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シャル「一夏の理想の彼女ってどんな感じなの?」
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104 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/05(月) 23:46:46.26 ID:7/MoxC5y0
一夏「それで星を見に登った丘の上のすこし拓けたところでティアマトにはじめてのったんだ」
束「ほんとはそこもアニメに合わせてソード○バイスっぽくしようかとも思ったんだけど、まだいっくんには重いし危ないかなって思ってネックレスにしたんだ」
105 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/05(月) 23:49:13.48 ID:7/MoxC5y0
一夏「まるでアニメの演出みたいにISが展開されて、めちゃくちゃかっこよく動けてさ、あのときはホントに感動したんだ」
束「あ〜あの時のはしゃいでるいっくん可愛かったよぉ〜」
シャル(ちょっと見てみたかったな。はじめてのISではしゃぐ昔の一夏)
106 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/05(月) 23:50:03.30 ID:7/MoxC5y0
今日はここまでです
明日は忙しそうなので、次の更新は明後日になりそうです
おやすみなさい
107 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:08:57.77 ID:6b8vdS5y0
こんばんは
続きを投下していきます
108 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:13:59.76 ID:6b8vdS5y0
千冬「それで?」
束「あーその後って言うかすこし経ってからだけどさ、ちーちゃんといっくんと箒ちゃんと束さんの4人で話し合ったことがあったじゃん?
世界で誰が一番強いのかってさ」
箒「そんな話を?」
千冬「あぁ、そんな話もしたな...たしか一夏が私だと主張したが箒が剣道家の名前を出して一夏が駄々をこねていたな」
束「そうそうだからいっくんの言うとおりちーちゃんが世界最強ってのを証明しようと思ったの」
109 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:14:57.06 ID:6b8vdS5y0
千冬「束...まさか貴様」
束「うん。白騎士VSミサイルのことだよ」
110 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:17:50.17 ID:6b8vdS5y0
一夏「あ、アレの理由ってそんな事だったのか...」
束「大切なことだよいっくん。確かに箒ちゃんのことは大好きだけど、いっくんのほうがもっと大々々好きなんだから」
千冬「まさかそんなことのために私は命をかけてミサイルを迎撃し、世界大会に出場したのか...?」
束「うん。そうだよ?」
111 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:19:05.45 ID:6b8vdS5y0
一夏「やっぱり束はすごいな」ナデナデ
束「えへへ、そ〜でしょ〜!褒めて褒めて〜」ナデラレ
112 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:21:07.56 ID:6b8vdS5y0
ラウラ「嫁を襲えばたとえ国が相手であろうが滅びそうな気がしてきたぞ...」
シャル「うん。僕もそう思うよ」
ラウラ「ん?では嫁が拐われたのはなぜだ?それも篠ノ之博士の作った演出か?」
113 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:23:56.65 ID:6b8vdS5y0
束「あー、あれはね」ハイライトオフ
セシリア「あれは?」
束「ちーちゃんを教官として引き抜きたいと考えたドイツが自国の工作員を使って拐った後、ちーちゃんに情報を提供したの」
8人「「「「「「「「え?」」」」」」」」
鈴「それは...本当なの?」
束「うん間違いないよ」
114 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:29:12.98 ID:6b8vdS5y0
ラウラ「そ、それでは...教官が我らの教官になられたのも、2回目の優勝を逃したのも...」
束「うん君の祖国のせいだよ。その上転校してきて早々にいっくんを殴ったよね?ラ・ウ・ラ・ち・ゃ・ん?」
115 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:30:39.18 ID:6b8vdS5y0
ラウラ「そ、それは...すまなかった...」
束「いっくんが止めなければ君はとうの昔に死んでたんだよ?よかったねぇ...?」
116 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:33:22.18 ID:6b8vdS5y0
千冬「束。たとえそれが真実であろうともラウラに罪はない」
束「ちーちゃんはやっぱりいっくんの姉妹だねぇ。いっくんと同じこと言ってるよ...
でもそこの人造人間がISに適応できなかったから優秀な教官の調達が最優先事項になったんだよ?」
千冬「束...なぜそんなに詳しく知っている?」
束「いっくんを拐った張本人が命惜しさに自分からぺらぺらはなしたからだよ」
117 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:34:25.90 ID:6b8vdS5y0
一夏「なんでそんなことまで...?」
束「だっていっくんを傷つけたんだよ?束さんが許すわけ無いじゃん」ハイライトオン
118 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:35:52.55 ID:6b8vdS5y0
セシリア(篠ノ之博士。一夏さんと話すときはどんな心情であろうとハイライトがオンになるのですね...)
119 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:38:38.50 ID:6b8vdS5y0
千冬「それでその工作員はどうしたんだ?」
束「もう死んだよ?」
千冬「な...お前...」
束「束さんは殺してないよ?彼らの潜伏地の自爆装置が誤作動しただけだし」
箒「姉さん...それは...」
120 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:40:27.51 ID:6b8vdS5y0
一夏「あー...もうこの話はやめよう。次にいこう.な?」
ラウラ「あぁ、そうしよう。それと嫁よすまなかった...」
一夏「ラウラ。お前が謝ることじゃないさ」
121 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:43:28.33 ID:6b8vdS5y0
千冬「それでその後は?」
束「後はほとんど世間の人達が知ってる通りかなぁ。一つ違うとすれば、束さんといっくんが毎晩会ってたくらい?」
箒「な...会っていた?それも毎晩?」
一夏「束の作ったホログラム3D通信機でな。直接会ってたわけじゃないさ」
シャル「ホログラム3D通信機...」
122 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:46:43.03 ID:6b8vdS5y0
束「ちーちゃんは束さんに感謝すべきなんだよ?」
千冬「なに?」
束「突然さらわれて、その後大好きなお姉ちゃんに助け出されたかと思えば決勝を放棄したせいでその大好きなお姉ちゃんは日本代表の資格を剥奪されて。その上1人でドイツに行ったっきり音信不通。
束さんとあと中学でのいっくんの友達の五反田兄妹がいなかったらいっくんは壊れてたよ?」
一夏「......」
123 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:49:08.85 ID:6b8vdS5y0
千冬「それは...」
束「特に五反田兄妹の妹の方には感謝するべきだね。いっくんに惚れてたのもあるんだろうけど、すっごく親身になっていっくんを支えてくれたんだから。」
千冬「......」
124 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:50:38.55 ID:6b8vdS5y0
楯無「だから言ったでしょう『あなたには何もできませんよ?これは一夏くんの意志でもあるのだから。』と」
125 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:51:49.73 ID:6b8vdS5y0
シャル(最初はなんの茶番だと思ってたけど結構ガチな修羅場になった件)
126 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:52:34.34 ID:6b8vdS5y0
鈴(一夏がそんなに追い詰められてたなんて全く気づきもしなかったわ...私ってホントにバカね...)
127 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:54:26.47 ID:6b8vdS5y0
箒(一夏がそんなことになっていた時...私は何をしていた...?
心のなかで一夏に八つ当たりをしていただけじゃないか...お前はISに救われて...と。
私がISを嫌っていたのとも相まって惨めなほどにぐちゃぐちゃに...)
128 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/07(水) 23:55:29.28 ID:6b8vdS5y0
今日はここまでです
このペースなら次回か次々回には終わる予定です
次は明日かな...
また来ます
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/08(木) 07:03:13.60 ID:pQLPRoeDO
乙!
130 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 17:58:26.22 ID:OlXsVR0q0
昨日は結局更新しそびれました...(汗)
今日の分の更新始めます!
131 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:00:13.00 ID:OlXsVR0q0
一夏「千冬姉。確かに俺が今やってることは人として間違ってるかもしれない。
でも俺ももうどこか壊れてるしこれでいいと思うんだ。束も刀奈も簪もいいって言ってくれてるから一緒にやってるんだ。
誰にも無理強いはしてない。それでいいだろ?」
束「私はいっくんが幸せになれるなら側室だろうが愛人だろうがバッチコイさ!
私が一番なのには変わらないしね〜」ギュー
一夏「ああ、そうだな」ギュー
132 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:03:44.62 ID:OlXsVR0q0
楯無「私や簪ちゃんみたいなおまけ組は一夏くんを裏切らないと誓って自分の全てを捧げる。
そして代わりに愛される」
簪「一夏は私とお姉ちゃんを助けてくれただから今度は一生を使い切ってでも一夏を幸せにするんだ」
一夏「ありがとうな。2人とも」ナデナデ
千冬「......」
133 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:04:41.70 ID:OlXsVR0q0
セシリア「私は一夏さんのことを愛していると言いながら、私のことしか考えていなかったのですね...」ボソッ
134 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:07:04.52 ID:OlXsVR0q0
鈴「中学の時、苦しんでたのに気付けもしなかったのに...今更一夏に選ばれたいだなんて...よく言えたもんね...」ボソッ
135 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:07:49.50 ID:OlXsVR0q0
箒「私は......」ボソッ
136 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:08:39.69 ID:OlXsVR0q0
ラウラ「結局私は一夏をめちゃくちゃにしただけだったのだな...」ボソッ
137 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:10:09.85 ID:OlXsVR0q0
シャル「一夏...僕は...君のために何かできるの...?」ボソッ
138 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:16:02.67 ID:OlXsVR0q0
束「何してるのさ〜そこの5人組〜」
セシリア「いぇ...その...」
束「んー?まぁいっか。君たちに言うことがあるんだ」
ラウラ「何でしょうか」
139 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:18:09.87 ID:OlXsVR0q0
束「この学園でのいっくんの生活を楽しくしてくれてありがとね。
束さん的には君たち5人もいっくんの側室になってもいいよ...?
いっくんが良いって言うならだけど」
5人(((((!!!!)))))
束「そしていっくんのために全てを捧げてね」
140 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:18:53.98 ID:OlXsVR0q0
一夏「こんな身勝手で、千冬姉の言うとおり人として間違ってる俺だけど、それでも良いのか?」
141 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:20:53.71 ID:OlXsVR0q0
5人「「「「「はい。よろしくお願いします」」」」」
142 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:21:29.21 ID:OlXsVR0q0
束・楯無 ウンウン
143 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:27:25.23 ID:OlXsVR0q0
千冬「そこの小娘ども」ボソッ
5人 ビクッ
千冬「私は一夏をそこまで追い込み、壊してしまった...
だから特には何も言わん。人として間違っていようが一夏が幸せならそれでいい。
だが、一夏を不幸にしたり、大きな問題になるようなことはするな。いいな」クルッ スタスタスタ…
144 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:28:48.75 ID:OlXsVR0q0
一夏「千冬姉...ごめんな...」ボソッ
束 ギュッ
145 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:30:03.08 ID:OlXsVR0q0
**数ヶ月後**
146 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:32:45.87 ID:OlXsVR0q0
「一夏さーん!」
147 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:36:11.44 ID:OlXsVR0q0
一夏「来たんだな」
148 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:39:57.69 ID:OlXsVR0q0
蘭
149 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:44:19.17 ID:OlXsVR0q0
蘭「はい。無事入学することができました!皆さんこれから宜しくお願いします」
鈴「蘭、入学おめでと。一つお祝いに教えてあげるわ」
蘭「なんですか?」
鈴「あんた一夏のこと好きだったわよね。一夏の彼女になるには相当の努力と覚悟がいるわよ?」クスッ
蘭「な...///頑張ります。私誰にも負けません!!」
150 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:44:57.48 ID:OlXsVR0q0
**FIN**
151 :
◆OtODHasxz.
[saga]:2017/06/09(金) 18:59:47.80 ID:OlXsVR0q0
このSSはこれで完結です
おもったより時間がかかってしまった上
なんか最後やっつけ感がありますが...
HTML化依頼は今日の夜にでも出す予定です
ありがとうございました
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/09(金) 19:22:06.74 ID:LpnlsdUBO
乙!
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/03(日) 00:29:22.31 ID:pt2OTDaK0
正直原作もこれくらい開き直ってくれた方が面白いわ
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