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少年エルフ「人間の娘を育てたら魔王を倒すことになりました」
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1 :
◆VEKixXsFvlSQ
[sage]:2017/03/26(日) 15:42:51.10 ID:LFUQ7pFz0
これはハーフエルフの少年と彼に育てられた人間の娘の最後の話
前スレッド
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451087487/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1490510570
2 :
◆VEKixXsFvlSQ
[sage]:2017/03/26(日) 15:54:36.73 ID:LFUQ7pFz0
※スレッドのまとめ
http://ss.vip2ch.com/jmp/1418379532
3 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/03/26(日) 23:28:17.75 ID:2u9aiG6O0
#1 私のパパがこんなに可愛いわけがない 〜超魔力学園の秘密クラス〜
4 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/03/26(日) 23:29:57.52 ID:2u9aiG6O0
○超魔力学園・Aクラス
\ざわざわ/ \しずーかーにー/
担任A「では転校生を紹介します」
ガラッ テクテクテク
廊下からボブカットの少女が歩いてくる。
\年下?/ \飛び級?/
担任A「今日からAに入るエルフ子さんです」
エルフ子「ょ……よろしくおねがいします」カアア
\きゃー/ \かわいー/
エルフ子「……」カアア
担任A「ほらあそこ座って、授業はじめるよー」
\ざわざわざわ/
エルフ子は示された席にすわる。
エルフ子(少年エルフ)「うぅ……(どうしてこうなったの……)」
少年エルフは女装している。
5 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/03/26(日) 23:31:45.99 ID:2u9aiG6O0
○数日前 魔法都市・ホテル、少年エルフ達の部屋
娘友「だーかーらー、オトコは短髪指定だから耳隠せないでしょ」
少年エルフ「だからって女装だなんて」
白竜(人型)「大丈夫きっと似合うわよー」
バサッ
少年エルフはボブカットのウェッグを被せられる。
娘友「かわいいー♪」
少年エルフ「うう(僕オトコなのに)」
娘「パパ、嫌ならやめておいたほうが……」
娘友「何言ってんの! エルフさん憧れの学園生活ですよー」
少年エルフ「学園……学校生活」パアア
6 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/03/26(日) 23:34:26.59 ID:2u9aiG6O0
白竜(人型)「じゃあ次はこの『男の娘矯正パンツ』を」
少年エルフ「う゛っ、なにそれ」ズーン
白竜(人型)「これはね気になる膨らみを矯正して女性ものでもすっきりはけるパンツアンダーパンツよ〜」
\そこまで……ダメ―!?/ \オンナは下着からよー/
スパーン
娘「パンツアンダーパンツって意味わかんないんだけど。 ……第一パパが潜入しなくても」
第七王女「駄目じゃ! 高魔力のAクラスにはエルフ以外潜入できんのじゃ」
娘「そうだけど……、学校に魔王?……いるのかしら?」
男子「魔王城の跡地ってだけだしな」
第七王女「絶対に魔王はおるのじゃ! それにエルフ自身も学校に行きたがったじゃろうが」
娘「それは……」
男子「エルフさん学校いったことないからなぁ」
女兵士「そうなんだ……。 それじゃあ行きたいよねぇ」
少年エルフ「確かに学校には行きたいけど……けど」
7 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/03/26(日) 23:36:49.74 ID:2u9aiG6O0
○現在・超魔力学園Aクラス
エルフ子(少年エルフ)「……(普通の格好で学校に来たかった)」
\ねえ/
エルフ子「はぁ……(エルフ族だってのをを隠すため……でもなぁ)」
\エルフ子さん エルフ子さん/
エルフ子「……(それにしても誰も僕がオトコって気づいてないの? ホントに?)」
委員長「エルフ子さんッ」
エルフ子「うわっ!?」
エルフ子は隣のお団子ヘアーの女子生徒が呼びかけているのに気づいた。
委員長「授業はじまってますよ、大丈夫ですか?」
エルフ子「ごめんなさい……。えっと?」
委員長「委員長です、教科書まだお持ちでないですよね? 一緒にどうぞ」
エルフ子「はい、ありがとう……ございます」ドキドキ
委員長「ふふ……かわいいですね」
エルフ子「……(なんでバレないの!?)」カアア
○
8 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/03/26(日) 23:40:48.92 ID:2u9aiG6O0
※更新終了 週に一回少しづつ更新していきます。
次回の更新は4月1日土曜日に。 土曜更新を習慣化したい。
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 08:06:52.95 ID:QysUwIunO
乙
10 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:30:11.64 ID:g9AKW57s0
#2 WANTEDじゃんくしょん
11 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:33:02.83 ID:g9AKW57s0
○休憩時間・Bクラス2
休憩時間、第七王女が女子生徒と話している。
「へー王女ちゃんていうんだ、お姫さまみたいな名前ね」
「あるよねーお姫様の命名にあやかって名づける事」
第七王女「うむ、よくある事じゃな」カッカッカ
娘「大丈夫そうね……(お姫様本人とはさすがに思わないか)」
娘「それにしても……」フゥ
「それで趣味は何かな?」「よかったら今度一緒に乗馬でも」「お姉さまって呼んでもいいですか」
娘「んー……(メンドクサイわね)」
娘は生徒たちに質問攻めされている。
「で、付き合ってる人居るの?」
12 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:34:52.58 ID:g9AKW57s0
\ざわっ/
娘「それは……(きたわ一番面倒くさいのが……、いつもの手で)」
「もしかして居るの? それとも居ないの? 居ないなら……」
娘「もちろん居るわよ」ニッコリ
\ええーっ!?/ \ギャアア/
「だだだ誰ですかそれは!?」
娘「……それはね」
13 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:36:23.02 ID:g9AKW57s0
○校庭・Cクラス
体育教師「よしやめー、昼飯くったら一般科目だぞ寝るなよ」
教師が体育授業の後かたずけを指示して校舎へ歩いていく。
娘友「なんで魔法学校に体育があるのよーっ!」バタッ
「Cクラスは魔法が使えない組だから…… ほら片づけよ」
グラウンドに倒れた娘友を女子生徒が気遣う。
男子「どうした友、大丈夫か?」
娘友「大丈夫よーちょっと休んだらやるから」ひらひら
男子「わかった」のしのし
片手で応じる娘友を見て男子は用具を片付けに歩いて行った。
14 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:38:01.93 ID:g9AKW57s0
「一緒に入って来た男子君カッコイイね、背が高くて、筋肉すごいし……」ドキドキ
娘友「そーね元々騎士科だったしね」
「そうなんだ……、Bクラスに入ったヒトが彼女ってホント?」
娘友「うおっと何それ? 娘の事?」
「だって噂で……」
○
男子「やれやれ、腹が減ったな」
「君が男子君かっ!」
背後から男子生徒が呼びかけた。
男子「む、なにかようか?」
「君が娘君の彼氏だと聞いた、彼女をかけて決闘を申し込むっ!」シュッ
15 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:39:01.93 ID:g9AKW57s0
バシン
男子の顔面に手袋が投げつけられた。
男子「……またか(いつもの事とはいえ)」
「ようしでは方法は君に任せよう、好きな方法をいいたまえ」
\ざわざわ/ \決闘だ/
見物人が集まって来た。
男子「……(逃げれる雰囲気じゃないな)わかったわかった。 そうだなお前Bクラスだから魔法使えるんだよな」
「もちろんだ」
男子「じゃあ、好きな攻撃魔法うってこいよ。俺を倒したらあんたの勝ち、耐えたら俺の勝ちで」
「なっ!? なめられたものだなCのくせに……くらえ『爆裂』」
男子「むんっ」
ドドォン
16 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:41:41.13 ID:g9AKW57s0
爆発が収まり砂埃が収まると……。
男子「ゲホゲホ……、久々に爆裂くらったな……。よし俺の勝ちだな」
男子が平然として現れたが。
「なにぃ!? ってお前」
男子「ん?」
\キャー――/
女子生徒の悲鳴があがる。
男子「うわっ服が」
男子はジャージが爆発で吹っ飛んで裸になってしまった。
男子「おおお! おいお前ジャージ貸してくれっ」
「でかっ!? うわっ来るなっ うわああああ」
男子「逃げるなお前の責任だろっ」
「ひいいいいい」
\キャーー/
17 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:43:25.90 ID:g9AKW57s0
○Aクラス専用食堂
エルフ子(少年エルフ)「ん?」もぐもぐ
委員長「校庭が騒がしいですね…… 喧嘩でしょうか」
エルフ子「かな? それにしてもどうしてAクラスだけ校舎が別なの?」
委員長「Aは生徒の中でも特に魔力の高い者が集まっており、カリキュラムも独自の物が用意されています。 なので校舎も寮も別々になっている方が都合がよいのです」
エルフ子「えっと授業が別々なの?」
委員長「基本は別々ですね、選択科目でいくつか合同の物もありますが」
エルフ子「なんの科目?」
委員長「薬草学と変性魔法学、あとは占い・予言学ですね」
エルフ子「そうなんだ……、薬草とろうかな」
委員長「あら薬草がお好きですか? 私もとってますから御一緒できますね」
エルフ子「そうなんだよかった」
委員長「ええ……」ふふ
18 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:46:50.15 ID:g9AKW57s0
○夜、共同女子寮 娘の部屋
娘友「と、いうわけで。 男子君の筋肉サービスによって無駄な争いは終結したわ」
娘「やっぱりあの爆発はそういうことだったのね」
第七王女「男子が格の違いを見せつけたというわけじゃな」
娘友「格の違いというかナニの違いというか……。 眼福ですた」
第七王女「ふむ? 何か眼福になるような物があったかの?」
娘友「ゲフンゲフン。 そういえば娘、男子君愚痴ってたわよ、また『都合のいい彼氏』にしたなって」
娘「オホホホ……。 おかげで午後からはオトコ共が減っては快適にすごせたわ」
第七王女「なるほど男子を彼氏と思わせることで無駄なアプローチを減らすわけか」
娘「そういうこと、フリーだとオトコ共がうるさいのよホントに」
娘友「はーつらいわー親友がモテすぎでつらいわー」
娘「モテたくてモテてるんじゃないの、もう」
娘友「マジつらいわー」しくしく
19 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:49:55.63 ID:g9AKW57s0
第七王女「しかし今後の連絡をどうするかのう、男子には友につないでもらうとしてエルフと連絡がとれんのう」
娘友「そうね、寮もAクラスだけ別だし全室個室で夜間は原則外出禁止」
娘「パパと連絡がとれないわね、困ったわ」
第七王女「安心するのじゃ、わらわが今夜にでも忍び込んで話してくるのじゃ」
娘「そうね、王女お願いするわ」
第七王女「もとより、この学校は調べ尽くすつもりじゃからな」
娘友「そうね……、だったらアタシは新聞部に入ろうかと思うわ」
第七王女「なるほど諜報活動にはもってこいじゃな」
娘「わたしは部活はおいといて……学内の魔力異常がないかしらべるわ、パパ程精密にできないけど」
第七王女「そうじゃなしばらくはわらわと娘は自由に調査したほうがよいの」
娘「そうね……それにしてもパパ大丈夫かしら、バレてないわよね」
娘友「まさか一日目でバレることはないでしょ」
第七王女「そうじゃよ、昨日今日でバレるような変装ではなかろ」
娘「……そうだけど」
20 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:51:56.26 ID:g9AKW57s0
○深夜・Aクラス専用女子寮の大浴場
湯気が揺らめく中、倒れた少年エルフの前に委員長が立ちはだかっている。
委員長「貴方、その耳は……。 まさか『エルフ族』?」
少年エルフ「……(ど、どどどうしようバレタ)」
○
21 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/01(土) 21:54:10.05 ID:g9AKW57s0
※更新終了、今回はここまで。 次回更新は土曜に。
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/02(日) 11:01:36.21 ID:FvvUUK1ko
乙
23 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/08(土) 21:32:50.10 ID:wuEFNQ+K0
#3 PとHW
24 :
◆VEKixXsFvlSQ
[saga]:2017/04/08(土) 21:34:01.46 ID:wuEFNQ+K0
○数十分前・Aクラス専用女子寮、少年エルフの個室
ゴソ
エルフ子(少年エルフ)「ん……、そろそろ」
少年エルフはベットから起きると着替えをもって大浴場へ向かった。
エルフ子(少年エルフ)「……(この時間ならだれもいないよね)」
○大浴場前
エルフ子「……(お風呂も食堂もいつでも利用できるっていってたけど。 すごい設備だなぁ)」
エルフ子は入り口で耳を澄ます。
シーン
エルフ子「……(大丈夫、誰も入ってないね)」
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