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【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/15(金) 13:03:12.40 ID:d8o2e4p1o
名より実をとるか、でアマクダリと交渉も悪くないな
ニンジャスレイヤーのスタート地点(マルノウチスゴイタカイビル)で
ニンジャスレイヤーが復活するための何かをするのでは、と状況判断して
マルノウチスゴイタカイビルへのルートをぽっかりと開けてアマクダリの精鋭に全力で潰させる(逃がしたら自分たちで潰す)のもいい感じかもしれん
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/15(金) 13:54:01.43 ID:1uzV8GUeo
アマクダリとの連携は越権行為なのでは?
ワイルドハントの傭兵ハッカーやモーターシリーズの投入もケジメ案件なのに
せいぜいマルノウチで作戦行動するのを事前通達して衝突を避けるぐらいで十分
295 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/15(金) 15:51:10.71 ID:djP7ami50
GM「教えてGMはまだ1回も使われてないよ」
GM「正直ここまでとっておかれるとは思わなかった」
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/15(金) 20:09:26.80 ID:s/ca1zUDO
8日の夜にダドメがきて9日が命日なんだな
ジェノカの強化やら赤黒対策を進めるのが良いのかな?
ベストな選択を教えてGMニンジャ=サン。何でもしまむら
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/15(金) 20:26:21.31 ID:563M4BoSO
一回は見ときたいので安価は4
教えてGMはトモヨ=サン起きたら使いたい
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/15(金) 23:17:23.13 ID:cjwzabZzo
>>292
で
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/16(土) 15:58:30.10 ID:+J/PHxQPo
ぞろ目だと3Pを申し出たのかな?(REC)
300 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/16(土) 19:13:44.18 ID:lJfFjtBm0
6/3
チガサキはその日忙しかった。
この頃起きているニンジャスレイヤーの騒動、そしてキョート本部からの派兵。チガサキのニンジャ第六感がある可能性を告げていた。
ネオサイタマ撤収が現実になるかもしれない
取り分け先月の地下遺跡開通をきっかけにギルド全体が慌しくなっているようなアトモスフィアを派閥内通信などで感じ取っていた。
時期、目的、理由は不明だがそんな気がしてならなかったのだ。
チガサキにしてみればキョート【帰還】など針の筵のようなものだ。居心地が悪くて仕方が無い。
それにネオサイタマはキョートから見れば下賎の地。どのような目で見られるかも分かったものではない。
加えてキョート帰還となれば安心して活動できる地盤作りも必須だ。
挙句自分自身には ニンジャスレイヤーを見逃した という誰にも言えない傷がある。
誰にも知られることは無いと思うが、相手はザイバツシャドーギルド。いつ如何なる手段で露見するか分かったものではない。
発覚した時点でムーホン者。捕らえられればカマユデ・・・・・・想像すらしたくない。
そんなことを考え、季節はずれのお中元を各グランドマスターとロード宛に送るようキョートにある茶園に指示を出しあるいていたのだ。
墨石チャはロードの覚えもめでたい。利用しない手はない。
だがありきたりなテンプレートの文言で送ってはシツレイと取られる。季節はずれとあって何らかの陰謀を疑われるやもしれない。
その為グランドマスター一人ひとりとロードに対して美辞麗句とハイク、スミエを書いていたのだ。
チガサキは脳筋である。スミエのワザマエはもはや比べるものが殆ど居ないほどの領域だが深謀遠慮などに関しては疎い部類だ。
その為ひとりでうなりながら文言を考え、逆立ちしながらハイクを練り歩き、ブリッジしながら覚えが良くなる様なスミエの題材をひねり出していたのだ。
仮に誰か1人でもその様を見ていたのなら気が狂ってしまったのではないかと思うほどの状態である。
当然電子ルートで送るわけにも行かないので、書き上げたらすぐに機密文書扱いで懇切丁寧にキョートの茶園へと発想したのだ。
従業員には「可能な限り触れるな。中身に何かあったらセプクもの」と釘を重々刺したほどだ。
そんなこんなで気が付けば既に夜。普段使いもしないニューロンの部位を使ったので疲労困憊となり、風呂に入った後フートンに包まると死んだように眠りについたのだった。
6/4 早朝
朝IRCを確認した所、トモヨが目覚めたという一報が届いていた。
ただまだ麻酔で意識が朦朧としているので、数時間時間を空けたほうが良いだろう とも追記されていた。
(良かった・・・無事に目覚めることが出来たのか)
チガサキは安堵しつつ本日の予定を立て始めた。
どうする?
【4/17 22時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う
2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる
3:ニンジャスレイヤー関連の対策
4:隠れ家進捗を確認する ※ 部屋用のスペース掘削中
5:トモヨの様子を見に行く
6:完全自由安価 (記述のみ)
00:【HELP ME GM 残り3回】
ーーーーーーーーーーーーーーーー
GM「ここまで!」
GM「原作だとどういったようにザイバツ構成員がザイバツ内ですごしているのか分かる資料が少ないんだよね」
GM「俺としては死ぬほど面倒臭くなった日本社会の縮図って考えてる」
GM「それではオタッシャデー!」
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/16(土) 19:17:51.45 ID:pdXGQA5So
オツカレサマドスエ!
安価は5
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/16(土) 19:29:36.32 ID:WhRqLDRD0
とりあえず5
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/16(土) 19:35:52.53 ID:3lsGd2qV0
5
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/16(土) 20:08:53.45 ID:/yk08zj1o
トモヨと会って、トモヨの反応ってかチガサキの意識次第だけど、次はGMコールかな。
305 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/18(月) 10:52:10.94 ID:TA1SGJfO0
6/4
チガサキは意識が戻ったトモヨの元へと足を急がせた。
(流石に蹴り開けると追い出されそうだな・・・)
そう思い病室を奥ゆかしく開ける。
「ドーモ。何とか生き残れたみたいだな」
チガサキは勤めて平常心を保ちながらトモヨにアイサツをする。
そして・・・
「本当に・・・本当に良かった・・・ッ」
チガサキはトモヨを抱きしめるとそう詰まりかけた声で呟いた。
「センセイ〜♪」
トモヨはスリスリとネコめいて頬ずりをしてくる。何か様子がおかしい。
チガサキは抱擁を解き、トモヨの様子を観察するが一件おかしなところは無い。
不思議に思っていたときに病室のドアが開いた。
「ドーモ・・・インクストーン=サン。丁度良いところに」
入室して来たのは医師のようだ。だがその眼光は鋭い。
「すまない。少し用事が出来た。すぐに戻ってくる」
そういうとチガサキと医師は一旦病室を出て、誰も使っていない小会議室へと入った。
「まず・・・何からお話しましょうか」
室内に入り、椅子に腰掛けるや否や医師はそう切り出した。
「様子がおかしい。自制心が薄くなっているような・・・」
チガサキは即座にトモヨの異常を告げた。
「それは問題ありません。まだ寝ぼけているのでしょう」
どうやらトモヨは寝ぼけてあのような行動を取ったようだ。心臓に悪い。
「一体何が問題で?意識も戻っているのだから何も無いはずでは?」
「 怪我のほうは 問題ありません。ただ・・・」
医師はそういうとポケットの中から小さな丸薬めいたものを取り出す。拠点ギルド員に支給されたZBRアドレナリン入りの発信機だ。
「これに高濃度のZBRが使われているのはご存知ですよね?」
「自分が指示したわけではないがな」
チガサキは肯定する。
「問題はその濃度なのです。一言で言えば・・・致死量の一歩手前。人に使っていいものではありません」
元々これはニンジャスレイヤーの足止めをするためのもの。最初から生き残った後を考えて作られている代物ではない。
つまりは・・・
「何らかの障害、もしくは発作めいた急激な体調不良が起き得る・・・と」
「流石です。インクストーン=サン」
チガサキの懸念に医師は満点をつける。
「あれほど高濃度のZBRを使って生き残っている例は実際少ないです。我々も彼女の身に何が起きるかはわかりません。ですが・・・」
「 体調に何か起きた場合 に関しては命の保障が出来ません」
「・・・・・・・・・いつまで続く見込みだ?」
「少なく見積もって半年は要観察期間です」
「意識の覚醒の有無は?」
「覚醒の有無に関わらず発作は起きるかと・・・」
「なるほど」
306 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/18(月) 11:10:12.85 ID:TA1SGJfO0
「つまりは 彼女を死なせたくなければ常に観察していろ、と。例え睡眠中であっても」
「その通りです」
基本拠点の寮は単身用だ。仮にトモヨが睡眠中に発作めいたことが起きれば間違いなく翌朝には死体になっているということだ。
他人に四六時中それこそ睡眠中であっても観察されることは精神衛生上非常によろしくない。
病院につないでおくのも手だが傷自体は治癒しているためそれも難しい。
「手首か何かに装置を付けて、異常が出たらアラームで知らせるのは?」
「想定済みですが・・・発作が重篤な場合や深い睡眠状態では無力です」
「すぐに駆けつけて処置できるのでは?」」
「我々の足では少なく見積もっても到着に20分はかかります。生存率は・・・下がっていくでしょう」
「つまりその状態に対応するためには・・・」
「寝食を共にしていただくのが一番手っ取り早いかと」
気まずい沈黙が流れる。
チガサキは内心頭を抱えていた。つまりは命を救う為には同棲しろと言っている様なものだ。
女として、愛するものとして意識してしまった少女と1つ屋根の下で寝食を共にする・・・
(理性・・・持つだろうか?)
「分かりました。ネオサイタマ・キョート両方でそうできるようにします」
「すみません・・・高濃度ZBRの解毒は実際難しく・・・」
「いえ。命をつないで下さっただけで十分です。お任せください。もう2〜3日は病院ですよね?」
「ええ。あと5日はここで入院と考えてください」
「わかりました。ありがとうございます」
チガサキは頭を下げる。
「それでは戻りましょうか」
どうやら話はこれで終わりのようだ。医師とチガサキは病室へと戻った。
「おや・・・」
病室ではトモヨは既に眠っていた。麻酔がまだ完全に抜け切っていないのだろうか。
「とりあえず自分はギルドに話を通すのと場所の確保を行います。恐らく経費でいけるでしょう」
「わかりました」
そういうとチガサキは足早に病院を出て、経理などに話を付けにいった。
ーーーーーーーーーーー
6/5早朝
(よし。滞在場所の確保は経理で落とせた。引越しの準備でもするか・・・?)
昨日病院を出てから交渉、根回しをしてチガサキはキョート、ネオサイタマ両方に2人分住める住居を確保することに成功した。勿論経費でだ。
(問題は理性がなぁ・・・)
新たな問題に頭を抱えることにはなったが・・・
どうする?
【4/18 22時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う
2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる
3:ニンジャスレイヤー関連の対策
4:隠れ家進捗を確認する ※ 部屋用のスペース掘削中
5:トモヨの様子を見に行く
6:完全自由安価 (記述のみ)
00:【HELP ME GM 残り3回】
307 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/18(月) 11:11:18.67 ID:TA1SGJfO0
GM「ここまで!」
GM「色々本格化してきたね・・・」
GM「俺のほうもそろそろ書き始めないと・・・」
GM「オタッシャデー!」
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/18(月) 11:51:34.56 ID:TRBKI5iDO
女性のお手伝いさんでも雇えばよいのでは?
ナミダ=サンみたいな奴隷オイランとか
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/18(月) 20:23:29.78 ID:Yp03UWz/o
00
ここは切りどころ。
最優先で確認したいのがは、ネオサイタマでやり残していることはないか。
トモヨの身の回りのことは、どうせキョートに行くんだから、
チガサキ不在時は旅館に預ければ身の回りの世話も医者代も経費で落とせるかと。
そして医師常駐によりますます旅館の評価と宿泊料が上がるのだ。
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/18(月) 20:38:18.71 ID:zGKFTn1/O
ヘルオンアースのときあぶなくない……?
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/18(月) 21:03:44.64 ID:Mpb6K6rBo
旅館は大丈夫だって前言ってたハズ
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/18(月) 22:49:19.83 ID:Mpb6K6rBo
00
より良い未来のためにはどう行動すべきか?
313 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/19(火) 09:12:59.41 ID:+Qi2DHWK0
GM「ついに来たか・・・」
GM「さて、本編はこれが終わるまで更新が止まるぜ」
GM「安価先の質問に【答えられる範囲】でGM視点で答えよう」
GM「ただし・・・」
GM「1つ。【曖昧な質問はNG】何を、どうすればいいのか くらいは書いて欲しい」
GM「1つ【核心的な部分に関してはぼかすかそもそも答えない】まぁよほどのことが無い限りは答えるけどね」
GM「最後、【質問内容は1人1つまで】同じレスに2つ書いても【一番上にあること】しか答えないぜ」
GM「それじゃぁ・・・安価先は」
【4/19 22時【以降】で一番近い安価】
GM「オタッシャデー!」
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/19(火) 19:29:02.31 ID:6OLT++Oso
今最優先で行うべき行動
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/19(火) 21:44:37.90 ID:YhfHNVENo
トモヨを生き残らせるためにすべきことは?
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/19(火) 22:11:11.77 ID:i6q3ofcDo
ネオサイタマでやり残していることはないか。
317 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/20(水) 11:58:00.23 ID:yX2/iI1J0
GM「OK。質問を把握した。回答するぜ」
GM「ネオサイタマでやりのこしたことか・・・・・・」
GM「【極めて重要な】ことが【1つ。正確に言えば2つある】」
GM「直接END分岐に関わることだから具体的に どう とは言えないけど、実際に重要」
GM「1つ目に関してはほぼ達成済み。恐らく作中時間で20日までには必ず発生するから問題ない」
GM「で、1つ目のイベントである【選択】をするとほぼ必須イベントの発生条件を満たす」
GM「期限は【6/23〜27日迄】に【特定の場所で発生するあるイベント】をこなさないと【確定BADEND】になる」
GM「早すぎても遅すぎてもダメ。【6/23〜27日】の4日間限定のイベント」
GM「質問は【やり残したこと】だからこれで回答になるかな」
GM「それじゃぁ次の行動の再安価と行こうか!」
【6/5行動】【4/20 22時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う
2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる
3:ニンジャスレイヤー関連の対策
4:隠れ家進捗を確認する ※ 部屋用のスペース掘削中
5:トモヨの様子を見に行く
6:完全自由安価 (記述のみ)
00:【HELP ME GM 残り2回】
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/20(水) 12:11:46.73 ID:usAv7+1DO
アンバサダーかディプロマットのとこにいけばいいのかな?
スリーピング・ビューティーのあとだからキョートに引き上げ、もしくは呼び出される?
ガンドーと会う必要もあるのかな?
色々あってザイバツに辞表を叩きつける事になるんかね?
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/20(水) 12:16:53.62 ID:usAv7+1DO
ネオサイタマでやり残したこと、だからアンバサダーに協力してメンタリストに対抗するのか?
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/20(水) 21:41:06.04 ID:omxtSxJ5o
もうすぐダドメが来る情報とか入ってこないかな?
ワイルドハント=サンが出迎える準備をそれとなく手伝うとか?
321 :
モーターGM
◆D8Rwi80caUI5
[sage]:2016/04/21(木) 00:08:03.46 ID:TBNK11vGo
ドーモ、GMニンジャ=サン、モーターGMです
少しキャラクターを拝借させていただきましたことを報告します
今後のチガサキ=サンの活躍を楽しみにしています
それではオタッシャデー!
322 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/21(木) 10:25:47.94 ID:FD0YaG7A0
6/5
その日チガサキのニンジャ第六感が告げた。
「非常に面倒なことが起きる」と。
根拠の無い確信、理由の見えない不安。インセクツ・オーメンとはこのことなのだろうか。
何か掴んでいる人が居るのかも知れないとチガサキはマスター階位の面々に尋ねに行った。
「・・・・・・という訳で何か知っていないか?ワイルドハント=サン」
「・・・・・・いきなりそう言われてもな・・・知らないものは知らないとしか言いようがない」
ワイルドハントは何も知らないように見えた。だがチガサキのニンジャ視力は僅かにワイルドハントの顔が困惑以外の表情で歪んだのを見逃さなかった。
(だがあえてここで聞いてしまうと後々面倒なことになりかねないな・・・)
チガサキはあえて追求せず、もっと知っていそうな奴に目星を付けて移動した。
「・・・・・・という訳だ。アンバサダー=サン。何か知っていないか?」
「い、いや。な・・・何も、まだ知らないぞ・・・」
あからさまに動揺している。
(分かりやすいな・・・)
チガサキは更に攻勢をかける。
「アンバサダー=サンの直感はよく当たると評判だ。その直感を話してみてほしい」
「い・・・いや。改めて質問されるようなものでも・・・」
再びアンバサダーは言葉を濁す。
チガサキはにっこりと微笑みながら利き腕の拳を硬く握った。
アンバサダーの顔から色が消える。このままでは交渉(物理)をさせられ、下手をすれば爆発四散してしまう!
「そ、そうだ!移転届けを出していたな。拠点の部屋の整理をしなくていいのか?」
アンバサダーは身振り手振りでしどろもどろになりながらそう告げる。
「あ」
チガサキは完全に失念していたようだ。
「まぁ近いうちに教えてもらいますよ」
そういってチガサキは退席していった。
「ハァ〜・・・」
アンバサダーは深いため息をつく。何か隠しているのはバレたが何とか内容は隠し通せた。
実際アンバサダーもワイルドハントも何が起きるかは知っている。
ワイルドハントは派閥経由で、アンバサダーはジツ経由でだ。
だがあえてチガサキには話さない。なぜなら・・・
脳筋だからである。純粋な武人として戦力だけでのし上がってきたチガサキは陰謀系統に弱い。
扱い的には「知性と理性の高いレッドゴリラ」めいたものなのだ。
なまじ武力の純度が高いため凶悪な陰謀でなければ大体物理で押し通ってきた過去がある。実際先輩面をして無法を働きまくったニンジャはサンドバッグにされたほどだ。
しかし今回は相手が相手。万一にでも衝突すれば拠点の存続そのものが怪しい。
その為2人ともしらばっくれたのだ。
(分かった当日の反応がどうなるかなんて想像もしたくない・・・)
拠点の長であるアンバサダーは胃を痛めた。中間管理職の苦悩である。
(どうか穏やかでありますように)
彼は柄にもなくブッダに祈った。
323 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/21(木) 10:29:49.92 ID:FD0YaG7A0
6/6 早朝
(よし。荷物も粗方まとまった。引越しの準備は殆ど済んだな・・・)
(すぐにでも必要最小限の荷物以外を送っておこう)
チガサキは早朝から引越しに明け暮れていた。
(トモヨ=サンは6/9に退院みたいだな。反応が楽しみだ・・・)
そう思った瞬間チガサキは赤面した。
(色々と準備しなきゃ・・・)
思考を振り払うように荷物の発送を始めた。
どうする?
【4/20 21時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う
2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる
3:ニンジャスレイヤー関連の対策
4:隠れ家進捗を確認する ※ 部屋用のスペース掘削中
5:トモヨの様子を見に行く
6:完全自由安価 (記述のみ)
00:【HELP ME GM 残り2回】
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 10:31:31.97 ID:g5106fYMO
……?
安価なら1
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 11:50:58.30 ID:DWp6GuZDO
知性と理性のあるレッドゴリラw
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 11:52:36.05 ID:yazOi1HDo
確かに結構脳筋だよな…
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 13:55:08.05 ID:DWp6GuZDO
墨石「何でもカラテ(暴力)で解決するのが一番だ」
違和感ないな・・・
328 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/21(木) 14:44:51.91 ID:FD0YaG7A0
GM「まさかここまでウケがいいとは・・・」
GM「知性と理性を兼ね備えたレッドゴリラ・・・違和感ないな!あとスマートなだけ」
GM「時に、恐らく内部時間で23日までにネオサイタマ市警がIRC上における健全な青少年の育成のために規制するような内容を書く可能性がある」
GM「で、そのネオサイタマ市警が以下略な内容を書いても良いし書かなくてもいい」
GM「そのまま時系列に沿ってレスに書き込むもよし、最後の150くらいを確保してそこで書くのもよし」
GM「どうしようかなー・・・と」
GM「で、期限付きの安価ってわけじゃないけど質問」
GM「ネオサイタマ市警がIRC上における健全な青少年の育成のために規制するような内容 書いたほうが良い?」
1 バッチ来い。歓迎するぜ盛大にな!
2 いらない。
GM「大まかな流れでみて1なら書くタイミングもアンケとろうかなー・・・と」
GM「オタッシャデー!」
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 17:34:59.27 ID:X4PGlwmhO
1
実際、青少年のなんかは24:30まで守るのが目標とピンクの人が言っていた
どうせ目標だからダイジョウブダッテ!
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 18:00:21.02 ID:sckcYFMMo
2
いらないなー。忍殺の良い所はハードなエログロもぼかしてさらっと流してることだし
忍殺にそういうのは求めてないというか
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 19:21:37.19 ID:eYE8JElt0
2
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 20:01:52.32 ID:bMGH4LO7o
2
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 20:17:15.29 ID:jQc2mJ6Lo
正直
>>1
が書きたいと思っているなら書いてしまえばいいと思う
しかし安価は1
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 22:00:36.53 ID:jYEN3K1e0
1
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 22:06:35.55 ID:TBNK11vGo
トモヨの様子見に行くか
アンケは1
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 22:51:12.17 ID:9WFP+8ba0
1
ただあとでアンケとるとわかっていても、タイミングとしては時系列からは外してほしいかな
「チガサキとトモヨの関係」は大切だが、「細かい描写」まで行くとチガサキの物語には関係ないと思うし
スレの最後なり、別スレ立てて書いて、前スレ欄に加えるなりしていただきたいと個人としては思う
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 22:59:46.91 ID:SPb2oDGDO
2
うーん、トモヨは妹キャラなんだよなぁ
正直二人のそんな姿あんまり見たくはない。生々しいし
朝まで激しく前後した、でいいんじゃないすかね
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/21(木) 23:10:38.88 ID:Wg4TiMEe0
1
とはいえこれに関してはGM=サンに判断してもらいたいところではある
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/22(金) 00:12:45.01 ID:JanCa3fNo
1...かなあ。
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/22(金) 00:59:15.04 ID:wnnnzOVh0
乙
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/22(金) 10:30:13.81 ID:5M/7GW0Ro
2
342 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/22(金) 12:46:57.79 ID:4fma6GLo0
GM「7:5で1が僅差なんだよね・・・」
GM「僅差だからチョイ保留」
GM「で、【仮に】書くとしたら隔離したほうが良い?」
GM「隔離しない場合は本編にそのまま時系列どおりに捻じ込むことになる」
GM「隔離なら残り150くらいかそこらで次スレにして、残りの130くらいで投稿する。時系列上では1行かそこらで次の展開」
GM「勿論双方選んでも始まりと終わりに数回長文空白レス入れて、警告文入れて投稿はするつもりでいる」
GM「というわけで【仮に】投稿する場合の処遇についても決めておきたい」
1 隔離しない。臨場感は大事
2 隔離する。住み分けは重要
GM「あ、ちなみに投稿分の安価は トモヨの様子見に行く で確定」
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/22(金) 13:10:56.66 ID:o9UgPpq8o
2
0101ル01ゴスは棲み分けが大事と提案する
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/22(金) 16:17:17.48 ID:evZ7PZNAO
隔離スレ【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ特別編SAGA!【性】
その後チガサキは元々強かったのがさらに強くなったという。カラダニキヲツケテネ!
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/22(金) 16:51:43.26 ID:4MYBAs4s0
2かな、まあ一応ね
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/22(金) 18:44:17.67 ID:evT6MwwLo
2
すみわけはきちんとしなければスレの存続にかかわるからね
347 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/27(水) 11:22:11.29 ID:oGsjpEFh0
GM「OK代替把握した。本編ではキンクリして後々の反応次第で決めるか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
6/6
(そろそろ落ち着いただろうか・・・)
トモヨの容態も安定し始めているようだ。事情を説明して同居の同意を取らなければ・・・
そう思いチガサキはトモヨの様子を見に行ってみることにした。
「ドーモ」
「おはようございます。センセイ」
どうやら意識もしっかりしているようで、態度も見慣れたものであった。
「オハヨウ。で・・・1つ伝えておかないといけないことがある」
問題を徒に先延ばしにするのもまずいかと考え、チガサキは本題を切り出す。
「体調のほうは主治医の方から問題ないと言われている。ただ・・・」
「時々、意識が飛びかけることがあるんです。そのことですね」
トモヨも己の状態を察知していたようだ。
「なら話は早い。あのZBRは【中々死なないように】作られているのであって、【その後】を考えて作られたものではない」
「それほどまでの高濃度ZBRだ・・・体に異常が出ないほうがおかしい」
「ワタシは・・・戦えるのですか?」
トモヨはそう問うた。ザイバツのニンジャとして戦闘能力のロストは致命的だ。
「今は厳しい。容態が安定する必要がある」
「何分強力なZBRのせいで自律神経やらホルモン関係が狂いに狂っている。仮にイクサ時に発作が起きれば・・・」
チガサキは言葉を切り
「死に至る」
そう断言した。ニンジャのイクサにおいて1秒以上の隙は致命的だ。
「ましてや日常生活にも支障が出ているとなれば猶更戦闘ミッションには行けない」
「挙句知らないだろうが報告によれば睡眠中にも発作が起きることもあるそうだ。今現在もバイタルサインはモニタリングされてるんだぞ」
「このような状態で退院などもってのほかだが・・・病院に長くとどまるわけにもいかない。そのため・・・1つ提案を受けたんだ」
「トモヨ=サンもどこの馬の骨とも知らないニンジャに四六時中監視されるのは骨だろう。というわけで・・・」
「自分が暫く監視兼保護役として行動を共にすることにした」
「へ・・・?」
トモヨの思考がフリーズ仕掛ける。だがここで言いよどんでは己の動揺がバレてしまう。それは避けたい。
「具体的に言えば寝食を暫く共にする ということだ。実際自分に薬が渡されるはずだしな」
チガサキはトモヨに何かを言わせるタイミングを与えず、一気呵成にまくしたてる。
「そのためネオサイタマ、キョートに行動用の別荘めいた部屋を与えられた。今はギルドの意向で今いるニンジャを大事にすべしとも言われているし、当然の措置だとは思うけどな」
「そこで少なくとも半年は寝食を共にすることになる。当然拠点の部屋は引き払いだ」
「明日には退院なのだろう?退院後は直ぐに移転しなきゃいけないからその覚悟はしておいてほしい」
「とりあえずこんなところだ」
チガサキはまくしたて終わったが、どうやらドアから何やら生暖かい視線を感じる。
「自分に用がある人がいるらしい。話すことは話したし、そいつと話をして自分は戻るよ」
そういってチガサキは混乱状態のトモヨを置き去りにし、足早に部屋を出る。そこには・・・
「ドーモ。センセイ。陰から人の会話を盗み聞きとは感心しないですね」
「いやぁ。すみませんね。例の重傷以来なにかと検診してきた方がついに・・・という気分でして」
そういう主治医はニヤニヤと顔を綻ばせている。チガサキはムスッとすると足早に自室へと戻っていった。
348 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/04/27(水) 11:27:23.70 ID:oGsjpEFh0
(あのセンセイには全く頭が上がらない・・・)
チガサキは自室で荷造りをしながらぼやき続ける。
主治医は己がアンプレンティス時にニンジャスレイヤーに襲撃され死にかけたときに治療してくれた医者だ。
その後も何かと重傷時には世話になっているので、純粋な親密度としてはチガサキ自身の師より高いかもしれない。
しかしあそこまでニヤニヤされると腹が立つ。
(まったく・・・)
どこか釈然としない気分で荷造りを進めていった。
6/7 早朝
(さて・・・後で新居に荷物を持っていかなければ。何事もなければいいんだが・・・)
どうする?↓
【4/27 21時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う
2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる
3:ニンジャスレイヤー関連の対策
4:隠れ家進捗を確認する ※ 部屋用のスペース掘削中
5:トモヨの様子を見に行く
6:完全自由安価 (記述のみ)
00:【HELP ME GM 残り2回】
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
GM「ここまで!」
GM「例のグラマスが来るのはアマクダリの慌て方からして直前臭いんだよね」
GM「おそらく明日にはチガサキも何が起きるか知るころじゃないかな」
GM「オタッシャデー!」
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 17:16:27.26 ID:QwqGv4c/O
オツカレサマドスエ!
ダークドメインは一番グラマスだと謎が多いよな
派閥のメンバーすら居なさそう
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 19:50:56.06 ID:p74C0PjXo
ダドメとケイビイン=サンは出番少なすぎだよな…
一話しか出てないけど怒濤の台詞量で個性が溢れてた室長と違ってガチで台詞少ないし
生存組の出番をちょっと分けて欲しかった。あの二人美味しい所貰いすぎ
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 20:23:11.60 ID:L5aHPRkZo
6:ネオサイタマ拠点の人員とコミュニケーション
(チガサキ2部開始時点で「人望やコネクションを集められるかがより重要になるシナリオ」と名言されてる。
GMコールで企業コネクションの不足は指摘されなかった。グラマスへの工作も一応した。あとは拠点内だ)
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 20:31:21.00 ID:Mrw/acXDO
>>350
ケイビイン=サンはサケかっくらって奴隷オイランの胸揉みしだいてただろいい加減にしろ
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 21:25:43.86 ID:9sTr53El0
ケイビイン=サンはまあ胸揉んでたり喋り方だったり性格面は普通のおっさんなんじゃねってとこもあるが
ダドメはマジで極端な短気で気難しいってことくらいしかわからんからな
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 22:29:53.38 ID:Mrw/acXDO
安価なら
>>351
多分ダドメは8日の夜にくるんだろうな
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 23:14:42.35 ID:VztUpL15o
>>352
でも素の一人称もわからないんだぜ…
俺なのかワシなのか私なのか気になって夜も眠れない
>>353
せめて何であんな不機嫌だったのか説明があればね。面倒な仕事を押し付けられたのか
単にネオサイタマが嫌いなのか、或いは意外と他のグラマスと仲良くて師父の死にキレてたのか
この辺がハッキリするだけで大分性格がわかるのに
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/28(木) 00:06:20.65 ID:YWHsUdaDO
実はフレンドリーに接したいのに無駄に怖がられるから不機嫌になる
そして更に怖がられるという負の連鎖だったり
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/28(木) 00:56:19.69 ID:SQp5Ny1mo
それはちょっとあると思ってる。他のグラマスとは多少感じ悪いものの結構普通に喋るし
馴れ馴れしくされるのは嫌だろうけど変にビビられてイライラしてそう
接待の時イグナイトがいたら案外普通にコミュニケーション取れたりして…
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/29(金) 12:58:31.69 ID:PApLQYqDO
そういえば、インプルーブド・マキビシ頼んでたよね?
359 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/02(月) 22:55:44.32 ID:i6WpFxHQ0
久々にジゴクだ・・・カロウシしそう。
なに?23時〜8時まで勤務で、15時〜22時まで勤務。で明日は23時〜8時。で明後日が振出しに戻る。このループが続くと流石に耐久力が・・・
ネオサイタマのサラリマンは偉いね。平然と(違法薬物を使ってでも)耐えるんだもの・・・
もう少々お待ちください。
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/03(火) 01:10:22.89 ID:C0BF3tpK0
カラダニキヲツケテネ!
体を壊したら意味ないし、更新は余裕がある時でも大丈夫!
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/03(火) 01:49:06.90 ID:zdgybu5AO
マグロめいて走れ
イルカチャンと走れ
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/04(水) 10:55:22.36 ID:Qo1oFCoco
『ソンケイを信じるんだ』
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/04(水) 11:01:32.00 ID:yFUWrSCfo
時代は変わったんだ
364 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/06(金) 18:00:36.92 ID:Jt1IV8890
6/7
チガサキは荷物の発注を終え空き部屋同然になった私室を見回す。
365 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/06(金) 18:54:04.54 ID:Jt1IV8890
GM「すまん。誤爆だ」
GM「しっかし
>>351
=サンはいいカンしてるな。ニンジャ第六感の持ち主かな?」
GM「選択次第にはなるけど十分に必要になる内容になるからなぁ・・・」
ーーーーーーーーーーーー
6/7
チガサキは荷物の発注を終え空き部屋同然になった私室を見回す。
(明日には荷物が新居に届くから開封の準備もしなきゃいけないな・・・トモヨ=サンのほうの準備も手伝わなきゃいけないだろうし)
(まぁそれは明日にするとして・・・私室に何にもないからすることがないんだよな)
(何をしようか・・・)
そう黙考していると1つのアイディアが浮かぶ。
(そういえばニンジャスレイヤーの襲来で拠点がピリピリしているな)
(あれだけ派手に痛めつけたからウカツに行動はできないだろうが・・・拠点内の状況を改めて把握してみるのもいいかもしれない)
そう思いチガサキは拠点の人員とコミュニケーションを取り、現状の把握に努めることにした。
「ドーモ。ミッションの受託ですね・・・・・・って。インクストーン=サン」
「ドーモ」
まずはじめに訪れたのはミッションの受託地点。拠点と外部との繋がりを把握するのには一番手っ取り早い場所だ。
「インクストーン=サンにお出しできるようなミッションは・・・」
「いや。それはいい。少し話に付き合ってくれ」
「どういうことでしょうか?」
事情を尋ねる受付員にチガサキは話をしてみる。
チガサキがした質問は「ミッションの受託数及び達成率の推移」と「ミッションの種類の最多受託数」である。
前者の質問は拠点の活動具合を、後者の質問は全体に及ぼしている影響を如実に反映する質問であった。
「そうですね・・・受託数及び達成率の推移は共に右肩下がりです」
「以前はインクストーン=サン含め達成率が120%を超える方々もいらっしゃいましたが、現在はいらっしゃいませんね」
「受託総数から逆算すると各々が最低限のミッションをこなしている という状況です」
「ミッションの種類で最多は・・・施設防衛、潜入ミッションの2強状態です」
「とりわけ野良ニンジャの討伐や抗争への介入はほとんど行われていません。特にレヴァンテイン=サンがその直後に襲撃されましたし・・・」
「こんなところです」
「ドーモ。いい情報だったよ。ありがとう」
チガサキは会釈するとその場を去っていった。
(やはり以前のように外に出て大掛かりに行動するということはしなくなっているな)
(ソウカイヤ健在時代に状況が逆戻りしただけだが内部的にはまるで意味合いが違う)
(1つは奴の攻撃対象はソウカイヤでザイバツの存在は知られていないかったこと。もう1つはイグゾーション=サンが倒されたことか)
イグゾーションはザイバツ内でも総合戦闘能力を見れば最強と謳われたグランドマスター。
その彼がニンジャスレイヤーに敗北、死亡ということは純粋に奴が強いということが知れ渡ったことを意味する。更に彼の派閥の崩壊の影響も大きいのだろう。
そのニンジャスレイヤーが【来た】と認識されればある意味当然の帰結といえる。
(漫然とした不安感が拠点中に霧めいて漂っていると考えるか・・・)
チガサキはもう少し活動し、今度は実際にいるニンジャの心情を観察してみることにする。
(そうなると理想的な場所は・・・ドージョーか)
拠点の大多数はアンプレンティスとアデプト階位で構成されている。彼らの声を直接聞くには階級による格差や敷居がない場所が理想だ。
だがネオサイタマ拠点とはいえザイバツ・シャドーギルド。階級ごとに行ける場所や階級ごとに特設された場所があり全階級が平等に使用する場所は意外と少ない。
その場所の1つが馴染みの深いドージョーだ。更にドージョーにいるのはカラテを求めるものが統計的に多い。話が合うこともあるだろう。
そう思いチガサキは久々にドージョーへと足を運んだ。
366 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/06(金) 19:16:53.76 ID:Jt1IV8890
「「「キャーッ!」」」
ドージョーに入るな否や黄色い声がチガサキの耳朶を打った。
(間違って女子更衣室にでも紛れ込んでしまったのか!?)
と意識を周囲に向けると近寄ってくる複数のニンジャがいる。男女合わせて10名後半だろうか。
「ド、ドーモ!インクストーン=サン!私は・・・」
「アッずるい!」
「奥ゆかしく・・・」
チガサキは数分ほどアンプレンティスやアデプト階位のニンジャに囲まれて群がられていた。
「・・・・・・で、ナンデ自分はこんなに囲まれてるのかな?」
ようやく落ち着いたニンジャたちに話しかける。
「あそこです」
その中の1名がドージョーの奥を指さした。そこには大型ディスプレイと映像再生機がおかれている。
現在も映像は再生されているようで、チガサキは目を凝らすと・・・
(これはサラマンダー=サンと戦ったシャドー・コンの映像じゃないか。しかも2回目の)
映されていたのは半ばザイバツ内では伝説と化しているチガサキとサラマンダーのシャドー・コン決勝の映像だ。
このイクサでサラマンダーは大きく負傷。戦力を半分近く失ったことはあまりにも有名だ。
(なるほど。映像でカラテを学んでいたところにその当人が登場か・・・)
この騒乱っぷりを妙に納得したのであった。
(丁度いい。彼らに話を聞いてみることにしよう。タダとは言わないさ・・・)
「インクストーン=サンもこれから鍛錬ですか?」
思考から帰ってくると最高のタイミングで最高の質問が飛んでくる。
「いや。ちょっと別件で来ただけでね。でもその別件を手伝ってくれるのなら少し稽古をつけてあげるよ」
わっ と周囲が色めき立つ。純粋なカラテではザイバツ1のニンジャ直々に稽古を付けてくれると言っているのだ。
「で、でも・・・我々に手伝えることなのでしょうか?」
1人のニンジャが疑問を呈す。普通に考えれば至極当然の話だ。
「大したことじゃない。ただ少し話に付き合ってくれればいいだけだよ。付き合ってくれるのなら前払いにしよう」
「どうする?」
「「「「「「ヨロコンデー!」」」」」
その後しばらくチガサキは彼らの鍛錬に付き合った。粗末で粗雑なカラテではあるがかつては自分もそうだったと昔を懐かしむ。
チガサキは久々にカラテを鍛え始めたあの頃に帰ったような気がした。
数時間後チガサキの周囲には十数名のニンジャが転がっている。誰もが息も絶え絶えで動けそうにない。
だがチガサキは汗一つかかず、呼吸一つ乱してはいない。
彼らは思い知った。鬼神と称されるニンジャの実力を。その圧倒的な基礎体力を!
「流石に動けそうにないね。じゃぁ休みがてら話に付き合ってもらおうかな」
チガサキもタタミに座り、周囲に転がる彼らに話しかける。彼らは姿勢を正そうとするが・・・
「無理しなくていいよ。そのままで」
とチガサキが制すと再びタタミに突っ伏した。
「じゃぁ少し質問するから正直に思うままに答えてね」
チガサキは彼らにヒアリングをしてみた。
367 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/06(金) 19:29:07.74 ID:Jt1IV8890
(やはりか・・・末端構成員外に出る事が多いから相応の不安を感じてるんだな)
調査をしてみた結果やはりニンジャスレイヤーの脅威は大きなものと認知されていた。
とりわけ決定打となったのはトモヨが半殺しにされたことであろう。
次期マスター候補と言われるまでに成長した比較的武闘派の彼女ですら半死半生の状態に追いやられたのだ。
その衝撃は決して小さくはない。
(排除・・・できればいいんだけどな。それができるほどの相手では・・・)
チガサキは決定的チャンスを1回見逃している。それがここまで重くのしかかるとは。だが彼女の命には代えられない。
(どうすればこの不安感を払拭できるんだろうか・・・)
チガサキは頭を抱えた。自分にはそれだけのカリスマはない。
(こういう時に限って面倒ごとが重なることが多いんだよなぁ・・・)
泣きっ面に蜂にならないことをチガサキは祈り、ほぼ何もなくなった私室にレンタルした寝具を敷いて眠りに落ちた。
6/8早朝
(さて、新居のほうに向かわないとな。距離は遠くないけど・・・)
(それにトモヨ=サンの荷物のほうは大丈夫なのだろうか?一応書面で通知は行っているはずだけど・・・)
どうする?
【5/7 21時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う
2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる
3:ニンジャスレイヤー関連の対策
4:隠れ家進捗を確認する ※ 部屋用のスペース掘削中
5:トモヨの様子を見に行く
6:完全自由安価 (記述のみ)
00:【HELP ME GM 残り2回】
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
GM「ここまで!」
GM「次回は久しぶりにザイバツらしいザイバツが拝めるかもね」
GM「あとフロムアニメイションのスペシャル版が放映だそうで。某動画サイトで数話見てみたけど・・・ほとんど差が分からない!」
GM「これは要研修なのかな・・・?」
GM「それではオタッシャデー!」
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/06(金) 20:10:39.36 ID:Gq8SMTyao
オツカレサマドスエ!
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/06(金) 22:00:59.49 ID:8lfv6lyqo
オツカレサマドスエ!
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/07(土) 11:42:04.07 ID:7exZtf0y0
5
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/10(火) 19:19:47.61 ID:D75/2dE70
なんか大遅刻だがオツカレサマドスエ!
372 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/17(火) 09:53:54.20 ID:SMnnOcPA0
6/9
チガサキは一向に引っ越しの準備が終わらないトモヨにしびれを切らし、直々に部屋のほうへと向かうことにした。
内心少しばかりの下心も存在するがニンジャ自制心によってそれは一切表にならないだろう。
トモヨの部屋をノックする。
「はーい・・・」
どこか間延びしたトモヨの声がして、扉が開く。
「あっ・・・コルt・・・センセイ。御用ですか?」
素っ気ない言い方だが喜びを隠しきれておらず、イントネーションからにじみ出ている。
「いや。一っっっっ向に準備が終わらないようだから手伝おうかと思って」
チガサキは満面の笑みでそう言うが有無を言わさぬ圧力を感じる。
「・・・・・・エート・・・拒否権は?」
「ない」
これがネオサイタマの市井で行われようものなら即座に女性が通報。下手人は囲んで警棒で叩かれることになる。
だがここはザイバツ・シャドーギルド。アデプト階位のトモヨが準グランドマスター並みの地位にいるチガサキに逆らえるはずもない。
チガサキは絶対にやらないが懲罰騎士の立場を利用し家宅捜索という名目で乗り込むことも可能なのだ。
「交渉はテーブルに着く前に終わっている」という某政治家の言葉があるが、この場面では成立しているようだ。
「入るぞ」
チガサキは慌てるトモヨをしり目に靴を礼儀正しく脱ぎ、室内に乗り込もうとする!
トモヨは声にならない声で制止しようとするが、止められるはずもない。
チガサキ自身も妹を除き女性の部屋に大々的にお邪魔した経験などあんまりない。緊張と少しばかりの下心をニンジャ自制心で捩子伏せているのだ。
チガサキが無言でフスマを開けると・・・
「ああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜っ」
トモヨが情けない悲鳴を上げた。そこには・・・
数ある段ボール箱に散乱した洋服、下着など引っ越しの準備を進めている様子がうかがえた。
どうやら引っ越しついでにクローゼットの整理をしていたようで傍らには大きい半透明のごみ袋に衣類が詰まっている。
(ん・・・?)
不躾ながらチガサキはあるものに目が留まる。女性用のトレーナーだが・・・妙に野暮ったい。
普段見ている私服と比べればその差は歴然であった。
「ああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・」
トモヨがヘナヘナと座り込む。
(なるほど。同居するにあたって好かれなさそうな衣類を処分したかったのか)
(で、選んでいるうちに時間を食って乗り込まれ、一番まずい部分を見られた・・・と)
チガサキは苦笑する。そんなところもカワイイなぁと。
「なんとなく事情は察した。だが・・・これ以上遅れるのも問題だ。泣き言は聞かない。下着類は任せる。自分は全部段ボールに詰める。いいね?」
「ハイ・・・」
トモヨはメソメソしながらも引っ越しの荷造りを始めた。
彼女の心境としては初めての共同作業がほとんど最悪な形になったのだ。泣き言も言いたくなるだろう。
手伝ってからは存外あっさりと片付き、荷物を業者に引き渡せた。あとは翌日の到着を待つだけだ。
(意外と疲れるもんだな・・・普段は使わない筋肉を使うからか?)
心理的にも何故か肉体的にも疲れたチガサキはトモヨにひと声かけて戻ろうとする。その時である。
マスター階位緊急会議がアナウンスされたのだった。
373 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/17(火) 10:46:34.30 ID:SMnnOcPA0
6/9夜 ネオサイタマ拠点マスター階位用会議室
「・・・して、今日はどんな用件で?浮かない顔をしている方がいるからいい内容ではなさそうだが・・・」
チガサキがまず口火を切った。浮かない顔をしているのはアンバサダーとワイルドハントだ。
「ダークドメイン=サンがネオサイタマにいらっしゃるそうだ」
ワイルドハントが単刀直入に回答する。
「ダークドメイン=サンか。気難しい方ではあるが実際ありがたい。拠点内に蔓延していた不安の霧を払ってくださるだろう」
グランドマスター直々に来るとなれば戦力は倍点どころか3倍点である。キャバーン!
「して、ダークドメイン=サンはいついらっしゃる?自分としても墨石チャの準備などもてなしの準備もしなくては・・・」
「それにアマクダリとの折衝もしなくては。ザイバツとしても本格的に事を構えたくないだろうし・・・」
そう言った途端にさらに空気が重くなる。チガサキもアトモスフィアに押され、閉口する。
「明日、だ」
「エッ?」
「明日なんだ・・・」
アンバサダーが重い口を開いた。
「書類の見間違いでは?」
「見間違いはない」
ワイルドハントが書面を机の上に置く。到着日時には間違いなく6/10と書かれていた。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「アイエエエエエエエ?!ナンデ?明日ナンデ?!」
チガサキが思わず取り乱す。
「な、な、何を、何を考えていらっしゃるんだ!?ダークドメイン=サンは!アマクダリとの戦争はギルドの総益にならないと結論が出ているはずだろうに!」
ネオサイタマ拠点の規模はアマクダリとゴジュッポ・ピャッポの状態に近い。正面衝突すれば間違いなく消耗戦。損害は小さくなることはない。
チガサキは思わずアンバサダーのほうに顔を向ける。アンバサダーは・・・ズンビーめいて死んだ目で虚空を見つめていた。
この件で一番ダメージが大きいのは間違いなく総提督たるアンバサダーだ。考えることを放棄していた。
「アイエエエエエエエエエエエ!」
チガサキは取り乱しに取り乱す。思わずペットボトルに入ったオチャを一気飲み!
「・・・・・・・・・・・・・ふぅ」
そしてすぐに落ち着きを取り戻した。何故?
「で、だ」
チガサキが恐ろしく鋭い視線をワイルドハントに向けた。彼はダークドメイン派閥。このことを知らないはずはない。
「どういうことか説明していただけるかな?ワイルドハント=サン?」
アンバサダーの胃痛は頂点に達した。目の前で大量の爆薬に火がつこうとしているのに自分にはどうしようもない状況なのだ!
ワイルドハントは沈黙を保っている。この質問にはすでに答えがあって、その確認作業をしようとしているだけなのだ。
仮にこの計画がワイルドハントにも開示できないようなものであれば書面が彼の手元に届くはずはない。
仮にワイルドハント以外のダークドメイン派閥の者が知っていたとすれば彼だけが何らかの理由で伏せられていたことになる。マスター階位でこの状況になるということムラハチ以外にはありえない。
以上2つは可能性が低い為除外すれば残るは1つ。
ワイルドハント自身が指示か、己の意思でこの情報を伏せていたことである。
だが仮にこれによってアマクダリとの戦争が起きればザイバツも不利益を被ることになる。ステゴマにしては大証が大きい上に、カラテの最強戦力までおいているのだ。
どのような答えをしてもワイルドハントには不利にしかならない。前門のタイガー後門のバッファローとはこのことである。
ワイルドハントは沈黙を保ち続け、チガサキはモータルであれば心停止しかねないほどの鋭い視線を向け続ける。アンバサダーの胃は爆発四散寸前だ。
374 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/17(火) 10:53:20.88 ID:SMnnOcPA0
(このままではらちが明かない。どうするか・・・)
(拠点として知らぬ、存ぜぬと通せば責任はすべてワイルドハント=サン。果てはダークドメイン=サンにまで向かう)
(だが仮に、万が一にでもニンジャスレイヤーに介入されダークドメイン=サンに何かあろうものなら拠点の責任にもなる)
(かといって介入すればダークドメイン=サンからすれば明らかな僭越行為。拠点VSダークドメイン派閥という権力闘争も起きえない)
(だが同じようにニンジャスレイヤーによって何かが起きれば・・・ロードの覚えもメデタイだろうし、責任は回避できる)
(どうすれば・・・)
どうする?【5/17 22時に一番近い安価】
1:拠点として知らぬ存ぜぬを貫き通す(通常行動選択へ)
2:何らかの形で介入する。(原作介入へ)
ーーーーーーーーーーーーー
GM「ここまで!遅くなってすまない。半月以上開けないように努力するぜ・・・」
GM「久しぶりにギスギスしたものを書けた気がする」
GM「オタッシャデー!」
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 11:21:06.66 ID:M+nP1/aDO
ワイルドハント=サンはダメイン派閥なんね
だから出迎えたわけか
すると、インペイルメントもかな?
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 18:59:58.09 ID:vv2YcA+Z0
どういう形で介入するのがいいのかねえ?下手に手を出すと此方がヤバそうだし
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 19:08:41.08 ID:av+YH2TCo
後ろ指差されない程度の支援にするか、
赤黒をガッツリ殴ってワイルドハント一党の生存くらいは目指してみるか。
個人的には後者。行動の自由度を増やすために、部下か仲間が欲しい。
トモヨでもよかったんだけど、護るべき対象のポジで確定しちゃったし。
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 20:48:26.91 ID:Jbw/AA1Jo
トランスポーター=サンに手伝ってもらう?
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 21:57:45.01 ID:vv2YcA+Z0
2
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 22:05:49.68 ID:HcWNXbfzo
>>377
トモヨはグレーターだしジツも使い勝手がいいしメキメキ強くなる姿を見て
チガサキの頼りになる右腕になると思ってたのにまさか足手まとい枠になるとは…
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 22:10:49.09 ID:mlgrzQ9w0
ダドメの性格は分かりづらいが多分武闘派寄り
それもサラマンダーとか蛇殿みたいな戦闘狂じゃなくフジオみたいな仕事人型
んで気難しくて短気
書き出してみたはいいが本人が強いのも相まってこいつ一番介入しづらいな
とりあえず後方待機でアマクダリへの威圧と赤黒への警戒か
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 22:13:05.29 ID:vv2YcA+Z0
これ内容も書いといた方が良いのかね?とりあえず持て成しはウザく無い程度にもちろんやるのだが
トランスポーターは敵スナイパーに対する戦力として離れた所で待機させとくのが良いかな?
移動や撤退に優れたジツ持ちだし近づいて圧力掛けるだけで敵の援護はマシになるだろうから
後、近場に配置させると一応ザイバツの此方はまだしも傭兵をダドメがどうするか解らんし
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 22:18:56.14 ID:q0Ify7VLo
ダドメは距離感が難しいよな。馴れ馴れしくするのは勿論アウトだが、変にビビりまくって
距離取っても怒りそうだし。他のグラマスとは意外と普通に話してるから、案外最低限の
礼儀を持ちつつビビらないチガサキが接待するのが一番上手くいきそう
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 22:49:18.22 ID:av+YH2TCo
ダドメ氏、腹の読み合いとか嫌いそう。
チガサキと同じ「知性と理性の高いレッドゴリラ」系の人っぽい。
交戦の支援か、拠点の防衛か、アマクダリの牽制か、
方針を決めてくれれば従います、くらいにぶっちゃけちゃってよいのでは。
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/17(火) 23:27:31.44 ID:vv2YcA+Z0
とりあえずダドメのやりたいこと纏めると赤黒の始末とアマクダリへの威力挑発で反応無しなら
そのまま制圧、これに直接でしゃばるのは不味いと思う。たとえダドメが死ぬとしても。
おそらく今回やるのは後方待機か拠点防衛じゃなかろうか?手柄的に横取りは不味いし
かろうじてトランスポーターをバレない程度に動かしてザイバツ有利にする形か?
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/18(水) 21:54:47.93 ID:F7kJ4/asO
ダドメはネオサイタマに来るときは不機嫌マックスなんだよな
慎重に対応しないと
387 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/18(水) 22:14:40.31 ID:bLal0XAS0
GM「お、おう。ここまで盛り上がるとは」
GM「とりあえず介入の方針は安価で確定だな」
GM「介入方法に関してはまた安価を取ることになる」
GM「先バレすれば
1:積極的に介入し援軍めいた名目で活動する。ダークドメインは死ぬ。(戦闘描写あり イクサなし)
2:消極的に介入しあくまで斥候として動きイクサは行わない。ダークドメインは死ぬ。(戦闘描写ほぼなし イクサあり(VS赤黒イベント)
こんな感じ。どっちを選んでもメリット、デメリットははっきりするように次回更新は書いていくかな」
GM「で、ダークドメインについては正直資料薄いから何とも言えないけど・・・少なくとも俺(このスレ)での解釈は
>>381
=サンの解釈で正解」
GM「かつネオサイタマ来訪時は不機嫌全開っていう。生粋のネオサイタマ嫌いなのか、原作にすら書かれていない権力闘争やらがあったのかは不明」
GM「ちなみに足手まといのトモヨ=サンも戦わせれば強い模様。そりゃぁ武闘派最強クラスの師匠がいればねぇ。普段はぽんこつだけどね」
GM[オタッシャデー!」
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/18(水) 22:29:05.30 ID:nik7ht/d0
そういえばツラナイテタオスってマグロとかち合ったらどうなるんだろ?流石のマグロも負けるか?
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/19(木) 06:16:24.64 ID:qsi8UfuFO
1だとザ・ヴァーティゴ=サンと会う可能性もあるのか
見てみたいところでもある
390 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/20(金) 17:14:33.59 ID:eJlAjRk50
(経験則からすればニンジャスレイヤー絡みの出来事は常に最悪の方向にしか転がらない)
(ダークドメイン=サンがいくら強いといっても相手はニンジャスレイヤー。イグゾーション=サンを単独撃破した相手だ。何があってもおかしくはない)
(知らぬ存ぜぬを通してダークドメイン=サンが死亡した場合、拠点の危機管理能力が問われることになる)
(ん・・・?危機管理能力?)
(これを利用するか)
チガサキは黙考を終え、静かに口を開く。
「今回のダークドメイン=サンの急な来訪は拠点としても全くの想定外。知らぬ存ぜぬを通すことも可能だ。だが・・・」
「どのような意図があるにせよアマクダリとのイクサは必至。その時に我々が 何も知らず動けませんでした は許されない。拠点の危機管理能力を大きく問われることになる」
「よって緊急対策という名目で何らかの形でダークドメイン=サンの行動に加担するのが最善策だと考える」
チガサキは己の意見を述べた。
チガサキのロジックはこうだ。
今回のことは拠点としては青天の霹靂。事前準備などできなかった。
だがグランドマスターが来て、拠点の管轄であるアマクダリと何か交えるのであれば拠点として緊急介入をせざる負えない。
ネオサイタマという場所においては拠点のほうが権限は実質上。仮にそうでなければ拠点の設置を決めたグランドマスター達、果てはロードの命に半ば背くことになる。
よってダークドメインは本人の心情は関係なく、何らかの理由で緊急措置を受け入れなければならない。
万一断るのであれば勅命に対する挑発行為、何の断りもなくアマクダリと戦争再開という理由で諮問にかけることができる。
ということであった。
「・・・・・・・・・それならば致し方ない」
ワイルドハントも受け入れるしかなかった。ましてや相手は懲罰騎士。本来はこのような職務を行う相手でもある。
「だが、どのように介入するつもりなのだ?現にイクサが起きると決まったわけでも無かろうに」
「臨機応変に柔軟に対応していくさ」
「それではダークドメイン=サンの理解が得られないのでは?通達なく介入して成果があった場合ネコババになるのではないか?」
(痛いところを・・・)
実際その可能性も考えないわけではなかった。
ダークドメインが何らかの成果を上げた場合仮に
「拠点の連中が無駄に介入しなければもっとスムーズに事が運べた」
「せめて介入するのなら事前通達するのが筋。そうすれば我々もより上手く事が運べた」
などと言われようものなら拠点の立場そのものが危うくなる。
通達なしの介入を先に行ったのはダークドメインだが、勝てば官軍だ。
(つまり今、この場で、立場を決めて通達しろってことか・・・無茶を言うなぁ)
何が起きるかわからない非常に不安定な物事に対し、事前に決めたとおりにしか動けないのというのは中々に厳しい。
(だが決めないわけにもいかないときた。どうするか)
仮に積極介入、援軍としてイクサを全逓とした動きをすればダークドメインとしては非常に面白くない。心証は限りなく悪いだろう。
だが万一彼に何かあった場合は「我々も行動を起こしており最善を尽くしていた」と言い切れる。
消極介入、単なる見張りとした動きをすればダークドメインとしては大して何か問うことはないだろう。
仮に彼に何かあった場合でも「グランドマスターの戦力からして我々の介入は不要と考えられた」と言い逃れができる。
疑うのであればザイバツの最高戦力たるグランドマスターの力そのものを疑うという非常にシツレイ極まる行為にもなる。
(今すぐ、というのが厳しいが・・・選ぶしかあるまい。どうする?)
【5/21 21時に最も近い安価】
1:積極的に介入し援軍めいた名目で活動する。
2:消極的に介入しあくまで斥候として動きイクサは行わない。
391 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/20(金) 17:46:01.05 ID:eJlAjRk50
【番外編】意外と強いよ。トモヨチャン!
その日拠点内のドージョーは物々しい雰囲気に包まれていた。
空間という空間にカラテが張り詰めており、誰も声を上げない。
「来い」
チガサキが人差し指を動かし、挑発した。次の瞬間!
DTDTDTDTDTDTDTDTDTDT!
工事現場めいて凄まじい轟音が鳴り響きながらトモヨがチガサキを中心として残像を残しながら走り始める!これはいかなる儀式なのか?なぜこのようなことが?
答えは十数分前に遡る。
久々に鍛錬をしに来たチガサキとトモヨがばったりと出会い、久しぶりにトモヨは稽古を付けてもらっていた。
戦力の上昇は目覚ましく、アデプト階位の中では上から数えたほうが圧倒的に早いほどの練度を持っていた。
そこでチガサキが一言。
「マスター階位の昇格試験と思って挑んでみないか?」
チガサキは例外めいた成果を上げたせいで実質試験をパスしたが、マスター階位には相応の戦力が求められる。
実際に試験では戦力の高いマスターニンジャを相手に模擬イクサを行い、認められることも条件の1つだ。
その中においてはチガサキは最高の適任者であろう。仮に認められれば戦力的にみればマスター階位並みと認められることになる。
「ヨロコンデー!」
トモヨは喜んでその提案を受け入れた。
だが模擬イクサであるがゆえに真剣を使うわけにもいかない。カロウシを木刀に持ち替え、対峙し、今に至るというわけだ。
しかしチガサキの周りを残像を残しながら回る意味はあるのだろうか?
この中でニンジャ動体視力をお持ちの方ならばお気づきになったのかもしれない。
トモヨは自らのカトン・EXブーストで動きに急激な緩急をつけているのだ。
その結果チガサキの周りには残像のトモヨができているわけだ。
しかしチガサキは残像には一切目もくれず、ただただ待ち続けている。
(仕掛けられない・・・!)
トモヨは改めて鬼神と呼ばれるニンジャの実力を垣間見る。
本来この状況になった途端にカタナのリーチとEXブーストの超機動性を生かしたヒット&アウェイで一方的になます切りにする予定だったのだ。
ましてや相手は素手。リーチの差は歴然であり、最も得意とする相手でもあるはずだった。だが!
(一切の動揺なし、意識、カラテの乱れなし、隙もなし・・・!)
格下、同格のニンジャであれば強く警戒をするなどして対応する。そこに意識の穴が生じるためそこを突く。だが目の前の師にはその変化が見られない。自然体なのだ。隙などあろうはずもない。
だがその可能性を考えていないほど彼女も愚かではない。
トモヨの指から小さく、細かい火球が生まれ・・・マシンガンめいて中心のチガサキめがけ一斉に射出された!
DDDDDDDDDDDDDD!
「イヤーッ!」
流石のチガサキも弾丸もかくやという速度で迫る小さくも強固な火球はよけざる負えない。一足でトモヨの円を飛び越えようと試みる!
(今!)
「イヤーッ!」
トモヨはチガサキが宙に飛んだ瞬間チガサキめがけて切りかかった!
いかに鬼神であれど空中にあっては軌道変化はできない。可能なのはそういったジツを持つ自分自身だけ。鬼神がさらした決定的かつ狙った隙であった。
トモヨの木刀がチガサキの脇腹めがけ振り抜かれ・・・当たろうとしたその時である!
(!!)
突如として木刀の動きが止まった。振り抜こうとした木刀を持った腕を掴まれたのだ!
チガサキは狙っていた。相手が宙に逃げるしかない状況で決定的なダメージを与えるには遠隔攻撃であれば力不足。近接攻撃しかないと!
トモヨが必ず木刀を振り抜こうと宙へ跳び仕掛けてくると!
392 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/20(金) 18:04:54.15 ID:eJlAjRk50
そして木刀が当たるか当たらないかのその一瞬においてトモヨの腕が己の攻撃範囲に侵入することを!
コンマ1秒でも遅ければ確実に命中していたであろう一撃の一瞬の隙をついたのだ!
(しまっ・・・!)
トモヨが意識した時にはすでに遅い。軌道は変えられなくとも態勢は変えられる。トモヨを掴んだ状態で確実に地面に両足で着地できるような体制へと変わる!
(ここで軌道変更はもう無理!)
EXブーストで軌道変更をすればまだ逃げられる可能性はあったと思われがちだ。だが実際には皆無!
軌道変更の為の運動エネルギーが有効になる前にチガサキは両足を地につけ、己を叩きつけるだろう。
その時のエネルギーは軌道変更とはほぼ真逆のベクトル。仮に行おうものなら己のジツで己の肉体を引き裂く真似をするのと同じであった!
そしてチガサキの両足がドージョーのタタミへと付き、衝撃がチガサキに伝わった瞬間!
「イヤーッ!」
チガサキはトモヨが跳びかかったエネルギーを生かしながらイポン背負いめいてトモヨを地面に叩きつける!
「ンアーッ!」
耳を弄するほどの打擲音がドージョー一帯に響き渡る!
当然チガサキは掴んだ手を放すほど愚かではない。
鬼神と呼ばれるニンジャに対して決定的な隙を晒し、あまつさえ掴まれる。実際のイクサで敵同士であればここから・・・!
「イヤーッ!」
チガサキはその手を引き、引き寄せられたトモヨの顔面めがけてカラテを・・・!
打つはずもなく、トモヨはチガサキの胸板に収まった。
「間合いの特性に対する理解と練度が少々足りないかな。でも戦術としては大正解。ハナマルだ」
彼女が大好きな優しい笑顔でそう評価し、頭を撫でた。
実時間からすれば開始から30秒もかかっていない時間だが、そこから得られた経験値は360倍しても得られないほど大きなものだった。
「まぁ思いっきり叩きつけちゃったし、今日はダメージもあるだろうから休んだほうがいいよ」
「ハイ!」
チガサキはトモヨを放すと、少し何かを考えドージョーを去っていった。
去ろうとするチガサキを追う視線はどれも畏敬、尊敬といったものだ。
ネオサイタマの鬼神の評価はこうして本人の意図しないところで否応なしに上がっていくのであった。
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