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ラブライブ〜junior high school diary〜
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59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/15(木) 12:42:07.72 ID:YPssh7PlO
雪穂「あ、あの二人は一体何をやってるの?」
希「ちっちっちっ、二人ともまだまだ甘いなぁ。スイートポテトより甘いわぁ」
穂乃果「じゃあ、希ちゃんやってみせてよ」
希「いぃぃぃしぃぃぃやぁぁぁぁきぃいいもぉぉぉ。おいもぉぉぉぉ」
穂乃果「くっ、悔しいけど完敗だよ」
凛「μ’sのお芋担当は希ちゃんに譲るにゃ」
希「ふふっ、そやろ?」
雪穂「…亜里沙?」
亜里沙「ん?」
雪穂「ああいう高校生にならないようにしようね?」
亜里沙「え?どうして?」
雪穂「恥ずかしいから」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/15(木) 20:40:09.04 ID:M9/Zh+RSO
豆腐担当は誰に
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/15(木) 23:06:13.35 ID:T6AnxpG50
ニャーニャー
雪穂「猫だ」
女子A「猫だね」
亜里沙「ハラショー。とっても可愛い」
雪穂「野良かな?」
女子A「鈴も首輪もしてないからね」
亜里沙「何してるのかな?」
ニャ〜
亜里沙「お腹すいたって言ってるのかな?」
雪穂「どう考えてもあくびしてたでしょ?眠いんだよ」
亜里沙「そうかな?」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/15(木) 23:10:50.39 ID:T6AnxpG50
女子A「あっ、あっちからも猫が来た」
にゃあ〜
雪穂「なんか怯んでるよね?」
亜里沙「怖いのかな?」
女子A「先輩が来た!みたいな感じ?」
雪穂「じゃあ、ちわッス先輩って的な事を言ってたのかもね」
亜里沙「ハラショー!二人ともよくわかるね?凄い!」
女子A「いや、あくまでも想像だよ?」
雪穂「あっ、あの猫二匹ともメスだよ」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/15(木) 23:15:31.53 ID:T6AnxpG50
ヒュ〜
雪穂「最近寒くなってきたね」
亜里沙「そうだね」
雪穂「亜里沙はロシアに居たんだし日本の冬なんて大した事はないんじゃない?」
亜里沙「ん〜私は日本の冬も寒いよ?」
雪穂「そうなの?」
亜里沙「うん。確かにロシアの方が寒いけど日本も寒いは寒いよ」
雪穂「う〜ん。そうかぁ。寒いもんは寒いのか」
亜里沙「うん。寒いものは寒いの」
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/15(木) 23:18:31.55 ID:T6AnxpG50
雪穂「そっか…でも、日本にはいいものがあります」
亜里沙「え?いいもの?何?こたつ?こたつかな?」
雪穂「こたつじゃないよ。コンビニで中華まんを買って帰ろ?」
亜里沙「中華まん?」
雪穂「うん。この時期の中華まんは格別だよ」
亜里沙「本当?」
雪穂「うん」
亜里沙「じゃあ、中華まん食べて帰ろ」
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/15(木) 23:24:48.80 ID:T6AnxpG50
キーンコーンカーンコーン
雪穂「やっと一週間終わったね」
亜里沙「明日は何しようかな?」
雪穂「そうだね。たまにはアイドルショップに行くとか?」
亜里沙「あれ?雪穂…これ」
ブラーん
雪穂「え?あっ、ミノムシだ。うわぁ、初めて見た」
亜里沙「ミノムシ?」
雪穂「うん。こうやって木の屑とかを集めて巣を作るんだよ。寒さをしのぐためなのかな?」
亜里沙「へ〜珍しいの?」
雪穂「たぶん。なかなか見れないよ」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/15(木) 23:27:44.10 ID:T6AnxpG50
亜里沙「ふ〜ん。なんかお姉ちゃんみたい」
雪穂「え?絵里さん?」
亜里沙「うん。お姉ちゃん寒いと家の中じゃずっと布団にくるまってる。まるでミノムシだよ」
雪穂「へ〜意外だなぁ」
亜里沙「そうかな?わりとウチのお姉ちゃんはそんな感じなんだよ?」
雪穂「へーまあ家くらいは絵里さんもだらけたいか」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/15(木) 23:30:01.94 ID:oZZZMt1wO
ミノムシはほんと見なくなったなぁ
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 06:38:38.33 ID:CvtovVDVO
わーわーぎゃーぎゃー
にこ「本当に高校生ですって」
警察「じゃあ、なんで私服なの?学校は?」
にこ「今日は半日授業なんで」
警察「本当に?」
にこ「うちの高校もそうなんです」
雪穂「あの〜」
警察「ん?」
にこ「あっ」
亜里沙「にこさんは本当に高校生ですよ?」
警察「え?そうなの?てっきり中学生が学校をサボってるのかと…君達は違うよね?」
雪穂「今日は半日授業なんです。テスト期間中なので」
警察「あっ、そうか。それは悪かった。ごめんね?」
にこ「いえ…」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 07:26:00.21 ID:CvtovVDVO
雪穂「あの」
にこ「お願い。穂乃果や絵里には黙ってて」
雪穂「だ、大丈夫ですよ。そんな言いませんて。ね?」
亜里沙「はい。にこさんが中学生と間違えられた事絶対に言いません」
にこ「うん。ありがと。お願いばかりで申し訳ないんだけど…繰り返し内容を言わないでね?」
亜里沙「はい」
雪穂「気にしてるんだなぁ…」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/16(金) 08:47:54.79 ID:J70aYgYSO
中学生というか小学生
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 12:42:01.53 ID:CvtovVDVO
カキーン
亜里沙「小学生が野球やってるね」
雪穂「うん」
亜里沙「アキバじゃ誰もやってないよね?」
雪穂「そんな事はないと思うけど」
亜里沙「流石足立区」
雪穂「それは違うと思うけど」
亜里沙「でも私日本シリーズ見るの初めてだよ」
雪穂「えっと?なんの話?」
亜里沙「こないだお姉ちゃんが言ってたの日本の野球は日本シリーズって言うんだって!」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 12:48:54.57 ID:CvtovVDVO
雪穂「また勘違いしてるよ。日本シリーズはプロ野球だよ?」
亜里沙「そうなの?じゃあ、あれは?」
雪穂「ただの少年野球だよ」
亜里沙「そっか。ただの少年野球」
英玲奈「それは違うな」
雪穂「え?」
英玲奈「あの子達はああ見えても名門のリトルの子達だ。実力で言えば下手な高校生より上だ」
亜里沙「ハラショー」
雪穂「あの…」
英玲奈「将来あの中の誰子達が日本シリーズに出てるかもしれないぞ」
亜里沙「凄い!それは凄いね、雪穂?」
雪穂「う、うん」
英玲奈「ふっ、あの子達を見てると私も頑張らねばと言う気持ちになる。それじゃ」
亜里沙「あの人かっこよかったね」
雪穂「いや、アライズだよ」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 15:51:11.79 ID:CvtovVDVO
キーンコーンカーンコーン
亜里沙「ふぁ〜」
雪穂「なんだか眠そうだね?」
亜里沙「うん。昨日の夜にテレビで心霊特集やってたでしょ?」
雪穂「あ〜やってたね。うちのお姉ちゃん怖がるくせに見たがるんだよね」
亜里沙「そうなんだ」
雪穂「うん。私も得意じゃないからやめて欲しいんだけどさ」
亜里沙「私のうちは基本見ないんだけど昨日たまたまチャンネル回してたらやっててね」
雪穂「あ〜なるほど!それで怖くて眠れなかったんでしょ?」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 15:58:59.19 ID:CvtovVDVO
亜里沙「うん。怖かった。けど気づいたら寝てたよ」
雪穂「そうなんだよね。気がついたら寝ちゃってるんだよね」
亜里沙「でもね、やっと寝たのにお姉ちゃんがトイレに行こうって起こしに来たからそれからまた寝るのに時間が掛かっちゃったの。ふわぁ〜だから眠いよ〜」
雪穂「ふ〜ん。そうなんだ………え?絵里さんが?絵里さんをじゃなくて?」
亜里沙「うん。お姉ちゃんが怖くて一人でトイレに行けないから起こしに来たの」
雪穂「え?そうなの?」
亜里沙「うん」
雪穂「へ〜絵里さんが…なんか私の中の絵里さんのイメージが完全に崩れたよ。聞きたくなかったなぁ」
亜里沙「雪穂はお姉ちゃんを何だと思ってたの?」
雪穂「クールでカッコよくて頭が良くて美人な憧れのお姉さん的なイメージだよ?私の中では」
亜里沙「え?私もそう思ってるよ?」
雪穂「そ、そうなんだ」
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/16(金) 19:22:25.70 ID:J70aYgYSO
ロボ姉さん海未ちゃんみたいなとこあるよな
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 19:42:55.97 ID:CvtovVDVO
てんごーくへのーぼるおじいさん とけいーともおーわかれー
キーンコーンカーンコーン
男子A「なんで中三にもなって音楽の授業で古時計の歌なんか歌わにゃいかんの?」
男子C「だよなー」
亜里沙「ねえ、雪穂?この歌悲しい歌だよね?」
雪穂「ん?まあ、そうだね」
亜里沙「おじいさんと古時計は離れ離れになっちゃったんだよね?」
雪穂「さあ?どうだろ?」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 23:43:04.96 ID:CvtovVDVO
亜里沙「生まれた時からずっと一緒だったのに離れ離れなんて寂しいよ」
雪穂「でも、それは仕方ない事だし…」
亜里沙「それはそうだけど」
雪穂「それに天国でおじいさんと時計は一緒かもしれないじゃん」
亜里沙「う〜ん。そっか」
雪穂「でしょ?」
亜里沙「うん」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/17(土) 00:28:04.08 ID:ubNwma98O
妹にすがる怖がりえりちかわええやん
大きな古時計悲しいけど俺は好き
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/17(土) 07:49:33.44 ID:QR3Ra0CSO
大きなのっぽの古じいさん
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/17(土) 11:53:04.33 ID:KEi9XWS7O
ヒュー
雪穂「風が強いね」
亜里沙「うん。こう言うの木枯らしって言うんだよね?」
雪穂「そうだよ。亜里沙も日本語に詳しくなってきたね」
亜里沙「うん。日本語覚えるの面白いもん」
穂乃果「よし!ここまでくればもう大丈夫だね!」
凛「うん。まさか、にこちゃんのかわりに海未ちゃんが引っかかるとは思わなかったにゃ」
希「そうやね。今海未ちゃんに見つかったらなんて考えるだけで恐ろしいなぁ」
亜里沙「何してるんだろ?」
雪穂「さあ?」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/17(土) 11:59:03.58 ID:KEi9XWS7O
海未「雪穂?亜里沙?」
亜里沙「あっ!?海未さん?」
雪穂「どうしたの?」
海未「穂乃果達を探してるのですが。見てないですよね?」
雪穂「あそこ…」
穂乃果「いや〜でも正直海未ちゃんには悪いけど引っかかった時のあのリアクションは面白かったね!」
凛「海未ちゃんってリアクション芸人に向いてるかもしれないにゃ」
希「表情がコロコロ変わるからなぁ」
海未「ほう?では、今私がどんな表情してるか…分かりますよね?」
穂乃果「え?…ひぃ」
凛「う、海未ちゃん?」
希「わ、笑ってる様には…見えないね?」
海未「正解は…」
雪穂「帰ろっか?」
亜里沙「良いのかな?」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/17(土) 17:48:35.72 ID:KEi9XWS7O
ワイワイ ガヤガヤ
雪穂「凄い人だね?」
亜里沙「なんの行列かな?」
雪穂「さあ?秋葉は色んなイベントあるからね?」
亜里沙「あれ?あの先頭に並んでる人…花陽さんじゃない?」
雪穂「ほんとだ」
「それではただ今より新米試食会を開催します」
雪穂「新米試食会?」
真姫「かれこれ3時間は並んでるわよ」
亜里沙「あっ、真姫さん?」
雪穂「え?一緒に並んばないんですか?」
真姫「並んでたけど付き合いきれなくって凛なんてどっか行っちゃったわ」
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/17(土) 18:12:07.08 ID:QR3Ra0CSO
iPhoneみたい
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/18(日) 00:47:30.35 ID:QEjUhgXyO
雪穂「それにしても…新米の為に3時間も」
真姫「多分花陽ならもっと長い時間並べそうな気がするけど」
雪穂「そうなんですか?なんかイメージないけど」
亜里沙「そうだね」
真姫「まあ、私も最初はびっくりしたけど。花陽のお米に対する情熱は本物よ」
雪穂「へ、へぇ」
花陽「真姫ちゃ〜ん。お米買っちゃいました」
真姫「え?試食だけじゃなかったの?どうやって持って帰るのよ…」
花陽「手で運ぶしかないよね?」
雪穂「あの?手伝いましょうか?」
花陽「あれ?雪穂ちゃんと亜里沙ちゃん?二人もイベントに参加してたんだ?」
雪穂「いえ…たまたまで」
花陽「そうなんだ。それで凛ちゃんは?」
真姫「さあ?」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/18(日) 06:51:07.15 ID:W9G57KWSO
米を運ぶためだけに鍛えたかよちん
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/18(日) 22:52:21.58 ID:ot50EBTQ0
キーンコーンカーンコーン
亜里沙「うふっ」
雪穂「何やってるの?次移動教室なんだけど?遅れるよ?」
亜里沙「笑顔の練習だよ」
雪穂「ええ?いきなりどうして?」
亜里沙「スクールアイドルになる為だよ。アイドルに笑顔は必要でしょ?」
雪穂「まあ、そうだけど」
亜里沙「情報によるとμ’sもやってるんだって」
雪穂「どこの情報なの?うちのお姉ちゃんやってるところ一回も見た事ないけど?」
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/18(日) 22:58:14.88 ID:ot50EBTQ0
亜里沙「うん。穂乃果さんは違うかも」
雪穂「そうなんだ…絵里さんはやってるの?」
亜里沙「ううん。お姉ちゃんもやってないよ。お姉ちゃんは最近パズルばっかりやってるよ」
雪穂「そ、そうなんだ。えっと…じゃあ…にこさん?」
亜里沙「海未さんだよ。情報によると海未さんが笑顔の練習をやってるんだって」
雪穂「ええ?本当?」
亜里沙「うん。海未さんはアイドルの鏡だよ」
雪穂「まさか…とは完全に否定できない。たまに家に来てお姉ちゃんの部屋で一人になった時アイドルになりきって何かやってるからな〜。私の部屋に声が漏れてるの気づいてないのかな?」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/18(日) 23:04:30.86 ID:ot50EBTQ0
ワイワイ ガヤガヤ
亜里沙「ねえ?」
雪穂「何?どうかしたの?」
亜里沙「あそこ!ケバブ売ってるよ!」
雪穂「本当だ!」
女子A「美味しそうだね」
亜里沙「うん…ケバブって何のお肉を使ってるのかな?」
雪穂「え?さ、さあ?知ってる?」
女子A「私も知らない」
亜里沙「和食じゃないよね?」
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/18(日) 23:09:21.32 ID:ot50EBTQ0
雪穂「うん。これだけは絶対に違うって言い切れるよね?」
女子A「うん。100パーセント違うね」
亜里沙「ロシア料理でもないよ」
雪穂「だろうね」
女子A「ロシア感0だもんね」
雪穂「それもわかんないけど…」
亜里沙「ケバブってそもそもどう言う意味なんだろう?」
雪穂「さ、さあ?」
亜里沙「私達、ケバブについて何にもしらないね」
雪穂「…そうだね」
女子A「うん」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/19(月) 11:10:31.10 ID:U8JUtDwSO
かよちんが来たときもラブアローしてたからな
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 15:14:20.03 ID:xB5UV6NR0
キーンコーンカーンコーン
亜里沙「雪穂ー!」
雪穂「どうしたの?」
亜里沙「わたし分かっちゃったの」
雪穂「何が?」
亜里沙「私ね、日本に来て衝撃的な事がたくさんあったの」
雪穂「そうだろうね。そう考えると亜里沙も随分と日本に馴染んできたよね」
亜里沙「えへへ、そうかな?」
雪穂「うん。そうだと思うよ」
亜里沙「そっか!でもね、それは置いといて」
雪穂「う、うん」
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 15:20:48.70 ID:xB5UV6NR0
亜里沙「日本のお笑いってすごく面白いでしょ?」
雪穂「うん。まあ、ロシアのお笑いが分からないけど」
亜里沙「いつもお姉ちゃんと笑いながら見てるの」
雪穂「絵里さんもお笑い番組なんて見るんだね」
亜里沙「うん。たまに呼吸困難になってるよ」
雪穂「ええ?そんなに?」
亜里沙「でね、なんでそんなに面白いのかなって考えたらね分かったの」
雪穂「そうなの?」
亜里沙「カツラだよ!」
雪穂「え?」
亜里沙「日本のお笑いはカツラを被ったら絶対に面白いんだよ。お姉ちゃんもいつもカツラで笑ってる」
雪穂「それは…どうだろ?」
亜里沙「ちがうかな?」
雪穂「まあ、笑いのツボって人によって違うだろうし」
亜里沙「そっか…笑いは人それぞれ!幸せと一緒だね!」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 22:00:27.46 ID:xB5UV6NR0
ガチャン
亜里沙「雪穂ー、飲み物買ってきたよ」
雪穂「あっ、ごめん。ありがとう」
亜里沙「はい!雪穂の分」
雪穂「ありがとう…ん?亜里沙のそれ…」
亜里沙「おでんだよ?」
雪穂「うん…おでんは飲み物じゃないけど…大丈夫?」
亜里沙「うん。知ってるよ!前にお姉ちゃんに教えてもらったもん」
雪穂「そうなんだ」
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 22:05:52.89 ID:xB5UV6NR0
亜里沙「前に食べた時美味しかったんだ〜」
雪穂「そっか。喉渇いたって走って行ったのに…良かったのかな?」
亜里沙「うん」
プシュ
亜里沙「…あれ?」
雪穂「どうしたの?」
亜里沙「前に食べた時と違うよ?」
雪穂「あ〜具が違うんだね?それは…つみれだね」
亜里沙「つみれ?ハラショー!美味しそう」
パクっ
亜里沙「雪穂!美味しい!それにあったかい!今の季節にちょうど良いかも知れないよ?」
雪穂「そっか」
亜里沙「うん。でもこれ喉渇くね?」
雪穂「だろうね…一口飲む?」
亜里沙「うん」
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 22:13:47.15 ID:xB5UV6NR0
ワイワイ ガヤガヤ
雪穂「やっぱり今日は人が多いね?」
亜里沙「うん。人がいっぱい」
雪穂「亜里沙は良かったの?絵里さんと一緒に」
亜里沙「お姉ちゃんも行っておいでって」
雪穂「そっか」
亜里沙「うん」
真姫「あら?雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんじゃない」
亜里沙「真姫さん!こんばんは」
雪穂「あれ?一人ですか?」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 22:20:32.78 ID:xB5UV6NR0
真姫「さっきまで凛と穂乃果と一緒だったんだけど…どこに行っちゃったのかしら?買出ししなきゃいけないのに」
雪穂「あっ!μ’sでパーティーするんですか?」
真姫「ええ、そうよ」
雪穂「そうだったんだ。お姉ちゃんなんにも言ってなかったな」
亜里沙「私達もこれからクラスのお友達とパーティーするんです」
真姫「そうなんだ。でも、あんまり遅くまで遊んでちゃダメよ?夜更かしする子の所にはサンタさんが来てくれないんだから」
雪穂「はい。あまり遅くならない様にします。ね?」
亜里沙「うん」
真姫「そう。それじゃあ、私は行くわね?」
雪穂「はい」
亜里沙「それじゃあ」
雪穂「真姫さんも冗談とか言うんだね?ちょっと意外かも」
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 22:33:29.64 ID:xB5UV6NR0
キーンコーンカーンコーン
雪穂「ふう。なんか学校に来るの久しぶりで疲れたね?」
亜里沙「え?そうかな?私は大丈夫だよ?だって半日だもん」
雪穂「まあ、そっか。こう言うところがお姉ちゃんみたいだって言われちゃうんだろうなぁ。気をつけなきゃ」
亜里沙「え〜、どうしてぇ?」
海未「何をしてるのです?」
亜里沙「あっ!海未さんだ!」
雪穂「なんか怒ってるね?お姉ちゃんまた何かしたのかな?」
凛「か、勘弁して欲しいにゃ〜」
希「こんなのアイドルのする練習とちゃうやん…軍隊やん」
海未「何を言っているのですか?何事も基礎が大事でしょう?」
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 22:40:13.31 ID:xB5UV6NR0
希「いや、それはそうなんやけど」
海未「なら黙ってやる」
凛「なんで凛と希ちゃんだけなの〜」
海未「仕方ないでしょう?他のメンバーは遅れてくるのですから」
希「だったら大人しく待ってようよ」
凛「そうだにゃ」
海未「…」ピタッ
希「え?」
凛「なっ、何?」
海未「時間があるとあなた達はすぐにふざけるでしょう?」
希「そ、そんな事…ないやん?」
凛「うんうん。絶対にふざけないにゃ〜」
亜里沙「μ’sって凄いね?」
雪穂「う〜ん。μ'sって言うか…ね?」
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 22:55:16.45 ID:xB5UV6NR0
わー わー
亜里沙「サッカーやってるね?」
雪穂「うん。小学生のサッカーチームだね」
亜里沙「私サッカーってあんまりやった事ないの」
雪穂「私もあまりないかな。子供の頃近所の公園でお姉ちゃん達とやったくらいかなぁ」
亜里沙「へ〜。小学生なのにあんなに動けるの凄いね」
英玲奈「彼等のチームは基礎に力を入れているからな」
亜里沙「え?」
雪穂「あっ!アライズの…」
英玲奈「神経系の発達がめざましいこの時期に基礎練習をしっかり行う事によってベストパフォーマンスに繋がるんだ」
雪穂「な、なるほど」
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 23:02:02.48 ID:xB5UV6NR0
英玲奈「しかし、小学生と言うものは地味な練習は嫌がるからな。そこで監督やサポーターの真価が問われることになる」
亜里沙「ハラショー。何事も基礎が大事なんですね!」
英玲奈「そうだな。それはスクールアイドルにも言える事だな。おっと、そろそろ時間だな。それじゃあ、私はこれで」
雪穂「はい」
亜里沙「サヨウナラ〜」
雪穂「好きなのかな?スポーツが」
亜里沙「う〜ん。μ'sが勝ち進めて嬉しかったけど本戦でパフォーマンスをするアライズも見たかったね?」
雪穂「そうだね」
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 23:48:05.41 ID:xB5UV6NR0
ジャラーン
男「何かリクエストはあるかい?」
亜里沙「え?雪穂?」
雪穂「この人ストリートミュージシャンだよ」ボソボソ
亜里沙「ストリートミュージシャン?」
雪穂「うん。とりあえず知ってる曲をリクエストしてみたら?」
亜里沙「あの…じゃあ、snow halationをお願いします」
男「えっと…」
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 23:52:41.50 ID:xB5UV6NR0
雪穂「亜里沙…流石にそれは分からないと思うよ?」
亜里沙「そうかな?演歌の方が良いかな?」
雪穂「演歌もどうだろう?」
ジャラーーーン
男「不思議だね今の気持ちー空から降ってきたみたいー」
雪穂「え?出来るの?凄い…」
亜里沙「ハラショー」パチパチ
男「え〜次は演歌かな?」
ジャラーン
男「北〜の〜酒場」
亜里沙「凄い!何でも弾けるんですね!」
雪穂「確かにこれは凄い」
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/20(火) 00:00:28.79 ID:O6K85gfn0
キーンコーンカーンコーン
女子A「でね〜なんだよ」
亜里沙「ハラショー」
雪穂「凄いね」
女子B「ねえねえ?ずっと思ってたんだけど…」
亜里沙「何?」
女子B「ハラショーって何?」
亜里沙「え?ハラショー?えっと…ロシア語だよ?」
女子B「うん。それは分かるんだけど。驚いた時に使うの?」
亜里沙「えっと、素晴らしいとか了解とか…」
女子A「え?素晴らしいと了解って全然違くない?」
亜里沙「ん〜なんて言えば良いのかな?」
女子B「日本でもなんでもヤバいって言う人いるけどそんな感じ?」
亜里沙「うん!それが一番近いかも」
雪穂「え?それでいいの?」
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/20(火) 00:17:23.36 ID:O6K85gfn0
完!
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/20(火) 00:34:41.31 ID:IH/1hHKSO
乙
まきちゃん
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/22(木) 20:56:33.32 ID:tVKhxcYgO
ありゆきの日常良かったわ
乙
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/24(土) 13:48:30.97 ID:GbcNsuEr0
ワレワレハヒトツさんで笑うわ
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/26(月) 00:03:13.01 ID:4IwUO2qd0
おつおつ
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