【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 47【募集鯖鱒】

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54 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/23(土) 23:46:17.69 ID:ErUND30j0
1:案外冷静なのね君たち


【4ターン目】

直下、ターニャ

↓2、肆王原

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 23:47:52.06 ID:M+5jFIcEo
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 23:48:43.83 ID:6qZz+SkCo
y;01
57 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/23(土) 23:51:22.07 ID:ErUND30j0
ターニャ、【運】選択

2+6=8

肆王原、【知】選択

5+3−6=2


【ターニャ、有利獲得】



【5ターン目】


直下、ターニャ

↓2、肆王原

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 23:52:11.04 ID:EiEroh8t0
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 23:54:17.14 ID:mmAOHENMo
60 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/23(土) 23:55:55.98 ID:ErUND30j0
ターニャ、【運】選択

2+4=6

肆王原、【体】選択

8+4−6=6


【均衡】


【6ターン目】

直下、ターニャ

↓2、肆王原

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 23:56:35.64 ID:6qZz+SkCo
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 23:58:06.27 ID:mmAOHENMo
63 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/23(土) 23:59:41.53 ID:ErUND30j0
ターニャ、【質】選択

9+4=13

肆王原、【体】選択

8+7−6=9


【ターニャの勝利です!】


【何だこのいい勝負。というわけで本日はここまで、肆王原の処遇は描写後、お疲れさまでした】
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 23:59:55.01 ID:1PtwQm3Q0
乙乙
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 00:17:48.15 ID:JHrfnxHLo
おつ!
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 00:18:33.04 ID:f2f64avCo
乙ー
こっちは何とかなったか
67 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/24(日) 23:49:20.32 ID:B10L/PtY0
【遅くなったので描写だけ】

暁に有明の月が浮かぶ。その光を受け、瞳が煌めく。
今にも荒れ狂いそうな本能と狂騒の戦場で、少女は一人、冷徹な機械のように己の体を確認する。
自らの体はお世辞にも戦いに向いているとは言えない、雪風の助けも殊この場においては厳しいだろう。

ならば、とターニャは考えを巡らせる。視界の端では既に月臣とヴォルフがぶつかり合っていた。
肉弾戦はナンセンスだ。勝てる見込みが万に一つあればいい。ではどうするか、答えは一つだった。
背に負う小銃を構え、眼前の幽鬼へ狙いを付ける。

ターニャの本業は兵士ではない。故に、彼女の持つ武器は小銃に過ぎず、連射性には分が悪い。
だからこそ、必中の一撃を、ヒット&アウェイの戦いを。そして、相手が熱されたならばそこに切り札を。

身体が熱を帯びる一方で、脳味噌と魔術回路は急速に冷えていく。
戦闘において、それは明確なアドバンテージを現す。戦闘である以上、相手が機械でない以上、熱は発生して然るべきなのだから。
だからこそ、ターニャは冷徹に、極限まで熱を抑え対処する。これまでと同じように。

ターニャの小銃が肆王原目がけ火を噴いた。狙いは正確、しかし、肆王原は螺子を用いそれを弾く。
ここまではターニャの想定通り。しかし、音と飛び道具、この要素だけで怯ませるには十分だ。そう思い弾を装填する。

その姿勢に唯一の欠陥があるとすれば。

「次はこっちの番だね!」
「…!?」

肆王原は一切の躊躇なく一足跳びにターニャへ突き進み、その頭を狙う。辛うじて躱すが、一房の髪が地面に落ちた。

小柄な体躯が今回ばかりは幸いしたか。そう思う間もなく次撃が飛ぶ。小銃の銃把でこれを辛くも防ぐが、重い一撃に吹き飛ばされる。
身体が僅かに浮く感触の中、ターニャは理解する。成程、アレは機構に過ぎないのだと。
地面に叩きつけられ、転がされる。土交じりの唾が口の中で転がっていた。

「成程、成程、自ら言っていたことを失念していた。肆王原、お前は既に人ではないな」
「人じゃないっていうなら魔術師もそうでしょうに」
「いいや、魔術師というのは本質的には人を煮詰めたその煮凝りのようなものだ。人というもののドブ溜めだ。しかし、お前にはそれすらない」

まるで清純すぎるが故に生物の寄り付かない川辺のように、そこにはいっさいの澱みが無かった。
いや、違う。あれは澱んでいる。いや、それも違う、あれはもはや澱んだ何かではない。

「あまりにも純粋な澱みそのものというわけだ。故に狂ってもおらず、捻れてもおらず、壊れてもいない」
「酷いなあ! まるで僕はロボットみたいじゃあないか!」
「ある意味ではその通りだ、そし」

その横へ、何の予備動作もなく放たれる螺子、ターニャは飛び退き距離を取る。

「いやあ、話してたら駄目だと思うんだ。ほら、こんなに朝焼けは綺麗だし、朝が来る前に全てを終わらせたい。なんせ僕は夜型d」

その頬を、銃弾が掠める。肆王原は眉をしかめて頬を伝う血を舐めた。

「お返しだ」
「残念だね」
68 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/24(日) 23:50:01.91 ID:B10L/PtY0
ターニャに足りていないのはその体格もあった。しかし、何より経験が足りなかった。
自分と同じ、機械のごとく動く人間に遭遇したことが無かったのは彼女にとって大きな誤算であり失策であった。
いや、正確にはそうではない。目の前に立つ機構、復讐の目的を人間的に、その実行を機械的に動く人間など、戦ったことが無かった。

彼女の脳裏に男の背が映る。凍えそうな冬の中、雪風に包まれながらも死にそうだった自分に手を伸ばした無表情な男の顔が。

「爺様、まるでコイツは」

アンタを相手にしているようだと叫びたかった。あの男は仕事となればまさしく機械のごとく、己を律していた。
もちろん、人を棄てていたわけではない。だが、その老いさらばえた白髪に背筋を凍らされたことは幾度もあった。
だからこそ、眼前の幽鬼の攻撃は一切の感情無く、全ての感情を乗せたこの一撃一撃を、ターニャはそう評した。
熱が脳味噌まで回りそうになり、ターニャは荒く息を吐く。周囲での戦闘はまだ続いているようで、雪風の吼え声、月臣の慟哭が耳に反響する。

「大丈夫? 僕ロリコンじゃないからさ! せめて散々苦しませてから殺したいんだけど!」
「反吐が出るな」
「いやいや、反吐で済んだらいいけど! あ、でも服汚さないでね? 一応これでも一張羅だからさ!」

何処から攻撃が飛ぶかは分からない。ターニャの体は未だ幼子で、身体が悲鳴を上げている。
胸元の切り札を探るが、感情そのものの肆王原に効くとは限らない。いや、まず無効だろう。

この後の事を考えるに無駄撃ちはできない。ターニャは思考する。一発だ。今はただ一発が必要だ。

だが、その一発を逃せばおそらく破れる。相手ははっきり言って強い。一人で対抗できる相手ではない。
にやにやと嫌な笑みを肆王原は向ける。初めて出会った時もその笑みだった。月臣を攫ったときも、一條に絡まれたときも。
それなりに長い付き合いだったが後悔はない。だが、思ったよりも脳味噌に熱が回っていた。

「ああ、そうだな、お前は初めからずっとその服だった。ずいぶん汚れているだろう」
「そんなことないって言いたいけど、色々とあったからね! うん、君にはずいぶん世話になった!」
「しかし、それとこれとは別だな」
「そうだね、いや、全部同じかもしれない。そもそも僕にとっては全てが等しく無価値で、きっと復讐を遂げたらそこで終わりなんだから」

やはりそういうものなのだ。感傷も何も無い、それでいい。ターニャは一人笑い、覚悟を決める。
相手に接近させ、そこを突く。おそらく自分は死ぬが、それで倒せるならば悪くはない。ただ、月臣に酷い事をすることになるな、とだけ考えた。
ああ、と冷たい脳味噌が回る。全くなんだってここまで来たんだ、なんだってこんな目に遭ったんだ。

そもそもが爺様のせいだ。爺様が、生前何も私に願うことの無かった爺様が、臨終の間際にこんな面倒を頼んだのだ。
だから私は殊勝にも、それを調べるために策を弄し、情報を集め、こんなボロボロになって、そして。
ターニャはそこでガディアの言葉を思い出した。周囲が静まり返っていた。
69 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/24(日) 23:51:00.46 ID:B10L/PtY0
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
\  ハ::::/               ̄          /
  |  ',::                       _...::/
=@                          ∠≦{                「ターニャ、僕の惨めな娘。人にとって最も強き武器にして防具の話をしよう」
 "ヽ〃、_                            ノ ´ゝ
      ゞ|、                     /}   ミ
    ヽ', ゝ,r'|!,、                 ,   i´ i´ 〃 、,χ
ミ       ヽ  x、π          ‐"  /   {     て
           -  〈、   -=´ -‐''"      |〉    斗
>、 ‐-          ミ、         __,//    ≦
 ¨ミχ ̄-- 、       仆-≦i¨|,    }, i./:    、´            「それは、銃でも、脳味噌でも、血でもない、もっとありふれていて陳腐なものだ」
    ̄'ヽ,    "       "ゞ  ゝ‐-</ ノ:.:.   x´
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

そうだ、陳腐なものだ。ターニャは静かに笑う。そして、銃に装填し、叫んだ。

「肆王原、来るがいい」
「破れかぶれかい?」
「そうかもしれんな?」

策を練り、罠を張り、嘘を撒く。ターニャの武器は習慣であり、技術であり、頭脳である。
挑発し、攪乱し、一瞬でも動きと脳が止まったそこを狙撃する。ターニャならば可能だ。
しかし、肆王原の前にはそれも無力だった。これはあくまでも肆王原が熱を持つことが前提。

であるからこそ、肆王原の動きは単純で。一切の隙を見せることなく巨大な螺子を取り出した。

「なら、もう遠慮はいらないね。惨殺も、凌辱も、殲滅もできないのは残念だけど」

そしてその螺子を一方は自らの防具として、そして一方は投擲する武器として。
ターニャの頬を汗が伝う。周囲は静まり返っていた。

「此処でバイバイ!」

放たれる弾丸。足はもうすでに動かない。疲労と死に直面した興奮で、ターニャはそれをはっきりと捉えていた。
白き風が、黒き疾風が、ターニャの盾となる。狂奔する熱が、ターニャの武器となる。

「え」

戦闘は終わっていた。全身を傷に塗れた月臣が、肆王原の螺子をはぎ取り、動きを一瞬止めた。
咆哮は消えていた。一條が決死でぶつけた愛機が粉々になり火を噴いた。勢いの落ちた螺子を、疲れ果てた雪風が踏み潰した。

それは一瞬の静止だった。そしてそれだけで十分だった。



「人にとって最も強き武器にして防具は」



制止した舞台へ詠唱のようにターニャの声が響いた。
70 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/24(日) 23:53:38.08 ID:B10L/PtY0



                               「銃でも、脳味噌でも、血でも、あるいは技術ですらない」



                              「何処にでもある陳腐で、愚かで、一切の存在必要が無い」



                                   /:/   /: : : : : : :/    ``〜、、:.:.:.:.:∨∧:∨
                                  /:/   ノ: : : : : : : : {         ヽ:.:.ヽ:.} ノノ
                                  {:.{  /:._、‐''゛ ̄ ̄ ``〜、、     }:/} i/ ´
                                  {:.{ <:.//ヽ{        \__/ノ=-  _
                                  ∧∨/    !          \:.:ノ}ニ=-‐─-\
                                  ∧∨   ‐-Y´    }∨  ヽ / 'ゝ=/  ィ二h、
                                  /  \、   ヾ !    / .!   } ∨ /   (__  ノ/////)h、
                                 i    /``〜、、} ァ / ,'  __/ 廴__  \〕h、///////ノ
                            \ -=彡  /   /{ア””ヾ/  /ゝ'´   >''~  ヽ\Y///////∧
                               フ   '   { v     /    ./      ∨/////////∧
                              ノ:.:.:.  '  7 , \        /ア⌒  \  .!///////////!
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                             ∧{_\_! /、≧〈  O \ ̄ ̄ ̄ ̄)ノ r   ノ// iニニニニニ=-、/ !
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                          /-=ニニ\三三三ニ=-〕h、{:'/,i} __  - / ,    ノ///7ニニ=-─-=ニニニ=-v
                         -=ニニニニニ了 ̄ニニニ=-ノ::'/,_\⌒ 二 ィ/   ノゞ'' ´ ̄ニニニニニニニニ=-
                        /-=ニニニニニニニ=-──ノ´!:/ ̄ ヽ∨⌒ y   ィ(ニニニニニニニニニニニ=-
                        -=ニニニニニニニニニニ'//ノ!:、   ノ }_ー///7ニニニニニニニニニニニ=-/
                         ヽ-=ニニニニニニニニニ!/{:i:i了::'/,:::::ヽ:i:i:i:i≧s。 ̄ ̄〕h、ニニニニニニニ=-/
                          \-=ニニニニニニニニ!//,:i:i{:::::'/ ,::::::}:i:i:i:i:i:i:i:i:i\/////,ニニニニ/ニ=-'
                            -=ニニニニ〕iト、ニニ!// ,:i:i,::::'//,:::::!:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Y////}ニニニ=-!=-
                              -=ニ=-//〕h、\'//ノヾ',:::'//,::::}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iノ////7ニニニ=-ノ
                            ///ア⌒ ̄\/// ̄ヽ//\:::::::::ノ_二ニ=-'/////ニニ=- /
                           ////        ̄ ̄ ∨//.'/ニ/,/// {   ` }ニ=------/
                         ////           ィ(//ア/.'/ニ/,///ゝ===彡///// /


                                  「あまりにもくだらなく、そのくせしつこく絡みつく」

                                       「縁と言う糞以下の代物だッ!」


ターニャの一撃はあたかも鉄槌のごとく肆王原を貫いた。
肆王原はその傷を見て、一つ笑うと。

「何それ、ウケる」
「私も同感だ、どうやら爺様はボケていたらしい」

その場へ倒れこんだ。同時に、ターニャらも力尽きたようにその場へ突っ伏すのだった。

【描写を終了します…】
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 00:07:53.91 ID:yJpu4r/jO
おつー

幼女格好良いな…!
塩原ここで退場か。
引っ掻き回されたけど、結局聖杯の何なんだったんだろうか。
黒聖杯っぽいけど、この子達が鍵になるのかな?
72 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/25(月) 22:30:51.09 ID:nOv1yBV90
【再開】

「さて、では話を続けるとしよう」

瓦礫となったカレルレン邸から僕らは適当に乗り物を見繕い、泥のようなものを吐き出すそれへ向かっていく。
それは黒衣のサーヴァント曰く、聖杯。あんな禍々しく怖気が立つモノが、僕らの追い求めていたそれだというのか?

『疑問ですが、あれから感じる魔力は桁違い、聖杯と呼ぶにふさわしいですが…、妙ではあります。組織がそもそも違うというべきか』

ラプーペはそこで言葉を濁し。代わりといったように黒衣のサーヴァントが口を開いた。

「まずは自己紹介か。私のクラスはアサシン。マスターはマツミ・カレルレンだった。君はジン・A・ゾラだな?」
「ええ、そうですよ」
「よろしい。では、まず話しておくべきは私の目的ではあるが…、君に私の真名を答えられるかね?」

真名!?

「そんなの」
「確かに、私はこのスキルを持っているが…」

◆情報抹消:C(A)
 対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から、能力、真名、外見特徴などの情報が消失する。
 これに対抗するには、現場に残った証拠から論理と分析により正体を導きださねばならない。
 そもそもアサシンは自分の手を汚さず実行犯に計画を授与する事で実行する為、最高ランクの情報末梢能力を持つ。
が、それでは面白くないとアサシンは明らかにわざと手を抜いている。
 アサシンの◆気配遮断の代用となっているスキルである。

 【アサシンの真名を知らない相手に対して悪感情を獲得されない】

 【戦闘、遭遇終了時、その場に居る自身のマスター以外の記憶からアサシンの情報の一切を抹消する。この効果はアサシンがその場に居なくても発動する】

 【直近の戦場となったエリアで探索を行った場合、アサシンに関するヒントを取得可能】


「だとしても、だ。君と出会い、戦闘し、そしてここまでの道程で既に証拠はいくつも転がっている。フーダニット、ハウダニット、君の探偵としての素質を確かめようじゃないか」


↓2まで、アサシンの真名判定
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:33:36.38 ID:npMfL02To
蜘蛛糸の主、名探偵の宿敵。モリアーティ教授
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:37:56.64 ID:wqtDaSCso
アラフィ…モリアーティ教授!
75 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/25(月) 22:39:34.02 ID:nOv1yBV90
>>73

…ここまでの戦闘? アサシンが呼び出したのは、【大佐】、【情報屋】。…駄目だ、それだけじゃ。

『おや? 分かりませんか? 君も一度は読んだことがあるはずだ』
『いや、そう言われても』
『彼は蜘蛛糸の主、犯罪界のナポレオン、そして名探偵の宿敵たる機構』

…名探偵? その宿敵として、仮にもサーヴァントとして呼ばれそうな人間?
僕の脳裏を一人の人物が過った。数学者であり、犯罪者でもあり、教師でもあったその名前が。

「…まさか、モリア―ティ?」
「ご名答。いかにも、私こそがモリアーティだとも」


【アサシンのステータスを開示します…】

≪クラス≫:アサシン

【真名】:ジェームズ・モリアーティ
【属性】:混沌・中庸

【筋】:E
【耐】:E
【敏】:E
【魔】:D
【運】:A
【宝】:D

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                      /::/:::! ゝ∧     ̄  ヽ。、/
                    rュ/:://:::>ィ゙  l ,r一 ヽ´  :.∨
                    .7::} !:::l::{リ∧.  ! ヽ   `ヽ、  .!
                   .7:::,zk´l/、 ∧   、 ` 、 !フ`´
                 ,zZ7:::,゙//∧ ゝ、 1   `  /
          ____ ,, -‐∧ .∨::,゙///∧ゝ、.ヾ     /
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    ///////ヽ///////./::´,:::-:::::;::∨//ゝ、 ∧:_:| l/| !ヽ
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【特徴】:反英霊・犯罪者

【クラススキル】
◆気配遮断:−
 「暗殺者」のクラス特性。
 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
 しかし、アサシンは暗殺者では無い。その為「暗殺者」のクラスに有るまじきことだが気配遮断能力を持ち合わせていない。
 アサシンは、自身の別の固有スキルによってこのスキルを代用。暗殺者クラスに適合している。

 【このスキルはフレーバースキルである】

【固有スキル】
◆犯罪学(偽):A+++
 犯罪を科学する学問。名の通り犯罪を学問として解き明かす特殊学問の一つ。
 ランクA+++は人類が望みうる最高ランクであり、アサシンは「犯罪」を完全に己の物としていると言える。
 …何より、最も恐ろしいのは、アサシンはこれを独学で習得したことにある。
 独学と自身の悪魔的頭脳による習得度なので厳密には犯罪学その物とは言えない。が、その効果は本物と何ら遜色無い。

 【情報収集に大幅な+補正】

 【自陣営の悪性行動に対する察知、介入行動への−補正】

 【他陣営の悪性行動に対する察知、介入行動に大幅な+補正】
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 22:42:45.98 ID:npMfL02To
すんげぇ極端なステータス
77 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/25(月) 22:56:32.30 ID:nOv1yBV90
いや、ちょっと待って…!? 僕の困惑を代弁するようにミスティックがブレーキを激しく踏み。

「…悪のナポレオンこと貴方を信じろと?」
「そう言うより他にないのだよ。…その疑問を解決するために君たちに打ち明けているのだからね」

…怪しいというより他にないけれども。

「とりあえず、話は聞いてみませんかね。もし何かあれば」
「その槍で私を貫くというわけだね、おお、怖い怖い」

…確かに、この状況はアサシンにとって逃げ場はない。気配遮断も無くなっているならば、あと警戒すべきは。

「狙撃はないよ。モラン君には別の場所に出張ってもらっている」
「…そうですか」
「ああ、信じるも信じないも君たち次第ではあるが」

その言葉にランサーが槍を鳴らす。

「…それよりも早くこの槍が飛ぶだろうからね。では時間も惜しい。まずは私の願いから伝えよう」
「願い、それは」
「我が好敵手、シャーロック・ホームズともう一度戦うことだとも」

そう言い切るアサシンは自嘲するようにクツクツと笑う。

「ああ、まったく奇妙なことだ。「本来の私」であればこのような考えを抱くこともあるまいに。…君、『偽典(パスティーシュ)』という言葉を知っているかね?」
「パスティーシュ?」
『物語作品においてその物語に忠実に、それでいて作者の生み出さなかった作品を生むことを指します』
『二次創作みたいなもの…?』
『その解釈でいいでしょう。特にシャーロック・ホームズ関連の物は有名ですね。『偽典』に対し、4長編と56短編を指して『聖典』と呼ぶ向きもあります』

…そうなのか。

「知らないかね、まあいい。その『偽典』はいわば信仰だ。ホームズは生き続け、そして謎を解き続ける、とね」
「…信仰?」
『…そうか、そういう事なのですね。疑念だった、モリアーティはホームズ作品の中に三作しか存在していない!』
「私そのものにかけられた信仰などは大したものではない」
『しかし、『偽典』によって信仰が加えられたならば…! そしてその影響を受けたならば…!』

興奮気味なラプーペの言葉に教師のようなアサシンの言葉が重なる。

「私はね」
『『偽典』の中には突拍子もない話も存在します。いわく』
「モリアーティであり、シャーロック・ホームズでもある。忌々しき『偽典』の信仰、すなわち【無辜の怪物】によってね」


【アサシンのスキルを開示します…】
78 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/25(月) 22:58:01.20 ID:nOv1yBV90
◆無辜の怪物:C

                            ,, -‐;;;;;;;;;;‐- 、
                          /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
                          /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,、
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                       |;;;;;;l 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;;;!
                       l;;;;;;;;, ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;;l
                       ∧;;;;;;;;ゝ、 ー---- ゙ /;;;;;;/
                       ,zゝ、;;;;;;;;;;ー--- 一;;゙;;;;;;;/,7Zzz、
                     ,zzZ7l l/ ̄ ̄`、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/////| l7Zz、
                 ,zz7/////l /  ̄`、ヘl  ゝ ノ ヽノ .|////.| l///7Zz、
               ,zz7///////// 二_ヽ、 、,ヘ  ̄ ̄ ./ /}////| l!///////7x、
              ∧//ヽ///////| ーt ヽ/  ゙、__ / /./////l l///////////7z、
             ∧////∨/////l  r┘l l   >、_,/  //////l |////////////7l
             l///////∨////> l. ̄//z、 7:::::::i ///////} |/////////////l
             l////////∨///l / />./ ,へ`l:::::::::l/`、 ヽ///l !///////゙//////l!
             l////ヽ////∨{ ゝ、__ノ、/ ///ゝ--- ゙//ハz、 ヽj |//////゙///////|!
             ∨////\/∨/ゝ、 ` 、ヽ/////////////ハx、ノ/ !///゙////////!|
               >//////∨///o/ /ヽ、/////////////////////}//゙マ.///////!
             ///////∨///o/ //////O///////O//////////l!/゙マ/////////
             ∨.////∨///o/ //// l/////////////┏━━━┓マ////////7
              ∨///∨////////ノ| |/////////////////////マ//////////l

 ホームズ=モリアーティ教授説。
 ホームズからの伝聞しかその全容を窺い知れない事による、シャーロキアン達による考察によって付与された不純物。
 アサシンの人相は『最後の事件』にて「名探偵」ホームズが語った通りのパーツで構成されているが
 その姿は、まるで最大最強の宿敵「「名探偵」が年老いた姿」のように見える。
 「完全なる悪」とされたアサシンに、相反する善、正義の定義を宿す「名探偵」の姿を映し込まれた事により
 その在り方、思考、また「完全なる悪」の始祖としての宝具の効果、果てにはその霊基にさえ影響を及ぼし、効果が変更されている。
 この装備(スキル)は外す事が出来ない。

 …実はこのスキルによって「名探偵」の持つスキル、宝具を類似した形で獲得しているが、アサシンは決してそれを使いはしない。
 あれらは「彼」の物だ。私が使うのはフェアじゃない。とでも言うように。

 【サーヴァントのアライメントを変更する】

 【『拝啓、我が親愛なる宿敵へ(Perfect_Evil)』の効果が変更される】



◆『拝啓、我が親愛なる宿敵へ(Perfect_Evil)』

 ランク:−(C) 種別:−(対人宝具) レンジ:−(0/1−10) 最大補足:−人(100人)

 アサシン「ジェームズ・モリアーティ」の最終宝具。
 「完全なる悪」の始祖としての概念を形にした宝具であり、アサシン自身の方向性を決定付ける宝具。現界したアサシンの肉体、霊基そのもの。
 アサシン「ジェームズ・モリアーティ」が支配する組織力を自身の戦闘能力へと変換する。

 具体的にはモリアーティ教授が関与した犯罪を身に纏う事で、自身のステータスを向上させ
 また、「完全なる悪」モリアーティ教授のキャラクター像に影響された、数々の犯罪者達を連続召喚する軍団宝具としての側面を持つ。

 【無辜の怪物】の影響によって、この宝具は完全に機能していない。
 「完全なる悪」の始祖としての概念を形にした宝具であるが故に、【無辜の怪物】によって「完全なる悪」ではなくなってしまったアサシンには、この宝具の真価は使用できない。

 ()内のデータが【無辜の怪物】に影響されない本来の性能である。

 【アサシンが関与した犯罪数に応じ、アサシンの幸運、宝具以外のステータスを上昇】

 【戦闘中、真名解放によりアサシンのステータスをコピーしたサーヴァント級ユニットを戦闘参加可能数分出現させる】

 【※シナリオ中、上記の効果はどんな特殊判定であっても無効である。その為、現状この宝具は完全なフレーバー宝具である】
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:00:59.65 ID:Bo0b1n+yO
ごちゃっとしててようわからん……
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:02:38.50 ID:npMfL02To
えーっと、つまりこの宝具は飾り?
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:03:57.96 ID:Bo0b1n+yO
「」が多くて読みにくく、更に解釈が複雑だからそのせいか?
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:04:51.34 ID:rSGOMRB8o
ホームズ=モリアーティ説含まれてるから宝具効果ないよってことか
普通に読みやすいんだがようわからん人もいるのね
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:07:39.52 ID:npMfL02To
ホームズの名前を出さないように名探偵で統一してる見たいだけど、それが足引っ張ってるっぽい
84 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/25(月) 23:09:41.43 ID:nOv1yBV90
「故に私は現状、【完全なる悪】ではない。その面もあるが、現在の私は【真実を追い求める】探偵であり、『仕事そのものが報酬』なのだからな」

ニヤリと笑うアサシンに僕達は何も返せず。そこでようやくミルキィが口火を切った。

「では、今回においてその『報酬』は、【真実】は、何だったんですか?」
「ああ、それはもちろん、この戦争における真実だよ。いやはや面倒な事件だった」

勿体ぶるように笑うが、アサシンの目は真剣そのものだった。

「何せね、諸君。これは何代にもわたって隠されてきた悪徳であり、同時にそれは全ての人々を虜にする麻薬だったのだよ」
「…回りくどいですな」
「失礼、我が好敵手であれば、真相を先に語るのだろうが、私は数学者でね。過程を疎かにするわけにはいかない」

だったらその過程を早く言ってくれ…!

「では語るとしよう、これは単純だがそれ故に面倒だ。青写真も被害者も加害者も全てがまぜこぜになった、それこそがこの聖杯戦争の本質」
「…」
「そして、そのカオスの中で、君たちは」

アサシンは僕達を見回して一言。

「壺の中の毒虫とされていたのだよ」


直下、描写陣営

12345:終原
6789:城戸
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:11:02.98 ID:rSGOMRB8o
はい
86 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/25(月) 23:15:01.18 ID:nOv1yBV90
【アサシンの【拝啓、我が親愛なる宿敵へ】はフレーバー宝具ですね。悪性が減退したことで使えなくなった、ということです】

8:城戸


直下、どれがちょっかいをかけてきた

123:影鯖みたいなやつ
456:破れかぶれ・銀賀
789:アサシンの解説を引き取りました、現場の貴志です
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:16:05.65 ID:LCqfDvtpo
にゃ
88 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/25(月) 23:18:52.34 ID:nOv1yBV90
5:銀賀が来たよ!

【的確に因縁ある連中がぶつかるなあ…】

【というわけでキリがいいので早いですがここまで。次回、銀賀戦描写から。お疲れさまでした】
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:22:35.53 ID:rSGOMRB8o
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:24:31.80 ID:npMfL02To
乙ー
完全なる悪が善の要素持ってちゃダメじゃないか、で使えなくなったみたいな感じか
元々は混沌悪なのかな?FGOみたいに
91 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/26(火) 22:07:22.71 ID:3Iz3C0lE0
【今日は ねんがんのUNDERTALEをてにいれた! のでお休み】
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/26(火) 22:12:58.17 ID:Yd5mAjbfO
了解っすー
93 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 22:36:57.34 ID:odr46QRG0
【再開】

聖杯の泥が降りしきる中、逃げ惑う人々を誘導する城戸の一族。

「…おい、貴志。お前の言ったとおりだったな」
「推理と論理の帰結だけどね。…でも、やはりそうか」

徐々に朝日が差しそうなその一角。人はまばらだが、「それだけ」では治まらない状況が広がっていた。
無論、泥の浸食もある。この調子ではあと数時間も持つまい。だが、それより異常なのは。

「本当に、街の人間のほとんどがこれに気づいていない。…いや、気づかないようにされている」

貴志の指す先には、そう、通常と変わらない朝を迎えようとする街並みが。
この異常を前にしてなお平常を保つ。それを異常と呼ばずして何と呼ぼうか。
混乱が広がるのは泥の落ち、進む一部のみ。城戸の三人はその現実離れした光景に改めて身を震わせた。

「街全体を覆う巨大な暗示。それに私達四大家も囚われていた」
「…この戦争の始まりや、以前の戦争について具体的な記憶が無かったのも道理って奴かよ」

この戦争に関して貴志が多くの文献を確認し、多くの意見を並べ、出した結論は一つ。
それは、「四大家の戦争だけではなく、この街全てが一つの暗示の元にある」というものだった。
その理由、最後の一ピースを埋めようと貴志が口を開いたそのとき。

「貴志っ!」

亨の叫び、そして糸を繰る音。僅か、事実首の皮一枚で貴志を襲った暗殺人形の刃は止められていた。

暁を迎えようとする空に、声が響く。

「ありゃ? 失敗しちゃったあッ!」

泥のようにねとりと絡みつき、しかし僅かに音程を外した。そう、壊れたオルゴールのようなその声に。

「…来たのか」

貴志を始め、城戸の三人はそれぞれの感情を胸に秘め、城戸の毒へ向き合った。


直下、銀賀戦力【流石に一人では来ないでしょ】−1

123:蓮と人形
456:人形引き連れ
789:ヤケクソの一人
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/27(水) 22:37:53.63 ID:CrIryew+o
hoge-
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:38:32.47 ID:VZcXdjuZo
ほげぇ
96 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 22:58:22.33 ID:odr46QRG0
2:れんくんなう!

黒眼鏡に堂々としたカイゼル髭。徐々に差し込む朝日を背に向かう姿はまるで英雄のようで。
しかし、それは日に背を向けた背徳者の所業。

付き従うは一人の青年。表情を一切変えず、城戸の悪の隣に立つ。

「姫列缺、君は協力するのかい」
「…一度協力した、ならば裏切るのは正道ではあるまい」
「頑固者め」

苦々しく呟く貴志へ、にこやかな狂気を銀賀は向ける。

「やあ! 貴志くん! 元気? 僕ちんね、改心したのさ! 悪い事は駄目だよね! だからさ、一緒に手を取り合って」
「親父、ならその手から伸びる糸は何だ」

亨が吐き捨てるように問い、銀賀はまるでピエロのように慌てて手元を隠す。

「バレちゃった!」
「…兄貴、アンタはもうサーヴァントもいない、アンタの夢はもう叶わない。だから」
「やだいやだい! 夢は叶わないなんて! ここまで何年俺は保ってきたと思ってるんだ!? 何人も殺して、何人も騙して、まあ、そんなことはどうでもいいけどさ!」

貴志の調べでは、銀賀に消された人間は戦争を除いても二桁以上に上る。
それをどうでもいいと切り捨てた彼を、人として、いや、魔術師としても貴志は心底軽蔑する。

「なら、お前は何故此処に」
「…ここならさ、結局んところ、サーヴァント集まるでしょ?」
「…まさか、この蠱毒をすら利用する気か!? これが利用できるものかどうか、見れば分かるだろ!?」
「アサシンには俺の正体に気づかれてるけどねえ、アイツさえ消せば、あとはさ、どうにかやるよお。俺、騙すのそれなりに練習したんだあ!」

ニヤニヤと笑う銀賀に、亨も、龍臣もその表情を青くする。

「だからさ、分かるだろ?」
「私達が、邪魔だと」
「違う違う、邪魔なんかじゃあないよ。ほら、昔から言うだろ?」

. /i/ /  /! / //ヘ=ニ_ヘ<=ニx ヽヾハ
. // / i, '/ i/ /            ∨ /iハ
////i , './ i/ /               ∨ ヽ}
///i / / i/ / ----===------     }  /                       「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえってさあ!」
// i/_//i i|___________ _ ___    .!  {
/ i/ /  i i| 二二二二       /!/¨ヽ
. /     !/ ノ   ,=ニ____ニ==_/ /   }
. -‐==ニ´  -==- r==========f / i ハ !
ミi}77777777i}===i}///////// ii}  }ん .|
. ii}////////i}', ____,'.ii}/////////ii}  i } //____
. ii}////////ii}.〉 〈 .ii}/////////,'  .ii>'´</
 `¨¨¨¨¨¨¨¨´ !! !.i ヘ`¨¨¨¨¨¨¨´ .x<>'´
=x ._   -=イ} ! !.', `ヽ   x<>´!////////////////////           「そしてこうも言った! 愛は勝つ! 愛は勝つ! 愛は勝つんだよ!」
 f≧<>- イヘ.i !/`>= イ´.>´} ..リ///////////////////
  マ f--r≧ __ <¨><___>'´! |,/ .,'///////////////////
∧ マ  i  .!  ̄! ̄ .|  |  / / .,.'///////////////////
/ハ マ ┼‐┼-= |_____} __/!=ニ ' ., '///////////////////
,//∧ マi   |   |  /   |_.,ノ ////////////////////
/ヾx___ヽ ゞ ========ヒ´=,'///////////////////
// \ `¨ヽ^~^~^~^~^~^~^~ソ///////////////////
//// ヽ    丶       ., '´/////////////////////
///// | \       ,イ////////////////////////               「だからお前ら、俺と彼女の愛の前に蹴られて死んじゃえばあッ!!!???」
///// | i .`=ニ__////////////////////////////
///// ! i     ,'///////////////////////////////
///// ! i     |///////////////////////////////
97 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:00:29.03 ID:odr46QRG0
                                                                                 ―‐  ''"´  ̄`  、
                                                                              /  /          >
                                                                            /  /   \  \   ⌒\
                                                                            / /     |    \  \
  「…齢は取りたくないね、何が愛だ、何が恋路だ」                                           /)     /\         \    \
                                                                         ///l|  /斗- \
                                                                        ⌒//| |   / xf笊テk\            `'ト--
                                                                         // ―┐/〃 _)じメ |      \  \{ \
                                                                         {  /Τ´)    ''´   | l  \    \_ \  >
                                                                         /\  } 人       | | | \ \⌒乂⌒∨
                                                                        Λ  ヽ   }          l人人   / ー‐<  ヽ
                                                                        { }  / } 八 ‘ ′      |: :「∨/ \{Τ           /´ ̄`\
                                                                         ノイ/   \       |: :|   |: |: : : : \               }ヽ
  「耄碌した老人の執念じゃないか。…ああいい、こんな奴をもう家族とは思わない」                     /     / :\_,. -‐ 、 |: :|   |: |: : : ノ:⌒\            /: :}
                                                                        /    /{Λ|: : : /__   } |: :|   八:乂: : :/‐ 、               / : /
                                                                     /く    / / |: :i// ¨¨ノ |: :| ''^´` ー彡   ',_             /: : /
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                                                                 ノ       ┬く /:/ニニニニニニ/: :/ニニニ Λ:::ノ       ∨\: :\: \  ̄⌒\
                                                               /        ノ  /: :/!ニニニニニニ/: :/ニニニニニ{ ̄⌒\ ̄ ̄´~^ < ̄\: \    \
                                                               {        /  |: / .|ニニニニニ/: :/ニニニニニ∨´ ̄ \        \ \: \   )}
  「お前の愛に引導を渡してやろう。お前の夢を此処で終わらせよう。                   \         _八:{ /lニニニニ/: : ::/ニニニニニニ〈_       \        \  : : :}
                                                                 \__/⌒ ̄}  /ニニニニニ{: : :/ニニニニニニ厂\      7=-__     }: :/
                                                                         ノ  {ニニニニニニ\{ニニニニニニ/|   ∨   /    ニ=‐┘ノ:/
                                                      |\                 __/  人ニニニニニニニニニニニ/ニ]    ∨       Λ   /
                                                      [  \___/´ ̄ ̄ ̄ ̄  /  /  }\ニニニ\ニニニニニニ}ニニΛ     ∨しく     Λ
98 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:07:31.39 ID:odr46QRG0
【戦闘を開始します…】

【城戸陣営】

【体】:5
【心】:6
【知】:5
【質】:3
【運】:5

◆爆発反応装甲"ボンバーマン"
彼が全身に装備している衝撃や魔術に反応して外側に炸裂する装甲。
本来は使い捨ての装備のはずだが彼は高いレベルで復元魔術を習得しており、爆発し魔術や敵を
駆逐すれば速やかに元に戻りまた炸裂する。
防御だけでなく拳に付属し飛び道具のように炸裂させたり打撃を強化したりするなどシンプルながら戦いに
おいて応用が効く。
必殺技は背中の装甲を炸裂させながら高速で突っ込み全力を込めた右ストレート炸裂装甲パンチ。

【ランクC相当の【対魔力】スキルを持つ】

【【体】による攻撃に対して、−2補正を与える】


【銀賀陣営】

【体】:6
【心】:10
【知】:8
【質】:3
【運】:3


◆機械人形製作者
人間の手によらず内部駆動装置により自立して動くことの出来る機械人形を製作出来る。
魔術の才の無い銀賀であるが、工学的な要素も重要な人形造りにおいてはそれなりのレベルで習得が可能であった。
特に日本のからくり人形を参考にした銀賀の機械人形は通常のものより精緻に出来ており、ある種の芸術品とも呼べる
レベルになっている。
なお、銀賀の製作する機械人形に意思は宿っていない為、「自らの意思で動くもの」である自動人形(オートマタ)とは呼べない。
自らの戦闘時の補佐に使う他、静音性を用いての暗殺にも使用出来る。証拠隠滅の為の自爆機能付き。

【機械人形ユニットを製作可能】

【マスターに対して、全ステータス3の【気配遮断】Cランク相当のユニットとして使用可能】

【自爆機能付き】


【天性のカリスマ】
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
生まれ持った天性のものに彼の不屈の精神力が重なりそのカリスマは限りなく高められている。
彼の真っ直ぐな信念に従うものは多い。
ランクC相当のサーヴァントの同スキルと張り合える。

【ランクC相当の【カリスマ】スキルとして使用可能】

【信頼、感情判定に+補正】

【反権力の人間、サーヴァントの場合−補正】


【巫術】
東洋の神秘であるシャーマニックスキル。
魔術とは別の原理で行使される。
彼が中国の山奥へ籠り自称仙人から授かった力である。

 ・憑依合体
  霊を自分に憑依させて力を増す。
  彼の場合は古い武人の霊を卸しその武術を行使する。

【マスター戦に+1補正】

【負傷、重傷による−補正を軽減する】


【1ターン目】

直下、貴志

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:09:29.63 ID:v8G1xTKwO
銀賀は何故かコンマ運がやたら良かったな
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:10:08.70 ID:+1z7F35go
101 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:13:25.31 ID:odr46QRG0
銀賀、一の位0取得。よって強制有利

【銀賀、有利獲得】


【2ターン目】

直下、貴志

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:13:59.31 ID:AOR40b6Ro
 k」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:14:32.46 ID:v8G1xTKwO
てい
104 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:19:28.19 ID:odr46QRG0
貴志、【質】選択

3+1=4

銀賀、【体】選択

6+4+1−6−2=3


【貴志、有利獲得】


【3ターン目】

直下、貴志

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:20:36.51 ID:+1z7F35go
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:21:01.88 ID:jODJ1uBAo
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:21:05.98 ID:v8G1xTKwO
108 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:24:15.19 ID:odr46QRG0
貴志、【知】選択

5+1−10=−4

銀賀、【知】選択

8+8+1−6=11


【銀賀、有利獲得】



【4ターン目】

直下、貴志

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:24:43.24 ID:jODJ1uBAo
ぺわ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:24:44.75 ID:+1z7F35go
はい
111 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:29:34.52 ID:odr46QRG0
貴志、【知】選択

5+4−10=−1

銀賀、【体】選択

6+5+1−6−2=4


【銀賀の勝利です!】


直下、どんな感じになったか

123:全員捕まる
456:何とか一人脱走
789:何とか脱走(しばらく戻れない)
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:30:18.84 ID:+1z7F35go
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:30:19.76 ID:F3M9KU800
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:30:26.44 ID:v8G1xTKwO
大脱走
115 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:32:49.17 ID:odr46QRG0
4:一人脱走

直下、誰が脱走

123:龍臣
456:亨
789:貴志
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:33:24.89 ID:v8G1xTKwO
どれ
117 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:38:24.37 ID:odr46QRG0
9:やっぱこの子強いわ

..     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :.--ミ: : : : ヽ
.  /イ: : : : : : : : : :./: : : : : |\: : : : : : :\: : : : :.,
      l : : : |: : : : : ∧: :/ : : | 斗--‐‐‐: :. :.\: : : \
      |:. :. :.|: :斗--- V: : : :.|    \: : : :.|: : :.\: : :乂__
      |:. :. :.| : : :/ --- /: : | ━━┳━:.:|: : : : :乂__:. :./
      |/|: : | : : : ━┳━: : :l    ┃ |\l l: : : : :「 ̄ /
      |: : |: : | }  ┃  ∨リ      .|: : : |: : : : :l:. :./
      |: : |: : | }           ''''''' |: : : |: : /|/ : /
      |: : |: : |ノ ''''''    ′       |: : : |/: :. :./
      |: /|: :込、     ,,.. -‐=≦-|/レ'゙ト、/|/
      |/ :|\l.| ≧=。s≦╋┼╋┼,|:   | 〈_:_:|
          |/レl ___/┼╋┼╋┼╋,|:   |╋┼}
          |  l__〉┼╋┼╋┼╋┼,|:   | ┼ /\
          |  |-\╋┼╋┼/-|-l | ./l/__/=,/`ヽ
.         /|  | ╋ ヽ╋-‐'^゙┼╋┼|/./ ̄)ニニニ|<グ゙ッ
        /=|  |╋┼╋┼╋┼ { .斗‐く..__/二ニニ=|
.       /二|  |\╋┼╋┼ /〈     `ヽ二二二|
      /二=|  |ニ 三\┼/二〈 ̄       }ニニニ|


直下、どっちの方向かったのかな

123:カレルレン
456:終原
789:貴方


↓2、そういやすっかり忘れてたんですけど、(本当ならターニャと行動一緒にしてた)シーどうなったの?

123:迷子
456:普通にカレルレンメンバー回収
789:終原へ助太刀
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:39:26.07 ID:+1z7F35go
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:40:17.00 ID:kYwElgbG0
まいー
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:40:45.65 ID:kYwElgbG0
あっ、ごめん
121 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:44:40.97 ID:odr46QRG0
7:貴方と合流するようです

00:はーい、こんなとこで来なくてもいいのよー

  /                  \
/            >───‐- ..,, `>、
           //////////////>、、 ヽ
    i     ///| /////// |、/}ヽ///ヽ)}
    |    / /// |////////ハ/| |//|//ハ〉
    ,′  / ////||///斗─へ┴'‐\ハ//∧
   ,'   //:| //|八/::′:::::::::::::::::::_:::\/∧
   |   ‖/:| //:/::::::      イ⊃、ヽ:| ヽjリ
   |  ‖//レ'::::::::,斗z       ヒ':::O) l、/∧
   ,′ :|/// {:::::::/ん⊃、     (⌒⌒) V、/ハ
___|   :|///∧::::f 乂:::::ツ     , """" !V j
  弋  r|/////\ (⌒ ノ            ,
   V\l(∨//∧ヽ\""""      ,-、   厶
   >‐\ゝ'⌒ヽ  `     ∈ '゙   ,イ ! ヽ
 __ノ -─‐>─人>。..,,_      , ィヽ| |  ',
 \____,. /、{ >。..,,   7フ'¨ヽ  V  |
   /   \ヽ  ヽ     ‐-トiハ──、  }   ト、
  ,′─ 、 ヽ',   ',  / ̄/只、___jj  |  ノノ
  {    \ ∨ ∧ {{__/‖  \// __j/ j
  ∨     \∨ ∧\  ‖ /⌒V´/⌒\

直下

123:ああ、セイバーが!
456:連戦開始! メンバーは適当に見繕う!
789:死んだと言ったな!
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:44:52.45 ID:F3M9KU800
おろ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:44:56.71 ID:v8G1xTKwO
うい
124 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:50:11.43 ID:odr46QRG0
5:はーい、銀賀連戦

【というわけで本日ここまで。37564、微妙に改心フラグ立ってましたし彼と二人でいいかな。お疲れさまでした】
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 00:07:45.06 ID:dBJmNjFfO
おつー

貴志は無事離脱か。
ほんと主人公してるよね、この子…。
リベンジの機会があれば良いけど、銀賀と37564だと37564の勝ちかなー。
ジン君の方も大詰めだろうし、次が楽しみだ。
126 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2017/09/28(木) 21:53:04.29 ID:KemPltvC0
【今日はお休みなのである】
127 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:20:49.53 ID:4e0GbSg+0
【描写だけ】

城戸貴志は不屈の精神を持つ少女である。
いかなる荒波の前にも砕けることはなく、いかなる暴風の前にも折れることはない。
故に彼女は憎まれ、嫌われることも多い。彼女を血統だけの人間であるとする人間も多い。

しかし、彼女の本質はソレではない。ただひたすらに反復を続け、いかなる窮地においても思考を止めない。
努力と不屈、それが彼女の本質であり、そしてそれ故に彼女はアサシンの言う「探偵」の素質を持っていた。

そして彼女は今、新たな袋小路に飛び込んだ。

「…ッ」
「おいおいおいおいおいおいおいおい! 今何回おいって言った?」
「八回だ。…他愛ないな」
「ああ、それそれ! 俺はそれが言いたかったんだよ! おいおい、貴志ちゃあん! 何か戦う前に言ったよねえ?」

下卑た笑みを浮かべ、全身に傷を負った貴志の前で銀賀は歪に笑う。
その足元には倒れた亨と龍臣の姿。銀賀そのものはそれほどでもないものの、あまりにもその護衛たる蓮が圧倒的だった。
亨の人形を砕き、龍臣の装甲すら炸裂する前に貫通する。まさしく人間兵器とでも言うほどのその動き。貴志の未来予知を以てしても相対するにはあまりにも強すぎた。

悪辣、下劣、此の世の悪徳を詰め込んだ瞳を黒眼鏡の奥に隠し、傀儡師は笑う。

「俺の夢が何とかってさあ! ほら、だから言ったんだよ! この世界は愛でできている! 愛で! 愛で! 俺の純愛は誰にも止められない! だって」

喝采する銀賀の顔面へ、鳥の糞が落ちて来る。それは真っすぐに落下し、黒眼鏡を白く染めた。
沈黙。そして貴志が笑う。その肩に一羽のワタリガラスが止まる。

「よくやった、フギン。…言ってやる、城戸銀賀。お前の愛なんか」
「「クソッタレだ!」」

同時に銀賀の周囲へ糸が回り、蓮が爆発を躱す。
立ち上がったのは二人の男。快哉たる筋肉の龍臣、脆弱にして傲岸不遜な亨。
二人がボロボロの体を起こしながら銀賀へ挑発を飛ばす。そして、貴志を護るように立ち。

「逃げろ、貴志。ここでは圧倒的に不利だ」
「お前の予測でもそうなるだろ」

確かに、貴志の予測ではここで二人が立ち上がったことを加算しても勝率は0に限りなく近い。
正答はここで一人でも逃げだし、この状況を伝えることだ。

だが…、貴志の足が止まる。此処で見捨ててもいいのかと心がざわつく。本来なら無視して然るべしだ。
分かっている、誰よりも貴志が分かっている。それでも、と躊躇う。彼女の弱さがここに来て姿を見せた。本来の少女たる弱き部分が。

「躊躇うな、筋肉ではなく脳味噌に従うんだろ?」
「お前は俺より優秀だ、だからすぐに助けに来やがれ」

突如、亨の人形が貴志を突き飛ばし、さらにそこへ爆風が追い打ちをかける。
その行動は貴志を後押しする手の代わりであり、そして彼女を戦線から強制離脱させる手であった。
貴志は飛ばされる中で叫ぶ。

「…受け取った!」

そして貴志は駆け出す。一刻も早く、この街を、家族を救うために。


…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
128 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:21:39.29 ID:4e0GbSg+0
首を掴まれ、亨は喘ぐ。何とか貴志を逃がしたはいいが、戦線は絶望的、黒眼鏡をはずした銀賀が笑う。

「ああ、ホントにお前は駄目な息子だった! 俺の身代わりにも、スケープゴートにもならねえなんてよお! 何のためにお前を作ったんだかわかりゃしねえや!」

その言葉に、亨は理解した。自分の人生はコイツに、黒幕にまさしく操られていただけだったのだと。
偽臣の指輪も、今思えばこの男の助言から生まれたのだった。だから。

「お前の人生は、無価値! 意味なし! 残念! おまえのぼうけんはここでおわってしまいましたあ!!!」

そういうことなのだ、俺の人生は無価値だったのだ。従妹にも負け、自分と人形たちの殻に閉じこもった。
肥大し続ける自我を甘やかし、ただひたすらに閉じこもった結果がコレだった。
因果応報とでも笑うべきか、それとも運命と嘆くべきか。
これこそが自分の存在価値だと気付くべきか。

銀賀の人形が迫る。明確な殺意を感じる。ああ、ああ、ああ。


叫ぶべきだと思った、叫ぶべきだと気付いた。叫ぶべきだ。

叫べ!

       /                    \
      / , '"            〃´   \
     /     ' ´    ,. -―::::::::;;;、   , '"´     ヽ
    /:          /:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ヽ  /;;::`ヽ、 ヽ
  /:::::::.....      /:::_,,. -‐'''''''''ー-、;;;;;ヽ/;;;;;;;;;;;;;:::::ヽ. |
  !::::::::::::::::...  〈/´         `ー'´⌒、;;;;;;;;;;;:::ノノ
  |:::;;,.-‐、:::..::..;;;〉       \           l;;;;;::/´
  |::;;;;j ⌒ l;;;;;/ -――-、  ヽ  /  ,.-‐、 |/
  ヽ;〈 l乙{ レ|!    _,.-rッ-、\ 〉l l_,'´r。z、 /                     「…俺を、俺を、舐めるなッ!!!」
   ヽ、\_.〉      ー--‐' `ーナ  ヽー-‐ /
   ,.‐、〉ー、               |      ,'
  / /|   |              〉     ,'
/  l ヽ  ヽ      ,._、     '     /
    |  \  \    〈ー-三二ニァ /ヽ、__
    l     \  \   `  -一  /      ̄``''ー- 、
    ヽ       \  \      /l``ー――-- 、      `ヽ、
     ヽ      `''┬` ー,--‐'´ l        `ヽ、_    ヽ、
       \     / \ |     l              ` ー-、  ノ

彼にとって少なくともこの数日は意味があった。自分の足で立ち、自分の意思で戦った。
それは肥大した自我を傷つけられた恨みから、怒りから来たものかもしれない。だがしかし、彼は人形ではなかった。
喉を振り絞り、全力で肯定する。無価値を肯定する、無意味を肯定する、そしてその上で、無価値にも意味があったことを肯定する。

その叫びは、無価値な彼の叫びは、確かに届いた。


「そこまでだよ、城戸銀賀」

人形を壊すは一頭の獣、とっさに蓮が迎え撃つは全身を鱗に覆った巨人。
そして背後から来るは、眠たげな、気だるげな少女。その姿を認め、銀賀は亨の首から手を放す。
ふぇんりる、シー、37654号がそこにはいた。

「…おやあ? 何でチミがここにいるの?」
「なんとなくだけど、アンタ放置したらロクなことにならないらしいからさ。というか今でもロクなことになってないし」

シーは基本的に正邪などどうでもいい人間である。ただ諦念の元に、好きなことをしていたい人間である。
だが、それ故に傍らの男の贖罪に付き合う気になったともいえる。傍らの男、37564号は静かに戦闘態勢を取った。

「あれ、チミ、マツミんとこのドラ息子じゃないですかあ! 何々? 俺に協力する気になったの?」
「…」
「付き合い悪いなー…、ま、いいよ、俺に牙向けてるってことはさ、殺しに来たんだろ?」

37564号は応えず、代わりにシーが引き取った。

「親離れの時期だってさ、そこで倒れてるオジさんと一緒でね。で、私もよく覚えてないけど、ヴォルフに頼まれたし」
「ああ、そうかい、いつまでもママのおっぱい吸ってるのが嫌になったってか。いいじゃないの、それもまた」

銀賀の口が動く前に、ヴォルフが背負ったガトリングガンを顔面目がけ放つ。

「五月蠅いジジイは嫌いなんだよね」
「…ああ、そうかよ、いいぜ、良い言葉を教えてやるよ。すなわち、人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえよおっ!!!」
「残念だけどこっちは熊と龍と狼だ。馬くらいなら」
129 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:22:20.67 ID:4e0GbSg+0
                                        .           /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ.\::.:...
.  ヽ   /  ヾミ 川ミ|l |l||l  l| |l   /  \   l  /|ノ//   // l.           ′ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ \:.'.
ヘ  ヽ/     /ヾ<ヾ川ミx、l| |l  / \   \. l/  |ノ/   /ヽ/、  ..////  |ニニニニニ . -――――--  ニニニニニニニム:.
 ヽ  ヽ   /    Χ`゙'<川 川 |l|/   \  l  /レ///ヽ/  \ // /ニミ |ニニニ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i|:..:.: \ニニニニニ ム
 f´ヽ   ヽ /.     /  `゙' /`'<l|||/ ヽ    \l/  k'"   /∨     /ノ/ニミx、 |ニ. /.i|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :. .i|:.:.:.:j{:. \ニニニニニ }i
 i   ム   へ.   /    / ` '</ /ヽ   \    l  /l ><   ∨ //ニミx、ヾx |/:.:.:.:j{ ´            、:. :. \ニニニ .|
 | /::::ヽ/   \/.     /     / Χ  \.  \ // Χ    ∨   / /三ミx、 ヾx、 i{..:.:.:.:/ ‐ァ―斥     芹―‐┬.:.:.:.:.\ニニ|
 ヽl :::: ├――‐≧x 、/     /   ヽ  \  / // ∨   ∨,. </ /    ヾx、 /  |.:.:.:.: ム 乂__ノ         乂___ノ .:.:.:.:.:.:}ムニ |
、 ヽ:::::::::ヽ      Z、 < /     /\.  ‘/</  ∨ ,.ィ'"ー‐/ /ミ三ミx、 川 /   |.:.:.:.::.:i|               /.: .: : 八:.}ニ|
へ  \::::::)\     Z、  辻x、 /.  ヽ、/_/ ヽ >'"//  / ./`゙'<_>‐‐(   |.:.:.:.:.:.i|        '      /.:.:.:.:.:/.:.:.:.:_ ′
ミミ\  ¨   :|ー― '}≫;; 、_  ` ′、   /   ,.ィiア゙ _,..イ_/  /           八.:.:.:.:.ム            / / /:.:.:.:.∨
___.\    !   ム圭"´  三ニ≠オxX ≧п=圭′ / /       ヽ      ′:.:.:.:.:..、     _ _      . ′:.:.:.:.:.:.:.:}
     ≧ー- L -‐《圭__   ミa   ′| ヾミ;;  }la\//\           }      、.:.:.:.:.:.:.:.:....         イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:../
     ∧  人  // /   ,,;;;;(´   | ) ヽ` iく.   /     ` ー―――ァ    ´ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ー‐≧=-  <――-------- ┐
     / ∧   ヾ/_l,.ィ|        ヽ、__ノ′ , \| \.′          /      ` __ ´/:.:.:.:/ i|   / \_  -ム- く― _/
.      / ∧   Z圭a|   ,,            ∧,/ ̄/               /         /:.:.:. /    /       >|.:.:. \
.      / ∧    Z/ .|   {V三三三二ツ /  l  /             /         /.:.:.:.:.:イ.     /     /r /.:.:.:.八∨
       / ∧    Y  |     ;;;;;;   ;;;;;;;, /  / /       >''".          7 /.:.:.:.:/_i|          / _.」/.:.:.:./ニ/
 `゙'<     / ∧   ヽ |            /  / /    >''"    .        / {./:.:.:.:./_从   /     ,  ノ-/.:.:.:./ ,     ,
     `゙'< / ∧    ヽト 、         /_/ ./ >''"         >''"    /  /.:.:.:.:/{- }.i|.  /     /  } /:.:.:.:./       ′
        `゙'<x、   \>―――<    /         >''".      /  /.:.:.:. / r- i| /     /   7:.:.:.:./

                                    「「食い殺す」」


【描写を終了します】
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:34:24.58 ID:0n7CSrbmo
群像劇も終幕が近いぞ。ギンガの愛は実るのか
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 01:01:42.43 ID:Hw19flciO
おつー

セイバーはシーと一緒じゃないのか。
色々楽しかった銀賀も年貢の納め時かなー。
しかし、このラストで紅白が手を組むのも中々良い展開だ。
132 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:03:49.47 ID:29PyuV5O0
【再開】

【カレルレン陣営】

【体】:8
【心】:7
【知】:6
【質】:7
【運】:4

◆降霊戦闘術-ガトリング熊-
自らの体に熊の魂を降ろし、自らを熊と一体化させ戦闘を行う特殊降霊戦闘術。
降ろしている最中は自身の身体能力、防御力、スタミナは荒ぶる熊と同等であり、同時にダメージは熊が戦闘不能になるまでのダメージ量は霊が引き受けてくれる。
それを利用し、1体が戦闘不能になれば自動的に次の熊の霊を降ろし、ひたすら戦えるというとんでもない継続戦闘能力を誇る。

【魔力二回分を使用し、【体】【知】【心】を8まで上昇可能】

【連続使用の場合のみ、魔力使用無しで使用可能】

◆ふぇんりる
大きな体躯の狼型合成獣。
強面だが常識人(?)で、狂犬的なヴォルフのストッパーを務めている。

【全ステータス5相当の【フェンリル】ユニットを使用可能】


【銀賀陣営】

【体】:6
【心】:10
【知】:8
【質】:3
【運】:3


◆機械人形製作者

【機械人形ユニットを製作可能】

【マスターに対して、全ステータス3の【気配遮断】Cランク相当のユニットとして使用可能】

【自爆機能付き】


◆天性のカリスマ

【ランクC相当の【カリスマ】スキルとして使用可能】

【信頼、感情判定に+補正】

【反権力の人間、サーヴァントの場合−補正】


◆巫術

【マスター戦に+1補正】

【負傷、重傷による−補正を軽減する】


【連戦】攻撃判定に-1補正


直下、シーの魔力どうなってます? 成功以上でなんとかギリギリ、失敗で−1補正
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:08:46.34 ID:z5oboZ1ho
どれ
134 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:10:16.00 ID:29PyuV5O0
4:−1程度の魔力


【1ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:11:00.16 ID:z5oboZ1ho
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:11:41.52 ID:b9IqTVSpo
はい
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:12:54.05 ID:bdIA7kRMo
へい
138 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:14:09.37 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【体】選択

8+6−10−1=3

銀賀、【知】選択

8+2+1−7−1=3


【均衡】


【2ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:15:38.40 ID:gMM+ekngo
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:16:29.27 ID:u7vso5i+o
1
141 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:17:22.99 ID:29PyuV5O0
カレルレン、一の位0取得。よって強制有利


【カレルレン、有利獲得】


【3ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:17:51.20 ID:z5oboZ1ho
うぇーい
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:17:57.91 ID:b9IqTVSpo
144 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:18:36.39 ID:29PyuV5O0
カレルレン、一の位0取得。よって強制有利


【カレルレン、有利獲得】


【4ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:20:07.47 ID:z5oboZ1ho
決まったか
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:26:01.32 ID:bdIA7kRMo
決着
147 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:29:30.19 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【体】選択

8+7−10−1=4

銀賀、【質】選択

3+2+1−1=5


【銀賀、有利獲得】


【5ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:31:59.89 ID:I6eAnTtfO
おっと粘る
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:35:30.66 ID:TwwbTPtY0
ねばー
150 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:37:04.70 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【知】選択

6+9−10−1=4

銀賀、【質】選択

3+6+1−1=9


【銀賀、有利獲得】


【6ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:38:56.63 ID:I6eAnTtfO
愛の力ってパネェ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:39:11.44 ID:x6LWjN0BO
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:39:51.49 ID:gMM+ekngo
貴方いないから大丈夫だよな?
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