王女「国が滅んだので安価で再建する」

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204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:19:13.96 ID:pJPZ0+W60
剣とかかな
205 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 22:25:33.56 ID:ovP3Mm1m0
女学者「ククク、なかなか面白い物に目をつけましたね!」

従者「でしょ!? …でもこれ、本当に物を擬人化できるんすかね?」

女学者「んーどれどれ、擬人化魔法を込めた魔法のステッキ…ですか。正直眉唾物ですね」

女学者「結構いい値段しますけど買えないことはないですね! ククク…この私の潤沢な懐事情なら余裕です!」

女学者「……買っちゃいます?」

従者「>>206
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:25:59.05 ID:gbvju2IfO
買っちゃいましょぅ(にひひ
207 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 22:37:36.45 ID:ovP3Mm1m0
女学者「うお、すっごい邪悪な笑顔…あからさまに邪な考えを抱いてますね……」

従者「べ、別に! 夜寂しいから話し相手が欲しいとかそんなんじゃないんですからねっ!!」

女学者「……察し。じ、じゃあ買ってきますね!」

従者「よっしゃ! ありがとうございます!!」

従者「……ふふふ、今から楽しみで笑いが止まんないっす!」


《城塞都市・防具屋》


女学者「……ごくっ!」

従者「こ、これが件のニプレスアーマーっすか……!?」

女学者「下着度で言えばビキニアーマーを遥かに凌駕しますね……!! まともに守ってる所は乳首だけ! これはもうただひたすらにエロいですっ! もはや痴女ですよ! 痴女っ!」

従者「これ…何かの拍子にポロッといっちゃわないっすかね?」

女学者「その辺りはちゃんと考えて作られてると思いますが……」

従者「……いって欲しいっすね、ポロッと」

女学者「……はい、見たいです、ポロッとした姫様」

従者「……///」←妄想中

女学者「……///」←妄想中

防具屋店主(何だこいつら……)


帰宅途中に何かイベント起こす? >>208
無ければ直帰
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:38:40.27 ID:gbvju2IfO
メタルスライムの群れに会う
209 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 22:43:43.72 ID:ovP3Mm1m0
女学者「……むっ? 私の第六感が警鐘を鳴らしています」

女学者「何か、くるっ……!!」

従者「な、なんすか!? なんすかぁ!?」

メタルスライム「ぴきーっ!」

ぞろっ…

女学者「!? こ、こんな街中でメタルスライム!?」

従者「しかも結構な数いるっすよ……!」

従者「どっ…どうするっす……?」

女学者「>>210
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:44:22.65 ID:+jZaZ5ej0
つかまえよう
211 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 22:49:44.75 ID:ovP3Mm1m0
従者「捕まえるっすかぁ!?」

女学者「ククク…せっかくだし実験の材料にしてしまいましょう……」

女学者「メタルスライムの金属のような皮膚も、くりっとした可愛い目玉も、頭の角のような部分も……」

女学者「全部、貴重な触媒ですからねぇっ……!!」ニタァ

従者「そ、そうなんすね!」ゾクッ

従者「それじゃあ微力ながら、俺も捕獲のお手伝いをさせてもらうっすよ!」

女学者「……大丈夫ですか?」ジトー

従者「こっ…今度はヘマしないっす!!」


↓コンマ
偶数…捕獲成功
奇数…捕獲失敗(戦闘になります)
ゾロ目…うっかり殺っちゃう
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:50:03.41 ID:LaWtmpeRO
213 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 22:57:25.23 ID:ovP3Mm1m0
メタルスライム「ぴきー!」

従者「待てー! 大人しく捕まって実験の材料にされるっすよー!」

メタルスライム「ぴー!」

女学者「よしこっち来ました! ククク、メタルスライム捕らえたりー!! ―――って、あらっ?」ツルッ

女学者「うぅ…表面が滑って全然捕まえられないです!」

従者「それに逃げ足も早くて……」

従者「……なんか、こう……」

女学者「イライラ…してきましたね……?」

従者「……やっぱり俺達は似た者同士のようっすね」

メタルスライム「ぴ、ぴー?」

女学者「……クックックックッ……!!」

女学者「生きたまま弄り回したかったですが…もういいですッ!!」

女学者「―――皆まとめて吹っ飛ばしてやりますッ!」

従者「―――昨日の鬱憤を晴らしてやるっすッ!」

メタルスライム「ぴいぃぃ!?」


↓コンマ
偶数…女学者さんの範囲魔法で殲滅
奇数…他の人に横取りされる
ゾロ目…返り討ちに遭う
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:57:48.80 ID:ZgpApRzpO
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:58:59.78 ID:ZLZsibcdO
レベルいっぱい上がりそう(小並感)
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:59:43.49 ID:UN+U8jcIO
魔法が効くとはメタルスライムの風上にも置けないな
217 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 23:10:47.37 ID:ovP3Mm1m0
女学者「従者さん、あの広場の中央にメタルスライムを集めて頂けますか?」

従者「了解したっす!!」

従者「さあさあ逃げろ逃げろー! メタルスライムの追い込み漁っすよーっ!!」

メタルスライム達「「ぴいいいいぃぃ!!」」ドタバタ

女学者「……身体能力は凄いんですね」

従者「まるでそれ以外が駄目みたいな言い方しないでくれっす! 俺はあらゆる面で有能な最優の執事っすよ!!」

従者「それより…なんとか一箇所に集めたっす! 今しかないっすよ!!」

女学者「ええ、ありがとうございますっ……!」

女学者「クックックッ! では刮目しなさい……!!」

女学者「魔法に耐性を持つメタルスライムを、圧倒的な魔力の奔流で圧し潰す様をッ……!!」

メタルスライム「ぴぃ!?」


女学者「―――ぼんっ!」


城塞都市全体が白い光が包み込む。
刹那世界からは音が奪われ―――爆音が響いた。

眩しさから目を瞑っていた従者が目を開くと、
焼き跡が目の前に広がり、生き物が焦げた臭いがするばかりだった。

……後に従者は語る。


従者「女学者さん、ぱねぇっす!!」

218 :誤字恥ずかしいっす… ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 23:21:34.54 ID:ovP3Mm1m0
《女学者の家》

王女「あら、お帰りなさい二人共」ナデナデ

氷竜「がうー!」

従者「ただいまっすー!」

女学者「ああ姫様ぁ!! 会いたかったです!」ダキッ

王女「ちょ、なっ、急に何よ! ……って焦げ臭っ!」

女学者「あは…それはまあ、色々とありまして……」

王女「色々……? そういえばさっき凄い音したけど」

従者「聞いて下さいよ姫様! 女学者さんってば―――」

女学者「―――お口チャックッ! 従者さんッ!」

従者「むごっ……!?」

王女「な、なに……?」

女学者「ク、ククク…何でもありませんよ?」

王女「いや、でも」

女学者「 何 で も あ り ま せ ん よ ? 」

王女「あっはい」

従者「ちょっ……! 何で言っちゃ駄目なんすか!?」コソコソ

女学者「……姫様、きっと怖がっちゃうと思うので。内緒にしておいてください」

従者「わ、わかったっす……」

王女「?」

女学者「くふふ! そんなことより姫様! 姫様にお土産がありますよ!!」

王女「お、お土産!? なになに!?」ワクワク

女学者「これです!!」二プレスアーマー

王女「―――期待を返しなさいよッ!」
219 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 23:27:49.10 ID:ovP3Mm1m0
女学者「そういえば姫様! メイド喫茶はどうでした?」

王女「あー…ちょっと失敗もあったけど」

王女「これから、何とかやっていけそうよ!」

女学者「それは良かったですー!」

従者「本当に良かったっすねー! 姫様のことだからてっきりお客さんを怪我させてクビになると思ってたっす!」

王女「ぎくっ」

従者「……ぎく?」

王女「そっ…それはそうと従者!?」

王女「何か面白そうな物持ってるわね、それは何かしら?」

従者「ああ、これは擬人化装置っす! 女学者さんに買ってもらったっす!」

女学者「買ってあげました!」

王女「擬人化? へー、面白そうね! 試しに使ってみない?」

従者「>>220
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:28:17.92 ID:UN+U8jcIO
あ、個人的に高いたい相手がいるので借りるっす
221 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 23:37:45.03 ID:ovP3Mm1m0
女学者「ほほう、個人的に…ですか?」

王女「こっそり一人でやるってこと? ……なんかヤらしいわね」

従者「そんな変な意味じゃないっすよ!!」

従者「もう! 放っておいてください!」

王女「ふうん……?」

従者「そ、それよりも姫様? ……王国再建の計画を立てるってお話、忘れてないっすか?」

王女「あっ」

女学者「まあまあ! 皆疲れてることだし、そういった話はお風呂とご飯の後にしましょう!」

従者「それもそうっすね! お腹ぺこぺこ、汗でベトベトっす」

王女「そうね…じゃあ行くわよ、女学者」

女学者「はいはーい!」

従者「しっ…自然に二人で風呂に入った、だとっ……!?」

従者「……俺がちょっと見ない間に何があったっすか……?」

氷竜「がうー」ポンポン

従者「慰めてくれてるすか? ……お前は優しいっすね」ナデナデ

従者「―――さて」

従者「今俺は一人っす! 今こそこっそり擬人化装置を使う時じゃないっすかね!?」

従者「使うっすか……? 使っちゃうっすか!? あっ、でももう少し楽しみを後に取っておくというのも……」

従者「>>222
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:38:35.69 ID:ILhGBpzAO
いいや押すねッ
223 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 23:41:23.98 ID:ovP3Mm1m0
従者「もう限界っすうううう!!」

ポチッ

擬人化した物 >>224
性別とか性格とか身体的特徴も併記してくれるといいっす!
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:41:55.39 ID:1TMWmPx+O
青い瞳の銀髪ロング美少女。テンプレオブテンプレなツンデレ
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:43:20.33 ID:1TMWmPx+O
あ、相手は氷竜で。というかそういう流れかとおもてた
226 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/25(月) 23:54:13.86 ID:ovP3Mm1m0
美少女「……がう? えっ…あーあー、あれ?」

美少女「私、喋れてる……?」

従者「!? な、何か急に可愛い子が目の前に現れたっす!!」

美少女「は、はぁ!? 急に可愛いとか言われても嬉しくないんだからねっ! ば、ばーか!///」

従者「しかも罵倒されたっす!?」

従者「こ、これ擬人化装置を押したから……っすか?」

従者「でも何が擬人化したんすかね…特に指定もせずとりあえず押しちゃったんすけど……」

従者「……あれ? てかリヴァイアサンが居ない!? どこ行ったっすか!?」

美少女「? 呼んだ?」

従者「いや君じゃなくて、女学者さんのペットのリヴァイアサンっす!」

従者「どっか飛んで逃げちゃったんすかね? ……うわあ、俺絶対女学者さんに殺されるっすう!! まだ死にたくないっすよぉ……!!」

ちょいちょい

従者「な、なんすか? 今ちょっとそれどころじゃ……」

美少女「……がう」

従者「―――ッ!!?」ビクッ

従者「ま、まさか……君は……」

美少女(氷竜)「気付くの遅すぎよっ!!」プンプン

従者「う、うわあーッ!? 人のペット勝手に擬人化しちゃったっす!?」

従者「それはそれで殺されるっすよおおおおおお!!」
227 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/26(火) 00:01:41.80 ID:+B+Pi/AE0
眠気が凄いので今日はここまで。また次回。
中途半端&短くて申し訳ないっす!!
……王国再建? 国を一から作るんだ、時間がかかるのは当然だろう?(震え声)
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/26(火) 00:02:23.69 ID:lqOXeyOIO
竜と人間態どっちもかわいい
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/26(火) 00:20:51.41 ID:pWfMxWkQ0
乙っす
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/26(火) 02:41:01.23 ID:ly4w1RTio
氷竜はいままでの態度から見るに人化したら献身的な元気っ子になると思ってたのに…!
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/26(火) 09:40:49.40 ID:Kd1qoyHbO
♂にしてやろうかなとも思ったけど雌の顔してたし雌だよなぁ
232 : ◆d0sNTotDiE [saga sage]:2017/09/26(火) 19:42:18.21 ID:+B+Pi/AE0
今日は厳しいっす、申し訳ない手
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 03:36:49.46 ID:N/5Oul4G0
魔王様に任せれば王国再建なんて一発やん
234 :再開 ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 19:20:18.73 ID:vTLaD13l0
―――しばらくして

女学者「いいお風呂でしたぁ」

王女「従者ー、次入っていいわよ……って」

氷竜「あ、ご主人様!!」ダキッ

女学者「なっ…だ、誰ですかこのっ……うっほぉ可愛い!!」

王女「じゅ、従者? ……この娘は?」

従者「あ、あの、それはですね、えっと」

王女「……言いなさい従者! 一体どこから誘拐してきたの!?」

従者「違うっす! 俺は何も悪いことしてないっす!」

女学者「裸の美少女と二人きりで居といてぇ!? ククク、面白い冗談ですね!!」

女学者「折檻ですよ! 折檻!!」

従者「だ、だからぁ!」ウルウル

氷竜「ご主人様……?」

氷竜「あの、あんまり従者を虐めないで? べっ…別に従者が可哀想だとか、微塵も思ってないんだけど! そのっ……!!」

氷竜「見てて気分が悪いというか……うんっ、私が嫌な気持ちになるから! 従者がどう思ってるとか知らないけど、私が嫌だから! その……やめて欲しいなって」

カランカラン…

女学者「! その鈴付きの首輪は……」

女学者「従者さん、さては!! 私のリヴァイアサンに擬人化装置を使いましたね!?」

従者「ひいぃぃぃ!! ごめんなさいっす! ごめんなさいっす! 勝手に擬人化しちゃって申し訳なく思ってるっす!」

従者「何でもするからどうか命だけは勘弁っすよおおおお!!」

女学者「>>235
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 19:23:39.90 ID:/XMbLfgh0
じゃあ明日金鉱行って金掘り当ててこい
236 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 19:35:41.33 ID:vTLaD13l0
従者「き、金鉱っすかぁ!?」

女学者「それが嫌なら―――」

従者「ええやらせていただきますとも! 頑張らせてもらうっすよ!」

王女「全くこの無能従者が……」

従者「うぅ……!」ウルウル

氷竜「あ、あわわ、泣かないで、従者……」

王女「それにしても本当に可愛いわね。リヴァイアサンって雌だったの」

王女「ふぅん……」ジロジロ

女学者「ククク、出るとこ出てますねぇ……毛布で隠してるのが逆にエロいですよぉ」ジロジロ

氷竜「ご、ご主人様……?」ブルブル

女学者「くふ…今日は私達三人で寝ましょうか、リヴァイアサン! 男の従者さんよりもその方がいいですよね? ……ねぇ? クックックッ……!!」

王女「そ、そうね……決して邪な気持ちは無いわ! 従者なんかと一緒に寝かせると何されるか分かったものじゃないし!」

従者「信用ゼロっすね!? 何もしませんよ!?」

女学者「どうしますか? リヴァイアサン」

氷竜「>>237
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 19:37:15.63 ID:QkUL/piI0
従者と寝たい
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 19:42:51.85 ID:ccz58OEpo
主のツンデレの書き方上手くて氷竜がめっちゃ可愛く見える
239 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 20:03:13.94 ID:vTLaD13l0
王女「貴女正気!? 従者に何か弱みでも握られてるの!?」

女学者「従者さん! 貴方という人はぁ……!!」

氷竜「違う! わ、私は別に従者と寝たいってわけじゃないけど……そう! 従者が寂しそうだったから、私が特別に寝てあげるのっ!」

氷竜「だからご主人様…従者をこれ以上虐めないで!」

女学者「ぐぬぬ……し、仕方ないですね」

従者「ほっ…何とか助かったっす……」

従者「感謝するっすよ! リヴァイアサン!」

氷竜「べ、別に感謝される覚えはないんだけど!? ばーか! あとリヴァイアサンじゃなくてリヴァって呼んで!」

従者「わ、分かったっ……リヴァ」

氷竜「っ!!/// う、嬉しくない! 嬉しくない!」ピコピコ

王女(耳だけ動かすとか器用ね……)

女学者「……くすん、ペットに振られてしまいましたので、今日も私達二人で寝ましょうか」

王女「ああ、待って。私はまだ従者と話したいことがあるのよ」

女学者「―――従者さんッ! 貴方はリヴァイアサンだけでなく、姫様までも私から奪おうというのですかッ!?」

従者「ち、違うっすよ! 単に国のことについて話すだけっすよ!」

女学者「……そうですか、ならいいです」

王女「貴女は先に寝室に行ってて」

女学者「はい! しっかりとベッドを暖めておきますね! ククク!」

従者「り、リヴァ…も先に寝室行っててくれるっすか?」

氷竜「わかった! 早く戻って……こなくていいからぁ!」

従者「な、何で急に怒られたっすかぁ!?」

王女「……しょんぼりしてないで、さっさと話を始めるわよ」
240 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 20:12:53.35 ID:vTLaD13l0
王女「まず、貴方は私の使命を覚えているかしら?」

従者「勿論! それは姫様の国の再建っす!」

王女「そう、私達の国は魔物達によって滅ぼされてしまった。お父様…国王や貴族、国民が皆殺しにされて、今は朽ちた城が残るのみ……」

王女「私は生き残った最後の王族として、かの国を復活させなければならないの!」

王女「その為に必要なのは莫大な金は勿論、人手もそうだし、我が国の後ろ盾となる強力な存在が欲しいのだけど……」

従者「残念ながら、今の俺達の手持ちは雀の涙…唯一生き残った従者は俺だけ…国交のあった国を頼ろうにも、姫様が姫である証明が出来ないのでそれも不可」

従者「……一体どうすればいいんすかね」

王女「ふふん。実はね、私に一ついい案があるのよ」

従者「なんですか?」

王女「>>241
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 20:17:08.07 ID:OMtUdzVDO
適当な小国を乗っ取る
242 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 20:26:38.46 ID:vTLaD13l0
従者「うわぁ…大胆っすねぇ」

王女「でもこうでもしないと私達がお爺さんとお婆さんになっても国の再建なんて出来ないわ!」

王女「無論、協力するわよね?」

従者「当たり前っすよ! 俺は姫様の従者なので!」

従者「で、乗っ取るってのはどのように? その国に侵入して内側から崩していくのか、はたまた強大な武力を以て物理的に崩すのか……」

王女「>>243
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 20:29:23.24 ID:/ScsIAYeo
邪竜に頼む
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 20:30:16.42 ID:ccz58OEpo
悪政で民を苦しめている国に行き、反乱軍を立ち上げて革命を起こす
245 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 20:41:30.16 ID:vTLaD13l0
従者「邪竜とは確か、女学者さんが異世界から召喚しようとしてる存在っすね!」

王女「そうよ。女学者の話が本当であれば、その邪竜の力でどんな国も私達に屈するでしょうね」

王女「私達は彼女の邪竜召喚が果たされるまで…貴方は触媒調達、私はメイド喫茶で働いて資金を貯めたりして、しばらくは彼女の家にお世話になるわ」

従者「当面の目標ははっきりしたっすね!」

王女「ええ、良かったわ……ふわぁぁ」

王女「……凄く眠いわ。今日はもう寝ましょうか」

従者「そうっすね。姫様、おやすみなさいっす!」

王女「おやすみ」

王女「……くれぐれもリヴァイアサンに変な気を起こさないように」

従者「そ、そんなことしないっすよ!!」



1王女と女学者の寝室
2従者と氷竜の寝室

どちらから先に見ますか? >>246
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 20:41:54.65 ID:0/VSCz9PO
1
247 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 20:57:07.80 ID:vTLaD13l0
《女学者の寝室》


王女「んー……」

女学者「かなりお疲れのようですね、姫様」

王女「うん…メイド喫茶を少し侮っていたわ……まさか、あんなに大変だったなんて」

王女「メイドって、偉いのね……」

女学者「よしよし、姫様はよく頑張りましたよ」ナデナデ

王女「んふふ…やったぁ。もっと撫でてぇ」

女学者「!? は、はい!」ナデナデナデ

王女「……んん」

女学者「寝ました?」ナデナデ

王女「にゃ……まだぁ……」

女学者「くふふ…寝ぼけてらっしゃる」

王女「私ぼけてなーいもーん……」

女学者「こんな状態でもちゃんと受け答えできるんですね、何だかおかしいですっ」クスッ

女学者「!! ……くふっ!」

女学者「私、閃いちゃいましたよぉ!!」

王女「なーにー……」

女学者「このお眠状態の無防備な姫様ならば、普段は聞けないような質問にも答えてくれるのではっ!?」

女学者「ククク! さすが天才の私です! よーし…根掘り葉掘り聞いちゃいますよぉ!」

女学者「>>248
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 20:58:01.03 ID:/XMbLfgh0
スリーサイズは?
249 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 21:04:46.15 ID:vTLaD13l0
王女「上から……85、60、90……」

女学者「本当ですかぁ? ちょっと実際に触って確かめて見ますね?」

女学者「くふっ、くふふ……」サワサワ

王女「んゃ、やめっ……あん……///」

女学者「……確かにそのぐらいはありそうですね!」

王女「……えっち」

女学者「下着姿で寝てる人には言われたくないですね」

女学者「……さて、もうちょっといけますね」

女学者「>>250
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 21:05:15.84 ID:QkUL/piI0
従者をどう思ってる?
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 21:05:16.65 ID:TPaxA6YvO
性感帯は
252 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 21:17:54.09 ID:vTLaD13l0
王女「ん……従者は、従者……」

女学者「前も言ってましたけど、本当にそれだけですか? 男と女が一緒に居れば何か芽生えたりするでしょう?」

王女「……嫉妬?」

女学者「なっ…そ、そんな訳ないじゃないですか!」

王女「確かに従者は大切だけど……でもそれとは別に、貴女もまた特別よ……?」

王女「ほんの数日しか一緒にいないのに、こんなにも貴女に親しみを持ってる……ねえ、それだけじゃあ不満?」

女学者「ぐっ…/// 本当に姫様は人の心を揺さぶりますねっ! もう!」

王女「ふふ……」

女学者「……はぁ、もういいです。私もそろそろ眠るとしましょう」

女学者「おやすみなさい、姫様……」

王女「んっ……」

女学者「……」ジー

女学者「やっぱり寝る前にちょっとお身体の方を失礼して……」

王女「はよ寝ろ、ケダモノッ!」ベシッ

女学者「あうぅ……!!」
253 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 21:29:18.40 ID:vTLaD13l0
―――同時刻

《従者の寝室》


従者「……」

氷竜「……っ///」モジモジ

従者「あ、あのっ」

氷竜「なっ、何っ……!?」

従者「とりあえずこの冒険者の服を着てもらっていいっすか? ……その、目のやり場に困ると言うか」

氷竜「……さっきは気にしてなかったのに?」

従者「だ、だってそれは、ちょっと混乱していたからそこまで気が回らなかったというか……そのっ」

氷竜「……いいよ。しょうがないから着てあげるっ」

するする…

従者「もう着替え終わったっすか? そっち向いていい?」

氷竜「い、いいけど……どう? 似合う?」

従者「まあお洒落とは言い難いっすけど、リヴァ…が可愛いから無問題っす! 可愛い子は何着ても似合うっすね!」

氷竜「かかっ、かわ…可愛いって言うの禁止っ!/// その…キモイから!」

従者「うっ…わ、分かったっす……」

氷竜「うぅ……///」

従者「……」

氷竜「……///」ピコピコ

従者(また気まずい沈黙が流れたっす……! ここは何か話題を振らないと……!!)

従者「>>254
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 21:30:35.65 ID:xgFlQzmh0
そっと抱きしめる
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 21:30:43.23 ID:gw9QWGJf0
い、今の生活は楽しいっすか?
256 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 21:40:57.19 ID:vTLaD13l0
従者「……」ギュッ

氷竜「……え? え? な、何、を……」

氷竜「ひゃーっ!/// 従者近い! 従者温かい! 従者いい匂い!
従者…じゃなくてっ!! 」ピコピコ

氷竜「にゃっ…なにをっ、してるの!? 離れてよ! 全然嬉しくないんだからぁ!」ピコピコ

氷竜「聞いてるの!? 従者ぁ!」ピコピコ

従者(……ついやっちまったっす)

従者(こんなの逆にもっと気まずくなるだけじゃないっすかあ! もう! 自分の馬鹿野郎ーッ!)

従者(……でも、竜だからかな? リヴァが凄く温かくて、ちょうど抱きやすいサイズ感で、何だかこのままずっとこうしていたいような―――)

従者(―――ってぇ!? だ、駄目っす! こんなの破廉恥っす!! 早く離れないとぉ……!)

氷竜「……」キラキラ

従者(何で貴女はそんな目で俺を見てるっすかーッ!?)

従者(ぐぅぅ……!! 俺は…俺は一体どうすればいいんすかぁ!!)

従者「>>257
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 21:41:37.08 ID:/XMbLfgh0
おっぱいを凝視
258 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 22:04:14.16 ID:vTLaD13l0
従者「……メロンっす」ジィー

氷竜「へ?」

氷竜「……あっ!!///」ボンッ

氷竜「む、胸見てた!? 従者は胸が好きなの!?」

氷竜「じゃなくて…このっ、えっち!! 従者はスケベ!!」

従者「ち、違うんすよ! これはその、男ならしょうがない反応というか……!」

氷竜「もう知らないッ! あっち行って!!」ドンッ

従者「ぐべらっ!」

従者「」チーン

氷竜「も、もう……」

氷竜「……ドキドキさせないでよ、ばか」

氷竜「はぁ…もう寝よっ! ねえ従者? ……従者?」

氷竜「……床で寝てると風邪引くよ? ほら、特別に私の抱き枕にしてあげてもいいからっ、ね? 従者? 従者ーっ!?」

従者(あはは、メイド長が川の向こうで手を振ってるっす)

氷竜「起きてよー! 従者ぁっ!!」




この時従者は、生と死の狭間でうろうろしていたところ、
かつての同僚達に「リア充死ね!」と罵声を浴びせられながら殴る蹴るの暴行を受け、
現実に引き戻されるという悪夢にうなされたらしい―――




259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:05:22.84 ID:7ZmyyNB0O
くう、個人的には貧乳のイメージだった
260 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 22:12:17.47 ID:vTLaD13l0
―――翌日


王女「……おはよう従者、何だか体調が悪そうね?」

従者「見事に風邪引いたっす……」

氷竜「ふんっ!」

女学者「リヴァイアサンも、何だか機嫌が悪いですね」

氷竜「べ、別に? 従者が一緒に寝てくれなかったから怒ってるとか、そんなんじゃないからっ」

女学者「ククク…なるほど」

従者「……昨日の記憶があやふやっす」

氷竜「あ、あんなことをしておいて? ふーん……」

女学者「ほう、あんなこと?」

王女「従者」

従者「うぇぇ!? な、何にもしてないっすよ!! 本当っす!! 信じてくださいよおおお!!」

氷竜「……私を抱いた癖にっ」ボソッ

王女「抱いた……?」

王女「ちょっと従者ァ!! こっち来なさい!!」

従者「誤解っすよおおおお!!」

女学者「……ふっ、全く朝から騒がしいですね」

女学者「ほらほら二人共、早くご飯食べて着替えましょうよ! 姫様はメイド喫茶に、従者さんも私のお手伝いをするんですから!」

氷竜「……私はまた、お留守番?」

女学者「あー、リヴァイアサンは……」

女学者「>>261
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:12:40.94 ID:CZl55riEO
従者についていっていいですよ
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:13:22.14 ID:CZl55riEO
ついてきていいですよ、かすまん
263 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 22:17:59.40 ID:vTLaD13l0
氷竜「やった…!!」ピコピコ

女学者「ん? 何です?」ニヤニヤ

氷竜「……べ、別に! 何でもっ!!」ピコピコ

女学者「ククク…ペットが飼い主を欺くことなど、不可能だと知った方がいいですよ?」

氷竜「な、何言ってるか分からない!」

女学者「ふっ」

従者「で、女学者さん。今日は二人で……」

従者「……いや、三人でどこ行くっすか?」

女学者「>>264
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:18:26.32 ID:/XMbLfgh0
265 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 22:31:58.10 ID:vTLaD13l0
従者「海っすか!?」

王女「へえ、面白そうじゃない」

女学者「近場の海も素材の宝庫なんですよ! 勿論遊びじゃないです」

氷竜「海!」ワクワク

女学者「ククク…さすがは大海原の主たるリヴァイアサンですね。 海と聞いたら途端に目の色が変わりましたよ」

氷竜「海すき!」

王女「……種族はフロストドラゴンだけどね?」

従者「海っすかー! 行ったことないので楽しみっすね!」

女学者「従者さん? これは遊びではなくれっきとしたお仕事なので、それをお忘れなきよう……」

従者「うっす! 了解っす!」

王女「それじゃ、私は準備したらメイド喫茶に向かうわね」

女学者「姫様も来ます? そしたら私大歓喜! なわけですが……」

王女「行きたいのは山々だけど、貴女の助けになりたいと言ってメイド喫茶の仕事を引き受けたのは私だし……」

王女「昨日の今日でさっそくサボる訳にもいかないから。私は遠慮しておくわ」

女学者「……残念です」

王女「また今度行きましょう……ねえ、海デートって素敵な響きじゃない?」コソッ

女学者「!! ぜ、絶対ですよ! いつか行きますからね!」

王女「ふふっ…ええ!」


1働く王女様(メイド喫茶)
2海へ行く三人衆(素材調達)

どちらから先に見ますか? >>266
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:33:36.47 ID:xT4OYv280
1
267 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/27(水) 22:37:08.22 ID:vTLaD13l0
今日はここまで! また次回!
短いっすけど平日はこんなものっす……
土日にガッと進めるので勘弁してください!
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:57:17.92 ID:ccz58OEpo


女学者がリヴァに可愛いって言っちゃって王女が嫉妬する展開はありますか
269 : ◆d0sNTotDiE [sage]:2017/09/28(木) 18:42:53.84 ID:B4oNHLkB0
今日は無理っす! 申し訳ない
270 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 19:30:39.28 ID:hM1GrFFI0
遅くなって申し訳ないっす!
…人いますかね? とりあえず再開っす!
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:31:21.35 ID:+T42sWdIO
いるっすよ
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:32:38.92 ID:vWnI2911o
はーい
273 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 19:39:12.24 ID:hM1GrFFI0
《城塞都市・メイド喫茶》

幼女「おお、来たな!」

王女「今日もよろしく頼むわ」

幼女「うむ!」

幼女「……くれぐれもご主人様の肩を壊さんようにな」

王女「わっ、分かってるわよ!!」


↓コンマ
00〜30…上手くいく(休憩へ)
31〜61…可もなく不可もなく
62〜92…何か凄い人が来店
93〜99…また客と揉める
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:39:16.99 ID:+T42sWdIO
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:39:38.53 ID:yWnwlBwG0
はい
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:40:06.66 ID:+T42sWdIO
ゾロ目か
277 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 19:42:14.35 ID:hM1GrFFI0
「何だチミは!!」

「あんたこそ何なのよ!!」

幼女「……おお、凄いデジャブ」

幼女「なんじゃなんじゃ! また何かやったのか!?」

王女「いや店長! 今回は私は悪くないわっ」

貴族「何てメイドだ……!」

幼女「どうしたのじゃ?」

王女「>>278
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:43:31.32 ID:+T42sWdIO
関節は外してない、あざになっただけ
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:43:53.59 ID:wIE18Q350
尻触ってきた
280 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 19:47:39.57 ID:hM1GrFFI0
幼女「そういう問題じゃないわアホー!!」 ペシッ

王女「あうっ!」

幼女「何じゃ? お前は力の加減ができないゴリラなのか? そうなんじゃな?」

王女「ち、違うもん……」

幼女「はぁ…ご主人様、本当に申し訳ない」

幼女「この通り! …ほれ、お前も頭を下げんか!!」

王女「ぐぬぬっ……!!」ペコッ

幼女「この通りじゃ! どうか許して欲しい!」ペコッ

貴族「>>281
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:50:37.79 ID:5DugvEl5O
まおうさまにいわれたらなあ^ ^
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/30(土) 19:50:43.16 ID:Qi+FRC8J0
寧ろ、この強さ。雇いたくなった
283 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 19:57:22.92 ID:hM1GrFFI0
幼女「おおっ……! 何と寛大なご主人様じゃ……!」

貴族「まあ、気にしなくていいよ。新人さんなんでしょ?」

幼女「ああ…本当にすまない」

幼女「これはお詫びの割引券じゃ。どうか受け取って欲しい」

貴族「わぁい^ ^」

貴族「いてて…それじゃ、僕は今日のところは帰らせてもらうよ。また来るからね、まおうさま!」

幼女「うむ、またの帰宅を待っておるぞ!」

幼女「……ほれ、おぬしもっ」

王女「ま、待ってるわ」

貴族「あはは…それじゃあね」

バタン…

幼女「……」ジトー

王女「うっ」

幼女「……また、やったな?」

王女「……ごめんなさい」

幼女「……次は無いと言ったよな?」

王女「……ん」コクッ

幼女「>>284
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:57:43.04 ID:Yd0G+Ck30
まあ、許してやる
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:58:08.43 ID:wIE18Q350
罰としてわしわしするぞ!
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:06:33.33 ID:RBjIZOrHO
この調子だと鉄板になりそうな…
287 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 20:08:02.72 ID:hM1GrFFI0
王女「そうよね、クビよね……って」

王女「えっ……!? い、今なんて!?」

幼女「許してやると言ったのだ」

王女「ど、どうして!? 私は二度も店長に迷惑をかけたのよ? 私なんかクビにして当然じゃない!」

王女「それを何でっ……!!」

幼女「……私が悪かったのだ」

幼女「昨日の時点で気付くべきだった…お前に肩揉みなんて向いていないのだとっ……!! 顔とスタイルは抜群なのだから、接客だけやらせていれば良かったのだと……!!」

幼女「……これは適材適所を見誤った私の責任だ。私は店長失格なのだ」

王女「そんなことないわ! 貴女は充分人の上に立つに相応しい器を持っているわよ!!」

王女「悪いのは私なの……店長が気に病む必要は無いわ……」

幼女「……ならば、こうしよう」

幼女「これは二人の失敗だ。故に、お互いがお互いに謝る必要は無いのだ」

幼女「もう同じ失敗は繰り返さない! …それで、いいではないか……のう?」

王女「て、店長……!!」

王女「>>288
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:08:20.09 ID:RBjIZOrHO
足を舐めさせてはくれませんか!!
289 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 20:13:59.09 ID:hM1GrFFI0
幼女「えっ! な、何故じゃッ!!?」

王女「貴女の深いお心に私、感服致しましたっ……!!」

王女「一生ついて行く忠誠の証として、どうか足を…足を舐めさせてくださいッ!! お願いします!!」

幼女「いやいやぁ! 何でそうなるのじゃあ!?」

王女「はぁ、はぁ…お、お願いしますぅぅ!!」ギラギラ

幼女「む、むぅ……」

幼女「>>290
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:14:35.61 ID:Yd0G+Ck30
(足から下は魔物の時のままだから見せるわけには…)
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:14:37.04 ID:wIE18Q350
じゃあ胸揉ませろ
292 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 20:29:18.94 ID:hM1GrFFI0
幼女(はたから見れば完全に人間の可憐な少女じゃが……)

幼女(足は…足だけはどうしても変身させることが出来なかった……! 何とかソックスと靴で隠せている状態だ……)

幼女(もう魔王だと明かしてはおるが、さすがに魔物の部分を見せると引かれる可能性がある……だから、ここは)

幼女「こ、こほんっ」

幼女「おぬしの気持ち…しかと我に伝わったぞッ!」

王女「おほぉ……! ではっ!」

幼女「だが…だがな!! 足を舐めさせる訳にはいかぬっ!!」

王女「そんなっ!?」

王女「……やはり、私のことが嫌いですか?」

幼女「そういうことではない! ただ……」

幼女「我とおぬしは昨日出会ったばかりで、まだお互いのことをよく知らぬ。そんな人間が我に忠誠を誓ったとて、我は安心して背中を任せることなど出来ないのだ!!」

幼女「……だから、もう少し待つのだ」

幼女「もう少し時間を置いて、それから改めて…おぬしの忠誠を確かめるとしよう」

王女「なるほど! 足を舐めるのはお預けということですねっ! 分かりました!」

王女「いずれ店長の足を舐めるに足る人間となれるよう、日々精進して参りますッ!!」

幼女「お、おう…頼むぞ」

幼女(何でそんなに足を舐めたがるのじゃ……)


―――午前終了


王女「……ふぅ、やっと休憩ね」

王女「休憩時間は何をしようかしら」

王女「>>293
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:30:10.36 ID:wIE18Q350
シャワーを浴びる
294 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 20:35:28.87 ID:hM1GrFFI0
王女「ちょっと汗かいちゃったし、シャワーでも浴びましょ」

ガララッ

王女「あら、割りと広いお風呂場ね」

王女「……よし、ちゃんとお湯も出るわ。よっと」

シャー…

王女「ふんふふんふふーん♪」


↓コンマ
偶数…誰か入ってくる
奇数…何事もなし
ゾロ目…背後に誰か…
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:36:57.83 ID:Yd0G+Ck30
296 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 20:45:13.96 ID:hM1GrFFI0
王女「んー、最近また胸が成長してる気がするわね」

王女「まさか…あ、あの娘のせいじゃ、ないわよねっ……?」

王女「……ふぅ、馬鹿なこと考えてないで、そろそろ出ましょう」

王女「店長のためにしっかり働かなくてわね!」

王女「ふふふ、あの上位者たる威厳…憧れだわぁ……」


―――午後


幼女「おーい! ちょっと来るのじゃ!」

王女「どうしましたか?」キラキラ

幼女(何か態度が変わったな……)

幼女「午前はお前に接客をしてもらったが、午後はまた別の仕事をやって欲しいのじゃ」

王女「別の仕事……?」

幼女「うむ、厨房じゃ!!」

王女「厨房って……料理ですか!?」

幼女「そうじゃ。もしやおぬしはこっちの方がいいのではと思ってな!」

幼女「まあちょっとやってみて欲しい!」

王女「て、店長がそういうなら……」

王女(料理とか初めてだけど大丈夫かしら……)


↓コンマ
00〜30…思わぬ料理の才能を発揮
31〜61…まあ平凡
62〜92…メシマズ
93〜99…負傷者多数
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:46:45.03 ID:Yd0G+Ck30
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:53:55.86 ID:Qi+FRC8J0
才能とは思わぬところ眠っているもの…
299 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 21:05:25.76 ID:hM1GrFFI0
幼女「何か困ったらそこのメイドに聞くのじゃぞ!」

幼女「では健闘を祈るっ……!」

王女「わ、分かりました!」

王女「……宜しく頼むわね」

先輩メイド「ほいほい、お姉さんに任せておけば大丈夫だよー!」

王女「それで…まずは何をしたら?」

先輩メイド「んと、じゃあこの料理をレシピ通りに一品作ってみて!」

王女「この愛玩メイドオムライスって奴ね! 分かったわ!」


―――しばらくして


王女「はいお待ちッ!」

先輩メイド「おおっ…見た目は美味しそうだね!」

先輩メイド「どれどれー♪ お姉さんが一口……」

先輩メイド「―――んんッ!!?」ビクッ

王女「ど、どう?」

先輩メイド「これ美味しい!! いや、美味しすぎるよ!!」

王女「そう? よ、良かった……///」

先輩メイド「いや本当にうめぇ! うめぇ!」ガツガツ

王女「え、ちょっ……」

ドンッ

先輩メイド「ご馳走様ッ!!」

王女「ご主人様に出す料理食べてどうすんのよぉ!?」

先輩メイド「お、美味しくてつい……」

王女「はぁ、じゃあもう一品作るわ……」

王女「……食べないでよ?」

先輩メイド「も、もう食べないよっ!! お姉さん誓う!!」

グゥ…

先輩メイド「あっ///」

王女「本当かしら……」



その後も王女は厨房に立ち続けた。
速く、精確に、そして極上の料理を次々に作り出していく……
客の一人がメイドに尋ねた。

「この店は一流のシェフが料理してるのかね?」

尋ねられたメイドは、自慢げに答える。

「いいえ、ご主人様のためにメイドが作っております」

……メイド喫茶から漂う食欲を刺激する匂いにつられて、
この日は多くの『ご主人様』が来店したという。
300 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 21:12:30.03 ID:hM1GrFFI0
―――夕方


幼女「あっぱれじゃ! 本当によくやったぞ!!」

幼女「おぬしのおかげで凄い売上じゃ! 次も是非頼むっ!!」

王女「店長に褒めて頂けるとは……嬉しいです///」

幼女「嬉しいのは我の方じゃあ! もうっ! このこのぉ」ペシッペシッ

王女「あぁ……! ご、御褒美ですぅ……!!」

幼女「……これで今日のミスは帳消しだな。また明日も来てくれ」

王女「は、はいっ!!」


《城塞都市・大通り》


王女「……ふぅ、今日も疲れたわ」

王女「帰る前にどこか寄っていこうかしら?」

王女「>>301
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:12:53.08 ID:lwmNQ+X1O
わたあめランドという謎の店
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:12:53.37 ID:AkpZqE5U0
酒場
303 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 21:18:38.43 ID:hM1GrFFI0
《城塞都市・わたあめランド》


王女「思わず名前に惹かれて入ってしまったわ」

王女「外装からは何のお店か分からなかったけど……」

わたあめ「あ、お客さんだぁ。いらっしゃーい」

王女「こんばんわ。ここは何のお店なのかしら?」

わたあめ「ここはわたあめランドだよぉ! そして私は店主のわたあめ!」

王女「……いや、だから何のお店?」

わたあめ「>>304
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:19:01.15 ID:lwmNQ+X1O
わたあめ型の何かと戯れる店
305 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 21:25:51.04 ID:hM1GrFFI0
王女「わたあめ型って何……?」

わたあめ「だからー、そこにいっぱい居るわたあめ型とほわほわするお店ー!」

王女「ほわほわって何!?」

わたあめ「いーから好きなわたあめを選んでよぉ」

わたあめ「……あっ! 私のことじゃないよぉ? このふわふわのことだよぉ?」

王女「まあ、入ってしまった以上は試さなきゃね……」

王女「それじゃあ私はこのわたあめを選ぶわ!」

わたあめ「どれどれー?」

王女「この馬鹿っぽい顔したやつよ」

わたあめ「これかぁ! はーい!」

もふっ…

王女「……」

もふもふっ…

王女「……」

わたあめ「どーぉ?」

王女「>>306
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:26:37.37 ID:wIE18Q350
何か胸大きくなった・・・
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:26:38.07 ID:Qi+FRC8J0
もふもふしてかわいい。癒されるわ
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:26:48.70 ID:oVIhiu5lO
……この子欲しいわ
309 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 21:40:52.73 ID:hM1GrFFI0
グググ…

王女「……んんっ?」

グググ…

王女「急に胸の辺りが苦しくっ……」

王女「うぅっ……!! なっ…なにこれ……!」

わたあめ「おっ、きたきたぁ」

王女「な、何が!? 私に何をしたのっ!?」

わたあめ「ふっふっふー! ちょっと胸を見てごらん!」

王女「はぁ? 胸?」チラッ

ボンッ

王女「んなぁッ!!?」

わたあめ「どうよぉ?」

王女「む、胸が……馬鹿みたいにまんまるとした大きな胸が……凄いもちもちでしっとりしてそうな胸が私にぃ!!」

王女「何なのよこれっ!?」

わたあめ「これがわたあめさんの効能って訳よぉ」

わたあめ「ほわほわしたら胸がおっきくなるー」

王女「すっご! わたあめ物凄いわ!」

わたあめ「満足して頂けたなら何よりー! じゃあ代金いただきまーす」

王女「いくらかしら?」

わたあめ「銀貨1枚でーす」

王女「やっす! わたあめ安すぎるわ!」

わたあめ「慈善事業みたいなものなのでぇ」

王女「……これからも頑張って、応援してるわ」ガシッ

わたあめ「はいはーい! お客さんも豊かな巨乳ライフをー」

王女「ええ!」


《城塞都市・家路》


王女「ふふーん♪ 早くあの娘に見せつけてやりたいわぁ!」ルンルン

ショタ「ママー! おっぱいバインバインのお姉さんスキップてるー!」

ママ「しー!! 見ちゃいけませんっ!!」

ママ「な、なんて子供に悪影響な格好なのっ……!?」

王女「るんるん♪」←ニプレスアーマー装備

310 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 21:48:41.89 ID:hM1GrFFI0
―――時は遡って朝


女学者「さあ二人共! 馬車を手配したので行きますよ!」

女学者「クックックッ…いざ海ですよ! 海!!」

氷竜「がうー♪」

氷竜「…っといけない、私はもう竜じゃなかった」

従者「ふふっ…今の可愛かったっすよ?」

氷竜「っ!! ……ふんっ///」プイッ

従者「えー? まだ昨日の怒ってるっすかぁ?」

女学者「……従者さん? 私のペットに昨日、何を…ナニをしたんですか?」

女学者「返答次第によっては従者さんのナニを焼きますよ……?」

従者「だから何もやってないっすよぉ!!」

氷竜「……」ジトー

従者「ふえええん! リヴァちゃーん!!」

御者「……あの、もう準備できてるんですけど」

女学者「ククク…疑わしきは罰する!!」ゴゴゴ

従者「り、理不尽っすー!?」

氷竜「やっちゃえご主人様!」

御者「……あの」


↓コンマ
ゾロ目…道中何か起こる
ゾロ目以外…無事に海へ
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:49:52.01 ID:oVIhiu5lO
312 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 21:52:28.63 ID:hM1GrFFI0
《南の海》


女学者「―――ということで着きました!!」

従者「いえーいっす!!」

氷竜「ぃ…ぃぇーぃ」ボソッ

女学者「ではさっそく!!」

従者「何するっすか!?」

女学者「>>313
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:53:06.61 ID:oVIhiu5lO
準備運動っすよやはり
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:53:07.41 ID:wIE18Q350
泳ぐ
315 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 21:57:51.71 ID:hM1GrFFI0
従者「なるほど! 確かに準備運動は大切っす!」

女学者「ククク…怪我を予防するために大切だから、泳ぐ前は忘れずにするんですよ! それに水中で攣ったりしたら地獄ですしね!」

女学者「……あっ! き、今日は素材調達に来たんでしたね!?」

従者「そ、そうっすよ!! 別に遊びに来たわけじゃないっすよね!! ねっ?」

女学者「うんうん!」

氷竜(……二人は誰に言い訳をしてるのだろう)ノビー

従者「さあ! 充分に体も解れたところで!」

女学者「>>316
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:58:35.38 ID:sCxEBm0jO
海竜をみつけます
317 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 22:09:37.88 ID:hM1GrFFI0
従者「はい! 泳ぐっす―――え?」

氷竜「海竜?」

女学者「はい! 海竜を探すために来たんです!」

従者「えぇ!? お、泳ぐんじゃないんすかぁ!? 海まで来たのにぃ!?」

女学者「ククク…勿論泳ぎますとも……」

女学者「海竜を捕まえた後で!!」

従者「うぅ…お預けっすかぁ」

氷竜「それでどうやって捕まえるの?」

女学者「そうですねぇ、せっかくリヴァイアサンが居るんですし…ちょっと海を広範囲に渡って凍らせてもらえます?」

女学者「そうすれば吃驚して海竜が飛び出すと思うんです! …ククク、どうです? この完璧な作戦はっ!」

従者「凄いっすね! リヴァはそんなことできるっすか?」

氷竜「ま、まあねっ///」

氷竜「……でもご主人様、今の人間の姿で力が使えるかは分からないわ」

氷竜「できなかったら…ごめんなさい」

女学者「大丈夫ですよ! その時は従者さんを海に投げます!」

従者「扱いが雑っす!?」

氷竜「それじゃあいくね……はぁ!!」

↓コンマ
20以上…能力不発(現在の姿では氷竜っぽいことはできない)
20以下…能力成功(現在の姿でも氷竜っぽいことはできる)
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:11:04.47 ID:sCxEBm0jO
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:17:56.90 ID:4Gp85UzeO
能力封印とか擬人化ステッキ軍事運用できそうだな…
320 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/09/30(土) 22:20:30.14 ID:hM1GrFFI0
今日はここまでっす!
明日は17:00くらいから頑張るので短くても勘弁っす!

…王女の残念っぷりが増してきてこの先ちょっと不安っす
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 02:35:15.82 ID:eFXNH0h/o
胸に知能を吸い取られてる可能性
322 :遅れてすまんっす! ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/01(日) 18:09:10.79 ID:Dh1HLvB40
シーン…

氷竜「うぅ……」ショボン

従者「ま、まあこんな日もあるっす」ポンポン

氷竜「……///」

女学者「そうですかぁ、今の姿では能力使用は難しいと……」

女学者「いよいよこれは無断擬人化の罪が重くなってきました……ねぇ? 従者さぁん?」

従者「うー申し訳ないです! 近日中に金鉱行くので勘弁っすぅ!」

女学者「……まあ、グチグチ言っててもしょうがないですね」

従者「おおっ……! 女学者さんの心はこの大海原より広―――」

フワッ…

従者「……へ? な、なんで俺は宙に浮いてるっすか?」

女学者「ククク……」

従者「ふ、浮遊魔法を使ったっすね!? 酷いっす! 酷いっすよぉ!」

女学者「では従者さんを優雅な海中探索にご招待でーす♪」

従者「待つっすよぉーッ!!」

ポイッ

従者「ぐぷぷっ……!!」

女学者「……では私達はあちらで砂のお城造りでもしてましょうか」

氷竜「わーい! ……こほん、は、はいっ」ピコピコ


従者は海竜を見つけられた? >>323
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 18:10:10.80 ID:9gMIXqr50
人魚(巨乳)を発見
324 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/01(日) 18:17:15.35 ID:Dh1HLvB40
従者「ククク、俺は有能な執事っす…海くらい余裕で泳げるんすよっ!」

従者「さてさて、海竜らしき影は見当たらないようですが……うし、ここで一旦潜ってみるっすか!」

従者「せーのっ」

ザパンッ…

従者「ぶくぶく……」

人魚「ひっ! に、人間!?」

従者「んぶぐぅっ!?」

従者(に、人魚っす!? 大き…い、いやそんなこと言ってる場合じゃない!)

人魚「どどど、どうしましょっ……!?」

従者「んぶぶ、ぐぶぶっぶっ……!?」

従者(どどど、どうするっすっ……!?)


どうする? >>325
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 18:37:23.76 ID:RkX9ZboE0
テンパって人魚の胸をがっつり鷲掴み
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 21:00:55.89 ID:xgOMRyysO
今日は終わりっす?
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:36:23.49 ID:jULDeyQX0
流れ止まっちゃったから仕方ないね
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 23:23:06.56 ID:YaiO+1U6O
さみしい
329 : ◆d0sNTotDiE [sage]:2017/10/02(月) 00:15:25.36 ID:fxeS0bs20
今日は本当に申し訳ないっす!
また明日から牛歩の如くのんびりやるので…
エタらせる気は無いのでそこは安心するっすよ!
人が一人も来なくなったら最悪安価無しで強行軍!の腹積もりっす
…そんな寂しいことにならないようもっと頑張ります!
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:23:21.02 ID:oDgnqk6Yo
応援してるよ
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:37:43.74 ID:jtUDwE590
おつっす。リヴァ可愛い
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 05:15:58.69 ID:U3nvhfkao
追いついた
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:07:09.39 ID:c/ptP7jyO
擬人化装置強すぎわろた
334 :再開っす ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 20:34:45.55 ID:rcN+uyg/0
従者「と、とりあえず距離を取るっす」バシャバシャ

人魚(!? 人間が動いた…こ、攻撃されるっ!?)

人魚「せっ、先手必勝ーっ!!」ドンッ

従者「うわぁ! 突進してきたっすーッ!?」

むにゅんっ

従者「……あっ」

人魚「―――ッ!!!」

従者「…………その、申し訳ない……っす?」

人魚「>>335
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:35:44.91 ID:4L8++Gxu0
結婚しましょう
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:35:54.95 ID:WlEqJYpu0
・・・サイズはどのくらいでした?
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:38:36.74 ID:rOTNt05RO
えんだああああああああ
338 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 20:42:25.68 ID:rcN+uyg/0
従者「はっ?」

人魚「だってむ、胸を触られたのよ!? キスしただけで妊娠するというのに、胸なんか触られちゃったら……きゃーっ!!」

人魚「もうこうなったら、結婚するしか無いじゃないの!!///」

従者「キスとか胸触ったぐらいでは赤ちゃん出来ないっすよ!」

人魚「できるできないはこの際どうでもいいの!!」

人魚「問題は私の初めてをお前が奪ったことっ!! 責任取ってよ!!」

従者「初めてって……たかが胸っすよ!?」

人魚「されど胸よ!」

人魚「それに、お前なかなかカッコイイから、その……」ゴニョゴニョ

従者「聞こえないっす!」

人魚「いーから結婚よぉ! さあ、さあ!!」

従者「>>339
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:42:56.88 ID:WlEqJYpu0
・・・バストは92pっすか?
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:44:10.84 ID:h7wcPhYIo
条件がある。舟人を
悩ます声を捨ててくれ
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:46:31.81 ID:p6Uj5iB9o
つまりはイエスってことだな
342 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 20:53:19.52 ID:rcN+uyg/0
人魚「え、えっ? 胸の話……?」

従者「そうっす」

人魚「それ……今する?」

従者「何を言うっすか! 最も重要なことじゃないっすか! 怒るっすよ!!」

人魚「わ、分かったわよ! 答えるから!」

人魚「……あ、当たり…だけどっ?///」

従者「ふむ……」

人魚「だ、だから何だってのよ人間ッ! 私の求婚への返事は!?」

従者「>>343
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:54:23.01 ID:duRGN+Co0
家訓でバスト90cm以上の女性とは結婚できないことになってるんだ
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:56:22.93 ID:Whn4urtGo
>>343
空気読まない安価だな…
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:00:17.23 ID:36heR/zzo
人魚側に初めて胸を揉まれた相手と結婚しなければならないって家訓がある可能性
346 :安価に文句はご法度っすよ! ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 21:02:29.55 ID:rcN+uyg/0
人魚「……へ?」

従者「ということで、この話は無かったことにしてくれっす」

人魚「えっ、ちょ…え!?」

人魚「私、振られたの……?」

従者「まあ…そうっすね。申し訳ないっすが」

人魚「胸のせいで!?」

従者「はい。胸が大きい女は多くの男を誑かし、やがて破滅を招くと幼少より習ったので……」

人魚「そ、そんなぁ……そんなのって……」

従者(結構ショック受けてるみたいっすね……)

従者(元はと言えば俺が悪いから、何だか罪悪感が物凄いっすけど……家訓だからしょうがないっすよね……?)

人魚「うぅ…ぐすっ」

従者「な、泣かないで! 俺なんかよりも素敵な人…魚が現れるっすよ! 絶対っ!!」

人魚「>>346
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:03:08.69 ID:WlEqJYpu0
じゃあそれまであなたについてこうかな
348 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 21:03:15.05 ID:rcN+uyg/0
ミス!安価直下↓
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:03:51.78 ID:36heR/zzo
でも揉まれたもん…ついてく…
350 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 21:13:46.04 ID:rcN+uyg/0
従者「ま、まじっすか……?」

人魚「ついてくったらついてく! 私の初恋はこんな所で終わらないんだからっ!」

人魚「頑張れ私! ファイトだ私!」

従者「いや、あの…盛り上がってるとこ悪いっすけど」

従者「俺は今人の家にお世話になってるんで、独断で君を連れていく訳には……」

人魚「じゃあその家主さんのとこまで連れてって!! 何とか説得するっ」

人魚「……それくらいなら、いいでしょ?」

従者「う、うぅ……」

従者(胸を揉んでしまったという手前…断り辛いっすぅ)

人魚「ねえ!」

従者「わ、分かったっすよ!!」

人魚「よっしゃぁ! ありがとう、旦那様!!」

従者「気が早すぎっす!!」


《海・浜辺》


従者「……ということなんすけどぉ」

女学者「……従者さんは本当にスケベですねぇ」

氷竜「さ、さいてー……!」

女学者「おーよしよし、泣かないでリヴァイアサン」

氷竜「ぐじゅっ…な、泣いてないッ!」

従者「これは事故なんだってばぁ!!」

人魚(家主さんって女の人だったんだ…しかも、傍らには凄い可愛い女の子……)

人魚(ライバルばっかり…でも、負けるな私!!)

従者「で、どうっすか? あの人魚を仲間に入れても……」

女学者「>>351
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/03(火) 21:16:23.18 ID:WlEqJYpu0
いいんじゃない?安心しなさい氷竜、アンタの方が胸大きいわ
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:18:54.98 ID:36heR/zzo
王女主人公のはずがいつの間にか従者がハーレムをつくろうとしていた件
353 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 21:27:34.97 ID:rcN+uyg/0
人魚「―――よっしゃあ!!」

従者「よ、よかったっすね……」

人魚「うん、旦那様!!」

従者「ちょっおま」

氷竜「だ、旦那様ぁ!? あ、あわわ……」

女学者「……リヴァイアサン」ナデナデ

氷竜「はっ! そ、そうだ……!」

氷竜「私の方が胸大きいから大丈夫……私の方が胸大きいから大丈夫……」ブツブツ

従者「我儘を聞き入れてくれて感謝するっす、女学者さん」

女学者「ククク…構いませんよ。これでまた一つ、貴方が私の頼みを断れなくなる理由が増えたのですから……」

従者「うっ…御手柔らかに頼むっす」

女学者「ところで、えーと、おっぱ…人魚さん?」

人魚「なあに?」

女学者「どうやって貴女は陸に上がるのですか? 見たところ水中でしか動けないようですが……」

人魚「あー、それは……」

人魚「>>354
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:28:16.29 ID:6FmiN7LtO
どうしましょう…
355 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 21:36:23.16 ID:rcN+uyg/0
従者「人型になれる訳ではないんすね」

人魚「う、うん。ごめんなさい……」

女学者「うーん、家まで私が空中に水の空間を魔法で生み出して、そこに入れて運びますか……?」

従者「そ、そんなことできるっすかぁ!?」

氷竜「だってご主人様だもん。当然でしょ?」

女学者「だって私ですからねっ!! クククッ!」

従者「謎の説得力っす……」

女学者「で、もしくは従者さん、貴方の擬人化装置で人間にしてしまうか…ですね!」

従者「ああ、その手が!」

人魚「擬人化装置…って?」

従者「読んで字の如く、人間じゃないものを人間にする装置っす!」

人魚「凄い! 旦那様はそんなことができるのっ!?」

従者「いや、装置の力なんすけどね……?」

従者「……でも、これを使うと人魚としての能力は失われて、本当に普通の人間になっちゃうっす」

人魚「……そうなんだ」

女学者「どうしますか? 人魚さん」

氷竜「……」ジィー

人魚「>>356
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:37:23.84 ID:36heR/zzo
それはやだ!
357 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 21:51:02.17 ID:rcN+uyg/0
女学者「なら…私の魔法で運ぶことにしましょう!」

人魚「お願いするわ、人間!」

女学者「あ、自己紹介がまだでしたね!」

女学者「私こそがあらゆる研究者の頂点に立つ、やがては邪竜を従える選ばれし者ッ! ククク…私を呼ぶ時は、女学者と……そう呼んでくださいっ」

人魚「女学者! 分かったわ!」

女学者「で、こっちが」

氷竜「……ふん!」プイッ

女学者「こら、リヴァイアサン! 駄目ですよ? 挨拶ができない人はやがては破滅しますっ!」

女学者「……従者さんにも嫌われちゃいますよ?」コソッ

氷竜「うー……」チラッ

従者「?」

氷竜「……リヴァイアサン。宜しくっ」

人魚「……リヴァイアサンね、宜しく」

女学者「さて、自己紹介も済んだところで! 海竜探し続行ですねっ!!」

従者「続行って言っても、女学者さん達は何もしてないじゃないっすかぁ!」

ちょいちょい

従者「…? なんすか、リヴァ」

氷竜「……あれ///」

従者「ん? ……えぇ!? なんすかあの巨大な砂のお城は!?」

氷竜「作ったの……どう?」

従者「凄いっすよぉ! さすがはリヴァっすねー!」ナデナデ

氷竜「♪」

氷竜「……ふんっ」

人魚「え? 今あの娘…私を見て鼻で笑った……?」イラッ

女学者「あーっと! に、人魚さん!? 人魚さんは海竜を呼び出すこととか出来ないのでしょうか? できたら助かるのですが……!」

人魚「え? ああ……」

人魚「>>358
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:51:29.12 ID:bYfQdteYO
実は返信していたずらしてただけでそれ私です
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:51:49.35 ID:WlEqJYpu0
とゆうか私の妹です
360 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 21:57:19.69 ID:rcN+uyg/0
女学者「えっ」

人魚「その海竜って……」

グググ…

海竜「こんな姿をしてるでしょ?」

従者「み、みるみる大きくなって巨大な蛇みたいになったっす!」

女学者「……まじか」

氷竜「か、被ってるっ……!!」

海竜「私をどうするつもりだったの?」

女学者「あ、いやー、その……」

女学者「ちょっと鱗とか頂いて研究に使いたいなーなんて思ってたりなんかして……」

海竜「……」

従者「……やっぱり嫌っすか?」

海竜「>>361
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:57:45.82 ID:nhtsMVMMO
幻覚だからあげたくても無理なの…
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 22:00:25.28 ID:nhtsMVMMO
もしかしたら分かりづらいかな…キャンチョメのディカポルクみたいなのイメージしてたんだけど
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 22:02:56.26 ID:arEFig+R0
人魚の鱗で代用しよう
364 :勝手に解釈しちゃったっす ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 22:05:30.66 ID:rcN+uyg/0
従者「げ、幻覚……?」

女学者「あーなるほど、そういうことですか」

従者「どういうことっす?」

女学者「いや、人魚が竜に変身できるなんて聞いたことが無かったので、おかしいと思っていたんです」

女学者「しかし…幻覚を見せる魔法を掛けているのであれば、その姿も納得がいきますね! 人魚は魔法が得意な種族だと聞きますし!」

海竜「その通り…いくら体を大きく見せられても」

ボンッ

人魚「……実体は人魚のまま。近付いて殴られでもしたらすぐに剥がれてしまうような、弱い幻術よ」

人魚「こうでもしないと、悪い人間に狩られてしまうから」

従者「そういう事情が……」

氷竜(やっぱり被ってなかった!わーい!)

女学者「では…本物の海竜はこの辺りにはいないのでしょうか?」

人魚「>>365
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 22:05:46.02 ID:/OpQnBzjO
海竜は20年ほど前に滅びたの
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 22:09:32.42 ID:FD+iWsb2O
邪竜どうしたものか
367 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 22:12:28.09 ID:rcN+uyg/0
女学者「そう、だったんですか……」

人魚「多分、貴女のような研究者に乱獲されたのよ。もうこの辺りの海には一匹も生き残ってはいないわ」

人魚「……遥か遠くの海なら或いは、まだ生息している海域もあるかもしれないけど」

従者「お手上げっすねー……帰ります?」

氷竜「私はもう満喫したから大丈夫!」

女学者「そうですねぇ、海竜が居ないならここに居てもしょうがないですし」

女学者「……帰りましょうか、私達の家に!」


道中何かあった? 無いなら無事帰宅
>>367
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [ sage]:2017/10/03(火) 22:12:53.39 ID:NwLbnQd/O
邪竜は
既に復活している
との噂が
369 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 22:13:02.35 ID:rcN+uyg/0
連続ミス! 脳みそ腐ってるっす
安価直下↓
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 22:13:16.46 ID:NwLbnQd/O
>>368
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 22:14:23.32 ID:WlEqJYpu0
リザードマンに遭遇
372 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 22:19:46.46 ID:rcN+uyg/0
《城塞都市への街道》

女学者「ふぁ…なんだか疲れましたねぇ」

女学者「リヴァイアサーン、肩揉んでくださいー」

氷竜「はーいっ!」モミモミ

従者「女学者さんは何もしてないっすよね!?」

女学者「あー気持ちいいですぅ……」

従者「……無視っすか、はいはい」

人魚「旦那様! これ凄いわ! 私お空を飛んでるみたい!」プカプカ

従者「お、楽しそうっすねー! 女学者さん、俺にも今度あれやってくださいよ!」

女学者「いいですけど多分、窒息死しますよ?」

従者「……やっぱやめとくっす」

御者「あー、お取り込み中失礼」

御者「旅の商人が何か買わないかと声を掛けてきましたが…どうします?」

女学者「んーそうですね、ここで会ったのも何かの縁ですし買ってあげましょうか」

女学者「……ククク! 私ってなかなかの度量の持ち主じゃないですかっ!?」

氷竜「それ自分で言っちゃ駄目…ご主人様……」
373 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 22:32:06.44 ID:rcN+uyg/0
商人「ややっ! これはこれは!」

従者「おお、あの時(>>21)の商人さん! お元気でしたか!」

女学者「お知り合いですか?」

従者「はい! 命の恩人っす!」

商人「そんな! ただ馬車に乗せただけですよ。いや、そちらもお元気そうでよかっ…おや、お連れの綺麗な方は……?」

従者「今は城塞都市でメイドしてるっす!」

商人「そうでしたか! いや、良かった良かった…てっきり魔物に襲われてしまったとばかり……」

従者「いやぁ、あのゴリ…姫様が魔物に倒される光景が想像できないっすねー!」

商人「はっはっはっ! そんなにお強い方でしたか!」

従者「おっと、このまま長話しちゃいそうでした。あの時のお礼も兼ねて、何か買うっすよ!」

商人「それはありがたい! 是非是非!」

女学者「どんな物がありますか? 薬草とかあると嬉しいのですが……」

商人「勿論豊富な種類を揃えておりますよ!」

商人「最近は何でも邪竜が復活したとかで魔物が活発ですし、こちらの武器なんていかがですか? 砂漠の都市の名工が造った業物ですよ!」

女学者「ちょっ、ちょっと待ってください!!」

女学者「今…なんと……?」

商人「はい? ですから、砂漠の名工が……」

女学者「違います! 今、邪竜がどうとかっ……!!」

女学者「それは本当ですか!?」

商人「うーん、私もちょっと噂に聞いただけなので……」

女学者「それはどこで!! どこで聞いた噂なのですか!?」

商人「>>374
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 22:32:39.14 ID:XB0g+vl9O
暗黒の魔女の縄張り
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 22:38:22.66 ID:CB1VeEhCO
擬人化装置って冷静に考えるとかなりインチキアイテムだよなぁ。そういうものだと割り切るべきなのかそれとも真面目にやばい何かなのか
376 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 22:45:52.95 ID:rcN+uyg/0
女学者「暗黒の魔女……」

従者「ん? なんすかそれ。リヴァは知ってるっすか?」

氷竜「……んー」ブンブン

人魚「私も知らないねー」プカプカ

従者(自然に会話に入ってきてるっす! その姿はまずいっすよ人魚ぉ!)

商人「東の滅びた国の、更にずっと東……」

商人「暗黒の森と呼ばれる呪われた地に、恐ろしい魔女が住むという……」

商人「邪竜復活の話は、その森の近くにある農村で聞いたんです」

従者(人魚に目もくれず普通に話したっすー!?)

従者(……さすがは旅の商人、その肝の太さは賞賛に値するっすよっ……!!)

女学者「情報感謝します……」

女学者「では薬草の代金と、情報料も含めて…1000Gといったところでしょうか?」

商人「そ、そんなに頂けないですよ!」

女学者「いいえ、これは私の気持ちです。どうぞ受け取ってください」

商人「わかりました…ありがたく頂戴致しましょう」

女学者「御者さん、もう出てください」

御者「はっ」

女学者「本当にありがとうございました、旅の商人さん。どうか貴方の旅路が無事でありますよう、お祈り申し上げます」

従者「商人さん、またどこかで会おうっす!!」

氷竜「ば、ばいばい」

人魚「何だかよくわからないけど貴方はいい人間のようね。さよならっ!」プカプカ

商人「皆様もどうかお気を付けて! またどこかでお会いした時はご贔屓に! それではっ!」

商人「……ってうわぁ!? 人魚が宙に浮いてる……!?」

従者「反応遅すぎっす!!」
377 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 22:57:36.14 ID:rcN+uyg/0
《城塞都市・女学者の家》

ガチャッ

王女「あ、おかえり―――ってぶふぉっ!?」ブー

従者「ちょっ! いきなりお茶ぶっかけるとか酷いっすよ姫様―――って、ぶふっー!!」ブー

王女「貴女こそいきなり唾液吹き付けてこないでよ!! 汚いわね!!」

従者「姫様が言わないでくださいよそれぇ!!」

王女「……いや、今はそんなこと言ってる場合じゃないわ」

従者「そうっすね、それよりも明らかに触れるべき物がありますね……!」

人魚「……旦那様?」プカプカ



王女「―――何よその空飛ぶ人魚はぁ!!!!」

従者「―――なんすかその主張する胸はぁ!!!!」



女学者「あ、これは今日も寝る時間が遅くなる予感がしますね」

氷竜「従者疲れてるのに……」

人魚「え? え? 何で旦那様はいきなりこの女と喧嘩を?」

女学者「はーい、人魚さんが喋ると更に場が滅茶苦茶になる気がするのでお口チャックでーす」

人魚「なんでっ!」
378 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/03(火) 22:59:53.85 ID:rcN+uyg/0
今日はここまで! お疲れ様っす!
従者の周りが女学者を除いて巨乳ばっかりなのは乳フェチの神の悪戯っすか……?
あと王女と人魚の口調が被ってるので次から急に変わるかもっす!
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 20:23:54.95 ID:CP9xWoCmO
おやすみ?
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 18:43:46.38 ID:iCX/0siXO
今日はあるといいな
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/07(土) 00:01:36.97 ID:nZtl3kmA0
もしかして:エター
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 00:03:09.02 ID:8wFToROGO
平日はあまり出来ないって言ってた
383 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/07(土) 17:44:17.96 ID:8R3u7U7F0
生存報告を怠ってしまい申し訳ありませんでした
今回から人魚の脳みそが溶けます(口調)
再開っす!
384 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/07(土) 17:51:55.96 ID:8R3u7U7F0
王女「私のこの胸は何か変な生き物もふったら大きくなったのよ!」

従者「何それこわい」

女学者「……ごくり」

王女「いや、私の胸なんかどうでもいいわ!」

王女「そこの空中に水の膜張って浮いてる人魚は何なの?」

従者「あぁ…これは海で何やかんやあって仲間になったんすよ」

女学者「はい! 従者さんが籠絡したんですよ!」

従者「ちょっ」

王女「……この従者は全く」

王女「女を誑かすこと以外に能力を割きなさいよ! この無能!」

従者「む、無能って言うのだけは止めてくれっすー!!」

氷竜「……」ポンポン

人魚「……よく分かんないけど」

人魚「あたしはどうすればいいの?」

女学者「あー…人魚さんには >>385 で過ごしてもらいます」
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 17:52:36.62 ID:2leQAYgq0
風呂場
386 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/07(土) 18:10:36.86 ID:8R3u7U7F0
女学者「家で人魚さんを飼…住まわせられる所と言ったらそこくらいですし」

人魚「わかったよー」プカプカ

従者「それって風呂入る度にあいつと居合わせるってことっすか……?」

王女「いいじゃない、今更何を恥じらうことがあるの?」

王女「最初にこの家に来たことを思い出しなさい」

従者「そ、それは……」

女学者「ククク…あれは凄かったですねぇ」

従者「やめてくれっすー!」

氷竜「?」

従者「リヴァは知らなくていいっすからね!」ナデナデ

氷竜「よ、よく分からないけど……うん///」ピコピコ

王女「…で、素材は採ってこれたの?」

女学者「それがですね、諸事情で取ってこれなくて……」

女学者「…でも、収穫はありました」

王女「?」

女学者「邪竜が復活したという噂が東で広まってるそうです」

王女「! 邪竜って、貴女の……」

女学者「はい。邪竜は私が研究し欲するもの……」

女学者「なので、それを確認するために明日から東へ向かおうと思っているのですが……」

女学者「姫様はどうしますか?」

王女「>>387
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 18:15:58.66 ID:z4MAxzj4O
メイド喫茶でずっと働く(即答
388 : ◆d0sNTotDiE [saga]:2017/10/07(土) 18:22:30.54 ID:8R3u7U7F0
従者「まじっすか?」

王女「ええ! 無論よ!」

王女「私の中に眠っていた奉仕の精神がついに目覚めたようなの!誰かに尽くすのがこんなに楽しいものだとは……!」

女学者「…完全にハマってますね」

王女「それにあの人の下にいれば、立派な王になれる気がする……」

王女「ということで私は明日もオムライスを作り続けてるわ!」

女学者「残念ですね…それでは、東に向かうのは私と従者さんとリヴァイアサンと……」

従者「…人魚も来るっすか? かなり危険だと思うっすけど」

人魚「>>389
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 18:24:15.55 ID:ZWaehtk7O
メイド喫茶、いってみたいな
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 19:48:27.97 ID:qkVStiaIO
もうおしまいかね
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:13:56.70 ID:sVoWhvjd0
続きはまた来週…あったらいいな
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 11:43:46.58 ID:9m34mz800
モチベ尽きてそう(小並感)
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 20:06:32.02 ID:9YE2cRUOO
マダー?
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/13(金) 21:36:29.85 ID:M0I8HcTxO
_(:3」z)_
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 21:17:53.86 ID:lUwp3592O
この土日で来なかったら終わりかねぇ
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 00:08:46.38 ID:7F4573Im0
HTML化依頼出しときますね
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 01:30:47.34 ID:IDf/pUhSO
>>396
低能ド新参
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 02:31:51.89 ID:y+FrNoYyo
うっわマジで依頼出してるし
こいつ依頼スレの>1とかローカルルール読めないんだな
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 10:40:23.34 ID:18rM50yx0
エタらせるつもりないって言う奴に限ってエタるよね
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/26(木) 02:21:00.71 ID:LA9NbnhBO
(^。^)!
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 11:42:05.18 ID:rm0QzBD50
史上最悪のSS作者◆ゴンベッサこと先原直樹
http://i.imgur.com/Kx4KYDR.jpg
痛いssの後書き「で、無視...と。」の作者。

2013年、人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称し、
売名を目論むも炎上。そのあまりに身勝手なナルシズムに
パー速、2chにヲチを立てられるにいたる。

以来、ヲチに逆恨みを起こし、
2017年現在に至るまでヲチスレを毎日監視。バレバレの自演に明け暮れ、
それが原因で現在も炎上が続く。

最近では、自演で別人を騙るのに必死になるあまり、
他人に顔写真を提供してもらっていたことまでバレてしまった
http://goo.gl/GWDcPe

2011年に女子大生を手錠で監禁する事件を引き起こし、
警察に逮捕されていたことが判明している。

SS作者ゴンベッサとは何者か?
http://www64.atwiki.jp/ranzers/
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 18:03:01.14 ID:s1H8BwRbO
ほー
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