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穂乃果「そして伝説へ・・・!」
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154 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 20:38:01.75 ID:XbfIg8gY0
ずっとDNS逆引きができないと書かれてしまって書き込むことができなかったのですが、なにが起こっていたのでしょうか・・・?
155 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 20:43:49.94 ID:XbfIg8gY0
凛「まだまだ、こんなものじゃ終わらないよ!」タッタッタッ
カンダタ「ぐっ、調子にのるんじゃねえ!」ナイフナゲー
真姫「させないわよっ!バギ!」シュウー
カンダタ「ナイフが風で!あの野郎・・・!」キッ
凛「ありがとっ!真姫ちゃん!・・・てやぁ〜っ!!」ドンッ
カンダタ「ぐおおっ!!・・・くっ、くっくっくっ・・・まさか、ここまで強くなっているとはなぁ」
真姫「ふん、なら早く負けを認めて花陽を解放しなさい!」
カンダタ「女子供だと思って手加減してやってたら、こっちが負けちまう・・・だからよぉ・・・」グッ
真姫「・・・!?凛っ!下がって!」
156 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 20:45:39.36 ID:XbfIg8gY0
カンダタ「俺も本気でいくぜっ!!」タッタッタッ ドンッ
凛「っ!・・・うぐっ!」ググッ
カンダタ「こいつはさっきの仕返しだっ!」ドスッ
凛「うあっ!ぐっ、ううっ!」ググッ
真姫「凛っ!・・・スカラ!」ポワーン
凛の守備力が上がった!
カンダタ「守備力増強魔法か・・・だが、そんなもので防ぎきれると思うなぁ!」ドンッ
凛「かはっ・・・!」バタッ
カンダタ「さて、お次は・・・」ニヤッ
真姫「くっ!メラ・・・!」ポォー
カンダタ「おせえっ!」タッタッタッ ドンッ
真姫「!?きゃあっ!!」バタッ
カンダタ「どうした?もうおねんねか?」
157 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 20:50:01.86 ID:XbfIg8gY0
凛「まだ・・・だっ!」タッタッタッ
真姫「こ、これからよっ!ヒャダルコっ!」カチン
カンダタ「ぬう・・・!」カチカチッ
凛「たぁ〜っ!」トビゲリー
カンダタ「ふんっ!」パリンッ ドンッ
凛「!?うあっ!」ズサー
真姫「凛っ!?ヒャダルコが足止めにしかならないっていうの!?」
凛「ぐ、ぐう・・・」ポタッポタッ
真姫「大丈夫!?ホイミ!」ポワーン
凛「ふう・・・ありがと、真姫ちゃん」
真姫「どういたしまして・・・さて、どうするかしら?このままじゃ・・・」
158 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 20:53:44.74 ID:XbfIg8gY0
凛「・・・真姫ちゃんは何か作戦みたいなものはない?」
真姫「・・・はっきり言うわよ。ないわ・・・私たちがカンダタに勝てる可能性はゼロに等しいでしょうね」
凛「そっか・・・真姫ちゃん、それならひとつ、ひとつだけ試してみたいことがあるんだ」
真姫「?」ボソボソ
真姫「・・・確かにそれなら倒せるかもしれないわ・・・だけど、凛っ!それじゃあ、あなたがっ!!」
凛「大丈夫。凛は負けない!約束したでしょ?かよちんを助けるためにあいつを倒すって!だから・・・力を貸して、真姫ちゃん!」
真姫「・・・本当にあなたは・・・わかったわ!必ず、倒しなさいよ!」
凛「うんっ!・・・さあ、やろうっ!」グッ
カンダタ「話し合いは終わったようだな。さあ、持てるすべての力をここで出してみろ!それを俺はねじ伏せてやるぜ!」
159 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 20:55:51.11 ID:XbfIg8gY0
真姫「・・・ピオリムっ!いきなさい!凛っ!」ポワーン
凛と真姫の素早さが上がった!
凛「はあ〜っ!!」タッタッタッ
カンダタ「さらに素早さを上げてきたか!?おもしろい!そうこなくちゃあな!」ニヤッ
真姫(凛の作戦、それは至ってシンプルよ。相手の隙を探し出して、最大の攻撃をうち込むこと)
凛「はあっ!」ダダダダッ
カンダタ「その程度でこの俺が倒せると思ったのかっ!」ドスッ
凛「ぐふっ!・・・まだ、だっ!!」タッタッタッ
真姫(だけど、問題はカンダタほどの者となれば隙を見つけだすのは簡単なことではないわ)
真姫(唯一、その隙を突くことができる瞬間といえば・・・)
160 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 20:58:58.73 ID:XbfIg8gY0
凛「あぐっ・・・」ズサー
カンダタ「よく頑張ったがとうとう終わりの時がきたようだな!安心しろ、殺しはしないぜ!」タッタッタッ
凛(集中・・・一瞬の隙も見逃すな・・・!見つけ出すんだ。あいつの隙を・・・そして・・・)
真姫(勝利を確信し、一瞬の隙を作り出したその時、奴の攻撃に対してカウンターを叩き込む!)
カンダタ「ニヤッ!終わりだっ!!」スッ
凛「・・・!凛だけでは終わらない!お前も食らえっ!凛の攻撃を!」グッ
カンダタ「なっ!」
真姫「いまよっ・・・!バイキルトっ!」
凛の攻撃力が上がった!
凛「うああああっっ!!」
カンダタ「うっ!うおおおおおっ!!」
ドズンッ
カンダタ「・・・」バタッ 凛「・・・」バタッ
161 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 23:52:11.01 ID:XbfIg8gY0
真姫「凛っ!」タッタッタッ
真姫「凛・・・しっかりしなさいっ!ホイミっ!」ポワーン
凛「うっ、ううん・・・か、カンダタは・・・?」
真姫「さっきのカウンターで倒れているわ。今、回復させるから!」ポワーン
凛「はあっ・・・はあっ・・・っ!!真姫ちゃん!う、後ろっ!」
真姫「えっ?・・・がっ!?」ドサッ
カンダタ「・・・今のは危なかった。この俺様が一瞬、敗北を悟ったぜ・・・!だが、最後に勝つのはこのカンダタだ!」
凛「くっ!」ヨロッ
カンダタ「そんな状態であってもなお、まだ立ち上がるか・・・!だが、俺様は倒せないっ!」バシッ
凛「がっ・・・はうっ・・・(身体が・・・動かない・・・こんな、ところで・・・)」バタッ
162 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 23:57:14.90 ID:XbfIg8gY0
カンダタ「くっくっくっ、これで俺の・・・「凛ちゃんっ!!」」
凛「・・・!(かよ、ちんっ・・・)」ググッ
カンダタ「抜け出してきたのか・・・だが、もう見ての通りだ。この凛っていうやつもしばらくは動けまい」
花陽「負けないでっ・・・凛ちゃん!」
凛「・・・っ!」
花陽「まだ凛ちゃんと他愛ない話なんかして笑いあいたい。まだ凛ちゃんとご飯食べて幸せになりたい・・・」
花陽「まだ凛ちゃんと一緒にいたい・・・!だから・・・私を、助けてっ・・・!」ポロッ
凛「・・・ちょっと、待ってて・・・!」ヨロッ
カンダタ「なっ・・・!こいつ、身体は限界のはず・・・気力だけで立ちやがったのか・・・」
凛「また一緒に面白い話しよう。また一緒にご飯食べよう。だから、待ってて・・・」ニコッ
凛「こいつを、カンダタを・・・倒すから!」グッ
花陽「凛ちゃん・・・ありがとう」
163 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/23(土) 23:58:34.49 ID:XbfIg8gY0
凛「・・・さあ、最後の勝負だ。カンダタっ!!」
カンダタ「ふっ・・・こいっ!お前のすべてを打ち砕いてやるっ!」
凛「うああぁぁぁぁぁっ!!」タッタッタッ
カンダタ「うおおぉぉぉぉぉっ!」タッタッタッ
カンダタ「・・・く、くっくっくっ・・・み、見事なものだぜ・・・最後の最後でこの俺様を超えて、いくとは・・・」バタン
凛「はあっ・・・はあっ・・・カンダタ、約束は・・・」フラッ
カンダタ「約束は守る・・・連れて行くといいさ。花陽さんを・・・」ガクッ
凛「うん・・・かよちんっ!」ニコッ
花陽「凛ちゃん!」タッタッタッ ダキッ
凛「うわわっ、とと・・・よかった・・・無事で・・・」ダキッ
164 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/24(日) 00:00:41.77 ID:Gh3hrHAV0
花陽「ありがとう・・・私のために・・・」グスッ
凛「かよちんは大事な親友だもん!助けるのは当然だよ・・・!」
花陽「凛ちゃん・・・」
真姫「・・・私もいるんだけど・・・」フラッ
花陽「真姫ちゃん!?」
真姫「さっきから、さも当然かのように凛が助けたみたいに言ってるけど私もいたんだからねっ」
花陽「真姫ちゃんもありがとう・・・!」ダキッ
真姫「・・・///別に友達を助けるのは・・・!?凛?」
花陽「凛ちゃん!?どうしたの?」
凛「だ、大丈夫・・・だから・・・心配、しない・・・で・・・」バタッ
真姫「凛っ!」
花陽「凛ちゃん!?」
165 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/24(日) 00:02:08.91 ID:Gh3hrHAV0
バハラタ 宿屋
凛「・・・ううっ・・・ん・・・」
花陽「凛ちゃん!・・・よかった・・・」ダキッ
凛「かよちん?どうしたの・・・」
真姫「どうしたのじゃないわ。あなた、一日中目を覚まさなかったのよ?」
花陽「うん・・・!心配したんだよっ!!」ウルウル
凛「ごめん・・・もう、大丈夫っ」スッ
花陽「駄目だよ!まだ寝てた方が・・・」
凛「大丈夫!もうこの通り・・・元気いっぱいにゃ〜!」グググッ
真姫「あなたがそういうならいいけど・・・苦しくなったらいいなさいよね?」
凛「うん、ありがとう!」
166 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/24(日) 00:03:47.46 ID:Gh3hrHAV0
花陽「凛ちゃん・・・私を助けてくれてありがとうっ!また、一緒にいられて嬉しいよっ」
凛「凛もかよちんと一緒にいられて嬉しいにゃ〜!真姫ちゃんも一緒だし、嬉しさ百倍だよっ!」
真姫「ふふっ、ありがとね・・・じゃあ、凛も目を覚ましたことだし、今後のことを話し合いましょうか」
花陽「今後のこと?」
真姫「ええ、いつまでもこの町に留まってはいられないでしょ?だから、これからどうするかを考えましょう」
花陽「う〜ん・・・凛ちゃんも私もこの世界のことはあんまり詳しくないんだ・・・」
凛「うん!だから、そこんところは真姫ちゃんに任せるよっ」
167 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/24(日) 00:05:18.36 ID:Gh3hrHAV0
真姫「そうね・・・なら、ちょっと遠出になるけどポルトガへ向かいましょう」
花陽「ポルトガ?そこで何をするの?」
真姫「沿岸国でそれなりに大きい国よ。聞いた話だけどその国の王様はあるものを探しているみたいなの」
真姫「それを手に入れることができたら、船を報酬として貰えるらしいのよ」
凛「船・・・ってことは船旅!?」ガバッ
真姫「まあそうなるわね。まずは王様の願いを叶えて、船を手に入れる。それからはブラブラしながら帰る手だてを探しましょう」
凛「真姫ちゃんにしては何か適当にゃ」ジー
真姫「むっ・・・適当とはいってもブラブラしていくのは他にも理由があるわよ!」プンスカ
花陽「みんなを探すんだねっ」
168 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/24(日) 00:06:34.13 ID:Gh3hrHAV0
真姫「そ、私たち3人がいるんだからみんなどこかにいるかもしれないわ」フフン
凛「とは言っても〜真姫ちゃんが一番探してるのはにこちゃん何じゃないの?」ニヤニヤ
真姫「なっ///そんなわけないわよっ!」アセアセ
凛「照れてる〜照れてるっ!顔赤いにゃあっ」
真姫「うるさい〜っ///」プンスカ
花陽「あははっ〜・・・みんな今、どうしてるのかな?」
真姫「元の世界で普通に暮らしてるのかもしれないし、この世界にきてるのかもしれない・・・案外近くにいたりしてね」
花陽「そうだといいねっ」
凛「まあ、進んでいけばきっと見つかるよ!じゃ、いっくにゃぁ〜!」
花陽「うんっ!」真姫「ええっ!」
to be continued...
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 02:22:17.53 ID:m94uBIcSO
まきちゃん
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 10:47:48.98 ID:VpDsgDnEo
乙
残りはのぞえりか…何バークになるんだろ(すっとぼけ
171 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/24(日) 12:09:24.79 ID:Gh3hrHAV0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第8話「砂漠の町」
時はさかのぼり2日前・・・
ロマリア 朝 宿屋
穂乃果「ううんっ・・・おはよう、みんな」ググッ
ことり「おはよう♪穂乃果ちゃんっ」
海未「おはようございます。よく眠れたみたいですね」
穂乃果「うんっ!ああ〜昨日のお祭りは楽しかったなぁ〜!」ウットリ
にこ「料理に出し物、にこたちの世界では体験できないことだらけだったわね〜」ウットリ
穂乃果「ああ〜ご飯もおいしかったなぁ〜・・・思い出したらお腹すいてきちゃったよ・・・」グウー
海未「ふふっ、では朝食を食べにいきましょうか!」クスッ
172 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/24(日) 12:11:01.42 ID:Gh3hrHAV0
穂乃果「いただきますっ!」モグモグ
にこ「それで、これから・・・どうすんのよ?」モグモグ
海未「・・・そうですね。聞けばまほうのカギなるものがこの大陸のどこかにあるらしいのです」
にこ「まほうのカギっていうことはとうぞくのカギよりも強力なものなのは間違いないわね〜」モグモグ
ことり「でも、どこにあるかはわからないんだよね?」
海未「はい。なので、ここロマリアの東にあるアッサラームという大きな町で情報を集めようと思うのですが・・・どうでしょうか?」
穂乃果「うん、それでいいと思う!じゃ、朝ご飯食べ終わったら準備して、それから出発しようっ!」
173 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/25(月) 23:15:10.49 ID:rJ1FXnHL0
ああ
174 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/25(月) 23:16:11.43 ID:rJ1FXnHL0
ロマリア 前
穂乃果「よ〜し、出発だよっ!」ビシッ
海未「これから行く町、アッサラームというところは砂漠の近くにある賑やかな町みたいでいろいろな物も集まってくると聞きます」
ことり「へぇ、それはすごく楽しみだね〜♪」
にこ「と、そこまでよ。魔物がきたみたいね!」
穂乃果「よ〜し、いくよ!みんな!」
魔物の群れが現れた!
さまようよろい×2が現れた!
にこ「先手必勝よ!せいっ!」ザクッ
にこの攻撃!さまようよろいAにダメージ!
にこ「固いっ!私の攻撃じゃビクともしないわ!」
175 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/25(月) 23:18:15.33 ID:rJ1FXnHL0
穂乃果「なら、魔法ならどうだっ!メラっ!」ボッ
穂乃果はメラを唱えた!さまようよろいAにダメージ!
海未「効いているようです!魔法で攻撃してください!」
さまようよろいBの攻撃!
ことり「きゃっ!」
海未「させませんっ!ぐっ!」ガンッ
海未にダメージ!
ことり「ありがとう!海未ちゃん!・・・いくよ。イオっ!」バーン
ことりはイオを唱えた!さまようよろいたちにダメージ!
さまようよろいAを倒した!
穂乃果「トドメっ!ギラっ!」ドドドッ
穂乃果はギラを唱えた!さまようよろいBにダメージ!
さまようよろいBを倒した!
魔物の群れを倒した!
176 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/25(月) 23:23:26.36 ID:rJ1FXnHL0
にこ「・・・それにしても、この薬草とか毒消し草とか・・・邪魔!かさばるうえににこの道具袋が臭くなるじゃない!」プーン
穂乃果「穂乃果だって道具袋の中にこんなもの積めたくないよ!」ワサワサ
ことり「あはは・・・でも、確かに持てる数に限りがあるっていうのは不便だよね〜」ウーン
海未「道具も持てなくなったものは捨てるしかないというのも勿体ないですし、どうにかはしたいですね・・・」
穂乃果「う〜ん、でっかい袋を持ち歩くとかはどうかな?」ピンポーン
にこ「馬鹿ね・・・それじゃもっと邪魔になるでしょ・・・」
ことり「う〜ん、じゃあ馬車なんてどうかな?それなら、私たちの邪魔にはならないよ」
海未「馬車・・・名案です!アッサラームに行けば馬車もあるかもしれません」
穂乃果「馬車!?すご〜い!それがあれば旅が楽になること間違いなし、だよね!」
にこ「これから大人数で冒険することもあるだろうし欲しいところにこ!」
穂乃果「う〜ん!何だかすごく楽しみになってきちゃった!早くいこうよっ!」タッタッタッ
海未「っ!待ってください・・・何ですか!?あれは・・・」スッ
にこ「何かが・・・飛んでくるわ!」
177 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/09/25(月) 23:27:25.69 ID:rJ1FXnHL0
DNS逆引きができないとはいったい・・・?
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/24(火) 01:28:16.62 ID:XYEFXBdn0
速筆だったのに1ヶ月放置ってことはエタかな
179 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/04(土) 16:32:29.49 ID:89O0dgPB0
魔物の群れが現れた!
ひとくいが×1が現れた!
キャットフライ×2が現れた!
ことり「ふわぁ〜すごく可愛いっ〜♪猫さんが飛んでるよ〜♪」ウットリ
穂乃果「か、かわいいかなぁ・・・?」ウーン
ことり「かわいいよ〜」ニッコリ
キャットフライAはマホトーンを唱えた!
穂乃果「ううっ!」ポワーン
ことり「きゃあ・・・!」ポワーン
穂乃果は呪文を封じられた!
ことりは呪文を封じられた!
海未「穂乃果!ことり!大丈夫ですか?」ザクッ
海未の攻撃!キャットフライAにダメージ!
穂乃果「・・・!」パクパク
ことり「・・・!」パクパク
180 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/04(土) 16:33:20.66 ID:89O0dgPB0
にこ「ど、どうしたの?二人とも・・・」
海未「まさか・・・口封じの魔法!」ハッ
にこ「と言うことは・・・この戦いでは二人の魔法は頼れないわね!」
海未「そういうことですね・・・来ます!」
キャットフライBの攻撃!にこにダメージ!
にこ「うくっ・・・やったわね!」ズッ
にこの攻撃!キャットフライBにダメージ!
穂乃果「っ!」ザシュ
穂乃果の攻撃!キャットフライBを倒した!
ひとくいがの攻撃!ことりにダメージ!
ことり「んっ・・・!」シュッ
海未「ことりっ!このっ!」スッ
海未の攻撃!ひとくいがはひらりと身をかわした!
181 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/04(土) 16:34:12.41 ID:89O0dgPB0
にこ「そこよっ!」ナイフナゲ
にこの攻撃!ひとくいがにダメージ!
キャットフライAの攻撃!海未にダメージ!
海未「この程度・・・!穂乃果っ!」ドスッ
穂乃果「!」ザンッ
穂乃果の攻撃!キャットフライにダメージ!
キャットフライAを倒した!
ひとくいがの攻撃!にこにダメージ!
にこは毒を受けた!
にこ「っ!がっ、はあ・・・こ、これは・・・毒っ!?」プルプル
海未「せやっ!」グサッ
海未の攻撃!ひとくいがにダメージ!
ひとくいがを倒した!
魔物の群れを倒した!
182 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/04(土) 21:53:59.23 ID:89O0dgPB0
穂乃果「ぷはっ!・・・やっと喋れるよ・・・と、そんなことより・・・にこちゃん!」タッタッタッ
ことり「大丈夫!?にこちゃん!」タッタッタッ
にこ「ぐうっ・・・も、もう・・・ダメかも・・・」プルプル
穂乃果「そんなっ!にこちゃん!!」ユサユサ
ことり「死んじゃダメだよっ〜!」ユサユサ
海未「・・・何をしているのですか・・・にこ、これを・・・」スッ
にこ「・・・ん、ごふっ!あっ、ぶっっっ!」ブフッ
穂乃果「うぎゃあぁぁっ!」ビチャァ
にこ「げほっ!げほっ!にっがぁ・・・何でこんなに苦いのよっ!」ゴホッ
海未「毒消し草をすり潰して水に入れたものを与えましたから、それはさぞかし苦いでしょうね」
ことり「そ、それは飲みたくないね〜」アハハ
183 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/04(土) 21:54:53.38 ID:89O0dgPB0
穂乃果「でも、もう大丈夫そうだね!よかった!」フキフキ
海未「やはり持っていて良かったでしょう?備えあれば憂い無し、です!」ニコッ
にこ「そうね・・・でも、もうこんな経験は嫌にこ!」ゲホッ
穂乃果「あ、あれ!あれって・・・」スッ
ことり「すごい活気だね!きっと、あそこがアッサラームだよ〜」
海未「やっと着きましたね・・・どうします?街を見て回りますか?」
にこ「そうね・・・まだ日も出てるし見て回らない?」
穂乃果「賛成!いこうよ!」タッタッタッ
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 19:35:08.16 ID:wGi/m43oo
おかえりー!
待ってたぜ!
185 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/06(月) 12:10:56.10 ID:eMeB7TQA0
アッサラーム 昼
穂乃果「うわ〜!すごい人!なんかすっごく楽しそうだよ〜!」キャッキャッ
ことり「どこを見てもお店だらけだよ〜」ワクワク
にこ「あそこにはベリーダンスの劇場もあるみたいね!」
穂乃果「あっ、あそこ見てよっ!」スッ
ことり「馬が売ってるね〜っ!ちょっと見に行ってみようよっ」
穂乃果「もう買っちゃおうよっ!いいでしょ?海未ちゃん!」
海未「そうですね・・・買うかどうかは馬によりますが、見に行きますか!」
186 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/06(月) 12:12:08.71 ID:eMeB7TQA0
店員「いらっしゃいっ!どんな馬をお探しで?」
にこ「そうね・・・旅につれてくから馬車に向くしっかりした馬がいいわね」
海未「それで、できれば旅になれている馬がいいです」
店員「う〜ん、そいつは難しい注文だな・・・ちょっと待っててくれ・・・」タッタッタッ
ことり「あっ!どうでしたか?」
店員「いるにはいるんだが・・・ちょっと訳ありの馬でね・・・」
穂乃果「訳あり?どこか悪いの?」
店員「いや、そう言うわけではなくて・・・気性が荒いんだ。旅には慣れてて、しっかりもしてるいい馬なんだが・・・」
にこ「気性が荒いぐらいなら良いんじゃないかしら」
海未「見せていただくことは出来ませんか?」
187 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/06(月) 12:13:22.63 ID:eMeB7TQA0
店員「・・・この馬だ」
馬「ヒヒーンっ!!」ブルル
にこ「うわっ!?びっくりしたじゃない!」ビクッ
海未「私たちに対して威嚇をしているようです・・・確かにこの馬では厳しいかもしれません」ムムッ
ことり「まだわからないよ?はいっ!手っ」
馬「・・・!」ガブッ
ことり「きゃあっ!」ドサッ
にこ「大丈夫かしら!ことり!?」
ことり「ちょ、ちょっと驚いただけだから・・・大丈夫♪」
店員「これでは馬車を引かせることなんてできないだろ?他の馬にすることだぜ」
188 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/06(月) 12:14:15.20 ID:eMeB7TQA0
海未「そうですね・・・他の馬にすることに・・・穂乃果?どうしたのですか?」
ことり「そんなに近づくと危ないよっ〜穂乃果ちゃん!」
穂乃果「私たちの旅にあなたの力が必要なんだ!力を貸してっ」スッ
馬「っ!」ガブッ
穂乃果「ぐっ・・・!ううっ」
海未「ほ、穂乃果っ!」
穂乃果「お願い・・・」サスサスッ
189 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/06(月) 12:14:51.99 ID:eMeB7TQA0
馬「・・・?」
にこ「お、大人しくなった?認めてくれたのかしら・・・?」
穂乃果「私たちと・・・一緒にいこう?」ニコッ
馬「・・・!ヒヒーン!」ペロッ
店員「こ、これはすごい・・・まさか、この馬を手懐けるなんて・・・」
ことり「穂乃果ちゃん!大丈夫!?」
穂乃果「大丈夫・・・!ねえ、みんな、いいかな?この馬で・・・」
海未「・・・まったく、無茶をして・・・わかりました。この馬にしましょう!」
にこ「この馬と馬車をつけてもらって何ゴールドかしら?」
店員「ああ、それなら・・・」
190 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/06(月) 12:18:31.11 ID:eMeB7TQA0
数分後
にこ「よかったわね〜!あの馬と馬車、まけてもらえて・・・」
海未「馬車の用意は明日には済むそうです。まだ、時間もありますし、皆でどこか・・・」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん。みんな、街を見て回りたいと思うんだ!だから、少しの間だけ自由行動って言うのはどうかな?」
海未「やれやれ・・・わかりました。では、宿の手配をしてきます。みんな、夜までには戻ってきてください」
海未「ああ、それと穂乃果・・・」
穂乃果「何〜?」
海未「くれぐれも、詐欺だけには気をつけてくださいね?こういったところでは商人が値段を誤魔化そうとあの手この手を使って・・・」
穂乃果「もう!子供扱いしないでよ〜大丈夫だよ!心配性だなぁ・・・海未ちゃんはっ」アハハッ
にこ「不安ね・・・」ことり「不安だね・・・」
穂乃果「よーし!じゃあ、みんな!また宿で会おうね!」タッタッタッ
191 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/06(月) 12:21:58.19 ID:eMeB7TQA0
私の都合で長らく更新を止めていましたが、また少しずつ書き込みをしていこうと思います。読んでくださる皆さんの期待に応えられるように頑張っていきたいと思いますのでまたよろしくお願いします!
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/06(月) 22:29:34.66 ID:G9kDoK090
更新乙
193 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/07(火) 17:43:51.28 ID:14wT0cCt0
穂乃果「どこいこうかなぁ〜あ、あのお店!何だか、オシャレな感じ!」タッタッタッ
穂乃果「ごめんください!」カランコロン
商人「おお!私の友達!」ガバッ
穂乃果「うわっ!ビックリした・・・!」ビックリ
商人「お待ちしておりました!ささ、どうぞ!商品をみていってくださいまし」
穂乃果「と、友達?よくわからないけど・・・あ、この兜・・・かっこいい!」スッ
商人「おおっ!お目が高い!これは特注品でして・・・お値段は16000Gとなります!」
穂乃果「うえぇ〜っ!?高いよ!?」ビックリ
194 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/07(火) 17:44:55.67 ID:14wT0cCt0
商人「そんなことはありませんよ!これは素晴らしいものです!この兜があるとないとでは全然違いますよ!」ニヤッ
穂乃果「た、確かにそう言われれば、何だかすごそうな感じ・・・だけど、高いよ〜」ゴクッ
商人「ああ、お客様はとても買い物上手!では、8000Gではどうでしょうか?」ニコニコ
穂乃果「ま、まだ高い・・・とても買えないよ・・・」ウーン
商人「これ以上まけてしまうと私が大損しますが・・・仕方ありません!4000Gでどうです!?」
穂乃果「ぎ、ギリギリ買える!・・・買います!」チャリーン
商人「ありがとうございます!」ニヤッ
195 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/07(火) 17:48:30.42 ID:14wT0cCt0
宿屋 前
穂乃果「私のお金、もう全部なくなっちゃったけど・・・でも、元は16000Gだからね!かなりお得だったなぁ〜」ニヘラ
穂乃果「あっ、あれは・・・海未ちゃんだ!おーい!」タッタッタッ
海未「穂乃・・・どうしたんですか?その手に持っている兜は・・・」ジトー
穂乃果「買っちゃった!どう?なんかすごそうな感じするでしょ!?」ニコニコ
海未「いくらで買いました・・・?」プルプル
穂乃果「4000Gだけど・・・ちゃんと値引きしてもらったんだよ!最初は16000Gで・・・」
海未「穂乃果・・・それを詐欺というんですよ!あなたは騙されたのです!」クワッ
穂乃果「ええっ!?そ、そんなわけないよ!」
196 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/07(火) 17:50:08.72 ID:14wT0cCt0
海未「こんな鉄兜が4000Gもするわけありません!おおよそ1000Gというところでしょう!」
穂乃果「そ、そんなぁ・・・」ガクリ
海未「言いましたよね?詐欺には気をつけてくださいと・・・」ギロリ
穂乃果「えっ・・・!?ああ・・・」ガクガク
海未「それに対してあなたはなんと言ってましたか・・・?子供扱いしないで?大丈夫?」プルプル
穂乃果「ううっ・・・言い返す言葉もありません・・・」ションボリ
海未「もういい時間です。この続きは宿に帰ってからですね」ギロッ
穂乃果「は、はいぃ・・・」ガクガク
197 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/10(金) 07:46:44.24 ID:lnzsYPhT0
夜 アッサラーム 宿
ことり「って、ことがあったみたいで・・・」アハハ
にこ「なるほどね〜・・・まあ、穂乃果ならやるような気はしてたわ」ヤレヤレ
穂乃果「ま、まさか、騙されてるなんて思わなかったよ・・・」ガックリ
海未「これからは私が穂乃果に着いていくことにします!穂乃果だけではもう不安です!」
穂乃果「うへぇ・・・」
にこ「海未が一緒なら大丈夫ね。ま、これもいい経験よ」フッ
海未「ところで、二人も色々と買ったようですね」チラッ
198 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/10(金) 18:13:41.86 ID:rRUxHL7r0
ことり「うん♪私もお買い物したんだ〜!マジカルスカートって言うんだって!」スッ
にこ「このくろしょうぞくもなかなか良さげなものでつい買っちゃったにこ!」ニコッ
海未「・・・いくらでしたか・・・?」
ことり「3000G!」にこ「4800G!」
海未「・・・っ」プッツン
海未「二人も騙されてるじゃないですか!!そんなに高いわけがないでしょう!!!」グアァァ
「「ええ〜っ!!」」
海未「・・・」ギロッ
ことり「・・・」にこ「・・・」穂乃果「・・・」
199 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/10(金) 18:14:27.42 ID:rRUxHL7r0
海未「・・・これくらいにしておきます。お金の使い方はもう少し慎重になるように!わかりましたか!」
「「「はい・・・」」」
海未「・・・それで、明日のことについてですが・・・」
穂乃果「そうだった。明日はどうするの?また、情報でも集めてみる?」
海未「いえ、その必要はありません。宿の予約を取る際、興味深い話が聞けました」
ことり「興味深い話〜?」キョトン
海未「西の砂漠を進んでいった所にピラミッドが在るそうなのですが・・・」
穂乃果「ピラミッドっ!?すご〜いっ!あの三角のやつだよね!」キャッキャッ
海未「・・・こほん、そこには王家の宝が隠されているみたいなのです。そこにいけば魔王を倒すための何かも手にはいるかもしれません!」
200 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/10(金) 18:14:57.10 ID:rRUxHL7r0
にこ「なるほどね。いいと思うわ」
ことり「ピラミッドかぁ〜見るのが楽しみだねっ」
穂乃果「そうだね〜!今から、ワクワクしてきちゃったよ〜!」ウキウキ
にこ「子供ねぇ・・・にこなんて何回も見たことあるわ!・・・写真で・・・」
穂乃果「写真でなら、穂乃果も見たことあるよっ!」
ことり「こういうのは実物だから意味があるんだよ〜」
海未「ふふっ・・・では、明日に備えて早く寝るとしましょうかっ」
ことり「うんっ♪おやすみ〜」
to be continued...
201 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/11(土) 21:28:30.32 ID:oERU6fJd0
穂乃果 LV16 勇者
なまけもの
はがねのつるぎ
うろこのたて
くさりかたびら
てつかぶと
海未 LV18 戦士
くろうにん
はがねのつるぎ
うろこのたて
くさりかたびら
けがわのフード
ことり LV18 魔法使い
やさしいひと
聖なるナイフ
おなべのふた
マジカルスカート
けがわのフード
にこ LV18 盗賊
みえっぱり
聖なるナイフ
うろこのたて
くろしょうぞく
けがわのフード
202 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/11(土) 21:29:43.65 ID:oERU6fJd0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第9話「王家の墓」
翌日 アッサラーム
馬「ヒヒーンっ!!」ブルル
穂乃果「わぁぁ〜っ!」
にこ「ずいぶんと立派な馬車じゃない〜にこにふさわしい馬ね!」
ことり「うんっ!これなら、これからの旅は快適に過ごせそうだね!」
海未「それはそうと、この馬に名前をつけてあげませんか?」ワクワク
穂乃果「そうだね!・・・う〜んと・・・」
203 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/11(土) 21:31:27.98 ID:oERU6fJd0
にこ「にこプリなんてどうにこっ?」ニコッ
ことり「さすがにそれは馬がかわいそうだと思うな〜チーズとかどうかな?」エヘヘ
海未「ことりの好きなものじゃありませんか・・・?ここはもっと格好良く、スレイプニルと・・・!」ニヤッ
穂乃果「あっ、パトリシアって手綱に書いてあるよ!この子の名前はパトリシアだねっ!」
「・・・」
海未「行きますか・・・」
にこ「そうね・・・」
ことり「ピラミッドだったわよね」
穂乃果「・・・?じゃあ、出発っ!!」
パトリシア「ヒヒーンっ!!」ガタガタ
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