぅ、本当に申し訳なかったです」

王女「……よく反省したようね。ならいいわ、昨日の貴女の情けない姿は忘れてあげます」

王女「二度はないわよ……?」

従者「じ、慈悲深き姫様に感謝っすー!」

女学者「朝から反省会とかやめましょうよー! おはようございまーす!」

氷竜「がうがうー」

女学者「はいリヴァイアサンもおはようです!」ナデナデ

王女「それで、ええと…今日は」

女学者「ん? あ、ええ、そ…そうでしたね! ククク、しっかりとアレの話は通しておきましたので!!」

従者(……あれ? 何か二人の間の空気がちょっと変わってる?)

従者(何だか大人の雰囲気っす……?)

従者「姫様、アレとは?」

王女「ああ、貴方には話していなかったわね。私今日からメイド喫茶で働くことになったの」

従者「ひ、姫様がメイド!? ……メイドっすかぁ!?」キラキラ

王女「こら、鼻の下伸ばさない」

女学者「私の知り合いがやってるお店を紹介したんですよ! どうも姫様は私のために何かしたくて仕方がないようなので……クックックッ!」

王女「……茶化さないの。それで、メイド喫茶をやってるっていう貴女の知人ってどんな人?」

女学者「>>150
170 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 20:16:31.13 ID:ovP3Mm1m0
いやんミス!
>>171っす!!
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 20:17:05.09 ID:pJPZ0+W60
見た目幼女の100歳のばーさんだよ
172 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 20:28:37.90 ID:ovP3Mm1m0
従者「な、何かパンチある人っすね」

王女「100歳で幼女? エルフとか竜人の類……? いや、魔女という線も……」

女学者「んーその辺は私も分からないですねー」

女学者「とりあえず朝風呂入って朝ご飯食べたら行きましょう! メイド喫茶まで私が案内してあげますっ!」

王女「ありがとう、お願いするわね」

従者「あの…まさかとは思いますけど」

従者「俺もメイド喫茶で働く…なんてことは、無いっすぅ……よね?」

王女「それなんだけど、従者には私が向こうで働いている間に女学者と触媒調達をしていて欲しいのよ」

従者「ああ、すっかり忘れてました、了解っす!! ……ん? 女学者さんと?」

女学者「お二人…というか、従者さんだけでは不安なので!」

女学者「ククク…まあ、昨日の件がありますしぃ?」

従者「……この汚名はいつか必ず払拭してみせるっす」

王女「ええ、その日が来ることを期待しているわ」

女学者「さあ堅い話は無しにしてご飯ですよご飯!!」

氷竜「がうがうがうー!!」キャッキャッ


―――数刻後


従者と女学者の触媒調達(お買い物)パート、
王女のドキドキメイド喫茶パートに分かれますが、
まずどちらから進めますか? >>173
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 20:28:47.22 ID:MefbKEv/O
冥土
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 20:29:13.42 ID:MefbKEv/O
メイド
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 20:31:16.59 ID:bqr6KL2Lo
学者と従者が買い物行って女王がメイドしにいってる間家に氷竜一匹か
お留守番できるのかお利口さんめ
なでなでしてやりたい
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 20:34:58.65 ID:g3oQu23xO
どうでもいいけどレズになったら子孫残せない…残せなくない?
177 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 20:42:29.29 ID:ovP3Mm1m0
《城塞都市・メイド喫茶前》

女学者『それじゃあ姫様! 頑張って来てくださいね!!』

女学者『そんな不安に思わなくても大丈夫ですって!
彼女に任せておけば無問題です!』

女学者『くふふ…ほら、帰ったら熱い抱擁で迎えてあげますから……ね?』


王女「……なんて言われたけど」

王女「やっぱり不安なものは不安ね…第一メイド喫茶って何なのよ……」

「―――メイド喫茶とはッ! 即ち現世の楽園であるッ!!」

王女「!?」ビクッ

幼女「人間の心というのは日々すり減っていくもの……身体の疲れは癒せても、減ってしまった心を癒すのは難しい……」

幼女「ここはそんな心を癒してやる…そう、疲れた人間全てに開かれている楽園、それがメイド喫茶なのじゃっ!!」

幼女「分かったか? ん?」

王女「え、ええ……」

王女(何このやたら貫禄のある幼女は……)

王女「はっ…もしや、貴女がこのメイド喫茶の……?」

幼女「うむ! 責任者 兼 従業員なのじゃ!」

王女「ほ、本当に100歳? 可愛い…なんて言ったら失礼かもしれないけど……でも」

王女(ああ、ギュッとしたい! 抱っこしたい! ……そういう気持ちを人に抱かせる、幼女特有の甘いオーラを感じるわ!)

幼女「うむ! こう見えて結構生きてるのじゃ!」

王女「……もしや人間じゃないとか?」

幼女「>>178
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 20:42:52.96 ID:g3oQu23xO
実は先代魔王(引退したせいかめちゃくちゃ性格が丸くなっている)
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 20:49:03.19 ID:bqr6KL2Lo
>>176
養子取るとか
いっそ国の基盤を作ったら王家の座は人望のある人に託すとか
女学者の研究によって同性でも子作りできるようになるとか
180 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 20:56:03.18 ID:ovP3Mm1m0
王女「ま、魔王?」

幼女「そうじゃ! 昔は魔王をやってたのじゃが、ちょっと疲れてしまってな……」

幼女「有能な側近に魔王継がせて、今はこうして人間界で暮らしている…という訳じゃ!!」

王女「なるほど、面白い冗談ね!」

幼女「じょ、冗談じゃないぞ!? 本当じゃぞっ!?」

幼女「我は泣く子も黙る魔王じゃぞ!!」

王女「あーはいはい分かったわ。それで、仕事の件だけど」

幼女「なっ…何か適当に流された気がする! ……ぐぬぬ!」

幼女「で、仕事の件とは…ああ! おぬしが女学者の言っていた、今日から働くという者か!!」

王女「そうよ」

幼女「了解した。詳しい話は中で話そうか」

王女「ええ、分かったわ」

カランカラン…

「お帰りなさいませー! ご主人様ー!」

王女「っ!?」

王女「お、お帰りとは? 誰かと勘違いしてるの? 私、初めて来たんだけど……?」

幼女「お客様が来店した際の挨拶みたいなものじゃ。おぬしもあれを言うのじゃぞ?」

王女「なんです…って……」

幼女「ささ、奥の従業員室で話そうか!」

王女(……大丈夫? 私、やってけるかしら……?)
181 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 21:04:59.08 ID:ovP3Mm1m0
幼女「まずこのメイド服を着るのじゃ!」

王女「え"っ……」

幼女「はようせんか!!」

王女「わ、分かったわよ!」


王女「―――終わったわよ……」

幼女「……おお、似合っとるじゃないか!」

王女「す、少し布の面積が狭くないかしら……?」

幼女「あーちょっとサイズが小さかったかの? すまんが、今日はそれで我慢してくれ」

幼女「仕事着に着替えてもらった所で、肝心の業務内容について話すぞ!」

幼女「まず、この店ではお客様はご主人様じゃ!!」

王女「ご、ご主人様……」

幼女「ほれ言うてみい! ご主人様!!」

王女「ご主人様……」

幼女「声が小さいぞ!! ご主人様!!」

王女「ごっ……ご主人様ぁ!!」

幼女「……ちょっと猛っておるがまあ良しとしようかの」

幼女「次にこの店ではあるサービスをしておる」

王女「さ、サービスとは?」

幼女「>>182
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:05:48.52 ID:KoysUBcpO
先代ながら魔王て亡国の要因、とは言わんけど因縁大丈夫か・・・
踏んでたら↓
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:06:12.94 ID:g3oQu23xO
はぐはぐ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:06:38.38 ID:g3oQu23xO
すまん連取だ下で
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:06:43.60 ID:JIEShjrz0
ご主人様への肩もみじゃ!あ、ちなみにご主人様がセクハラするなら遠慮なくぶちのめしていいぞ!
186 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 21:16:58.13 ID:ovP3Mm1m0
王女「わ、分かったわ……」

幼女「さて…話すことはこのくらいかの?」

幼女「さっそくおぬしには働いてもらうとしよう!」

王女「……ええ、覚悟は決まった」

王女「私やるわっ! やり遂げてみせるッ!」

幼女「そんな戦場に赴く訳でもあるまいし! そんな怖い顔ご主人様の前でしてはならぬぞ!? いいなっ!?」

王女「……」ゴゴゴ

幼女「は、話を聞けぇー!!」


お仕事は……
↓コンマ
00〜30…ちょっと失敗
31〜70…まあまあ
71〜99…メイドの才能開花
ゾロ目…客と喧嘩になる
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:17:32.55 ID:k9kS1XBvO
せい
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:17:37.98 ID:Kw9t9d8Co
はあっ
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:18:47.22 ID:+jZaZ5ej0
まあ…そうなるよな
190 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 21:23:00.14 ID:ovP3Mm1m0
―――しばらく経って。


王女「何よッ!!」

客「何だこの!!」

幼女「うわあっ!? ど、どうしたのじゃおぬしらー!?」

客「あ、店長! 聞いてよ! このメイドったら……」

幼女「な、何じゃ!?」

客「>>191

王女「ガルルッ……」

幼女(もはや狂犬じゃ……!!)
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:23:32.54 ID:YnD5qWGBO
肩もみといって関節外して来た
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:24:17.26 ID:RnqraInIO
姫様…
193 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 21:31:51.90 ID:ovP3Mm1m0
幼女「なっ、何じゃとおーッ!?」

幼女「おぬし! 一体何をしておるんじゃあ!!」

王女「ち…ちょっと力加減を間違えただけじゃないの!」

王女「あんた男でしょ!? 肩外れたくらいでピーピー喚くんじゃないわよ!! 脆弱なあんたが悪い!!」

客「む、無茶苦茶だ……!」

幼女「いやおぬしが完全に悪いからな!?」

王女「うぅっ、ぐぅぅ……!!」ギリギリ

幼女「ほら! 意地を張ってないでちゃんと謝るのじゃ! 早くっ!!」

王女「……ご、ごめんなさい……」

幼女「我からも謝る…この通りじゃっ! どうか許して欲しい!」

客「>>194
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:32:18.01 ID:RnqraInIO
魔王様に言われたんじゃあなあ…
195 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 21:39:43.60 ID:ovP3Mm1m0
客「はぁ…魔王様に免じて許してやるよ」

王女「ッ!!」ギロッ

幼女「睨むでないっ!」ベシッ

王女「あうっ!」

幼女「いや本当に申し訳ない、ご主人様……」

幼女「お詫びにこの無料券をやろう。店員に提示してくれれば指名料とかサービス料金を免除する」

客「おお、まじか! ありがとう店長!!」

客「うっひょー! 帰って仲間に自慢してこよ! じゃあな、店長と…怪力メイド!!」

王女「むっ」カチン

幼女「……すぅー」

幼女「―――ばかもんッッッ!!!」

王女「っ……!!」

幼女「ご主人様に手を上げるメイドなど言語道断! おぬしはこのメイド喫茶において最もしてはならないことをした!」

幼女「これは許されぬことではないぞ……!!」

王女「……クビ、かしら?」

幼女「>>196
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 21:40:28.04 ID:qvaToTihO
だが我は寛大だから許す
197 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 21:59:51.31 ID:ovP3Mm1m0
王女「えっ……?」

幼女「誰にだって間違えることはある。大切なことは、二度とその過ちを繰り返さないことなのじゃ」

幼女「だから、我はお前に挽回する機会を与える。今から終業までミスすることなくメイドをやれたなら、クビにはしないでやろう」

幼女「……よいな?」

王女「え、ええ…いや、はいっ……!!」

幼女「いい返事だ! 我は期待しておるぞ!」

王女「必ずやその期待に応えてみせます……!」

王女(思わず平伏してしまいそうな程の威厳…人の上に立つ者とはかくあるべきなのねっ!!)

王女(さすがはメイド喫茶の店長っ……!! 自分を指して魔王と言い張るだけのことはあるわ!!)

王女「……私も、頑張らなくちゃっ!」


―――夕方


王女「はぁっ……はぁっ……」

王女「やりきったのね、私は……」

幼女「……良い働きぶりだったぞ、王女よ」

王女「て、店長!」

王女「ではっ…私は、まだここに置いて頂けるのですか……!?」

幼女「ああ、これからも宜しく頼む!」

王女「あ、ありがとうございます!! 店長!!」

幼女「ふっ…よいよい」

幼女「今日は疲れたじゃろ? 帰ってゆっくり休むといい」

王女「はいっ……!!」

王女(ああ何だろう…この、満たされていく気持ちは……!)

王女(これが誰かに仕えるってことなのねっ!!)


↓コンマ
00〜80…メイドパート終了、時は遡りお使いパート
81〜99…帰り道に何かイベント
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:00:24.11 ID:oDEZmEnwO
199 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 22:05:59.80 ID:ovP3Mm1m0
―――時は午前まで遡る


従者「うう、姫様が行ってしまわれたっす……」

女学者「そんなに落ち込まないでください! 私達は私達でやることやりましょう!」

従者「それもそうっすね! 頑張るっす!」

従者「それで…今日は何をするっすか?」

女学者「さすがに昨日今日でまた魔物退治に行くのは厳しいですよね? だから今日は、お買い物です!!」

女学者「クックック…私の思慮深さに平伏しても構いませんよ!」

従者「ふーん、で、何買うっすか?」

女学者「うっ…な、なかなか厳しい対応ですね……!」

女学者「そうですね、買うものといったら……」

女学者「>>200
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:06:39.28 ID:ut2Ev7GjO
ニプレスアーマー
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:06:42.53 ID:pJPZ0+W60
新しい下着
202 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 22:18:06.36 ID:ovP3Mm1m0
従者「……姫様用、ですね?」

女学者「勿論!! ビキニアーマーよりも肌の露出が多いので、姫様はきっと死ぬほど恥ずかしがることでしょうっ……!!」

従者「……そしてその恥ずかしがる姫様と、姫様のあられもない姿で目の保養を謀る、と」

女学者「ククク…その通り!」

従者「女学者さん、貴女とはいい酒が飲めそうっす……!」

女学者「ええ、今度姫様を肴に一杯やりましょう……!」

ピシガシグッグッ

氷竜「がうぅ」

女学者「留守番頼みましたよ、リヴァイアサン!」

氷竜「がう! がう!」

女学者「よしよし! リヴァイアサンはお利口さんです!」ナデナデ

従者「お前が寂しくないように、すーぐ帰るっすからね!」

氷竜「が、がう……///」

女学者「なっ…リヴァイアサンが雌の顔をしている……だとッ!?」

女学者「……そういうご趣味が?」

従者「んなもんねーっすよ!!」


《城塞都市・市場》


従者「へぇ、色んな店があるっすね」

女学者「ニプレスアーマーがある防具屋はもっと奥にあるんですよー!」

女学者「あ、せっかくだし色々見ていきません!?」

従者「いいっすよ! 面白そうっす!」

女学者「従者さんは何か気になるものとかあります?」

従者「>>203
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:18:52.16 ID:3GMnbHHlO
擬人化装置
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