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【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2
- 320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 23:26:10.54 ID:qht/4EDE0
- >>319 訂正
×部屋で遊ぶ用の物だ
〇室内遊具その他諸々が入っている。
- 321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 23:38:51.16 ID:qht/4EDE0
- 私は床に顔をぶつけ、冷たさに目を覚ました。
もう深夜と言っていい時間帯だ。横目にイーブイを見ると時間が経っていないかの如く絵を描いている。
青空に雲がいくつか描かれた絵だった。
イーブイ「起きた?」
カナタ「うん」
イーブイ「お兄ちゃん、外」
カナタ「外?」
イーブイ「うん」
起き上がって伸びをして、カーテンを開けた。外には粉雪が舞っていた。積もってはいない。
イーブイ「綺麗でしょ」目をキラキラさせながら、さっき気づいた、と呟いた。
曖昧に返事しながら私は「4月とは思えないな」と心の中で呟いていた。
明日は久々の休日だ。朝になるころには止んでいるといいのだが。
↓1 コンマ1桁×2
イーブイの好感度上昇
↓2 行動安価
寝る
風呂
自由安価指定
今日はここまでで。
- 322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/04(水) 23:39:53.12 ID:ZXMJsTKe0
- 乙
- 323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/04(水) 23:40:24.49 ID:dIAfipvDO
- 寝る
- 324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/05(木) 15:52:54.17 ID:/rY464Tb0
- もう夜も遅い。さっさと寝よう。
カナタ「イーブイ、一緒に寝る?」
イーブイ「うん?」イマイチよく分かっていない風に首を傾げた。
カナタ「イーブイが駄目じゃないんなら今日、一緒に寝ようと思うんだけど、どうかな?」
イーブイは固まった。
表情が変わったわけではない。嫌悪感から来る表情ではないように感じた。
カナタ「イーブイ?」
イーブイ「え、うんっ」問いかけですぐに解除された。何だったのだろう。
- 325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/05(木) 16:00:09.04 ID:/rY464Tb0
- その時、以前「一緒に寝ると熱い」とイーブイが言っていたのを思い出した。ジグソーパズルをやった翌朝のことだ。
考えてみれば無理もない。まだイーブイは子供だ。純真無垢なのだ。
イーブイの中では一緒に寝る事は好意の行動ではなく『ただ一人と一匹でベッドに入り、寝るだけ』という意味で、『寝苦しいだけ』の可能性がある。
ただ、今夜は雪が降っている。寒くなるであろうから一緒に寝るのも悪くないと判断したのかもしれない。
――などと考えている間に私はパジャマに着替え、布団を上げた。嫌そうならすぐに下げて一人で寝るつもりだったが、素直にイーブイは入った。
カナタ「イーブイ、やっぱり一人で寝る?」
イーブイ「なんで?」布団の中からくぐもった声が聞こえる。
カナタ「嫌なのかなって思ってさ」
イーブイ「よいしょ」布団から顔だけ出す「やじゃないよ。それにさみしいでしょ」
カナタ「寂しい?」
イーブイ「うん。お兄ちゃんもそうだと思うけど、私も夜さみしいもん。だからたまにお姉ちゃんたちの部屋に行ったりしてるの」
その話は初耳だった。
イーブイの目からすると私が毎晩ブイズをベッドに呼んで一緒に寝ていることは『夜一人で寝るのが寂しいから呼んでいる』ように見えるらしい。
イーブイ「誰かと一緒だと熱いけどね」
カナタ「熱くなったら出ていいよ」
イーブイ「分かった」イーブイが私に顔を近づける。
イーブイ「おやすみ」そう言って目を瞑った。
私は寝る前に何か話題を出そうとしたが、面倒になって同じ言葉を返して口を閉じた。
大人の物の見方と子供の物の見方は違う。
大人の目からすると見えているものが子供には見えてなかったり、また子供が独自に感性を持っていて見えているものが大人からは見えていなかったり。
老若男女千差万別、物の見え方は異なる。
17年。その間にどれだけ他人を、ポケモンを理解できただろう。
隣にいるイーブイも、普段は見せていない一面がある。それは喜ばしいことか、それとも悲しむべきことなのだろうか。
ふっ、と息をつく。
考えても仕方がないことだ。今は、生活習慣を朝型に治すことを心がけよう。
私もイーブイに背中を向けて目を閉じた。
- 326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/05(木) 16:01:19.88 ID:/rY464Tb0
- 【13日目朝】
起床判定
↓1 コンマ2桁
0〜33 早く起きれた。早朝だ。
34〜66 普通に起きれた。
67〜99 寝坊した。もう昼前だ。
雪判定
↓2 コンマ2桁
0〜50 すっかり雪は止んでいた。
51〜85 雪がまだ外を舞っていた。
86〜99 雪が積もっている。
夜の更新はありません。
- 327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 16:07:08.31 ID:P2JNfVof0
- ほい
- 328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 16:09:57.24 ID:dDGZp86DO
- はい
- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 16:40:39.42 ID:1xHtqwtP0
- 私は年に一度くらいの頻度でおかしな夢を見るが、そういう時は大抵早く起きる。
そしてどんな夢か記録をつけようと考えてもペンをとるころには忘れているので、嫌な気分だけが朝残ってしまう。
気分も忘れればいいのに、とシャワーズに言われたことがあったが、大抵そういう日は午前中ずっと気分は晴れない。
何故そんなことを思い出していたのか。簡潔に言うと今日がその日だったのだ。
今回は夢の中で誰かに何かを呼びかけられているような夢だった。必死に訴えていたのが何だったのか、起きた私は覚えていなかった。
頭痛に顔をしかめつつ目を開けるとイーブイは隣でぐっすり寝ていた。今日は熱さで先に起きなかったのだろう。
早く起きられたので色々と行動できるな、と思いつつ頭を振って着替え、食卓へ向かった。
- 330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 16:41:50.84 ID:1xHtqwtP0
- グレイシア「おはようございます。和食です」
サンダース「お、来たか。お前普段もこれくらいに起きるようにしろよ、絶対健康体になるぜ」
シャワーズ「おはよー。カナタくん今日どこ行くの?」
カナタ「みんなおはよう。まだどこへ行くか決めてはいないよ、シャワーズ」
ニンフィア、リーフィア、イーブイ以外のみんなが起きていた。
厳密に言うとエーフィが窓際で日向ぼっことばかりに寝そべっていたりブースターが朝風呂上がりの為ドライヤーをかけていたりはしているが……。
休日行動安価
↓1〜3 多数決
外出する(行き先、帰宅時間などはのちに指定)
家でブイズと触れ合う
一人で過ごす(過ごし方はのちに指定可)
- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 16:45:51.05 ID:P6pXNvgV0
- 外出する
- 332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 17:05:59.04 ID:gYJvPVGs0
- 外出する
- 333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 17:11:41.64 ID:1xHtqwtP0
- 外出をしよう。行き先は…… ↓1
しのの家
遊園地
画廊
ポケモンセンター
図書館
映画館
道路(高確率でトレーナー連戦)
ポケモン病院
廃墟(高確率でポケモンバトル連戦)
海
自由安価(記入)
↓2 いつ頃帰りますか?(昼前、昼下がり、3時過ぎ、夕食前、夕食後から選択)
↓3 連れていくブイズを選択してください(複数選択可。左から先頭順)
続きは夜に。
- 334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 21:17:58.54 ID:1xHtqwtP0
- 上げておきます。安価下
- 335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 21:18:28.21 ID:PCwNBVJn0
- 画廊
- 336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 21:39:04.33 ID:DacJPBd30
- 3時過ぎ
- 337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/07(土) 21:52:26.32 ID:5LRJ9lt/0
- サンダース、エーフィ、ブラッキー、グレイシア、シャワーズ
- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 22:48:36.55 ID:1xHtqwtP0
- 朝食をとりつつ私は思案した。
とりあえずニンフィアの作った物の事が先決だ。まずは画廊にでも行こう。
イーブイ、ニンフィア、リーフィア、ブースターの4匹とマコトさんに留守番を頼むことにした。
先に挙げた3匹はまだ寝ている事だし、マコトさんに慣れて貰うためにブースターも残そう。
カナタ「サンダース、エーフィ、ブラッキー、グレイシア、シャワーズ、この5匹で外出しよう。まずは画廊に向かう」
カナタ「ブースター、マコトさん、留守番お願いします。3時過ぎには戻ります」
マコト「うむ」
ブースター「え、あ、はい」
チヅルさんは準備ができているようだった。
私は5匹を連れ、玄関に向かった。
- 339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 23:14:15.36 ID:1xHtqwtP0
- 徒歩で画廊へと向かう。画廊はそこそこ歩くが、電車を使うほどでもない。
サンダース「それにしても雪止んでくれてホントよかったぜ。寒いと体あっためないといけないしな」
ブラッキー「ね。昨日雪降りだした時はどうなるかと思ったけど」
カナタ「足元グチャグチャだと大変だよね。最悪ボールに戻せば何とかなるけど」
エーフィ「ボールの中より外で空気が吸いたい……っ!」
ブラッキー「やっぱり外でずっと過ごしてると慣れちゃうよねぇ」
道中トレーナーと会ったとしても自信はある。5匹いるのでそう簡単には負けないだろう。
数歩後ろからチヅルさんがついてきてもいるので何かに襲われる心配もないだろう。
道中トレーナー遭遇判定
↓1 コンマ2桁
コンマ30以下で遭遇
画廊は……
↓2 コンマ2桁
1〜33 混んでいる?
34〜66 いつも通りだ
67〜99 空いていた。これは……?
- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 23:14:43.54 ID:F4opVeAq0
- はい
- 341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 23:15:08.25 ID:evUUDqNDO
- は
- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 23:40:51.59 ID:1xHtqwtP0
- 画廊へは何事もなくついた。
私が最近親しくさせてもらっている美術商は悪質なブローカーや業者とは繋がりがないものの、常に多忙で、また数度しかニンフィアの芸術品を見せたことがない。
そのためこちらから画廊へ足を運び、美術商へ売る必要がある。
しかし今日は……
チヅル「混んでますね」
普段の2倍以上の人が画廊に集まっていた。
カナタ「普段、こんなに混んでないよね」
シャワーズ「そうだったと思うけど……」
サンダース「なんかやってんのか……?」
- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 23:42:43.78 ID:1xHtqwtP0
- 美術商の設定を決めます
↓1〜3 でコンマ2桁の一番大きいものに決定します
名前:
性別:
年齢:
ちょっと今日はここまでにしておきます。
現代美術(特にポケモンが作ったような希少価値のあるもの)の石像の場合の取引の相場っていくらくらいなんでしょうね……
全然調べてなかったので色々悩んでます
- 344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/10(火) 20:33:11.46 ID:L+Cp6HEDO
- 追い付いた。
ブイズがかわいすぎて辛いです。
安価は
名前:ケン
性別:男
年齢:40代くらい
とりあえずこれで。
- 345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 20:34:39.12 ID:AR1Y//Ca0
- 名前:タクマ
性別:男
年齢:45歳
- 346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 22:35:19.81 ID:f48hHqqN0
- 名前:セイジ
性別:男
年齢:40
- 347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 01:10:11.96 ID:ddC3uUXyO
- 熱い40代推し
- 348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/12(木) 23:05:01.81 ID:EEVOZbGt0
- セイジの鑑定力 ↓1 コンマ2桁(50で普通。高いほど審美眼が発達している)
画廊 本日の催し物 ↓2 コンマ2桁
0〜25 『ポケモンの芸術』展
26〜50 古書市
51〜75 書道展
76〜99 講演会?
今日の更新はありません。
- 349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 23:10:30.59 ID:RgkTHYIj0
- あ
- 350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 23:13:43.59 ID:wYWFzaPDO
- はい
- 351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/13(金) 23:04:37.88 ID:zgEn5o4A0
- セイジ「書道。墨と紙と水を使ったアート。説明してみると簡潔なんだけど、いざこうして目の前に美術品を並べてみると言葉では言い表せない心の動きがあるよね」
たん、と背後で靴音がして振り返った。
チヅルさんも真横に立たれるまでは気づかなかったらしく、驚いている。
美術商のセイジさんはいつも気配を隠していきなり姿を現す。神出鬼没なのだから美術商より怪盗の方が向いているかもしれないと少しだけ思った。
セイジ「芸術に値段をつけるのは無粋だという人たちがいる。OK、確かにそういった主張というのは僕にも分かる」
セイジ「けどすべての芸術家にパトロンがついてたり遺産を持っていたりすることはないことを念頭に置いて欲しい。彼らも生きていく上で衣、食、住、この三点は何とかしなきゃだよね?」
セイジ「結局は芸術家も人間だから、生物だから生きるため、衣食住のための費用を稼がなければならない」
セイジ「じゃあそのためにどうするか。目の前の『誰かの心を動かしてくれるかもしれない価値あるもの』を売って生活していくのは自然な事だと思わないかい?」
セイジ「そう、芸術家だけでなく画廊や美術館だってそうだ。彼らにも生活がかかっている」
セイジ「結局のところ口に糊するために、生きるために画廊も遮二無二、我武者羅にならなきゃいけないのさ」
ブラッキー「このイカれた白髪グラサン男はアンタの知り合い?」
カナタ「ああ、うん」
セイジ「人ごみに驚いただろう?でも仕方ないことだから理解を示してほしい。今日はお客さんが沢山集まるハレの日なんだ」
カナタ「今日はお忙しいところありがとうございます」
セイジさんは気にしないでくれと手を振った後「モノは持ってきてあるのかな?」と口にした。
- 352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/13(金) 23:31:48.58 ID:zgEn5o4A0
- カナタ「いえ」私はニンフィアの石膏像の写真を取り出した。
即決で価格を気にせずに売るなら実物を持ってきても良かったのだが、石膏という材質の上にこの像は高さが130センチ近くある。
これを持ち歩いてブイズと休日を過ごそうという気にはならなかった。
なので今日は売れるかどうかをセイジさんに見極めてもらおうと様々な角度からの写真を持ってきた。
すぐに売るつもりではなく、先にアポイントをとって自宅に取りに来てもらおうと画策したのだ。
セイジ「石膏像か。前持ち込んだニンフィアが作ったものだろうね?」
カナタ「ええ」
セイジ「うん、うん」すべての写真に一度目を通している「なかなかいいね。これは」
カナタ「ありがとうございます」
セイジ「ミロカロスはね、割と芸術の題材としてはありふれたものなんだよ。ホウエンだとからくり屋敷くらい何度も題材にされてる。最も美しいとされるポケモンだからね」
セイジ「滝、ミロカロスの組み合わせはごまんとある。でも滝を軸にミロカロスを登らせる石膏像なんて初めてみたよ」
セイジ「これの重さは」
カナタ「えーっと」
セイジ「ああ、いややっぱりいい。概算する。ん?幅と奥行きが違うね?これ。倍とは違う気がするけど」
カナタ「ええ、サイズは幅50の高さが131、奥行が81ですね」
セイジ「うん、うん?待てよ」電卓を懐から取り出して計算し始めた
サンダース「何してんだ?」
カナタ「私にもわからない」
シャワーズ「待とうよ、折角色々見てくれてるんだから」
セイジ「あー……これは王道だね。君、ところでミリ単位で計った?」
カナタ「え、いえ……急いでたので」
セイジ「まあ、あんまりそこは気にしなくていいか。50×130.9×80.9だよ。これは笑うね。でも好きな奴だ」
セイジ「今回も任せてくれるかな?」
手を出した。私は握り返した。
- 353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/13(金) 23:39:24.07 ID:zgEn5o4A0
- セイジ「うーん、実物を見なきゃ言い切れないけど、これは大体……」
↓1 (コンマ2桁×100000)+300000円
提示された価格
価格は石膏像ドットコム様の『H−014 ボルゲーゼのマルス七分身像』を参考にキリのいい値をつけました(丁度サイズが似ていたので)
H.130×W.67×D.43cmで194,400円だったのでそれを参考に20万+手間で最低10万、計30万(最低額)としました。上乗せ分はセイジが判断した美術的価値です。
石膏像について明るくないので詳しい方、価格がおかしいようでしたらご指摘の程よろしくお願いします。
- 354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 23:40:36.91 ID:01ipwcRa0
- えい
- 355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/13(金) 23:44:07.39 ID:zgEn5o4A0
- 失礼しました
353の計算式は
↓1 (コンマ2桁×10000)+300000円 です……
桁を間違えてたので再安価します
- 356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 23:45:40.54 ID:01ipwcRa0
- えい
- 357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/13(金) 23:58:40.96 ID:zgEn5o4A0
- セイジ「84万だね。いつ頃査定に行こうか?明日、明後日の午後6時あたりなら開いてるけど、無理そうならもっと遅くにしてもいいし、君の判断に任せたいところだけど」
セイジ「それとも来月にしようか?」
『ミロカロスの石膏像』鑑定はいつ頃にしますか?
↓1 安価
今日はここまでで。
ミロカロスの石膏像
型で流し込んだ後にバリ取りの際鱗を丁寧に一枚ずつ削り磨き挙げた珠玉の一品。
中央に鎮座する滝にミロカロスが上る姿の石膏像。上方から見ると滝を中心に渦を巻くようにミロカロスが巻きついている。
サイズは50×約130×約80。非常に重い。
- 358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 01:25:24.27 ID:jvie/JsDO
- 明後日
- 359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/14(土) 18:23:40.49 ID:dPMnk4K00
- カナタ「明後日の18時でお願いします」
セイジ「了解。ただ、僕も美術商という職業柄、美術品の鑑定に関しては目を皿にして色々と調べなきゃならない。意味が分かるかな?」
カナタ「『少し時間がかかる』という事ですね」
セイジ「話が早くて助かるよ。じゃあ明後日は車で行かせてもらおう」
↓1 コンマ2桁
1〜33 グレイシア「あの」グレイシアが私のかかとを前脚で軽くタップした。
34〜66 セイジ「ところで、少しだけ時間と耳を貸してくれないかな。ちょっとした話があるんだ」
67〜99 それじゃあこれで、とセイジさんが去っていくと同時に書道展の会場から人が出てきた
- 360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 18:25:14.02 ID:jvie/JsDO
- や
- 361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/14(土) 18:34:49.47 ID:dPMnk4K00
- グレイシア「あの」グレイシアが私のかかとを前脚で軽くタップした。
カナタ「どうしたんだ?グレイシア」
グレイシア「あの人、どこかで見たような」
顎で指し示された先を見るとどこかで見たことのあるメガネの男がいた。
セイジ「君は彼と知り合いかい?いや、僕が例え君と彼が昵懇の仲だったとしても茶飲み友達だったとしてもどうこう言う筋合いはないんだけれども」
カナタ「いえ、以前見かけたことがある程度です」
↓1 コンマ2桁
1〜33 ???
34〜66 なるほどね、と呟いて意味ありげに頷き、視線を流した
67〜99 そうか。彼もよく見かけるね、ここ最近、ここ画廊で。年齢からして僕と同じ仕事を生業にしているんじゃないかな?
- 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 18:45:41.68 ID:Q1lCe+Eu0
- いよっ
- 363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/14(土) 18:50:43.64 ID:dPMnk4K00
- 中断。
- 364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/14(土) 22:31:17.88 ID:dPMnk4K00
- 体調が優れないので今日はここまでにしておきます
- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 22:35:52.17 ID:3d8uREfb0
- 乙
- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/21(土) 19:58:47.42 ID:wLCKEgER0
- セイジ「そうか。彼もよく見かけるね、ここ最近、ここ画廊で。年齢からして僕と同じ仕事を生業にしているんじゃないかな?」
セイジさんが首を傾げると同時にこちらに気付いたようだ
大股でこちらへ向かってくる
↓1 コンマ2桁
偶数でグレイシアが何かに気が付く
- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 20:00:50.35 ID:+K4GJVy80
- あ
- 368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/21(土) 22:10:40.84 ID:wLCKEgER0
- ※何も気づかない
ミキオ「やあこれはこれはセイジさん」
セイジさんが首を傾げつつ握手に応じるとこちらにも手を出してきた。
間髪入れず私も応じた。
ミキオ「そしてあなたですね、ニンフィアの飼い主のええと……」
カナタ「カナタです」
ニンフィアの事を知っているのか。存外耳の早い男である。
ミキオ「いやはや、以前どこかでお見かけした時には気づきもしませんでした。いやああの時声をかけていればよかったなぁ、と思うわけです」
なんと答えればいいのか戸惑ってセイジさんを見た。
セイジさんは何かを口に出しかけたが背後からの声に口を噤んだ。
セイジ「お話を邪魔して妙に申し訳ない。どうやら僕を必要としているようだ。それじゃあまた後日」
足早に走り去っていってしまった。
ミキオ「今、お時間大丈夫ですか?」
↓1 安価
大丈夫です
ちょっと急いでまして……
途切れ途切れですみませんが中断
- 369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 22:13:20.76 ID:08Wk0EVDO
- 大丈夫です
- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/21(土) 23:30:08.56 ID:wLCKEgER0
- カナタ「大丈夫です」
ミキオ「いやありがたい。実はですね、ニンフィア様にいいものがありまして」
カナタ「いいもの?」
ミキオ「はい。いえね、以前ニンフィア様の作られたものを拝見させていただきました。見事ですねぇ。今日はボールの中ですか」
カナタ「いえ、家に」
ミキオ「あぁ〜、残念ですそれは。こういっちゃなんですがね、私実は一つ不満がありまして。『ムックル』『ブニャット』どちらもいい作品でした」
ミキオが挙げているのはニンフィアの作った彫刻作品だ。セイジさんと出会う前、他の美術商と取引したものである。
ミキオ「素晴らしい手際ではありますが何かこう、物足りない。よくよく考えてみてもそれは言葉で言い難い気持ちだったんですがね。ああ、こちらへ。現物を見ながら話した方がいいでしょう」
ミキオは階段を下っていく。私もそれに付き従った。
この画廊は地下2階まであったはずだ。
- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/21(土) 23:36:40.82 ID:wLCKEgER0
- カナタ「私が作ったわけではないので何とも言い難いのですが」
ミキオ「ああそれは勿論。ですがあなたも何かしら一つ一つ作品を見て思う事もあるでしょう」
ミキオ「私はこう思うわけです。『何故こんなにも素晴らしいポケモンの作品を、わざわざポケモンが人間の道具で窮屈に作っているのか』と」
ミキオ「私は仕事として美術商やコンサルタント等色々とやっておりまして……その中に道具屋の一面もあるんですよ」
ミキオ「ポケモンが使っても苦にならない、そういった彫刻刀や画材道具なんかを取り扱っています。何せポケモンは手を使って芸術品を作るとは限らないので」
ミキオ「もっともポケモンが芸術をする例はまだまだ一般ベースでの認知度が足りないせいか、なかなかこれは市場に乗せにくいというのもありましてね」
ミキオ「色々と近場でポケモンが芸術品を作る話をお聞きしていたところカナタさん、あなたのニンフィアが彫刻作品を作っていると聞きまして」
ミキオ「私は是非そのニンフィア様に商品をテストしてもらいたい、ただで使ってもらって使用感を試して貰いたいと思ったんですよ」
シャワーズ「ただで?話がうますぎると思うんだけど……」
カナタ「本当にただでいいんですか」
ミキオ「ああいえ、ただは言いすぎました。勿論それを使って作っていただいた作品を私共が取り扱ったり、あと使ってみた感想なども色々と反映させて商品開発していきたいな、と思っていたわけなんですよ」
ミキオ「つきました。地下2階、ここは貸し会議室なんかもありまして、ここの一角を倉庫として使わせていただいています」
ミキオ「どうぞこちらに」
- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/21(土) 23:46:27.48 ID:wLCKEgER0
- ドアを開けた瞬間にサンダースが咳をした
カナタ「サンダース?」
サンダース「大丈夫だ、話続けてくれ」
エーフィ「埃っぽい」
ミキオ「いや、すみません。ちょっと地下なので埃っぽくなってしまっています」
うず高く段ボールが積みあがっている。その中の一つを下ろすとミキオは埃を掃って開けた。
ミキオ「こちらなんですが、どうでしょう」
成程、珍しい彫刻刀である。
通常の彫刻刀より持ち手は太く、また口で咥えるポケモン用に一部が噛みやすく窪んでいる。
固そうな素材だ。
ミキオ「どうでしょう。なかなか使いやすそうではないですか?」
カナタ「いえ、私はなんとも……彼女でないと」
ミキオ「よろしければ今日持ち帰って後日返事、ということもよろしいですよ。すぐに返事はできないと思いますし、ある程度彼女が使ってみてのお返事も私は全然結構ですので」
↓1 安価
ちょっとこれは……申し訳ありませんが辞退させていただけますか。
ニンフィアに一度聞いてみないと分かりませんね。持ち帰らせていただきます。
少し質問よろしいですか?
- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/21(土) 23:56:55.52 ID:wLCKEgER0
- 今日はここまでで。安価下。
- 374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/22(日) 00:01:50.85 ID:UiidSzJL0
- ちょっとこれは……申し訳ありませんが辞退させていただけますか。
- 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/23(月) 17:28:08.09 ID:HKtvxc7GO
- シャワーズ「怪しい」私が口を開く前に呟いた「なんでこの人ニンフィアが口で彫刻刀咥えて作ってるの知ってるの?」
ブラッキー「それにコイツ『使って作っていただいた作品を私共が取り扱ったり』って言ってたけど勝手に専属契約結ぼうとしてない?」
サンダース「そうだぜ。大体大切な試作品?試供品?をこんな埃まみれのまま普通置いておくか?」
エーフィ「押し売り反対!浄水器は間に合ってます!」
サンダース「売ってねえよ…」
シャワーズ「彫刻刀彫刻刀」
確かに彼女たちの言うとおりである。
カナタ「ちょっとこれは……申し訳ありませんが辞退させていただけますか」
↓1 コンマ2桁
1〜33 ミキオ「おや、そうですか。それは残念…」
34〜66 ミキオ「ところで、一つ何か気付いたことはありませんか?」
67〜99 背後のドアが乱暴に開いた!
夜早く帰れれば更新します
- 376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 17:33:20.69 ID:vJDywfNQ0
- おりゃ
- 377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/23(月) 23:52:17.49 ID:WqWSCcza0
- 背後のドアが乱暴に開いた!
チヅル「下がって」そしてそれにチヅルさんが対応する。
ミキオ「いやはや、残念ですねぇ。まあ、そうなった時用に用意してましたが」
私は瞬時に身を固めた。
目の前に立ちふさがった相手は……
↓1 コンマ2桁
1〜25 ??(チヅル勝利濃厚)
26〜50 ????(勝敗判定あり。優勢)
51〜75 ???(勝敗判定あり。劣勢)
76〜99 ???(チヅル敗北濃厚)
中断。途切れ途切れですみません。
- 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 23:57:18.62 ID:4gLknRp70
- a
- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/24(火) 00:25:39.48 ID:gJldwM560
- ???「ふぅん……君が件のカナタか」
煙に包まれて姿を現したのは高校生ほどの背丈の金髪の青年だった。
マコトさんと同じく糸目だが、危険な雰囲気が漂っている。触れれば斬れるナイフのような殺意だ。
ミキオ「クレス君、まずはその女性を頼みますよ」
クレス「OK、ペンドラー」
ペンドラー「ヒョヒョヒョ……制圧してやるよ」
チヅル「キュウコンさん、お願いします……」
キュウコン「あら、皆様。ごきげんよう」
各々が視線を合わせた。ポケモンバトルが始まる……!
品定めするように目を光らせ、ミキオは私に視線を移した。
ミキオ「さて、カナタさん。私から大事な話があるのですがね」
チヅル「カナタさん、ここは私に任せてくださいな」
クレス「バトルの最中によそ見とは、余裕だね!」
激しくポケモンがぶつかり合う音がした。
↓1 安価
@話を聞かずチヅルさんが稼いでくれた隙をみて逃げる
Aカナタ「……話だけ聞こう」私は足を止めた
B私はボールを構えた。こういう手合いは不意打ちを狙っている。ポケモンバトルの後で話を聞かせてもらおう。
C自由安価(要記入)
- 380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 00:26:20.97 ID:1qEH7x2y0
- 3
- 381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/24(火) 00:34:24.99 ID:gJldwM560
- 私はボールを構えた。こういう手合いは不意打ちを狙っている。
カナタ「ポケモンバトルの後で話を聞かせてもらおう、サンダース」
シャワーズ「カナ」何かシャワーズが言いかけたが、バトルが始まるのでボールにしまった。後で聞こう。
サンダース「へっ、陰気メガネヤローになんか負ける気しねぇぜ!」
ミキオ「おや、まあいいでしょう。後悔しないといいですけどね」
敵の手持ちの数は?
↓1コンマ一桁
1、7 1匹
2、8 2匹
3、9 3匹
4、0 4匹
5 5匹
6 6匹
↓2コンマ2桁 1戦目の敵の強さ
50で実力ほぼ拮抗。数値が高いほど強い。
- 382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 00:35:29.10 ID:5c2dL8QDO
- た
- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 00:41:30.79 ID:1qEH7x2y0
- あ
- 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/24(火) 00:49:20.68 ID:gJldwM560
- ミキオ「行きなさいラッタ」
ラッタ(アローラ)「ま、負けたくないんだな」
相手は見たこともない色のラッタを出してきた。
別の地方から連れてきたポケモンだろうか、だが、相手の手持ちは4匹、こちらより1匹……
……?
ミキオ「おや、どうかしましたか?」
おかしい。手持ちのブイズは5匹いたはずだ。
……なのに。
サンダース「な、いきなり何やってんだよカナタ。ポケットなんか漁って」
カナタ「ない……ボールが4つしか……」
グレイシアのボールがない。
↓1 コンマ2桁
20以上で心当たり
- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 00:55:04.34 ID:BNXHLWa7O
- とう
- 386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/24(火) 01:13:59.02 ID:gJldwM560
- カナタ「まさか……」私は相手を睨みつけた。
私がブイズのボールを落とすなんてありえない。とすれば『グレイシアが自らの意思でボールを抜き取って逃げた』か『誰かにボールを盗まれた』かしかない。
グレイシアが逃げる可能性はあるかもしれない。だが彼女はそういうポケモンではないし、そういうことをするなら兆候があったはずだ。可能性は低い。
そして画廊についてからミキオに会うまでグレイシアは傍にいた。ということは……
ミキオ「おやおや、何か落とし物をしたんでしょうか?それはひょっとして、これですか?」
ミキオがポケットからボールを出す。
サンダース「どーなってやがんだ……」
明らかにグレイシアの物だ。
ミキオ「いやあ、私が『偶然』『拾って』いてよかったですね。カナタさん」
カナタ「何を……」
ミキオ「いや、誰かさんの仕事の一つにスリがありましてね。ははは、きたない仕事です。余談ですけどね、はははは」
ミキオ「いえね、あなたが勝ったら私は手を引きますし、このボールも進呈して『あげよう』と思ったんですよ。代わりにカナタさん、あなたが負けたらすべてのポケモンを私にくれるというのはどうでしょう」
ミキオ「もちろん私は中身の分からないこのボールは使いません。4対4の実力勝負。どうですか?もちろん乗らなかったら乗らなかったでこのボールは私がいただくだけですがね、はは」
サンダース「きたねぇぞ!」
ミキオ「どうでしょう?受けますか?受けませんか?」
私は小さく深呼吸し、意を決して口を開いた。
↓1 カナタの台詞安価(毎度こちらで台詞の安価を用意するのも不満が残るかもしれないので自由安価です)
↓2 コンマ2桁 120−79=41以下で勝利。(ゾロ目時、追加判定)
今日はここまでで。
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 17:47:42.82 ID:7LptX1V1O
- 受けても受けなくても勝負するんだろ?だったら、大切なグレイシア意地でも返してもらうよ!(口約束しなくても勝てば取り返せるはずだし)
- 388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 17:57:31.50 ID:Xtcn4zfa0
- あ
- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 19:23:03.51 ID:yW4rO8Cs0
- カナタ「受けても受けなくても勝負するんだろ?だったら、大切なグレイシア意地でも返してもらうよ!」
ミキオ「交渉成立、ですね。ラッタ、プランAです」
ラッタがこちらに勢いをつけてやってきた。たいあたりか、すてみタックルか?
カナタ「避け」
サンダースは言う前に右に避けた。
カナタ「十万」
だがラッタは止まった。
サンダースが十万ボルトを叩きつけた。それと同時に返す刀でどくどくを浴びた。
すぐに距離をとる。
サンダースは舌打ちした。
ミキオ「カナタさん、あなたの事は調べさせていただきました。あなたの普段の戦闘スタイルはお見通しですよ」
悔しいが、ラッタが十万ボルトの一撃を耐えきったあたり敵の実力は私より上の可能性が高い。
その上で手持ち、戦闘スタイルが読まれている……?
背中を冷たいものが伝った。
勝たなければならない。勝たなければ、グレイシアは戻ってこない。
負けられない。
負けられないんだ!
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 19:23:46.07 ID:yW4rO8Cs0
- 負けられないはずだった。
だが敵に人質を盗られた時点で、どくどくをサンダースが浴びた時点で、そして心を乱された時点で勝敗は決まっていたのかもしれない。
カナタ「負け、た」私はいつのまにか膝をついていた。
ミキオ「ははは、いいバトルでしたよ。カナタさん」
敵は手を差し伸べてきた。私は何も言わず、何も言えず敵の手のひらを睨みつけた。
こんなに悔しいかったことはない。
私は無力だ。
ミキオ「私の切り札のオーロットはかなり鍛えてあったんですがね、いかんせん草タイプの性か弱点が多い。以前見かけたグレイシアが手持ちに居なくて本当に幸いでした」
ミキオ「さて、そちらはどうなりましたか?クレスさん」
↓1 コンマ2桁
30以下でチヅル勝利。逃走可。
コンマ判定失敗でBADEND(追加判定で決定するペナルティ付き。最新日記記録地点からロード)
- 391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 19:24:52.19 ID:r440nzde0
- せいや
- 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 19:35:15.65 ID:yW4rO8Cs0
- クレスのマタドガスにとどめを刺すトドゼルガが見えた。
クレス「こ、こんなはずじゃ……」
チヅル「カナタさんっ」
戦闘が終わると同時に腕をとられた。立たされ、引っ張られる。
ミキオ「なっ……」
チヅルさんは何も言えなかった。余裕が全くないように見てとれる。
私を逃がそうと必死でもがいているのだ。
クライアントを守ろうとする意地か。私も走り出す。ドアに二人でぶつかった。
クレス「イチオクに追わせますっ」
閉まったドアの向こうで声がした。私の足がもつれている。
ここで捕まったらグレイシアどころか他のブイズの未来もない。
地下1階を二人で駆け抜けた。
↓1 コンマ2桁
40以下で画廊から逃走完遂。
41以上で待ち伏せがいる。
80以上で追いつかれる(BADEND)
- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 19:39:11.12 ID:lHioengY0
- あ
- 394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 19:53:43.69 ID:yW4rO8Cs0
- 敵は待ち伏せていなかった。
地上へ全力疾走した私たちは画廊を抜け、交番が近くになかったため最寄りのポケモンセンターへ駆けこんだ。
チヅル「私のミスです。すみません。カナタさんに好意的に接してくる人にももっと気を配るべきでした」
カナタ「いえ」
チヅルさんは鍛えているからか息が切れていなかったが、私は肩で息をしていた。歩みは止めない。
チヅル「ポケモンを回復させてすぐにでも警察へ行きましょう。警察に話せば捕まえられるはずです」
カナタ「はい」
返事はしたが、不安はぬぐえなかった。
もしミキオたちが捕まらなかったら?
もしグレイシアがその前に殺されたら?売られたら?
グレイシアが無事である保証はない。
カナタ「チヅルさん、の責任ではないです。私の」
チヅル「え?」
カナタ「私の、責任、です。私があの男についていかなければ、掏られていなければ」
チヅルさんは口を閉じて首を振った。
大変なことになってしまった。
↓1 コンマ1桁×3 グレイシア除く手持ちブイズの好感度減少
MAX時の好感度半減を使う場合は個別に宣言してください
- 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 20:04:30.31 ID:MNMeI+wDO
- シャワーズ
- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 20:06:28.71 ID:yW4rO8Cs0
- 今日はここまでになるかもしれませんが中断。あげておきます。
BADENDかなと思ってたので結構予想外ですね……
後で少し人物のプロフィール書いておきます。
- 397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/25(水) 23:46:26.33 ID:yW4rO8Cs0
- 名前:ツクモ
性別:男
性格:厳格で自分にも他人にも厳しい
年齢:43歳
魅力:34(もう髪の毛が寂しいお年頃に差し掛かった)
チョウジタウン生まれの映画監督であり、25歳の時に舞台女優であったチホと結婚。翌年カナタが生まれる。
良くも悪くも厳格であり、それが作品に現れているからか正確な舞台背景、時代考証と精緻なキャスト選出で一時は映画監督としてそこそこの知名度を得ていた(今は後進に押されている模様)
現場ではミスを許さず何度もリテイクし、脚本家とは脚本家の中の完成した作品のイメージと一致するまで話し合う。仕事人間であり、それ故に始発から終電まで(時には何日も徹夜してまで)働く仕事人間。映画が好きでやっているので本人は苦ではない。
それなりに収入がある為息子が成人するまでは仕送りするつもりである。
ポケモンについては理解がある(あくまで一般人レベル)。
エンジュシティで現在は時代モノを撮っている。殺陣の動き一つ一つに頭を悩ませている。
早くに離婚で母親を失ったカナタのためを思いイーブイ(現シャワーズ)を送ったが、これは生き物の生態を通して他の生き物(もっと言えば他者)への理解を深めてもらうため。
自身の厳格な性格はよく言えば『生真面目』で『一本気がある』、悪く言えば『冷徹』で『不愛想な頑固者』だと自己分析している。
そういった性格が息子に遺伝していた場合に生きるのに苦労するだろうと考え、早くから他の生き物への慈しみを持てるようイーブイを与えた。
「以前『イーブイ等の一部のポケモンとの触れ合いで人間はオキシトキンと呼ばれる脳内物質を分泌し、結果的に良好な対人関係が築けるようになる』と聞いていたため」「執事、メイドなど人を雇うより安上がりだったため」などの理由も存在する。
息子がポケモントレーナー、そして保育士という職を選んだことについて口には出していないが反対の立場である。
ポケモントレーナーは収入が不安定、保育士は低収入な職であるため、息子が(父親である自分の収入に頼りにして)自立できなくなってしまうと考えているから
ただ親がそういった反対をすると息子が意地になってなろうとする可能性を考えたため「十八歳までやってみなさい」と告げている。
好きなポケモンはダーテング(チホに「似ている」と言われたところから親近感を持っている)
- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/25(水) 23:47:33.92 ID:yW4rO8Cs0
- 名前:マユ
性別:女
トレーナーとしての職業:バトルガール
性格:明朗快活
年齢:18
魅力:37(容姿は整っているわけではない。しかし引き絞られた肉体は本物だ)
カナタとチャンピオンロードで出会った。
曲がった奴らが大嫌い。
カナタと共にポケモンリーグに挑戦し敗れた後、しばらく行動を共にする。
カナタが保育士を目指し始める前に一度実家のキキョウシティに戻っていた。
兄が一人いるため、家業は兄に任せ気ままに各地を武者修行している。
手持ちはドクロッグ、ローブシン、ゴウカザル、コジョンド、カイリキー、ダゲキ等
名前:しの
性別:女
トレーナーとしての職業:おとなのおねえさん
魅力:30(あまり可愛いというわけではなく身長も低く胸もない。自身でも自覚しており愛嬌で補っている)
性格:人当たりがよく、抱擁感がある。ただし敵とみなしたものには非情になる一面も。
年齢:不詳(10代後半〜20代であると想定される)
補足:実力はカナタより少し上。主に毒タイプのポケモンを多く用いる。
真顔でいることが少なく笑みを絶やさない。マユの友人でありライバルでもある。
理不尽な強さは元ジュンサーであるため。
ジョウト地方やアローラ地方でジュンサーをしていたが日々の業務に飽きてしまい、おとなのおねえさんとして再出発しようと決意しシンオウへ渡った。
毒タイプのジムリーダーになろうと決意し、全地方のジムを制覇しようと旅をしている。現在ジムバッチ18個。
手持ちはウツボット、クロバット、モルフォン、ペンドラー、ドラピオン、ベトベトン(アローラ)等
名前:チヅル
性別:女性
トレーナーとしての職業:エリートトレーナー
性格:おっとりとした性格
年齢:25
魅力:90(背は高く胸もそこそこある。痩せぎすでないレベルのスレンダーな体でアヒル口と二重の眼が似合う美女。髪は水色でロングヘアー)
ツクモに雇われたボディガードのトレーナー。
実力はそこそこだが安い給料でいい仕事をしてくれる。口が固い。
こおりタイプのポケモンが好き。
読者モデルや舞台女優をやっていたが、ポケモンが好きでトレーナーにもなる。
カナタの母と同じ劇団に所属しており、そのつてで何度かツクモの映画にもエキストラ出演している。
ポケモンが好き、は常識の範疇に収まる範囲内である。ポケモンが好きな自分も好き。
おっとりなのは家が裕福であったことと、「余裕のある大人になりなさい」という幼少期の教えから。
手持ちはキュウコン(アローラ)、ユキノオー、フリージオ、ツンベアー、トドゼルガ、サンドパン(アローラ)。
名前:マコト
性別:女性
職業:エリートトレーナー
性格:クール
年齢:19
魅力:33(落ち着いた黒髪。一重で糸目。中学生と見紛うほどの低身長と低い声。化粧には気を遣わないタイプ)
ツクモに雇われたボディガードのトレーナー。
なかなかの実力だが、値段を高く見積もり設定しているためあまりボディガードとしては人気がない(=経験がそれほどない)
地面タイプのポケモンをよく使う。
手持ちはバンギラス、ドリュウズ、カバウドン等。俗に言う砂パを使う。
貧困家庭の次女として育つ。学生時代からスポーツは得意だった。
結婚に失敗して実家に戻り呆然自失の体である姉に代わり家計を支えようとボディガード会社に就職。
家計を支えるため、自分を安く見られたくないため、二重の理由で自身の値段を高く見積もっている。
だが値段が高い上に経験が少ない彼女にそう多く依頼が来るわけではなく……。
ライバル視しているチヅルに呼ばれ今回カナタの家に派遣されたのは、まさに砂を噛む思いであろう。
- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 23:48:11.47 ID:yW4rO8Cs0
- 名前:ミキオ
性別:男
トレーナーとしての職業:研究員
性格:偏屈、卑怯
年齢:36
魅力:?
カナタと図書館で出会った。以後画廊に出没する。
正体はスリ兼????が本業の犯罪者。ただし?????????????????。
仲良くすると???????????????????。ただしその分後々要求がエスカレートする。
決別すると逮捕。懸賞金がかけられているため一度のみ大金を手にできる。
戦闘する場合の手持ちはラッタ、オーロット、ネンドール、イワパレス
名前:セイジ
性別:男
性格:目的(芸術)のためなら死ねる
年齢:40
魅力:?
一人称/二人称 僕/君
鑑定力:59(業界では中の上)
カナタの懇意にしている美術商。画廊で出会える。
低く落ち着いた声と持って回ったような言い回しが特徴の白髪サングラス。
バツイチでアル中。夜は専らウィスキーを抱いて寝ている。
芸術家より芸術家然としている持って回った言い回しは
@顧客/芸術家の印象に残るため
A芸術家の刺激になってもらうため
B自らが気に入っているため
C煙に巻くような詩的な表現で『雰囲気』を感じてもらいたいから。(自身の使命は芸術の普及ととらえている)
の4点から。
他人を「〇〇さん」とはあまり呼びたくない主義。
イロモノとして、そこそこの目利きとして業界内でも知られている。
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 23:56:02.63 ID:yW4rO8Cs0
- 【現時点での好感度一覧】
シャワーズ:98
ブースター:100(MAXのため好感度下降一度のみ半減)
サンダース:44
エーフィ:68
ブラッキー:45
グレイシア:62
リーフィア:100(MAXのため好感度下降一度のみ半減)
ニンフィア:59
イーブイ:69
夜遅くなってしまったので今日の更新はここまでにしておきます。
グレイシアについては救出までの時間経過で好感度が下がっていくので後日、随時コンマ判定します
- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/08(火) 19:14:31.65 ID:wbpHYYK10
- ポケモンセンターでポケモンを回復させ、警察へ向かう途中だった。
チヅル「カナタさん」後ろを走るチヅルが肩に手をかけてきた。嫌な予感がする。
カナタ「なんでしょう」
チヅル「カナタさんを襲ってきた敵は画廊によく出没していた、とセイジさんが言ってましたよね」
私は首を縦に振った
チヅル「そしてニンフィアに彫刻刀を使って欲しいと言ってきた」
カナタ「はい」
チヅル「共通点はニンフィアです。彼らの目的は恐らくニンフィアで、残りのブイズはついでと思っているのではないでしょうか
?」
確かに筋は通っている。とすると……
カナタ「まさか家にも追手が?」
チヅル「可能性は高いです。敵の魔の手から逃れられた以上、居場所の分からないカナタさんを捕まえようとするより目的のニンフィアがいる家を襲おうと考えるのは自然でしょう」
私は急いで電話を取り出した。
↓1 コンマ2桁
1〜33 マコト「カナタ殿、いかがなされたか」
34〜66 マコト「ぐっ、カナタ殿……」
67〜99 電話に出ない
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 19:16:06.29 ID:+IU6ZZGU0
- あ
- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/08(火) 19:27:09.23 ID:wbpHYYK10
- マコト「カナタ殿、いかがなされたか」
まだ敵はついてないようだった。
カナタ「良かった。マコトさん、お願いです。ブイズたちをみんな連れて家を出てください。もしかしたら」
マコト「以前のように家に刺客が来るかもしれない、と?」
カナタ「はい」
マコト「承知した。近くの交番に駆け込む。カナタ殿もすぐ向かわれるか」
カナタ「いえ、グレイシアを奪われたので、先に警察署で事情を説明してから向かいます。あとで落ち合うことにしましょう」
マコト「ではまた」
急いでマコトさんが電話を切った。
私たちは警察署へ向かった。
↓1 コンマ2桁
1〜33 無事に警察署に着いた(イベント未発生)
34〜66 イベントA
67〜99 イベントB
短いですが今日はここまでで。
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 19:28:48.55 ID:p4WDRUPDO
- た
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 19:29:00.38 ID:+IU6ZZGU0
- 更新乙
- 406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/11(金) 19:07:28.13 ID:4bk35Fpf0
- ↓1 コンマ2桁
偶数 昇格、イベント未発生へ
奇数 イベントA
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/11(金) 19:10:26.71 ID:JBONf+d60
- あ
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/11(金) 19:25:34.44 ID:4bk35Fpf0
- ※イベントA
警察署に着いた。警察署内部は数人のジュンサーさん達が慌ただしく働いていた。
マユが言っていたドラッグの事も関係あるのだろうか?窓口は列になっていた。
この町の警察で列ができているのは初めて見た。いつもなら何かしらの窓口は空いてそうなものなのだが、今日はどの窓口も列をなしてる。
そしてなかなか進む様子がない。
チヅル「おかしいですねぇ」
頬に手を当てながら思案している。
↓1 行動
@列でこのまま待つ
A列を抜け、列の一番前まで様子を見に行く
B諦めて別の最寄りの警察署、もしくはマコトと約束していた交番へ行く(どちらへ行くか記入)
C自由安価
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/11(金) 19:29:39.71 ID:wNdSWM2DO
- 2
- 410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/11(金) 19:34:20.47 ID:4bk35Fpf0
- カナタ「ちょっと、見てきます」
チヅルさんも首を傾げながら私に付き従った。
列を抜け、列の一番前まで様子を見に行った。
↓1 コンマ2桁
1〜33 男「どうもおかしいんだよね」
34〜66 男「聞いた話なんだけどさ」
67〜99 一番前の男は待っていたのではなかった。
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/11(金) 19:37:30.53 ID:JBONf+d60
- あ
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/11(金) 19:55:12.57 ID:4bk35Fpf0
- 男「聞いた話なんだけどさ」
こちらが話しかける前に向こうから男が話してきた。
話したいクチなのか、それとも私の前に何人か同じように様子を聞きに来た人がいたのか。様子から察するに恐らく後者だろう。
男「この女の子が言うには、暴走族が裏口から入っていって、その後職員がガラッと減ったらしい。それで一人一人の対応に時間食ってるらしい」
隣の列の一番前の女性を親指で指す。
女「らしいじゃなくて本当ですよ!本当!賭けてもいいです!駐車場から見ましたよ!凶悪そうな暴走族が中に入っていくの!」
私はチヅルさんと顔を見合わせた
カナタ「どうします?」
チヅル「困りましたねぇ。裏口へ様子を見に行くのも手かと思いますが、何か起こってた場合に時間がかかりそうな……」
チヅルさんの言う事ももっともだ。
他の最寄りの警察署は遠くにある。先に警察署へ向かわず約束の交番へ向かうのも手だろう。
↓1 行動安価
@列に戻る
A裏口へ行く
Bマコトと約束していた交番へ行く
C自由安価
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/11(金) 19:57:06.62 ID:wNdSWM2DO
- 3
- 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/11(金) 19:57:57.28 ID:4bk35Fpf0
- 中断。安価下。
できそうなら1、2レスくらいは更新できるかもしれませんが酒が入るので恐らく今日はここまでだと思います。
- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/22(火) 22:16:04.35 ID:fb/5+GL80
- マコトと約束していた交番へ行こう。通報は遅れるが、交番からでも話はできるはずだし、残りのブイズが心配だ。
カナタ「チヅルさん、先に交番へ向かいましょう」
チヅル「そうですね」
思案顔をしながら頷いた。
↓1 コンマ一桁×3 グレイシアの好感度減少
↓2 コンマ2桁
10〜59 イベントA
60〜89 イベントB
90〜99 イベントC
- 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 22:27:53.34 ID:K1BiyZFDO
- や
- 417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 22:29:06.18 ID:X7bMr0w3O
- ん
- 418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 22:31:57.04 ID:hpb02Qhc0
- あ
- 419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/22(火) 22:49:37.44 ID:fb/5+GL80
- ※イベントA発生
急いで警察から交番へ向かう途中、マコトさんから電話が入った。
カナタ「どうしましたか?」
マコト「すまない、カナタ殿。できれば待ち合わせの時間を早めてもらうことはできるか?」
会ってから一貫して落ち着いていた彼女が今、電話口で焦った口調になっている。
何かあったのだろうか?
カナタ「……今色々と警察でトラブルが起きていて、先にそちらに向かってますが……」
マコト「助かる。実は今、待機している交番から外を見たのだが、明らかに怪しい輩がこちらを取り囲んでいる……」
↓1 安価で戦闘相手の選択(4人中2人と連戦します。もう一人の相手は戦闘後コンマ判定します。)
@マコト「敵の中でもシェフの男がこちらに目を光らせている。気を付けてほしい」
Aマコト「小学生のような少女が交番を見張っているが、この場に似つかわしくはない。注意が必要だ」
Bマコト「人間ではない、戦闘ロボットのような存在が今にも交番に攻撃を仕掛けてきそうだ。気を付けるに越したことはない」
Cマコト「どこかで見かけたことのあるような壮年が電話で連絡を取っている。もしかしたらこの男が交番襲撃の首魁なのかもしれない」
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