穂乃果「そして伝説へ・・・!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

54 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 12:14:00.35 ID:DovwNqQ50
穂乃果「そして伝説へ・・・」第3話「別大陸へ!」



にこ「穂乃果に海未、ことりまで・・・あんたたちもこの世界に来てたの!?」ギョッ

穂乃果「それはこっちのセリフだよ〜っ!!」

海未「・・・と言うことはあなたがナジミの塔にあったとうぞくのカギを?」

にこ「ええ・・・ほら」スッ

ことり「すご〜いっ!ひとりであの塔を登りきったんだ〜っ!」

にこ「ふ、ふんっ!まあ、このにこにかかればカギを取ってくることなんて朝飯前よっ」

にこ「それより・・・あんたたち、今までどこにいたのよ?」

海未「実は・・・」グゥー

穂乃果「ごめ〜んっ!でも、お腹すいちゃったよぉ・・・その話はご飯食べながらでいいんじゃないかな?」

にこ「それもそうね・・・下に降りて宿のご飯を食べにいくわよ!話はそこで聞くわ」
55 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 12:14:59.50 ID:DovwNqQ50



にこ「もぐもぐ・・・なるほど、あんたたちはアリアハンの勇者として旅立ったっていうわけね〜」パクッ

穂乃果「ごくごくっ・・・うん、いろいろ大変だったよぉ〜」ゴックン

海未「二人とも、行儀が悪いですよ・・・それで、にこ・・・あなたはどこにいたのですか?」

にこ「にこは一昨日、この村のこの宿屋からスタートしたの」

ことり「一昨日ってことは私たちと同じだね」

にこ「最初はパニックになったけど、この村で話を聞いてくうちに、ここがもといた世界とは違うってことに気づいたのよ」

穂乃果「私たちがいた世界は魔物とか魔法とかは存在しないものだしね〜」

にこ「あとはアリアハンにいってもっと話を聞いてみたり、話に何回か出てきたとうぞくのカギを取りに行ったりってとこかしら」
56 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 12:15:56.73 ID:DovwNqQ50

海未「見事に行き違いになったということですね・・・」

にこ「そうね。まあ、これからは一緒にいかせてもらうわよ!正直言うと、さっきいったナジミの塔なんか一人ではきつかったのよ!」

穂乃果「うんっ!にこちゃんがきてくれれば旅が賑やかになるよ〜!」

ことり「そこは戦力になるっていってあげようよ・・・」アハハ


盗賊 にこが仲間に加わった!


海未「・・・それでは、今後の方針を決めていきましょうか」

ことり「とうぞくのカギを手に入れたはいいけど、それはどこで使えばいいのかな?」クビカシゲ

にこ「あれ、知らないの?これは別の大陸にいくのに必要になるものなのよ」

穂乃果「別の大陸!?」ガバッ
57 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 12:16:57.53 ID:DovwNqQ50

にこ「私も詳しくは知らないけど、ここから西にいったとこにあるいざないの洞窟ってとこから行けるみたい」

海未「その話なら、情報収集の際に聞きましたね。旅の扉と呼ばれるワープ装置を使って、別大陸へと渡るみたいです」

穂乃果「わ、ワープ装置!?そんなものまであるんだっ!?」

ことり「じゃあ、明日はそこにいくんだね♪」

穂乃果「アリアハンとは違った大陸かぁ〜っ!何だか、ワクワクしてきたよっ!」キャッキャッ

58 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 15:15:32.06 ID:DovwNqQ50



穂乃果「ふう〜っ!食べた食べた〜」ゴロン

ことり「穂乃果ちゃん・・・食べてすぐ横になると牛になっちゃうよ〜っ!」

にこ「そんなこと、穂乃果に言っても無駄よ・・・ところで海未は何をしてるの?」

ことり「ああ、冒険の記録をしてるみたい。日記みたいなものだって〜」

にこ「ふ〜ん・・・」テクテクテク

海未「・・・」カキカキ

にこ「なになに・・・仲間から放たれし、紅蓮の炎を我が剣に灯らせ、この世に悪をもたらす魔の者を切り裂く・・・」ガバッ

海未「あああ、あなたは最低ですっ!あなたは最低ですっ!」カァァァ

にこ「な、何よ・・・少しくらいいいじゃない?」
59 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 15:17:37.56 ID:DovwNqQ50
海未「嫌です!駄目です!無理ですぅ!!」カァァァ

にこ「わ、わかったわ・・・悪かったわね」

海未「顔からPsychicfireが出そうです・・・」

ことり「ふふっ・・・そのときはShangri-lashowerでいやしてあげるね♪」

にこ「じゃあ、もう一度ありふれた悲しみの果てに落としてあげるわ!」

穂乃果「そんなことより、ユメノトビラが見たくなってきたよぉ〜そろそろ寝ようよ」

海未「そうですね・・・明日は別大陸にいくのです。英気を養うとしますか」

ことり「じゃあ、おやすみ〜♪」

にこ「おやすみにこ〜」
60 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 20:36:35.27 ID:DovwNqQ50


レーベの村 前 早朝


海未「さあ、いきましょう!」

穂乃果「・・・zzz」グー

にこ「・・・朝から元気ね・・・」フワァ

海未「あなたたちが弱すぎるんです。穂乃果、起きてください!」

ことり「穂乃果ちゃん〜?立ったまま寝れるって何だかすごいね・・・」ユサユサ

海未「穂乃果!・・・っ!?」キッ

にこ「魔物みたいね・・・それも囲まれたみたいよ!」

穂乃果「・・・zzz」グッスリ

ことり「穂乃果ちゃんは一旦、おいといて今はこの魔物たちを倒そう!」
61 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:26:57.71 ID:DovwNqQ50


魔物の群れが現れた!

ホイミスライムが現れた!
じんめんちょうが現れた!
フロッガー×2が現れた!

穂乃果は眠っている!


海未「数が多いです!各個撃破していきましょう!」

にこ「さあ、いくわよっ!」タッタッタッ

ことり「早いっ!?すごい素早さだよ!」

にこ「盗賊なめんじゃないにこっ!えいっ!」ザクッ


にこの攻撃!ホイミスライムにダメージ!


海未「にこに続きます!せやぁっ!」ザンッ


海未の攻撃!ホイミスライムにダメージ!
ホイミスライムを倒した!

62 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:27:46.92 ID:DovwNqQ50
ことり「海未ちゃん、ナイス♪・・・!その蝶さん、何かしてくるよっ!」


じんめんちょうはマヌーサを唱えた!


海未「むっ・・・敵が増えた?違う、これは・・・」

にこ「幻覚の魔法ね・・・厄介にこ・・・」

ことり「私は平気みたい!凍りついちゃえ〜・・・ヒャドっ!」カチン


じんめんちょうを倒した!
フロッガーAの攻撃!海未にダメージ!


海未「っ!・・・いったいどこから・・・?」


フロッガーBの攻撃!にこにダメージ!

63 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:28:35.99 ID:DovwNqQ50
にこ「いったいわね〜っ!このっ!」スッ


にこの攻撃!フロッガーAはひらりと身をかわした!


海未「集中・・・そこですっ!」ズシャ


海未の攻撃!会心の一撃!!
フロッガーAを倒した!


ことり「もう一回・・・ヒャドっ!」カチン


ことりはヒャドを唱えた!フロッガーBにダメージ!
フロッガーBを倒した!


魔物の群れを倒した!

64 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:29:32.30 ID:DovwNqQ50

にこ「幻覚を見せる魔法・・・厄介な魔法を使ってくる敵だったわ・・・」

海未「はい、ですが・・・敵の動きをよく観察していれば見分ることは難しくないと思います」

ことり「そんなことができるのは海未ちゃんくらいだよ〜それにしても・・・」チラッ

穂乃果「・・・zzz」スピー

にこ「近くで戦いがあったってのにまだ寝続けているなんて・・・たいしたもんね・・・」

海未「・・・」プルプル

ことり「う、海未ちゃん・・・顔が怖いよ・・・」ガクガク

海未「穂乃果ぁっ!!」クワッ

穂乃果「んあっ!?な、何!?魔物?」ビクッ

海未「魔物ならさきほど片付けました!あなたが眠りこけている間にっ!穂乃果、あなたは大体・・・」

65 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:48:06.47 ID:DovwNqQ50
一応、書き貯めはまだありますが、更新頻度はこのくらいで良いでしょうか・・・?
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 00:59:29.61 ID:fgpKmY/Wo
ええよ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 02:27:37.30 ID:5SbU+JLz0
マイペースにエタらずよろしく
68 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:00:49.89 ID:R+Bd+KcO0



海未「わかりましたか!?」キッ

穂乃果「はいぃ〜!ごめんなさいっ・・・海未ちゃん・・・」ウルウル

海未「・・・!わ、わかったならいいのです!・・・私も少し言い過ぎましたね・・・」

にこ「まったくよ・・・小一時間、小言を聞き続けなきゃいけないこっちの身にもなりなさいよね〜」

ことり「いつもこんな感じだから、私はもう慣れちゃったなぁ〜」アハハ

穂乃果「うわ〜んっ!ことりちゃん!」ダキッ

ことり「よ〜しよし・・・」サスッサスッ

海未「・・・ん?何かが見えてきましたね・・・あれは、湖ですか」

にこ「あそこがいざないの洞窟への入り口みたいね」
69 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:01:31.17 ID:R+Bd+KcO0


いざないの洞窟


穂乃果「中に入ったのはいいけど・・・行き止まり?」ペタペタ

ことり「旅の扉っていうのはどこにあるの?」

海未「・・・いえ、行き止まりではないようです。どうやら、この先に道があるようです」コンコンッ

穂乃果「じゃあ、先に進むにはこの壁を壊していかなきゃダメってこと!?」

海未「そうですが、普通の方法で破壊していては時間がかかりすぎてしまいますね・・・」

ことり「じゃあ、どうやって破壊するの?」

にこ「ここで、これの登場よ!」スッ

穂乃果「玉?なにこれ・・・」キョトン

にこ「魔法の玉っていうレーベの村の物好きなおじいさんがこの壁を壊すために調合してくれたものよ」
70 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:02:57.94 ID:R+Bd+KcO0

ことり「ということはそれがあれば・・・!」

海未「あの壁を破壊できるということですね!」

にこ「そういうこと!じゃ、いくわよっ!」ポイッ

穂乃果「うわっ!?」ゴゴゴゴッ

ことり「すごい爆発っ!目をあけてられない・・・」ゴゴゴゴッ

海未「・・・収まったようですね・・・」

穂乃果「す、すごいっ!本当にあの壁に穴があいてるっ!」キャッキャッ

にこ「いい?ここから先に進めるのはにこのお陰なんだからね〜感謝しなさいよ?」

海未「さあ、壁は破壊されました。先に進みましょう!」

ことり「そうだね♪」

にこ「スルーしないでよっ!」ニコォ

穂乃果「ん?宝箱がある・・・どれどれ」ガチャン

海未「地図のようですね。しかも、全部の国が記載されている・・・」ペラッ

穂乃果「アリアハン大陸ってこんなに小さいんだ・・・」

にこ「ありがたく使わせてもらいましょ!こっちに階段があるわ!」
71 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:04:02.86 ID:R+Bd+KcO0



ことり「中は結構暗いね・・・松明の炎しかないからちょっと怖いよ・・・」

にこ「大丈夫よ〜どこぞの元生徒会長は暗いところにいると怯えるほどの恐怖症なのよ?」

穂乃果「あははっ〜・・・そういえば、海未ちゃんにことりちゃんににこちゃんまでいるとなったらやっぱり皆もこの世界に来てるのかな?」

海未「その可能性が高いですね。いったいどこにいるのやら・・・」

ことり「大丈夫だよ〜旅してればいずれ会えると思うな♪」

にこ(どうしてるかしら・・・あの子・・・世間知らずなとこがあるから少し心配ね・・・)
72 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:04:46.09 ID:R+Bd+KcO0

穂乃果「にこちゃん〜今、誰のこと考えてたのかな〜?」ニヤニヤ

にこ「ち、違うわよ!誰が真姫のことなんか!」アタフタ

海未「ん?今、真姫と・・・?」

ことり「穂乃果ちゃんは一言も真姫ちゃんのこと言ってないのにね〜おかしいねっ?」クスッ

にこ「〜〜っ///そんな馬鹿なこといってないで先に進むわよっ///」カァァァ

ことり「ふふふっ・・・あっ!何か、光が見えてきたよ!」

穂乃果「ほんとだ!旅の扉ってやつかな?」タッタッタッ

海未「光が近づいてきてる?・・・っ!?穂乃果、下がってっ!!」

穂乃果「えっ?」

73 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 12:14:07.25 ID:R+Bd+KcO0


魔物の群れが現れた!

まほうつかい×2が現れた!
アルミラージが現れた!

いきなり襲いかかってきた!

まほうつかいAはメラを唱えた!穂乃果にダメージ!


穂乃果「きゃあ〜っ!!」ボンッ

海未「穂乃果っ!」タッタッタッ

にこ「海未!もう一発くるわよっ!」


まほうつかいBはメラを唱えた!海未にダメージ!


海未「ぐうっ!奇襲ですか・・・!」ボンッ
74 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 12:15:00.18 ID:R+Bd+KcO0

ことり「この感じ・・・あのウサギさん、魔法を!?」アセアセ


アルミラージはラリホーを唱えた!


穂乃果「ほえ〜」バタンッ

ことり「ま、枕〜っ」バタンッ


穂乃果は眠ってしまった!
ことりは眠ってしまった!


にこ「穂乃果っ!ことりっ!(枕・・・?)」

海未「相手を眠らせる魔法ですか・・・厄介ですね・・・!」

にこ「どうする・・・ここは一旦、逃げる?」

海未「いえ、ここは・・・戦いましょう!にこ、援護をお願いします!」

にこ「任せなさいっ!」
75 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 12:16:59.85 ID:R+Bd+KcO0
海未「好き勝手にやってくれましたねっ!はあっ!」ザクッ


海未の攻撃!アルミラージにダメージ!


海未「にこっ!」

にこ「わかってる!行動させる前に・・・倒すっ!」ザクッ


にこの攻撃!アルミラージにダメージ!
アルミラージを倒した!


海未「これでもう眠らされる心配はありませんが・・・」チラッ

にこ「海未!魔法がくるわよ!」


まほうつかいAはメラを唱えた!海未にダメージ!


海未「あぐっ!」ボンッ
76 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 12:18:35.29 ID:R+Bd+KcO0


まほうつかいBはメラを唱えた!にこにダメージ!


にこ「うあっ!」ボンッ


穂乃果は目を覚ました!


海未「ぐっ、ううっ・・・こんなところで負けるわけにはいかないのですっ!」タッタッタッ


海未の攻撃!


穂乃果「海未ちゃん!受け取って・・・メラっ!!」ボッ

にこ「穂乃果!目を覚ましたのねっ!」

海未「穂乃果!?・・・はあぁ〜っ!!かえん斬り!」ボォォォン


海未はかえん斬りを放った!まほうつかいAにダメージ!
まほうつかいAを倒した!


にこ「・・・そこよっ!!」ナイフナゲー


にこの攻撃!会心の一撃!!
まほうつかいBを倒した!


魔物の群れを倒した!

77 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 19:59:29.07 ID:R+Bd+KcO0

海未「何とか・・・倒せましたね・・・」グッ

にこ「相手を強制的に眠らせる魔法、ね・・・かなり危なかったわ・・・もし全員眠らされたならどうなっていたか・・・」

穂乃果「今回は間に合ってよかったよ・・・もう怒られるのはこりごりだからね〜」アハハ

ことり「みんな、ごめんね・・・」

海未「敵の術によって眠らされたのならば、何もいいません。仕方のないことです・・・ですが、何ですか・・・あの枕は・・・!」

ことり「いや〜海未ちゃんも知ってるでしょ?あれないと眠れなくて・・・」

海未「あっ、そうでしたね・・・じゃないんですよ!寝なくていいんです!」

穂乃果「あはは〜!」

にこ「海未、ナイスツッコミね!」

海未「・・・」クワッ

穂乃果「さささ、先に進もうよっ!」

にこ「そ、そうね!それがいいわっ!」

ことり「ご、ごめんなさ〜いっ!!」
78 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 20:00:14.47 ID:R+Bd+KcO0

ことり「あっ・・・あそこ、扉があるよ!」

穂乃果「どれどれ・・・んぐぐぐぐっ!開かない〜っ!!」ペタリ

海未「・・・何やってるんですか・・・カギがかかっているんですよ?にこ」

にこ「とうぞくのカギね・・・開いたわ!」ガチャ

ことり「うわ〜っ!何か青いグルグルしたものがあるね・・・!」

にこ「これが旅の扉・・・ここから別大陸にいけるのね」

穂乃果「これはどうやって使うの?」

海未「単純に乗れば移動するものかと・・・それで、誰からいきます・・・?」

「・・・」
79 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 20:01:40.99 ID:R+Bd+KcO0

ことり「私は遠慮しとくね・・・」

海未「私も嫌です!だ、誰か先に行って安全を・・・!」

穂乃果「ええっ!そういうのは言い出しっぺがいくものだよねっ!」

海未「嫌です!誰も口にしないから仕方なく振ったんです!」

穂乃果「じゃあ・・・」チラッ

にこ「にこっ!?にこを見ないでよ!」

穂乃果「こういうのは上級生のにこちゃん先輩がいくものじゃないかな?」グイグイ

にこ「μ'sに先輩も後輩もないんでしょ!嫌にこ〜っ!」クビフリ

穂乃果「あっ!ごめん!手が滑ったぁ!」ドンッ

にこ「ちょ!穂乃・・・」シュン

ことり「き、消えた!?」アワワ

海未「ワープしたんでしょうか・・・?それとも・・・」ガクガク

ことり「怖いこといわないでよ〜」ガクガク

にこ「なにすんのよ!」シュン

穂乃果「あっ、ワープできたみたい」

にこ「にこを人柱に使わないでよっ!」ビシッ

海未「安心しました。さあ、いくことにしましょう!」

にこ「ちょっとっ!」ビシッ

ことり「みんなでせぇ〜のでいこうよ!」

にこ「それを最初にしなさいよ!」ビシッ

穂乃果「じゃあいくよ〜っ!せぇ〜のっ!!」



to be continued...

80 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 20:02:27.74 ID:R+Bd+KcO0

にこ LV9 盗賊
みえっぱり

ブロンズナイフ
皮の盾
旅人の服
81 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 23:35:44.66 ID:R+Bd+KcO0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第4話「カンダタ」



穂乃果「うわっ!ととっ・・・ついたみたいだね!」タッタッタッ

ことり「ってことはもうここは・・・」ワァァァ

にこ「別大陸よっ!とはいってもそんなに景色はアリアハンと変わんないわね〜」

海未「ふむ・・・この地図によると近くにロマリアという大きな国がありますね」バサッ

穂乃果「あっ!それってあれじゃない?」スッ

ことり「確かにあそこに大きなお城が見えるね♪」

にこ「アリアハンには・・・負けるくらいの大きさね。まあ、あそこが大きいだけかしら」

海未「それでは、まずあの城に向かうとしましょう」
82 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 00:14:33.86 ID:C2GMAlPo0


ロマリア 城下町


穂乃果「わあ〜っ!」タッタッタッ

ことり「何だかオシャレな所だね〜私は住むんだったら、アリアハンよりこのロマリアがいいなぁ〜」ウットリ

海未「穂乃果!あまり私たちから離れすぎないでください!迷子になりますよ?」ジトー

穂乃果「ならないよ〜」キャッキャッ

にこ「で、どうすんのよ?宿にいくにはまだ早い時間だけど・・・」

海未「そうですね・・・そろそろ、武器や防具を新調しなければなりませんか・・・ここの武具屋を見てみますか」ウーム

ことり「了解〜っ!穂乃果ちゃん!いくよ〜・・・どうしたの?」キョトン
83 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 00:16:04.38 ID:C2GMAlPo0
穂乃果「ちょ、ちょっとまって・・・あそこ、モンスター格闘場って書いてあるよ!」スッ

にこ「モンスター格闘場?何よ、それ・・・」

海未「格闘場というくらいですから魔物同士を戦わせているのでしょうか?」

穂乃果「ちょっと覗いてみようよ!装備品なら後でも見れるでしょ?お願い!海未ちゃん・・・」ウルウル

海未「・・・仕方ありませんね・・・少しだけですよ?」ニコッ

穂乃果「やった〜っ!じゃ、みんないこっ!」タッタッタッ

にこ「まったく・・・穂乃果には甘いのやら厳しいのやら・・・まあ、気持ちはわからないこともないけどね」

ことり「そうだね♪仕方ないよ〜穂乃果ちゃんだから♪」クスクスッ

海未「何をしているのですか。2人とも、行きますよ?」

ことり「うん、今いくよ♪」タッタッタッ
84 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 08:16:02.85 ID:C2GMAlPo0


モンスター格闘場


ウオオオオオオッ

にこ「す、すごい熱気ね・・・」アセアセ

ことり「中央の闘技場をみんな見てるみたいだよ〜」スッ

穂乃果「どれどれ〜うわっ、ほんとに魔物が戦ってる!?」

海未「やはり、魔物同士を戦わせるといったものですね・・・なるほど、あの魔物たちは賭けの対象となっているわけですか」

穂乃果「どういうこと?」クビカシゲ

ことり「勝つと思う魔物にお金を賭けて、その魔物が勝てばお金は増えるけど、負けたらその賭けたお金は持っていかれちゃうってことかな〜」

穂乃果「なるほど・・・」
85 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 08:16:54.08 ID:C2GMAlPo0

にこ「それにしても、よくあの魔物たちを従わせてるわね〜どうやってるのかしら・・・」

海未「おそらく、人工的に育成したものでしょう。野生の魔物は捕獲したところで言うことなど聞きはしないでしょうが、1から育てたものとなれば話は別です」

穂乃果「ねえねえ!一回・・・」ワクワク

海未「ダメです。賭け事は我が身を滅ぼすだけです」キッパリ

穂乃果「ええっ!ここまできたのに・・・せっかくだから賭けてみようよ〜!」

ことり「穂乃果ちゃん・・・よってあげたいのはやまやまだけど私たちの冒険の目的を忘れちゃダメだよ?」

にこ「それにお金だってそこまで余裕あるわけじゃないから、賭けて負けたりしたときは・・・ああ、考えたくないにこぉ」ニコォ

穂乃果「むぅ・・・わかった・・・みんな、ごめんね・・・」ションボリ

海未「・・・さあ、装備品を見に行きましょう!」

穂乃果「うん・・・」
86 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 10:17:08.37 ID:C2GMAlPo0



ことり「思ってたよりも全然、いい装備が売ってあったね!」

海未「そうですね。・・・そろそろいい時間帯です。さあ、宿に向かいましょう!」

にこ「賛成〜もう疲れたにこ〜」ニコォ

穂乃果「そうだね・・・それがいいと思うよ」トボトボ

ことり「穂乃果ちゃん、まだ落ち込んでる・・・ねえ、海未ちゃん・・・一回くらいならいいんじゃないかな・・・?」

海未「・・・はあ、結局こうなってしまうんですね・・・わかりました!一回だけ、一回だけですよ!」ハァァァ

穂乃果「海未ちゃん・・・!」パァァァ

にこ「ふふっ・・・やっぱり、穂乃果には甘いわね・・・」クスッ

穂乃果「大好き〜っ!!」ギュ

海未「///さ、さあ、暗くならないうちにいきましょう!」カァァァ

87 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 15:36:13.69 ID:C2GMAlPo0



おっさん「さあ、モンスター格闘場はこちらだよ〜っ!どのモンスターが勝つかズバリ当てれば倍率に応じて金が貰えるぜっ!」

穂乃果「どの魔物が出るんですか!」ワクワク

おっさん「次に戦う魔物は・・・スライムとおおがらす、いっかくウザギにおおありくいだぜっ!さあ、どいつに賭ける?」

海未「すべて戦ったことがある魔物ですね・・・」ウーン

ことり「この中で一番強かったのは・・・おおアリくいさんかな〜?」

にこ「でも、勝負は何が起こるかわからないわ・・・悩みどころにこね・・・」

穂乃果「な、なんか、みんな本気だね・・・」アセアセ

海未「来てしまった以上は勝ちたいのです!私は・・・やはり、おおアリくいが勝つと思います」

ことり「ウザギさんは捨てがたいけど・・・私もアリくいさんかな♪」

にこ「そうね・・・それが一番安全だと思うわ」
88 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 15:37:03.54 ID:C2GMAlPo0

穂乃果「私は・・・スライムが勝つと思うっ!私はスライムに賭けるよ!」

海未「話を聞いていましたか!?スライムは戦ってきた魔物の中では最弱の魔物ですよ?」

にこ「大穴狙いってわけ?う〜ん・・・だけど、失敗する確率が高すぎるわね」

ことり「でも、穂乃果ちゃんがそういうならいいんじゃないかな?」

海未「・・・私たちはアリくいが勝つと思っています。ですが、ここにいきたいと言ったのは穂乃果、あなたです。あなたが決めてください!」

穂乃果「ありがとう、みんな!・・・すみませ〜んっ!スライムに賭けま〜すっ!」タッタッタッ

海未「始まりますね。闘技場へ見に行きましょう」

にこ「あそこ、空いてるわよ!」

ことり「隣、いいですか?」

お爺さん「かまわんよ」

穂乃果「ありがとうございます!あっ、見て!魔物たちが出てきたよ!」ワクワク

89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 20:14:30.48 ID:N3DDVKbUO
ヾ(≧∀≦*)ノワクワク……
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/02(土) 23:55:46.73 ID:sfeU4aocO
勇戦盗魔ってバランス悪いなww回復辛そう
91 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 09:43:28.07 ID:O2V66yhA0

スライムが現れた!
いっかくウザギが現れた!
おおがらすが現れた!
おおアリくいが現れた!


にこ「そこよっ!がんばってよ・・・スライム!」

ことり「あっ、ウザギさんが倒れちゃった・・・ひそかに応援してたのに・・・残念〜」ガックリ

海未「スライムは今のところダメージも受けていません。いい状況です!」

穂乃果「あっ!カラスもやられた!残るはスライムとおおアリくいだね・・・!」

海未「ここまできたらあとは信じるだけです・・・!」グッ

にこ「まずい・・・アリくいの方が早い!」

穂乃果「耐えて・・・耐えたっ!いっけ〜っ!!」

ことり「おおアリくいが・・・倒れたよ♪」

穂乃果「と言うことは・・・?」
92 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 09:44:35.24 ID:O2V66yhA0

にこ「賞金がくるわよっ!しかも、結構な倍率じゃない!?」

お爺さん「お見事じゃ・・・わしはアリくいが勝つと踏んでいたのだが」

穂乃果「アリくいは運がなかったね。最後の一騎打ちになる前にダメージを結構貰ってたからっ」

ことり「対するスライムはノーダメージ、運が良かったね〜♪」

お爺さん「なるほど、なるほど・・・むっ?」

兵士「王様〜っ!」タッタッタッ

お爺さん「なんじゃ・・・もうきてしまったのか・・・仕方がない・・・」

にこ「えっ、王様?・・・王様っ!?」
93 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 09:45:19.61 ID:O2V66yhA0

海未「あなたがこのロマリアの王様・・・ですか!?何故こんな所に・・・?」

王様「職務の息抜きでここに来るのにハマっておってのぉ・・・と、お主らは見かけぬ顔であるが?」

穂乃果「私たちはアリアハンから来ました!!」

王様「アリアハン!?もしや・・・お主らが、勇者とその仲間たちか!」

海未「はい、そうですが・・・?」

王様「おおっ!お主たちの噂は聞いておる。実は頼みたいことがあったのだ・・・聞き入れてもらえぬか?」

ことり「頼みたいこと?」

王様「ここでは何じゃあ、城へきてもらえぬか?」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 09:50:45.01 ID:u++5wJLQo
その前にまずは賞金をだな……
95 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 17:24:37.71 ID:O2V66yhA0


ロマリア城 玉座の間


王様「では、頼みがある!カンダタというものとその盗賊たちがこの城から金の冠を奪って逃げていったのだ」

穂乃果「本当だ・・・冠がないよ」

にこ「その奪われたっていう冠を取り返してきてほしいってことね」

王様「そういうことだ!そして、取り戻すことが出来たなら勇者と認め、お主たちの旅を援助すると誓おう!」

海未「なるほど・・・国の援助となれば受けられる恩恵も大きいですね・・・」

穂乃果「違うよ、海未ちゃんっ!王様は王冠が盗まれて困ってるんだ。困ってる人を助けるのが勇者だよっ!」

海未「・・・っ!」ハッ

ことり「・・・ふふっ、穂乃果ちゃんらしいね♪」クスッ
96 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 17:30:38.27 ID:O2V66yhA0

穂乃果「やります、王様!私たちが必ず、金の王冠をカンダタって人から返してもらいます!」

王様「やってくれるか!感謝するぞ、勇者よ!」

海未「それで、王様。カンダタたちがどこへ行ったかはわかりますか?」

王様「カンダタはここから西にシャンパーニの塔と呼ばれる・・・」


次の日 シャンパーニの塔 前


穂乃果「この塔が・・・シャンパンの塔だっけ?」

ことり「シャンパーニの塔だよ〜ここにカンダタって人がいるんだね」

海未「城の警備を易々と突破し、金の王冠を奪って見せたということはかなりのレベルの盗賊たちです。無策で行くのは危険だと思います」

にこ「そうね。何か作戦を立てなきゃ・・・」
97 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:44:53.36 ID:eZhsCepd0

穂乃果「とは言っても、どうするの?」

海未「まず、にこにカンダタの位置を探ってもらいます。あなたのその身のこなしなら気づかれずに行動することは容易いでしょう」

にこ「ええっ!にこに任せなさいっ♪」

海未「にこがカンダタを見つけられたなら一度ここまで戻ってきてください。そして、聞いた情報を元に突入作戦を開始します!」

穂乃果「結構、本格的な作戦だね・・・」

海未「ですが、にこ、見つかったのならばここまで逃げてきてください。その時点でもう隠密行動はあきらめて、みんなで正面突破します」

ことり「何だか、こっちが盗賊みたいな作戦・・・」アハハ

穂乃果「とにかく、全てはにこちゃんにかかってるね!ファイトだよっ♪にこちゃん!」

にこ「にこにかかればこんなこと楽勝ね。じゃ、いってくるにこ〜!」タッタッタッ
98 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:45:46.40 ID:eZhsCepd0


30分後・・・


にこ「ふう・・・何とか気づかれずにカンダタの位置を探ることが出来たわよ」

海未「お疲れ様です!それでにこ、カンダタはどうでした?」

にこ「見回りをしてる盗賊たちは正直、余裕にすり抜けられるけどカンダタの護衛をしてる盗賊の脇を抜けていくのは多分無理」

ことり「と言うことは、その護衛さんを倒さないとカンダタの所にはいけないってことだね」

にこ「その数は3人だから、一気に押し切ればカンダタまでは行けそうよ」

海未「わかりました。では、作戦はこうです!まず、この塔に侵入し、見回りに気付かれないように護衛がいる部屋まで行きます」

海未「さらに、その護衛を速攻で倒し、そのままカンダタのところまで直行。そして、カンダタを倒し、冠を取り返す。これでいきましょう!」

穂乃果「わかったっ!じゃあ・・・いこうっ」
99 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:46:17.15 ID:eZhsCepd0


シャンパーニの塔 


ことり「護衛さん・・・いるね・・・」ボソッ

海未「その数は3人、にこの報告と同じです」ボソッ

にこ「さあ、手筈通り速攻で方を付けるわよ」ボソッ

穂乃果「うん・・・!」グウゥゥ

「!?」

穂乃果「」

護衛「何だ!今の音は?」

護衛「侵入者かもしれん・・・見てこよう」タッタッタッ
100 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:47:04.75 ID:eZhsCepd0

海未(穂乃果〜っ!!)キッ

にこ(何やってるのよ〜っ!)ニコォ

穂乃果(ごめ〜んっ!!おなかすいちゃっててつい・・・)テヘッ

ことり(こ、こっち来てるよっ!どうするの!?)

海未(こうなったら仕方ありません!)タッタッタッ

盗賊「っ!?ぐあっ!!」バタンッ

盗賊「し、侵入者だ〜っ!!うっ!」ドスン

にこ「強行突破ね・・・!」

盗賊「くっ!親分に・・・」スッ

ことり「ヒャドっ!」カチン

盗賊「足がっ!?うおっ!」

穂乃果「てぇ〜っい!」ケリ

盗賊「ぐはっ!」バタッ

海未「片付きましたか・・・穂乃果、後で言うことがあります」キッ

穂乃果「ご、ごめんなさ〜いっ!」アワワ
101 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:48:10.30 ID:eZhsCepd0

カンダタ「俺様の盗賊たちをこうもあっさり倒すとはな。やるじゃねえか」パチパチパチ

にこ「奇襲をかけるつもりでいたのに・・・」チッ

ことり「さっきの穂乃果ちゃんのお腹の音と戦いの音でバレたみたいだね・・・」アハハ

カンダタ「さて、この俺様に何のようだ?」

海未「あなたがロマリアの国から盗んだ金の王冠を返しなさい。無駄な戦いは避けたいのです!」ビシッ

カンダタ「そいつは無理な相談だ。あの王冠は売れば莫大な金が手に入る!それを返すのは馬鹿だぜ!」

穂乃果「返す気はないようだね・・・」グッ

にこ「じゃあ、力ずくで取り返すしてもらうわよ!」

カンダタ「おもしれえっ!このカンダタに勝てばこの王冠は返してやろう!こいよっ!!」



to be continued...

102 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:53:19.96 ID:eZhsCepd0

穂乃果 LV11 勇者
なまけもの

銅の剣
青銅の盾
くさりかたびら
皮の帽子

海未 LV13 戦士
くろうにん

鉄の槍
青銅の盾
くさりかたびら
皮の帽子

ことり LV12 魔法使い
やさしいひと

ひのきのぼう
旅人の服
皮の帽子

にこ LV13 盗賊
みえっぱり

聖なるナイフ
青銅の盾
旅人の服
皮の帽子
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/03(日) 21:17:24.57 ID:FXfYu72w0
長いSSになりそうだけど頑張って欲しい
104 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 21:39:53.93 ID:eZhsCepd0
応援してくださる皆さん、ありがとうございます!SS初心者で文章も拙いかもしれませんが、エタることのないよう頑張っていきたいと思います!
105 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 06:51:36.81 ID:9DquCeIL0
ボスの戦闘だけ戦闘メッセージはなくします
106 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 06:52:38.90 ID:9DquCeIL0


カンダタが現れた!


カンダタ「さあ、こいよっ!」クイッ

海未「いきますっ!」スッ にこ「せいっ!」スッ

カンダタ「甘いなっ!」ガキン

海未「斧で弾かれっ!?」グググッ

カンダタ「そらよっ!」ケリッ

海未「うあっ!」ズサー

にこ「海未!?」

カンダタ「人の心配をしてる暇はねえぜっ!」ドスッ

にこ「がっ!」バタッ

カンダタ「この程度か・・・?」クックックッ
107 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 06:53:49.63 ID:9DquCeIL0

穂乃果「まだだよっ!ことりちゃん!」ポー

ことり「うん!せぇ〜のっ」ポー

「「メラっ!!」」

カンダタ「っ!?驚かせやがって・・・」ドスン

穂乃果「かき消された!?効いていないの・・・!」

カンダタ「4人がかりでこの有り様か?」

にこ「げほっ・・・う・・・うぐっ・・・」ヨロッ

海未「くっ・・・攻撃が重い・・・」ヨロッ

カンダタ「今度はこっちからいかせてもらうぜっ!」タッタッタッ

にこ「あの・・・見た目で、何てスピード・・・!穂乃果っ!」

穂乃果「ぐうっ・・・!」ググッ

カンダタ「そいつは防御かぁ?そらそらっ!」ガンガンッ

穂乃果「うっ、ああっ!きゃあっ!!」ズサー
108 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 06:55:48.09 ID:9DquCeIL0

にこ「う・・・ぐうっ・・・ほ、穂乃果!」グググッ

海未「くうっ・・・カンダタぁっ!!」タッタッタッ

カンダタ「ふん!邪魔だっ!」ナイフナゲー

海未「うあっ・・・ぐ、ぅっ・・・!!」ザクッザクッ

にこ「ならばっ!」タッタッタッ

ことり「ヒャドっ!」カチン

カンダタ「無駄なんだよっ!おらっ!!」ドスッ

にこ「くっ・・・うあっ!」ズサー

ことり「てめえにもくれてやるぜ!」ナイフナゲー

ことり「きゃあっ!!」ザクッザクッ

穂乃果「はあっ・・・はあっ・・・ホイミ・・・」ポワーン

海未「くっ・・・何という、固さ・・・並みの攻撃では・・・はあっ・・・はあっ・・・通用しません・・・!」ググッ
109 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 12:23:24.63 ID:9DquCeIL0

ことり「・・・私の最高の魔法なら・・・」ググッ

にこ「はあっ・・・はあっ・・・あいつのガードを崩せるのかしら?」

ことり「少しの時間と隙を作ってくれば・・・多分!」

穂乃果「なら、それにかける!ことりちゃんに全てを任せるっ!いこう、みんなっ!!」スッ

カンダタ「何回来たところで結果は同じだっ!」

海未「やってみなければ、わかりませんっ!」

穂乃果「そうだよっ!・・・メラっ!」ボッ

カンダタ「効かんなぁ!」ガンッ

にこ「たあっ!」 海未「せいっ!」

カンダタ「!?火球に隠れてきたかっ!」ガンッ

海未「まだまだっ!」 にこ「はあ〜っ!」

カンダタ「っ!なぎはらってやる!」ブオンッ
110 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 12:24:33.29 ID:9DquCeIL0

穂乃果「2人とも散って!・・・ギラっ!」ドドドッ

カンダタ「ぐうっ!」プスプス

カンダタ「このやろうっ!」タッタッタッ

海未「そう何度も攻撃はもらいません!」カキン

にこ「うまいっ!槍で斧の攻撃を受け流した!」

穂乃果「そこだっ!」ザクッ

にこ「ていっ!」

カンダタ「っ、図に乗るなっ!!」ブウンッ

にこ「くっ!」ズサー 穂乃果「うわっ!」ズサー

海未「倒れるわけには・・・いかないのですっ!」ゴホッ

カンダタ「てめえらはここでやられる!ゲームオーバーだっ!!」タッタッタッ

ことり「・・・できたっ!あとはっ・・・」ポワワワッ
111 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 12:25:18.37 ID:9DquCeIL0

にこ「・・・」チラッ ことり「・・・!」コクッ

穂乃果「うあっ!」ドンッ

カンダタ「おらっ!」ブウン

海未「ぐうっ!」ドンッ

カンダタ「手間とらせやがって・・・トドメを・・・「カンダタ!」」

にこ「決着をつけてやるわ!さあ、きなさいっ!」グッ

カンダタ「てめえ一人で・・・何ができる!」タッタッタッ

にこ「これでもくらいなさいっ!!」ポイッ

カンダタ「これは!?まだらくものいとかっ!くっ、動きが・・・とれねえ!」ネトォォ

にこ「今よっ!ことり!!」

ことり「うんっ!・・・ベギラマっ!!」ゴゴゴゴッ

カンダタ「うっ、うおおおおっ!!」ボオンッ
112 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 12:26:14.07 ID:9DquCeIL0

ことり「はあっ・・・はあっ・・・今、だよっ・・・」バタッ

穂乃果「ありがとう・・・ことりちゃん!」タッタッタッ

海未「このチャンスっ!」タッタッタッ

にこ「無駄にはしないわっ!」タッタッタッ

カンダタ「ぐ、ううっ・・・っ!?」ヨロッ

にこ「たあっ!」ザクッ 海未「せやっ!」ザクッ

穂乃果「これで・・・最後だっ!!」シャキーン

カンダタ「がっ・・・はっ!」バタンッ

穂乃果「や、やった・・・?」

海未「みんなの連携攻撃です・・・これならカンダタも・・・」
113 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/05(火) 15:12:30.32 ID:+rpT6vDX0

カンダタ「うぐぅ・・・はあっ・・・はあっ・・・」ズッ

ことり「嘘っ!?ここまでやっても・・・」

カンダタ「はあっ・・・はあっ・・・まさか、ここまでやるなんてな・・・」

海未「はあっ・・・はあっ・・・まだやる気ですか・・・」

カンダタ「これ以上は俺も危ねえ・・・ここは・・・」ジリッ

にこ「っ!あいつっ!」

カンダタ「逃げの一手を打つぜっ!そらよっ!」ポイッ タッタッタッ

ことり「きゃっ!これは・・・王冠!」ズンッ

穂乃果「ま、まてっ!カンダタっ!!」タッ

海未「穂乃果!追ってはいけません!」

穂乃果「でもっ!」クルッ
114 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/05(火) 15:13:42.92 ID:+rpT6vDX0

にこ「目的の金の王冠は取り戻せたし、あいつとこれ以上戦っても意味がないわ」

ことり「穂乃果ちゃんの気持ちもわかるけど、多分このまま戦っちゃったら、誰かが死ぬ戦いになっちゃうよ・・・」

穂乃果「っ!・・・そうだね・・・ごめん、みんなのこと考えてなかった・・・」

海未「カンダタもこれ以上は命のやり取りになると思ったから退いたのでしょうね・・・」

にこ「危なかったわ・・・あとすこしで、やられちゃうところだったにこ〜」

ことり「でも、退かせることができてよかったよ!さあ、ロマリアへ帰ろ♪」

穂乃果「うんっ!・・・また、キメラの翼かぁ〜」ゲッソリ
115 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:05:35.55 ID:XZ6XDRMu0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第5話「小さなシグナル」
116 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:06:07.31 ID:XZ6XDRMu0


ロマリア城 玉座の間


王様「おお、勇者たちよ!この国の宝である金の王冠を取り戻してくれたことを感謝する!」

穂乃果「でも、カンダタには逃げられちゃった・・・」

海未「私たちがいなくなったあとにまたくるかもしれません・・・」

王様「そのことなのだが、情報によるとカンダタの配下の盗賊たちはロマリア付近の拠点を捨て、逃げ出したらしい」

にこ「と言うことは、ロマリアにはもうこないってこと?」

王様「そうなるであろう!これも、全てお主たちのお陰だ!どうだろう?お主たち、勇者のことを国民に紹介したいのだが・・・!」

ことり「ええっ!?この国の人たちみんなに私たちのことを!?」

王様「そして、その後に勇者のしたことを永久に忘れぬように宴を開催したいと思う!どうであろうか?」

穂乃果「はいっ!参加できることを嬉しく思いますっ!」

王様「ありがとう!では、準備させようっ!」
117 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:07:11.99 ID:XZ6XDRMu0



王様「ごほん!皆の衆、今回、この国の宝である金の冠が盗まれたことはもう知っておろう!」

青年「確か、カンダタってやつだったな」

お爺さん「大盗賊のカンダタが盗んでいったならもう・・・」

王様「だが、それを取り戻してくれたものたちがいる!それは・・・!」

女「取り返した!?誰が・・・」

青年「もしかして、あの娘たちが!?」

お爺さん「まさか、勇者さまか!」

王様「そう!この者たちこそ、アリアハンから魔王を倒すため、勇者として旅立った者たちだ!」

女「勇者さま!?」

おじさん「あんな少女たちがカンダタから宝を取り返したのか!」

少年「すご〜いっ!」

王様「ここで勇者に一言いただきたいと思う!勇者よ!」
118 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:07:52.53 ID:XZ6XDRMu0

穂乃果「えっ!?えっと・・・初めまして!私は高坂穂乃果!それでこっちが海未ちゃん、こっちはことりちゃん!そして、このちっちゃいのがにこちゃん!」

にこ「ぬわんでよっ!もっといい説明の仕方があるでしょ!」ビシッ

穂乃果「私たちは魔王を倒すため、アリアハンから旅立ちました!ですが、私たちにはまだまだです・・・」

穂乃果「カンダタとの戦いでも私たちがもっと力があれば捕まえることもできたと思います・・・でもっ!」

穂乃果「みんなに約束します!必ず、絶対にもっと今より強くなって魔王を倒して、世界を平和にしてみせます!」

村人「うお〜〜〜〜〜っ!!」

王様「うむ、素晴らしい言葉をありがとう!では、このまま宴へと移行する!皆の者、準備に取り掛かるのだっ!」

119 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:08:34.43 ID:XZ6XDRMu0


ロマリア 城下町


穂乃果「うわ〜っ!お祭りだぁ〜っ!」キャッキャッ

ことり「穂乃果ちゃん、そんなに走ると転んじゃうよ〜」タッタッタッ

にこ「相変わらずの穂乃果ね・・・ん?海未、どうかしたの?ずっとさっきから考え込んでるけど・・・」

海未「いえ・・・カンダタのことで少し・・・ここから移動したということは他の場所にいったということでしょう?」

にこ「そうなるわね・・・」

海未「そこでまた、カンダタが盗みを繰り返すわけですから、それが心配です・・・」

にこ「・・・そんなこと?・・・私たちが世界旅してあいつがまたいたなら懲らしめたらいいだけでしょ!」

海未「ふふっ・・・ずいぶんとポジティブですね」クスッ

にこ「きっとあそこの馬鹿も同じこと言うわよ・・・だから、今はこの祭りを楽しみましょ!」タッタッタッ

海未「そうですね・・・何事も起こらなければいいのですが・・・」タッタッタッ
120 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:19:39.93 ID:XZ6XDRMu0


一方その頃・・・


カンダタ「うぐぅ・・・あのガキども・・・こっぴどくやってくれたぜ・・・俺の子分もロマリアからは逃げ出したか・・・」ヨロッ

カンダタ「俺もバハラタのアジトへ・・・ぐはっ!・・・身体が動かねえ・・・ちく、しょう・・・!!」バタンッ


穂乃果たちは自分たちの為に開かれた宴を楽しんだ。カンダタのことは気がかりではあったが掴み取った勝利を喜び、ロマリアの民と笑いあった!
そして、夜が明けた!


次の日 バハラタの町にて


???「起きて・・・!・・・ちゃん!起きて!」ユサユサ

???「う〜ん・・・zzz」スピー
121 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:21:25.52 ID:fEPTmkkL0

???「凛ちゃん・・・!起きてっ・・・ご飯できたよ!」ユサユサ

凛「う〜ん、あと5分寝かせて〜かよちん・・・」

花陽「ご飯がさめちゃうっ!起きて、凛ちゃん!」ユサユサ

凛「にゃ〜・・・ご飯のときになるとすぐにこれにゃあ・・・」フワー



凛「いただきますっ!」

花陽「いただきますっ」

凛「もう、凛たちがこの世界にきて、五日目かぁ〜みんなもこの世界にきてるのかな?」モグモグ

花陽「凛ちゃん・・・その話もう5回目だよ。みんなを見つけるために私たち、こうやって旅してるんだよ」オカワリ

凛「そうだけど・・・バハラタには誰もいないし・・・ここからもう少し進んでみたら誰かいるかな?」

花陽「わからないけど、何もしないよりかはマシだよね・・・」オカワリ

凛「って、さっきからかよちん!何杯食べてるのっ!?」

花陽「だって・・・美味しいから・・・」オカワリ

凛「かよちん・・・そんなに食べちゃ太っちゃうよっ!?」

花陽「美味しいから大丈夫だよっ・・・多分」

凛「もうっ・・・ごちそうさま!凛、ちょっとお散歩してくるにゃ!」タッタッタッ

花陽「うんっ、いってらっしゃい!私もお買いものでもしてこようかな・・・」

122 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:22:58.88 ID:fEPTmkkL0


バハラタ


花陽「結構、買い込んじゃった・・・ううっ・・・重たいよ・・・」ノサノサ

花陽「あれ・・・あそこの小道のところで誰か、倒れてるっ!よいしょ・・・!」タッタッタッ

花陽「あ、あの!だ、大丈夫ですか!?」ユサユサ

カンダタ「うう・・・ぐう・・・」

花陽「酷い怪我・・・!・・・ベホイミっ!」ポワーン

カンダタ「んぐぅ・・・こ、ここは・・・?お前は・・・?いつっ!」

花陽「ここはバハラタです・・・!私花陽っていいますっ!ま、まだ動かないでください!ホイミっ!」ポワーン

カンダタ(回復魔法の使い手・・・僧侶か?いや、それにしても・・・)

カンダタ「惚れたぜ・・・」

花陽「えっ?」ポカーン
123 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:24:28.34 ID:fEPTmkkL0

カンダタ「お、俺は!あなたにほ、惚れた!その可愛さ!その優しさに!」

花陽「えっ?えっと・・・その・・・///」アセアセ

カンダタ「お、俺の嫁になってくれっ!」

花陽「えっ・・・ええ〜〜〜〜っ!!」

カンダタ「ど、どうだっ!?」

花陽「あ、あなたの気持ちはすごく嬉しいです・・・でも、ごめんなさい・・・」

カンダタ「ガーンっ!!」

花陽「ごめんなさい・・・」

カンダタ「・・・俺は盗賊だ・・・ほしいものは・・・!」

花陽「えっ・・・きゃっ!」ギュッ

カンダタ「奪ってしまえばいいんだっ!このままアジトへっ!」ドサッ

花陽「だ、誰か助けてっ!・・・凛ちゃん・・・!」
124 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:25:29.81 ID:fEPTmkkL0

カンダタ「助けなんて・・・ぐおおっ!!」ドンッ

凛「かよちんをどこに連れて行くつもりにゃあっ!!」

花陽「凛ちゃん!?た、助けてっ!」

凛「かよちんを返せっ!」タッタッタッ

カンダタ「返せだと?ならば、奪ってみせろっ!」タッタッタッ

凛「てやっ!」シュン

カンダタ「そのか細い足や腕でこの俺と闘うつもりか?ふんっ!」ブウンッ

凛「これが凛の武器だっ!だだだだっ!」ドドドドッ

カンダタ「きかんなぁ!そらぁっ!」ドスッ

凛「あぐっ!」ズサー
125 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:27:16.63 ID:fEPTmkkL0

カンダタ「おらおらっ!」ドスッドスッ

凛「ぐっ!うあっ・・・!」ゴホッ

花陽「凛ちゃん!も、もうやめてっ!」タッタッタッ

凛「ま、まだやれる・・・!まだやれるよ・・・!」グググッ

カンダタ「たいした根性だが、それでは俺には勝てんぜっ!」ドンッ

花陽「わかりましたっ・・・私はあなたについていきます!だから、もうそれ以上は・・・!」

カンダタ「・・・」ニヤッ

凛「かよ・・・ち・・・ん・・・ダメ、だよ・・・」グググ

カンダタ「さ、さあ、いこうか!」

花陽(凛ちゃん・・・ごめんね・・・)ポロッ

凛「かよ・・・ちん・・・かよちんっ!!」

凛(凛がもっと強ければ・・・!凛のせいで・・・!私は強くなる!そして、必ずかよちんを取り戻すっ!)バタッ



to be continued...

126 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:27:56.89 ID:fEPTmkkL0

凛 LV14 武道家
でんこうせっか

けいこぎ


花陽 LV14 僧侶
ひっこみじあん

聖なるナイフ
皮の盾
皮のドレス
皮の帽子
127 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/07(木) 10:38:29.79 ID:zWVBKTau0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第6話「まきりんぱな」



???「ねえ、大丈夫!?凛っ!起きなさいよっ!何があったのっ!」ユサユサ

凛「うっ・・・ううん・・・っ!ま、真姫ちゃん!?」ガバッ

真姫「驚いたわ・・・あなたもこの世界に来ていたなんて・・・てっきり、私だけの夢なのかと・・・」

凛「かよちんもいるよっ!ねっ、かよ・・・」ハッ

真姫「花陽の姿なんて見えないわよ?どこかに行ったのかしら」キョロキョロ

凛「・・・かよちんはさらわれたんだ・・・凛の目の前でっ!」ドンッ

真姫「さらわれた・・・?凛、詳しく話しなさい!」グイッ
128 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/07(木) 10:39:25.76 ID:zWVBKTau0



真姫「なるほど、それは噂にきく大盗賊、カンダタ・・・厄介なやつにさらわれたわね・・・花陽も」

凛「関係ないよ・・・どんなやつが相手でも必ずかよちんを取り戻すっ!!」グッ

真姫「カンダタが相手ならかなり厳しい戦いになるわよ・・・聞いた話だと、勇者が4人がかりでやっと追い払ったって言われてる」

凛「それは戦ってみてよくわかったよ・・・凛には力が足りない。もっと力が欲しいっ!」グッ

真姫「凛・・・そうだ!ダーマの神殿、その場所に聞き覚えがないかしら?」

凛「聞いたことないよ。そこにいけばもっと強くなれるの!?」ガバッ

真姫「話は最後まで聞く!・・・力を手に入れるとは違うわね。力を手に入れるきっかけを掴む場所かしら」

凛「何でもいいっ!そこに連れて行って!お願い、真姫ちゃん!」

真姫「わかったわ。しっかりと掴まってなさいよ!・・・ルーラっ!」

凛「えっ!わ、わぁ〜っ!!」ビュン
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/10(日) 22:08:35.31 ID:HnXqLwSqO
待ってるぞ
130 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/11(月) 08:11:57.72 ID:zcr7raqu0


ダーマの神殿


真姫「ついたわよ。ここが・・・」

凛「すご〜いっ!真姫ちゃん!魔法使いだったの!?」キャッキャッ

真姫「ええ、まあだったじゃなくてなった、だけどね」テレッ

凛「えっ?どういうこと・・・」キョトン

真姫「ここは自分に定められた職を変えることができる所よ。例えば、戦士が僧侶へ、盗賊が魔法使いって風にね」

凛「職かぁ〜凛の職業って何なのかな?」クビカシゲ

真姫「拳や足で戦うところを見たら、武道家なんじゃないかしら」ウーン

凛「う〜ん、女の子としてはあまり嬉しくないにゃ〜」ガックリ

真姫「それで、職業はどうするのかしら?」

凛「・・・真姫ちゃんには悪いけど、凛はこのままでいくよ!」グッ
131 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/11(月) 08:13:20.69 ID:zcr7raqu0

凛「今は負けてしまう・・・だけど、必ず勝つっ!」

真姫「・・・意志は固いようね・・・わかった。あなたの好きにすればいいわ。だけど、それなら敗北するなんてことは許さないわよ」

凛「うん!」ニコッ

真姫「とは言っても短期間でどうやって・・・」ウーン

大臣「おお、お主は確か、真姫という者であったか!」

真姫「大臣様!・・・この人が職を変える、転職をさせることができる唯一の方よ」

凛「は、初めましてにゃっ!」

大臣「この少女も転職希望者か?お主と同じで素晴らしい素質を感じる。だが、まだ弱いがな。ガルナの塔へ登ってみてはどうだ?」

真姫「そうか・・・それなら、一気に強くなることができるかもしれない」

凛「ガルナの塔?」

大臣「そこは力を求めるものが行く、経験を積んでいくにはもってこいの場所である」

真姫「ちなみに私も魔法使いになったときにいったわ。最上階までは登りきれなかったけど、それでもそれなりに強さを得ることができたわ」

凛「・・・っ!いこうっ!そこで私は強くなるよ!!大臣さま、いろいろとありがとうございましたっ!」タッタッタッ

大臣「うむ、そなたの成長を祈っておるぞ!」
132 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/11(月) 08:14:03.09 ID:zcr7raqu0


ガルナの塔


凛「ここがガルナの塔だね・・・!さっさと登りきるにゃ!」

真姫「・・・私が三日かけても登り切ることは不可能だったわ。だから・・・」

凛「一日・・・一日で登りきろうっ!」

真姫「話聞いてたかしら?」ガクッ

凛「真姫ちゃんが三日かけても登り切れなかったのは一人だったからで今は凛もいるよ。それに・・・」

凛「こんな塔くらい登りきれないようじゃ、あいつは・・・カンダタは倒せないっ!」

真姫「・・・っ!・・・なら、さっさといくわよ。時間が惜しいわ!」

凛「うんっ!」
133 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/12(火) 19:27:46.06 ID:H+6dN7hU0


凛「でやぁっ!」ボコッ

凛「まだまだっ!」ドスドスッ

真姫「凛!離れてっ!・・・ベギラマ!」ドドドドッ

凛「よしっ!凛たちの勝利にゃ〜!」ブイッ

真姫「ふふふっ、そうね!・・・ん?」ススススッ

凛「どうしたの?・・・あれ?」ススススッ

真姫「何かが近くにいるわね・・・」チラッ

凛「うん・・・しかも、かなり速いスピードだよっ!・・・!いた、あそこっ!」スッ

真姫「銀色の、スライム・・・!?」

凛「スライムってよりかは金属っぽいね・・・すごくキラキラしてる!」

真姫「そういえば、聞いたことがあるわ・・・身体中が特殊な金属でできたスライムの話を・・・」

凛「ふ〜ん・・・まあ、とにかく倒すだけだよっ!」タッタッタッ

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/14(木) 01:35:22.53 ID:RcfUbAUSO
大盗賊カンジタ
135 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/14(木) 07:52:06.99 ID:6d66Vmc70


メタルスライムが現れた!


メタルスライムの攻撃!凛にダメージ!

凛「はやっ!・・・あいたっ!やったな〜っ!」スッ

凛の攻撃!

ミス!メタルスライムはひらりと身をかわした!

凛「速いにゃ!攻撃が当たらないよ〜真姫ちゃん!」

真姫「任せなさいっ!ヒャダルコっ!」カシャン

真姫はヒャダルコを唱えた!

ミス!メタルスライムはダメージを受けない!
136 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/14(木) 07:53:28.88 ID:6d66Vmc70

凛「真姫ちゃんの魔法が効いてない!?」

真姫「氷の魔法に耐性でも持っている?なら!・・・メラミ!」ボボッ

真姫はメラミを唱えた!

ミス!メタルスライムはダメージを受けない!

真姫「くっ・・・まさか、魔法が効かないの!?このスライムは・・・!」

凛「このっ!」カキンッ

凛の攻撃!メタルスライムにダメージ!

凛「いたたっ!攻撃したこっちの方が痛いよ!」ジンジン

真姫「物理の効きが悪くて、魔法攻撃をまったく受けつけないんだったら、あいつの急所を狙って攻撃をするしかないわ!」ススススッ

凛「でも、速すぎてどこを狙って攻撃したらいいのかわからないよっ!」ススススッ

真姫「じっくりと動きを見極めて、必殺の一撃を叩き込む!武道家である凛なら、きっとできるわ!」ススススッ

凛「わかった・・・!やってみる!」グッ
137 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/14(木) 07:53:54.81 ID:6d66Vmc70

凛「狙いすまして・・・集中・・・!」ススススッ

メタルスライムはメラを唱えた!真姫にダメージ!

真姫「ぐっ・・・!」ボン

凛「っ!そこにゃあぁ〜っ!」ドゴォ

凛の攻撃!会心の一撃!!

メタルスライムを倒した!


真姫「やったわね!凛!」

凛「・・・どんどん、自分が成長していくのがわかるよ!さあ、いこう!先はまだまだ長いにゃ!」

138 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:19:18.99 ID:1IQ9GAHR0


一方、花陽は・・・


カンダタ「は、花陽さん・・・あなたのしゅ、趣味を教えてもらっても・・・」

花陽「・・・」

カンダタ子分「連れてきてからずっとこんな感じだぜ・・・」ボソボソ

カンダタ子分「やっぱり、こんなかわいい子を親分の嫁にするなんて無理なんだよ・・・」ボソボソ

カンダタ「あ、あなたの好きな物は・・・好きな食べ物はな、何ですか?」

花陽「・・・お米・・・」ボソッ

カンダタ「!?や、野郎どもっ!飯の用意だっ!花陽さんに白米をたっぷり用意してやれ!!」

カンダタ子分「あ、アイアイサー!!」


139 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:20:24.85 ID:1IQ9GAHR0

ガルナの塔


凛「はあっ!!」ドンッ

真姫「凛、気合い入ってるわね・・・!」ボンッ

凛「もっと強く・・・あいつを超える力をつけてみせる!終わりだっ!」ダダダッ

真姫「ふうっ・・・一段落ね・・・」

凛「あとどれくらいでてっぺんかな?」

真姫「みた感じ・・・もう少しで着きそうだけど・・・」

凛「なら、ダッシュにゃ!」タッタッタッ

真姫「っ!?凛、まちなさいっ!う、上・・・!」

凛「えっ?うわっ!!」サッ

「グオオオオオオッ!」

凛「ド、ドラゴンっ!?しかも、めちゃくちゃ大きい!!」

真姫「こっちにくるわっ!凛、やるしかないわよっ!」スッ

140 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:21:38.47 ID:1IQ9GAHR0


スカイドラゴンが現れた!


凛「と、とりあえず!突っ切って叩き込むにゃ!」タッタッタッ

真姫「まってっ!あの動作は・・・」


スカイドラゴンはもえさかるかえんを吐いた!
凛にダメージ!真姫にダメージ!


真姫「うあっ!」ゴオオッ

凛「あちちちっ!あっつい!ほ、炎をお吐いてくるなんて・・・!」プスプス

真姫「ちっ、調子に乗るんじゃないわよっ!そっちが炎ならこっちは・・・ヒャダルコっ!」カシャン


真姫はヒャダルコを唱えた!スカイドラゴンにダメージ!


凛「効いてる!よ〜し、凛も・・・てやっ!」バシッ


凛の攻撃!スカイドラゴンにダメージ!


「グオオオオオオッ!」ドゴン

凛「天井を突き破って逃げたにゃ!」

真姫「追うわよっ!」タッタッタッ
141 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:22:19.31 ID:1IQ9GAHR0


ガルナの塔 最上階


凛「上に空が見えるってことは・・・」

真姫「てっぺんについたわね!・・・それで、あのドラゴンは・・・」キョロキョロ

スカイドラゴンA「グオオッ」

スカイドラゴンB「グルルルッ」

スカイドラゴンC「ゴゴゴッ」

凛「」 真姫「」

真姫「ねえ、凛・・・これに関しては逃げてもバチは当たらない気がするの」アセアセ

凛「そ、そうだねっ!凛もそう思うにゃあ・・・に、逃げっ!」アセアセ

スカイドラゴンはもえさかるかえんを吐いた!

凛「うわぁ〜っ!」ゴオオッ

真姫「ま、まずい!炎の衝撃で床がくずれ・・・!」ゴオオッ

凛&真姫「きゃあ〜〜〜っ!!」ヒューン
142 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:23:46.78 ID:1IQ9GAHR0


ガルナの塔 ???


凛「いたた・・・真姫ちゃん?真姫ちゃん!」ヨロッ

真姫「う、後ろよ・・・凛、無事かしら?」フラッ

凛「腕が少し・・・真姫ちゃんの方こそ大丈夫!?」

真姫「何とか、立つことはできるわ・・・それにしてもここはどこかしら?」ヨロッ

凛「凛たちが行ったことがない部屋、だよね?」キョロキョロ

真姫「ええ、しかも周りにここにはいるために必要な階段がないってことは隠された部屋ってことよ」

凛「他の部屋と変わった所はないけど・・・」
143 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:24:43.88 ID:1IQ9GAHR0

真姫「いえ・・・あそこ」スッ

凛「宝箱だ!何だろ?」ガチャン

凛「えっと・・・さと・・・りのしょ?」キョトン

真姫「・・・転職に関わるものらしいけど・・・私にはさっぱりね・・・」

凛「それなら、大臣さまに聞いてみたらいいんじゃないかな?隠された部屋にあったんなら、凄いものかもしれないし!」

凛「それに・・・さすがにもう疲れちゃった・・・てっぺんまでいくこともできたし、今日は戻ろうよ」

真姫「そうね。それがいいと思うわ。じゃあ、掴まって・・・リレミトっ!」シュン
144 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:25:39.25 ID:1IQ9GAHR0


ダーマの神殿 夜


大臣「これは・・・さとりのしょか!?これを見つけてくるとはな・・・」

真姫「これは何なのですか?」

大臣「私も目にするのは数回しかない・・・これは伝説の職業、賢者へと転職することが出来るものだ!」

凛「けんじゃ?」

大臣「勇者が天に選ばれし者であるならば、賢者は神に選ばれし者、まさか・・・私の代で二度も賢者を見ることになろうとはな・・・」

真姫「えっ?」

大臣「いや、こちらの話である。それで、賢者へとどちらがなるのだ?」

真姫「どちらが・・・?」チラッ

凛「凛はいらない。この拳であいつを倒す!」バシッ

真姫「じゃあ、私がもらってもいいのよね?」

凛「もちろん!真姫ちゃんが賢者になってよ!」

真姫「・・・ということで私が賢者へとならせて頂きます!」
145 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:26:33.88 ID:1IQ9GAHR0

大臣「そうか。ならば、この世のすべての命を司る神よ!真姫に新たなる人生を歩ませたまえ!」ポワーン

真姫「っ!さとりのしょが光ってる!」ピカーン

凛「ま、眩しいにゃあ!真姫ちゃん!」ピカーン

真姫「大丈夫よ!・・・っ!頭の中に色々な知識が流れてくる・・・!」ポワーン

大臣「・・・ふう、転職はこれで終わりだ」

凛「大丈夫?真姫ちゃん・・・」

真姫「・・・ふふふっ、勝てる!たとえどんな奴が相手でも勝てるわ!!私は今、最強の力を手に入れたのよっ!!」

凛「真姫ちゃん、すごい自信にゃ〜」

大臣「生まれ変わったつもりで修行に励むのだな!」

真姫「はい、ありがとうございました!」

凛「じゃあ、今日はもう宿で休もうよ!そして、明日、あいつを探そう!」

真姫「今の私たちなら、大盗賊カンダタにも引けを取らない戦いができるはず・・・花陽を絶対に助けるわよ!」

凛「・・・うんっ!!」グッ



to be continued...
146 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:27:45.86 ID:1IQ9GAHR0

真姫 LV1 賢者
おじょうさま

まどうしの杖
魔法の盾
マジカルスカート
毛皮のフード
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/17(日) 23:48:58.75 ID:DYCkGA3ao
真姫ちゃん、そのセリフは変身した敵にボコボコにされるフラグ立てそうだから危険だw
148 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/18(月) 12:17:04.01 ID:E4Ma5ljO0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第7話「友情」



カンダタのアジト 前


凛「ここにかよちんが・・・!」

真姫「思いのほか簡単に見つけられたわね・・・それで、どう行く?」

凛「当然、正面突破っ!」グッ

真姫「ふふっ、そう言うと思ったわ。じゃあ、行くわよっ!ピオリムっ!」ポワーン

凛と真姫の素早さが上がった!

凛(待ってて・・・かよちん・・・!すぐにいくからっ!)タッタッタッ
149 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/18(月) 12:18:16.97 ID:E4Ma5ljO0

子分「た、大変です!」タッタッタッ

カンダタ「何だ!朝から騒がしい!!今、花陽さんと飯食ってんだよ!」

花陽(ご飯おいしい・・・)モグモグ

子分「謎の女武道家と女魔法使いがアジトに攻め込んできました!」

花陽(もしかして・・・)オカワリ

花陽「凛ちゃん・・・?」モグモグ

カンダタ「ちっ!すぐに準備していく!それまで抑えてろ!」タッタッタッ

子分「アイアイサー!」タッタッタッ

花陽「凛ちゃんが来てるのかも・・・私を助けるために・・・!私もいかないとっ」

150 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/18(月) 12:19:10.22 ID:E4Ma5ljO0



凛「かよちんはどこだっ!」

子分「くっ・・・こいつら・・・強い・・・」バタッ

子分「こ、このっ!」グッ

真姫「メラミ!」ボンッ

子分「ぐあああっ!・・・こ、このままでは・・・はっ!お、親分っ!」

凛「っ!」クルッ

カンダタ「ほう、誰かと思ったらこの間の小娘じゃねえか!」

真姫「あいつが・・・!」

凛「カンダタ・・・!!かよちんはどこだっ!」

カンダタ「かよちん・・・?花陽さんのことか。この先でご飯を食べていらっしゃるぜ!」

真姫「花陽に手出しはしてないでしょうね!」
151 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/18(月) 12:20:14.79 ID:E4Ma5ljO0

カンダタ「お、恐れ多くてそんなことできるか!」

凛「・・・ひとまず安心にゃあ・・・」

カンダタ「それで、おまえたちはここに何をしにきた?」ニヤッ

凛「決まってる・・・友達を取り返しにきた!」ザッ

カンダタ「あれだけやって、まだ力の差がわからんのか。それとも、そこの魔法使いが加わっただけで勝てると思ったかぁ?」

真姫「勝てる。昨日までの凛だと思ってると痛い目をみるわよ!あんたからあの子を取り返すために特訓したんだから!」

カンダタ「この盗賊団を半壊させる実力は手に入れたってことか・・・いつぞやの勇者を思い出すぜ・・・くっくっくっ!なら、こうしよう!」

カンダタ「おまえたちが俺に勝つことができたら、花陽さんは返す!だが、負けたときはおまえたちもこのカンダタ盗賊団に入ってもらう」

「!?」

カンダタ「俺の盗賊団をここまで壊滅させるおまえたちの腕は惜しい!どうだ?悪い話じゃないだろ」

カンダタ「おまえたちは勝っても負けても花陽さんとは一緒にいられる・・・まあ、俺は負ける気はしないがな!」

真姫「こっちだって負けるつもりはさらさらないわよ!」

凛「勝つ!勝っておまえからかよちんを取り戻す!!」

カンダタ「ふっ、ならば力を見せてみろ!」

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/23(土) 15:29:34.00 ID:w+ll6oJGO
見てるぞ続けて
153 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:34:32.19 ID:XbfIg8gY0


カンダタが現れた!


カンダタ「もう一度、地べたに這いつくばらせてやるぜ!」

凛「もう昨日までの凛じゃない・・・!私はもうおまえに負けない!」

真姫「そうよ。それに今回は私もいるわ!ピオリムっ!」ポワーン

凛と真姫の素早さが上がった!

凛「・・・いくぞっ!」タッタッタッ

カンダタ「っ!?は、はやっ!ぐおっ!」ドスッ

凛「だだだだっ!!」ドドドドッ

カンダタ(確かに言うだけのことはあるっ!こ、こいつ・・・昨日とは比べものにならんほど、強くなってやがる・・・!)

凛「たあっ!」ドゴォ

カンダタ「ぐはぁっ!!」ズサー
121.66 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)