のぞえり百合ss

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235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/27(木) 00:50:24.66 ID:1tULC7NO0
終わり
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/27(木) 12:38:20.56 ID:JZNOURkgO
のんたんえっろ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/27(木) 16:28:22.02 ID:V/RphAkzO
これもうせっく…
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 23:17:00.56 ID:dMKwlmVH0
『ファン』
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 23:17:30.88 ID:dMKwlmVH0
一人でいる時の彼女はキョロキョロと落ち着きがない。

こちらから話しかけない限り、不安そうに縮こまっているのだ。

会話では愛想をよくしてくれる。

でも、どことなくよそよそしく感じる。
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 23:18:05.37 ID:dMKwlmVH0
言うなればアイドルモードなのだ。

話せば面白いし、可愛いし、性格もいい。

だけど彼女が打ち解けてくれる気配はない。

もちろん彼女は人気があるのでぼっちでいることは少ない。

たまに彼女のそんな姿を見ると目が離せなくなってしまう。
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 23:18:49.64 ID:dMKwlmVH0
絢瀬さんが教室に戻ってきた。

私にはわかる。彼女はクラスメイトと話す時には純粋な笑顔を見せないのだ。

彼女は苦笑いをしながら談笑していたグループを離れ、親友の元へ向かう。

背後から絢瀬さんの腰に手を回して抱きつく。

一言二言かわすとその状態のまま席まで行く。

歩きづらそうに大きく揺れながら進む。
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 23:19:17.03 ID:dMKwlmVH0
着席後は自身の両の指を絡ませ、絢瀬さんの肩にかける。

手の上に頭を乗せ、べったりと密着している。

パーソナルスペースが極端に近いのだ。

彼女は絢瀬さんに何やら囁く。

恋人に甘えるように。
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 23:19:55.64 ID:dMKwlmVH0
意中の人は授業の用意をしながら生返事。

会話が途切れたところで彼女が息を吹きかける。

身をよじる絢瀬さんを嬉しそうにからかう。

私たちにはあの笑顔が向けられることはない。
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 23:20:32.80 ID:dMKwlmVH0
呆れて前を向いた絢瀬さんのポニーテールを触りながら、真面目な表情で話しかける。

なんの話をしているのかな。

勉強?遊び?やっぱり部活?

二人の間に何があるのかは誰にもわからない。

女同士で付き合ってるのではないかとの噂もある。
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 23:21:29.38 ID:dMKwlmVH0
私はあり得ると思う。火のないところに煙は立たない。

ほら、見えにくいところで手をつないでいる。

やましいから隠しているのだろう。勝手にそう解釈している。

それにしても外でやっちゃだめでしょ。

ファンの中にはそれを見て、悲しむバカがいるんだから。
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 23:22:01.91 ID:dMKwlmVH0
終わり
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 01:24:23.17 ID:sTmZLDpcO
他者視点でのイチャイチャっぷりも良い…
でも当然喜ぶファンばかりじゃないか
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 08:52:15.34 ID:wL8pMmaO0
喜ぶファン(俺ら)
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 18:24:24.71 ID:VTVQ2FX/0
『ポッキーゲイム』
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:25:02.56 ID:VTVQ2FX/0
μ’sの中で私に敵うものはいないチカ。

クラスでまたまたまた流行っているポッキーゲイム。

誰かが買ってくるたびに大会が開催される。

最初は恥ずかしいから断ったけれど、10人くらい集まって来ちゃって結局やる羽目に。
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:25:33.90 ID:VTVQ2FX/0
みんなとっても喜ぶし、相手の頬を赤く染めるのは楽しかった。

さらに、ポッキーはチョコと勝利の蜜を与えてくれる。

あくることなくポッキーを買ってくる彼女たち。

無敵の私に挑んでくる乙女たちを撃退し続けた。
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:26:02.44 ID:VTVQ2FX/0
向かう所敵なしの私は当然、部活にポッキーを持って行った。

一年生は咥えたポッキーを相手の口に当てただけで降参した。

真姫はトマトになっていた。

二年生は危なかった。海未が止めに入らなければことりに負けていたかもしれない。

あの子底が知れなくて怖いのよね。
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:26:30.28 ID:VTVQ2FX/0
にこは感謝の言葉責めで撃破。

「〇〇の〜なところ好きよ。」は数々の戦いで編み出した必殺技なのであった。

後輩たちは私に対する敬意を再確認したようだった。

ファンたちはクールビューティーに惚れ直した。

確実にみんなの好感度が上がっている。学校を歩く足も軽やかになる。

これが自己実現ってやつかしら?理想の姿と現実の姿が重なって行く。
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:27:10.82 ID:VTVQ2FX/0
残るはラスボス。ミーティングが終わった後、仕掛けた。

ポッキーを隠し持ち、対面座位になるように彼女の膝に座る。

すでに勝負は決まったも同然だ。

「希。ポッキーゲイムしましょう。」

メンバーの視線が集まり、期待が増して行くのを感じるわ。
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:27:40.51 ID:VTVQ2FX/0
「え〜。普通に嫌やな〜。」

いきなり心を折りにくるパンチが入る。そこまで言うことないじゃない。

希が腰を支えてくれないから落ちないように肩を掴む。

何度か勝負のお願いをしても曖昧な返答しかしない。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:28:43.75 ID:VTVQ2FX/0
強硬手段ね。強引に片手を首にかけて抱きしめ、もう片方の手でポッキーの箱を取り出す。

希を抱きしめて安定性を保ったまま袋を破り一本引き抜く。

箱と袋はふんふん言っている花陽に渡した。

チョコの部分を咥えて肩に手を置きなおす。チョコは譲れないのよ。
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:29:15.49 ID:VTVQ2FX/0
照れているのか困り顔の彼女。

意外と弱いかも知れないわね。

「んほひ」

「やりたくない。アホなことはやめて。」

顔を背けてしまう。でももう後に引けないのよ。観念しなさい。
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:34:01.10 ID:VTVQ2FX/0
このままではポッキーがふやけてしまうわ。

彼女の頬に手を添える。グイグイとこちらを向かせようとする。

ポッキーの端を口元に寄せる。んむー。

「やってやりなさいよ。」

にこ、ナイスアシストよ。諦めたように彼女はポッキーを咥える。
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:35:06.45 ID:VTVQ2FX/0
ぽりぽりと食べ進める。すぐに鼻が当たりそうになる。

嫌に緊張した。私なにやっているんだろうって。

唇にポッキーを当てたまま、動けなくなる。

どうしよう。

目が逢う。

閉じられる。

触れるのを感じる。吸い付くように張り付く。柔らかく潰れる。

余韻を味わうようにゆっくりと唇を離す。
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:35:36.78 ID:VTVQ2FX/0
コツンと頭をぶつける。相手の目を直視できない。

「ごめんなさい。」

「だから嫌だって言ったのに。」

口の中のわずかに残ったポッキーを集めて飲み込む。

心地いい。彼女のそばから離れられなくて。酔いしれたようにぼーっとする。
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:36:03.92 ID:VTVQ2FX/0
「いい雰囲気のところ悪いけど、練習いくわよ。」

部長の声に照れ笑いを浮かべ立ち上がる。

自分の荷物を手に持って、彼女の方を盗み見る。

花陽のポッキーをムシャムシャ食べている。

おどけたようにメンバーにタッチしながら部室を出る。

あーあ。
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:36:45.12 ID:VTVQ2FX/0
終わり
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 19:08:40.98 ID:c0NZIjLUO
それをみてまわりがギャーギャー騒がないようなふうふっぽさがたまらなくイイ、イイ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 21:06:35.04 ID:DXR11iarO
天狗なえりちがのんたんにしてやられたのかと思った
でも照れ隠しなのかも
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 22:59:33.40 ID:BVgzbA3wO
しっかり目を閉じてするのが良いね
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/30(日) 10:58:03.21 ID:yQGbY/a60
『お邪魔しまーす』
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 10:58:37.59 ID:yQGbY/a60
「お邪魔しまーす。」

ウチに続いて彼女が部屋に入る。傘をたたんで立てかける。

二人が立つには狭い玄関。カバンを置き、彼女の肩を借りて濡れた靴と靴下を脱ぐ。

爪先立ちで洗面所に向かう。そこででタオルを取り出す。

玄関で突っ立っている彼女にそれを投げる。
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 10:59:10.53 ID:yQGbY/a60
足を拭いて靴下を干す。彼女のも受け取って横に並べる。

二人で並んで手を洗う。ハンドソープを譲り合う。

二つのブレザーをハンガーにかける。今日は天気雨だったからそんなに濡れていない。

リビングに行き、椅子に座って向かい合う。
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 10:59:42.38 ID:yQGbY/a60
「お菓子ある?私カントリーマウムあるわ。三つ。」

彼女は足をぶらぶらと揺らしながらカバンを漁る。餌付けされたんやろうなぁ。

ウチもバイト先でもらった煎餅がある。

「えりち飲み物いる?」

「水でいいわよ。」

煎餅をカウンターに置く。ウォーターサーバーからコップに水を注ぐ。

テーブルまでコップを運ぶ。彼女が煎餅を持って行く。
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 11:00:38.59 ID:yQGbY/a60
歩くたびにペタペタと音がなる。

席について足を揺らす。カントリーマウムの分け方を話しながら相手の足を軽く蹴る。

しっとりすべすべ。ちゃんとケアしてるやん。

とりあえず煎餅を食べる。えりちには不評みたい。
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 11:01:12.25 ID:yQGbY/a60
彼女はカントリーマウムを食べて席を立つ。

ベットに背を預けて座る彼女。煎餅美味しいのにもったいない。

「こっち来て、希。」

ゆっくりと立ち上がりお菓子のゴミを捨てる。

スマホをいじる彼女の横に座り込む。わざわざ隣に来たのに何かあるわけでもない。
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 11:01:42.14 ID:yQGbY/a60
どちらともなく口を開く。自分たちの作詞の話。

いまいち恥ずかしくて他の人には相談できない。

彼女がゴロンと横になる。投げ出された脚がウチの脚の上に重ねられる。

太ももを揉み揉みマッサージ。いい筋肉している。
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 11:02:12.20 ID:yQGbY/a60
「スカートにシワついちゃう。えりち。立って。」

億劫で後回しにしていたけど、ダメやんね。

「すぐ帰るからいいわよ。」

本人がそう言うならいいかな。

一人で過ごすには広い部屋。ゆっくりしていってほしいなぁ。口には出さないけど。
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 11:02:45.80 ID:yQGbY/a60
目の前の脚を眺める。

「えりち足の爪伸びてるやん。切ってあげようか?」

自分でやると言うが、やらなさそうなので爪切りを持って来た。

パチンパチンと音が響く。ちょっと足が強張っている。小さいけど刃物だからね。

はい終わり。落ちた爪を集めてゴミ箱へ。
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 11:03:15.51 ID:yQGbY/a60
「少し寝てもいい?」

「ベット使ってええよ。」

昼寝をすると一人でいる時間が増えるから一緒に寝ない。

うとうとしている彼女。髪留めを受け取ってテーブルへ。

課題でもやろうかな。眠る彼女に目をやる。

やっぱり本でも読もうかな。ベットの脇に座り込む。何時に帰っちゃうのかな。
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 11:03:44.44 ID:yQGbY/a60
終わり
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 14:43:12.18 ID:z3wn+jpjO
そのまま泊まっちゃえ
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 15:49:21.88 ID:szWXQ1Kso
この夫婦感最高
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 06:38:38.77 ID:6bF8K+3I0
『お弁当』
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:39:11.99 ID:6bF8K+3I0
最近お昼を一緒に食べないことが増えた。

ユニットで集まるらしい。

ユニットでの練習がひと段落した後も、お昼には弁当を持って部室に行ってしまうようになった。

ウチはクラスの子と関わることが増えた。別に居心地の悪さは感じない。

でも、彼女が教室を出て行くときに胸が締め付けられる。

ウチ一人が置いてきぼりにされたようで、疎外感を感じる。

なんで行ってしまうの?ウチと一緒じゃ嫌?もしかしてウチのこと避けてる?
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:39:52.81 ID:6bF8K+3I0
LINEのやりとりも減った気がする。

ちょっと前までは夜遅くまでした長電話のおかげで寂しくならなかった。

前はよくお弁当を食べさせあったりしたよね。

変に周りの目を気にしてあなたは嫌がったけれど、好きなおかずがあるときは積極的だった。

ウチの機嫌が良くなるから。
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:40:20.82 ID:6bF8K+3I0
始めは互いの箸に口をつけないように気をつけてたよね、

自分の箸で触れたものは相手にあげなかった。

いつからか全く気にしなくなったけれど。いや、ウチは今でも気にしている。

向かい合って食べているとあなたの視線はお弁当に集中する。

ウチが見つめていると顔を上げて照れたようにはにかむ。

食べてる姿が好きなだけで、大食いとか思っているわけではないよ。
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:41:11.44 ID:6bF8K+3I0
毎日一緒にいるのに話題が尽きることもない。

今となっては何を話していたのかあまり覚えていないけれど。

ウチのお弁当をよく褒めてくれた。

その言葉を期待して無理に早起きなんてしちゃってさ。
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:41:38.60 ID:6bF8K+3I0
えりちのお弁当が羨ましいと言うと、自慢げに家族の話をするのだ。

亜里沙ちゃんはピーマン苦手らしい。

そう話すお姉さんはピーマンの肉詰めをドヤ顔で食べていた。
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:42:04.73 ID:6bF8K+3I0
どうしてもお弁当が作れないときは一緒に購買まで行った。

わざわざついてこなくても良かったのに。

今は一人で階段を降りる。お弁当を作る頻度も減った。
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:42:50.67 ID:6bF8K+3I0
キューティーパンサーは部室に集う。混ざりに行けばいいのに足が重い。

三年組になったら真姫ちゃんが部室に来づらくなってしまうかもしれない。

それに、えりちに会いに行くのが怖くて。

ウチが彼女に好意を持っていることを知られた可能性もある。

彼女ノンケっぽいし。気持ち悪いと思われたら。
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:43:18.09 ID:6bF8K+3I0
お昼に一緒にいないだけ。それなのに、彼女に話しかける以前に戻ったようだ。

もう一度、小さな勇気を出してみようかな。

明日、昼食に誘おう。

にこっちにも一言お願いしておこ。
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 06:43:49.18 ID:6bF8K+3I0
終わり
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 07:10:56.96 ID:auMayUYb0
病んでる感じも良いっすね
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 07:57:43.59 ID:6bF8K+3I0
『保健室』
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 07:58:12.92 ID:6bF8K+3I0
「保健室行くわよ。あとで先生には言っておいてあげるから。」

今日の希は具合が悪そう。時期的にも生理かしらね。

無理して頑張ってしまう子だから、あからさまに辛そうにはしないけれど。

生理の時は私が世話を焼いている。一番そばにいるし。

頼られるのは気分が良い。
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 07:58:43.59 ID:6bF8K+3I0
えーとかうーとか呻く彼女を立ち上がらせて連れて行く。

手を握って廊下を歩く。彼女はゆっくり進む。

この手に下心がないわけではない。これくらいの報酬があってもいいでしょう?

彼女がどんな顔をしているのか、わからないから後ろは振り向かない。抵抗しないならいいのよね。
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 07:59:09.90 ID:6bF8K+3I0
保健室までの道。いろんなことを考える。

彼女の手を握っていると頭の回転が速くなる。

大抵はどうでもいいことばかりだけれど。

今日は彼女に特製ボルシチ作ってあげようかしら。あったまるのよ。

材料は希の家に一度帰ってから買い出しに行きましょう。

また行くからちょっと多めに買おうかしら。おやつも買って彼女の家におこう。
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 07:59:35.54 ID:6bF8K+3I0
保健室に到着。先生に話を通してベットを借りる。

生徒会やっていると先生と親密になれるのよ。

授業前までここにいよう。

「ありがとな。えりち。」

好きでやっているのだからいいのよ。
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 08:00:06.85 ID:6bF8K+3I0
布団の下から手が出て来る。それを優しく両手でとる。

少し顔の青い彼女が満足そうにこちらを見る。

死に際に立ち会っているみたいになっちゃったわね。

外から見えないように医療用カーテンを閉める。
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 08:00:33.38 ID:6bF8K+3I0
生理中の彼女は私を頼る。というか甘えてくれる。

それが嬉しくてこの時期が好き。本人には言えないけど。

彼女の頭を撫でる。心地よさそうに目を閉じる。

寝てる人がいるとつい撫でたくなるのよねぇ。可愛い妹がいるせいかしら。
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 08:01:17.14 ID:6bF8K+3I0
スマホを確認。もうちょっとしたら行かなきゃ。

布団の上に頭ごと倒れかかる。彼女は何も言わない。

「私もここで寝て行っていい?」

「だめ。」

今度は私の頭が撫でられる。これって幸せな気持ちになれるのね。
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 08:01:51.99 ID:6bF8K+3I0
彼女と目があうと自然と笑みがこぼれる。嫁にこないかしら。冗談よ。

「そろそろ行かんと。ウチを遅刻の言い訳にしちゃダメだからね。」

動きたくないわね。頭をポンポン、急かされる。

思いを振り切るように勢いよく立ち上がる。
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 08:02:26.86 ID:6bF8K+3I0
「放課後迎えに来るから。」

「うん。」

先生に挨拶して保健室を出る。

早足で教室に戻る。素早く授業の用意をする。自分と彼女の帰り支度もしておく。
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 08:03:20.36 ID:6bF8K+3I0
あと2時間もあるのね。
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 08:03:47.78 ID:6bF8K+3I0
終わり
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 09:02:28.44 ID:bBbR3SWSO
>>300
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 09:16:33.97 ID:6bF8K+3I0
最後歯切れが悪いから土壇場で一文付け足しただけです。悪化してしまいましたが。
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 17:30:58.72 ID:pmGLOisAO
もやもやしつつ希ちゃんの分もしっかりノートを取るえりちか
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/02(火) 23:27:13.92 ID:hjdG9h0y0
『シルエット』
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:27:46.10 ID:hjdG9h0y0
暖かな日差しが心地いい。

一番窓側の席に座っている絢瀬さんが東條さんを手招きする。

日差しの強い日は教室のカーテンが閉められる。

彼女たちはその中で二人だけの時間を過ごす。
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:28:37.55 ID:hjdG9h0y0
この学校は生徒が少ないとは言え、人の目を気にしなくてすむ場所などない。

あったとしてもトイレくらい?

だからあのカーテンの中が彼女たちの花園。

シルエットが多少映るが角度や影の重なり具合、風によるはためきで何をやっているかはわからない。
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:29:04.69 ID:hjdG9h0y0
今は絢瀬さんの膝に東條さんが乗っている。

下半身はカーテンから出ている。

東條さんのスカートの上に絢瀬さんの手が置かれる。

シルエットが動く。おさげのある頭がに揺れる。

楽しそうに跳ねる。何の話をしているのだろう。
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:29:30.07 ID:hjdG9h0y0
ペチペチと絢瀬さんの手が東條さんの太ももでリズムをとる。

足でも彼女を上げては落としてリズムを作る。

ガタガタと揺らされる東條さんは怒ったようなそぶりをするが、楽しそうな声だ。

でもすぐに止まってしまう。あれ体力使いそうだもんね。
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:30:05.32 ID:hjdG9h0y0
東條さんが腕を後ろに回して絢瀬さんの首を捉えると、自身の頭に重なるように引きつける。

シルエットしか見えないけど、多分、自分のくちもとに絢瀬さんの耳が来るようにしたのね。

さっきまでの騒ぎようが嘘のように静かになる。

何を耳打ちしたのか。絢瀬さんの腕が東條さんを強く抱きしめる。

その体勢のまま、動かない。

緩急をつけて、ぎゅっとしたりふっと緩めたり。

時折どちらかの頭に微妙な動きがあるくらい。
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:30:41.18 ID:hjdG9h0y0
もうすぐ授業が始まってしまう。知らせた方が良いのかもしれない。

だけどもしかして、もしかするかもしれない。だから誰も忠告できない。

バッと一思いにカーテンをまくってやりたい。

あの中で何が起こっているのか気になって仕方がないのだ。
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:31:13.08 ID:hjdG9h0y0
キスとかしてたりしそうだもん。あの二人が。

あれだけ美人だとレズでもあまり嫌悪感を抱かないわね。

むしろ恋のライバルにはならないし安心。嫉妬することもない。

ちょっと引くけど。私には関係のない世界だし。
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:31:48.73 ID:hjdG9h0y0
授業開始のチャイムがなる。

彼女たちが花園を飛び出して自分の席に急ぐ。

窓際の席の主人は苦笑いで席に着く。あの席、勝手に使っていたんだ。

幸いなことに先生はまだ来ていない。

澄ました顔で教材を取り出す彼女たち。顔を見合わせて微笑み合う。

風ではためく二人の花園。
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:32:27.02 ID:hjdG9h0y0
終わり
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/02(火) 23:39:21.50 ID:l5YA/p+UO
えりちはカーテンで隠せてると思ってて
のんたんは全部わかっててやってそう
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/03(水) 09:26:30.27 ID:5Ali7izl0
良いっす
あぁ良いっす
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/04(木) 21:43:07.44 ID:gn5FMjDk0
『キスマーク』
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:43:38.91 ID:gn5FMjDk0
昨日のウチはイラついていた。

確かに彼女の顔は整っているし、女子校の中では恋愛感情を抱かれることもあるみたい。

えりちも真面目な態度で接してはいるが、得意げな表情で癪にさわる。

希、希!ってウチを呼んではモテる自慢を披露するのだ。

いつもウチがテキトーに相槌を打つだけなのに。

えりちがすごいのはわかったから。

週に一回は聞かされる。あまりにしつこいので鬱陶しくなった。
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:44:40.76 ID:gn5FMjDk0
もっとウチの機嫌を損ねたのは最近現れた積極的な後輩ちゃん。

どこからかえりちの連絡先を入手し、今度一緒に遊びに行くという。

えりちがペラペラ喋ってしまうから全部筒抜けなのだが、それが余計にウチを苦しませた。

放課後に待ち合わせて二人が校門から出て行くのを教室から見送った。

ちょびっと辛かった。
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:45:27.82 ID:gn5FMjDk0
昨日の夜にお風呂に浸かって考えた。

彼女がいなくなってしまったら、ウチの高校生活が終わってしまう。

今まで積み上げて来たものを明け渡したくない。

初めてできた親友を、あろうことか女の子に。
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:46:06.95 ID:gn5FMjDk0
ウチのアイデンティティのエセ関西弁も彼女のためのものなんだ。

彼女がいなくなれば、ウチは喋れなくなってしまう。

取り返してやることに決めた。

無意識に口につけていた、腕にキスマーク。肩にも。見せつけてやるつもりで。結構いっぱい。
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:47:02.97 ID:gn5FMjDk0
そして今日、μ’sのペアで行う柔軟中、わざと彼女にだけ見えるようにした。

嫉妬して、怒ってくれないかな。叱って欲しいな。ちょっとマゾっぽい?

でも、気づいてもらえなかったら、どうしよう。もし見て見ぬ振りをされたら。

帰りたくなって来た。今ならえりちの気持ちわかるよ。

準備体操なのに心臓がばくばく。彼女に届きはしないかな。

そうこうしている間に体操終わっちゃうよ。えりち。

ねぇ。終わっちゃうよ。
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:48:49.55 ID:gn5FMjDk0
「ウチ、ちょっとトイレ行ってくる。」

不安になって抜け出した。本当に帰ってしまおうかな。

でも、彼女が追って来てくれるかもしれない。

ゆっくりとお手洗いに向かう。少しでも時間を稼ぐ。

胸が裂けそう。昨日の決意はどうしたのか。

目頭が熱くなる。泣くことはない。
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:49:56.85 ID:gn5FMjDk0
取られる云々も自分の勝手な妄想だ。

彼女の友人が一人増えるだけかもしれない。ウチとも仲良くなるかも。

そんなわけない。

ただの友達でも第三者が入ってくれば、疎遠になるに決まってる。

特にその人の気持ちがどちらか一方に向いていれ場合。

いつかは別れが訪れる。けど、この一年は、彼女だけは。
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:51:13.39 ID:gn5FMjDk0
人には知ったようなアドバイスをするけど、ウチは聖人じゃない。暗い感情が湧き上がる。

後輩ちゃんをひっぱたいて、もう彼女に近づかないでと言ってやりたい。

彼女を連れて来て、思い切り言ってやりたい。ずっとウチのそばにいてって。

怒りと不甲斐なさで歯を食い縛る。
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:52:05.66 ID:gn5FMjDk0
後ろから急ぎ足で歩いてくる音が聞こえる。

ただ急いでる他の人かも。いや、彼女だ。ウチにはわかる。

そっか。全部いらぬ心配だったみたい。

無理やり作る勝利の微笑。自分を鼓舞する。

計画通りやん。やっぱりウチ、えりちの扱いは上手いんよ。

「待って、希。話があるの。トイレの後でいいから。私ここにいるわね。大事なこと。」

「うん。」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:52:40.08 ID:gn5FMjDk0
短く返事をしてから、振り返らずに急いでトイレへ入る。

涙が出てくる。安心したせいかな。変に思われるから、泣き止まなくちゃ。

よかった。神様、ありがとうございます。

このチャンス無駄にはしません。今度はウチが勇気を出します。

深呼吸する。鏡で顔を確認。大丈夫そうかな。行こう。

「なぁに?どうしたん?」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 21:53:05.56 ID:gn5FMjDk0
終わり
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:45:28.11 ID:UFazimrN0
いい ……
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/05(金) 21:21:57.79 ID:keDVCmA20
『原稿』
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/05(金) 21:22:43.85 ID:keDVCmA20
生徒会の仕事と言っても、学校の行事の準備や先生の手伝いがほとんど。

今やっているのは体育祭の挨拶で発表するスピーチ作り。

おきまりの文句を並べればいいようでいて、なかなか浮かばない。

補佐の副会長は怪しげにタロットカードをめくる。

何を占っているのかしらね。
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/05(金) 21:23:16.19 ID:keDVCmA20
頬杖をつきながら彼女を傍観する。見慣れた姿。

考えるふりをしているだけで頭の中は真っ白。

彼女は私の視線に気づいたのか大袈裟な動作でいちいちリアクションをとっている。

目を見開いたり、口を開けたり。

そろそろ真面目にこの仕事を片してしまいましょうか。

ペンを走らせる。

七割ほど書き終わる。もともと大した量でもないしね。
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 21:23:48.48 ID:keDVCmA20
「どのくらい進んだん?」

唐突に声をかけられて体が跳ねる。

吊り橋効果?心臓が少し高鳴る。

頭の中では突然現れた戸惑いと、よく知る人の安心とで混乱する。

なぜ気づかなかったのかと思うくらい、近くに彼女の顔。

髪がちょっと当たる。甘い匂いもする。嗅ぎ慣れた、好きな香り。
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 21:24:16.75 ID:keDVCmA20
私の肩から生えた頭がニヤついているのがわかる。

これほど至近距離にいると彼女の方を向くこともできない。

鼻の先を横目で見るくらい。まつ毛が長い。

凝視するのも恥ずかしいから目の前の原稿に視線を落とす。
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