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タプリス「天真先輩が2人」
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55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 11:25:54.30 ID:THKodjnp0
>>54
一部訂正
ラフィエル(止まりません! ガヴちゃんとジブちゃんがお二人でナニをしているのか、ここにいるだけで色々と思いめしてしまいます!)マッカッカ
↓
ラフィエル(止まりません……ガヴちゃんとジブちゃんがお二人でナニをしているのか、ここにいるだけで色々と思い巡らしてしまいます!)マッカッカ
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 16:32:59.73 ID:THKodjnp0
ガヴリール「ラフィエル、大丈夫?」
ラフィエル「はい、大丈夫ですよ♪ えっと、タネ作りでしたね」ドキドキ
ヴィーネ「そうね、タネ作りね」
ラフィエル「はい! 任せてください♪」ドキドキ
タプリス「あの……私も何か……」
サターニャ「あんたは座って大人しく待っていなさい」
タプリス「ぐっ……胡桃沢先輩のいう事を聞くのは癪ですが」
サターニャ「癪って何がよ!」
ヴィーネ「言い合いはそこまで、サターニャも先輩なんだし我慢しなさいよ」
ガヴリール「タプリスも一言多い」
タプリス「うっ……ごめんなさい」
天真「素直に謝ること、これが一番ですね♪」
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 21:21:24.40 ID:THKodjnp0
サターニャ「さあ、準備に取り掛かるわ! ラフィエルはタコの足切って」
ラフィエル「はい!」
サターニャ「ど、どうしたの? そんなに気合入った声出して……」
ラフィエル「何でもないです♪」ニコニコ
ラフィエル「さて、タプちゃんのためにタコ焼きのタネを作らなくては、ですね♪」
サターニャ「え、えぇ、そうね」
ラフィエル「♪〜」ニコニコ
ラフィエル(たこ焼きのタネ)
ラフィエル(たこ焼きのタネ)
ラフィエル(タネ……タネ……)
ラフィエル(子種……)
ラフィエル(ガヴちゃんの子種……)カアア
ラフィエル(下界では天使は生えているとネットで見たことがあります……)カアア
ラフィエル(ガヴちゃんも生えていてジブちゃんの……)カアア
ラフィエル「はっ、いけないいけない……集中集中……」カアア
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 21:30:51.06 ID:THKodjnp0
天真「顔真っ赤ですけど、大丈夫ですか?」ヒョコ
ラフィエル「ええ、大丈夫ですよ、ジブちゃん♪」カアア
ラフィエル(それともジブちゃんが……)
ラフィエル(いけない、駄目です!)
ラフィエル「っ!」パシン
天真「! ど、どうしたのですか、ラフィエル!? 突然自分のほっぺたを叩いて」
ラフィエル「白羽=ラフィエル=エインズワース! 集中、集中です!」
天真「ラ、ラフィエル?」
ラフィエル「……」トントン
天真「……あの……」
ラフィエル「……」トントン
天真「?」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:00:24.79 ID:THKodjnp0
――――――
――――
ヴィーネ「さて、準備できたし早速タプリスちゃんの入学お祝いタコパを始めましょう!」
5人「ワー」パチパチ
ラフィエル(何とか出来ました……)
天真「さて、早速焼きますね♪」
ジュゥゥ
天真「はい、はい♪」
タコポンポン
天真「それ、それ♪」
クルックルッ
天真「できました♪ はいタプリス、どうぞ♪」
ヴィーネ「手際いいわね」
サターニャ「私も負けてられないんだから!」
ヴィーネ「勝ち負けとかそういう事じゃないからね」
ガヴリール「さすが天真流だな、見事だ……」ウムウム
ヴィーネ「いや、だから天真流って何よ」
サターニャ「なら、私は胡桃沢流よ!」
ヴィーネ「サターニャも張り合わない……」
タプリス「では……いただきます……」パクッ
タプリス「ん〜! 美味しいですぅ!」ギュッ
天真「もう、抱き着かないの♪」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:08:52.43 ID:THKodjnp0
ガヴリール「にしても……」
タプリス「♪〜」ギュッ
天真「もう、早く食べないとせっかくのたこ焼きが冷めてしまいますよ」
ガヴリール「むぅ……」ムスッ
ラフィエル「あらあら、ガヴちゃんは焼きもち妬いているのですかね♪」カアア
ガヴリール「別に……そんなんじゃないし」ムスッ
ガヴリール「……」
ガヴリール「タコ焼きのタネ、ちょっと……」
天真「あ、はいどうぞ♪」ニコッ
ガヴリール「……」
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:11:20.49 ID:THKodjnp0
ガヴリール「……」
ジュゥゥ
ヴィーネ「!」
ガヴリール「……」
タコポンポン
サターニャ「あのガヴリールが……」キョウガク
ガヴリール「……」
クルックルッ
ラフィエル「自らたこ焼きを焼いていますね♪」カアア
ヴィーネ「それに手際もいいわ」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:37:52.64 ID:THKodjnp0
タプリス「♪〜」ギュッ
ガヴリール「ほら、私が焼いたたこ焼きだぞ、食え」
タプリス「……ガヴリール先輩」
タプリス「では、いただきます」パクッ
タプリス「ほいひいです〜」ホヘー
ガヴリール「だろ?」
タプリス「ガヴリールせんぱ〜い」ギュッ
ガヴリール「はいはい」ニコッ
天真「むぅぅ〜」ムスッ
ラフィエル「あらあら、今度はジブちゃんが焼きもちですか♪」ニコニコ
天真「そんなんじゃないもん……」
サターニャ「意外ね、こういうところで似ているのは」
ヴィーネ「でも、こういうところがあったほうが私は親しみやすいと思うわ」
サターニャ「それもそうだわ!」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/04(金) 02:02:55.72 ID:j/FP9K0r0
ラフィかわいい
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/04(金) 09:33:03.55 ID:x/1lSBw70
天真「……」
ジュゥゥ
ヴィーネ「ジブ、また作るの?」
タコポンポン
クルクル
天真「よし、出来上がりっと……」
天真「はい、タプリス、あ〜ん♪」
タプリス「あ〜ん」パクッ
タプリス「ほいひいです〜」モグモグ
タプリス「♪〜」ギュゥ
ガヴリール「ちょっとジブリエル! 『あ〜ん』は卑怯だろ!」
ガヴリール「こっちも……ほらタプリス、あ〜ん」タコヤキヒョイ
タプリス「あ〜ん」パクッ
タプリス「ほいひい〜です」モグモグ
タプリス「♪〜」ギュゥ
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/04(金) 09:54:46.58 ID:VMZgbBEvo
タプリスこんなん天国やんけ
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/04(金) 10:22:52.83 ID:x/1lSBw70
天真「むぅぅ……」
ガヴリール「ぐぬぅ……」
天真(すみませんが、ガヴリールには負けません!)
ガヴリール(悪いが、ジブリエルには負けないよ!)
天真「タプリス、こっちです♪」
ガヴリール「タプリス、こっちだ」
天真・ガヴ「あ〜ん」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/04(金) 22:49:55.44 ID:x/1lSBw70
タプリス(私は駄目になった天真先輩に正直もう戻らないのかなと思いました)
タプリス(しかし今は2人に分かれて、しかもしかも片方は天使学校の時の天真先輩!)
タプリス(さらに駄目になった天真先輩、といっても意外なところでこのように天使学校の天真先輩に対抗心を燃やしています)
タプリス(こんな2人の天真先輩、ガヴリール先輩とジブリエル先輩に挟まれてそして『あ〜ん』を私にしてくれる……)
タプリス(とても幸せです! 幸せの絶頂期です!)
タプリス「はひ〜しあわせですぅ〜」ニヘラ
天真・ガヴ「!」
天真「私にされて幸せと言ったのですよね!」
ガヴリール「私だよね? そうだよね?」
天真・ガヴ「私だよね!」
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/04(金) 22:57:06.23 ID:x/1lSBw70
サターニャ「……タプリスを奪い合っているわね」
ヴィーネ「私たちは蚊帳の外って感じだね……でもタプリスちゃんが一番幸せそうで何よりだわ」
ラフィエル「まるで姉妹がオモチャを取り合うような光景ですね♪」
ヴィーネ「ラフィにはタプリスちゃんはオモチャに見えているの?」
ヴィーネ「まあ、私たちもたこ焼き作りましょう」
サターニャ「そうね! もうお腹ペコペコだわ!」
ラフィエル「では、ジブちゃん、そのたこ焼きのタネ……を……」
ラフィエル「……っ!」カアア
ヴィーネ「ラフィ、どうしたの?」
ラフィエル「あっ、いえ、何でもないです♪」カアア
サターニャ「顔が真っ赤なんだけど……」
ラフィエル「もう、何でもないですぅ!」カアア
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/05(土) 00:26:32.67 ID:KJAgIICp0
優しい世界ですな
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 19:24:24.58 ID:fyr3Qjyo0
本当に今更ながら
>>28
を修正
ガヴリール「そういえば、タプリスの中では私はサターニャに負けたことになっているの? ありえないでしょ」
↓
ガヴリール「うーん……でもタプリスが言った『私がサターニャに負けた』発言が気になるな……ありえないでしょ」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 19:25:48.14 ID:fyr3Qjyo0
――――――
――――
タプリス「にへへ〜」ニヘラ
天真「私です!」グイッ
ガヴリール「私だ!」グイッ
天真「むぅぅ……」
ガヴリール「ぐぬぬ……」
タプリス(両方の天真先輩に交互に抱き寄せられて……もう色々やばすぎますっ!)ポワポワ
ヴィーネ「……」モグモグ
サターニャ「……」モグモグ
ラフィエル「……」モグモグ
ヴィーネ「平和ね」
サターニャ「そうね」
ラフィエル「こうやって傍観するのもいいですよね♪」ニコニコ
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 19:41:28.55 ID:fyr3Qjyo0
ラフィエル「そうです!」ピコーン
ラフィエル「ガヴちゃん、ジブちゃん、ここは一つ勝負ち行きませんか?」
ラフィエル「勝者には本日限りタプリスちゃんを自由にできる権利もらえまーす♪」ニコニコ
タプリス「な゙っ!? 白羽先輩、勝手に決めないで……いや、でも天真先輩と丸一日付き合えるのならいいかも……」
ガヴリール「よし! ジブリエル、勝負だ!」
天真「望むところです! ガヴリール!」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 19:51:19.71 ID:fyr3Qjyo0
天真・ガヴ「で、何で勝負するの?(ですか?)」
ラフィエル(あらあら、こんな状況でもタイミングが一緒、本当に仲がいいのですね♪)
ラフィエル「タコパですから、たこ焼きで勝負と行きましょう♪」ニコニコ
ラフィエル「どちらがよりおいしいたこ焼きを作るか、です♪」ニコニコ
タプリス「では試食は私がするのでしょうか?」
ラフィエル「いえ、ヴィーネさんとサターニャさんも一緒に食べてもらって、10点満点中何点か判断してもらいます♪」ニコニコ
ラフィエル「ヴィーネさん、サターニャさんいいですよね?」ニコニコ
ヴィーネ「ええ、いいわ」
サターニャ「パーティーだし、それ位しなくちゃね!」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 20:00:24.22 ID:fyr3Qjyo0
ヴィーネ「でも……それだったらガヴが不利じゃないかしら?」
ラフィエル「いえ、大丈夫だと思います♪」
ガヴリール「そうだ、心配ないぞヴィーネ」
ヴィーネ「すごい自信ね……どうしたの?」
ガヴリール「ジブリエルが出てきてからは料理は交代で作っているからな、短期間であいつに負けないぐらいの料理は作れるようになったぞ!」
ヴィーネ「本当なの? それは楽しみになるわね♪」
サターニャ「私の悪魔的味覚<<デビルズテイスト>>によって厳正に審査してあげるわ!」
天真「ふふっ、よろしくお願いしますね♪」
ヴィーネ「サターニャ、何かそれって駄目な感じに聞こえるのだけど……」
ラフィエル「ではガヴちゃん、ジブちゃん、準備をお願いしますね♪」ニコニコ
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 22:52:40.45 ID:fyr3Qjyo0
ガヴリール「そういえば誰から先に作るんだ?」
天真「確かにそうですね……」
ラフィエル「ここは公平性を重視して同時に作ってはどうでしょうか?」
ラフィエル「1人2つ試食、つまりガヴちゃんとジブちゃんは計6個同時に作ってもらいます♪ その数であればたこ焼き器の自体のスペースも確保されますね♪」
ラフィエル「そして皆には誰がどれを作ったか分からない様に試食する方は出来上がるまでベランダで待機でーす♪」
サターニャ「まあ、確かに作った人のイメージで味の受け止め方が変わるからそれはいいと思うわ!」
タプリス「珍しく真っ当な意見を言いますね……」
ヴィーネ「タプリスちゃんにはほとんど意味のない物だと……でも仕方が無いわね」
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 23:06:21.93 ID:fyr3Qjyo0
ベランダ――
サターニャ「という事でベランダで暫く待機ね」
タプリス「あぁ〜、楽しみです! 早く食べたいですね!」ワクワク
ヴィーネ「ええ、そうね」
ヴィーネ「あのガヴの手料理なんて滅多に食べれるとは思えないから楽しみだわ♪」
サターニャ「と言っても以前ガヴリールお手製のクッキー食べたじゃない」
ヴィーネ「確かにあのクッキーも美味しかったわね」
タプリス「天真先輩お手製のクッキー? 何の話ですか、詳しく聞きたいです!」
ヴィーネ「えっと……確かあれはガヴが分身して間もないから1か月ぐらい前ね……」
サターニャ「ガヴリールとジブリエルの妹ハニエルが下界に遊びに来てついでにヴィネットの家に寄って、確かその時にクッキーとケーキを作ったわね」
タプリス「ケーキもですか!?」
タプリス「うぅ……うらやましいです……」
ヴィーネ「ガヴが勝負に勝った時に言ってみなさい、案外作ってくれるかもよ」
サターニャ「ちなみに、ケーキはジブリエルも作ったわ」
タプリス「でも……あのガヴリール先輩が作ってくれますかね?」
ヴィーネ「作るわ、今のガヴならきっとね♪」
タプリス「……わかりました、聞いてみます!」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 23:12:51.74 ID:fyr3Qjyo0
ラフィエル「みなさーん、準備できましたよー♪」カアア
ヴィーネ「ラフィ、また顔が赤いけど……」
ラフィエル「きききっきき気にしないでください!」カアア
ヴィーネ「そ、そう……まあ、入るわよ」
タプリス「♪」ワクワク
サターニャ「私の悪魔的味覚<<デビルズテイスト>>を今発動する時ねっ!」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 23:21:54.70 ID:fyr3Qjyo0
ヴィーネ「……これは……」
サターニャ「見た目はばっちりね」
タプリス「さすが天真先輩です!」
天真・ガヴ「勝負は味だ!(です!) 冷めないうちに早く!」
天真「むぅぅ……」
ガヴリール「ぐぬぬ……」
ヴィーネ「あはは……では、いただきます」パク
サターニャ「じゃあ、これから」パク
タプリス「いただきます♪」パク
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 00:07:59.91 ID:HILrGriT0
ヴィーネ「これ……普通に申し分無い位美味いわ」
サターニャ「まあまあね!」
タプリス「やっぱり美味しいですぅ〜」
ラフィエル「あっあと一つ、皆様の目の前にタコ焼きが置かれているお皿2枚、ピンク色と白色のお皿ですよね♪」
サターニャ「そうね、ピンクと白のがあるわね」
ラフィエル「その色、例えばピンクはガヴちゃんのたこ焼き、白はジブちゃんのたこ焼きというふうに分けています」
ラフィエル「たこ焼きを食べた後に各色の皿に盛りつけられたたこ焼きを得点付けして、その色の合計点が多い方が勝ちというルールになっています♪」
天真「……」ドキドキ
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 00:37:55.18 ID:HILrGriT0
――――――
――――
ラフィエル「さて、皆が食べ終わった所で得点を付けてもらいましょう♪」
サターニャ「私はもう付けたわ!」ドヤァ
ガヴリール「得点付ける速さの勝負じゃないから」
タプリス「私も付けました!」
ヴィーネ「うん、私も付けたわ」
ラフィエル「ではこの紙に白が何点、ピンクが何点か記入してください♪」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 00:59:41.55 ID:HILrGriT0
ラフィエル「では……結果発表♪」
サターニャ 白:10 ピンク:10
タプリス 白:10 ピンク:10
ヴィーネ 白:9 ピンク10
ラフィエル「白合計29点、ピンク合計30点」
ラフィエル「という事でピンクの勝でーす♪」
天真「やったやった♪」ピョンピョン
ガヴリール「そんなぁ……」ガックリ
タプリス「ジブリエルせんぱ〜い♪」ギュゥ
天真「タプリスぅ」ダキッ
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 01:05:59.28 ID:HILrGriT0
ヴィーネ「そ、そんなに気を落とさないで……」
サターニャ「そうよ、どっちとも美味しかったわよ」
ガヴリール「ゔぃ〜ねぇ、何で9点なの〜?」
ヴィーネ「今回は甘めに点数を付けようと思ったけど、ほとんど甲乙つけがたい位どちらとも美味しかったわよ」
ヴィーネ「1点差の違いは……ちょっとした工夫かしらね」
ヴィーネ「ガヴは基本に忠実、ただ忠実過ぎて意外性が無かったわ」
ヴィーネ「ねえジブ」
天真「はい、何でしょうか?」
ヴィーネ「ジブが作ったたこ焼き、ほんの少しピリッとしていたけど辛い系の食べ物混ぜた?」
天真「はい、実は少量七味唐辛子を……」
ガヴリール「え? いつの間に……」
ヴィーネ「そこね、そこが1点差のアイディアね」
ガヴリール「うぅ……」ガックリ
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 01:10:55.62 ID:HILrGriT0
天真「……」
天真「あの、ガヴリール」
ガヴリール「ん……なんだ?」
天真「タプリスもよろしければですが……ガヴリールも一日タプリスと色々しませんか?」
ガヴリール「……いいのか?」
天真「もちろんですよね、タプリス」
タプリス「もちろんです! ジブリエル先輩もガヴリール先輩も一緒に来てくれた方が一番良いです!」
ガヴリール「タプリスぅ〜」ダキッ
タプリス「わわっと、えへへ〜」ニヘラ
天真「♪」ニコニコ
――――
――――――
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 13:21:53.61 ID:HILrGriT0
――――――
――――
タプリス「満足ですぅ〜♪」
ヴィーネ「そろそろ片づけにしましょう」
天真「そうですね」
ガヴリール「えー、めんどくさい」
サターニャ「あんたも十分楽しんだじゃないの、片づけぐらいしなさいよ」
タプリス「では、私も……」
ラフィエル「タプちゃんはこのパーティーの主役ですからここに座っていても大丈夫ですよ♪」
タプリス「白羽先輩が言うのでしたら……」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 19:50:47.07 ID:HILrGriT0
――――――
――――
ヴィーネ「さて、片づけも終わったわね」
タプリス「では、天真先輩! ではなかったですね、ジブリエル先輩! ガヴリール先輩! どうしますか?」
天真「公園の草引きをしましょう♪」
ガヴリール「ネトゲ」
タプリス「へ?」
ガヴリール「は?」
天真「?」
ヴィーネ「はぁ……これはダメね……よりによってジブまで……」
ラフィエル「ここは3人で買い物に出かけてみてはどうでしょうか?」
サターニャ「いいわね!」
ヴィーネ「サターニャはついていっちゃだめよ」
サターニャ「ちょっと、なんでよ!」
ヴィーネ「タプリスはさっきガヴとジブと一日一緒なることになったから、私たちがついていくのはちょっとおかしいと思わない?」
サターニャ「確かにそんな事だったわね……」
ラフィエル「では私たちはここで帰らしていただきますね♪」
ヴィーネ「そうね、お疲れ、ガヴ、ジブ、タプリスちゃん」
サターニャ「それじゃ」
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 19:58:50.01 ID:HILrGriT0
バタン
ガヴリール「……」
天真「……」
タプリス「……」
ガヴリール「はぁ……それじゃ、私たちも出かけますかね……」
天真「では公園の
ガヴリール「それは却下、天使としては当たり前かもしれないがお前がそんなに真面目だから私を生んだの忘れたのか?」
天真「うっ……すみません」シュン
ガヴリール「そんなにしょんぼりするなって」
タプリス「えっと、では白羽先輩が言っていたお買い物ですか?」
ガヴリール「そうだね、ジブリエルは拒否権は無いからな」
ガヴリール「お前はたまにはガス抜きが必要だからな」
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 20:57:01.68 ID:HILrGriT0
ガヴリール「……と言ってもどこ行こうか?」
タプリス「計画性皆無ですね……」
天真「では、近場のショッピングモールとかどうでしょうか」
ガヴリール「近場というか……遠いけどそこでいっか、タプリスはどうだ?」
タプリス「私はジブリエル先輩とガヴリール先輩が行くならどこだっていいです♪」ニコニコ
ガヴリール「じゃあ決まりだね」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 22:04:58.16 ID:HILrGriT0
ショッピングモール――
ガヴリール「という事で……ついた……」ゼエゼエ
タプリス「ガ、ガヴリール先輩……大丈夫ですか?」
天真「ちょ……ちょっとあそこの木陰になっている……ベンチで休憩しませんか?」ハアハア
タプリス「ジブリエル先輩まで……」
ガヴリール「そうする……」ゼエゼエ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 22:15:05.14 ID:HILrGriT0
ガヴリール「ふぅ……」
タプリス「心地いです〜」
天真「いい涼しさですね♪」
タプリス「あっ」ジー
天真「タプリス、どうしたのですか?」
タプリス「ちょっと待っていてください」タッタッタ
ガヴリール「タプリスがどうした?」
天真「いえ、走ってあちらの方に……」
――――――――
タプリス「ジブリエル先輩、ガヴリール先輩、どうぞ!」サシダシ
天真「これは……」
ガヴリール「アイスクリームじゃん、どうしたの?」
タプリス「いえ、あっちのお店で売っていたので買ってきました」
天真「いくらしましたか?」サイフダシ
タプリス「と、とんでもないです!」
天真「そうですか……ありがとうタプリス♪」ナデナデ
ガヴリール「サンキュータプリス」ナデナデ
タプリス「えへへー」デレッ
天真「さて、溶けない内に食べましょう♪」
――――
――――――
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 23:10:55.34 ID:HILrGriT0
ガヴリール「よし、体力回復だ」
タプリス「さあ、店内に入りましょう」
天真「あらタプリス、ソフトがついていますよ」
タプリス「え? どこでにすか?」
天真「こちらに来てください、取ってあげます♪」
タプリス「はい♪」
テトテト
タプリス「はい、きました♪」
ガシッ
タプリス「あれ? ジブリエル先輩、あの……あの頭掴んで……あの……」
ガヴリール「あっジブリエル! 人目に付く場所でっ!」
スゥ……チュゥ
タプリス「!!?!?」
ガヴリール「あー……」
チュ、チュップ、ペロ…
天真「はい、取れました♪」ニコッ
タプリス「」ポケー
ザワザワアラダイタン
キマスワ、キマシタワー
ガヴリール「……ジブリエル、タプリス、一旦ここから移動するぞ」ガシ
天真「あっ、ちょっと引っ張らないでください」
タプリス「……」ズルズルポケー
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/07(月) 21:03:10.67 ID:X3n9u7V70
店内――
ガヴリール「ここまで来たらもう注目はされないだろ……」
タプリス「はっ! わ、私は……」
タプリス「て、天真先輩と……チューを……」カアア
ガヴリール「それはすぐ忘れろ」
天真「?」
ガヴリール「全く、ジブリエルも早く『恥ずかしさ』を覚えてよ……これで何度目だよ……」
ガヴリール「とにかく店内を散策するぞ」
天真「はーい♪」
タプリス「は、はい」ドキドキ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/07(月) 22:22:44.63 ID:X3n9u7V70
――――――――――
ガヴリール「にしても人多いいな……半分ぐらい減らないかな」
天真「そんなことを言ってはいけませんよ!」
ガヴリール「冗談だって」
タプリス「でも人が多くて迷子になりそうです」
天真「迷子にならない様に手を繋ぎましょうか♪」テサシダシ
タプリス「……はい!」ギュ
ガヴリール「……」
ガヴリール「それ……」テサシダシ
タプリス「……え?」
ガヴリール「私も手を繋ぐ……見て分からないのか……」
タプリス「……はい♪」ギュッ
天真「♪」ニコニコ
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 11:25:24.78 ID:vZNYcYBJ0
タプリス「下界のお店ってやっぱり広いですね」キョロキョロ
天真「こういう所は品ぞろえも豊富で何を買うか迷ってしまいますよね♪」
ガヴリール「まあ……そうだな」
田中「お? ガヴガヴとジブジブじゃん」
上野「ヤッホー♪」
委員長「あら、こんなところで会うなんて珍しいわね」
ガヴリール(また騒がしい連中と出会ってしまった)
天真「こんにちは、田中さん、上野さん、まち子さん」
タプリス「……」カクレ
ガヴリール「タプリス、何私の陰に隠れているんだ?」
田中「おやおや? 誰ですかその人?」
委員長「確か……学校でガヴリールさんとジブリエルさんを探していた人? すごく懐いているけど……知り合い?」
天真「私たちの中学校の時の後輩です♪」
上野「へーそうなんだ……ねえキミ、名前は?」
タプリス「うぅ……」カクレ
田中「それ! 捕まえたぞ♪」ガシッ
タプリス「ぴゃぁあ! た、助けてください! 天真せんぱーい!」ジタバタ
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 11:53:39.59 ID:vZNYcYBJ0
ガヴリール「それじゃどっちに助けを求めているか分からないな〜」
天真「もう、そんな意地悪な事言わないの!」
天真「彼女たちは私たちのクラスメイトですよ、タプリスもほら、自己紹介をね♪」
タプリス「……千咲=タプリス=シュガーベルです……よろしくお願いします……」カクレ
ガヴリール「そんなに隠れて自己紹介しなくてもいいだろ」
田中「千咲ちゃんかー、よろしくね♪」ギュゥゥ
タプリス「ぴゃあああ!」
委員長「えっと……よろしくね、千咲ちゃん」
上野「ならタプタプだね♪」
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 12:05:35.18 ID:vZNYcYBJ0
田中「タプタプ、そういえば」モニュ
タプリス「きゃっ……なななな何するんですかぁ!」
田中「……うん、早速後輩に負けたよ」
タプリス「うん?」
上野「あだ名の如く……だね……」
ガヴリール「いやそれさっきお前が付けただろ」
天真「あの、まち子さんたちはこれからどこへ?」
委員長「皆とここの書店にね」
上野「料理の本〜!」
田中「私もだね」
ガヴリール「委員長は書店で何を買いに?」
委員長「まあそれはね……」
委員長(クロスワードの本なんてちょっと言いにくい雰囲気だわ)
ガヴリール「言えない本? もしかしてR−18?」
委員長「そそんなわけないでしょう!!」
タプリス「あーるじゅうはち? 何ですか?」
天真「確かに何でしょうか、ガヴリール」
ガヴリール(……それマジでマジ?)
ガヴリール「いや、知らないのなら知らなくていい物だ」
天真・タプ「?」
田中・上野(無垢だねー)
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 12:50:36.44 ID:vZNYcYBJ0
委員長「そういうガヴリール達は何をしに来たの?」
ガヴリール「散策」
委員長「買い物じゃないの!?」
ガヴリール「まあ、何か欲しい物はあったら買うよ」
天真「無駄遣いは駄目ですよ♪」ニコニコ
ガヴリール「そんな事分かってるよ……」
上野「まるで夫婦みたいだね♪」
タプリス「ガヴリール先輩、ジブリエル先輩、とても凄くお似合いですっ!」
上野「タプタプ、例えばだよ?」
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 14:41:02.85 ID:vZNYcYBJ0
田中「なら千咲ちゃんは髪の色もガヴガヴとジブジブも一緒だから子供かな〜?」
タプリス「ジブリエル先輩とガヴリール先輩の子供が……私……」
タプリス「えへへへ〜」ニヘラ
委員長「まんざらでもない感じね……」
ガヴリール「すごくだらしない顔になっているぞ」
タプリス「どっちがお父さん? どっちがお母さん?」
天真「タプリス!?」
上野「私的にはガヴガヴが父さんでジブジブが母さんだね!」
ガヴリール「目を覚ませ」パシン
タプリス「いたっ……はっ、何か私言いました!?」アセアセ
ガヴリール「おもいっきり言ったな」
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 15:43:39.35 ID:vZNYcYBJ0
田中「ガヴガヴ達の中学ってどこ?」
ガヴリール(それ今聞く!?)
タプリス(やばいです!)アセアセ
天真(どうしましょうか)
委員長「確かに気になるわね……どこの中学なの?」
上野「どこ中出身だー」キャッキャ
ガヴリール「……」
ガヴリール「忘れた! 過去の事にはとらわれない!」ドンッ
タプリス(それで乗り切る気ですか!?)
上野「じゃあジブジブに聞こう♪」
ガヴリール(ですよねー)
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/08(火) 15:57:28.52 ID:xN3R6syE0
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>>7
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100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 16:34:22.38 ID:vZNYcYBJ0
天真「ええと、ええと」アタフタ
上野「ほらほら、白状しろー♪」ニコニコ
田中「言わないとくすぐっちゃうぞー♪」ワシャワシャ
天真「ひぃぃ!?」
委員長「こら、そこまで迫ったら言いにくいでしょうが」
ガヴリール「そうだ! ここに来た理由! そろそろ時間が来るじゃないか! ジブリエル、タプリスさっさと行くぞ」ガシッ
天真「え? ちょっと」ズルズル
タプリス「あっ、ガヴリール先輩!?」ズルズル
委員長「……」
上野「……」
田中「……行っちゃったね」
委員長「まあ、私たちは本屋に行きましょう」
上野「そうだね!」
委員長(この時間帯に何かしていたっけ? ……まあいっか)
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 16:36:47.54 ID:vZNYcYBJ0
>>100
修正
委員長(この時間帯に何かしていたっけ? ……まあいっか)
↓
委員長(この時間帯に何かしていたかしら……まあいっか)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 21:16:46.28 ID:vZNYcYBJ0
――――――――――
ガヴリール「ふぅ、何とか撒いたな」
タプリス「あのような扱いでいいのでしょうか……」
ガヴリール「多分大丈夫だよ」
天真「ですがもっと別の方法が……」
ガヴリール「私たちが天使だってばれたら下界には居られないくなるんだからこのくらいで十分だ、じゃあ散策いこっか」テサシダシ
天真「ガヴリールが言うのでしたら……ほらタプリス」テサシダシ
タプリス「あ……はい♪」ギュゥ
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 22:25:48.11 ID:vZNYcYBJ0
タプリス「♪〜」ルンルン
天真「タプリス、楽しそうですね♪」
タプリス「だってジブリエル先輩とガヴリール先輩の二人とこうやって買い物に来ているなんて、夢みたいなことですから♪」
ガヴリール「……まあ、ジブリエルとはこうやってゆっくりと店内の散策していなかったな」
天真「確かにそうですね」
タプリス「では今日は今までの分思いっきり楽しみましょう!」キラキラ
天真「そうですね♪」ニコッ
タプリス(はぅ、笑顔がまぶしいですぅ!)
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/10(木) 22:06:55.70 ID:YAXhYiZB0
ガヴリール「……にしても売り物が多すぎて逆に迷うな」
ガヴリール「あと人が多すぎ」ボソッ
タプリス「でも行く度に新しい発見がありそうでワクワクしますよね!」
天真「確かにそうですね、この天界にもないほどの品物と賑わいはまさに下界でしか無いと思いますね♪」ニコニコ
ガヴリール「そんなものか……ん?」
ガヴリール(あれは……私が欲しかった最新のヘッドセット)
ガヴリール(今までならば買っていたが、私の財布はジブリエルに握られている)
ガヴリール(だけど……)
ガヴリール(……)
ガヴリール(欲しいっ!)
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/10(木) 22:36:51.91 ID:YAXhYiZB0
ガヴリール「あの、ジブリエルさん、少しいいでしょうかね」ゴマスリ
天真「駄目です♪」ニコッ
ガヴリール「ま、まだ何も言ってないじゃないか!」
タプリス「多分ですが、欲しい物があってジブリエル先輩にねだろうとしたんですよね……」
天真「私もそうだと思いますね♪」
ガヴリール「くっ、私に味方はいないのかっ!」
タプリス「日ごろの行いだと思いますが……」
ガヴリール「むぅぅ、ケチー」
天真「はいはい、私はけちんぼさんですよ♪」ニコッ
タプリス(まるで駄々をこねる子供とそれを対処するお母さんみたいです……)
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/10(木) 22:56:35.99 ID:YAXhYiZB0
――――――――――
タプリス「最初は散策だけと思っていたんですが、散策だけでも楽しめちゃうんですね」
ガヴリール「でしょ」フフン
ガヴリール(ヘッドセット欲しかった……)
天真「色々誘惑はありましたが、耐え抜きました!」グッ
ガヴリール「あのなぁ……ここに来た一番の目的はお前のガス抜きなんだぞ」
ガヴリール「少しは自分の欲に負けてもいいから正直になろうよ」
ガヴリール「お前が私みたいになるなんて冗談でも絶対許さないからな」
天真「あぅ……すみませんでした」シュン
タプリス(あれ? ガヴリール先輩はジブリエル先輩が駄目になるのを許さないと……)
タプリス(ガヴリール先輩もジブリエル先輩の事気にかけているのですね)
タプリス「ふふっ♪」ニコニコ
ガヴリール「どうしたタプリス、いきなり笑って……」
タプリス「なんでもないですよー♪」ギュー
ガヴリール「わわっと! いきなり抱き着くなって」
タプリス「♪〜」ギュー
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/10(木) 23:05:16.81 ID:YAXhYiZB0
天真「……」ジー
天真「……」
天真「……」ギュッ
ガヴリール「ん? ジブリエル、お前までどうした!?」
天真「ガヴリールの言う通りです、少し私は自分に厳しくしていました……」ギュッ
天真「ですから少しわがままで居させてもらいます」ギュー
ガヴリール「……別に構わないけど」
ガヴリール「周りの視線が痛いからそれはここではやめような?」カアア
天真「っ!」バッ
天真「す、すみません」アセアセ
タプリス「……」
タプリス(『ここではやめような』、という事は……)
タプリス(家ではOKという事ですか!?)ドキドキ
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/10(木) 23:08:24.76 ID:BPpG2Bm30
ほぅ
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/11(金) 21:27:27.98 ID:I766hgoR0
――――――――――
タプリス「色々あって目が回りそうですね」テクテク
天真「珍しい物もいっぱいありますね♪」テクテク
ガヴリール「……」テクテク
ガヴリール「ん?」
ガヴリール(財布はジブリエルが握っているが、今月分のお小遣いとして少々手持ちはあるから……)
天真「どうしました?」
ガヴリール「いや、何でもない……少しトイレに行ってもいいかな、ちょっと漏れそう」
タプリス「漏れそうになるまで我慢しているなんて……そういう事を我慢すると体に悪いですよ……」
ガヴリール「分かったからちょっと待っててよ」タッタッタ
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/11(金) 22:00:01.07 ID:I766hgoR0
――――――――――
ガヴリール「ふう、スッキリスッキリ♪」
ガヴリール「さて行きましょうか、ほらタプリス」テサシダシ
タプリス「ちょっと長かったですね……もしかして……その手洗いました?」
ガヴリール「ちょっ、失敬な! さすがの私でも洗っているよ! そんな事言うんだったらもう手つながない!」
タプリス「え? じょ冗談ですよガヴリール先輩」アセアセ
天真「まあまあ、ガヴリールも戻って来たことだし行きましょう♪」テサシダシ
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/12(土) 21:47:22.88 ID:WHBRiiNo0
――――――――――
ガヴリール「……散策だけで疲れてくるわ、この広さ」テクテク
天真「本当に広いですね……」テクテク
ガヴリール「ほらタプリス、はぐれるんじゃないぞ」ギュッ
天真「はぐれてもタプリスならすぐに分かると思いますね♪」ギュッ
タプリス「♪〜」ギュー
天真「嬉しそうですね♪」ニコニコ
タプリス「だ、だってこれ……2人の天真先輩とデートしているみたいで……」テレッ
天真「デート……ですか……」カアア
ガヴリール「何『デート』という単語に反応しているんだよ」
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/13(日) 19:54:51.33 ID:253grU2p0
ガヴリール「ほら行くぞ」
天真「あっちょっと……待ってください……」ドキドキ
ガヴリール「……はぁ、全く……じゃあ落ち着いたら行こうか」
天真「はい……すみません……」ドキドキ
タプリス(……もしかしてですが、これはジブリエル先輩がガヴリール先輩を意識しているのでは……いえ、そうとしか……)
タプリス(でなければ……)
ガヴリール「お前何『デート』に反応しているんだよ……まったく」
天真「あぅ、すいません」ドキドキ
ガヴリール「でも、こういった『子供っぽさ』がジブリエルらしさでもあるな」ハッハッハ
天真「も、もう、からかわないでください〜!」ポカポカ
ガヴリール「はははっ! こんな所も子供っぽいよね」
タプリス「……」
タプリス(こんな状況になっていません!)
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/13(日) 22:04:23.11 ID:253grU2p0
――――――――――
ガヴリール「落ち着いたか?」
天真「え、ええ、何とか……」
ガヴリール「よし、じゃあ行くか、ほら」テサシダシ
天真「あっ……」
天真「……」
天真「はい♪」ギュッ
ガヴリール「ほら、タプリスも」テサシダシ
タプリス「あ、はい!」ギュッ
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/13(日) 22:52:21.12 ID:253grU2p0
――――――――――
店外――
ガヴリール「と、まあ一周したわけだが……」
タプリス「本当に散策だけでしたね」
天真「ですが一応夕飯の食料は買いました!」
ガヴリール「お前は……はぁ……」アキレ
ガヴリール「……ほら、手を出してみろ」
天真「はい、なんでしょうか?」テサシダシ
ガヴリール「はい、これ」テワタシ
天真「……これは」
天真「あの、このネックレスは……いつの間に……」
ガヴリール「……一応お前は私だから、私好みの物を選んでみたが……どうだ?」
ガヴリール「あと、お前の駄天をこんな事で防げるかどうかは分からないけど……これはお前の為だからな」
天真「……」
タプリス(あのガヴリール先輩がジブリエル先輩にプレゼント!?)
タプリス(プレゼントを買うより課金をすると思っていましたが……ガヴリール先輩に何が……)
天真「……」
天真「ありがとう……ガヴリール」ニコッ
ガヴリール「……ふんっ」テレッ
タプリス「とにかく帰りましょう! ジブリエル先輩、荷物お持ちします!」
天真「あっ、ありがとうタプリス」
天真(ガヴリールからのプレゼント……)
天真(♪)ニコッ
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/14(月) 11:07:40.74 ID:wstSC5Pj0
――――――
――――
ガヴリール宅――
ガヴリール「さあ……家についた……」ゼエゼエ
天真「そう……ですね……」ハアハア
タプリス「お二人とも体力を鍛えた方がいいのでは……」
天真「そぅ……ですね……善処……します……」ハアハア
ガヴリール「そんな事よりも……立ってないで……休ませろ……」ハアハア
タプリス「水、用意しましょうか?」
天真「ありがとう……タプリス……」ハアハア
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/14(月) 12:45:26.17 ID:wstSC5Pj0
タプリス「どうぞ、ジブリエル先輩、ガヴリール先輩」
天真「ありがとう」
ガヴリール「サンキュー」
ゴクゴク
ガヴリール「ふう、生き返るー」
天真「水分が身体に染み渡りますね♪」
タプリス「……あの私は」
ガヴリール「まだ一日経ってないだろ?」
天真「そうですよ、まだまだ付き合ってもらいますからね♪」ニコッ
タプリス「……はい♪」ニコッ
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/14(月) 20:40:34.93 ID:wstSC5Pj0
ガヴリール「よし……ネトゲするか」
タプリス「早速ですか……分かれてもそこは相変わらずですね」
ガヴリール「何か悪いか?」カチカチ
天真「まあまあ、タプリスもゆっくりとくつろいでくださいね♪」
タプリス「はい!」
天真「元気でよろしいですね♪」ニコッ
タプリス(あぁ、その笑顔に癒されますぅ〜)
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/14(月) 20:57:19.15 ID:wstSC5Pj0
天真「あの……ガヴリール……」
ガヴリール「なに?」
天真「」ダキッ
ガヴリール「……」
タプリス「!?」
天真「ガヴリール……ガヴリールぅ……」ギュー
ガヴリール「……」
ガヴリール「よしよし」ナデナデ
タプリス「!?」
天真「ガヴリールぅ……ガヴ、ガヴリールぅ……」ギュー
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/14(月) 21:09:06.22 ID:wstSC5Pj0
タプリス(なんですか!? 突然目の前に繰り広げられた光景は!)
タプリス(私も撫でられたい!! ……ではなく、あのガヴリール先輩も何事も無いかのようにジブリエル先輩の頭を撫でています!)
タプリス(『ネトゲ中にじゃなするなー!』とかと言って邪魔もの扱いにすると思いきや……これは……)
タプリス(そういえば、お店を散策中に……)
――――――――――
ガヴリール「周りの視線が痛いからそれはここではやめような?」
――――――――――
タプリス(……)
タプリス(もしかして、お店の中……周りの目線が無い所では本当に大丈夫という事……)
タプリス(……私も……)
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/14(月) 21:14:27.54 ID:wstSC5Pj0
タプリス「あの……」
ガヴリール「ん? なに?」ナデナデ
タプリス「私も……その……」モジモジ
ガヴリール「……」
ガヴリール「しょうがない甘えん坊さんだな……ほら、こっち来て」
タプリス「はい♪」ギュッ
ガヴリール「よしよし」ナデナデ
タプリス「ガヴリール先輩……」ギュー
天真「ガヴリールぅ……」ギュー
ガヴリール「はいはい」ナデナデ
――――
――――――
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/14(月) 21:20:39.42 ID:xHDjwYgoo
部屋中砂糖まみれになった
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/14(月) 21:44:38.63 ID:wstSC5Pj0
天真「すぅ……すぅ……」
タプリス「ジブリエル先輩、寝ちゃいましたね……えへへ」ポワポワ
タプリス(寝顔もとても素敵です!)
ガヴリール「タプリス、顔……ひどいぞ」
タプリス「すみません」ポワポワ
ガヴリール「……まあ、ジブリエルはいつも天使らしくと気を張っていたからね……その疲れが来たのかな……」
ガヴリール「まあお昼寝もたまにはね……タプリス、足持ってくれる? ベッドまで運びたいんだが」
タプリス「はい! お任せください!」キリッ
ガヴリール「声でかすぎ」
タプリス「す、すみません」
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/14(月) 23:33:18.16 ID:wstSC5Pj0
――――――――――
ガヴリール「よし、じゃあネトゲでも」
タプリス「あの、ガヴリール先輩……」
ガヴリール「まだ何かあるのか?」
タプリス「いえ……あの、クッキーを一緒に作りませんか?」
ガヴリール「またなんで?」
タプリス「前にガヴリール先輩が月乃瀬先輩達とクッキーを作ったという話を聞いて、食べてみたいなと思いまして……」
ガヴリール「あいつら、余計な事を……」
タプリス「でも、めんどくさかったら別に……」
ガヴリール「しょうがない、今回だけだよ」
タプリス「はい、余計な事聞いてすみま……」
タプリス「……え?」
ガヴリール「だから今回だけ、さっさと作るよ」
タプリス「はい!」ニコッ
ガヴリール「だから声がでかいって、ジブリエルが起きるだろ」
タプリス「あっ、すみません」
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/15(火) 00:48:19.49 ID:blBMP+hF0
ガヴリール「っと、その前に材料はっと……」
タプリス「材料あるか分からずに言ったのですか……」
ガヴリール「ううるさいな……材料はあるからさっさと作るぞ」
タプリス「はーい♪」
――――
――――――
――――――
――――
ガヴリール「よし、これであとはオーブンで焼いたら完成だ」
ピッ
タプリス「楽しみですね!」
ガヴリール「だから声大きい」
タプリス「すみません」
天真「すぅ……すぅ……」
タプリス「本当に寝ている姿も可愛いですね」
ガヴリール「私だからな」ドヤァ
タプリス「まあ……一応あっている事はあっていますが……なんというか、私は今のジブリエル先輩に言っているのであって」
ガヴリール「私は可愛くないとでもいうのか?」ゴゴゴ
タプリス「いえいえ、全然そうじゃないですよ」アセアセ
ガヴリール「冗談もとい、時間もちょうどいいしこのまま夕飯作るか……クッキーは食後のデザートでいいよね」
タプリス「勿論です♪」
ガヴリール「じゃあ、タプリスも手伝ってくれないか」
タプリス「いいですけど何をすれば……」
ガヴリール「野菜炒めするから……じゃあキャベツを切ってね」
タプリス「はい」
タプリス(ガヴリール先輩が進んで料理を作るなんて駄天した以前では想像すらできませんでした……)
タプリス(ですが、これはジブリエル先輩が……つまりもう一人の自分がいるからこんな変化が起きたのでしょうか……)
タプリス(とにかく、いい事だと思います♪)
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/15(火) 12:58:49.93 ID:blBMP+hF0
――――――――――
タプリス「……」トン トン
ガヴリール「そっち切り終わったか?」
タプリス「いえ、まだです」
ガヴリール「ならそっちするから、これを炒めてくれないか」
タプリス「はい、わかりました!」
ガヴリール「サンキュ」トントントントン
タプリス「……手際いいですね……ガヴリール先輩って料理得意なんですか?」
ガヴリール「駄天する前によく姉さんや妹に作っていたからな、今までは面倒だから作らなかっただけだね」トントントントン
タプリス「うぬぬ……いつも手料理が食べれる家族の皆さんが羨ましいです……」
ガヴリール「羨ましいって……今日私が作ったたこ焼き食べたじゃん」
タプリス「何というか……それは別というか……」
ガヴリール「……まあ、あの時の私はよくあんな面倒なことを自ら進んで出来たなと思うわ」
タプリス「今はその『面倒な事』を進んでしているじゃないですか♪」
ガヴリール「それとこれとはまた別だよ!」
タプリス「声、大きいですよ」
ガヴリール「ぐっ……もう……」
タプリス「♪」ニコニコ
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/15(火) 22:21:27.55 ID:blBMP+hF0
――――――――――
天真「……ん……あれ……私……」
ガヴリール「あっ、ちょうど起きたか、今晩飯作った所だ、食べるか?」
天真「あ……えっと……私いつの間にベッドに」
ガヴリール「お前が私に抱き着いてきてしばらくしたら寝たよ」
天真「……すみません」
ガヴリール「謝る必要なんてないよ、タプリスも手伝ってくれたし皆で食べよ、ね?」
タプリス「私も手伝いました!」キリッ
天真「……」
天真「はい♪」ニコッ
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/16(水) 21:21:09.78 ID:idc6eNP30
タプリス「はいどうぞ」コトッ
天真「ありがとうございます♪」ニコッ
天真「では頂きます」パクッ
ガヴリール「じゃあ、私たちも食べるか」
タプリス「はい!」
ガヴリール「いただきます」
タプリス「頂きます!」
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/16(水) 21:42:03.13 ID:idc6eNP30
――――――――――
天真「ごちそうさまでした♪」
ガヴリール「ごちそうさま」
タプリス「ごちそうさまです!」
天真「私、今日はガヴリールにちょっと甘えすぎですね」
ガヴリール「ほんとだよ」
ガヴリール「……でもお前も中にため込んでばかりではだめだから……今日みたいな日はちょっとならいいぞ」
天真「では、今日はもっと甘えちゃいますね♪」ギュー
ガヴリール「わっと、いきなり抱き着くなって」
天真「♪」ギュー
ガヴリール「……全く」ナデナデ
タプリス「私も抱き着いちゃいます!」ダキッ
ガヴリール「またか……しょうがないな」ナデナデ
タプリス「♪」ギュー
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/16(水) 21:52:39.87 ID:idc6eNP30
ガヴリール「……」ナデナデ
天真「♪」ギュー
タプリス「♪」ギュー
ガヴリール「そういえばさ……」
天真「どうしましたか?」
ガヴリール「その『抱きつく』ってどんなんだ?」
タプリス「どうと……言われたら……」
天真「何と言えばいいのでしょうか……何とも言えない『温かみ』があるというか」
ガヴリール「……じゃあ……ジブリエル、抱きつかしてくれない?」
天真「では……してみます?」
タプリス「私も久しぶりにこっちの先輩にも抱きつきたいです」
ガヴリール「そういえばタプリスも私が天使学校に通っている頃に時々抱きついてきたよな」
天真「ふふっ、確かにそうでしたね♪ タプリスは今も昔も変わりはないという事ですね♪」ニコニコ
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/16(水) 21:58:07.43 ID:idc6eNP30
天真「では、私はいつでも大丈夫です♪」ニコニコ
ガヴリール「……じゃあ」ギュッ
天真「♪」
ガヴリール「……」ギュッ
ガヴリール(これは……なんといか、いい匂いで……凄く暖かい……落ち着く)
ガヴリール「……」ギュッ
天真「♪」ナデナデ
ガヴリール「ふぁっ……」ピクッ
ガヴリール「……」ギュッ
ガヴリール(なんか……ずっとこうしていたい……)
天真「♪〜」ナデナデ
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/16(水) 22:18:10.38 ID:idc6eNP30
ガヴリール「……」ギュー
天真「♪〜」ナデナデ
タプリス「……あ、あのガヴリール先輩、どうでしょう?」
天真「あの、ガヴリール?」
ガヴリール「ん? なぁに、お姉ちゃん」トロン
タプリス「おね!?」
天真「ガ、ガヴリール!?」
ガヴリール「ん〜?」トロン
ガヴリール「……」ギュー
ガヴリール「はっ!」
ガヴリール「い、今さっきのは忘れて!!」アセアセ
天真「え、ええ……」
タプリス(ガヴリール先輩、ものすごい破壊力です……)
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/17(木) 21:48:46.97 ID:NYsYVtya0
天真「しかし『お姉ちゃん』ですか……」
ガヴリール「だあー! 言ったそばから!」カアア
タプリス「ですが、あのガヴリール先輩が言ったインパクトはものすごい……」
ガヴリール「タプリス、クッキー」
タプリス「すみませんでした!」ドゲザ
天真「クッキーがどうしました?」
ガヴリール「ちょうどよかった、クッキーを作ったからタプリス抜きで食べようよ」
タプリス「本当にすみませんでした!!」ドゲザ
天真「まあまあガヴリール……タプリスも謝っている事ですし……」
ガヴリール「しょうがない、私の海より広い心で許してあげよう」
タプリス「ありがとうございます!! 感謝します!!!」
ガヴリール「……タプリス、何かいちいちうるさい」
天真「あはは……」
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/17(木) 22:06:15.18 ID:NYsYVtya0
ガヴリール「という事で……クッキーいい感じにできているな」
タプリス「わぁ……美味しそうです……」ジュルリ
天真「早速食べましょうよ♪」ワクワク
ガヴリール「……お前ら本当に子供っぽいな」
ガヴリール(ちょっと待てよ、ジブリエルもだから私も潜在的に子供っぽいのか?)
ガヴリール(……まあどうでもいっか……ジブリエルが喜んでくれるなら)
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/17(木) 22:21:45.32 ID:NYsYVtya0
天真「では、頂きます♪」
タプリス「いただきます」
ガヴリール「じゃあ、いただきます」
パクッ
天真「ん〜、とてもおいしいです〜」モグモグ
タプリス「……」サクサクサクサク
ガヴリール「うん、やっぱ美味しいな」モグモグ
タプリス「……」サクサクサクサク
ガヴリール「……」
タプリス「……」サクサクサクサク
ガヴリール「……小動物的な食べ方だな」
タプリス「ゴクン、何ですか、ガヴリール先輩?」
ガヴリール「いや、何でもない」
タプリス「……もしかして、食べ方が気になったのですか?」
ガヴリール「まあ……そうだね」
タプリス「いやー、ガヴリール先輩が作った物だから一口に食べるのがもったいなくてつい、ですね♪」
ガヴリール「まだいっぱいあるから別に気にしなくていいよ」
タプリス「いえ、いずれ減っていくものですから」サクサクサクサク
ガヴリール「……うん、それでいいなら何も言わないよ」
タプリス「♪」サクサクサクサク
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/17(木) 22:32:38.63 ID:NYsYVtya0
ガヴリール「ジブリエルはどうだ? 美味いか?」
天真「はい、とても美味しいですよ♪」モグモグ
ガヴリール「……そっか」ニコッ
天真「……いま非常にいい笑顔をしましたね♪」
ガヴリール「え? は? 私が!?」
天真「そうです♪」
ガヴリール「うそだ〜」
天真「本当ですよ、写真に収めたいぐらいの素敵な笑顔でしたよ♪」
ガヴリール「いや、そんな……私が……」テレッ
天真「その照れ顔も素敵ですね♪」
ガヴリール「も、もう、そんな事言うな! このバカァ!」カアア
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/17(木) 22:51:47.76 ID:NYsYVtya0
――――――――――
ガヴリール「ふぅ、食べきったけど結構作り過ぎたかな……」
タプリス「私はまだまだいけます!」
天真「ですがこの時間帯にお菓子を食べすぎるのは体に毒ですよ」
タプリス「そ、それはー……わかっています」
ガヴリール「言われるまで気づかなかっただろ」
ガヴリール「まあ、タプリスの食べ方であればまだまだいけそうだと思うけどな」
天真「そうですね♪ 可愛げもあるのでずっと見ていたいですね♪」ニコッ
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 23:38:04.35 ID:KcThQ9Sp0
天真「いい時間帯ですしお風呂、入りましょう♪」
ガヴリール「それもそうだな、タプリスも入るよね」
タプリス「勿論です!」
ガヴリール「……という事だ」
天真「みたいですね……」
タプリス「あの……先輩?」
ガヴリール「なあタプリス、どっちと一緒に入りたい?」
天真「勿論私ですよね♪」
タプリス「……」
タプリス(こんな贅沢な2択、決められるわけないじゃないですか! もう幸せです!)
タプリス(あっ、そうだ)
タプリス「では、平等に3人で入るのは」
ガヴリール「残念ながらこの家の風呂に3人入るスペースは無い、最大で2人までだ」
天真「私も出来るのであればそうしたかったのですが」
タプリス「ですよね……」
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 11:43:13.00 ID:hM+3uctP0
ガヴリール「で、どっちと入るんだ?」
タプリス「どっちと言われましても……私、決められませんよ……」
ガヴリール「……じゃあ、公平にジャンケンで決めよっか」
天真「負けませんよ!」
――――――――――
ガヴリール「まさか負けるなんて……」ガックリ
天真「やったやった♪」キャッキャ
タプリス「では、私はジブリエル先輩と入るのですか?」
ガヴリール「悔しいが、そうだ」
天真「では入りましょう♪」nニコッ
タプリス「はい!」
タプリス「……」
タプリス(あれ? 私がジブリエル先輩と一緒に……)
タプリス(お風呂///)カアア
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 20:41:28.99 ID:06ocpkoC0
こんな幸せそうなタプリス初めて見た
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 21:02:08.56 ID:hM+3uctP0
天真「♪〜」ヌギヌギ
タプリス「あわわ」アセアセ
タプリス(ジブリエル先輩は抵抗なく服を脱いでいますけど……)
タプリス(今更ですが、とても恥ずかしいです!)
天真「タプリス、どうしました?」スッポンポン
タプリス(天真先輩のハダカ!! 美しいです!!)
タプリス(ではなくて!)
タプリス「ちょ、ちょっと待ってください」ヌギヌギ
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 21:17:12.03 ID:hM+3uctP0
カポン……
天真「2人ではちょっと窮屈ですが、どうでしょうか?」
タプリス「いいいいいえ、だだだいだ大丈夫です!」ドキドキ
タプリス(肌がっ! 肌が密着しています!!)ドキドキ
タプリス(あっ、ジブリエル先輩からいい香りがします)スーハースーハー
タプリス(ではなくて!!)
タプリス「ででは、私、体洗います!」ザパン
天真「では、私がタプリスの身体を洗いますね♪」ザパン
タプリス「えぇ〜! い、いえ、そこまでは」
天真「私がしたいのですから……それとも……駄目ですか」ウワメヅカイ
タプリス(グハッ! これは強烈です)
タプリス「で、では、お言葉に甘えまして……」
天真「やった♪」ニコッ
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 21:48:02.53 ID:hM+3uctP0
タプリス「……」ドキドキ
天真「♪〜」ゴシゴシ
天真「背中は終わりましたので、次は前ですね♪」
タプリス「い、いえ、さすがに前は」
天真「ダ〜メ♪ 私にさせてください♪」
タプリス「……で、では……お願いします」
天真「はい♪」ニコッ
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 20:35:36.67 ID:P9lIa/0b0
タプリス「///」ドキドキ
天真「♪〜」ゴシゴシ
タプリス「あ、あの……さすがにそこは自分で……」カアア
天真「まあ、ここは流石にですよね……どうぞ♪」
タプリス「あ、ありがとうございます」ドキドキ
タプリス「……」ゴシゴシ
天真「……」ジー
タプリス「あ、あのジブリエル先輩……そんなに見られたら……洗いにくいというか……」ドキドキ
天真「あっ、すみません、いつもの癖で」
タプリス(癖?)
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 02:23:12.84 ID:Tig5xDWx0
天真「にしても……」
タプリス「……」オッパイタプン
天真「タプリス、大きいですね……」
タプリス「ジブリエル先輩、何でしょうか?」
天真「いえ、何でもないです♪」
タプリス「?」
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 21:02:07.15 ID:Tig5xDWx0
天真「さて、次は頭ですね♪」ニコッ
タプリス「頭ですか、お願いします!」
天真「ふふっ、素直でよろしいです♪」ニコニコ
タプリス「はい!」ニコッ
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 21:11:11.45 ID:Tig5xDWx0
天真「♪〜」ワシャワシャ
タプリス「♪〜」
天真「タプリスの髪って綺麗ですね」ワシャワシャ
タプリス「そんな、ジブリエル先輩のほうが……きれいですよ」テレッ
天真「ふふっ、ありがとうございます♪」♪ワシャワシャ
タプリス「私なんか、くせっ毛でダメですよ……ジブリエル先輩みたいにサラサラヘアーが綺麗です」
天真「ですが、ガヴリールのような柔らかいふわふわした感触の髪にもなると思いますよ♪」ワシャワシャ
タプリス「確かにガヴリール先輩のもいいですが……そう上手くいくでしょうか……」
天真「タプリスの今の髪型も可愛さがあって素敵だと思いますよ♪」ワシャワシャ
タプリス「そう……でしょうか」
天真「そうです、私が保証します♪」ワシャワシャ
タプリス「……えへっ」テレッ
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 21:21:00.47 ID:Tig5xDWx0
天真「では頭流しますよ」
タプリス「はい♪」
サパー
天真「はい、洗え終えましたのでタプリスは先に出ても大丈夫ですよ♪」
タプリス「では、先に上がりますね」
ガララ
ピシャ
天真「……」
ペタンコ
天真「タプリス、本当に大きいですね」
モニュ
天真「揉んだら大きくなるとガヴリールの中に居た時に見たことがありましたが……ほんとうに大きくなるのでしょうかね……」モミモミ
天真「……」
天真「ガヴリールに聞いてみましょう」
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 21:29:01.90 ID:Tig5xDWx0
――――――――――
天真「いいお湯でした♪」
ガヴリール「おー、長かったな」カチカチ
タプリス「ジブリエル先輩、牛乳どうぞ」
天真「ありがようございます♪」
ガヴリール「では、私も入りますかね」
天真「……」
天真「あの、ガヴリール……ちょっといいですか?」
ガヴリール「ん? 何?」
天真「胸を揉んだら大きくなるのは本当でしょうか?」ヒソヒソ
ガヴリール「……」
天真「……」
ガヴリール「……そんなので大きくなるんだったら私は暇を見つけたらずっと揉んでいるよ」
天真「あはは……ですよね」シュン
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 21:40:37.79 ID:Tig5xDWx0
ガヴリール「……気にしているのか?」ニヤニヤ
天真「い、いえ、そんなことは」アセアセ
ガヴリール「多分風呂でタプリスの胸を見て思ったんだろう」
天真「え……うぅ……」アセアセ
ガヴリール「タプリスの胸は大きいからな、ほんと、うらやましいぞ」モニュ
タプリス「ぴゃぁぃ! ちょ、ちょっと、ガヴリール先輩! いきなり胸をっ!」
ガヴリール「何食ったらそんなに大きくなるんだよ」モミモミ
タプリス「ちょっと、手ぇ放してくださいぃ!」
ガヴリール「全く……」パッ
タプリス「……突然どうしたのですか?」
ガヴリール「ジブリエルがタプリスの胸を見て羨ましがっていてな、どうやって自分の胸を大きくできるのか聞いてきたんだよ」
天真「ちょ、ちょっと!?」アワワ
タプリス「なるほど」
天真「タプリスも納得しないでくださいよ!」
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 22:02:13.82 ID:Tig5xDWx0
タプリス「でも、なんだか安心しました」
天真「タプリス?」
タプリス「このような事はジブリエル先輩にとっては小さなこと、悩むに値しないことだと思っていたので」
ガヴリール「ジブリエルの胸だけに小さいってか?」
天真「もう、ガヴリール!」
タプリス「茶化さないでください!」
ガヴリール「すまんすまん」ハハハ
タプリス「……で、安心というか、寧ろより身近になった……というのでしょうかね……」
天真「タプリス……」
ガヴリール「……私とジブリエルは天使学校主席というわけ分からん事したからな……まあ憧れを持ったり、雰囲気的に遠く感じることは無理もないと思うな」
ガヴリール「それがこんなことで悩むなんて、身近に感じないほうがおかしいよな」
タプリス「ガヴリール先輩のぐうたらさは最初見た時は身近に感じるを通り越してすこし失望しました」
ガヴリール「おい、タプリス」
天真「まあまあ……そうえば、ガヴリールは胸についてあきらめてはいないのでしょうか」
ガヴリール「お前ぶっちゃけた質問するなぁ……」
ガヴリール「まあ、はっきり言ってあきらめた」
天真「どうしてですか?」
ガヴリール「姉さん、思い出して」
天真「ゼルエル姉さんですか?」
ガヴリール「うん……胸、あるか?」
天真「……あっ」
ガヴリール「そういう事だ」
タプリス「ガヴリール先輩、その発言は大丈夫でしょうか……お姉さんは見ていないのでしょうか」
ガヴリール「……」
ガヴリール「風呂入るか!」
タプリス「逃げましたね……」
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 22:06:48.37 ID:Tig5xDWx0
ザパァ……
ガヴリール「……」
ガヴリール(ジブリエルと別れてからはずっと一緒に入っていたから……)
ガヴリール(一人で入るのはなんか寂しい)
ガヴリール(以前はそんな事は無かったのに)
ガヴリール「……」ブクブク
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 23:12:19.16 ID:Tig5xDWx0
ガララ
天真「あの〜、お湯加減はどうでしょうか?」ソローリ
ガヴリール「ジブリエル! ……どうした?」
天真「ただ、寂しそうにしているのかなと思いまして……お背中だけでも洗おうかなと……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「じゃあ、頼むね」
天真「はい♪」ニコッ
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 23:36:20.08 ID:Tig5xDWx0
天真「♪〜」ゴシゴシ
ガヴリール「♪」
天真「こう改めて見ても本当にそっくりですね、私たち」ゴシゴシ
ガヴリール「同じ体だからね」
天真「双子、ですね♪」ゴシゴシ
ガヴリール「あの時『双子』という言葉を出してくれた試食部に感謝だ」
天真「田中さん、上野さんでしょ」ゴシゴシ
ガヴリール「ん〜、そうだね」
天真「ふふっ♪」ゴシゴシ
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/22(火) 10:32:26.68 ID:3nv7SEBE0
――――――――――
ガヴリール「ふう、すっきりした♪」
天真「私が洗いましたからね♪ 髪、ドライヤーで乾かしましょう♪」
タプリス「あっ、ガヴリール先輩、お風呂から……あれ?」
ガヴリール「どうした、タプリス」
タプリス「……髪を整えたらどちらがガヴリール先輩かジブリエル先輩か、全く分からないですね……えっと、どっちがどっちですか?」
ガヴリール「私がガヴリールだ」
天真「私がジブリエルです♪」ニコッ
タプリス「私でもこう言われないと分からないですね」
ガヴリール「まあ、それはしょうがないな」
天真「ではガヴリール、髪乾かしましょう」ワクワク
ガヴリール「サンキュー」
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