遊矢「だ、誰なんだお前は!?」 ユート「俺の名はユート」

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202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 14:53:47.70 ID:clpc+P+m0
骸骨騎士「ま、まだだ…まだ私は生きている!」

遊矢「ビーストアイズは相手モンスターを戦闘破壊した時にこのモンスターを融合召喚した時の獣族モンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

ユート「EMドラミング・コングの攻撃力は1600!よって1600のダメージを与える!」

骸骨騎士「まだだ…まだ生きている!私は生き続ける…デュエルに勝利する…それが神に選ばれた私の宿命なのだ…!」

ジャック「何だ奴から漂う気配は…」

ロジェ「そうです。あなたが始末したいと思われているタキ・ホワイトの遠い遠い御先祖…ホワイト家がシンクロ次元に君臨する遥か昔の大昔の人物らしいですよ?彼からは面白い話を聞きましたよ。補足ですが私が彼に生命を与えたのですけどね」

ジャック「余計な真似を」

骸骨騎士「お前は呪われている…そして知っている…私はお前に…お前達と会った!感じるだろ…エクシーズ次元に突入した時に貴様らへの殺意を…あいつも蘇る…我ら五人の中で最も気高く最強と言われた男が…」

遊矢「ターンエンド!」

骸骨騎士「私のターン!」

ユート「俺の故郷…今この場で何かが蘇ろうとしている」

骸骨騎士「劫火の舟守ゴースト・カロンを攻撃表示で召喚!ゴースト・カロンの効果を発動!自分フィールドにこのモンスター以外のモンスターが存在しない時、このモンスターと墓地の融合モンスターを除外し、その合計のレベルを持つシンクロモンスターをシンクロ召喚する!レベル8の冥界龍ドラゴネクロにレベル2の劫火の舟守ゴースト・カロンをチューニング!冥界の流るる嘆きの河より亡者の激流を逆巻き浮上せよ!シンクロ召喚!レベル10!冥界濁龍ドラゴコキュートス!!」

遊矢「こいつは!」

ユート「攻撃力4000…これは!」

骸骨騎士「現代人よ!私とお前達とでは生き抜いた次元が違う…低俗で!野蛮な…貴様ら人間が…」

バンッッ

骸骨騎士「ガハッ!」

ユート「何だ今の閃光は!?」

「ベラベラと余計な事を…その朽ち果てた姿で生き続けるな。見苦しいぞルドガー」

骸骨騎士「や、やはり蘇ったのだな…お前が居れば…変えられる…本来進むべき未来とは違った道を歩んだ…人間共を」

遊矢「おい!今はデュエル中なんだぞ!それを…いきなりなんだ!」

「お前の敗北は確定していた。だが勘違いするな…俺はかつての同志を葬ってやっただけだ」

遊矢「待て!」

「今のお前には俺の知っている奴と憎むべき怨敵の魂を宿しているようだな…またなザーク」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 16:24:56.23 ID:clpc+P+m0
ユーゴ「リン!」

リン「ちょっと抱きつかないでよ!」

ユート「エクシーズ次元で決着がついたからな。ついでに連れて来た。それと瑠璃がよろしくだと」

黒咲「頑丈な女だな。沢渡など捻挫しているぞ」

沢渡「う、うるせえな」

遊矢「…」

権現坂「どうした」

遊矢「別に…何でもない!」

権現坂「次の相手はお前だ。全力でやるぞ遊矢!」

遊矢「勿論だ!」

ユート「あいつの事か?」

遊矢「あいつの…それに俺達は負けていた」

ユーゴ「さてと…俺は俺で野郎をぶっ潰すか」

シンジ「転けるなよユーゴ」

ユーゴ「マッハでケリをつけてやるよ」

クロウ「そんでお前だ」

黒咲「ああ」

ユーゴ「行ってくるぜ!」

シンジ「そういや骸骨騎士は消えちまったっぽいけど幽霊だったのか」

遊矢「そんなの俺にもわからないよ」

シンジ「ふーん…おいちびっ子!お前が俺の相手なんだよな」

アレン「俺はアレンだ!」

シンジ「よしアレン!相手にとって不足無しだぜ!」
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 17:14:40.61 ID:clpc+P+m0
ユーゴ「セルゲイ!」

セルゲイ「…」

ユーゴ「ひとっ走り付き合ってもらうぜ…てめえの行く先は地獄だがな!」

セルゲイ「もうそろそろか…花が咲く」

ユーゴ「は、はあ?」

セルゲイ「俺はお前達のような醜い人種と同じである事が許せぬ!俺は人間を超える…この呪われたデッキを使う時が来たのだ!」

ユーゴ・セルゲイ「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」

セルゲイ「俺からだ!地縛囚人ライン・ウォーカーを攻撃表示で召喚!そしてフィールドにカードが存在する事で手札の地縛囚人ストーン・スィーパーを特殊召喚!レベル5の地縛囚人ストーン・スィーパーにレベル3の地縛囚人ライン・ウォーカーをチューニング!シンクロ召喚!レベル8!地縛戒隷ジオグリフォン!!」

ユーゴ「てめえデッキ変えたのか!?」

セルゲイ「全ては美しき俺を取り戻す為!俺は人間を超えるのだ!!そして魔法『融合』を発動!手札の地縛囚人ストーン・スィーパーと地縛囚人ライン・ウォーカーを融合!融合召喚!レベル8!地縛戒隷ジオクラーケン!!」

セルゲイ「ターンエンドだ!地獄へ送るつもりのようだが…やって見るがいい!貴様の眼は京介に似ている…俺を殺してみろ!醜き人間であるお前が!」

ユーゴ「俺のターン!自分フィールドにモンスターが存在しない事で手札からSRベイゴマックスを特殊召喚!そしてSR三つ目のダイスを攻撃表示で召喚!レベル3のSRベイゴマックスにレベル3のSR三つ目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル6!HSR魔剣ダーマ!!」

ユーゴ「カードを2枚伏せてターンエンド!」

セルゲイ「俺のターン!地縛囚人ジオクラーケンの効果を発動!自分ターンに1度相手フィールドの特殊召喚されたモンスター全てを破壊!そして破壊した数×800のダメージを相手に与える!」

ユーゴ「うっ!」4000→3200

セルゲイ「どうやらお前では俺を倒す事は不可能のようだな!行け!!」

ユーゴ「罠発動!『ダイスロール・バトル』墓地のHSR魔剣ダーマと手札のSR赤目のダイスを除外!シンクロ召喚!クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!!」

セルゲイ「だがジオクラーケンで戦闘破壊だ!」

ユーゴ「そうは行かねえ!罠発動!『くず鉄のかかし』イカ野郎の攻撃を無効だ!」

セルゲイ「命拾いしたな…」

ユーゴ「くず鉄のかかしは効果発動後に再びセットできる!」

セルゲイ「だが甘い!お前は醜い…美しさの欠片もない!!」

ユーゴ「俺が醜いけりゃてめえなんてゲロ以下じゃねえか!この下半身ガリガリのアンバランス野郎!!」
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 18:12:27.38 ID:clpc+P+m0
セルゲイ「魔法『地縛救魂』を発動!フィールドにカードが存在する時、墓地の地縛モンスター1体と魔法カードを手札に加える!魔法『融合』を発動!地縛戒隷ジオグリフォンと地縛戒隷ジオクラーケンを融合!融合召喚!地縛戒隷ジオグラシャ=ラボラス!!」

セルゲイ「ターンエンド」

ユーゴ「俺のターン!こうなりゃやるっきゃねえ…SR OMKガムを攻撃表示で召喚!」

ロジェ「ふふふ…そのデッキの使用者は死ぬ事により超パワーを得る事ができるのです」

セルゲイ「俺は人間を超える…そして美しく!」

ユーゴ「レベル7のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル8!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!バトルだ!!」

セルゲイ「ジオグラシャ=ラボラスの効果を発動!このモンスターが融合またはシンクロモンスターと戦闘を行う時、相手モンスターの攻撃力を0にする!」

ユーゴ「やっぱり何か使うと思ったぜ!クリスタルウィングの効果を発動!」

ロジェ「生まれ変わり…そしてセルゲイ!あなたがデュエリストの本能を刺激するのです!」

ユーゴ「さらにOMKガムの効果!」

セルゲイ「待っていろ…今すぐ俺が醜きお前達を蹂躙してくれる…!」

ユーゴ「バトルだ!!!」

セルゲイ「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

ユーゴ「やったぜ!どうだセルゲイ!!」

ロジェ「ふふふ…」

ピッ

ロジェ「間違いなく死んだでしょうね」

赤馬「嬉しそうだな」

ロジェ「おや?出てましたね零児くん」

赤馬「お前が逃げぬようにな」

ロジェ「安心しなさい。私は父親とは違うのですから」

赤馬「…」

ロジェ「父親とはね」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 18:59:16.30 ID:clpc+P+m0
黒咲「あの薄気味悪い変態ゴリラは死んだようだな」

クロウ「だろうな首が折れてたっぽいぜ?」

黒咲「じゃあ俺達も始めるか」

クロウ「当然だぜ!」

黒咲・クロウ「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」

クロウ「先攻は貰った!BF-上弦のピナーカを攻撃表示で召喚!そして自分フィールドにBF紋章が存在する事で手札からBF-黒槍のブラストを特殊召喚!レベル4のBF-黒槍のブラストにレベル3のBF-上弦のピナーカをチューニング!漆黒の翼翻し、雷鳴と共に走れ!電光の斬撃!シンクロ召喚!降り注げ、A BF驟雨のライキリ!!」

クロウ「上弦のピナーカがフィールドから墓地へ送られた事でデッキからBFモンスターを1枚手札に加える!ターンエンド!」

黒咲「俺のターン!RR-スカル・イーグルを攻撃表示で召喚!そして魔法『RR-コール』を発動!デッキから2体目のRR-スカル・イーグルを攻撃表示で召喚!レベル3のRR-スカル・イーグル2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク3!RR-デビル・イーグル!」

黒咲「RR-デビル・イーグルのオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象に発動!そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

クロウ「うわっ!マジか、てめえ!」4000→1400

黒咲「RUM-レイド・フォースを発動!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク4!RR-ライズ・ファルコン!!RR-ライズ・ファルコンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象に発動!その攻撃力分アップ!バトルだ!!」

クロウ「手札のBF-月影のカルートの効果を発動!自分のBFモンスターがダメージステップ開始時からダメージ計算時までに手札の月影のカルートを墓地へ送る事で自分フィールドのBFモンスターの攻撃力は1400アップ!」

黒咲「…」4000→2700

クロウ「さっきのお返しだぜ!」

黒咲「速攻魔法『RUM-ラプターズ・フォース』を発動!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!RR-ブレイズ・ファルコン!!」

クロウ「何処までもしぶとい野郎だぜ」

黒咲「お前は面白いタイプだな」

クロウ「は?」

黒咲「血の気が多く、その癖に人情家…お前の仲間が勝った時は自分の事のように喜んでいた」

クロウ「何が言いてえ」

黒咲「そういう奴を1人知っている。カードを1枚伏せてターンエンド」

クロウ「俺のターン!」

黒咲「光栄に思え…俺の切り札で貴様を葬ってやる」

クロウ「それは俺のセリフだぜ!」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 19:22:54.49 ID:clpc+P+m0
クロウ「バトルだ!驟雨のライキリでRR-ブレイズ・ファルコンを攻撃!!」

黒咲「…」2700→1100

クロウ「さあ見せてみろ!切り札ってやつを」

黒咲「速攻魔法『デス・ダブル・フォース』を発動!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク10!RR-アルティメット・ファルコン!!」

クロウ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

黒咲「俺のターン!」

クロウ「来るなら来いってんだ…しかし何て威圧感なんだ」

黒咲「バトルだ!」

クロウ「罠発動!」

黒咲「RR-アルティメット・ファルコンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を1000ダウン!そして相手はカードの効果を発動できん!!」

クロウ「ぐああああああああああああああああ」1400→0

黒咲「…」

クロウ「な、何っつう一撃だ…ジャック並だぜ」

スッ

クロウ「必要ねえよ!自分で立てるっつうの!」

黒咲「フッ」

クロウ「0勝1敗だ!」

黒咲「なら今度はお前が俺の地元に来い」

クロウ「上等だぜ!今度は負けねえぞ!」

黒咲「…」

凌牙「今度はクローバーに乗り込んでてめえの庭で勝ってやんよ!覚えとけよ黒咲隼!」

黒咲「そういえば奴との最初の喧嘩もこんな感じだったな」

クロウ「うげっ!?俺のブラックバードがボコボコじゃねえか!弁償だぞ弁償!」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 20:08:39.35 ID:clpc+P+m0
アレン「よーし頑張るぞ!」

シンジ「お?いい調子じゃねえか」

アレン・シンジ「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」

アレン「おおおおおおおおお!?今度は進んだぞ!」

シンジ「面白え奴だぜ…俺のターン!魔法『おろかな副葬』を発動!デッキから魔法または罠を墓地へ送る!そして墓地へ送った罠『リミッター・ブレイク』の効果を発動!このカードが墓地へ送られた時、デッキ・手札・墓地からスピード・ウォリアーを1体特殊召喚する!俺はデッキからスピード・ウォリアーを特殊召喚!」

シンジ「さらに魔法『ワン・フォー・ワン』を発動!手札からモンスターを1体墓地へ送りデッキまたは手札からレベル1のモンスターを特殊召喚する!デッキからターボ・シンクロンを特殊召喚!そしてダッシュ・ウォリアーを攻撃表示で召喚!」

シンジ「レベル2のスピード・ウォリアーとレベル3のダッシュ・ウォリアーにレベル1のターボ・シンクロンをチューニング!シンクロ召喚!レベル6!轟け!ターボ・ウォリアー!!」

シンジ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

アレン「俺のターン!」

シンジ「とまあ対シンクロモンスターのターボ・ウォリアーを出したが…こいつらエクシーズだったよなランクとかいうやつの」

アレン「こいつはエクスカリバーよりもスピード特化のあいつでやるっきゃねえな!ゴブリンドバーグを攻撃表示で召喚!その効果で手札からタスケナイトを特殊召喚!レベル4のゴブリンドバーグとタスケナイトでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!機甲忍者ブレード・ハート!!」

アレン「さらに俺は魔法『破天荒な風』この効果で次の自分スタンバイフェイズ時まで攻撃力と守備力がアップ!そしてオーバーレイ・ユニットを一つ使う事で2度の連続攻撃が可能!」

シンジ「攻撃力3200の2回攻撃か」

アレン「バトルだ!」

シンジ「…」

アレン「何余所見してんだよ!」

シンジ「ここって融合次元だろ?」

アレン「知らねえけど…あ、デニスだ!あいつは知ってるよ」

シンジ「だろ?ほら見ろ!あそこにすっげえ美人が居るぞ!ほら!」

アレン「お前は俺の知ってるツッパリとは違うな…何っつうか軟派ていうかよ」

シンジ「嫌いなのかよ女?」

アレン「なわけねえだろ!」

シンジ「よっしゃ!じゃあバトル再開と洒落込もうぜ!」

アレン「マイペースな奴だな…」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 20:57:06.42 ID:clpc+P+m0
アレン「仕切り直し!バトルだ!」

シンジ「速攻魔法『ハーフ・シャット』を発動!自分フィールドのモンスターの攻撃力を半分にし戦闘では破壊されねえ!」

アレン「だが2回分のダメージは受けてもらうぜ!」

シンジ「…」4000→1800

アレン「カードを1枚伏せてターンエンド!」

シンジ「俺のターン!ワン・フォー・ワンの効果で墓地へ送ったラッシュ・ウォリアーの効果を発動!ラッシュ・ウォリアーを除外し墓地のシンクロンモンスターを手札に加える!レベル6のターボ・ウォリアーにレベル1のターボ・シンクロンをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!セブン・ソード・ウォリアー!!」

シンジ「装備魔法『ファイティング・スピリッツ』を装備!装備したモンスターの攻撃力は300ポイントアップ!セブン・ソード・ウォリアーの効果を発動!このモンスターに装備カードが装備された時、相手に800のダメージを与える!」

アレン「うっ…」4000→3200

シンジ「さらにセブン・ソード・ウォリアーに装備された装備カードを墓地へ送る事で相手フィールドのモンスターを破壊する!」

アレン「!?」

シンジ「さっきのお返しだぜ!」

アレン「罠発動!『攻撃の無敵化』このターンの自分へのダメージを0にする!」

シンジ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

アレン「俺のターン!グランドランを攻撃表示で召喚!そしてレベル4モンスターの召喚に成功した事で手札からカゲトカゲを特殊召喚!レベル4のグランドランとカゲトカゲでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ズババジェネラル!!」

アレン「ズババジェネラルのオーバーレイ・ユニットを一つ使い戦士族モンスターを装備!装備したモンスターはギラギランサー!その攻撃力は2200!よってズババジェネラルの攻撃力は4200だ!」

シンジ「やられたらやり返すってか」

アレン「当然だぜ!バトル!」

シンジ「それを待ってた!罠発動!『パワー・フレーム』自分フィールドのモンスターがそのモンスターより攻撃力の高いモンスターの攻撃対象にされた時に発動!その攻撃を無効にし自分フィールドの攻撃対象にされたモンスターはその相手モンスターの攻撃力アップする!」

アレン「ターンエンド…これで手札は0枚だ。頼むぜタスケナイト」

シンジ「俺のターン!装備魔法『ジャンク・アタック』を装備!」

アレン「来るぜ…きっと奴は」

シンジ「へっへっへ」

アレン「何なんだ一体」
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 21:27:57.98 ID:clpc+P+m0
シンジ「バトル!セブン・ソード・ウォリアーでズババジェネラルを攻撃!」

アレン「ううっ!」3200→1000

シンジ「ジャンク・アタックの効果を発動!破壊したモンスターの元々の攻撃力分もダメージを与える!」

アレン「なっ…」1000→0

シンジ「やった!」

アレン「ふぅ…」

シンジ「これで準決勝確定だぜ!」

デニス「おーい!」

アレン「よッ!」

デニス「アキラくんだっけ」

アレン「アレンだよ!BB生きてるか?」

デニス「みんな元気だよ!」

シンジ「なあ!えっらい美人が居たろ?あれは誰よ」

デニス「え?担任の先生だけど」

シンジ「はあ?ふざけんな!何だそれ…おい!」

アレン「先生は!亮の先公は居ねえのか?」

デニス「あの人は旅に出ちゃったよ!」

アレン「何だ旅か」

シンジ「じゃ帰るとするか」

アレン「お前も来いよ!暇してんだろ?」

デニス「暇じゃないよ!」

アレン「だってさ」

シンジ「残りは遊矢と黒咲かユーゴか…なあジャック」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 21:39:12.63 ID:clpc+P+m0
遊矢「…」

権現坂「遊矢よ」

遊矢「どうした?」

権現坂「いいや…悩み事など今は考えるな」

遊矢「勿論…わかってるさ」

ユート「むっ!」

遊矢「あいつか」

「…」

ユート「こっちを見ている」

遊矢「ああ…始めるぞ権現坂!」

遊矢・権現坂「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」

ロジェ「どうです?彼らは」

ディヴァイン「使えないな」

ロジェ「使えないですか?」

ディヴァイン「そうだ…ジャック・アトラスを始末するには足りない…」

ロジェ「…」

ディヴァイン「私しか居ないだろ…あいつに敗北し顔に一生傷を負わせれ…そしてキングの座から降ろされた私しか」

ロジェ「…」

ジャック「クリムゾン・ブレーダーでダイレクトアタック!」

ディヴァイン「ぎゃあああああああああああああ!!!」

ロジェ「そんな犯罪者に身を落とした男を私は出したのです。いいでしょう…あなたも行きなさい」

ディヴァイン「2人纏めて私が葬ってやろう」

ロジェ「お行きなさい…新興宗教アルカディアムーブメント元総帥」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 22:08:13.14 ID:clpc+P+m0
遊矢「俺のターン!スケール2のEMチアモールとスケール8のEMカードガンナーでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル4!EMゴールド・ファング!レベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「そしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとEMゴールド・ファングを融合!融合召喚!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!カードを1枚伏せてターンエンド!」

権現坂「俺のターン!自分の墓地に魔法または罠が存在しない事で手札の超重武者ビッグワラ-Gを特殊召喚!このモンスターはアドバンス召喚時にリリースする際に2体分として扱う!ビッグワラ-Gをリリースし超重武者ビッグベン-Kをアドバンス召喚!!」

権現坂「バトル!超重武者ビッグベン-Kでビーストアイズを攻撃!」

遊矢「やるな権現坂!」4000→3500

権現坂「ターンエンド!」

遊矢「俺の…」

ブオオオオオオオオオオオオオオオオ

ディヴァイン「私のターン!」

ユート「誰だこいつは!?」

ジャック「ディヴァイン…セルゲイに続き奴まで出したのか」

ディヴァイン「私の名はディヴァイン!四年前までキングだった男だ!クレボンスを攻撃表示で召喚!カードを2枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!前のキングだってさ」

権現坂「…」

ディヴァイン「…私の顔が気になるか」

権現坂「いいや」

ディヴァイン「ジャック・アトラス!貴様のような小僧っ子に敗れ顔に一生傷を負わされた私の恨みを晴らす!」

ジャック「俺が奪わずとも貴様は破滅していただろ。集まった信者を虫ケラのように扱った虫ケラ以下の分際だ」

ガタッ

遊矢「エクストラデッキから蘇れ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!権現坂!」

権現坂「うむ!」

遊矢「こいつを追い出そう」

権現坂「言われるまでもない!」
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 22:30:37.16 ID:clpc+P+m0
ディヴァイン「罠発動!『パスト・イメージ』自分フィールド上にサイキック族が存在する場合、相手フィールドのモンスター1体を選択し発動!そのモンスターを次の相手スタンバイフェイズ時まで除外する!そのドラゴンを除外だ!」

遊矢「ターンエンド!」

権現坂「俺のターン!おい!」

ディヴァイン「ん?」

権現坂「目的は何だ!」

ディヴァイン「復讐だよ…ジャックへの」

権現坂「何が復讐だ!許さん!遊矢!これが俺の新たな境地…!超重武者ホラガ-Eを攻撃表示で召喚!レベル8の超重武者ビッグベン-Kにレベル2の超重武者ホラガ-Eをチューニング!荒ぶる神よ、咆哮と共に戦場に現れよ!シンクロ召喚!いざ出陣!レベル10!超重荒神スサノ-O!!」

権現坂「不埒な奴を叩っ斬れ!!」

ディヴァイン「クレボンスの効果を発動!ライフを800払い相手モンスターの効果を無効にする!」4000→3200

権現坂「ターンエンド!」

ディヴァイン「私のターン!魔法『緊急テレポート』を発動!手札またはデッキからレベル3以下のサイキック族モンスターを特殊召喚する!私はデッキからレベル3のメンタルプロテクターを特殊召喚!そして2体目のメンタルプロテクターを攻撃表示で召喚!」

ディヴァイン「レベル3のメンタルプロテクター2体にレベル2のクレボンスをチューニング!シンクロ召喚!レベル8!魔王龍ベエルゼ!!」

ディヴァンイン「魔王龍ベエルゼで超重荒神スサノ-Oを攻撃!!」

権現坂「何をする気だ」

ディヴァイン「効果を発動!このモンスターは戦闘または相手の効果では破壊されない!」3200→2400

ディヴァイン「だが代わりに受けたダメージの数値分アップする!攻撃力3000から受けたダメージは800!よって攻撃力3800!!」

遊矢「次は俺達だ」

ユート「ああ」

ディヴァイン「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!戻って来い、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

ユート「厄介なモンスターだな」

遊矢「破壊が無理なら除外…でも」

ユート「除外を可能にするカードは手札に無い…そしてもう一つは」

遊矢「一撃で倒す…!」
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 22:59:04.40 ID:clpc+P+m0
遊矢「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを守備表示にしカードを1枚伏せてターンエンド!」

権現坂「俺のターン!ターンエンド!」

ディヴァイン「私のターン!」

ディヴァイン「このままではダメージが受けないじゃないか…でも簡単には行かない!罠発動!『サイコ・トリガー』墓地のサイキック族を2体除外しデッキから2枚ドロー!さらに永続罠『ブレインハザード』を発動!除外されたクレボンスを特殊召喚!」

ディヴァイン「魔法『スター・チェンジャー』を発動!魔王龍ベエルゼのレベルを一つ下げ、そしてカバリストを攻撃表示で召喚!レベル7の魔王龍ベエルゼとレベル1のカバリストにレベル1のクレボンスをチューニング!シンクロ召喚!君臨せよ!レベル10!魔王超龍ベエルゼウス!!」

ディヴァイン「効果を発動!1ターンに1度、相手フィールドのモンスターの攻撃力を0にし自身のライフを回復!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃力を0にしライフを回復!」2400→4900

ディヴァイン「さてと…お前!さっきから嫌な眼をしているな…破壊せよ!ベエルゼウス!!」

権現坂「くっ…」4000→3900

ディヴァイン「ははっ!だが与えるダメージは半分になる…だが十分!そうだろ…このデュエルを何処かで」

キキッ

ジャック「俺ならここだ!」

ディヴァイン「久しぶりだなジャック」

ジャック「S級犯罪者の貴様が…」

権現坂「S級だと?」

ジャック「この男は宗教団体の総帥だった…そして!信者を自らの人体実験として扱っていた!」

ディヴァイン「人聞きの悪い事を言うなよジャック…私は眠っている力を与えようとしていたのだよ!」

ジャック「貴様は子供さえも殺した…あの時に殺しておくべきだった」

ディヴァイン「その代わりに私に一生傷を与えた!絶対に許せん!!」

遊矢「許せないのは俺の方だ…」

ディヴァイン「は?」

遊矢「ケリを付ける!こいつとのデュエルに!!」

ユート「ああ…こいつは長生きしてはダメな人間のようだ…俺達が」

「心が躍るなユート」

ユート「何だ今の声は…」
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 23:11:35.61 ID:clpc+P+m0
ディヴァイン「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!権現坂…借りるぞ!EMソードフィッシュを攻撃表示で召喚!そして魔法『死者蘇生』を発動!蘇れ、超重荒神スサノ-O!!」

遊矢「そしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの表式を攻撃表示に変更!さらにペンデュラム召喚!手札からレベル3!EMディスカバー・ヒッポ!そしてエクストラデッキからEMゴールド・ファング!EMガード・ガンナーのペンデュラム効果を発動!自分フィールドの表側守備表示モンスター1体を対象に発動!そのモンスターの守備力は自分フィールドの守備表示モンスターの合計の数値になる!」

ディヴァイン「なっ…」

遊矢「さらにソードフィッシュの効果で召喚と特殊召喚さらにペンデュラム召喚で合計1800ポイントダウンだ!」

ディヴァイン「な、何だと」

遊矢「バトルだ!」

ジャック「どうやら貴様は監獄よりも地獄の方が相応しいようだな」

ディヴァイン「ロジェ!話が違うぞ…聞いているのか!?」

ロジェ「所詮は外道…頼りになりませんね」

コトッ

ディヴァイン「ぎゃあああああああああああああああああああ」

ユート「…」

遊矢「ジャック!」

ジャック「さあ始めろ」

権現坂「わざわざ降りてきたのか?申し訳ないな」

ジャック「そうではない」

遊矢「照れてるな」

権現坂「顔に出やすいタイプのようだ」

ジャック「さっさと始めんか!」

ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

遊矢「じゃあ仕切り直しだな」

権現坂「うむ!」

ユート「…」
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 18:04:46.40 ID:YOyM3Be60
ロジェ「あなたの駒は榊遊矢と黒咲隼、コモンズはユーゴとシンジ・ウェーバー」

赤馬「…」

ロジェ「榊遊矢は素晴らしい…私の放った駒を2人も撃破するとは」

赤馬「逃げるな」

ロジェ「御安心をあなたとの約束は守りますよ。ねえキング」

ジャック「犯罪者を二人まで野に放つとは狂っているのか貴様は」

ロジェ「いいえ、長官としての権限です」

ジャック「で?貴様は」

赤馬「こいつを倒す為に見張っている」

ロジェ「良いじゃありませんか?あなたもあなたで旧友が迫っているのですよ」

ジャック「…」

ロジェ「あなた方も注意すべきですよ」

赤馬「注意だと」

ジャック「こいつの言葉に聞く耳を持つ必要はない」

ロジェ「太古のデュエリストが現代に蘇ったようです…あなたたち2人にも関係のあるね」

赤馬「…」

ジャック「…」

ロジェ「さあ始まりますよ準決勝が!」

赤馬「…」

ロジェ「勝つのは赤馬零児の黒咲隼か」

ジャック「…」

ロジェ「またはジャック・アトラスのユーゴか」

黒咲・ユーゴ「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 18:43:59.29 ID:YOyM3Be60
ユーゴ「俺からだ!SR OMKガムを攻撃表示で召喚!そして魔法『スピードリフト』を発動!自分フィールドのモンスターがチューナー1体だった場合に発動!デッキからレベル4以下のスピードロイドモンスターを特殊召喚する!デッキからSRシェイブー・メランを特殊召喚!」

ユーゴ「レベル4のSRシェイブー・メランにレベル1のSR OMKガムをチューニング!シンクロ召喚!レベル5!HSRマッハゴー・イータ!!OMKガムの効果を発動!ドロー!SR電々大公!電々大公の効果を発動!このモンスターを除外し手札または墓地のチューナーモンスターを特殊召喚する!SROMKガムを特殊召喚!」

ユーゴ「HSRマッハゴー・イータを効果を発動!このモンスターをリリースし自分フィールドのモンスターのレベルを全て上げる!」

黒咲「チューナーだけ残してリリースだと」

ユーゴ「そして墓地のマッハゴー・イータは自分フィールドのモンスターがスピードロイドチューナーモンスターのみだった場合、墓地から特殊召喚できる!レベル5のHSRマッハゴー・イータにレベル2のSR OMKガムをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!!OMKガムの効果を再び発動!ドロー!SR三つ目のダイス!」

ユーゴ「カードを2枚伏せてターンエンド!」

黒咲「俺のターン!RR-トリビュート・レイニアスを攻撃表示で召喚!効果を発動!召喚または特殊召喚に成功した時、デッキからRRカードを1枚墓地へ送る!そして墓地へ送ったRR-ミミクリー・レイニアスの効果を発動!このモンスターを除外しデッキからRRカードを1枚手札に加える!ミミクリー・レイニアスの効果で手札に加えたファジー・レイニアスを特殊召喚!」

黒咲「レベル4のトリビュート・レイニアスとミミクリー・レイニアスでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!RR-フォース・ストリンクス!!フォース・ストリンクスの効果でデッキからRRモンスターを手札に加える!」

黒咲「RUM-スキップ・フォースを発動!自分フィールドのRRエクシーズモンスター1体を対象に発動!そのモンスターよりランクの二つ高いRRエクシーズモンスターを重ねて特殊召喚する!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク6!RR-レヴォリューション・ファルコン!!」

黒咲「このモンスターが相手フィールドの特殊召喚したモンスターと戦闘を行う場合、ダメージステップ開始時まで攻撃力と守備力を0にする!」

ユーゴ「!」

黒咲「散るがいいユーゴ!バトルだ!!」

ユーゴ「罠発動!『リサイコロ』墓地のスピードロイドチューナーモンスターを効果を無効にし特殊召喚する!SR OMKガムを特殊召喚!そしてサイコロを振り出た目の数字がそのモンスターのレベルとなる!頼むぜサイコロ…!」

黒咲「…」

ユーゴ「1!」

黒咲「だが俺の攻撃は防げまい!」

ユーゴ「それを防ぐ!罠発動!『緊急同調』バトルフェイズ中にシンクロモンスターをシンクロ召喚する!レベル7のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンにレベル1のSR OMKガムをチューニング!シンクロ召喚!レベル8!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!!」

黒咲「そう来たか…」

ユーゴ「何だかんだ言って黒咲の戦い方は何度も見たからな!返り討ちにしてやれ!!」

黒咲「!」4000→3000

ユーゴ「そして終わるわけがねえ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

黒咲「速攻魔法『RUM-デス・ダブル・フォース』を発動!」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 19:50:55.36 ID:YOyM3Be60
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク12!RR-ファイナル・フォートレス・ファルコン!!」

ユーゴ「…」

クロウ「ランク12!?あの鳥頭!手抜きしやがったんだな!!」

シンジ「いいじゃねえか別によ」

黒咲「じゃあなユーゴ」

ユーゴ「墓地の三つ目のダイスの効果を発動!このモンスターを除外する事で相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする!」

黒咲「ファイナル・フォートレス・ファルコンは相手の効果を受けない」

ユーゴ「うああああああああああああああああ」4000→3200

黒咲「そして相手モンスターを戦闘破壊した時、墓地のRRエクシーズモンスターを除外し続けて攻撃が可能!この効果は2回まで発動できる!バトル!」

ユーゴ「相手モンスターの直接攻撃宣言時、手札のSRメンコートを特殊召喚する事で相手フィールドのモンスター全てを守備表示にする!」

黒咲「言っただろ?効果は」

ユーゴ「指定してねえ!」

黒咲「何?」

ユーゴ「俺は全てだって言ったぜ!全体効果だけは通用するんだ!」

黒咲「…ターンエンド」

ユーゴ「倒すにはあいつの攻撃力を上回るしかねえ…SRメンコートを守備表示にしSRダブルヨーヨーを攻撃表示で召喚!ダブルヨーヨーが召喚に成功した時、墓地のレベル3以下のスピードロイドモンスターを特殊召喚する!SR OMKガムを守備表示で特殊召喚!ターンエンド!」

黒咲「俺のターン!ファイナル・フォートレス・ファルコンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い除外されているRRモンスターを全て墓地へ戻す!バトル!ダブルヨーヨーを攻撃!」

ユーゴ「!!!」3200→800

黒咲「相手モンスターの戦闘破壊に成功!そしてフォース・ストリンクスを除外し2度目の攻撃!」

黒咲「さらにレヴォリューション・ファルコンを除外し3度目の攻撃!」

黒咲「ターンエンド…終わりだな」

ユーゴ「終わらねえ…俺は…必ず!ジャックとデュエルする!俺のターン!!」

黒咲「ならば奇跡とやらを巻き起こしてみろ!」
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 20:16:42.39 ID:YOyM3Be60
ユーゴ「エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、手札のSRビードロ・ドクロは特殊召喚する事ができる!ターンエンド!」

黒咲「諦めるのか」

ユーゴ「これが必勝法だぜ!」

黒咲「ならば潔く敗北するがいい!!バトルだ!!!」

ユーゴ「ジャックは大柄で喧嘩も強かった…シンジも腕っ節も強えし変に頭が切れるとこもあった…」

黒咲「…勝ったな」

ユーゴ「ビードロ・ドクロの効果を発動!このカードの戦闘で発生するダメージは代わりに相手が受ける!!」

黒咲「…まさか」3000→0

ユーゴ「カウンターパンチ!」

黒咲「それが何だ」

ユーゴ「俺やクロウは小せえからな喧嘩する時は相手の力を利用するってわけだ」

黒咲「…お前もお前で修羅場をくぐって来たってわけか」

ユーゴ「まあな!」

黒咲「あれを見ろ」

ユーゴ「!」

黒咲「ここは融合次元だな。あそこに居る連中はアカデミアの攻撃により滅亡の危機に陥っていた。だが笑っているだろ」

ユーゴ「…」

黒咲「お前の…いやお前達のデュエルだ」

ユーゴ「あれか!あれがシンジの言ってた綺麗な女か!リンの次ぐらいだな!」

黒咲「俺の話を聞け」

ユーゴ「あ?だったらお前も俺と同じじゃねえの?だってデュエルって1人じゃできねえし」

黒咲「俺は泣かすのと怒らせるのは得意だが笑顔は管轄外だ」

ユーゴ「何が管轄外だよ!おーいデニス!その人の連絡先教えろよ!」

デニス「シンクロ次元はスケベばっかだな…」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 20:47:20.09 ID:YOyM3Be60
シンジ「よーし!ユーゴに続いて俺も暴れてやるよ!」

遊矢「俺だって負けない!ジャックを倒す…それに」

ユート「赤馬の本来の目的を果たす為に…はっ!」

シンジ「おっ始めようぜ!ライディングデュエル!」

ユート「遊矢!何かが」

遊矢「アクセラレーション!!」

ヒュンッ

遊矢「うっ!」

ブオオオオオオオオオオオオ

シンジ「速えな!素人じゃねえぞ、俺のターン!魔法『ワン・フォー・ワン』を発動!手札モンスターを1体墓地へ送り手札またはデッキからレベル1のモンスターを特殊召喚する!ロードランナーを特殊召喚!さらに自分メインフェイズに墓地のボルトヘッジホッグは特殊召喚できる!そしてドリル・シンクロンを攻撃表示で召喚!」

シンジ「レベル1のロードランナーとレベル2のボルトヘッジホッグにレベル3のドリル・シンクロンをチューニング!シンクロ召喚!砕け!レベル6!ドリル・ウォリアー!!カードを1枚伏せてターンエンド!」

ユート「今度は何だ…また」

遊矢「…俺は…スケール1のオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンとスケール8のオッドアイズ・ミラージュ・ドラゴンでペンデュラムスケールをセッティング!」

ユート「お前は…誰だ?まさか声の主か…ディヴァインという男の時に俺に囁いた!」

遊矢「レベル2!EMソード・フィッシュ!同じくレベル2!EMヒックリカエル!さらにレベル2!EMチアモール!」

ユート「聞いているのか!お前は誰だ!?」

遊矢「俺か?俺は…まあ楽しもうぜ、ユート!レベル2のEMソードフィッシュとEMヒックリカエルとEMチアモールでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク2!漆黒の闇からの使者!ブラック・ミスト!!」

遊矢「ブラック・ミストの効果を発動!オーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にし、その数値分攻撃力をアップ!」

ユート「この効果は…」

遊矢「驚くなよ…こいつはお前なんだぜユート?」

ユート「俺はお前を知らない…」

遊矢「じゃあ黙ってみてろよ…バトルだ!」

シンジ「!」4000→3900
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 21:11:54.51 ID:YOyM3Be60
シンジ「罠発動!『奇跡の残照』このターン戦闘で破壊されたモンスターを墓地から守備表示で特殊召喚する!」

遊矢「ターンエンド!」

ユート「…」

遊矢「運命ってのはパズルゲームみたいだよなユート…そう思うだろ?」

ユート「何が言いたい」

遊矢「かつて敵対した俺達とこいつらがコンビ組んでるんだからな」

ユート「敵対していただと?誰と誰が」

遊矢「話の流れでわかるだろ?」

シンジ「俺のターン!ドリル・ウォリアーは攻撃力を半分にする事で相手に直接攻撃への直接攻撃が可能!」

遊矢「おおっと!やるなぁ!」4000→2800

シンジ「性格変わったんじゃねえか?季節の変わり目ってか?カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!さあ…次は何をしてやろうかな…オーバーレイ・ユニットを一つ使い!攻撃力をさらに」

ユート「ペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ファントム・ドラゴン!!」

遊矢「おい!」

ユート「オッドアイズ・ファントム・ドラゴンでドリル・ウォリアーを攻撃!」

シンジ「罠発動!『シンクロン・リフレクト』自分フィールドのシンクロモンスターが攻撃対象になった時、その攻撃を行った相手モンスターを破壊する!」

ユート「!?」

遊矢「お前は引っ込んでろよユート!オーバーレイ・ユニットを一つ使い攻撃力を半分にする!さらに1200アップしブラック・ミストの攻撃力は2500!!」

シンジ「またかよ」

遊矢「バトル!」

シンジ「くっ!」3900→2700

遊矢「カードを1枚伏せてターンエンド!」

シンジ「俺のターン!」
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 21:26:18.69 ID:YOyM3Be60
シンジ「チェンジ・シンクロンを攻撃表示で召喚!カードを2枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

ユート「目を覚ませ遊矢!そんな奴に飲まれるな!」

遊矢「バトル!そのモンスターを破壊だ!」

シンジ「罠発動!『ロスト・スター・ディセント』墓地のシンクロモンスター1体を対象に発動!そのモンスターの守備力を0にしレベルを一つ下げて守備表示で特殊召喚する!ドリル・ウォリアーを特殊召喚!さらに罠発動!『緊急同調』レベル5のドリル・ウォリアーにレベル1のチェンジ・シンクロンでチューニング!シンクロ召喚!レベル6!マイティ・ウォリアー!!」

シンジ「そしてチェンジ・シンクロンがシンクロモンスターの素材になった時、相手モンスターの表示形式を守備表示に変更!」

遊矢「ターンエンド!」

シンジ「俺のターン!」

ユート「遊矢!」

遊矢「うるさいんだよお前は…少しは静かに」

ユート「だったら消えろ…今この場から」

遊矢「怒るなって」

シンジ「マイティ・ウォリアーでブラック・ミストを攻撃!」

遊矢「しまっ…」

シンジ「そしてマイティ・ウォリアーは相手モンスターを戦闘破壊した時、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える!」

遊矢「…」2800→1600

シンジ「ターンエンド」

遊矢「あーあお前のせいで死んだぞ?ったくよ…つまらないっての」

ユート「…」

遊矢「こいつの身体は返すよユート」

ユート「…お前は誰なんだ」

遊矢「またその質問か?どうもお前とは相性が悪いんだよな…あまり俺の心を滾らせるなよユート…」

ユート「…」
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 22:05:32.30 ID:YOyM3Be60
遊矢「はっ!」

ユート「気がついたか」

遊矢「俺は…て言うかライフが1600!?どうなってんだ!」

ユート「事情は後から話す!今はデュエルだ!」

遊矢「ああ…俺のターン!」

遊矢「調律の魔術師…そしてエクストラデッキにはエクシーズ次元の時に出現したオッドアイズ・ファントム・ドラゴン」

ユート「ファントムの攻撃でマイティ・ウォリアーを戦闘破壊すればラ300のダメージを与え、さらに効果によりペンデュラムゾーンにオッドアイズモンスターが存在する事で2400のダメージを与える」

遊矢「ちょうどシンジのライフを0にできる」

ユート「どうする遊矢…元々調律は彼らのモンスターだった」

遊矢「そう…ダーク・リベリオンも融合も元々はユートと柚子のだ」

ユート「…」

遊矢「だから俺は借りた仲間でシンジと戦う!仲間から借りたカードで俺はやる!調律の魔術師を攻撃表示で召喚!」1600→1200

シンジ「調律!久しぶりだな、おい!」2700→3100

遊矢「そしてペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ファントム・ドラゴン!!」

遊矢「レベル7のオッドアイズ・ファントム・ドラゴンにレベル1の調律の魔術師をチューニング!シンクロ召喚!レベル8!覚醒の魔導剣士!!」

シンジ「へえ…これがお前のシンクロモンスターか?イカしてるじゃねえか!」

遊矢「バトル!覚醒の魔導剣士でマイティ・ウォリアーを攻撃!」

ユート「永続罠発動!『幻影剣』対象のモンスターの攻撃力は800ポイントアップ!」

遊矢「行けええええええええええええええ」

シンジ「!?」3100→2000

遊矢「そして覚醒の魔導剣士が相手モンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!」

シンジ「…」2000→0

キキッ

遊矢「はぁはぁ…」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 22:21:25.34 ID:YOyM3Be60
ユーゴ「調律を遊矢に?」

シンジ「正式に譲渡するってな!」

クロウ「意味知ってんのか?」

シンジ「ギリギリな」

リン「いいの?あれは」

シンジ「あいつは俺やジャック…ユーゴより調律に愛されてると思うぜ」

クロウ「何かお前…初代っぽくなったな」

ユーゴ「俄然楽しくなって来たぜ!」

シンジ「…」

ユーゴ「遊矢とユート!俺は1度負けてんだ!必ず勝つ!」

227「負けたら逮捕だ!」

ムクロ「解散しろ解散!」

ユーゴ「一回戦負けコンビは黙ってろ!」

ムクロ「そ、それを言っちゃあお終いよ!」

227「こっちはお前達に出会ってから負け続きなんだぞ!」

クロウ「いいじゃねえか別に」

227「減給だぞ!負けるたびに…こっちはデュエルチェイサーで飯を食ってるんだ!」

シンジ「っつうかユートって誰よ」

リン「見えないの!?」

シンジ「心霊かよ…怖えな」

リン「私とユーゴだけ?」

クロウ「そうなんじゃねえか?」

リン「えぇ…ちょっと怖いかも」

ユーゴ「決着をつけようぜ遊矢!ユート!」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 22:28:32.91 ID:YOyM3Be60
遊矢「そんなが俺に…」

ユート「骸骨騎士と謎のデュエリスト…そして奴…どうやらプロフェッサー以上の脅威が居るようだ」

黒咲「謎のデュエリストか」

遊矢「ああ…見えるの」

黒咲「声が聞こえた」

遊矢「黒咲と何か関係あるの?」

黒咲「俺の五体に流れる血が騒ぐ」

遊矢「…」

黒咲「黒咲家のオカルト的な風習、赤馬零王の時を飛ばす効果、赤馬のペンデュラムを操る力」

遊矢「ああ」

黒咲「どうやら苗字に色が付く一族が鍵になっているのかもな」

遊矢「じゃあ素良も」

素良「特に無い…事も無いかな」

遊矢「素良にも何か」

素良「僕の一族が居なければ融合次元はきっと平凡な次元だったと思う」

ユーリ「あの」

素良「ん?」

ユーリ「君は僕を知っているようですが…」

素良「友達だったんだ僕と君は」

遊矢「…」

ユート「時間だ遊矢」

遊矢「行ってくる!」

黒咲「やって来い」

ユーリ「…」
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/01(月) 22:34:04.41 ID:YOyM3Be60
遊矢「ん?」

ユーゴ「おっ」

遊矢「前より強くなってるぞ俺達は」

ユーゴ「俺もだぜ!」

シンジ「頑張って来いよ!」

クロウ「負けんじゃねえぞユーゴ!」

ユーリ「…」

沢渡「あれ見えるんだろ?あれ」

ユーリ「彼の横に浮いている」

沢渡「何っつうか…なあ黒咲」

黒咲「お前がこうなった元凶だ。さっさと記憶を戻せ…俺が貴様に引導を渡す」

素良「や、やめてよ!」

シンジ「やったじゃねえかユーリ」

ユーリ「え?」

クロウ「お前にも知り合いが居る事だぜ!記憶はねえけどな」

リン「こんなガサツな3人組より随分マシよ?」

ユーリ「彼は一体」

権現坂「榊遊矢…そして俺は見えぬがユート」

沢渡「コンビっていうんだろな?俺も見えねえけど」

素良「けどエクシーズ次元に行けば会えるんでしょ?」

ユーリ「遊矢とユート」

遊矢「このデュエルに勝ってばジャックを」

ユート「そしてジャン・ミシェル・ロジェを」

ユーゴ「待ってろよジャック!!」
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/02(火) 21:04:12.95 ID:WGu3WHt00
遊矢・ユーゴ「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」

ユーゴ「やっぱシンクロ次元人の方が何とかの長ってのがあるな!俺のターン!SRバンブー・ホースを攻撃表示で召喚!そして召喚に成功した事で手札からレベル4以下のスピードロイドモンスターを特殊召喚する!SR赤目のダイスを攻撃表示で召喚!レベル4のSRバンブー・ホースにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル5!HSRチャンバライダー!!」

ユーゴ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!スケール3のEMシール・イールとスケール5のEMチェーンジラフでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!手札からレベル4のEMユニとEMアメンボートを召喚!」

ユート「レベル4のEMウィップ・バイパーとEMアメンボートでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

遊矢「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを二つ使い相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にし、その数値分攻撃力をアップ!これで攻撃力は3500!」

ユート「先ずは俺達からの攻撃だ!反逆のライトニング・ディスオベイ!!」

ユーゴ「罠発動!『くず鉄のかかし』相手モンスター1体の攻撃を無効にする!その後このカードはセットできる!」

遊矢「ターンエンド!」

ユーゴ「俺のターン!墓地のSRバンブー・ホースの効果を発動!バンブー・ホースを除外しデッキからスピードロイドモンスターを墓地へ送る!そして墓地へ送ったSR電々大公の効果を発動!このモンスターを除外し手札または墓地からスピードロイドチューナーモンスターを特殊召喚する!SR赤目のダイスを特殊召喚!」

ユーゴ「レベル5のHSRチャンバライダーにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル6!HSR魔剣ダーマ!!バトルだ!魔剣ダーマでダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンを攻撃!」

ユート「何をする気だ」

ユーゴ「速攻魔法『リミッター解除』を発動!魔剣ダーマの攻撃力を倍にする!攻撃力4400だ!」

遊矢「!」4000→3100

ユーゴ「よし!」

遊矢「EMチェーンジラフのペンデュラム効果を発動!チェーンジラフを破壊し、このターン戦闘で破壊されたモンスターを特殊召喚する!蘇れ、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

ユーゴ「リミッター解除の効果でエンドフェイズ時に破壊される…カードを1枚伏せてターンエンド」

遊矢「俺のターン!俺はスケール8のEMオッドアイズ・ユニコーンでペンデュラムスケールを再構築!ペンデュラム召喚!レベル7!EMスライハンド・マジシャン!そして調律の魔術師を攻撃表示で召喚!レベル7のEMスライハンド・マジシャンにレベル1の調律の魔術師をチューニング!シンクロ召喚!レベル8!覚醒の魔導剣士!!」

ユート「ダーク・リベリオン!ユーゴを粉砕せよ!!」

ユーゴ「手札からSRメンコートを特殊召喚し相手フィールドのモンスター全てを守備表示にする!」

遊矢「ターンエンド」

ユーゴ「相変わらず何でもやる奴だな遊矢」

遊矢「あの頃より少し違うけどな!」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/02(火) 22:17:49.83 ID:WGu3WHt00
ユーゴ「俺のターン!魔法『スピードリバース』を発動!墓地のスピードロイドモンスター1体を特殊召喚する!墓地の赤目のダイスを特殊召喚!赤目のダイスが召喚または特殊召喚に成功した事でこのモンスター以外のスピードロイドモンスターのレベルを1から6に変更!メンコートのレベルを6に変更!レベル6のSRメンコートにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!!」

ユーゴ「そしてSRオハジキッドを攻撃表示で召喚!オハジキッドの効果を発動!自分または相手墓地のチューナーモンスター1体を特殊召喚する!SR赤目のダイスを特殊召喚!レベル3のSRオハジキッドにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル4!HSR快刀乱破ズール!!」

ユーゴ「バトルだ!快刀乱破ズールは特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うバトルフェイズ時に発動!その攻撃を倍にする!」

遊矢「狙いは覚醒の魔導剣士か…EMシール・イールのペンデュラム効果を発動!1ターンに1度相手フィールドのモンスター1体を対象に発動!そのモンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする!」

ユーゴ「うっ…」4000→2800

遊矢「覚醒の魔導剣士の効果を発動!このモンスターが相手モンスターを戦闘破壊した時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える」

ユーゴ「クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの効果を発動!1ターンに1度このモンスター以外のレベル5以上のモンスターの効果が発動した時に発動!そのモンスターを破壊しターン終了時まで破壊した相手モンスターの攻撃力分の攻撃力をアップ!…悪りいな調律…けど餞だと思って受け取ってくれや!バトルだ!」

遊矢「墓地のEMユニの効果を発動!このモンスターと他のEMモンスターを除外する事で、このターン相手モンスターの攻撃を無効にする!」

ユーゴ「ターンエンド!そしてズールが墓地へ送られた事で墓地のスピードロイドモンスターを手札に加える」

遊矢「俺のターン!ユート!」

ユート「RUM-幻影騎士団ラウンチを発動!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン!!」

ユーゴ「罠発動!『リサイコロ』墓地のスピードロイドチューナーモンスターを特殊召喚しサイコロを振る!SR赤目のダイスを特殊召喚!出た目の数値がレベルとなる!さあ…」

遊矢「…」

ユート「…」

ユーゴ「1!さらにリサイコロを除外する事でフィールドのモンスターとスピードロイドチューナーモンスターで風属性シンクロモンスターをシンクロ召喚できる!レベル7のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル8!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!!」

遊矢「あいつは沢渡を倒した…厄介な効果だぞ。でもシール・イールの効果またはエクストラデッキからEMチェーンジラフをペンデュラム召喚すれば」

ユート「あいつとの決着は俺につけさせてくれ」

遊矢「ユート…お前」

ユート「もしかしたら負けて君がジャックとデュエルできない可能性もある…だが」

遊矢「…いいよ」

ユート「本当か?」

遊矢「俺はジャックに勝ちたいだけだからな。ユーゴとシンジ、クロウやリンの兄弟分だったら後で時間と場所を決めてでもできる…早い話がデュエルしたいだけなんだから」

ユート「すまないな遊矢」

遊矢「遠慮するなよ。スタンダードで勝鬨に勝てて和解したのもエクシーズ次元でスフィア・フィールド砲を食い止められたのもシンクロ次元で骸骨騎士をディヴァインそれにシンジに勝てたのもユートのお陰なんだぞ?」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/02(火) 22:25:53.73 ID:WGu3WHt00
ユート「俺は次元を超え…多くの友人に巡り会えた」

ユーゴ「それは俺も同じだっつうの!」

ユート「そして俺もお前も負けず嫌いだろうな」

ユーゴ「てめえとの相性は最悪なんだろうけどよ…どうも他人って感じがしねえ」

ユート「俺もだ。兄弟で例えるなら俺が兄だが」

ユーゴ「俺だろ!」

ユート「…」

ユーゴ「…」

ユート「この先はガンマンの早撃ち対決だ」

ユーゴ「どっちかが先に効果を発動し力で相手を叩き潰す…シンプルに原始的にな」

ユート「俺はペンデュラム効果を発動しない」

ユーゴ「俺もくず鉄は発動しねえ」

ユート「決着の時だ」

ユーゴ「ああ…ケリをつけようぜユート」

ユート「…」

ユーゴ「…」

ドドドドドドドドドドドド

遊矢「揺れているのか?」

ユート「待て…これは揺れているんじゃない…回っているんだ俺達が…いや!四つの次元が回転している」

ユーゴ「な、何だって!?」

遊矢「どうして回転してるんだ…まさかこれって」

ユーゴ「分かるように説明しろよ!」

ユート「ディメンションハイウェイ…四つの次元の首都を繋ぎ…それに見ろ!時計が激しく回っている!」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/02(火) 22:47:44.92 ID:WGu3WHt00
赤馬「何をやった!」

ロジェ「ここから先は新世界の幕開けなのですよ」

ジャック「新世界だと?」

ロジェ「キング!あなたの父上はかつてモーメントと呼ばれる装置を発明した…違いますか?」

ジャック「!」

ロジェ「回転!それは凡ゆる物質にとって無くてはならぬ存在!人間も動物も地球も…そして時間と空間も回転によって保っている!」

ジャック「俺の親父は死んだ…そこまで知っているのなら知っているのだろう!俺の出生の事も!」

ロジェ「あなたの父上と母上は殺害されました…あなたが赤ん坊の頃だったらしいですね?ジャック・アトラスとは偽名」

赤馬「…」

ロジェ「本名ジャック・ホワイト!このシンクロ次元を影で支配するホワイト一族の末裔!!祖父タキは息子夫婦の殺害を命じあなたは生かされた!父と母の雄大なる愛情によってね」

ジャック「…」

ロジェ「四つの次元は回転し続ける…そして到達する!新たな世界に…デュエルが平等となる世界へ!」

赤馬「故にハイウェイを繋げDホイーラー達のライディングデュエルを利用したわけか…術式の如く!時を加速させ世界を一巡する事により新たな世界へ到達させる為に!」

ロジェ「素晴らしい…」

赤馬「回転…確かにお前の言う通りだ。ならば逆回転!同じ原理を用いて逆回転を行えば加速した時は再び戻る!」

ロジェ「それはやって見なければわからない」

ジャック「それは俺が食い止める…親父の発明を悪用されてたまるか!」

赤馬「頼んだぞジャック…だがモーメントの回転を食い止めるには敵が多すぎる」

ザッザッザッ

ジャック「セキュリティ…ロジェ!こいつらが束になろうとも」

ロジェ「いいえ…私ではありませんよ。融合次元からの客人ですか…相変わらず虫がお好きのようで」

ドクトル「悪いが君の兵隊達は虫に支配されてるよ。遅すぎたね気がつくのが」

ロジェ「いいえ野望成就には壁が存在するものです…あなたは厄介な上に反吐が出る」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/02(火) 22:56:10.45 ID:WGu3WHt00
ロジェ「この次元には今、戦場になろうとしている」

赤馬「戦場だと?」

ロジェ「セルゲイ…あれも蘇ったようです。そしてエクシーズ次元からやって来た太古のデュエル戦士、ドクトル率いる軍勢、赤馬零児とジャック・アトラス一派の連合軍…それに私」

ジャック「俺の邪魔をするな!」

赤馬「何故わかる?この隔離された場所で」

ロジェ「私は神に愛されているのですよ零児くん」

赤馬「月影!予定変更だ…遊矢と黒咲達に伝えるんだ」

月影「御意」

赤馬「そして日影!君はジャックと共に道を開け!」

日影「はっ!行くでござる」

ジャック「死ぬな赤馬零児」

赤馬「君もだ。父親に愛された男を死なすわけには行かない」

ロジェ「…」

赤馬「お前はどうする」

ロジェ「約束したでしょう?デュエルすると」

赤馬「…」

ロジェ「始めましょう零児くん」

赤馬「ああ」

赤馬・ロジェ「デュエル!!」

ロジェ「この四つ巴の戦争を勝ち抜くのは私だ!」

赤馬「否!我々だ!」

ロジェ「何故、プロフェッサーが私を恐れたのか教えてあげましょう」

赤馬「何だこの光は…」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/03(水) 01:55:53.63 ID:roAFuMLbo
ええぞ
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/03(水) 18:36:42.69 ID:AHz7b/hv0
ユーゴ「何かすっげえ事になってるぜ?またハゲか!?」

遊矢「あいつなら消滅した筈…じゃあ生き残りのロジェ」

スタッ

ユート「!」

「ザーク…お前は面倒な奴と統合してしまったようだな」

遊矢「この前の」

「榊遊矢とか言ったな…お前に恨みはない。だが貴様の中に居る男は始末せねばならぬ」

ユート「俺の事か!?」

「お前の事だ」

遊矢「させない!」

「俺も3度も戦う気はない…今度こそ始末する!この現代で…大昔の決着をつける!デュエルだ!!」

遊矢「先ずは俺からだ!EMフレンドンキーを攻撃表示で召喚!フレンドンキーが召喚に成功した時、手札または墓地からレベル4以下のEMモンスターを特殊召喚する!俺は手札からEMプラスタートルを特殊召喚!プラスタートルの効果でフレンドンキーのレベルを3から4に変更!」

ユート「レベル4のEMフレンドンキーとEMプラスタートルでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

遊矢「カードを1枚伏せてターンエンド!」

「俺のターン!自分フィールドにモンスターが存在しない事で手札からフォトン・スラッシャーを特殊召喚!そしてフォトン・クラッシャーを通常召喚!」

ユート「レベル4が2体…来るぞ、遊矢!」

遊矢「ああ!」

「攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースする事で手札から」

ユート「!」

遊矢「!」

「銀河眼の光子竜を特殊召喚!!!」

ユート「ギャラクシーアイズ…知っている…エクシーズ召喚の始祖…カイト!」

カイト「狩らせてもらうぞ、その魂ごと!」
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/03(水) 18:58:07.24 ID:AHz7b/hv0
遊矢「エクシーズ召喚の始祖だって!?」

カイト「…」

ユート「俺達の世界で伝えられている伝説だ。勇者ゼアルが生誕する遥か以前の」

カイト「数十億年前…四つの世界は一つだった」

ユーゴ「何だそりゃ?」

カイト「お前達3人がエースとして操るドラゴンは元は俺のライバルの仲間だった」

ユーゴ「返せっていうのか!絶対にやんねえからな」

カイト「そんな事はどうでもいい。運命がお前達を選んだのだろう…だが貴様だ」

ユート「俺か」

カイト「貴様は何を宿している…答えろ」

ユート「俺に言われても困る」

カイト「ならばデュエルで勝ち聞き出すまで…銀河眼の光子竜!ダーク・リベリオンを粉砕せよ!」

遊矢「だったら!」

カイト「この瞬間、銀河眼の光子竜の効果を発動!このモンスターと相手フィールドモンスター1体をエンドフェイズ時まで除外する!」

ユート「除外?」

カイト「自分フィールドの銀河眼の光子竜が除外された時、手札からディメンション・ワンダラーを墓地へ送り相手に3000のダメージを与える!」

遊矢「3000だと!?」4000→1000

カイト「悪く思うなよザーク…今度こそは世界の平穏を守る」

ドンッッ

カイト「そして銀河眼の光子竜と共に除外したエクシーズモンスターのオーバーレイ・ユニットを吸収し帰還する!」

遊矢「このままじゃ」

ユート「奴は俺を殺る気だ…」

ユーゴ「遊矢!ユート!」

カイト「…」
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/03(水) 19:14:51.48 ID:AHz7b/hv0
カイト「…」

バッ

バッ

カイト「…お前達」

星読み「…」

時読み「…」

カイト「アストログラフとクロノグラフか…理解しろ。奴は…ユートの中に住み着いている奴は俺達の怨敵だ」

星読み「…」

時読み「…」

カイト「時間をくれだと?バカな…ユートが奴に打ち勝つというのか」

星読み「…」

時読み「…」

カイト「ザークとレイが俺に託したカード…ならば賭けてやるか」

シュッ

遊矢「こ、これは」

ユート「相克の魔術師と相生の魔術師?」

カイト「勝てぬと判断した時は俺が貴様の命を絶つ」

ユート「そんな権利はお前にない」

カイト「…」

遊矢「どういう事情なのかは知らないけど俺は…いや俺達を殺すってんなら俺は全力でお前を倒す!」

ユーゴ「俺もだこの野郎!」

カイト「…」

ユーゴ「待てこの野郎!」

遊矢「もういいって」
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/03(水) 19:42:53.11 ID:AHz7b/hv0
ユーゴ「ったくよ…ゾッとするパワーを感じたっつうの!」

ドドドドドドドドドドドド

遊矢「何か来るぞ」

ユーゴ「あの原始人が帰って来たのか!?」

ユート「いや古代の生まれだからと言って原始人では」

セルゲイ「見つけた…醜きデュエリストよ!」

ユーゴ「あの変態野郎…宣言通りに生き返りやがったぜ!ここからは俺が」

ジャック「否!俺が仕切る!」

ドンッッ

遊矢「ジャック!」

ジャック「お誂え向きの逆走コースだな!」

ユーゴ「逆走?」

ジャック「この四つの次元を巻き込む時の加速を俺が食い止める!これよりこのデュエルレーンを逆走しデュエルを行う!」

セルゲイ「…」

ジャック「どういう原理で生き返ったかは知らんが2度目の死を貴様に与えよう」

セルゲイ「原理?教えてやろう…このシンクロ次元には」

キキッ

クロウ「おいおいおーい!んな事はどうだっていいんだよ」

シンジ「青影からの伝言は聞いたぜ?俺らも手伝うっての」

遊矢「Dホイーラーだらけだ…いつの間に」

ジャック「手を出すな」

シンジ「この野郎は俺らの共通の敵じゃねえか」

クロウ「そんでDホイーラーの数が多ければ多いほど時の加速を戻せるかもってな!」

セルゲイ「ならば纏めて倒す!貴様も!貴様も!貴様も!」
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/03(水) 20:11:42.83 ID:AHz7b/hv0
シンジ・ジャック・クロウ・セルゲイ「ライディングデュエル!!!!アクセラレーション!!!!」

ユーゴ「あ、待て!」

遊矢「俺達も」

ユート「ああ」

ムクロ「野郎共!兎にも角にも突っ走るぞ!」

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

リン「あんた大丈夫なの?足怪我してるけど」

沢渡「労われよ!」

227「何て態度の大きい奴なんだ」

シンジ「セルゲイ!てめえのライフは12000!俺らはフィールドと墓地共有で共に4000のライフだ!」

クロウ「そしてターンは交互に行い俺ら3人のターンが終わるまで攻撃はできねえ!先ずは先攻!」

シンジ「二代目チームサティスファクション総長!シンジ・ウェーバーから行くぜ!自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札のジャンク・フォアードを特殊召喚できる!さらに自分フィールドにジャンクモンスターが存在する事でジャンク・サーバントを特殊召喚!そしてロード・シンクロンを通常召喚!」

シンジ「ロード・シンクロンはロード・ウォリアー以外のシンクロ素材にする時、自身のレベルを二つ下げたレベルとして扱う!レベル3のジャンク・フォアードにレベル2となったロード・シンクロンをチューニング!シンクロ召喚!レベル5!カタパルト・ウォリアー!!」

シンジ「カタパルト・ウォリアーの効果を発動!1ターンに1度ジャンクと名のつくモンスターをリリースする事で、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!ジャンク・サーバントの攻撃力は1500!1500のダメージだ!!」

セルゲイ「…」12000→10500

シンジ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

セルゲイ「俺のターン!ターンエンド」

クロウ「二代目チームサティスファクション特攻隊長!不動九郎が張らせてもらうぜ!BF-蒼炎のシュラを攻撃表示で召喚!そして自分フィールドにBFモンスターが存在する事で手札からBF-疾風のゲイルを特殊召喚!漆黒の翼濡らし、そぼ降る雨に響け!雷鳴の一撃!シンクロ召喚!突き抜けろ!A BF-涙雨のチドリ!!」

クロウ「カードを2枚伏せてターンエンド!」

セルゲイ「俺のターン!ターンエンド」

ジャック「俺のターン!」

ユーゴ「俺も入れろっつうの!」

シンジ「ビシッと決めてやれ!ジャック!!」

ジャック「俺は…」
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/03(水) 21:48:37.78 ID:AHz7b/hv0
ジャック「俺は…聞けセルゲイ・ヴォルコフ!俺は…俺こそが二代目チームサティスファクション親衛隊長!ジャック・アトラス!!」

クロウ「何だいきなり」

ジャック「今だけだ!」

シンジ「へっへっへ」

ジャック「妙な笑いをするな!レッド・リゾネーターを攻撃表示で召喚!そしてリゾネーターモンスターの召喚に成功した事で手札からレッド・ウルフを特殊召喚!レベル6のレッド・ウルフにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!シンクロ召喚!レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!!」

ジャック「カードを2枚伏せてターンエンド!」

セルゲイ「俺のターン!全てが揃った!今この俺の手札は8枚!トップ・ランナーを攻撃表示で召喚!さらに魔法『磁力の召喚円LV2』を発動!手札からレベル2以下の機械族モンスターを特殊召喚する!チューニング・サポーターを手札から特殊召喚!そして魔法『機械複製術』を発動!自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスターを対象に発動!そのモンスターと同名モンスターを2体までデッキから特殊召喚する!」

セルゲイ「チューニング・サポーターはシンクロ素材にする場合、レベル2として扱う!レベル2のチューニング・サポーター3体にレベル4のトップ・ランナーをチューニング!天よ!運命よ!事象の理よ!光と共に降臨せよ!シンクロ召喚!!レベル10!!天穹覇龍ドラゴアセンション!!!」

クロウ「てめえ!何が手札8枚だ!ルール守れルール!」

セルゲイ「チューニング・サポーターがシンクロモンスターの素材となった事でデッキから1枚ドローが可能!そして3体素材にした事で3枚ドロー!このカードの攻撃力は手札の枚数×800ポイントアップする!その枚数は7枚!よって攻撃力は5600!!」

クロウ「5600だと!?」

セルゲイ「先ずはお前!何が特攻隊長だ…醜い虫ケラめ!」

クロウ「A BF-涙雨のチドリの攻撃力は墓地のBFモンスターの数×300アップ!よって攻撃力は3200!簡単には倒されねえぞ!!」4000→1600

セルゲイ「ターンエンド!」

シンジ「俺のターン!ジャック!あれできるか!?」

ジャック「あれ?」

シンジ「そうだよ!あれから3年経ってんだ!行けるな!」

ジャック「…当然だ」

クロウ「じゃあ見せてやろうぜ!エクシーズにはRUMとかいうのがあるように俺らシンクロにもとびっきりなのがあるってな!」

シンジ「装備魔法『ニトロユニット』をドラゴアセンションに装備!そしてモンスターを守備表示で召喚しカタパルト・ウォリアーを守備表示にしターンエンド」

セルゲイ「俺のターン!攻撃力はさらに上昇!カタパルト・ウォリアーを戦闘破壊!」

シンジ「…」

セルゲイ「ターンエンド!美しい!美しすぎる!俺と共に上昇し続けるぞ!」

クロウ「てめえはキモいんだよ!俺のターン!」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/03(水) 22:28:05.00 ID:AHz7b/hv0
クロウ「モンスターを守備表示で召喚しカードを1枚伏せてターンエンド!」

セルゲイ「俺のターン!これで攻撃力は7200!さあ…ジャック・アトラス!貴様のモンスターを破壊する!!」

クロウ「罠発動!『ブレード・シェード』その相手モンスターの攻撃を無効にし500のダメージを与える!」

セルゲイ「ターンエンド!」10500→10000

ジャック「俺のターン!さあ姿を見せろ!ターボ・シンクロン!BF-竜巻のハリケーン!レベル8のレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトにレベル1のターボ・シンクロンと同じくレベル1のBF1竜巻のハリケーンをダブルチューニング!!王者と悪魔、今ここに交わる!赤き竜の魂に触れ、天地創造の雄叫びをあげよ!シンクロ召喚!現れろ!レベル10!レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント!!」

シンジ「罠発動!『シンクロ・ストライク』自分フィールドのシンクロモンスター1体を対象にその素材となったモンスターの数×500アップ!3500から5000だ!」

クロウ「同じく罠発動!『シンクロ・ストライク』さらに1500!6500だ!!」

ジャック「貴様ら!罠発動!『シンクロ・ストライク』攻撃力8000!クロウ!残りの罠も発動させろ!バトルだ!!」

クロウ「罠発動!」

ジャック「1ターンに1度バトルフェイズ中に魔法または罠が発動した時、その効果を無効にし攻撃力を500ポイントアップ!攻撃力8500!」

セルゲイ「な、何ィ!?」10000→8700

シンジ「そしてニトロ・ユニットを装備したモンスターが破壊された時、その攻撃力分のダメージを相手に与える!」

セルゲイ「ガアアアアアアアアアアアアアア」8700→1500

ジャック「ターンエンド!」

セルゲイ「ドラゴアセンションが破壊された時、墓地の素材となったモンスター一組を特殊召喚する!ターンエンド…」

シンジ「俺のターン!レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントの効果を発動!このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する!」

セルゲイ「こ、これは…美しい…勝利への執着心…あの薄っぺらなガキ共が…こんな!」

シンジ「バトルだ!」

クロウ「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントの攻撃!」

シンジ「あばよセルゲイ」

クロウ「ジャック!お前は宣言しろ!」

ジャック「全てを焼き尽くせ!!!獄炎のクリムゾンヘルタイド!!!」

セルゲイ「美しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」1500→0

ジャック「安らかに眠るがいい」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/03(水) 22:34:34.70 ID:AHz7b/hv0
ユーゴ「…」

ジャック「…」

ユーゴ「それがジャックの切り札ってわけか」

ジャック「ああ」

シンジ「安心してる場合じゃねえっぽいな」

遊矢「あれは」

ユート「セキュリティ…この気配は虫に」

クロウ「こりゃやっべえなだな」

シンジ「いつの間にか後ろにゾロゾロいやがる…よーし!こうなりゃチームがどうとか関係ねえ!全面戦争と洒落込もうじゃねえか!」

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

遊矢「スマイル…そうか!デニスに」

シュッ

パシッ

遊矢「あ、あいつは」

素良「あれはデニスのモンスターだね」

遊矢「ありがとうデニス…捕まえるんだ!傷つけるんじゃないぞ!」

ムクロ「シンジ!リーダー気取りしんじゃねえぞ!!」

227「何か私だけ無事なのが心苦しい」

沢渡「ま、ここで大人しくしてようぜ?荒っぽいの苦手だしさ」

リン「こら!ボケっとしてないであんたらも戦いなさい!!」

沢渡「お、おう!行こうぜおっさん!」

227「何故こうなる!」

ユート「そういえば隼の姿が見えんが」

遊矢「こういう乱闘騒ぎ好きそうなのに」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 20:36:35.60 ID:sQJNoM+v0
赤馬「私のターン!私はスケール1のDD魔導賢者ケプラーとスケール10のDD魔導賢者ガリレイでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル2!DDスワラル・スライム!レベル4!DDバフォメット!DDバフォメットの効果発動!1ターンに1度自分フィールドのDDモンスターのレベルを1から8までの任意の数値に変更!スワラル・スライムのレベルを2から4へ!」

赤馬「レベル4のDDスワラル・スライムとDDバフォメットでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!DDD怒濤王シーザー!!」

赤馬「そしてランク5の狙撃王テルはランク4のモンスターに重ねてエクシーズ召喚が可能!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!DDD狙撃王テル!!ターンエンド!」

ロジェ「私のターン!フィールド魔法『万魔殿-悪魔の巣窟』を発動!そしてトランス・デーモンを攻撃表示で召喚!手札から悪魔族モンスターを墓地へ送り、このモンスターの攻撃力は500ポイントアップ!」

赤馬「…」

ロジェ「そして墓地へ送られたプリズンクインデーモンの効果を発動!このモンスターが墓地に存在する場合、スタンバイフェイズごとにレベル4以下の悪魔族モンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000アップする!」

赤馬「どうやら加速する時間は停止したようだな」

ロジェ「はい?」

赤馬「お前の計画は頓挫したという事だ」

ロジェ「そのようですね…残念だ」

赤馬「あまり残念そうではないように見えるが」

ロジェ「当然!また繰り返せば良いのですから!トランス・デーモンの攻撃!」

赤馬「…」4000→3300

ロジェ「カードを2枚伏せてターンエンド」

赤馬「私のターン!ならば見せよう…私が思い描くペンデュラムを超えたペンデュラムを!ペンデュラム召喚!レベル8!DDD死偉王ヘル・アーマゲドン!同じくレベル8!死偉王ヘル・アーマゲドン!」

ロジェ「何をやるのでしょうね…」

赤馬「その名もペンデュラムエクシーズ!レベル8の死偉王ヘル・アーマゲドン2体でオーバーレイ!」

カッ

カッ

ロジェ「おやめない…このエネルギー量では自爆する」

赤馬「エクシーズ召喚!」

ロジェ「聞き分けのない子だ…どうやら勝負はお預けのようですね零児くん…いいえ赤馬零児」

赤馬「こ、これは!」

ロジェ「あなたレベルのデュエリストなら多少の怪我程度で済むでしょう…御機嫌赤馬零児」
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 20:46:22.85 ID:sQJNoM+v0
遊矢「あれ!」

ジャック「あの方角は…まさか赤馬零児とロジェが」

ユーリ「…」

素良「ユーリ?」

ユーリ「ダーク・レクイエム…やってくれたね遊矢、ユート」

ユート「お前…記憶が」

ユーリ「決着をつけよう。君達との」

遊矢「決着?」

ユーリ「場所は融合次元…日時は1週間後の聖地ガッチャ島」

素良「ガッチャ島!?」

ユーリ「待ってるよ。君達を事をね」

シンジ「やったじゃねえか!記憶戻ったのか?」

クロウ「様子が変だぞ様子が」

シンジ「細けえ事はいいんだよ!また遊びに来いよ!」

ユーリ「…ふん」

ユート「…」

遊矢「融合次元か」

ユート「すまないが遊矢だけで決着をつけてくれ」

遊矢「俺だけって…ユートは?」

ユート「俺は俺で俺の運命と戦ってくる…こいつは俺だけの戦いだ」

遊矢「は?」

ユート「大丈夫だ。必ず帰って来る」

遊矢「何か知らないけど…何処へ行くんだ」

ユート「俺の魂だ」
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 21:50:39.89 ID:sQJNoM+v0
黒咲「見つけたぞ」

カイト「…」

黒咲「来い」

カイト「俺はお前を知らん。やり合う理由もない」

黒咲「血が騒ぐ…それだけだ」

カイト「どうやら現代に蘇って初めて出会う野生の本能を持つデュエリストのようだな」

黒咲・カイト「デュエル!!」

カイト「先攻は俺が貰う!魔法『フォトン・サンクチュアリ』を発動!攻撃力2000のフォトントークン2体を特殊召喚!そしてフォトントークン2体をリリースし手札から銀河眼の光子竜を特殊召喚!そして銀河の魔導師を攻撃表示で召喚1ターンに1度このモンスターのレベルを4つ上げる!」

カイト「レベル8の銀河眼の光子竜と銀河の魔導師でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク8!希望魁竜タイタニック・ギャラクシー!!」

カイト「カードを1枚伏せてターンエンド!」

黒咲「俺のターン!RR-バニシング・レイニアスを攻撃表示で召喚!バニシング・レイニアスの効果で手札からレベル4以下のRRモンスター1体を特殊召喚する!RR-ミミクリー・レイニアスを攻撃表示で召喚!ミミクリー・レイニアスの効果で自分フィールドのRRモンスターのレベルを全て一つ上げる!レベル5のRR-バニシング・レイニアスとRR-ミミクリー・レイニアスでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク5!RR-エトランゼ・ファルコン!!」

黒咲「エトランゼ・ファルコンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い、相手モンスターを破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!」

カイト「罠発動!『エクシーズ・リフレクト』自分フィールドのエクシーズモンスターを対象に発動した魔法・罠・モンスター効果を無効にし破壊する!そして相手に800のダメージを与える!」

黒咲「速攻魔法『RUM-ラプターズ・フォース』を発動!」

カイト「希望魁竜タイタニック・ギャラクシーの効果を発動!1ターンに1度、魔法の効果が発動した時その効果を無効にしタイタニック・ギャラクシーのオーバーレイ・ユニットとして吸収する!」

黒咲「やるではないか…ターンエンド」

カイト「俺のターン!タイタニック・ギャラクシーの攻撃!破滅のタイタニック・バースト!!!」

黒咲「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお」3200→200

カイト「ターンエンド」

黒咲「俺のターン!」

カイト「奴の小さな無数の傷…あれは相当な修羅場をくぐって来た証だ」

黒咲「そういえば貴様の名を聞いてなかったな」

カイト「カイトだ。数十億年も昔の太古の時代から蘇った」

黒咲「俺は黒咲隼…ただの不良だ」
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 22:07:41.36 ID:sQJNoM+v0
黒咲「RR-インペイル・レイニアスを攻撃表示で召喚!さらに魔法『RR-コール』を発動!デッキから2体目のRR-インペイル・レイニアスを守備表示で特殊召喚!レベル4のRR-インペイル・レイニアス2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!RR-ブレード・バーナー・ファルコン!!」

黒咲「自分のライフが相手より3000少ない場合、このモンスターの攻撃力は3000ポイントアップ!バトルだ!!」

カイト「…」4000→3000

黒咲「ターンエンド!」

カイト「血が騒ぐか…俺の目的を教えてやる、ユートという男を知っているか?そいつの抹殺だ」

黒咲「なら負けるわけがない」

カイト「知り合いか」

黒咲「ユートの抹殺という事は遊矢も共にってわけか」

カイト「どうなるかは奴らのザークでも闇の力でもない…遊矢とユートの本能が決める」

黒咲「…」

カイト「俺のターン!」

黒咲「だったら徹底的にやってやる…俺とお前は互いに倒れるまでな」

カイト「…」

黒咲「そういうわけだアレン!」

アレン「暴露てたか」

黒咲「お前は俺と凌牙が喧嘩に出向く時はウロウロしていたからな」

アレン「へ、へへへ」

黒咲「古代のデュエルは生きるか死ぬかなのだろ」

カイト「よく知ってるな」

黒咲「昔のデュエルとはそういうものだ!」

カイト「小僧離れろ」

アレン「誰が小僧だ!」

黒咲「空中戦は得意か」

カイト「俺の庭だ」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 22:28:01.68 ID:sQJNoM+v0
翌日

赤馬「バッチリだ」

沢渡「もう平気なのかよ」

赤馬「ああ」

遊矢「それで黒咲とカイトは昨日から」

アレン「ほら何か空でやり合ってるだろ?」

遊矢「俺は融合次元に行く」

赤馬「融合次元に?」

遊矢「多分ユーリも俺達と同じルーツだから」

沢渡「そういやユーゴとジャックの姿が見えねえな」

クロウ「あいつらはあいつらでケリをつけるってよ」

沢渡「ケリか」

シンジ「30人」

遊矢「え?」

シンジ「あの乱闘騒ぎで混じってたトップスの数さ」

遊矢「それが一体」

赤馬「トップスとコモンズはお互いいがみ合っている存在だったそうだ」

シンジ「30人!それだけしかいねえが大いなる一歩だぜ!なあ!」

クロウ「俺ら考えたんだ。初代はコモンズを一纏めにした。だから二代目の俺らはコモンズとトップスの架け橋になるってな!」

シンジ「ってわけだ。長え道程になるだろうがよ…お前も負けんなよ遊矢」

遊矢「ああ!」

シンジ「たまには遊びに来いよ?ユーリも連れてよ」

遊矢「約束するよシンジ」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 22:36:07.88 ID:sQJNoM+v0
キキッ

キキッ

ユーゴ「よーし始めるか?」

ジャック「…ここでか」

ユーゴ「何だよ文句あんのか?」

ジャック「フッ…デュエルとは2人居ればできるからな」

ユーゴ「当然の事を言いやがってよ」

ジャック「ユーゴ」

ユーゴ「お?」

ジャック「俺はキングの座から降りた。そしてロジェは行方不明…間違いなく動き出す」

ユーゴ「誰がよ?」

ジャック「ホワイト…お前も聞いた事があるだろ?世界を裏から支配している一族を」

ユーゴ「知らね」

ジャック「知らんだと!?」

ユーゴ「難しい話は苦手なんだよ」

ジャック「その現ホワイト一族当主が俺の祖父だとしても」

ユーゴ「んなのどうでもいいっての!」

ジャック「…」

ユーゴ「俺らの知ってるジャック・アトラスってのは不器用でノッポで短気しか知らねえよ!」

ジャック「何!?」

ユーゴ「そんで俺の一番上の兄貴分だってな…そうじゃねえか?親衛隊長!」

ジャック「お前も少しは大人になったってわけか…始めるか」

ユーゴ「おうよ!」

ユーゴ・ジャック「ライディングデュエル!!アクセラレーション!!」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 22:57:45.42 ID:sQJNoM+v0
遊矢「よし案内頼むよ素良」

素良「うん!」

アレン「悪りいけど俺はエクシーズ次元に帰るわ」

沢渡「帰るのかよ!?」

アレン「隼は暴れてるし凌牙はプロの世界に飛び込むしユートは居ねえだろ?だったら俺が守らなきゃならねえよ」

沢渡「お前が?」

赤馬「彼もプロフェッサーと戦った勇敢な戦士だ。デュエルの腕はイマイチだがガッツなら誰にも負けない」

アレン「それ余計なんだよ!先生によろしく伝えといてくれよ。それとBBってやつと会ったら俺は元気だって言っといてくれよ!」

遊矢「BB?」

アレン「少し変わってるけどいい奴なんだ」

沢渡「そういや忍者コンビは?今回も先にスタンばってるとか」

赤馬「休養中だ。働かせすぎた」

沢渡「じゃ…乗り込むか?御馴染みの連中でよ」

赤馬「今日は黒咲が居ないぞ」

沢渡「どうせすぐに来るんじゃね?」

素良「ディメンションハイウェイで行けば良かったのに」

赤馬「我々が進んだ後に悪用されぬように装置は破壊しておいた」

沢渡「仕事早えな」

赤馬「月影と日影が」

権現坂「何でもかんでも彼らを使ってやるな!」

赤馬「では仕切り直し…行くぞ融合次元へ!デュエルディスクに内蔵しておいたスイッチを押してくれ」

沢渡「ったくいつの間に改造したんだ?まさか忍者じゃねえだろうな」

赤馬「これだけは私の分野だ」

遊矢「融合次元…今回はユートが自分と戦うとか何とか言ってたから俺だけでユーリとの決着をつけなきゃならないんだよな…」
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 12:34:08.54 ID:9s/ZG5iko
いいぞ
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 18:19:34.30 ID:KTliWgkO0
遊矢「融合次元…始めて来た気がしないな」

沢渡「デュエルレーンで繋がってたからな」

赤馬「さてと…先ずは何処へ行くか」

素良「…」

沢渡「しかし見事なぐらいに学校だらけだな」

素良「学園都市だから…あっ」

セレナ「素良か?生きていたのか!」

遊矢「やっぱ柚子のそっくりさんは居るんだ」

セレナ「私はセレナだ。お前の友達か?」

素良「うん」

セレナ「復興も早いだろ?お前の実家の紫雲院グループのお陰だぞ」

沢渡「何か今度の柚子はバカっぽいな」

セレナ「バカだと言ったな!バカという奴がバカなんだぞ!」

権現坂「すまぬな」

赤馬「この辺りの事を紹介してくれないか?」

セレナ「構わんぞ。先ずは私の学校からだ!みんな戻ってきてるぞ素良」

素良「あのね。その功労者なんだ遊矢達は」

セレナ「そうなのか?礼を言うぞ」

沢渡「こいつは瑠璃みたいに大人しくもリンみたいに気が強いって感じじゃねえな…クソ生意気っていうか」

セレナ「おい!さっさと行くぞ」

遊矢「素良の母校か」

沢渡「今までの流れから言ってオラついた奴が多いんじゃね?」

素良「僕らは黒咲やジャック達みたいなオラオラ系じゃなかったよ」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 18:29:30.34 ID:KTliWgkO0
素良「懐かしいな…」

権現坂「普通だな」

ザッザッザ

沢渡「何か来たぞ!ほら見ろ!やっぱりオラついた奴らじゃねえか!」

デニス「ちょっと道開けて」

「うっす!」

遊矢「デニス!」

デニス「やあ」

赤馬「彼らは君の」

デニス「舎弟じゃないよ?」

素良「デニスはナンバー2なんだ。因みにナンバー1はユーリ」

沢渡「意外だな」

デニス「来てくれるとはね。後で渡したい人が居るんだ」

遊矢「渡したい人?」

デニス「今からでもいいかな?ユーリは?」

遊矢「そのユーリと雌雄を決する…場所はガッチャ島」

デニス「ガッチャ島か…」

遊矢「今日から6日後なんだけどな」

デニス「ちょっと会ってほしい人達が居る。ついて来て」

沢渡「お、おい!このゾロゾロしたのどっか行かせろよ」

デニス「ごめんね。この街じゃ僕って顔だから」

権現坂「恐ろしい奴なのか?奴は」

遊矢「そうでもないんだけどな」
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 18:48:28.86 ID:KTliWgkO0
亮「久しぶりだな」

赤馬「あれからお代わりなく」

沢渡「待て!普通にいい家に住んでるじゃねえか!道場じゃねえか!」

亮「無一文だったからな」

デニス「これを君に」

遊矢「これ…父さんの」

デニス「君が来た時に渡そうと思ってた」

赤馬「かつて赤馬零王の第一次侵攻時に立ち上がった3人のデュエリストが居た」

権現坂「3人?」

赤馬「ストロング石島、柊修造そして榊遊勝」

デニス「僕と先生は短い付き合いだった…けど心から信頼のできる人だったんだ」

赤馬「あと一歩だった…未熟だった私とデニスを庇い遊勝さんは命を散らした…」

亮「だが引き換えにプロフェッサーの頭部を半分吹き飛ばし3年の間は活動停止に追い込んだ」

沢渡「写真?これお前かよ?こっちはユーリで…うおっ!?すっげえ美人の超ボインだぜ」

素良「僕の姉さん」

沢渡「姉ちゃん居たのか!?」

亮「そして私の妻」

沢渡「居たのかよ!」

デニス「因みに僕とユーリの担任の先生…そして大人の中じゃ唯一のユーリの理解者だった」

遊矢「…」

素良「それと僕の家族の中でもね。名前は明日香…紫雲院明日香って言うんだ」

権現坂「…けしらからん」

沢渡「お前も女に興味あるのか?まあ普通だよな」

権現坂「違う!断じて違うぞ!!」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 19:07:37.25 ID:KTliWgkO0
明日香「ただいま…あら?お客」

素良「や、やあ…久しぶり」

明日香「素良…良かった。本当に無事だったのね」

デニス「はっ!」

明日香「デニス!また勝手に帰ったのね!?幾ら世界が平和に戻ったからって!」

亮「明日香!客人の前だぞ」

明日香「ご、ごめんなさい…」

権現坂「…」

赤馬「…」

明日香「ひょっとして主人の同級生の方で」

権現坂「いいえ違います」

赤馬「私も老けてるタイプなのか…」

デニス「恩人の遊矢と沢渡と零児!遊矢はユーリの友達でね」

明日香「友達…あの子の」

遊矢「一応と言うか何と言うか」

明日香「ユーリは見つかったの?」

デニス「ガッチャ島で決着をつけるらしいよ」

明日香「…」

沢渡「そういや理解者ならユーリを説得できるんじゃねえか?なあ素良」

素良「バカ!何で君は空気が読めないのさ!」

沢渡「じゃあ原因は先生の嫁さんってわけか!?何で!」

素良「いい加減にしてくれよ…どうして君は大馬鹿なんだ!」

沢渡「事情も知らねえのに何でバカ呼ばわりなんだよ!あれか?先生にお前の姉ちゃん取られたのが原因ってオチじゃねえだろうな!」

デニス「…正解だよ」

沢渡「マ、マジなのか…」
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 19:39:01.10 ID:KTliWgkO0
権現坂「それだけでなのか?」

デニス「あいつにとっては致命的なのさ…だから遊矢」

遊矢「…」

デニス「あいつの価値観が吹っ飛ぶぐらいの衝撃をガツンと与えてやるんだ!」

遊矢「いいのか?」

デニス「僕らよりも他人の君の方がいい…それに君のデュエルは他とは違うからね」

遊矢「ま、2人居るしね」

素良「よし!僕も戦うよ」

権現坂「誰と」

素良「2人の兄とさ」

沢渡「兄ちゃん?」

明日香「私の弟2人は今や政界と財界の将来を担う若手のホープでね」

赤馬「…」

明日香「それがこの世界の頂点に君臨する紫雲院家の運命というか…けど末弟のこの子は違うわ。自由にノビノビと…本当にいい友達ができたのね」

素良「他にも居るんだよ?柚子に黒咲とかアレンとかユーゴや二代目チームサティスファクションでしょ?それに遊勝塾の子に」

明日香「うんうん」

素良「権ちゃん!ちょっと手伝ってよ」

権現坂「修行だな」

亮「ならばサイバー流養成ギプスで」

明日香「…」

亮「というのは冗談だ」

明日香「眼が本気だったわ」

亮「何の話やら」

沢渡「やっぱ変わってんな」
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 19:56:18.24 ID:NUnGLrAG0
3日後

ユーゴ「よっしゃあ!到着!!」

黒咲「…」

ユーゴ「ここが融合次元か!そういやさカイトの野郎とは」

黒咲「39勝62敗101引き分けだ」

ユーゴ「どんだけやりあったんだ」

黒咲「お前はジャックとは」

ユーゴ「それは2人だけの秘密ってやつだぜ」

黒咲「男同士でか?気味が悪い」

ユーゴ「何だと!」

亮「…」

黒咲「遊城?そういえば地元だったな」

亮「ああ…元気そうだな?凌牙はどうした」

黒咲「あれはプロの世界へ行った」

亮「そうか…あいつがプロに」

明日香「ひょっとして遊矢達の知り合い?」

黒咲「知っているのか」

明日香「家に居るけど!」

ユーゴ「見つけた!俺だよ俺!」

明日香「え?」

ユーゴ「ほらデュエルレーンの!」

明日香「あの道で走ってた子?」

黒咲「この街の連中も血気盛んだな…おい!誰にガン飛ばしている」

亮「来て早々に喧嘩するんじゃない!」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 20:06:29.10 ID:NUnGLrAG0
明日香「何をやってるの!あなた達2中の子ね」

「やっべでユーリとデニスのとこの先公だ」

「逃げるぞ」

明日香「ったく…君もよ?」

黒咲「何だお前は」

亮「私の妻だ」

黒咲「結婚してたのか…お前が」

ユーゴ「チクショー!すまねえクロウ!シンジ!結婚してたわ!すまねえー!!」

黒咲「俺は嫌いな人種が二つある。警官と教師だ」

明日香「まさかデュエルを」

黒咲「名を名乗れ」

明日香「遊城明日香」

亮「ちなみに素良の姉だ」

ユーゴ「シンジ!クロウ!教師だってよ!羨ましい学校もあるんだな!」

黒咲「黙れ」

明日香「君は?」

黒咲「黒咲隼」

ユーゴ「そんで俺はユーゴってんだ」

明日香「そういえば見た事あるわ…あの道路で激しくデュエルしてた眼光の鋭い」

黒咲「俺は女子供でも手加減せぬ。チビの姉だろうとな」

明日香「昔とった杵柄よ!私だって負けるものですか!」

ユーゴ「強えのか?」

亮「若い頃は女王と呼ばれていた」

明日香「若いは余計よ」

亮「…すまない」
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 20:52:31.06 ID:NUnGLrAG0
黒咲・明日香「デュエル!!」

明日香「私から行かせてもらうわ!モンスターを守備表示で召喚!カードを2枚伏せてターンエンド!」

黒咲「俺のターン!RR-トリビュート・レイニアスを攻撃表示で召喚!トリビュート・レイニアスが召喚または特殊召喚に成功した時、デッキからRRカードを1枚墓地へ送る!バトルだ!そのモンスターを破壊する!」

明日香「破壊された真紅眼の幼竜の効果を発動!このカードが破壊され墓地へ送られた時、デッキからレベル7以下のレッドアイズモンスター1体を特殊召喚し墓地の真紅眼の幼竜を装備し攻撃力300ポイントアップ!デッキから真紅眼の黒竜を特殊召喚!」

黒咲「RR-トリビュート・レイニアスが戦闘破壊した時、デッキからRUMを1枚手札に加える!ターンエンド!」

明日香「私のターン!真紅眼の黒竜でRR-トリビュート・レイニアスを攻撃!黒炎弾!」

黒咲「…」4000→3100

明日香「ターンエンド」

黒咲「俺のターン!RR-ラスト・ストリンクスを攻撃表示で召喚!ラスト・ストリンクスの効果を発動!このモンスターをリリースしエクストラデッキからRRエクシーズモンスター1体を守備表示で特殊召喚する!但し、このターン相手が受けるダメージは0!エクシーズ召喚!ランク3!RR-デビル・イーグル!!」

黒咲「RUM-レイド・フォースを発動!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク4!RR-ライズ・ファルコン!!ライズ・ファルコンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドに特殊召喚されたモンスター1体を対象に発動!バトルだ!RR-ライズ・ファルコンで真紅眼の黒竜を攻撃!」

明日香「真紅眼の幼竜を装備したモンスターが墓地へ送られた時、デッキまたは墓地からレベル1のドラゴン族モンスターを手札に加える!」

黒咲「ターンエンド」

明日香「私のターン!罠発動!『レッドアイズ・スピリッツ』墓地の真紅眼の黒竜を特殊召喚!そして魔法『融合』を発動!自分フィールドの真紅眼の黒竜と手札の真紅眼の凶星竜-メテオ・ドラゴンを融合!融合召喚!流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン!!」

明日香「流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンの効果を発動!手札またはデッキからレッドアイズモンスターを墓地へ送り、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える!私が送ったのは攻撃力2400の真紅眼の黒竜!1200のダメージよ!」

黒咲「…」3100→1900

明日香「そしてRR-ライズ・ファルコンを攻撃!」

黒咲「中々、やるもんだな…だが!速攻魔法『ラプターズ・フォース』を発動!このターン破壊されたRRエクシーズモンスターを特殊召喚し、そのモンスターよりランクの一つ高いエクシーズモンスターを重ねて特殊召喚する!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!RR-ブレイズ・ファルコン!!」1900→1200

明日香「ターンエンド!この子…追い詰められてるのに笑ってる」

黒咲「デュエルとは決闘ではない!死闘だ!!俺のターン!」

亮「凌牙は言っていたな。彼は悪魔的な戦闘狂だと…仲違いしてたというのに彼の事を何かと気にかけていた」

ユーゴ「仲違いしててもさ1度繋がった絆って簡単に切れねえんだぜ?知ってたか」

亮「成る程、中々いい事を言うじゃないか」

ユーゴ「シンジって俺のダチで兄貴分が尊敬する奴から聞かされたんだってさ」

亮「ほぉ…」
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 21:08:15.08 ID:NUnGLrAG0
黒咲「RR-ブレイズ・ファルコンの効果を発動!オーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドに特殊召喚されたモンスターを全て破壊し、破壊した数×500!のダメージを与える!」

明日香「くっ…流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンがモンスターゾーンから墓地へ送られた時、墓地の通常モンスターを特殊召喚する!私は真紅眼の黒竜を特殊召喚!」4000→3500

黒咲「そして!RUM-ソウル・シェイブ・フォースを発動!ライフを半分払い墓地のRRエクシーズモンスターを特殊召喚し、ランクが二つ高いRRエクシーズモンスターを重ねて特殊召喚する事が可能!ハアアアアアアア…」1200→600

明日香「!?」

黒咲「オーバーレイ・ユニットとして墓地へ送られたライズ・ファルコンを特殊召喚!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク6!RR-レヴォリューション・ファルコン!!RR-レヴォリューション・ファルコンの効果を発動!1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象に発動!そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える!」

明日香「まさか…一気にフィールドを丸裸に」3500→2300

黒咲「行け!RRよ!!」

ユーゴ「問答無用ってやつだな?あんまし怒るなよ」

亮「デュエルなら勝つ時もあれば負ける時もある。明日香はかなりの負けず嫌いだが」

黒咲「遊城!遊矢達の元へ案内しろ」

明日香「エクシーズか…」

亮「良かったら教えるぞ?俺はエクシーズを」

明日香「何度も聞かされてるわよ…エクシーズ次元の思い出ってやつをね」

ユーゴ「ありゃ熱いぜ」

黒咲「どうせ遊矢らは居るからヤる事はヤらんだろ」

明日香「げ、下品ね」

亮「ああTPOは弁えてる」

ユーゴ「へえ…じゃあいつ?」

亮「翌日がゴミ出しじゃない日だな。朝が辛い」

明日香「亮!」

亮「質問されたんだ。若者が気になっている事を無下にするもんじゃない」

明日香「そうだけども…あの白い子は下心丸出しじゃない!」

ユーゴ「俺はユーゴだ!」

黒咲「…」
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 21:55:49.75 ID:NUnGLrAG0
沢渡「おお!お前らも来たのか」

黒咲「途中でこのバカが寄り道をして迷惑したがな」

ユーゴ「文句ならクリアウィングに言えってんだ!」

黒咲「しかし…お前は和風が似合わんな」

赤馬「そうでもないだろ」

黒咲「話にならん」

赤馬「君は何かと喧嘩腰だな」

黒咲「何だ?デュエルでもするのか」

赤馬「この一件が終わればな」

黒咲「大層な自信だな」

バシッ

明日香「やめなさい!」

黒咲「俺の頭を叩いたか」

遊矢「まあまあ」

ユーゴ「あれ?ユート居ねえな」

遊矢「あいつは自分の中の何かと戦ってる」

ユーゴ「遊矢の中の中?」

沢渡「マトリョーシカみたいだな」

黒咲「チビは?」

遊矢「権現坂と道場に居る」

黒咲「道場?随分とバカデカい家だと思えば道場なのか」

亮「私が主だ」

赤馬「門下生は0らしい」

黒咲「…」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 22:39:44.29 ID:NUnGLrAG0
素良「魔法『融合徴兵』を発動!エクストラデッキの融合モンスターを相手に見せ、そのモンスターにカード名が記載されているモンスターを手札に加える!手札のエッジインプ・シザーとファーニマル・ベアを融合!融合召喚!デストーイ・シザー・ベアー!!」

素良「カードを1枚伏せてターンエンド!」

権現坂「俺のターン!自分の墓地に魔法または罠が存在しない場合、手札から超重武者ビッグワラ-Gを特殊召喚!そして超重武者タマ-Cを攻撃表示で召喚!レベル5の超重武者ビッグワラ-Gにレベル2の超重武者タマ-Cをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!超重忍者シノビ-A・C!!」

権現坂「このモンスターは守備力を半分にし直接攻撃が可能!」

素良「うっ…」4000→2600

権現坂「ターンエンド!」

素良「僕のターン!罠発動『融合準備』エクストラデッキの融合モンスターを相手に見せ、その後そのモンスターに記載されているモンスターをデッキから手札に加え墓地の融合カードを手札へ!僕はデッキからエッジインプ・ソウを手札へ!手札のエッジインプ・ソウとファーニマル・ライオを融合!融合召喚!デストーイ・ホイールソウ・ライオ!!」

素良「効果を発動!相手フィールドのモンスター1体を対象にそのモンスターを破壊し元々の攻撃力分のダメージを与える!守備表示の場合なら攻撃力として扱う!2800のダメージだ!!」

権現坂「!」4000→1200

素良「行けえ!!!」

権現坂「…」1200→0

素良「やった!」

黒咲「何だこの扉は!」

ドンッッ

素良「黒咲!?」

権現坂「こら!何をやっとるか!!」

黒咲「引き戸だろ」

権現坂「そうだ。横に引くのだ」

黒咲「そんな事は知らん。おい!お前はお前のやれる事だけをしろ」

素良「う、うん」

黒咲「話はそれだけだ」

素良「根はいい奴だね…壊すけど」

権現坂「何あるとすぐに喧嘩を売るか破壊するかだからな。敵でなくて本当に良かった」

素良「そ、それは言えてる」
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/06(土) 18:08:40.43 ID:VPL0Vh5U0
6日目

沢渡「この世界に来て数日だ…今まではアカデミアやら大会やらで俺も活躍できたが…今じゃ!」

権現坂「何をブツブツ言っておるのだ?」

沢渡「だってよ!遊矢はユーリとケリつけるし素良は兄貴達とだろ?オマケに赤馬は姿隠すし黒咲もユーゴも」

権現坂「奴らの事だ。何かあるのだろ」

沢渡「んな呑気な事をな!」

セレナ「うるさいと思ったらお前か?まだウロウロしてたんだな」

沢渡「セレだっけ」

セレナ「セレナだぞ!」

沢渡「柚子、瑠璃、リンと来て何でこいつだけ三文字なんだ」

権現坂「わからぬ」

セレナ「グロリアとグレースから聞いたぞ沢渡シンゴ」

沢渡「あいつらが?」

セレナ「強いらしいな」

沢渡「まあな…なあ権現坂」

権現坂「このお調子者な性格が無ければな」

沢渡「何!」

セレナ「だったら私とデュエルしろ!」

沢渡「いいぜ、ちょっと待ってろよ」

セレナ「逃げるな!」

権現坂「案ずるな、奴は逃げたりせぬ」

セレナ「なら何処へ行ったのだ?」

権現坂「少し変わり者でな」

セレナ「?」
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/06(土) 18:42:45.59 ID:VPL0Vh5U0
沢渡「待たせたな!じゃあ始めようぜ!」

沢渡・セレナ「デュエル!!」

セレナ「私からだ!手札の月光蒼猫と月光紫蝶を融合!融合召喚!月明かりに舞い踊る美しき野獣!月光舞猫姫!!」

セレナ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

沢渡「俺のターン!おジャマ・レッドを攻撃表示で召喚!おジャマ・レッドの効果を発動!このモンスターが召喚に成功した時、手札からおジャマモンスターを4体まで特殊召喚できる!俺は手札からおジャマ・ブラック!おジャマ・グリーン!おジャマ・イエロー!を特殊召喚!」

沢渡「さらに魔法『おジャマ・デルタハリケーン!!』を発動!自分フィールドにブラック、グリーン、イエローが存在する時、相手フィールドのモンスターに存在するカードを全て破壊する!」

セレナ「なっ!?」

沢渡「そして魔法『百獣大行進』を発動!自分フィールド上に存在する獣族モンスターはエンドフェイズ時まで獣族モンスターの数×200ポイントアップ!」

セレナ「まさか…」

権現坂「1ターンキル!?」

沢渡「ザッとこんなもんよ」

セレナ「ユーリ以外に負けたのは始めてだぞ…」4000→0

権現坂「ユーリを知っておるのか」

沢渡「はい!はい!俺が当ててやるよ?ユートは恋人でユーゴと遊矢は幼馴染だったから…恋人だろ!」

セレナ「去年初めて会ったばかりだ」

沢渡「惚れてるだろ?」

セレナ「あいつは飼育小屋のウサギの顔に落書きするような奴だから嫌いな方だ」

沢渡「だとさ」

セレナ「だがあんなのでもクラスメイトだからな。残りはあいつ1人だけだ…せっかく全員揃ったというのに」

権現坂「必ず帰って来る。そうだろ沢渡」

沢渡「おう!任せとけ」

セレナ「お前が連れ戻すのか?」

沢渡「榊遊矢って言ってな…ほらクリスマスみたいな髪色してるの居たろ?」

セレナ「ああ…あいつか」
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/06(土) 19:04:37.67 ID:VPL0Vh5U0
翌日

遊矢「じゃあ行ってくる」

亮「ガッチャ島の座標はここだが…本当に1人で」

遊矢「多分あいつも1人だから」

沢渡「お?見ろ!」

ザッ

遊矢「何だこの大群は!?」

BB「お前知ってる。前に見た」

遊矢「じゃあ君がBB?アレンから聞いてるよ」

BB「あいつ俺のトモダチ」

セレナ「遊矢だな?ユーリを頼むぞ、デニスから事情は聞いた」

遊矢「ああ!」

素良「僕は僕で兄さん達との因縁を清算する。だから君も…本当は僕らがやらなきゃ行けないんだけど」

遊矢「気にするなよ。誰かがやるんじゃない…やりたい奴がやるんだから」

素良「…」

遊矢「兄貴達にガツンとやってやれ!」

素良「うん!」

デニス「遊矢…もしかしたら役に立つかもしれない」

遊矢「カード?それも2枚も」

デニス「うん」

遊矢「ありがとうデニス」

沢渡「黒咲もユーゴも赤馬も居ねえ!何処行ったんだ!?」

権現坂「そういえば帰ってこなんだな」

遊矢「よーし…行くか!」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/06(土) 22:59:03.89 ID:VPL0Vh5U0
素良「ふぅ…」

長兄「素良か…忙しい時期に呼び出すとは」

次兄「何処へ居た?我々がどれほど心配を」

素良「デュエルだ兄さん!」

長兄「デュエルだと?」

素良「そうだ…勝てば僕に強要するな!何がデュエル界だ!」

長兄「やれやれ…姉さんと同じで我らが紫雲院家からドロップアウトする気か?いいだろう…久しぶりに相手になってやる」

素良・長兄「デュエル!!」

長兄「先攻は私だ!手札のロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者-と神竜ラグナロクを融合!融合召喚!竜魔人キングドラグーン!!効果を発動!1ターンに1度手札からドラゴン族モンスターを特殊召喚する!私は手札からダイヤモンド・ドラゴンを特殊召喚!カードを1枚伏せてターンエンド!」

素良「僕のターン!ファーニマル・マウスを攻撃表示で召喚!ファーニマル・マウスの効果を発動!このモンスターが表側表示で存在する限り1度だけデッキからファーニマル・マウスを2体まで特殊召喚する!そして手札のエッジインプ・シザーとファーニマル・マウス3体で融合!融合召喚!デストーイ・シザー・タイガー!!」

素良「デストーイ・シザー・タイガーの効果を発動!融合素材となったモンスターの数だけ相手フィールドのカードを破壊する!」

長兄「なっ!?」

素良「さらに魔法『魔玩具融合』を発動!僕は墓地のエッジインプ・シザーとファーニマル・マウス3体を除外し融合!融合召喚!デストーイ・シザー・ウルフ!!」

次兄「デストーイ・シザー・ウルフは素材となったモンスターの数だけ攻撃が可能…あいつが思い描いていた理想のデュエルだ」

長兄「才能もない末弟…だがデュエル界を背負う逸材」

素良「だから何で僕なんだよ!そんなの別に…僕は!」

長兄「お前はデュエルに愛されているからだ。私達や姉さんより…恐らくは紫雲院の歴史始まって以来のな」

素良「そんなの兄さん達の思い込みだよ…僕は楽しいデュエルをしたい。ワクワクするようなね」

次兄「だそうだ兄さん」

長兄「我らも忙しい身の上だ。何か困った事があれば」

素良「もう兄さん達の力は借りない!僕は僕なんだ!」

次兄「どうやら半年の間に甘ったれが大きくなったようだ」

長兄「赤馬零王の侵攻…あの悲劇が素良を成長させたのだろう。それとも良い友人でもできたか?」

素良「ま、まあね…バトルだ!」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 00:01:55.18 ID:qUsgAIZ20
ユート「…」

「ようこそユート」

ユート「探すのに手間がかかった…だが今この場で決着をつける!」

「やれやれ…あんましイラつくなよ。けどそういうの待ってたぜ」

ユート「お前の名は」

「名前?」

ユート「ああ」

「じゃあ…ミスト」

ユート「言いたい事はわかっているな?デュエルだ!」

ミスト「ああ!」

ユート・ミスト「デュエル!!」

ユート「俺はカードを4枚伏せてターンエンド!」

ミスト「俺のターン!幻影騎士団ラギッドグローブを攻撃表示で召喚!カードを2枚伏せてターンエンド!」

ユート「俺のターン!伏せカードオープン!速攻魔法『非常食』このカード以外の伏せカードを墓地へ送り送った枚数×1000ポイントライフを回復!ターンエンド!」4000→7000

ミスト「罠発動!『幻影騎士団ロスト・ヴァンブレイズ』フィールドのモンスター1体を対象に発動!そのモンスターのレベルは2となり攻撃力は600ポイントダウン!そしてロスト・ヴァンブレイズはレベル2の通常モンスターとして特殊召喚!さらに2枚目のロスト・ヴァンブレイズを発動!対象は同じく幻影騎士団ラギッドグローブ!」

ミスト「レベル2の幻影騎士団ラギッドグローブと幻影騎士団ロスト・ヴァンブレイズでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク2!現れろ、我が分身!漆黒の闇からの使者、ブラック・ミスト!!」

ミスト「そしてラギッドグローブが闇属性エクシーズモンスターの素材となった事でブラック・ミストの攻撃力は1000ポイントアップ!」

ユート「…」

ミスト「遥か何十億年も前だ…世界は一つだった」

ユート「お前は何者なんだ?俺とどういう関係が…カイトが狙っている奴とは!」

ミスト「俺は奴ら5人のデュエリストと戦った邪神…そして今はお前自身!お前は俺なんだよユート」

ユート「俺がお前だと!?」

ミスト「そうだ…あの戦いで俺は…いや元の俺はザークとレイにバラバラにされた…だが俺は吹っ飛ぶ前にザークの中に自らの力の一部を植え込んだ。そう…いつの日かザークが転生する事を見越して、どうしてお前が遊矢と一つになったか知ってるか?」

ユート「まさか…」

ミスト「2度目は無い。ザークの魂を宿した榊遊矢と邪神の力を宿したユート…一つになる事で再び自らの力を取り戻す!あの時以上の!!」
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 00:39:45.08 ID:qUsgAIZ20
遊矢「ガッチャ島…この石像は何だろ」

ユーリ「古代の機械巨人」

遊矢「ユーリ!?」

ユーリ「何でも融合召喚の生みの親らしいよ?古い御伽噺らしいけども」

遊矢「俺はみんなから…いや今は言葉も何もいらないか」

ユーリ「…」

遊矢「お前に戻って来てほしいって人に大勢会った。知らない顔や特別仲良しってわけじゃないけど…けど取り戻す!」

ユーリ「正義感が強いね君は」

遊矢「見縊るなよ。俺はただお前に勝ちたいだけだ!」

ユーリ「もう僕は誰にも負けない!決してだ!!」

遊矢・ユーリ「デュエル!!」

ユーリ「ニュードリュアを攻撃表示で召喚!そして魔法『トランスターン』を発動!自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象に発動!そのモンスターよりレベルが一つ高い種族と属性の同じモンスターをデッキから特殊召喚する!ニュードリュアをリリースしデッキから暗黒の召喚神を特殊召喚!」

ユーリ「暗黒の召喚神の効果を発動!このモンスターをリリースしデッキから三幻魔モンスターを召喚条件を無視し特殊召喚する!さあ…現れろ!神炎皇ウリア!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

遊矢「何て威圧的なモンスターだ…三って事は同じモンスターが」

ユーリ「そして墓地の暗黒の召喚神を除外する事でデッキから三幻魔モンスターを手札に加える!カードを2枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!俺はスケール1のEMユーゴーレムとスケール6のEMギタートルでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル2!EMトランプ・ガール!レベル4!EMボットアイズ・リザード!」

遊矢「ボットアイズ・リザードの効果を発動!1ターンに1度デッキからオッドアイズモンスターを墓地へ送りエンドフェイズ時まで墓地へ送ったモンスターと同名のモンスターとして扱う!俺はデッキからオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを墓地へ!

遊矢「そしてEMトランプ・ガールの効果を発動!自分フィールドのこのカードを含む融合モンスターを墓地へ送り、その融合モンスターをエクストラデッキから特殊召喚する!融合召喚!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「EMユーゴーレムのペンデュラム効果を発動!墓地またはエクストラデッキで表側表示になっているEM、魔術師、オッドアイズモンスター何れか1枚を手札に加える!そして片方のペンデュラムゾーンのEMモンスターの効果が発動した事でデッキから1枚ドロー!」

遊矢「あのモンスターの攻撃力は0だ…攻撃するチャンス…しかし」

ユーリ「やってみなよ?吉と出るか凶と出るか…ほら」

遊矢「…」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 01:20:06.16 ID:qUsgAIZ20
遊矢「行くしかない!バトルだ!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで神炎皇ウリアを攻撃!」

遊矢「ルーンアイズの連続攻撃はモンスターだけが対象だ。カードを2枚伏せてターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!永続罠『闇次元の解放』を発動!除外されている闇属性モンスターを特殊召喚する!暗黒の召喚神を特殊召喚!そして暗黒の召喚神をリリースし手札から降雷皇ハモンを守備表示で特殊召喚!この効果で特殊召喚した三幻魔モンスターはこのターン攻撃ができない!そして幻銃士を攻撃表示で召喚!」

ユーリ「幻銃士の効果を発動!自分フィールドのモンスターの数だけ銃士トークンを特殊召喚する!ハモンと幻銃士の数を合わせて2体特殊召喚!さらに自分のスタンバイフェイズ時に銃士と名のつくモンスターの数だけ相手に300のダメージを与える!」

遊矢「うっ…」4000→3100

ユーリ「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!なら先ずは銃士からだ!2体を破壊する」

ユーリ「ハモンが守備表示で存在する限り他のモンスターは攻撃対象にならない!」

遊矢「守備表示…だったら俺は!EMシルバー・クロウを攻撃表示で召喚!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとEMシルバー・クロウを融合!融合召喚!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「バトルだ!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで降雷皇ハモンを攻撃!」

ユーリ「何をしたって」

遊矢「永続罠『幻影剣』を発動!攻撃力を800ポイントアップ!さらに罠発動!『幻影騎士団シャドーベイル』自分フィールドのモンスターに装備し攻撃力と守備力は300ポイントアップ!」

ユーリ「破壊されたか…」

遊矢「ビーストアイズが相手モンスターを戦闘破壊した事でこのモンスターの融合素材となった獣族モンスターの攻撃力分のダメージを与える!」

ユーリ「…」4000→2200

遊矢「ユーゴーレムの効果でエクストラデッキのシルバー・クロウを手札へ、そしてEMギタートルの効果でデッキから1枚ドロー!カードを1枚伏せてターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!さあダメージを受けてもらうよ!」

遊矢「…」3100→2200

ユーリ「やれやれだ…このままでも君のライフをジワジワ削れるけどさ…それは許さない!幻銃士と銃士トークン2体をリリースし手札から幻魔皇ラビエルを特殊召喚!」

遊矢「攻撃力4000!?」

ユーリ「バトルだ!!」

遊矢「そう簡単に行くと思うなよユーリ!」

ユーリ「大層な自身じゃないか!」

遊矢「俺も負けるわけには行かないんでね!」
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 11:04:54.67 ID:qUsgAIZ20
ユーリ「…」

遊矢「罠『幻影騎士団ウロング・マグネリング』を発動!相手フィールドのモンスターの攻撃を1度だけ無効にする!そしてウロング・マグネリングの効果を発動!このカードと幻影騎士団モンスターまたはファントムと名のつく永続魔法・罠を墓地へ送りデッキから2枚ドロー!この効果は相手ターンでも発動できる!俺はウロング・マグネリングとビーストアイズに装備されているシャドーベイルを墓地へ送り2枚ドロー!」

ユーリ「相手フィールドにモンスターが召喚された事で幻魔トークン1体を守備表示で特殊召喚!カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!幻影騎士団クラックヘルムを攻撃表示で召喚!そして魔法『融合』を発動!」

ユーリ「エクシーズもシンクロも使わずあえて融合ってわけか」

遊矢「ユート…お前も何処かでデュエルをしてるんだろ?俺に力を貸してくれ!俺はビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと幻影騎士団クラックヘルムを融合!融合召喚!気高き眼燃えゆる勇猛なる龍!ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「融合召喚に成功した事でエクストラデッキのEMトランプ・ガールを手札に!そしてEMギタートルの効果でデッキから1枚ドロー!」

ユーリ「何度も何度も同じ手を…今度は何をする気だい?」

遊矢「ブレイブアイズが融合召喚に成功した時、相手フィールドのモンスター全ての攻撃力は0となる!そして相手フィールドの攻撃力0となったモンスターの効果は無効化される!」

ユーリ「何だと…」

遊矢「バトルだ!これでケリをつける!灼熱のメガフレイムバースト!!」

ユーリ「罠発動!『ドレインシールド』相手モンスターの攻撃を無効にし無効にしたモンスターの攻撃力分ライフを回復!」2200→5200

遊矢「ブレイブアイズと戦闘を行ったモンスターが戦闘で破壊されなかった場合、そのモンスターを除外する!」

ユーリ「除外だって…」

遊矢「俺にはデニスから預かったカードがある…出せよユーリ!」

ユーリ「…」

遊矢「お前にもとっておきの切り札が!ユートのダーク・レクイエムやユーゴのクリスタルウィングみたいに!」

ユーリ「…」

遊矢「ターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!」

遊矢「…」

ユーリ「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 11:51:43.46 ID:qUsgAIZ20
遊矢「ブレイブアイズ!あいつに喝を入れてやれ!」

ユーリ「相手モンスターの直接攻撃宣言時に手札から捕食植物セラセニアントを特殊召喚!そしてセラセニアントと戦闘を行ったモンスターを破壊する!」

遊矢「…ターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!捕食植物サンデウ・キンジーを攻撃表示で召喚!ダイレクトアタックだ!!」

遊矢「…」2200→1600

ユーリ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!魔法『死者蘇生』を発動!蘇れ、ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!さらに魔法『ヴァイオレット・フラッシュ』を発動!そしてEMトランプ・ガールを攻撃表示で召喚!トランプ・ガールの効果を発動!」

ユーリ「まさか…闇属性と闇属性の融合!」

遊矢「融合召喚!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!!」

ユーリ「そしてヴァイオレット・フラッシュが発動した事でデッキから1枚ドローか…いやギタートルの効果も発動する事で2枚」

遊矢「この2枚はデニスから預かった!エクシーズ次元の戦いでお前が落とした…お前の相棒をあいつは俺に託した!」

ユーリ「なら見せてあげるよ…速攻魔法発動!『超融合』手札を1枚墓地へ送り自分フィールドのモンスターと相手フィールドのモンスターを融合する!」

遊矢「まさか…」

ユーリ「融合次元において最強最悪と呼ばれた超融合!僕の手元に戻れスターヴ・ヴェノム!そして真の姿を見せろ!融合召喚!グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!!」

遊矢「これが…お前の」

ユーリ「君は甘いね!これで終わりだァ!!」

遊矢「いいや…俺は終わらない!ここで墓地のシャドーベイルの効果を発動!相手の直接攻撃宣言時に発動できる!墓地から特殊召喚!」

ユーリ「…」

遊矢「これで俺の融合4連発も終わりだ…ここからは俺が…いや俺達が決める!」

ユーリ「やって見なよ!君が勝ったら帰ってもあげるしデニス達に頭でも下げてあげるからさ!」

遊矢「…吐いた唾を飲むなよ」

ユーリ「勿論…ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!カイト…お前から貰ったカードを使わせてもらうぞ!」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 12:12:34.95 ID:qUsgAIZ20
ユート「はぁはぁ…」4000→400

ミスト「はっ!どうした!やる気を見せろよユート!」

ユート「…」

ミスト「もっと俺を楽しませてくれよ!なあ!」

ユート「…」

ミスト「ショックなのか?けど関係ないだろ?俺は俺でお前はお前!所詮は大昔の」

ユート「…そうだ。所詮は大昔の事だ」

ミスト「雰囲気が変わった?」

ユート「俺は俺だ…そして俺は待っていた!このドローで俺の勝利の方程式は完成する!」

ミスト「だったら見せてくれよ!ターンエンド!」

ユート「俺のターン!」

ミスト「…」

ユート「お前は自分が好きかミスト」

ミスト「ああ…好きだよ。俺がお前に勝つ!そして俺が表に出る」

ユート「その後は?」

ミスト「強い奴と戦う…デュエルは戦い!人間の闘争本能を剥き出しにする!」

ユート「そうだな…だが俺にとってのデュエルは繋がり!」

ミスト「繋がり?」

ユート「そうだ」

ミスト「そうだよな…繋がらなきゃ強い奴とは戦えない」

ユート「俺はユート!エクシーズ次元首都ハートランドはアストラルハウスの生まれ!」

ミスト「…」

ユート「ドロー!」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 13:26:30.03 ID:qUsgAIZ20
遊矢「魔法『揺れる眼差し』を発動!ペンデュラムゾーンのカードを破壊!2枚破壊した事でデッキからペンデュラムモンスターを手札に加える!やっぱり…相克の魔術師もペンデュラムモンスターに書き換わってた…そして手札の相生の魔術師も…俺はスケール3の相克の魔術師とスケール8の相生の魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル4!EMシルバー・クロウ!レベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!そしてエクストラデッキから蘇れ!EMユーゴーレム!」

ユート「スケール1のオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンとスケール8のオッドアイズ・ミラージュ・ドラゴンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ファントム・ドラゴン!!」

遊矢「レベル4のEMシルバー・クロウとEMユーゴーレムをオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

ユート「魔法『死者蘇生』を発動!墓地からダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンを特殊召喚!」

遊矢「相生の魔術師の効果を発動!自分フィールドのエクシーズモンスター1体とレベル5以上のモンスターを対象に発動!そのモンスターのランクは自分フィールドのレベル5以上のモンスターと同じレベルの数値のランクとなる!そして相克の魔術師の効果を発動!自分フィールドのエクシーズモンスターを対象に発動!このターンそのモンスターはそのランクの同じ数値のレベルとしてエクシーズ召喚が可能!」

ユート「魔法『幻影騎士団憑依』を発動!自分フィールドのエクシーズモンスター1体を対象に発動!そのモンスターはフィールドのそれ以外のモンスター1体と同じレベルの数値を得る!」

遊矢「レベル7のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンでオーバーレイ!」

ユート「レベル7のダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンとオッドアイズ・ファントム・ドラゴンでオーバーレイ!」

遊矢「二色の眼の竜よ!深き闇より蘇り、地上の全てを焼き払え!」

ユート「二色の眼の竜よ!黒き逆鱗を震わせ、刃向かう敵を殲滅せよ!」

遊矢・ユート「エクシーズ召喚!!いでよ、ランク7!!」

遊矢「覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン!!」

ユート「覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!!」

ユーリ「!?」

ミスト「へえ…」

遊矢「これこそが限界突破!ペンデュラムを超えたペンデュラム!ペンデュラムエクシーズだ!!」

ユーリ「榊遊矢…ふふふ…はははははははは」

ユート「ミスト!これでエンディングだ!」

ミスト「ああ…だろうな。けどまた会えるかもな…ユート!」

遊役「バトルだ!」

ユート「俺達の運命は…俺達は変える!」

遊矢「憤激のデストラクションバースト!!」

ユート「反旗の逆鱗ストライク・ディスオベイ!!」
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 17:16:02.84 ID:qUsgAIZ20
遊矢「やったなユート」

ユート「ああ…これで安心して生活はできる。こいつは気絶してるのか」

ユーリ「…」

黒咲「おい!さっさと帰るぞ」

遊矢「黒咲!?」

ユート「それにカイトも」

カイト「どうやら消え去ったようだな」

ユート「ああ」

遊矢「どうしてガッチャ島へ…しかもカイトと」

黒咲「勘だ」

カイト「俺が見つけ出した。こいつに引っ張り出されてな」

遊矢「…」

カイト「もう俺はお前達の魂は狩らぬ」

遊矢「本当に?」

カイト「あの像に誓う。あいつは俺の昔の仲間のエースモンスターでな」

黒咲「本当だろうな」

カイト「男に二言はない…しかし忘れるな。邪神は何処かの次元で目覚める日は近い」

遊矢「何が起ころうとも」

ユート「その壁さえも乗り越えて見せるさ」

カイト「そうか…」

黒咲「何処へ行く」

カイト「用事は済んだ。俺は俺で邪神の手がかりを探す」

黒咲「自分勝手な奴だ」

ユート「隼には負けると思う」
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 18:37:24.12 ID:qUsgAIZ20
数日後

赤馬「あれからユーゴの姿は」

遊矢「さあ?神出鬼没だからフラッと出てくるんじゃないか?」

赤馬「ユーリは」

遊矢「何とか学園ライフを送ってるって…て言うか何処へ行ってたんだ?急に姿を消して」

赤馬「少しばかり融合次元を探っていた」

遊矢「あっそ…赤馬らしいっちゃ赤馬らしいよな」

赤馬「では約束を守るとするか」

遊矢「ああ!」

ユート「秘策は」

遊矢「特に無し…何が出るかわからないだろ?」

ユート「それは言えているが」

赤馬「我々は試練を乗り越えた…しかし今も尚、脅威が去ったとは言えない!」

遊矢「わかってるよ。問題は山積みだろ?俺とユートはくっ付いたままだし」

ユート「…」

赤馬「暫しの充電期間というわけだ…そうだろ遊矢」

遊矢「前は俺が負けた」

赤馬「次も私が勝つ」

遊矢・赤馬「デュエル!!」

ユート「…」





第1部完
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 22:08:34.21 ID:qUsgAIZ20
次は再来週
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 17:16:32.68 ID:rO80z7/rO
おつおつ
まってる
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/20(土) 22:17:10.90 ID:CwqelIo80
赤馬「あれから2ヶ月…これと言って代わりは無く時は過ぎた」

アレン「それで何で俺ら呼び出すんだよ!」

シンジ「…」

デニス「何か理由でもあるのかい?」

赤馬「私は考えた。四つの次元で構成されたチーム…その名はランサーズ!」

デニス「ランサーズ?」

アレン「何か知らねえけどカッコいいじゃねえか!」

シンジ「パスするわ」

赤馬「何故」

シンジ「こっちもこっちで厄介な事になってよ」

赤馬「私達の手は」

シンジ「悪りいな。今回ばかりは必要ねえ」

赤馬「…」

シンジ「じゃあ帰るぜ」

赤馬「実はもう一つ提案がある。遊矢とユートの件だ」

アレン「くっ付いたままだろ?何とかできねえのか」

赤馬「デュエルだ」

デニス「デュエル?」

赤馬「我々選ばれたデュエリストVS遊矢とユートのコンビ!待つよりも強引に引き摺り出せばいい!」

シンジ「何か方法でもあんのか?ユートってのはあんまし知らねえけど」

赤馬「やらねばわからぬ」

デニス「だよね。それは言えてる」

アレン「どうするよシンジ!」

シンジ「遊矢には借りがあるからな。それに遊矢とやり合いてえ奴ってのが居るしよ…それなら手を貸すぜ」
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/20(土) 22:18:31.06 ID:jTEWltkFo
きた!
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/20(土) 22:30:18.15 ID:CwqelIo80
数日後

遊矢「何なんだろな一体…ユートはどう思う」

ユート「俺に言われて…遊矢!」

ゾロゾロ…

遊矢「こ、これは!?」

沢渡「良く来たな遊矢!」

遊矢「来たっていうか呼び出されたんだろ!?て言うか…何これ!?」

赤馬「これより君とユートを分離させる…不眠不休で我々とデュエルを行ってもらうぞ遊矢!」

遊矢「不眠不休って事は…」

黒咲「お前は飲み食いできず俺達とデュエルを行う!」

ジャック「そういうわけだ」

遊矢「本気かよ…」

黒咲「俺は本気だ…先ずは俺から行くぞ!」

ユート「アレンや遊城先生、クロウ…これだけの人数を相手にだと」

遊矢「考えてる場合じゃない!」

ユート「ああ」

遊矢・黒咲「デュエル!!」

黒咲「先攻は俺だ!」

ユート「隼のデュエルなら先ず何が来ると思う」

遊矢「デビル・イーグル、フォース・ストリンクス、エトランゼ・ファルコン辺りが固い。そして」

ユート「そしてRUMへと繋げる」

黒咲「そうは問屋が卸さぬ!」

遊矢「聞こえてたのか!?」

黒咲「今日は特別ゲストを紹介してやる!覚悟しろ!!」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/20(土) 23:13:52.86 ID:CwqelIo80
黒咲「RR-バニシング・レイニアスを攻撃表示で召喚!そして効果を発動!RR-ラダー・ストリンクスを攻撃表示で召喚!RR-ラダー・ストリンクスがRRカードの効果で特殊召喚した場合、相手に600ポイントのダメージを与える!」

遊矢「くっ…」4000→3400

黒咲「魔法『RR-コール』を発動!自分フィールドのRRモンスター1体を対象に発動!手札またはデッキから同名RRモンスターを守備表示で特殊召喚する。俺はデッキから2体目のRR-バニシング・レイニアスを特殊召喚!」

遊矢「まさかライズ・ファルコン!?」

ユート「いや先攻でライズ・ファルコンを出す確率は低い…なのに同レベルのモンスターを3体?特別ゲスト…まさか!」

黒咲「レベル4のRR-バニシング・レイニアス2体とRR-ラダー・ストリンクスでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!海咬龍シャーク・ドレイク!!」

ユート「やはり…」

遊矢「あれって確か」

ユート「兄貴のモンスターだ…」

黒咲「カードを1枚伏せてターンエンド!凌牙からの伝言だ。さっさと出てプロの世界に来いだと」

ユート「…」

黒咲「最も奴も駆け出しで苦労しているそうだ」

遊矢「俺のターン!」

ユート「俺達は隼や兄貴に負けないコンビだ…勝つぞ遊矢!」

遊矢「俺はスケール2のEMダグ・ダガーマンとスケール5のEM小判竜でペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル3!EMウィム・ウィッチ!ウィム・ウィッチはペンデュラムモンスターをアドバンス召喚する場合、2体分として扱う!俺はEMウィム・ウィッチをリリースしオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをアドバンス召喚!」

黒咲「お前はダーク・リベリオン、覚醒の魔導剣士、アイズ融合モンスター3体を所持しているが…そいつが1番地味だな」

遊矢「いいや、こいつは俺のエースモンスターだ!」

ユート「シャーク・ドレイクは厄介なモンスターだ。早めに倒さねばならないが…」

遊矢「…」

ユート「だがシャーク・ドレイクとペンデュラムモンスターの相性は最悪だ」

遊矢「ターンエンド!」

黒咲「俺のターン!」

ユート「そして隼はそれぐらい知っている…なのに何故わざわざ兄貴のモンスターを?センチな事を忌み嫌う隼が」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/20(土) 23:57:19.81 ID:CwqelIo80
黒咲「エースモンスターを守備表示か…シャーク・ドレイク!奴を破壊せよ!!」

ユート「…」

遊矢「手札のEMレインゴートを墓地へ送り、このターン自分フィールドのオッドアイズまたはEMモンスターは戦闘・効果では破壊されない!」

黒咲「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!魔法『揺れる眼差し』を発動!俺はペンデュラムゾーンのカードを2枚破壊しデッキからペンデュラムモンスターを手札に加える!そして俺はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!エクストラデッキより蘇れ!EM小判竜!EMダグ・ダガーマン!そしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「EM小判竜の効果を発動!このカードがモンスターゾーンに存在する限り自分フィールドのドラゴン族モンスターの攻撃力は500ポイントアップし効果では破壊されない!バトルだ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでシャーク・ドレイクを攻撃!オッドアイズが戦闘を行う場合、この相手に与えるダメージは倍になる!」

黒咲「…」4000→3600

遊矢「EM小判竜でダイレクトアタック!」

黒咲「…」3600→1900

遊矢「これで最後だ!ダグ・ダガーマンの攻撃!」

黒咲「自分が戦闘または効果ダメージを受けた場合、RR-アベンジ・ヴァルチャーは特殊召喚する事ができる!」

遊矢「あと一歩だった…」

黒咲「…」1900→1600

ユート「不気味だ…」

遊矢「ターンエンド」

黒咲「俺のターン!罠発動!『活路への希望』自分のライフが相手より1000以上低い場合に1000ライフを払い発動!お互いのライフの差2000につきデッキから1枚ドローする!」1900→900

黒咲「魔法『死者蘇生』を発動!蘇れ、海咬龍シャーク・ドレイク!!」

遊矢「素材のないエクシーズモンスターを蘇生?どうして」

ユート「…」

黒咲「こいつはランクアップとは違う方法で変化する。聞いた事があるだろ?」

ユート「ああ…知ってる。だが実際には見た事がない…」

遊矢「可能なのか?そんなのが」

黒咲「真の姿を見せろ、シャーク・ドレイク…いやシャーク・ドレイク・バイスよ!!」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 00:17:02.79 ID:nfD411Er0
遊矢「!?」

ユート「こ、これが…」

黒咲「自分のライフが1000以下の場合にオーバーレイ・ユニットを一つ使い、墓地のモンスター1体を除外し発動!相手フィールドのモンスター1体の攻撃力と守備表示を0にする!対象はオッドアイズ!効果で破壊されぬなら戦闘で破壊するのみ!やれ!!」

遊矢「うわああああああああああああ」3400→600

黒咲「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!俺は小判竜とダグ・ダガーマンを守備表示にしターンエンド」

黒咲「俺のターン!RUM-レイド・フォースを発動!自分フィールドのエクシーズモンスターよりランクの一つ高いRRモンスターを重ねて特殊召喚できる!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!RR-エトランゼ・ファルコン!!」

ユート「これは…」

黒咲「こいつは奴が故郷に帰って来るまでハウスで預かっておけと言っていたぞ。あれも無一文でプロの世界に殴り込んだからな…相変わらず抜けている」

ユート「…」

黒咲「最悪のスタートになったな遊矢!ユート!エトランゼ・ファルコンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い効果を発動!相手フィールドのモンスターを破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

遊矢「…」

黒咲「先ずは俺の勝ちだ」

遊矢「それまでに2回も勝ってるし」

黒咲「フン…さっさと分離しろ。色々と面倒だ」

遊矢「さあ!次は誰だ!?」

アレン「まあ俺だろうよ」

遊矢「アレン!?」

アレン「おう!このハートランドの赤い虎って異名を持つ神月アレンが相手だぜ!」

遊矢「そうなのか」

ユート「アレンは口喧嘩は強いが腕っ節は無い」

アレン「さあ!やろうぜ遊矢!」

遊矢・アレン「デュエル!!」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 01:16:23.15 ID:nfD411Er0
遊矢「今度は俺が先攻だ!EMウィップ・バイパーを攻撃表示で召喚!カードを2枚枚伏せてターンエンド!」

アレン「俺のターン!ガガガマジシャンを攻撃表示で召喚!ガガガマジシャンの効果を発動!レベルを4に変更!そして自分フィールドにガガガモンスターが存在する事で手札からガガガキッドを特殊召喚!この方法で特殊召喚したガガガキッドは自分フィールドのガガガモンスターと同じレベルになる!レベル4のガガガマジシャンとガガガキッドでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ガガガガンマン!!」

アレン「ガガガガンマンの効果を発動!オーバーレイ・ユニットを一つ使い二つの効果の内一つを発動!守備表示だから相手に800ポイントのダメージを与える!」

遊矢「うっ!」4000→3200

アレン「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!時読みの魔術師を攻撃表示で召喚!そしてEMウィップ・バイパーの効果を発動!1ターンに1度、フィールドのモンスターの攻撃力と守備力を入れ替える!対象はガガガガンマン!」

アレン「罠発動!『ガガガラッシュ』自分フィールドのガガガモンスターが相手モンスターの効果の対象になった場合に発動!その効果を無効にし相手モンスターを破壊!そして、そのモンスターの攻撃力と守備力の内、高い方の数値分のダメージを相手に与える!」

遊矢「高い方はウィップ・バイパーの攻撃力1700…!」3200→1500

ユート「…」

遊矢「カードを1枚伏せてターンエンド!」

アレン「俺のターン!ガガガマンサーを攻撃表示で召喚!ガガガマンサーの効果を発動!墓地のガガガモンスターを特殊召喚する!ガガガマジシャンを特殊召喚!そしてガガガマジシャンのレベルを3から4に変更!レベル4のガガガマジシャンとガガガマンサーでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ガガガザムライ!!」

アレン「ガガガガンマンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手に800のダメージだ!」

遊矢「マズい…」1500→700

アレン「ガガガザムライのオーバーレイ・ユニットを一つ使う事で対象となったガガガモンスターは2回攻撃が可能!バトルだ!」

遊矢「罠発動!『攻撃の無力化』相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる!」

アレン「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!魔法『死者蘇生』を発動!墓地より蘇れ!EMウィップ・バイパー!そして調律の魔術師を攻撃表示で召喚!」700→300

アレン「回復しちまったぞ遊矢!」4000→4400

遊矢「EMウィップ・バイパーの効果を発動!ガガガザムライの攻撃力と守備力を入れ替える!」

ユート「それを使ってみるか」

遊矢「ああ…レベル3の時読みの魔術師とレベル4のEMウィップ・バイパーにレベル1の調律の魔術師をチューニング!シンクロ召喚!レベル8!覚醒の魔導剣士!!」

遊矢「バトル!覚醒の魔導剣士でガガガザムライを攻撃!」

ユート「そして永続罠『幻影剣』を発動!攻撃力は800ポイントアップ!」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 01:29:41.73 ID:nfD411Er0
アレン「グッッ!」4400→2700

遊矢「覚醒の魔導剣士が相手モンスターを破壊した時、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

アレン「そう来やがったか…」2700→600

遊矢「ターンエンド!」

アレン「俺のターン!厄介なモンスターだぜ…ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

アレン「ここは守…あっ!」

遊矢「たとえ守備表示でも戦闘破壊すればダメージを与えられる!覚醒の魔導剣士!ガガガガンマンに攻撃だ!!」

アレン「や、やっちまった…」600→0

遊矢「さあ!次は誰だ!?」

ユート「まだ大勢居るぞ…ユーゴ、シンジに先生、デニスに権現坂、沢渡に…忍者も居る」

瑠璃「私よ」

ユート「瑠璃が!?」

瑠璃「うん!」

遊矢「受けて立つさ!そうだろユート」

ユート「あ、ああ」

遊矢「1番は瑠璃の為なんだからさ」

瑠璃「…」

ユート「やろうか瑠璃」

瑠璃「勿論よ!」

遊矢・瑠璃「デュエル!!」

遊矢「沢渡に聞いたけど結構しつこい攻撃するんだって?」

ユート「何処か隼にそっくりなんだ」

瑠璃「私のターン!」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 14:39:38.25 ID:nfD411Er0
瑠璃「自分フィールドにモンスターが存在しない事で手札からLL-ターコイズ・ワーブラーを特殊召喚!ターコイズ・ワーブラーが特殊召喚に成功した場合、手札または墓地からLLモンスターを特殊召喚する事ができる。私は手札からLL-コバルト・スパローを特殊召喚!コバルト・スパローが特殊召喚に成功した場合、デッキから鳥獣族レベル1モンスターを手札に加える!そして自分フィールドに鳥獣族モンスターが存在する場合、手札のLL-サファイア・スワローと鳥獣族モンスターを特殊召喚!私はLL-サファイア・スワローと2体目のLL-サファイア・スワローを特殊召喚!そしてLL-コバルト・スパローを通常召喚!」

瑠璃「レベル1のLL-ターコイズ・ワーブラーとLL-サファイア・スワロー2体とLL-コバルト・スパローでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク1!LL-アセンブリー・ナイチンゲール!!」

瑠璃「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!」

ユート「LL-アセンブリー・ナイチンゲールは素材がある限り、ほぼ無敵に近い。そして素材分だけ攻撃力が200ポイントアップし更にダイレクトアタックが可能だ」

遊矢「俺はスケール5のEMラフメイカーとスケール8のEMオッドアイズ・ユニコーンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!同じくレベル7!EMスライハンド・マジシャン!」

遊矢「EMスライハンド・マジシャンの効果を発動!手札を1枚墓地へ捨て、相手フィールドのモンスター1体を対象に発動!そのモンスターを破壊する!」

瑠璃「LL-コバルト・スパローを素材としたLLエクシーズモンスターは相手の効果の対象にはならない!」

遊矢「ならオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで攻撃!そしてEMオッドアイズ・ユニコーンのペンデュラム効果を発動!自分のオッドアイズモンスターの攻撃宣言時、EMモンスター1体を対象に、そのモンスターの元々の攻撃力分アップ!」

瑠璃「LL-アセンブリー・ナイチンゲールのオーバーレイ・ユニットを一つ使い、ターン終了時まで戦闘または効果では破壊されず自分へのダメージは0になる!」

遊矢「EMラフメイカーのペンデュラム効果を発動!1ターンに1度、相手フィールドに元々の攻撃力より高いモンスターが存在する場合1000ライフを回復!ターンエンド!」

瑠璃「私のターン!LL-アセンブリー・ナイチンゲールはオーバーレイ・ユニットの数×200ポイントアップし、その数だけ1度のバトルフェイズに直接攻撃が可能!」

遊矢「うわっ!?」4000→1800

瑠璃「ターンエンド」

ユート「…」

遊矢「俺のターン!再びEMラフメイカーの効果を発動!ライフを回復!」1800→2800

ユート「瑠璃に勝つには長期戦だ…」

遊矢「バトルだ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで攻撃!」

瑠璃「オーバーレイ・ユニットを一つ使い効果を発動!」

ユート「コツコツとだ…だが長引けば長引く程に後が大変だぞ遊矢」

遊矢「…ターンエンド」

瑠璃「私のターン!」

遊矢「あと何人居るんだ…意外とキツい耐久レースだぞ、これは」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 15:57:16.51 ID:nfD411Er0
遊矢「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!これで決まりだ!」

ユート「そしてオッドアイズが相手モンスターを戦闘破壊した時、倍のダメージを与える!攻撃力が0…故に」

遊矢「5000のダメージだ!」

瑠璃「負けちゃったか…」4000→0

遊矢「ちょっと休憩…」

カイト「…」

ユート「カイト!?いつの間に!」

カイト「見せてみろ。俺が渡したカードとお前達の力を!」

遊矢「マジか…分離するどころか死んでも知らないぞ俺!俺はEMトランプ・ウィッチを攻撃表示で召喚!EMトランプ・ウィッチの効果を発動!このカードをリリースしデッキから融合カードを手札に加える!俺は手札のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと星読みの魔術師を融合!融合召喚!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「カードを1枚伏せてターンエンド!」

カイト「俺のターン!オーバーレイ・スナイパーを攻撃表示で召喚!そして自分フィールドに攻撃力2000以上のモンスターが存在する時、手札からオーバーレイ・ブースターを特殊召喚!2体をリリースし銀河眼の光子竜を特殊召喚!」

遊矢「はぁはぁ…」

柚子「疲れてるわ」

権現坂「黒咲にアレン、瑠璃それに得体の知れぬカイトとかいう男だ」

沢渡「無理もねえよ。分離する前に死ぬぞ」

赤馬「いいや、彼らは先の戦いで三つの次元で戦い抜いた。エクシーズ次元のスフィア・フィールド砲、シンクロ次元のフレンドシップカップそして融合次元のユーリとの戦い」

沢渡「そうだけどよ」

赤馬「簡単には死なせてくれないだろう。五体に流れるデュエリストの血が生かしてくれる」

カイト「カードを1枚伏せてターンエンド」

遊矢「俺のターン!ルーンアイズと銀河眼の光子竜の攻撃力は互角だ…だったら!」

ユート「攻撃力を上昇させればいい」

遊矢「EM小判竜を攻撃表示で召喚!攻撃力500アップし効果では破壊されない!」

ユート「バトルだ!」

カイト「…」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 19:06:18.32 ID:nfD411Er0
遊矢「これは…」

カイト「罠『光子化』を発動!相手モンスターの攻撃を無効にし、次の自分エンドフェイズまで自分フィールドの光属性モンスターの攻撃力は無効にしたモンスターの攻撃力分アップ!」

遊矢「ターンエンド!」

カイト「俺のターン!ここで終わらせる気は毛頭ない!魔法『フォトン・サンクチュアリ』を発動!フォトントークン2体をリリースしフォトン・カイザーをアドバンス召喚!フォトン・カイザーが召喚または反転召喚に成功した時、デッキから2体目のフォトン・カイザーを特殊召喚!レベル8の銀河眼の光子竜とフォトン・カイザー2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク8!ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン!!」

カイト「ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い、相手フィールドの表側表示のカードを1枚破壊する!攻撃だ」

ユート「罠発動!『幻影騎士団ウロング・マグネリング』相手モンスターの攻撃を無効にしレベル2の闇属性戦士族モンスターとして特殊召喚!」

カイト「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!幻影騎士団フラジャイルアーマーを攻撃表示で召喚!幻影騎士団ウロング・マグネリングの効果を発動!このモンスターと幻影騎士団モンスターまたはファントムと名のつく魔法・罠を墓地へ送りデッキから2枚ドロー!」

カイト「…」

遊矢「EM小判竜を守備表示にしカードを1枚伏せてターンエンド!」

カイト「俺のターン!オーバーレイ・ユニットを一つ使い小判竜を破壊!バトルだ」

遊矢「永続罠『EMピンチヘルパー』を発動!相手モンスターの直接攻撃を無効にし、EMモンスターを効果を無効にし特殊召喚する!EMラディッシュ・ホースを守備表示で特殊召喚!」

カイト「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!」

ユート「次に破壊するのは間違いなくピンチヘルパーだ」

遊矢「だろうな…けど揃った。望み通り、あいつらが来た…後はレベル4のモンスターだけ!」

ユート「よし!」

遊矢「ターンエンド!」

カイト「ならばEMピンチヘルパー!そのカードを破壊しラディッシュ・ホースをギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴンで攻撃!」

カイト「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!俺はスケール3の相克の魔術師とスケール8の相生の魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!エクストラデッキから蘇れ!EM小判竜!EMラディッシュ・ホース!」

ユート「さらに魔法『死者蘇生』を発動!墓地のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを特殊召喚!」

カイト「出たか」

遊矢「相克の魔術師と相生の魔術師の効果を発動!」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 20:42:28.62 ID:nfD411Er0
沢渡「エクシーズモンスターのランクをレベルに変化させて更にエクシーズ召喚!?できねえだろ!」

赤馬「それがペンデュラムの先だ。私は先の戦い終了後に彼とデュエルをした…そして見せられたよ」

柚子「そんなモンスターがあるなんて」

ユート「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンでオーバーレイ!」

遊矢「エクシーズ召喚!ランク7!覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン!!」

ユート「エクシーズモンスターを素材にしたオッドアイズ・レイジング・ドラゴンは2度の攻撃が可能!」

遊矢「そしてオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドのカードを全て破壊する!そしてターン終了時まで破壊した数×200ポイント攻撃力がアップ!」

カイト「…」

遊矢「オッドアイズ・レイジング・ドラゴンの攻撃!憤激のデストラクションバースト!!」

ユート「やったか!?」

カイト「手札のクリフォトンを墓地へ送り、ライフを2000払う事でこのターン俺への如何なるダメージは0になる」4000→2000

遊矢「ターンエンド」

カイト「俺のターン!やはりザークだな。俺の知らないドラゴンを生み出した…だがドラゴン族を制するのは俺だ!魔法『銀河零式』を発動!蘇れ!ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン!!」

カイト「これだけでは終わらぬ!俺の名はカイト…ミザールのカイト!ドラゴン族最強は俺だ…!エクストラデッキのギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンは自分フィールドのギャラクシーアイズエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚が可能!」

カイト「ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンがエクシーズ召喚に成功した時、デッキからドラゴン族モンスターを3種類墓地へ送り相手はデッキからモンスターを3体除外する!俺が墓地へ送るのは幻水龍!幻木龍!武装神竜プロテクト・ドラゴンを墓地へ!」

カイト「そしてオーバーレイ・ユニットを一つ使う事でギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンは相手モンスターに2回の攻撃が可能!」

遊矢「ドラゴン族好きなのか」

カイト「別に」

ユート「意外な一面もあるんだな」

遊矢「ははは」

カイト「バトルだ!」

遊矢「まだ四人だなユート…」

ユート「だが心無しか分離している気がするぞ」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/22(月) 21:42:16.15 ID:2mjzUYbU0
遊矢「もう昼だぞ…あいつらだけ昼飯食べて」

ユート「次は…」

ジャック「俺だ!」

シンジ「あ、てめえ!」

クロウ「人が飯食ってる間に」

ユーゴ「食うの早えんだよ!」

ジャック「お前達が遅すぎるだけだ」

リン「無職の癖に」

ジャック「くっ」

遊矢「無職なの!?」

ジャック「今は無職なだけだ!さっさと始めるぞ遊矢!」

遊矢「そうだな。俺もジャックには借りがある…あの時の借りを今この場で返してやる!」

遊矢・ジャック「デュエル!!」

ユート「ジャックのデュエルは」

遊矢「俺から行く!モンスターを守備表示で召喚しカードを2枚伏せてターンエンド!」

ジャック「俺のターン!レッド・リゾネーターを攻撃表示で召喚!そしてリゾネーターモンスターの召喚に成功した事で手札からレッド・ウルフを特殊召喚!この効果で特殊召喚したレッド・ウルフの攻撃力は半分になる!」

ジャック「レベル6のレッド・ウルフにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!シンクロ召喚!レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!!」

遊矢「効果は発動できない…来いジャック!」

ジャック「いいだろう!その裏守備表示モンスターを破壊だ!!」

遊矢「破壊されたモンスターはEMラクダウン!ラクダウンが戦闘で破壊された場合、その破壊したモンスターの攻撃力を800ダウン!」

ジャック「ほぉ…攻撃力を下げたか!カードを1枚伏せてターンエンド」

遊矢「俺のターン!」

ユート「ジャックのカテゴリーはレッドなのか?それにしては白いが」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/22(月) 22:55:33.13 ID:2mjzUYbU0
遊矢「何を今更言ってるんだよユート」

ユート「少し気になってな。俺達のカードのカテゴリーは生き様だ。ユーゴのスピードロイド然りユーリの捕食植物然り」

遊矢「言われてみれば子供っぽいユーゴは玩具好きそうだしねちっこいユーリは食虫植物っぽいしな。それに黒咲や権現坂なんかも」

ユート「ああ」

遊矢「でも今は考えてる場合じゃない!EMラディッシュ・ホースを攻撃表示で召喚!さらに罠発動!『ペンデュラム・リボーン』エクストラデッキの表側表示のペンデュラムモンスターまたは墓地のペンデュラムモンスターを特殊召喚する!俺はエクストラデッキのEMラクダウンを特殊召喚!」

遊矢「EMラディッシュ・ホースの効果を発動!1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体と自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象に発動!ターン終了時まで相手モンスターはラディッシュ・ホースの攻撃力分ダウンし自分フィールドの対象のモンスターはラディッシュ・ホースの攻撃力分アップ!」

ジャック「これでレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの攻撃力は1700か」

遊矢「そして!レベル4のEMラクダウンとEMラディッシュ・ホースでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

ユート「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを二つ使い、相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にし、その数値分アップ!トリーズン・ディスチャージ!」

遊矢「バトルだ!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンで攻撃!反逆のライトニング・ディスオベイ!!」

ジャック「罠発動!『レッド・クリスタル』ターン終了時までレッドと名のつくモンスターは戦闘または効果では破壊されない!」

遊矢「だがダメージは受けてもらうぞ!」

ジャック「…」4000→1500

遊矢「ターンエンド!」

ジャック「俺のターン!聞けばEMは親父の形見だそうだな」

遊矢「ああ…何で今」

ジャック「俺も同じだ。このデッキは俺の親父から受け継いだ…最も顔も名もわからぬがな」

遊矢「…」

ジャック「だがレッド・デーモンズは俺とデッキを連れ奴の魔の手から逃がした。この傷だらけの姿はその時の代償だ」

遊矢「それって」

ジャック「俺の我儘をシンジがクロウがユーゴが付き合おうとしている…お前達に出会えて俺は嬉しかったぞ遊矢!俺のターン!」

遊矢「どういう意味だ」

ユート「おそらくユーゴやジャック達が戦う相手が余りにも強大だという事なのだろう」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/22(月) 23:39:15.26 ID:2mjzUYbU0
ジャック「自分フィールドにレベル8以上のシンクロモンスターが存在する時、手札からレッド・ノヴァを特殊召喚!そしてダブル・リゾネーターを特殊召喚!レベル8のレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトにレベル1のレッド・ノヴァとダブル・リゾネーターをダブルチューニング!!シンクロ召喚!!現れろ!!レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント!!」

ジャック「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントの効果を発動!このカード以外の全てのカードを破壊する!アブソリュート・パワー・インフェルノ!!」

遊矢「させない!罠発動!『幻影翼』このカードを装備したモンスターは攻撃力が500ポイントアップし、このターンに1度だけ戦闘または効果では破壊されない!」

ジャック「ならば俺の攻撃を受けてみよ!バトルだ!!」

遊矢「くっ!!」4000→3850

ジャック「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!カードを1枚伏せてターンエンド!」

ジャック「俺のターン!今度こそ受けるがいい遊矢!!」

遊矢「罠発動!『EMピンチヘルパー』相手モンスターの直接攻撃を無効にしデッキから効果を無効にしEMモンスターを特殊召喚する!EMマンモスプラッシュを守備表示で特殊召喚!」

ジャック「バトルフェイズ中、魔法または罠が発動した時その効果を無効にし破壊する!そしてレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの攻撃力は500ポイントアップ!」

遊矢「!?」

ジャック「獄炎のクリムゾンヘルタイド!!」

遊矢「うわああああああああああああ」3850→0

ジャック「…」

遊矢「…また負けか」

ジャック「こいつを召喚したデュエリストはお前を含め3人だ。1人は地獄に落ちたがな」

遊矢「…」

ジャック「シンジ!さっさと来い!」

シンジ「てめえが邪魔したんだろうが!木偶の坊の無職野郎!」

ジャック「誰が木偶の坊だ!」

遊矢「ジャック!何かあったら俺達を呼んでくれよ」

シンジ「っつうか履歴書出せ履歴書」

ユート「聞いちゃいないな」

遊矢「…」
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 08:46:05.90 ID:Qr/T4bouO
独自設定がかなりいい感じにハマってて好き
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/23(火) 20:35:21.65 ID:eYWmb1xG0
遊矢・シンジ「デュエル!!」

遊矢「先ずは俺からだ!EMハンサムライガーを攻撃表示で召喚!カードを2枚伏せてターンエンド」

シンジ「俺のターン!モンスターを守備表示で召喚しカードを2枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!バトルだ!ハンサムライガーでシンジの守備表示モンスターを攻撃!」

シンジ「罠発動!『スクランブル・エッグ』自分フィールドのモンスターが戦闘または効果で破壊された時、手札・デッキ・墓地からロードランナーを特殊召喚する!デッキからロードランナーを特殊召喚!」

遊矢「ハンサムライガーが相手モンスターを戦闘破壊した時、デッキからレベル5以上のペンデュラムモンスターを手札に加える。ターンエンド!」

シンジ「俺のターン!ニトロ・シンクロンを攻撃表示で召喚!そして自分フィールドにチューナーモンスターが存在する事で手札のブースト・ウォリアーは特殊召喚する事ができる!さらに永続罠発動!『強化蘇生』墓地のレベル4以下のモンスターを特殊召喚し、レベルを一つ上げ攻撃力と守備力は100ポイントアップ!レベル2のクリア・エフェクターのレベルを3に上げ特殊召喚!」

シンジ「レベル1のロードランナーとブースター・ウォリアーとレベル3のクリア・エフェクターにレベル2のニトロ・シンクロンをチューニング!シンクロ召喚!燃え上がれ!レベル7!ニトロ・ウォリアー!!」

シンジ「ニトロ・シンクロンがニトロと名のつくシンクロモンスターの素材として墓地へ送られた場合、デッキから1枚ドローする!そしてクリア・エフェクターはシンクロモンスターの素材として墓地へ送られた場合、デッキから1枚ドロー!」

シンジ「魔法『ニトロユニット』を発動!相手フィールドにモンスターに装備!ニトロ・ウォリアーの効果を発動!自分ターンに自分が魔法カードを発動した場合、そのターンのダメージ計算時のみ攻撃力が1000ポイントアップ!バトル!ニトロ・ウォリアーでEMハンサムライガーを攻撃!」

遊矢「ぐはっ!?」4000→2000

シンジ「そしてニトロユニットを装備したモンスターが戦闘で破壊された場合、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」

遊矢「くっ…」2000→1200

シンジ「どうなってんだ?」

遊矢「俺は伏せていた速攻魔法『非常食』を発動し非常食以外のカードを墓地へ送りライフを1000回復させた!」

ユート「俺のカードだ」

シンジ「カードを1枚伏せてターンエンド!そういうの言えっての」

遊矢「俺のターン!カードを1枚伏せてターンエンド」

シンジ「俺のターン!何かあるな…けどよ!考えたって仕方がねえわな遊矢!」

遊矢「!」

シンジ「こっちもハンパな覚悟で二代目張ってるわけじゃねえんだ!絶対にてめえらを分離してやんよ」

ユート「だそうだ」

遊矢「ああ…けど勝つのは俺達だ」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/23(火) 21:55:00.71 ID:eYWmb1xG0
シンジ「お?」

遊矢「俺は罠『EMコール』を発動した!相手モンスター1体の攻撃を無効にし、守備力がその無効にしたモンスターの攻撃力以下になるようにデッキからEMモンスターを2体まで手札に加える。但し発動後、次の自分ターンの終了時までエクストラデッキから特殊召喚する事ができない」

シンジ「ターンエンド」

遊矢「俺のターン…カードを1枚伏せてターンエンド!」

シンジ「俺のターン!魔法『おろかな副葬』を発動!デッキから魔法または罠を墓地へ送る!墓地へ送ったリミッター・ブレイクの効果を発動!手札・デッキ・墓地からスピード・ウォリアーを特殊召喚する!俺はデッキからスピード・ウォリアーを特殊召喚!」

シンジ「そしてスピード・ウォリアーをリリースし、サルベージ・ウォリアーをアドバンス召喚!サルベージ・ウォリアーを効果を発動!アドバンス召喚に成功した時、手札または墓地からチューナーモンスターを特殊召喚する。手札のターボ・シンクロンを特殊召喚!」

シンジ「レベル5のサルベージ・ウォリアーのレベル1のターボ・シンクロンをチューニング!シンクロ召喚!轟け!レベル6!ターボ・ウォリアー!!」

シンジ「行け!」

遊矢「非常食の効果で墓地へ送った幻影騎士団シャドーメイルの効果を発動!相手モンスターの直接攻撃宣言時、守備表示で特殊召喚する!」

シンジ「まだターボ・ウォリアーの攻撃が残ってるぜ!」

遊矢「罠発動!『ウロング・マグネリング』相手の攻撃を無効にする!」

シンジ「…ターンエンド」

遊矢「俺のターン!永続魔法『幻影死槍』を発動!魔法『EMキャスト・チェンジ』を発動!手札のEMモンスターを任意の数だけ相手に見せ、その後デッキに戻しシャッフルする。その後戻した枚数+1をデッキからドローする!さらにウロング・マグネリングの効果を発動!幻影死槍と幻影騎士団ウロング・マグネリングを墓地へ送りデッキから2枚ドロー!」

遊矢「俺はスケール1のEMゴムゴムートンとスケール6のEMギタートルでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル2!EMソード・フィッシュ!レベル5!星読みの魔術師!EMソード・フィッシュの効果を発動!このモンスターが召喚または特殊召喚に成功した時、相手フィールド全てのモンスターの攻撃力と守備力を600ポイントダウン!そして調律の魔術師を攻撃表示で召喚!」1200→800

シンジ「こいつは…」4000→4400

遊矢「調律の魔術師の召喚でソード・フィッシュの2度目の効果を発動!レベル2のEMソード・フィッシュとレベル5の星読みの魔術師にレベル1の調律の魔術師をチューニング!シンクロ召喚!レベル8!覚醒の魔導剣士!!」

遊矢「覚醒の魔導剣士が魔術師ペンデュラムモンスターを素材とした場合、墓地の魔法カードを手札に加える!覚醒の魔導剣士でニトロ・ウォリアーを攻撃!」

シンジ「ぐっ!」4400→3500

遊矢「そして覚醒の魔導剣士が相手モンスターを破壊した時、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

シンジ「やっべえ…エンタメイトとか言ってるけど殺る気満々じゃねえか!こいつのダーク・リベリオンといい覚醒の魔導剣士にビーストアイズとかいうのもオッドアイズも!」3500→700

遊矢「どうだ二代目!ターンエンド!」

シンジ「焦んなよ…まだ終わっちゃいねえんだからよ!」

遊矢「ああ!」

ユート「フッ」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/23(火) 22:06:30.56 ID:eYWmb1xG0
遊矢「はあ…」

ユート「…」

ジャック「…」

シンジ「じゃあ頼むぜ」

リン「私!?」

シンジ「だってクロウとユーゴ消えてるしよ」

沢渡「あいつらなら便所に行ったぞ?何か変な物でも食ったんじゃねえか」

シンジ「あいつらが腹下すタマかよ…この料理って所謂高級ってやつか?」

赤馬「ああ」

シンジ「腹が驚いたんだろな…じゃあ俺もヤバいんじゃねえか!?」

ジャック「シンジ」

シンジ「考えたらちびりそう…便所何処だ!」

遊矢「シンクロ軍団はマイペースだな」

ユート「環境が彼らを大らかにしたのだろう」

リン「じゃあ私と?」

遊矢「うん」

ユート「彼女は気が強いタイプだ」

遊矢「そりゃシンジやユーゴ押さえつけてるんだから」

リン「ジャックは平気なのね」

ジャック「俺もキング時代はいい物を食っていたからな。奴らに比べれば外も内も頑丈だ」

リン「変わり者だからジャックって」

ジャック「何だと!?あの三馬鹿に比べれば俺が1番まともだろ!」

リン「あの3人は何しでかすか理解できるけどジャックは突発的だもん」

ジャック「なっ…」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/23(火) 22:13:49.68 ID:eYWmb1xG0
黒咲「…」

カイト「…」

アレン「何だ?神妙な顔してよ」

黒咲「いや」

カイト「お前も感じたか」

黒咲「薄っすらとだがな」

カイト「近づいている」

黒咲「ああ」

アレン「何かと盛り上がる傾向あるよな」

サヤカ「…」スッ

カイト「おい」

アレン「て言うか何でカイトと隼や瑠璃は何か感じ取れるんだ?」

瑠璃「さあ?」

アレン「カイトは黒咲家の先祖だったりして」

カイト「覚えがない」

黒咲「…様子を見てくる」

瑠璃「様子って?」

黒咲「エクシーズ次元…早い話が俺の家だ」

瑠璃「家…」

サヤカ「どうかしたの?」

瑠璃「まさか封印が破られたって事は…まさかね」

アレン「しかし瑠璃とリンは似てるな…あそこにも居るぞ!あっちもだ!」

カイト「…」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/24(水) 19:12:26.36 ID:o9p2iRU50
遊矢・リン「デュエル!」

リン「自分フィールドにモンスターが存在しない事で手札からWW-アイス・ベルを特殊召喚!この効果でWW-アイス・ベルの召喚に成功した事でデッキからWWモンスターを特殊召喚する。2体目のWW-アイス・ベルを特殊召喚!」

リン「WW-アイス・ベルの効果を発動!1ターンに1度、召喚または特殊召喚に成功した時、相手に500のダメージを与える!」

遊矢「…」4000→3500

リン「そして自分フィールドに風属性モンスターが2体以上存在し風属性モンスター以外のモンスターが存在しない場合、手札からWW-スノウ・ベルを特殊召喚!レベル3のWW-アイス・ベル2体にレベル1のWW-スノウ・ベルをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!WW-ウィンター・ベル!!」

リン「WW-ウィンター・ベルの効果を発動!1ターンに1度墓地のWWモンスターのレベルの数×200のダメージを与える!」

ユート「徐々に削ってくタイプだな」

遊矢「ああ…しかし腹が減って頭が回らない」3500→2900

リン「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

ユート「頭が回らないか…もう少しの辛抱…ではないか」

遊矢「倒れたら水ぶっかけられるパターンだぞ。そういう眼してるぞ赤馬は!」

赤馬「…」

遊矢「俺はスケール3のEMラディッシュ・ホースとスケール8のEMオッドアイズ・ユニコーンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル6!EMマンモスプラッシュ!そしてレベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「EMラディッシュ・ホースの効果を発動!相手フィールドのモンスターを対象に発動!そのモンスターの攻撃力は自分フィールドのEMモンスターの攻撃力分ダウン!ウィンター・ベルの攻撃力をマンモスプラッシュの攻撃力1900分ダウン!」

遊矢「そしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとEMマンモスプラッシュを融合!この融合召喚には融合カードを必要としない!融合召喚!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!バトルだ!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで攻撃!ヘルダイブバースト!!」

リン「ううっ!!」4000→1300

遊矢「ビーストアイズが相手モンスターを戦闘破壊した時、ビーストアイズの素材となった獣族モンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!」

リン「つ、強い…て言うか追い込まれて強くなってる」1300→0

クロウ「ああ…スッキリしたぜ」

リン「ユーゴは?」

クロウ「それが臭えの何のって」

遊矢「クロウ!早くしろ!!」

クロウ「随分とイライラしてやがるな」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/24(水) 20:23:57.26 ID:o9p2iRU50
遊矢・クロウ「デュエル!!」

遊矢「俺のターン!EMジンライノを攻撃表示で召喚!そして手札のEMスライハンド・マジシャンは自分フィールドのペンデュラムモンスター以外のEMモンスターをリリースする事で特殊召喚する事ができる!」

遊矢「ターンエンド!」

クロウ「俺のターン!自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札のBF-逆風のガストは特殊召喚できる!そして自分フィールドにBFモンスターが存在する時、BF-突風のオロシを特殊召喚!さらに手札のA BF-霧雨のクナイは自分フィールドのBFモンスター1体をリリースする事で手札から特殊召喚!この効果で特殊召喚した霧雨のクナイはチューナーモンスターとして扱う!」

クロウ「レベル2のBF-逆風のガストにレベル5のA BF霧雨のクナイをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!A BF-涙雨のチドリ!!」

クロウ「涙雨のチドリは墓地のBFモンスターの数×300ポイントアップ!バトル!涙雨のチドリでスライハンド・マジシャンを攻撃!」

遊矢「うわっ!?」4000→3000

クロウ「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!魔法『死者蘇生』を発動!墓地のスライハンド・マジシャンを特殊召喚!スライハンド・マジシャンの効果を発動!手札を1枚墓地へ送り相手フィールドの表側表示のカードを破壊する!」

遊矢「スライハンド・マジシャンでダイレクトアタックだ!」

クロウ「自分フィールドのBFと名のついたモンスターがカード効果で破壊された場合、手札からBF-流離いのコガラシを特殊召喚!」

遊矢「ならスライハンド・マジシャンで流離いのコガラシを攻撃!」

クロウ「手札のBF-蒼天のジェットを墓地へ送る事で自分フィールドのBFモンスターは戦闘では破壊されねえ!」

遊矢「だがダメージは受けてもらうぞ!ターンエンド!」

クロウ「俺のターン!自分フィールドにBFモンスターが存在する時、手札の漆黒のエルフェンはリリース無しで召喚する事ができる。レベル6のBF-漆黒のエルフェンにレベル6のBF-流離いのコガラシをチューニング!漆黒の翼よ!雷の力宿して鮮烈にとどろけ!シンクロ召喚!切り裂け!A BF-神立のオニマル!!」

ユート「レベル12のモンスター!?」

遊矢「それもシンクロ…」

クロウ「対黒咲用に見せるつもりだったんだがよ…特別に見せてやるぜ。オニマルはカードの効果では破壊されねえ!」

遊矢「墓地のEMジンライノの効果を発動!自分フィールドのEMモンスターが戦闘または効果で破壊される代わりにジンライノを除外する事ができる!」

クロウ「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

ユート「…」

クロウ「さあ来いよ。ユーゴとシンジと互角にやりあったお前の本気ってやつを」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/24(水) 20:55:31.70 ID:o9p2iRU50
遊矢「スケール2のEMヒックリカエルとスケール8のEMオッドアイズ・ユニコーンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「EMヒックリカエルのペンデュラム効果を発動!1ターンに1度フィールドのモンスター1体の攻撃力と守備力を入れ替える!神立のオニマルの攻撃力は3000から2000に!」

クロウ「確かオッドアイズは倍のダメージを与える効果…」

遊矢「そしてEMオッドアイズ・ユニコーンのペンデュラム効果を発動!自分フィールドのオッドアイズモンスターの攻撃宣言時、自分フィールドのEMモンスターを対象に発動!バトルフェイズ終了時までオッドアイズモンスターの攻撃力は対象のEMモンスターの攻撃力分アップ!スライハンド・マジシャンの攻撃力と合わせて5000!」

クロウ「おおおおおおおおおおおおお」3800→800

遊矢「そして…オッドアイズの効果を発動!」

クロウ「人間追い詰められると修羅になるってマジなんだな」800→0

ユート「休もう」

遊矢「いいやユーゴ!便所に篭ってる場合じゃないぞ…出て来い!」

素良「来ないなら僕が相手になるよ」

遊矢「…」

素良「お、鬼のような形相だ」

ユート「そう言えばミストは遊矢の体を乗っ取ったな…よし!」

サッ

遊矢「!」

素良「遊矢?」

ユート「ここからは俺が仕切る!文句はないな赤馬!」

赤馬「ああ」

素良「エクシーズ次元じゃないのにユートが表に…」

ユート「始めようか素良」

素良「…うん」

遊矢「ちょっと休憩」

ユート・素良「デュエル!!」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/25(木) 23:19:14.63 ID:FOMLvOIz0
エクシーズ次元

黒咲「封印が解かれたか…」

「…」

「…」

「…」

黒咲「で?貴様達は何処のどいつだ?まさか封印されていた」

「その封印されていたモンスターから誕生したのだよ」

黒咲「親玉は何処だ」

「…」

「…」

「…」

黒咲「答えろ」

「俺が答えよう。我々がモンスターそのものだ」

黒咲「貴様らは頭がどうかしているのか…まあ良い。名を名乗れ」

V「僕はパニッシャー」

F「私はフューラー」

D「俺はディザスター」

黒咲「ならば纏めて来るがいい」

D「俺が行こう。勇者ゼアルは俺達を倒せず封印する以外に道はなかった…たかが人間風情が思い上がるな!」

黒咲「笑止!そのセリフをそっくりそのまま返してくれる!」

黒咲・D「デュエル!!」

V「時は来た。現代の環境に僕達が馴染んだ時が最後だ」

F「この世界どころじゃない…四つの次元全てを私達が食い荒らしてくれよう。この真竜皇V.F.Dが」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/25(木) 23:26:32.76 ID:FOMLvOIz0
ユート「次!誰だ!?」

柚子「うわっ…」

瑠璃「ひっ!?」

赤馬「予想通りだな。徐々にユートが出てきている」

沢渡「どんだけ冷静なんだよ!右側だけ遊矢じゃねえだろ!?ユートじゃねえか!」

ジャック「あれがユートか」

シンジ「やっべえ…男爵じゃねえか」

クロウ「ああ…絵面的に怖すぎだろ」

ユート「さあ!」

リン「戦意喪失してる…そりゃ怖いもんね」

デニス「やっぱり僕でしょ」

ユート「デニス…」

遊矢「そう言えばデニスの本来のデッキを見てないな」

デニス「て言うか怖すぎでしょ…何これ」

遊矢「極限まで追い込まれて」

ユート「こうなってる」

デニス「…何かしたの」

素良「し、知らないよ!段々出てきたんだから」

デニス「ユーリが見たら笑うだろなぁ…あいつ何処行ったんだか」

遊矢「そう言えば見ないな」

ユート「どっちが行く」

遊矢「じゃあユート頼むよ」

ユート「というわけだ。始めるぞデニス」

ユート・デニス「デュエル!!」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/26(金) 00:16:11.55 ID:zUzWnDDj0
デニス「なら先攻は僕だ!E・HEROブレイズマンを攻撃表示で召喚!ブレイズマンの効果を発動!ブレイズマンが召喚または特殊召喚に成功した時、デッキから融合カードを手札に加える!そして二つ目の効果を発動!デッキからブレイズマン以外のE・HEROモンスターをデッキから墓地へ送りターン終了時までそのモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力となる」

デニス「カードを2枚伏せてターンエンド!」

ユート「俺のターン!カードを4枚伏せてターンエンド!」

デニス「僕のターン!再びブレイズマンの効果を発動!E・HEROレディ・オブ・ファイアを墓地へ!そして魔法『融合』を発動!手札のE・HEROザ・ヒートと融合!融合召喚!E・HEROノヴァマスター!!」

ユート「速攻魔法『非常食』を発動!非常食以外の伏せカードをリリースしリリースした数×1000ライフを回復!」4000→7000

デニス「けど君のフィールドはガラ空きだ!」

ユート「相手の直接攻撃宣言時、墓地の幻影騎士団シャドーベイルは特殊召喚する事ができる!」

デニス「一気に3体…非常食の効果か!」

ユート「ああ」

デニス「けどノヴァマスターが相手モンスターを戦闘破壊した時、デッキから1枚ドローできる。カードを1枚伏せてターンエンド」

ユート「俺のターン!レベル4の幻影騎士団シャドーメイル2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

ユート「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを二つ使い、相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にしその数値分攻撃力はアップ!」

デニス「攻撃力3800ね…」

ユート「バトルだ!」

デニス「速攻魔法『マスク・チェンジ』を発動!自分フィールドのHEROモンスターを墓地へ送りエクストラデッキからそのモンスターと同じ属性のM・HEROを特殊召喚する!ノヴァマスターをリリースしM・HERO剛火を特殊召喚!」

遊矢「あれって融合モンスターなのか?」

ユート「おそらく…」

デニス「M・HERO剛火は墓地のHEROモンスターの数×100ポイントアップ!墓地にはブレイズマン、レディ・オブ・ファイア、ザ・ヒート、シャドー・ミストそしてノヴァマスターの5体!攻撃力が500アップし2700!」

ユート「それでも俺が勝っている!剛火を戦闘破壊だ!」

デニス「罠発動!『パワー・ウォール』デッキの一番上からカード1枚につき500ポイントずつダメージが0になるように墓地へ送る!さらに罠発動!『命の綱』手札を全て墓地へ送りこのターン破壊されたモンスター1体の攻撃力を800ポイントアップさせ特殊召喚する!」

ユート「さらに攻撃力を上げて来たか」

デニス「1度は負けたけど2度目はないよ、名コンビ!」

赤馬「やはり私の理論は間違ってなかったか…しかし薄気味悪いな」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/26(金) 19:18:05.64 ID:zUzWnDDj0
ユーゴ「俺が腹壊すなんてよ…驚き」

ユーリ「…」

ユーゴ「うおっ!?驚かすなよ!」

ユーリ「久しぶりだね」

ユーゴ「おう」

ユーリ「早速だけど君のドラゴンくれないか」

ユーゴ「はあ?何言ってんだ!」

ユーリ「あの抗争が終わってから君も聞かされたろ?僕達のドラゴンは元々は一人のデュエリストのものだって」

ユーゴ「ああ…何でも遊矢の前世だとか何とか」

ユーリ「僕は見た。その2体のドラゴンがオーバーレイした時に…僕にも可能だってイメージが!」

ユーゴ「わけのわからねえ事を」

ユーリ「頂戴よ」

ユーゴ「やるかアホ!」

ユーリ「じゃあデュエルで奪うしかないか」

ユーゴ「理由はなんだよ」

ユーリ「やっぱさナンバー1を決めたいでしょ」

ユーゴ「てめえは遊矢とユートに負けてるじゃねえか」

ユーリ「君もあのコンビに負けてるんだろ」

ユーゴ「1度は勝ってんだよ」

ユーリ「…」

ユーゴ「話し合っても意味ねえよな…来いよ」

ユーリ「うん」

ユーゴ・ユーリ「デュエル!!」
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