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男「女さん」女「あんだよ」
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161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/23(水) 08:12:48.66 ID:9lUhjY170
自分の投下スレ見失うとかねーよwww
待ってたぜ!
162 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/08/23(水) 19:28:19.52 ID:h/UTRt310
ーーーーーー
お昼
男「ねぇ女さん」
女「んだよ!今、最高にイラついてんだ。用が無いならサッサっと失せろ!」
男「もー怖いな。朝は副会長と追いかけっこしてて楽しそうだったのに。」つお弁当
女「楽しいだぁ!?やめてくれ、飯が不味くなる!!」パシッ
163 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/08/23(水) 19:29:48.22 ID:h/UTRt310
男「そうなの?仲良くみえたけど…」カチャカチャ
女「悪いがアイツは大ッ嫌いだ。今後、この評価が変わることはまず無いね」パクパク
男「そっか。真面目で生徒会の活動も熱心にやってくれるいい子なんだけどな」モグモグ
女「はッ!どーだか」サッサッ
男「ブロッコリー残しちゃダメだよ」
女「う‥‥。わーてるよ、んな事。」パクッ!
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/24(木) 08:05:17.01 ID:H+ddWYEQ0
パパさん学生時代は主導権握ってたのね
それがどうしてあんな親バカに・・・
165 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/08/26(土) 19:59:59.40 ID:Pz3W8U1a0
ーーーーーー
放課後
男「ねぇ女さん」
女「ん?」
男「久しぶりの学校はどうだった?」
女「ん、あぁ。…まぁ、いいんじゃね?」
男「そっか、よかった。じゃあ帰ろっk」
校内アナウンス『生徒会長、男さん。生徒会長で、私の男さん』
166 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/08/26(土) 20:01:07.79 ID:Pz3W8U1a0
女「あのウゼェ奴の声だ」チッ
男「副会長の声だね」
校内アナウンス『本日、生徒会会議があります。勝手に帰らないように。生徒の皆様、危険運転をする人にはお気を付けてお帰りください。』プツッ
女「アイツ‥‥私に恨みでもあんのか。」
男「それじゃあ僕は生徒会に出ないといけないから行くね。」スタスタ
女「おぉ、また明日な」フリフリ
女 (‥‥また明日?)
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/21(木) 01:09:51.13 ID:a6g5pJoA0
また明日はこの先来るのか・・・
168 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/09/21(木) 22:49:27.85 ID:Yt6CDsqO0
ーーーーーー
女宅前
「「「「「「お勤めご苦労さんです!!!!!」」」」」」
女「うーす。」
手下2「姉貴!大事な話があります!!」
女「あぁ?んだよ、疲れてんだコッチは」
手下3「お願いします!来てください!」
女「またその流れか!今度は誰が呼んでんだ!」
暴走族共「お願いします!!」
女「‥‥わーったよ。行くよ。行けばいいんだろ」ヤレヤレ
169 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/09/21(木) 22:50:33.93 ID:Yt6CDsqO0
ーーーーーー
廃工場
元頭「つーわけで俺ら暴走族は解散だ」ドン!
女「はぁぁぁあ!?」
元頭「別に驚くこたぁねぇよ。もう決まったことだ。」
女「おいおい、決まった事ってお前なァ!」
手下1「姉貴、いいんです…」フルフル
女「いいって…、じゃあお前らコレからどーすんだよ。行く宛あんのか?」
170 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/09/21(木) 23:17:18.73 ID:Yt6CDsqO0
元頭「安心しろ、お前が気にすることじゃねぇよ」
女「タコ!曲がりなりにもコイツらに慕われちまったんだ!気にもなるだろうが!」バンッ!
手下2「姉貴‥‥」
元頭「暴走族が解散することで、お前は頭じゃなくなるし、コイツら全員足抜けできて、晴れてカタギだ。」
元頭「それに3年耐えれば、また集まる。そう言う約束だ。」
171 :
◆f39OhGB9wF8x
[Saga]:2017/09/21(木) 23:18:40.92 ID:Yt6CDsqO0
女「あぁ?誰とのだよ。」
手下共「それは言えねースッ!」
女「人には言えねぇ約束相手ほど、不信感を煽るものはねぇな。答えな。」パキポキ
元頭「おいおい、俺は病み上がりだぜ?またタイマンか?」
女「別に病んでねぇだろ。ただの骨折だ。まぁ、今度は綺麗に折れる保証はないけどな」
元頭「は、怖い怖い。」
女「言わねぇ気か?」
元頭「あぁ。」
女「どうしても‥‥か?」
元頭「どうしてもだ。」
172 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/09/21(木) 23:19:58.28 ID:Yt6CDsqO0
女「‥‥やめだ。私は帰る。」スタスタ
元頭「…どうしたァ!骨を折るんじゃなかったのか!」
女「…あんたのその目は、覚悟の目だ。骨を折った所で言うようなヤワな覚悟じゃねぇ硬い目をしてやがる。だから…やめだ。」
元頭「‥‥またな」
女「‥‥ざけんな、バーカ」アッカンベー
手下1「‥‥。‥‥行っちゃいましたね」
元頭「あぁ。でも、どーせまた会うさ。」
173 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/09/21(木) 23:21:02.67 ID:Yt6CDsqO0
手下3「3年後」
手下2「呼ばれるのを待つとするか!」
元頭「解ッッッッッ散ッッッッッ!!!!!!」
「「「「「「シャァアア!!!」」」」」」
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/26(火) 02:21:26.21 ID:8g8Z0suw0
続きはよはよ
175 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/10/05(木) 22:22:15.47 ID:ZQqamRwn0
ーーーーーー
男「ねぇ女さん」
女「あ?」
男「コレをどう思う?」つ香り付き消臭剤
女「どう‥‥て。別になんとも思わねぇよ。」
男「変だと思わない?」
女「?何がよ?」
176 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/10/05(木) 22:23:16.16 ID:ZQqamRwn0
男「消臭剤のくせに香りが付いてるなんて。臭いを消す薬剤と書いて消臭剤なのに、臭いが付いてるなんて。納得いかないよ。」
女「こまけぇな。そんな矛盾気にしてたらキリがねぇよ!」
男「そうかな。うん、そうだね。女さんが、鶏皮食べれないのに刻んだら食べれるようになる現象と同じで、気にしたら負けだね」
女「アレは噛み切れなくて、おえってなるんだよ///」
男「うん、おえってなるんだよね。ごめん、なんかその言い方可愛いからもう1回言ってくれる?」スチャ
女「その手に持ってる物はなんだ」
男「え?録音機」
女「ぜってー言わねぇ」ヒキッ
177 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/10/15(日) 18:18:04.87 ID:kekk6aHG0
ーーーーーー
男「ねぇ女さん」
女「どした」
男「女さんって友達居ないの?」
女「なんだお前、藪から棒だな。藪から棒だぞ。」
男「女さんが休み時間、ほかの誰かと一緒にいる所を見たことないんだけど。」ストン
女「…お前が毎時間きてるせいとは考えねぇのか」ハァ
178 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/10/31(火) 20:14:59.47 ID:cVv4+KSm0
男「え、僕のせい?」
女「‥‥いんや。私がちゃらんぽらんなせいだろ。誰も悪かねぇよ」
男「僕は友達だよ」ニコッ
女「…勝手に言ってろ」フイッ
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/10/31(火) 21:30:41.48 ID:x4GvLmyl0
女さん可愛い
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/25(土) 10:32:05.79 ID:FkF+iTKoO
今作はかなりスローペースですなあ
181 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/11/26(日) 21:18:42.41 ID:HhwGT3nJ0
ーーーーーー
卒業
男「ねぇ女さん」
女「あん?」
男「卒業式、終わったね」
女「…だな。」
男「どうだった?この学校生活は。」
女「まぁ…楽しかったよ。特に後半。お前が居たからな」
男「僕も…かなり楽しかった。特に後半。女さんと居れたから。」
182 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/11/27(月) 20:15:37.21 ID:fXqWZ8yW0
女「……そーいやーよ。校則、随分変わったなァ。」
男「…そうかな?なにも変わってないと思うよ?」
女「正確には"消えた"だな。色んな禁止項目が消えたよな」
男「皆、ちゃんと守ってるからね。わざわざ書いておく必要は無いと思ったんだ」
女「‥‥お前が何か没収する時は、決まってその後に持ち物検査があったよな」
183 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/08(金) 13:46:18.50 ID:dArBOe1p0
男「…偶然って凄いね。」
女「自分の弁当を寄越したこともあったな。」
男「…そうだっけ?」
女「創立記念日って嘘ついて私の家まで押しかけた事もあった」
男「うぷぷ‥‥あれはさすがに無理があったかな‥‥」
女「頼んでもないのに勝手に掃除して、勝手にご飯作って帰りやがった」
男「あの汚さは、さすがに耐えれなかったからね…」
女「‥‥お前、大学に進むんだってな。」
184 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/12(火) 21:50:28.10 ID:aC0ced/b0
男「うん、有名な国公立大学に見事合格だよ。」
女「美大に行きたいとか言ってなかったか?」
男「世の中、堅実が1番ってことだよ。」
女「家業を継ぐらしいな」
男「あれ、なんで知ってるの?」
女「やっぱそうか。」
男「あ、ハメられた!…悔しいっ」
185 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/13(水) 22:50:55.37 ID:YJfz5MpP0
女「それと こないだ、弁護士に会った」
男「!!……へぇ、なにか言ってた?」
女「…暴走族の事と、私の処分の事を言って帰っていったよ」
男「あっっのクソ弁護士がッ……」
女「…嘘」
男「え?…あ!ハメられた!?」
186 :
◆f39OhGB9wF8x
[Saga]:2017/12/13(水) 22:51:55.36 ID:YJfz5MpP0
今年はずいぶんと亀さん更新です。
ただ今年中に終わらせたいと思いますので
みなさん、頑張って着いてきてください。
ではでは、またこのくらいの時間に会いましょ。
187 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/15(金) 19:18:45.02 ID:2aTuY6xp0
女「前に2度、私をハメたろ。コレでチャラだ」
男「そ、そんなぁ」ストン
女「‥ほら、もういいだろ。教えてくれ。」
男「‥‥弁護士さんに会ったってのはホント?」
女「あぁ。校門で出待ちされてね。少し話したよ」
男「どんな?」
女「長い付き合いになりそうなんでって名刺寄越して帰ってったよ」
男「‥‥余計なことを…」ギリッ
女「ほら、今度はお前が喋る番だよ」
男「別に…僕は、ただ…君と卒業したかっただけだよ」
女「なぁ、そのためにどんだけお前が頑張ったか知りたいんだよ。」
188 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/15(金) 20:21:53.39 ID:2aTuY6xp0
男「いいのいいの。結果、一緒に卒業できたんだ。そんな事より、前から言おうと思ってたんだけどs」
女「なぁ。もし、もしも。仮定の話だけどよ。」
男「‥‥うん、なに?」シュン
女「…もし、私らが付き合って、結婚して家庭を持ったら。どんな家庭になるのかなって」
女「考えたりしねぇか?」
189 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/17(日) 21:40:47.56 ID:fC4TBI420
男「う〜ん。もし、もしも。仮定の話だけどね。」
女「あん?」
男「…もし、僕らが付き合って、結婚して、家庭をもったなら。それはきっと幸せを体現したような家庭だと思うよ。」
女「ふぅ〜ん///」
男「うん///」ポリポリ
190 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/22(金) 22:52:01.26 ID:J1dcvW7Q0
女・男『…付き合ってください!!』
191 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/22(金) 22:52:51.15 ID:J1dcvW7Q0
女・男『‥‥ん?』
女「あ〜‥‥あ?」
男「あ、いや‥‥返事とかって‥‥」
女「いや、男の方こそ‥‥ん!?」
女・男『え!?はい!』
女・男『ちょ、マネすんな(しないで)よ!!』
女・男『……。』
192 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/24(日) 22:44:45.54 ID:OHYwmc5i0
〜〜3分経過
女・男『なんか喋れよ!!』
女「オラァ!」ポカッ!
男「ぐはっ!」バタッ
女「〜〜!!よろしくゥ!!」ダキッ!
男「うっ!うん、よろしく!あっと!」ピタッ
女「?どうしたよ?」
男「‥‥女さん」
女「あんだよ」
193 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/24(日) 23:13:55.61 ID:OHYwmc5i0
男「…撫でていい?」
女「次はねぇよ?」ニヤニヤ
194 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/24(日) 23:14:54.12 ID:OHYwmc5i0
ーー
ーーー
ーーーーー
ーーーーーーーー
母「これが私達の馴れ初め。」アルバムパタン
姉「素敵です…」キラキラ
幼女「父上ー!」ダキッ!
父「幼女ー!!」ギュー
母「離れな、そこはママの場所だ。」グイグイ
姉「その後はどうなったんですか?」ペラペラ
195 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/24(日) 23:20:45.23 ID:OHYwmc5i0
母「あぁ、パパは大学に入ると同時に、会社を継いで、3年で小さな印刷会社を馬鹿みたいに大きくしたわ」
父「いやー大変でした!」エッヘン
母「ほら、この人。この写真の右がパパで左が弁護士さんよ」つアルバム
姉「私の時もお世話になりました」
母「だからって良い人だと思っちゃいけないわ。」
姉「そうなんですか?」
母「あくどいことばっかしてる悪い人よ。パパはこの人と手を組んで、少しでも敵になりそうな会社を潰しまくったの。」
196 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 03:02:39.29 ID:5IShtEJ00
はい!!というわけでみなさん、イヴはどうお過ごしでしたか。
もう年末ですね。今作はまさかの超絶カメさん更新で自分自身チビりましたが
ここまできたら、クリスマスに終わらせようと思います。
ではでは、みなさん。また会いましょ。
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/25(月) 04:25:17.34 ID:DTfKHSpCo
おい、面白すぎて過去作まで読んでたらこんな時間じゃないかどうしてくれる
はよ続きはよ
198 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 21:58:04.63 ID:5IShtEJ00
姉「パパさん…」サッ
幼女「父上...」スッ
父「こらママ。余計なこと言わないで。娘達の好感度ダダ下がりだよ。」
母「そして、会社が大きくなった3年後、500人の従業員を雇ったわ。約束通り、ね?」チラッ
父「さぁね。それは言えませーーん」フイッ
姉「パパさん!」キラキラ
幼女「父上ー!」ダキッ!
199 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 22:25:30.85 ID:5IShtEJ00
母「ちょ、そこはママの場所だっつたろ!離れなさい!」グイグイ
幼女「ひひうへー!」ギュー
姉「ママさんは!?ママさんは何をしてたんですか?」ワクワク
母「私は…、ちょ!幼女、邪魔!もう!」ゲシゲシ
幼女「父上!あやつが我を蹴ってくる!!」
父「ちょっと、ママ!蹴っちゃダメでしょ!」
200 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 22:34:12.08 ID:5IShtEJ00
母「チッ。私は、パパの家に転がりこんだわ。パパのお父さんは快く受け入れてくれたんだけど、ババアが」ゲシゲシ
父「僕の母さん、つまりハクちゃんと幼女のお婆ちゃんとソリが合わなくてね」イタイヨ、ママ
幼女「我は、ばぁば好きー!」
母「ならママの敵ね。」
姉「た、確かに、急に家に来た人が、暴走族の元頭のママさんだったら怖いかもです。」
父「ま、そのおかげかママの家事スキルは並じゃないよね」
201 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 22:47:48.84 ID:5IShtEJ00
母「あんなババアに負けるなんて悔しいじゃない。」ドヤァ
幼女「ババアがばぁばに勝って喜んでる」クスクス
母「‥‥」ツネッ
幼女「ひたい!ひたい!」
父「今のは幼女が悪いぞ。」
姉「そういえば、パパさんはなんでママさんに話かけたんですか?」
父「!!」
202 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 23:15:54.05 ID:5IShtEJ00
母「それはねぇ。今でもなぜか言わないのよ」ハァ
姉「えぇ!?何でですか!気になるじゃないですか!」
幼女「気になる!気になるー!」ピョンピョン
父「こればっかりは秘密だよー」シーッ!
父「代わりと言っちゃなんだが、ママが大ッ嫌いって言ってた副会長。居たでしょ」
姉「え、えぇ。聞いてて面白い人だなって思いました」
203 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 23:17:37.96 ID:5IShtEJ00
父「あの人ね。秘書さん。」
姉「えぇぇぇぇ!!!マジですか!」
父「マジもマジ。大マジ。」
母「あのヤロー、いい加減にシメるか」パンパン
幼女「OK任せろ、我も手伝うぜ」ギリッ
父「あ、幼女もママと同じで、あんまり好きじゃない感じか。」
幼女「秘書はウラを感じる」
204 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 23:19:11.27 ID:5IShtEJ00
父「あの頃、秘書さんは、学年トップで、いっつもパパは2番。そんな人が副会長だから、頭上がらなかったよ」ハハハ
母「それがますます気に食わないわ。人を馬鹿にすることを生きがいにしてるみたいで腹立たしい。」ギリッ
幼女「なんかムカつく」シュッシュッ
母「幼女、腰がなってないわ。もっと黄金の回転を意識して。黄金長方形を感じるの。」
幼女「こう?」シュッ!
母「違うわ、こうよ」バヒュッ!
幼女「うぉ!なにそれカッけぇ!」
母「向こうで練習しましょう。」スタスタ
205 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 23:20:44.35 ID:5IShtEJ00
幼女「黄金…回転…ッ!」トテトテ
姉「結構、色んな人が昔馴染みなんですね。驚きです」
父「あぁ。人の縁ってのは不思議なものでね。大きな出来事を1回一緒に乗り越えたなら。その人達との縁は一生ものになるんだ。」
姉「‥パパさんはやっぱり凄い人です。」
父「皆が居てこそさ。…はい!昔話はこれにておしまい!ママ達のトコに行こ!」
姉「ママさんが言ってた黄金うんぬんってホントなんですか?にわかに信じられません」クスクス
父「ありゃただの馬鹿力だンゴハッ!」ドサッ
206 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 23:22:18.89 ID:5IShtEJ00
母「聞こえてんだよ」シュルシュル
姉「パパさん!?」
母「ほら幼女。こうやって鉄球に回転をかけるの。それをぶつければ1発KOよ」ヒョイッ
幼女「なるなる…」メモメモ
父「家の中で鉄球投げるの…禁止っ…」バタッ
姉「パパさーーん!!」
207 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 23:23:07.38 ID:5IShtEJ00
母「うぷぷ!またそれか!ボーリングの玉は校則に追加してあったけど、鉄球はなかったでしょ!」
父「‥‥な、なんて常識のない…」
母「なら没収してみな!」ホレホレ
父「くっ…没収です!」バッ
母「‥‥」グイッ
208 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 23:24:19.90 ID:5IShtEJ00
チュッ
母「ありがとう」
幼女・姉『あ!』
父「‥‥ママ」
母「‥‥あんだよ///」
父「これからも一緒にいてくれるかい?」
母「当たり前のことをきくんじゃねーよ。ずっと一緒だタコ」
END
209 :
◆f39OhGB9wF8x
[saga]:2017/12/25(月) 23:30:45.08 ID:5IShtEJ00
いやーー今年は嬉しいことに多忙で更新が滞ってしまいましたね。
ただ完走できて良かったです。これも丸っと全部読んでくださったみなさんのおかげです。
この家族はきっと今年も幸せに過ごしたことでしょう。
今年、よかった人も、良くなかった人もお疲れ様でした。
では、みなさん。来年の春頃またお会いしましょ。
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/07(日) 05:59:52.95 ID:rRCsjPq80
あけおめラン乙
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