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【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/20(金) 18:11:20.10 ID:EXztVYRlO
チガサキ=サンカッキェー
なお豊満スレでマッサージの餌食になったもよう
394 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/20(金) 19:43:15.80 ID:eJlAjRk50
ガタッ
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/20(金) 20:18:32.74 ID:dp10rUub0
ヌンチャク持った赤黒と会うのやだし1かなあ?これから死ぬダドメの心証よりヌンチャクが怖い
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/20(金) 23:48:58.63 ID:dp10rUub0
1
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/21(土) 01:45:24.61 ID:bRvjuWgV0
1で
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/21(土) 21:31:38.56 ID:+qEABDIfO
1
399 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/26(木) 19:17:33.08 ID:rMMuauvV0
「ネオサイタマ拠点としては積極的な介入をする所存である」
チガサキはワイルドハントに積極的な武力介入を宣言した。
「ほぅ。ではダークドメイン=サンの戦力を疑うと?グランドマスターの戦力を疑うとは・・・大きく出たな」
予想通りの反応が返ってくる。その返しも考え済みだ。
「グランドマスターの戦力に疑問を挟む余地は皆無。だがダークドメイン=サン単体で事に当たるわけではあるまい」
「ましてやアマクダリが大人しく小規模の隊で対抗してくるとも考えにくい」
「おそらく3〜4名程度のニンジャ同士の混戦になると自分は予想している。当然、こちら側の犠牲が少ないに越したことはない」
「いくらグランドマスターであろうとも個人。複数のニンジャを相手にこちら側の犠牲を最小限に抑え続けるのは不可能とは言わないが実際厳しいだろう」
「そこに質のよい戦力を投入すれば事態をより有利に運ぶことができる・・・違うか?」
グランドマスターの戦力を認めながらも混戦であることを予想し、犠牲を最小限に抑えることを至上とする。
自らを 質の良い戦力 と自負するが、実際チガサキの単体戦力はザイバツでも上から数えたほうが圧倒的に早い。
仮にワイルドハントが疑うのであれば「試してみるか?」と実力行使も視野に入れることも可能だ。
「致し方ない・・・」
流石にワイルドハントも異議が出せるほど強く出れない。武力介入の方針が決まった。
それと同時に周囲に張り詰めていたカラテが弛緩し、いつもの空間が戻ってくる。
アンバサダーは胸をなでおろした。
本来は総監督たるアンバサダーがこの席に座るべきだが、どちらにせよチガサキがその役目を担う以上異論をはさむことはできない。
「当日・・・翌日だな。自分は自分個人で自由に動かせてもらう。群れて動くことも、格式ばったワビサビも自分には合わないのでな」
「だが・・・イクサには必ず間に合うように行動する」
チガサキはそう言って席を立った。おそらく戦争寸前になる。そのイクサの事前準備は入念であるほどいい。
外に出るや否や用意された自室へと向かって全力でスプリントを始めた!
「オカエリナサイ・・・!」
部屋の扉を開けるとトモヨが少し頬を染めながら出迎えた。恋する乙女である。カワイイ!
どうやら荷物に関してはすでに運びこまれているようだ。
だがトモヨのその表情もチガサキの鬼気迫る表情の前に消し飛んだ。
「センセイ、何か、あるんですか?」
トモヨは端的に尋ねた。
「明日アマクダリとの大規模な戦闘が予想される。自分もその戦闘に向かう。今から事前準備をしておきたい」
「おそらく知事選時のソウカイヤ戦と並ぶとも劣らないくらいの大混戦になるのは間違いない」
「荷ほどきの方はトモヨ=サン自身でやってほしい。手伝いたいのは山々だがそうもいかない状況だ・・・」
「分かりました」
トモヨはチガサキの表情を見て深刻さを理解する。自分は足手まといでしかないことも瞬時に理解できた。
「すまない・・・。食事に関してはオーガニック・スシのデリバリーを頼んである。それを食べてほしい」
「量は多いが・・・自分が多く消費するからな。好きなように食べてほしい」
チガサキはそう言って一室へと引きこもる。白紙のマキモノに大量のジツを封じ込むために!
「センセイ・・・」
トモヨはチガサキを見送ると自身も荷ほどきの為に部屋のほうへと籠った。
400 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/26(木) 19:51:47.61 ID:rMMuauvV0
GM「あれ?予定より1日ずれ込んでいる・・・まぁいい」
GM「すべての日程を1日ずらせばいいだけだ」
ーーーーーーーーーーーーーー
6/10 【ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション】
昼頃
「あそこか・・・」
チガサキはマルノウチ・スゴイタカイビルの中から下を見下ろしていた。目下にはダークドメイン率いるザイバツ軍とリムジンが止まっている。
民衆たちは異様なアトモスフィアを感じ、誰も下を見ようとはしない。
その中にあってチガサキは異質であった。
チガサキはイヤホンを片耳に入れ、状況を探っている。
トランスポーターから送られた座標によってニンジャスレイヤーがマルノウチ・スゴイタカイビルに向かっていることはわかりきっていたので周囲に小型盗聴器を仕掛けておいたのだ。
結果としてリアルタイムで今起きていることを把握できるようになったのである。
目下ではザイバツのニンジャ・・・ダークドメイン、ワイルドハント、インペイルメントらが下車ている。
(さぁ・・・どうなる)
そう思った直後!イヤホンからクローンヤクザの悲鳴が聞こえ脳天が爆発するのを視認する!
(スナイパースリケンか・・・思った以上に厄介なことになりそうだな)
事態は一気に加速していく!そう思った直後自分のいるフロアよりも下のフロアから何者かが飛び降りている!
モータルであれば地面についた瞬間つぶれたトマトめいたことになるが、間違いなくニンジャ!その可能性は存在しない!
(片方は赤紫の装束・・・もう片方は白銀色、豹めいたフルフェイスメンポ・・・そしてあの超巨大槍か)
(あの大きさではどれだけの腕力があろうともおそらく通常の方法で攻撃はできない。となれば・・・突き落とす か)
瞬き1つするごとに刻々と事態が変化していく!
イヤホンから気味の悪い挑発的な哄笑が聞こえる!広場のオスモウ彫像の肩の上にもニンジャ!
(黒いマント・・・シルクハット。あのドクロめいたのは・・・ペイントか?)
イヤホンから会話がが聞こえる!
「ドーモ!ドーモ! ザイバツの皆さん、ゴキゲンヨ! 我々はアマクダリ・セクトである!」
(そろそろか)
チガサキはビルの窓のカギを外し、外へと出る。足場はあるので問題はない。
一般人たちは誰も止めようとはしない。むしろ失禁寸前だ。無意識のうちに溢れ出るカラテが有無を言わせないのだ!
なおも会話が聞こえてくる!
「ブラックウィドーは人見知りでな!エート、私はフューネラルです!」
(おそらくフューネラルというニンジャが首魁のようだな・・・)
次々にアイサツをする声がイヤホンから聞こえ、双方の口上が聞こえる!いくらかのやり取りの後・・・
「その態度、ザイバツへの反逆とみなす」
ダークドメインのその一言でイクサの口火が切られる!
(よし、行くか!)
ザイバツのニンジャのアイサツが終わり、フューネラルがステッキで指した先から巨大なタカアシグモめいた怪物が現れる!だがこれもニンジャ!フューネラルの紹介にあったブラックウィドーだ!
「ドーモ・・・ブラックウィドーです」
周囲のクローンヤクザを無残に踏み殺しながらのアイサツ!
(今!)
チガサキはマルノウチ・スゴイタカイビルの上層階から飛び降りた。
直後サイバー馬でインペイルメントが駆けつける!イッショク・ソクハツ!
双方のカラテが高まりあい、衝突しようとしたその時である!
401 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/26(木) 20:22:29.28 ID:rMMuauvV0
SMAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAASH!
両者の間にチガサキは落下する!拳を地面に突き下ろす形で落下!拳と地面の間に落下のエネルギーで圧縮された空気が暴発!周囲一帯を暴風が駆け抜ける!
突然の闖入者!そしてその姿!アマクダリ・セクトの面々に戦慄が走る!
ラオモト・カンが没した直後にあった襲撃。それによりソウカイヤ・・・アマクダリは膨大な被害を受けた。
とりわけ秘匿戦力とされたニンジャが皆殺しにされたのは相当の痛手であった。あれがなければアマクダリはもう少し有利な形で条約を結べていたであろう!
その秘匿戦力を皆殺しにしたニンジャが今!目の前にいるのだ!
その知名度たるやアマクダリ内部ではグランドマスターよりも圧倒的に上!最強最悪の戦力としてベイン・オブ・ソウカイヤと並ぶ扱いを受けているのだ!
「何の用だ。インクストーン=サン」
ダークドメインが不機嫌そうにチガサキに尋ねる。
「ドーモ。ダークドメイン=サン。突然の闖入シツレイしました。ですが・・・突然の戦争再開。拠点としては寝耳に水です」
「何か問題でもあるのか?」
「グランドマスターのあなたに意見を申すつもりはございません。が・・・このイクサでこちら側に一定の被害が出ればあなたのお立場も危ういのでは?」
キョート城は万魔殿。あらゆる姦計、陰謀が渦巻く世界。そこで決定的な隙を晒せば誰であろうと立場は一気に悪くなる。
独断での実質戦争再開。収穫がなく、被害があれば如何にグランドマスターとて・・・!
ダークドメインの反応を待たずにチガサキは続ける!シツレイではあるが問題はない!
「ですが、ダークドメイン=サンのお考えも理解できます。なので・・・」
チガサキの体からカラテが溢れ出る!ダークドメインを除くザイバツのニンジャは一斉に息をのんだ!
「微力ながらこのインクストーン、この作戦のお力添えをと思いまして」
鬼神と評される顔で凄絶な笑みを浮かべてチガサキはそう提言する!
「・・・・・・好きにするがいい」
ダークドメインは一拍あけてそう答える!言質は取った!
「ありがとうございます。・・・・・・さて」
チガサキは礼を述べたのちアマクダリの面々に向き直る。
「遅くなりました。ドーモ。はじめましてアマクダリの皆さん。インクストーンです」
それに対してアマクダリの面々がアイサツをし、最後に・・・
「ドーモ。インクストーン=サン。フューネラルです。あの夜のことはよく存じています」
更にフューネラルは続ける!
「ビクニ=サンは我々のアイドルであり、私もそのファンの一人だった。敵が討てるのは重畳!」
拭い切れない怒りがチガサキにも伝わる。
「ビクニ・・・?はて、そんなニンジャがいたとは」
チガサキは煽るように受け答える。心理戦は基本だ。
「いちいち殺したニンジャを覚えているほど暇ではないものでして。いやはや申し訳ない」
凄まじく露骨な挑発!神経を逆なでするとはこのことである!
「後悔させてくれよう!」
そうフューネラルが吠えた瞬間イクサの幕が切って落とされた!
ーーーーーーーーーーー
GM「墨石無双はっじまーるよー!」
GM「ちょっとどころじゃないほど長くなるので数回に分けて投稿するぜ」
GM「オタッシャデー!」
402 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 20:24:17.31 ID:uGl7eBfWO
オツカレサマドスエ!
403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 20:50:50.27 ID:cSFtn883o
ビクニ=サン、アイドルだったのか
オツカレサマドスエ!
404 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 20:52:48.61 ID:BYdMeSAZo
ソウカイヤは女ニンジャいないもんな…
そりゃ怒るわ
405 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 21:31:22.61 ID:f7f5I7U8o
オツカレサマドスエ!
406 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 21:41:10.76 ID:xQsyuD/DO
乙
戦闘はオートか。設定上仕方ないんだけど、なんか強くなり過ぎちゃってオートで
戦わせるとメアリースーっぽくなっちゃうからあんまり長々と戦闘するのはちょっとな
赤黒すらも圧倒する最強の鬼神インクストーンよりも、クソ強い設定なのに
コンマ運悪くて変な所でドジをする我等が主人公チガサキの方が好きだ
407 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/26(木) 21:52:14.73 ID:rMMuauvV0
GM「コンマ運がなくてドジるチガサキ・・・懐かしいな」
GM「まぁ複数VS複数だから安価で戦闘進行すると何回更新が必要かわからなくなるくらいだからね。しょうがないね」
GM「俺の事情で不定期更新&以前の更新時間に更新不可っていうのもかなり痛い」
GM「でも大丈夫。ドジれるイクサはまだ用意されてるから!」
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 21:53:28.46 ID:Cy0U5dkwO
こっそり豊満なクモ・ニンジャクランのニンジャが……?
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 22:10:54.59 ID:BYdMeSAZo
正直この場でチガサキの相手が務まるヤツがほとんどいないんだよな。フューネラルはダドメと
一騎討ちだし、あとはベイン兄貴くらいか。チガサキはベインと一騎討ちでも良かったかもね
…まあそれでもオート戦闘だと普通に勝っちゃいそうだが。何せサラマンダー倒しちゃったからなぁ
正直グランドマスター相手でも勝てちゃうだろっていう。ちょっと強くなりすぎた感はある
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 22:57:45.02 ID:Q2HT/lR4O
コンマ運が悪いチガサキか・・・はじめの昇格試験のサンシタソウカイニンジャとの戦闘を思い出すな
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/27(金) 01:21:14.88 ID:gS+k3a3x0
オツカレサマドスエ!
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/27(金) 13:00:44.56 ID:3BrDLSdpO
英雄ドラゴンベイン=サンならチガサキ相手でも五分に近い戦いができる…はず
インファイターだから間合いに入ったらジツを封じられるし
ツラナイテタオスをリバースアイキドーで受け流すのは流石に厳しいだろうし
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/27(金) 13:45:38.51 ID:VJDZXCaso
でもベイン=サンは奇襲を生かした初撃を決めそこねると結構弱いんだよな。ネザルにも大将にも
デカめの一撃もらってるし。圧倒的過ぎない現実的な強さが好きだけど
もうチガサキを倒せるグラマスって、総合力最強のイグゾーか実質三対一のケイビイン、
あとは倍速チートなスロハンくらいしかいない気がする…でも原作の強キャラがやられるのはなんか嫌だな
414 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/27(金) 17:34:19.25 ID:BcN9w5rDO
この流れだとピンクメンポと遭遇するよね
415 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/27(金) 22:29:20.32 ID:/kpYUSKF0
だがチガサキは意にも介さずフューネラルから離れ、ほかのアマクダリの面々に向き直る。
「どういうつもりだね?インクストーン=サン」
フューネラルは露骨な挑発をされ続け怒り心頭だ。
「大将首は大将に譲るが道理。自分はほかのサンシタでも片づけるとしよう」
あくまでこの作戦の長はダークドメイン。彼より戦果を挙げることはシツレイに当たると考えたのだ。
だがそれだけではない。
(ツラヌイテタオス・・・文字通り刺突用の超巨大槍。大型の得物を持つのは2種類しかいない)
(単なるバカかそれとも相当の実力者か。どちらにせよ警戒に値することは事実だ)
(実質この戦力で真っ向から対抗できるのは自分くらいか・・・?)
アマクダリの面々にもいつのまにか要警戒の相手が増えていることを認め、それに対応するための行動でもあったのだ。
「フン」
ダークドメインはチガサキを一瞥すると一歩前へと進みフューネラルと対峙する。
「「始めるか」」
ダークドメインとチガサキは同時に同じ言葉を発した。ダークドメインとチガサキはなにも打ち合わせはしていない。武闘派としての本能がそう言わせたのだ!
それより一瞬遅れてすべてのニンジャが動き出す!
(!! 消えた!)
直後チガサキはドラゴンベインの姿を一瞬完全に見失う。
「イヤーッ!」
そう認識した瞬間チガサキは高速バック転によりブラックウィドーの巨大サイバネ蜘蛛の足元へと滑り込む!
ドラゴンベインがどう槍を使うかわからない以上、その姿を見失うのは致命的。
ならば同士討ちを誘発させることに加え、それを避けるための攻撃を躊躇させる狙いで移動したのだ。
ブラックウィドーの巨大サイバネ蜘蛛も巨体に見合わず高速で動いているが、カラテを鍛えに鍛えたチガサキからすればオモチャである!
「イヤーッ!」「フーンク!」
チガサキとインペイルメントがそれぞれ別の足に攻撃を加える!
インペイルメントはその大業物ザオ・ケンで関節部を刺突!チガサキは鋭い蹴り上げでこれまた関節部を殴打!
チガサキの蹴りは蜘蛛足を破壊するには至らないが、関節部の一部を破壊し、変形させることは可能!
人工的な関節は1ミリでも変形すればその機能性を大きく損なう。ましてやチガサキの蹴りでの変形幅は・・・5センチ!その部分の足は使い物にならない!
「・・・・・・!」
一度に2本の足を潰されブラックウィドーに一瞬の焦りが見える!
CRAAAAAAAAAAAAAASH!
次の瞬間ドラゴンベインのツラヌイテタオスが装甲車を真上から貫通!一瞬で装甲車は鉄屑と化し、爆発四散!
(なんというニンジャ跳躍力。目の前で跳ばれては一瞬見失うのも無理はない。だが・・・攻撃方法は理解した!)
ブラックウィドーのサイバネ蜘蛛は2本の足を実質破壊されたため動きが鈍る!
「ザッケンナコラー!」
ロケットランチャーを装備したヤクザが照準を合わせた瞬間、ヤクザの頭部が爆発破砕!スナイパースリケンである!
「イヤーッ!」
チガサキはそれを認識するや否やサイバネ蜘蛛の上部にある本体めがけ跳躍!これではスナイパースリケンの餌食ではないか!アブナイ!
実際チガサキの視野には高速で自分の脳天目がけ飛来するスナイパースリケンが見えている!
チガサキはそのスリケンを利き手ではないほうの手の指でつまみ、スリケンの飛来を強制的に止めた!なぜ!?
チガサキはロケットランチャーのヤクザの死亡から飛来するスナイパースリケンの飛来方位を特定。そこに正面を向け跳躍したのだ!
スナイパースリケンがなぜ脅威なのかといえばその圧倒的速度と小型さによるステルス性とでもいうべき性質!
だがそれよりももっと速く、威力のあるカラテを見切りあったチガサキからすれば速度は武器にならず、ステルス性も視界のド真ん中に映れば皆無!この結果は必然!
「イィィィィィ・・・・・・」
416 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/27(金) 23:10:30.83 ID:/kpYUSKF0
チガサキはスナイパースリケンのインターバルの間にブラックウィドーの顔面めがけジキ・ツキめいた予備動作を行い・・・
「ヤァアアアアアアアアッ!」
ダークドメイン以外は腕そのものが消えたと見えるほどの速度で突きを繰り出した!
「・・・!」
ブラックウィドーの頭部が消し飛び爆発四散!ナムアミダブツ!
通常のニンジャであればゴミクズめいて吹き飛ばされるはずだ。だがブラックウィドーは本体の体重よりもサイバネ蜘蛛の重量のほうが圧倒的に重い!
その為吹き飛び、転がることによって軽減できるはずのダメージが軽減できず、100%の威力を保ったチガサキのジキ・ツキがその肉体に突き刺さったのだ!
その結果は・・・ご覧の通りである!
チガサキは着地し、ほかの面々に向き直る!
「まずは1匹」
アマクダリの面々に衝撃が走る!よもや数瞬の間で戦力を1つ失ったのだ!
「イヤーッ!」
この事態を重く見たのかドラゴンベインは装甲車に突き刺さったツラヌイテタオスを引き抜き、チガサキめがけて跳躍!
その先端にはニンジャの残骸がこびりついている。プリンセプスの成れの果てだ!
プリンセプスはツラヌイテタオスの超重量体を貫通され、哀れ一撃でクズ肉めいた死骸となり、大槍にまとわりつく筋繊維でしかなかったのだ!
「イヤーッ!」
ドラゴンベインはチガサキいる場所目がけツラヌイテタオスを突き下ろす!
ZOOOOM!
チガサキは最小限の動きで、ほかの面々は飛びのいて回避!道路に四角錘の穴が開く!
だがチガサキの目は恐ろしいほどに怜悧だ。まるで興味を失ったかのように!
「イヤーッ!」
ドラゴンベインは再び跳躍!ツラヌイテタオスを鎖で引き抜いた!
「阿呆が」
次の瞬間鈍い音が2回響き、ドラゴンベインはあろうことかツラヌイテタオスを掴みそこなう!一体何が!
ドラゴンベインが状況を確認しきる前にチガサキは行動に移る!
ニンジャといえども物理法則の下で生きている。重力に引かれドラゴンベインが落下してきたのだ!
片手は鎖を握ったままの状態でドラゴンベインは片腕でガードの構えを取った!その瞬間!
「イヤーッ!」「グワーッ!」
待ち構えていたチガサキの重いカラテが突き刺ささりドラゴンベインは吹き飛ばされる!
一拍後鎖に引かれツラヌイテタオスがドラゴンベインの手中に戻る!その四角錘の先にはクズ肉と・・・墨!墨である!
チガサキの片手には真っ白な巻物が2巻、広げられた状態だ!
古くからこのスレにお住いの方ならばご理解いただけるだろう。チガサキの戦術を!
ドラゴンベインはツラヌイテタオスを引き抜くときにどうしても鎖を使って引き上げる。それは己が跳躍し、突き下ろす という攻撃をするために必須のことだ。
そして引き上げたツラヌイテタオスを掴みなおし、急降下する。これが彼の戦術だ。
だが鎖を使って引き抜いた一瞬はツラヌイテタオスは完全に宙に浮いた状態。外部からの衝撃に非常に弱くなっているのだ!
チガサキはそこをスイボク・マグロで錘の先端を狙い撃ちにしたのだ。
一瞬の猶予しかないためジツを発動するには遅すぎる。よって昨日準備しておいたマキモノを展開したのだ。
結果宙に浮いたツラヌイテタオスは2回の横からの強力なベクトルにより振り子めいて揺られ、ドラゴンベインはツラヌイテタオスを掴みそこなったのだ。
その後体制の立て直しもままならぬまま重力に引きずられ落下。そこに強力なカラテを叩きこまれたのだ。
(ジェノサイド・カッターを使うにはちょっと高度が足りなかったな・・・)
(溜めもしっかりできなかった。仕留めるどころか骨すらへし折れなかった。だが・・・ダメージは浅くないはずだ)
(さらに言えば弱点を突かれたことにより同じ戦術は使ってこない。千載一遇のチャンスだったんだけど)
周囲の状況を確認してみればコロッシヴとガーディアンが1対1。そこにインペイルメントが加わろうとしている。
417 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/27(金) 23:38:45.51 ID:/kpYUSKF0
チガサキとワイルドハントは槍を掴みなおしたドラゴンベインの次なる行動に備えるべくにらみ合っている。
ダークドメインとフューネラルの方は・・・今、決着が付いたようだ。
ダークドメインより少し離れた地面に方から上を丸く削り取られたフューネラルの死体がある。
(あのような形状で死亡する・・・いったいどういうジツなんだろうか)
チガサキはダークドメインのジツに興味を持ったが今はそれどころではない。
「あとは適当にやれ」
ダークドメインはそう言い放つとスゴイタカイ・ビル目指して歩を進めた!
戦局は完全にアマクダリがジリー・プアー(徐々に不利)どころではなく、完全に劣勢である。
GM「おいおい・・・いくらお望み通りとはいえヤバくないか?」
首魁のフューネラルが死に、足止め役のブラックウィドーも早々に死亡。
実質残っているのはドラゴンベインとゴロッシヴだけで、そちらも2対1という状況。
GM「つーかナンデ?ナンデ貴方がこっちの世界にまで干渉してくるの?ミーミーのせいなの?」
特にコロッシヴの不利さは尋常ではない。
ガーディアンとゴジュッポ・ヒャッポな実力状況にインペイルメントが加わろうとしている。
GM「大人しく本編のほうに引きこもって頂ければいいじゃないですか・・・スピンオフも書籍版ならあるんだしさ!」
可能であればツラヌイテタオスを投擲するなりしてドラゴンベインが加わればよいのだが、チガサキとワイルドハントがそれを許さない。
仮に仕掛ければあっという間に距離を詰められ、致命的なカラテが突き刺さるのは間違いないだろう。故にドラゴンベイは動けない。
動けば死ぬ。だが動かなくてもいずれは4人のニンジャに囲まれ警棒で叩かれて死ぬ。絶体絶命の窮地であった。
スナイパースリケンのインターラプトも望み薄である。スナイパースリケンを指で挟んで止めるという芸当をなした鬼神相手には分が悪い。
GM「迷ったの?迷っちゃったの?帰り道教えますから、お願いですから出てこないで!シナリオ壊れちゃう!」
ましてや方位はすでに割り出されている。チガサキが有利な状況を見越してスナイパー抹殺に動かないとも言い切れない。
ドラゴンベインは冷静にこの状況を分析し、どう被害を抑えてこの窮地を脱するかということに思考がシフトしていた。
GM「やめてぇぇえええええええ!アイエエエエエエ!」
(なんだ?鬱陶しいな・・・)
チガサキの耳に聞いたことがあるようなないような声が先ほどから聞こえている。非常に動揺しているようだ。
「「「「「「!!」」」」」」
次の瞬間6名のニンジャ全員の意識が空中へと向かった!ザイバツ・アマクダリ双方にこれまでとは別種の緊張感が生まれたのだ!
「なんだ、あれは」
ガーディアンが声を発する。
空中のポイントが唐突に歪み、突如として人の形をした選考が落下してきた!
人型の閃光はブラックウィドーの残骸を蹴って飛び上がり回転しながら着地した。
閃光は失せ・・・異様なニンジャの姿が明らかになる!
GM「しょうがない!とっととご退場願うぜ!頑張って干渉しよう!」
流水めいた光沢を持つ、ピンク色のニンジャ装束。
正体不明の金属で出来ていたメンポは官能的な流線形を描いて顔全体を覆い、目元には細い横一線ののぞき穴が開いている。
彼・・・おそらく男と思われるそのニンジャは・・・・・・ゆっくりと立ち上がった。
GM「すまない。ザ・ヴァーティゴ=サン!この世界線はあなたが関わるとちょっと厄介なことになるんだ!」
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/27(金) 23:46:37.92 ID:1/Ek1nVXo
クズ肉=サンはやっぱクズ肉になる運命なのね
419 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/28(土) 00:04:26.20 ID:QSEwgNi+0
GM「クズ肉=サンの一世一代の晴れ舞台を書かないわけにはいかないからね。しょうがないね」
420 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/28(土) 00:20:39.72 ID:LdpqkuqDO
クズ肉=サンのことプリンセプスって言うのヤメロ!
421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/28(土) 00:45:30.89 ID:NZbI4h4p0
ドラゴンベイン=サンの得物はツラ「ヌ」イテタオスではなくツラ「ナ」イテタオス
これはGMニンジャ=サンのケジメ案件では?
422 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/28(土) 00:59:59.57 ID:zeRP+jJLO
アレなんでヌじゃなくナにしたんだろうな
語感的な問題か
まぁ、そういう語は既に色々あるし考えても無駄だろうとは思うけど
423 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/28(土) 08:36:03.92 ID:IjXOSTKG0
GM「ファッ?!確かにツラ【ナ】イテタオス だ。これはケジメだな」
424 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/28(土) 09:04:33.43 ID:IjXOSTKG0
「!」
チガサキは本能的な危機を感じその場から飛びのき、距離を取った。
2次元の存在が3次元に物理的に干渉することはできない。だが3次元は2次元に干渉することが可能だ。
この瞬間チガサキは3次元の住人が2次元に降り立ったようなイメージを感じ、戦ってはいけない と本能的に察したのだ。
彼がなぜそれを感知することができたのか・・・それは似たようなニンジャと交流があったからなのかもしれない。
それに遅れてその場にいたすべてのニンジャが距離を取った。言葉はなくとも異様かつ危険な存在であることは共有していたようだ。
ギュン!
スナイパースリケンが異様なニンジャめがけ飛来する。
「010001010」
異様なニンジャは片手をそちらへ向け、手を握りこむとスリケンは米粒ほどの大きさに圧縮され、地面に落下した。
異様なニンジャはアイサツめいた動作を繰り返すが意図が伝わらず、肩を竦めた。
直後クローンヤクザのほうへと跳躍し、首を捩じ切るとその血液で地面にショドーをした。そこに書かれるは・・・!
「ドーモ」「ザ・ヴァーティゴです」
「あれ?声が出たぞ。取り越し苦労かよ」
「ザッケンナコラー!」
反射的にクローンヤクザが一斉にアサルトライフルを射撃しようとした瞬間である!
「「「「「「アバーッ!」」」」」」
クローンヤクザの首が全て飛んだ!そこには再び謎の空間の歪み!
異常事態にも関わらずチガサキたちニンジャは凍り付いたように動かない!
空間の歪みから01ノイズをまき散らしながらニンジャが降り立つ。そのメンポには・・・GM!
GM「ドーモ。ザ・ヴァーティゴ=サン。GMニンジャです」
「ドーモ。GMニンジャ=サン。ザ・ヴァーティゴです」
異様なニンジャ同士がアイサツをするが、周囲は一向に動かない!まるで時が止まったかのように!
「あんたは・・・すまんな、多分俺の主観時間で二万年くらい・・・」
ザ・ヴァーティゴの言葉を遮りGMニンジャが口を開く。
GM「どちらにせよ来る世界線を間違えてるぜ。ザ・ヴァーティゴ=サン。帰り道を用意するから可能な限り何もせず帰って欲しいんだ」
「ワッザ?!」
ザ・ヴァーティゴが驚愕の声を上げる。どうやら目の前のニンジャは全てを知っているようだ。ましてや帰り道を用意するとまで!
「アンタ、俺が誰だが知っているのかい?」
GM「大よそはね。だが・・・アンタはこの世界線にいられるとマズいんだ。大人しく帰ってくれるとありがたい」
GMニンジャは再び要求を伝える!
「分かった。1人見慣れないニンジャもいるみたいだしな。でも・・・あいつら俺に敵意ムンムンだぜ?」
ザ・ヴァーティゴは周囲のニンジャたちを指さす。
GM「身を守る程度、防衛の範疇なら別に攻撃してもいい。道を作るのに少し時間がかかるからできるだけしのいでくれ」
「OK!」
ザ・ヴァーティゴは快諾する。
GM「じゃぁ止まっていた時間を動かすから。それとクローンヤクザの首はねはアンタのせいにされるぜ。ヨロシク」
「アイエッ!?」
「どちらにせよ狂人だ。何であろうとアマクダリと同様に始末せよ」
ワイルドハントが断じた。
「イヤーッ!」
ザ・ヴァーティゴに突進するガーディアン!
大盾の縁をギロチンめいて横なぎにする!
425 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/28(土) 09:27:29.73 ID:IjXOSTKG0
「010」
ザ・ヴァーティゴは両手で大盾を挟み込み、止める!
ガーディアンはビックカラテ筋肉を盛り上がらせ、大盾をギロチンめいて押し込みにかかる!
「フーンク!」
その背後から突き刺しにかかるはインペイルメントのザオ・ケン!
「010」
ザ・ヴァーティゴは後ろ足でヤリめいたキックを繰り出し、ザオ・ケンの切っ先を逸らしつつガーディアンの大盾を力任せに剥がしとった!
「バカなーッ!?」
ガーディアンは驚愕し叫ぶ!ザ・ヴァーティゴは盾を抱えたまま後方へと跳躍回転する!
チガサキとワイルドハントはザ・ヴァーティゴを横目で睨み、けん制するが動かない!
2名はアマクダリの2名をけん制している最中なのだ!
「コロッシヴ=サン。潮時だ。撤退命令が出た。フューネラル=サンが死んだ以上、これ以上は蛇足」
「アニキ」
「イヤーッ!」「イヤーッ!」
コロッシヴがそう言うと2名のニンジャは跳躍し、撤退した!
チガサキとワイルドハントは追撃を仕掛けない。戦えば鬼神がいる以上有利にはできるだろうが殲滅が目的ではない。
アブバチトラズを狙い功を焦れば自滅する可能性があるのだ。
「さて」
チガサキとワイルドハントは残るピンクのニンジャに意識を向ける。
「00101」
ザ・ヴァーティゴは抱えた大盾に力を籠めると大盾は歪み始める。更に所々圧縮され、引き伸ばされた大盾は巨大な斧めいたフォルムを取った!
これにはさすがのチガサキも閉口する。ザ・ヴァーティゴは頷くと人差し指で斧の側面に「テツノオノ」とルーンカタカナを刻印した。
「010」
そしてそれを投げる!
「!」
インペイルメントはとっさの跳躍によりこれを回避することに成功する。だがガーディアンは盾を破壊されたことに一瞬動揺し、よけ損ねた!
「サヨナラ!」
ガーディアンは胸から上を横一文字に切断され爆発四散!ナムアミダブツ!
ガーディアンが爆発四散すると同時にテツノオノはガーディアンの背後にあるバイクなども切断し、ブーメランめいてザ・ヴァーティゴへと戻ってきた!
(こいつはヤバイ。今まで出会ったニンジャの中でも規格外・・・!)
チガサキは厳戒態勢を整えたとき、頭の中に先ほど聞いた声が響く。
GM「遅くなってすまない!ザ・ヴァーティゴ=サン!門ができたぜ!」
突如目の前のピンクニンジャが0と1の数字の集積物に還元され始め、あっという間にその全身へとテツノオノも巻き込んで広がった!
「フーンク!」
インペイルメントがザオ・ケンを突き刺そうとするが何もない空間を虚しく突いただけであった。
異形のニンジャは破壊の痕跡だけを残して、来たとき同様唐突に消え去ったのだ。
「フーンク!フーンク!」
インペイルメントがザオ・ケンを振り回すが空気を切るだけである。
チガサキは背後から近づき、手を置く。
「これ以上は無駄だ」
そういうとインペイルメントはザオ・ケンを振るのをやめた。
「広場は制圧した。それだけのことだ」
ワイルドハントがそう発し、イクサの幕は閉じた。
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/28(土) 13:22:05.56 ID:LdpqkuqDO
進行はツイッター版だから、この後はダドメ爆発四散からの撤退?
物理書籍しか読んでないので流れがいまいち把握できてない
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/28(土) 20:34:10.92 ID:GbTQYjdp0
ナラク覚醒でヌンチャク装備のフジキドが待ってるからなあ
428 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/29(日) 15:44:00.80 ID:bAFpqi260
GM「俺の方としてはこの原作EPの時系列として
赤黒がビルに侵入。ナラク復活へ
↓
アマクダリVSザイバツ(ダドメ一行)戦闘開始
↓
ダドメがフューネラル撃破。ビルに侵入。 ナラク復活
↓
赤黒VSダドメ ザイバツ+アマクダリVSザ・ヴァーティゴ 勃発。ダドメ、ガーディアン死亡。
↓
ザイバツ撤退。赤黒地表へ
こんな感じで進行させてる。つまり・・・だ。どちらにせよ・・・」
429 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/29(日) 16:53:39.58 ID:bAFpqi260
「我々も拠点へ一旦帰還するぞ」
ワイルドハントがザイバツの面々に指示を送る。あとはダークドメインの帰還を待つだけなのだ。
ヘタに出迎えて機嫌を更に損ねれば自分たちの命が危ないのだ。
「フーンク」
インペイルメントはそれに従い、移動を開始する。
「いや。自分は様子を見てくる。胸騒ぎがするんだ」
だがチガサキは従わず、ダークドメインの様子を見に行くと宣言した。
「正気か?インクストーン=サン。ダークドメイン=サンの機嫌は最悪だ。拠点に戻ればバイタルサインで状況は把握できるんだぞ」
「それでも、だ。相手はニンジャスレイヤー。何があるか分かったものではないし・・・何より遅い」
ワイルドハントの顔が険しくなる。真意はどうであれ暗にグランドマスターの実力を疑っていると取られても仕方のない発言だったのだ。
「まぁ様子を見てくるだけ。そう時間はかからないよ。先に戻ってくれ」
チガサキは無言の圧力も無視して歩を進める。その言葉とは裏腹に内心は相当焦っていた。
ニンジャのイクサが長期戦になることは極めて稀である。
実力の均衡、手札の把握、数回の対峙経験が揃っていたとしても、事態が動けば勝負は一瞬だ。
フューネラルの死に様からしてダークドメインのジツは必殺性が高いものと察することができる。
ならば猶更これほど時間がかかることなど起きえないことなのだ。
「好きにするといい」
「好きにする」
ワイルドハントとチガサキはそう言葉を交わし、行動を始めた。
チガサキはマルノウチ・スゴイタカイビルのエントランスを進んでいき、警備室へと立ち寄る。
客用エレベーターではなく業務用のエレベーターに用があるのだ。
そこにはカーボンフスマが力任せにこじ開けられた形跡があり、警備員が猿ぐつわをされ、泡を吹いて失神している。
1名ほど心停止し、すでに事切れているがこれはダークドメインの仕業だろう。
(久しぶりにハッキングをすることになるか・・・)
お忘れであろうがチガサキはテンサイ級ハッカーもこなせるゼネラリストである。コワイ。
ポーン という音とともにエレベーターが地上へと到着する音が響く。
(厄介だな・・・一般人だと叫ばれる。気絶させなければ・・・)
そう思いチガサキは行動の準備を取り、エレベーターの扉が開く。そこには!
「「!!」」
「「イヤーッ!」」
チガサキは大きく飛びのきなるべく広い場所にでる。扉が開いた瞬間目に入ったのは赤と黒の装束!忍殺のメンポ!間違いない!
「ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン。インクストーンです」
「ドーモ。ニンジャスレイヤーです」
チガサキとニンジャスレイヤーはアイサツをする。チガサキの嫌な予感は半ば的中してしまったのだ!
「ひとり、ニンジャが会いに行っているはずだが・・・どうした?」
「あの小僧手品を使うニンジャか。殺した。グランドマスターも大したことはないな」
チガサキが大きく顔を歪める。ダークドメインは死んだのだ。死神にやられて!
「そしてオヌシもここで死ぬことになる」
「どうかな?」
チガサキとニンジャスレイヤーはニジニジと動きながらカラテを構え、対峙する。
何度も対峙し、カラテを交えた相手だが今回は違う!明らかに違う点を2つチガサキは見つけていた!
1つ目は腰に掛けられているヌンチャク。血液が付着しているようで、ダークドメインの血で間違いないだろう。
(ニジャスレイヤーが武器を使う?今まで1度もそんなことは・・・だがそれよりも!)
430 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/29(日) 17:13:01.79 ID:bAFpqi260
もう1点はニンジャスレイヤーが放っているアトモスフィアである。
(まるで憎悪を煮詰めたような・・・この雰囲気には覚えがある)
古くからこのスレにいる方々はご存知であろうが、チガサキはアンプレンティス時代、ソウカイヤ健在の時代にニンジャスレイヤーに殺されかけている。
幸い仕掛けておいた麻痺毒が効果を発揮し、辛うじて生還できた。その時に放っていたアトモスフィアを覚えていたのだ。忘れようはずもない。
「・・・どうやらここに来たのはパワーアップの為とみて間違いないな。以前は放っていたアトモスフィアを感じる。何たる失態。あの時殺しておくべきだった」
「その減らず口もここまでだ。ニンジャ[
ピーーー
]べし」
一方のニンジャスレイヤーも穏やかではなかった。ナラクが復活したとはいえ相手は己を殺そうと思えば殺せた相手。
ナラクの復活を入れてゴジュッポヒャッポに近いと推測していたのだ。
(ナラク、起きろ!)
ニンジャスレイヤーは内に眠るナラク・ニンジャを強制的にたたき起こす。ナラクの力なくば今度こそ殺されるやもしれないのだ!
(((やかましいフジキド!儂をたたき起こしおってからに!それほどの強敵か?)))
(強敵だ。今ここで滅さねば後々にまで禍根を残す!)
(((よく見ればスミエ・ニンジャクランのサンシタではないか!こんな下らぬ相手に苦戦するのか!嘆かわしい!)))
(私は何度も奴を仕留め損ねている。それどころか斃されかけた相手だ。先ほどのニンジャよりもはるかに強敵!)
(((何たるブザマ!儂が体を使えばこんなニンジャなぞ・・・!まぁよい)
ニンジャスレイヤーはヌンチャクを展開!
【モータルの怒りを!知るがいい!】
(!)
チガサキは、チガサキの内なるソウルはその怨嗟めいた声に一瞬怯んだ!
「イヤーッ!」
すかさずニンジャスレイヤーはヌンチャクを振るう!
「イヤーッ!」
チガサキは黒壇に繋がる鎖を殴打!ヌンチャクを弾こうとする。だが!
クォーン!
「グワーッ!」
確かに弾いたはずのヌンチャクがチガサキの側頭部に直撃!悶絶!
(バカな!弾き損ねたのか!?それにこの重さ!カラテの直撃と変わらない!)
「イヤーッ!」
ニンジャスレイヤーは尚もヌンチャクを振るう!
(もう一度だ!)
「イヤーッ!」
チガサキは黒壇に繋がる鎖を殴打!ヌンチャクを弾こうとする。だが!
クォーン!
「グワーッ!」
先ほどとは逆の側頭部にヌンチャクが直撃!悶絶!
(バカな、ありえない!このままではまずい!)
「イヤーッ!」
チガサキは間合いから逃れようと飛びのく!
「イヤーッ!」
だがニンジャスレイヤーは意にも介さずヌンチャクを振るう!
クォーン!
「グワーッ!」
またしても側頭部に直撃!悶絶!頭巾が血液で濡れる!
431 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/29(日) 17:42:33.54 ID:bAFpqi260
(バカな!鎖が・・・伸びている!)
「・・・ッ!」
チガサキの視界が一瞬歪む。カラテの直撃と変わらない重い一撃が3度突き刺さったのだ!無理もない!
危機を認識した瞬間チガサキは臆面もなく完全防御の構えを取る!
「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」
ここぞとばかりにニンジャスレイヤーはヌンチャクを振るう!鎖が伸びチガサキを打ち据える!
「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」
チガサキは必死で頭部への直撃を腕でガードする!だが、余りにも重い!腕が折れそうだ!
(このままでは・・・!)
久しく味わうことのなかった死の恐怖。それによりニューロンがオーバークロックされチガサキの思考が極限までクリアになる!
その思考から得られた結論がチガサキに1つの冒険を生んだ!
「「イヤーッ!」」
何度目か分からないほど振るわれたヌンチャクをニンジャスレイヤーが再び振るう!それと同時にチガサキもガードを外し、動いた!
チガサキの目標はニンジャスレイヤーなどではなく、ヌンチャク!直撃しようという黒壇部分だ!
クォーン!
「グワーッ!」
チガサキの指が軋む!だが目論見は成功した!
鎖を叩いてもさらに伸びて直撃する。かといって掴めばニンジャスレイヤーがカラテを構え眼前に迫る。ならば!
ダメージ覚悟で黒壇部分にカウンターを叩きこみ、ヌンチャクを振るうタイミングを破壊する!
「イヤーッ!」
ニンジャスレイヤーは再びヌンチャクを振るう!
一度や二度でタイミングを破壊することは不可能。だがそれが累積すればその限りではない!
「イヤーッ!」
クォーン!
「グワーッ!」
再び指が軋む!だが先ほどよりも大きくヌンチャクを叩き返すことに成功する!
「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」「「イヤーッ!」」クォーン!「グワーッ!」
チガサキはダメージも意に介さずヌンチャクにカウンターを叩きこみ続ける!拳で、腕で!
ニンジャスレイヤーとチガサキの間でやり取りされる黒壇のヌンチャク!まるでピンポンめいて打ち返しあう!そして!
「「イヤーッ!」」
クォーン!
「グワーッ!」
腕でカウンターをしたチガサキ!ついにヌンチャクを大きく叩き返し、次の攻撃まで少しの時間を稼ぐことができた!だが!
(折れた・・・!)
今までにない強力なカウンターを叩きこんだせいで、ドウグシャのブレーサーがありながらチガサキの腕が折れた!ブレーサーも変形している!
(今しかない!今しか!)
「イヤーッ!」
チガサキはあらんかぎりの脚力で戦場を離脱しようとバックステップを刻む!
「イヤーッ!」
対するニンジャスレイヤーもチガサキを仕留めんとヌンチャクを振るいながら距離を詰める!
「イヤーッ!」
チガサキは尚もヌンチャクにカウンター!指の骨が折れるが意に介さない!
そしてついに血まみれのチガサキはヌンチャクの殺傷範囲から脱出することに成功する!
432 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/29(日) 18:14:05.83 ID:bAFpqi260
「ハァーッ・・・!ハアーッ・・・!」
チガサキは出血とダメージで荒い息を吐く。
対するニンジャスレイヤーもヌンチャクによる攻撃をやめ、チガサキを見据え続ける。
「随分と・・・厄介なヌンチャクだな。ここは・・・一旦引くとしよう。次は同じ手は食わんぞ。オタッシャデー!」
チガサキは戦場を脱し、拠点へと帰還する!だがニンジャスレイヤーはこれを追わない!なぜ!?
(時間切れか・・・仕留めておきたかったが!)
ダークドメインとのイクサでナラクは一時的な休眠状態にあった。それを叩き起こしたのだ。長くはもたない。
共振状態が切れ、ヌンチャクがU字に収納される。
此度のイクサはヌンチャクの脅威にさらされたチガサキだけでなく、ニンジャスレイヤーも焦っていたのだ。
これでニンジャスレイヤーは ナラク復活による増強 と 聖なるヌンチャクによる中距離攻撃 の2つを見切られたのだ。
次に見えるときは何らかの形で対応されることは間違いない。
チガサキを斃す絶好のチャンスを逃してしまったのだ。
ましてや共振状態が切れた今、合い撃ち覚悟で挑まれれば無事で済む確証はない。
ニンジャスレイヤーもまた、ネオサイタマの雑踏に消えていった。
【ネオサイタマ拠点】
チガサキはボロボロになりながらも拠点へと帰還する。命に別状はないが、ダメージは甚大だ。
「インクストーン=サン!」「センセイ!」
見慣れた顔が心配して駆けつけてくる。
「命に別状はない。腕と指が折れただけだ。この場で治療してほしい」
駆けつけてきた医者にチガサキはそう告げ、さらに
「ワイルドハント=サンとアンバサダー=サンをここに呼んでくれ。皆も話を聞いてほしい。重大なことだ」
と告げ、緊急拠点会議の開催を宣言した。
暫く後拠点内最大の会議室にて拠点メンバー全員が揃い踏みしていた。
壇上に座るはチガサキ。医師に腕を治療しながら話を始める。
「まず・・・先ほどアマクダリとダークドメイン=サンの派閥+自分で抗争があったのは知っている者は知っていると思う」
「結果は勝利こそしたものの謎の闖入者もあってこちらの犠牲が3、アマクダリが2だ」
「それに加え・・・マルノウチ・スゴイタカイビルにニンジャスレイヤーを斃しに向かったダークドメイン=サンが敗北。死亡した」
周囲が一斉にざわめく。このネオサイタマの地でまた1人、グランドマスターが死神によって殺されたのだ。
「嘘だと思う者もいるだろうが・・・事実だ。バイタルサインも消えているはずだ。そうだろう?ワイルドハント=サン」
チガサキはワイルドハントに視線を送る。ワイルドハントは顔面蒼白で顔色がない。
「自分はイクサ後様子を見にスゴイタカイ・ビルに向かった。その時に丁度ニンジャスレイヤーと遭遇。イクサとなった」
「結果は・・・ご覧の有様だ」
チガサキが両手を上げる。片腕には強化カーボンギブスが巻かれ、片手の指の数本は痛々しく折れ曲がっている。額はガーゼが当てられ、縫われている場所もあった。
「正直・・・初見ということもあってこの有様になったが、おそらく次イクサになれば・・・何方かが死に、何方かが深いダメージを負うだろう。これ以上の」
「だから諸君には可能な限り戦って欲しくない。だが・・・いつか必ず、出会うときがある。その時の為に少し話をしようと思う」
そう切り出しチガサキはニンジャスレイヤーについて1つ1つ説明をし始めた。
とりわけ謎の鎖が伸びるヌンチャクと、彼のニンジャが放つ憎悪を煮詰めたアトモスフィアについて。
「・・・以上だ。各々気をつけてほしい」
そう言うと重苦しい雰囲気の中会議は閉幕した。チガサキの手の治療も終わっていた。
「それと・・・話がある。ワイルドハント=サン」
チガサキは冷酷にそう告げた。
ワイルドハントは観念したようにその場に残った。
433 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/29(日) 18:42:12.52 ID:bAFpqi260
当事者以外誰もいなくなり、閑散とする大会議室。
だが先ほどとは比べ物にならないほどの重い空気がその場を支配していた。
「さて・・・どうするつもりだ?ワイルドハント=サン」
チガサキは淡々と告げる。
「謎の闖入者と自分の負傷については仕方なし。だが・・・ダークドメイン=サン・プリンセプス=サン・クレアオーディエンス=サン・ガーディアン=サンの4名が死亡」
「ダークドメイン=サンの派閥に至っては、主を失ったことにより壊滅。ザイバツ・シャドーギルドが1日で失った戦力としては最大級だ」
「これほどの被害が出ると経緯はどうであれ・・・この作戦自体に無理があった。そう言わざる負えない」
「自分が加わってなければイクサは長期化。更に犠牲が増えたかもしれない」
「ニンジャスレイヤーへの認識が甘く、アマクダリの戦力を舐めた。そしてそのことでダークドメイン=サンに対して諫言できなかった。それがこの結果だ」
「理不尽だとは思う。だがすべては結果論だ」
「どう責任を取るつもりだ?」
チガサキは無慈悲にそう問うた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・然る後、対ニンジャスレイヤーの討伐部隊を編成する」
暫く黙った後、ワイルドハントは消え入りそうな声でそう返答する。
「それでニンジャスレイヤーが討てればいいだろう。だがどうするんだ?武闘派のグランドマスターが討たれ、自分もこの有様。どうやって対抗すると?」
「それにニンジャスレイヤーがいつまでもネオサイタマに滞在するとも限らない」
「今回はダークドメイン=サン主導だ。だから懲罰騎士としてもあまり強くは出ない。だが・・・」
チガサキは黙る。彼主導の作戦で再び大きな被害が出ようものならば・・・!
「・・・・・・・・・・・・情報収取を行い、奴の弱みを握り、それを徹底的に利用する」
苦し紛れにワイルドハントはそう答えた。
「それ があるかどうかは分からない。そこは任せよう。だが・・・しくじるようであれば」
チガサキは一旦言葉を切った。この後に続く言葉は・・・!
「腹を召すか、その手でニンジャスレイヤーを倒すまで挑むか。どちらかしか残らないと思ってくれ」
[
ピーーー
] と告げたのだ。
「肝に銘ずる・・・!」
ワイルドハントは苦しそうにそう返答した。
「話は終わりだ。万一、逃げ出そうものなら・・・」
「俺がお前を[
ピーーー
]」
そう言い残し、チガサキはトモヨの待つマンションの部屋へと帰っていった。
薄暗く、閑散とした会議室にはワイルドハントがただ1人残っていた。
【マンションの1室】
「センセイ・・・無茶しないでくださいって言いましたよね」
「ハイ。ゴメンナサイ」
チガサキは戻るや否やトモヨに泣きつかれ、正座させられ詰問を受けていた。
「まさかあそこまで強くなっているとは思わなかったんだ。それに生きて情報を持ち帰れた。成果は十分・・・」
そう言いかけてトモヨに睨まれた。
「ハイ。ゴメンナサイ」
「・・・もういいです。言っても聞かないでしょうし・・・ご飯にしましょう。お箸は使えますか?」
トモヨが観念し、食事になる。幸い箸を使う方の指は折られていない。
「大丈夫だ」
チガサキも立ち上がり、席に着く。トモヨが言い残すようにこう告げた。
「本当に・・・本当に、無理だけはしないでください・・・!」
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 18:47:02.87 ID:al5rOpX2o
メ欄がsagaじゃなくsageになってますぞGMニンジャ=サン
435 :
◆WolEwA02oI
[sage]:2016/05/29(日) 18:51:04.43 ID:bAFpqi260
6/11 早朝
チガサキはマンションの1室の寝室で目覚める。
昨日のトモヨの最後の一言が棘のように突き刺さっていた。
(おそらく次、対峙することになればどちらかは死ぬ)
チガサキはリアルな死を身近に感じていた。
生き残る確率は半々。死んだことを想定しなければならない状況だ。
(いい加減、覚悟を決めるか・・・)
死が身近にある以上、近い未来半々の確率でそうなる以上、いつまでも曖昧にはしていられない。
この手ではニンジャ治癒力があるとはいえ数日はまともに動くこともかなわない。丁度いいといえば丁度いい。
(どうするか・・・)
【5/30 21時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う
2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる
3:ニンジャスレイヤー関連の対策
4:隠れ家進捗を確認する ※ 室内を整備中
5:トモヨに思いを伝える★
6:完全自由安価 (記述のみ)
00:【HELP ME GM 残り2回】
★:シナリオ進行において重大な選択肢が発生します。また、完了後はチェックポイントとなり、後から変更も効きません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
GM「ここまで!長かった!」
GM「まぁいいタイミングといえばいいタイミングだよね」
GM「さてさてどうなることやら・・・オタッシャデー!」
436 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/29(日) 18:51:55.78 ID:bAFpqi260
GM「やっべ。豊満=サンのところに遊びに行ったままだった」
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 19:03:46.73 ID:6q2xfHVbo
オツカレサマドスエ! 安価は5
なんだか墨石から死にそうなアトモスフィアを感じる……
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 19:15:56.93 ID:s2hk/5FVo
メタ的に赤黒は絶対死なないって確定してるのがキツイよね。ワイルドハント助けたかったけど、
厳しいなぁ。正直もうザイバツ抜ける前提で動かないとどうしようもない感じ
アブサーディティとか上手くやったよ。あのくらいの見切りの早さがないと生き残れん
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 19:40:16.68 ID:E9Prl0RX0
5 そういえばブレーサーの変形はフレーバー? 戦闘有るならアイテムも色々整えたい
ニンジャのスミエは所持1つまでだったっけか...マグロもうひとつ持って対応力奪った時に
マキモノ2つ本体1つの3発同時発射とか出来ればちょっとはダメージソースとして期待出来るか...?
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 19:44:32.82 ID:44uGqPcgo
マキモノはアイテム欄1つ消費なだけでアイテム欄をニンジャのスミエで埋め尽くすことも不可能ではないのでは?
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 20:15:21.56 ID:E9Prl0RX0
脛とか腿にもホルダー着けてマキモノ大量所持とか出来ればドウグ袋圧迫せず戦闘能力上げられるけど
マキモノのサイズでその辺変わってくるよなあ...
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 20:16:58.50 ID:UP/OF+jZo
カラテの邪魔になるのは避けたい
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 20:46:51.94 ID:E9Prl0RX0
>>442
では開幕ブッパで身軽に成れば全然問題は無い
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 20:50:58.97 ID:44uGqPcgo
フルアーマーチガサキな?
445 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/29(日) 21:23:08.36 ID:bAFpqi260
GM「チガサキの何が一番辛いって自己回復能力が一切ないんだよね」
GM「デスドみたいに自分自身を自己修復できるわけでもないし、トモヨみたいにリジェネスキルがあるわけでもないし」
GM「殺られる前に殺る、食らう前に殺す、当たらなければどうということはない っていうスタイル」
GM「チガサキとしては持久戦や消耗戦、連戦を仕掛けられるとあっという間にジリー・プアーになるっていう」
GM「理論上は10個のマキモノも装備可能だけど、回復不可能、フックロープ、搦め手なしっていう瞬間速攻型になるのは間違いないね」
GM「なお裏ボス戦は道具、毒使用一切不可+防具・筆なしという鬼畜仕様」
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 21:41:10.64 ID:E9Prl0RX0
そういや5って1日も使うかなあ?浅はかだった、秘薬も1つ買って3つにすれば良かったし
ザゼンもニンジャのスミエに変えれば良かったしマキビシもインプルーブドに入れ換えてりゃあ良かった。
今からでも変更効くなら可能な分はお願いします
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 21:50:18.43 ID:6q2xfHVbo
そういえば他のスレでは超長文記述はアウトとされるがこのスレではいまだにOKなのだろうか
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 22:03:58.05 ID:Ok1mPzLuo
サラマンダー=サンの時より厳しい…ヤンナルネ
449 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/29(日) 22:29:21.98 ID:bAFpqi260
GM「超長文記述?文章として整合性がとれていれば6行でも10行でも歓迎だよ」
GM「ただ一応グレーゾーンはある。完全に黒としては扱わないけどね」
GM「例えば1つの記述の中に【2つ以上の状況に対応する記述】があること」
GM「赤黒ヌンチャク戦で言えば
ひたすら回避に徹する。【もしくは】カウンターで打ち返す
【もしくは】って部分がアウト。これだと 【回避に徹する】 って内容と 【カウンターで打ち返す】 っていう行動が【並行して】存在してる」
GM「これを認めると【どちらか都合のいい部分を取捨選択できる】から、究極的には選択肢ごとに起きうる可能性全てに対応する記述をされると意味がなくなるから」
GM「ただし
ひたすら回避に徹するが、打ち返せるものがあればカウンターで打ち返す
ならグレーゾーンとしてコンマやその他の要素を加味して決めてく」
GM「後者がなんでグレーゾーンかっていうと、 【回避に徹する】 っていう【基本行動】の中に 【例外として】 カウンターが入っているから」
GM「これなら コンマきついからカウンターは無理だな とか コンマが緩いからカウンター打てるようにするか とか ファンブってるから裏目に出るようにしよう とか出来るからね」
GM「もちろん
カウンターで打ち返しながら距離を一気に詰める
はOK」
GM「理由はシンプルで カウンターで打ち返す という動作の後に継続して 一気に距離を詰める ってどうさがあるから」
GM「都合のいい結果を抽出するわけでもないしね」
GM「ほかのスレはスキルメインっぽい感じがするけど、ここは記述、戦術メインだからね。生かすも殺すも記述次第」
GM「この条件がある以上改行なしなら3行記述が上限みたいなもんだし」
450 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/29(日) 22:35:17.46 ID:bAFpqi260
GM「簡単に図解するわ。ずれてたら脳内保管で。シチュエーションは前のレスと同じVSヌンチャク赤黒」
【NG】【並行記述】
/────→回避に徹する
現在
\────→カウンターで打ち返す
【グレーゾーン】【例外規定】
現在→回避に徹する─→回避に徹する
\
\──→打ち返せるものがあるなら打ち返す
【OK】【継続】
現在→カウンターで打ち返す→距離を詰める
GM「こんな感じ」
451 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/05/29(日) 22:44:38.47 ID:bAFpqi260
GM「もうちょい言及すると
〜〜〜ができなければ 〜〜〜する
っていうのがあるけど・・・これがグレーゾーンの極北」
GM「この場合 並行記述 に限りなく近いけど一応 例外規定 なんだよね」
GM「〜〜〜が【できなければ】 っていう条件が入ってるから、優先度としては前者が上で後者が下って分かるし」
GM「仮に前者と後者両方が成立出来て、後者の方が有利な場合でも 【成立するならば前者優先】って取れるからね」
GM「ギリギリ 都合のいい結果を抽出する並行記述にはあたらない って判断できる」
GM「めっさ長い記述されると判断に困るけどさ、これが記述安価SSの醍醐味だと思うわけよ」
GM「GMと参加者側の知恵比べってやつ?それが俺の楽しみでもあるんだし。利害の一致ってわけよ」
GM「だから記述安価は超歓迎。コマンド選択よりも有利にするって公言してるしね」
GM「オタッシャデー!」
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 23:01:24.71 ID:wxBtfpJNO
オツカレサマドスエ!
そういえば自己回復できないからダメージをそこまで喰らえないんだよなチガサキ
そういった意味で、多少のダメージはチャドーで強引に回復するフジキドはズルい
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 23:03:43.61 ID:F99zDNB2o
多少どころじゃないからなチャドー呼吸
ほとんど致命傷の傷も少し呼吸したら戦闘可能になるレベルだし
ぶっちゃけあからさまな主人公補正でチート
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 00:54:59.48 ID:qvHGyvz90
四肢欠損ならスミエで代替パーツ作るとかできなくはないが根本的な解決にならないからな
ストレンジ・アドベンチャーのラバーソール=サンめいてスミエアーマーで全身を覆ってみるとか?
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 01:13:09.85 ID:Hgzl4n2DO
墨石化を覚えたとはいえ結局墨だから耐久は期待できないのでは?
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 08:24:22.92 ID:UE08MRIM0
スミエの泡を大量に作るとか?攻撃を受けると壊れて威力を低減させる的な
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 11:24:45.74 ID:JginsSFyO
墨絵でスシを描いて食べて体力回復…
無理か
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 19:54:31.86 ID:Hgzl4n2DO
自己回復できるやつの方が珍しいのでチガサキ=サンはスシをドカ食いしてればいいのだ
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 19:58:38.93 ID:UE08MRIM0
あっそうだ、カラダチ覚えればそもそも体力減ることもマシに...カラダチ見てねえ!!
そういえば装備が3つまでしか出来ないんだよなあ、システム的に仕方ないんだろうが
後刺青とか彫ったらいちいち描かなくても刺青の形のスミエ出せたりせんだろうか?ヘビとか
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 20:03:02.18 ID:tWktGZqOo
もう今以上強くならなくていいよ。朱墨もあるし
これ以上やったら赤黒並みに無茶を通すキャラになってしまう
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 20:36:17.85 ID:UE08MRIM0
でもあれですよ、ヌンチャクには勝てんしまだまだ不安要素いっぱいですよ?
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 20:40:31.74 ID:QXyCah7Yo
そもそも赤黒が最強でこの世界でどう生き残るかというコンセプトのスレなのに
コンスタントに勝てるようになっちゃったらおかしい
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 20:53:50.56 ID:UE08MRIM0
まあそうか、でも生き残らせたいからなあ。すまんかった
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/31(火) 20:44:38.62 ID:men1VvS10
ヘルオンアースを考えるとみると赤黒とかちあうだろうしムーホン組かザイバツのどちらにつくかも有るし
加えてデスドも上がってくる。継戦能力不足がちなチガサキにはかなり厳しいような気がする(チガサキ
じゃなくとも厳しいが)能力が多少下がってもアイテム大量に持ち運べる装備が必要か?
勿論一番は途中で何らかの手段でトモヨと離脱するのが良いんだけど
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/31(火) 21:03:25.58 ID:+RqxWsvso
いまさら継戦能力をどうこうするのは難しいと思う。
戦闘回数の減少や、バックアップの充実を目指した方がよいかと。か
6/3の対キョート政治工作、6/7の拠点内人心掌握と、
手番に余裕ができたときにコミュ系の記述安価を突っ込んでるのはその辺も考えてる
466 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/02(木) 01:05:36.29 ID:COe/QKhko
というか、今回の件でハッキリしたのはチガサキって階級の割りにあんまり仲間に信用されてないよな
仮にも懲罰騎士なのにグラマス来訪知らされないとか有り得ないし。カラテの腕は確かでも
ギルドに対する忠誠心薄いしマイペースな行動ばかり取ってたのが今後色々と祟ってくる気がする
つい最近まで支部の名有りのニンジャともろくにコミュ取ってなかったしなぁ…
せめてワイルドハントやアンバサダーくらいは親しくしておくべきだったように思う
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/02(木) 19:54:31.19 ID:4Ie1CfOx0
今からじゃあ無理かなあ?ワイルドハントはともかくアンバサダーは。
468 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/05(日) 12:18:48.02 ID:koBAi87AO
師=サン、監査員=サン、主治医=サンにも名前があったら良かったな
特に師=サンはモブ扱いにしては相当キャラ立っちゃってるし
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/08(水) 19:26:31.09 ID:088MluDGo
>>467
完全に脳筋扱いされてるし、行動に不審な点が多いから難しいと思う
いくら年下でスミエを勝手に売られた恨みがあるとはいえ、ネオサイタマ支部の総督であり
ギルド歴12年の大先輩であるアンバサダーに組み手イジメをしたのは不味かった
チガサキに暴力で物を言わせるイメージついたの絶対アレのせいだよなぁ
470 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/08(水) 21:52:23.15 ID:Wyrn6bFCo
実力重視のアマクダリとかならまだしもザイバツだしね
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 04:44:43.33 ID:qktzfhyAO
アンバサダーとチガサキの間には大人なユウジョウがあると思うのだが違うだろうか?
472 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 18:38:35.09 ID:CYfiL5080
レッドゴリラ=サンめいた暴力に物を言わせるイメージがついてるならここまで下から慕われてないと思うが…
さらに言うと懲罰騎士なんだしチガサキ本人の性格はともかく他のニンジャからしたら下手な物言いで処分されてもたまらんし多少なり人は離れるはず
加えるならザイバツの風潮上バリバリの武闘派でかつネオサイタマ組のチガサキがキョートから全うに支援を受けられるとは考えづらい
あとアンバサダー=サンは悪友だと思う
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 18:45:42.42 ID:tqfBqruTo
下から慕われるのと上から信用されるは全く別問題だと思う。幹部のはずなのに組織から
信用されてないってのはかなり問題。今回みたいに大事な情報を隠されたりして余計な被害を
受けるかもしれないし。何よりチガサキの中で優先度が出来てて組織とトモヨ天秤にかけたら
迷わずトモヨを取るだろうし、周りの幹部がそんな人間を信用出来ないのも仕方ない
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 18:51:30.02 ID:hzgdWSzko
単に派閥間のしがらみだと思うが
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 20:35:49.73 ID:qktzfhyAO
>>469
>>473
は心配ないと思うな
ダークドメインは徹底的にネオサイタマ支部を無視したがそれだけだ
ロードの意図によって派閥間のしがらみは常にあるように維持されている。ザイバツは一枚岩ではない。特に危険視されない限り、軽く見られている分には安全だ。アンバサダーはイグゾーション配下、チガサキは政治性に乏しくダークニンジャと違ってロードとパイプが無い事は周知されている
但し、アンバサダーの師父への疑念とチガサキのトモヨへの愛が上に知られたら話は別だ(そういう意味で「悪友」はピッタリかも)
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/11(土) 13:32:48.00 ID:g2ZePKI90
そういえばですね、ニンジャソウル憑依前のチガサキがトラウマになったニンジャいるでしょ?
あのニンジャって所属とかどうだったっけ?野良ならいいけどもしかしたらと陰謀めいた
何かを感じずにはいられない
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/11(土) 15:05:19.32 ID:Tx5qrpqPo
まー下手すりゃワイルドハント=サンに「チガサキがダークドメイン暗殺した」って誤解受けかねない事態ではあったな
ダドメのバイタルサインが消えたタイミングとチガサキがスゴイタカイビルに行ったタイミングはかなり近い筈だし
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/11(土) 22:03:07.27 ID:drcvHRFOo
>>476
生死はわからん、というか死んでる可能性のほうが高いってだいぶ前に書いてた気が
野良だと明言されていた気がする、でもだいぶ前だから見直さないと分からないな
479 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 20:22:21.51 ID:xkUOhvyH0
GM「久々に体力と時間に余裕ができたから投稿しようと思ったが・・・ここまで盛り上がるとは」
GM「ちょいと今までのレスから出てきたことについて解説でもしようかな」
Q:これ以上強くなることってあるの?
A:通常鍛錬除けばほぼ皆無。あるとすれば裏ボス撃破後のラスボス戦だけ
Q:ヌンチャクに勝つ方法とかあるの?
A:この後言及
Q:チガサキのギルドに対する忠誠心ってどうなの?
A:低くはない。ただスタンドプレーが目立つだけ
Q:なんでチガサキは懲罰騎士なのにダドメの来訪知らされてないの?
A:直接知ることができたのはワイルドハントだけ。アンバサダーはポータルのジツで流れ込んできた情報を見ただけ。
Q:下の階級(アンプレ・アデプト)からの評価は?
A:意外に高い。強い、面倒見がそれなりにいい。ただし怒らせるとヤバイ級にコワイ。
Q:アンバサダーとの関係は?
A:悪友。そこらへんは番外編で書こうかなー。そういうのを書くのがすげー苦手なんだよね。俺。
Q:師、監視員、医師 に名前があったらよかったのに
A:オリキャラ作るのすげー苦手です。そこらへんは豊満=サンがうらやましい。
GM「あと・・・
>>476
=サン滅茶苦茶鋭い。いつか出ると思ってたけどついに出た」
GM「物語ってかチガサキの根幹に関わる部分だからねぇ」
480 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 20:44:54.91 ID:tqE3PTJ00
まあアンバサダーやディプロマット見てると気がつくってかもしかしたらって感じにはなるよね
481 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 20:50:28.51 ID:xkUOhvyH0
6/11
「ちょっと出かけてくるよ」
朝一番にチガサキは食事もそこそこに出かける旨をトモヨに伝えた。
朝食は手があまり効かないチガサキに代わりトモヨが作ったが、意外と食える。成長しているようだ。
「冗談でもやめてください」
トモヨの顔が一気に険しくなる。一時的とはいえ戦闘能力を半ば失っている状態では自殺行為に等しい。
「別にイクサをしに行くわけじゃないよ。ただ・・・来るべき時に備えて、これ を直してもらわないとね」
チガサキは使える方の手でブレーサーを取り出す。ブレーサーは何度も強い力で叩かれた結果ひしゃげている。
「正直、これがなかったら今頃はサンズ・リバーを渡っていたからね・・・」
「それにこれはギルドの粗製乱造・・・とはシツレイだけど、販売されているものと比べて桁違いの性能を誇る。ギルド内の施設じゃ手に負えないよ」
トモヨが見てもチガサキの装備しているものは他のモノとは一線を画す。施設内での修復は難しいだろう。
「ならワタシも一緒に・・・」
「確か今日は朝からミッションがあるのでは?」
「うぐ・・・」
一見スタンドプレーばかりしているように見えるが、しっかりと業務はこなしている。出任せは通用しない。
「それに・・・少し野暮用があるからね。ここに戻るのは同刻になると思う」
「分かりました・・・。でも、無茶だけはしないでくださいね」
「心配性だなぁ」
チガサキが苦笑する。無茶を選択していたらあの場からの生還は無理だというのに・・・
「まぁ。イッテキマス」
「イッテラッシャイ」
チガサキはトモヨに送り出され、朝のネオサイタマを歩いていく。
目的地へと足を進めるなか、チガサキは黙考する。
(あのヌンチャク・・・ただのヌンチャクではない。鎖が伸びるヌンチャクなんて聞いたことがない)
物理的に鎖が伸びるヌンチャクを製造することは可能だ。だがあのヌンチャクの伸び方は工学的に設計されたものではない。
(ましてやあの物理的ダメージ。黒檀めいた色だが、金属だ。だが金属にしても・・・)
チガサキは再び変形し、ひしゃげたブレーサーを見やる。
幾多の死線を潜り抜け、身を守ってくれた相棒。それがここまで変形することなど一度もなかった。
それほどまでに攻撃力が、破壊力が桁違いなのだ。ダークドメインが殺されたのも頷ける。
(だが・・・ヌンチャク、ヌンチャクかぁ・・・)
チガサキは頭を抱えた。ヌンチャク及びその構造に似た武器はチガサキの天敵でもあるのだ。
(アイキドーは相手の力を利用する武技。相手のバランスを理を以て崩すことを旨とする)
(だが・・・ヌンチャクのような使用者と武器が何らかの形で力学的に繋がっていない場合は無力)
仮にヌンチャクの攻撃面にアイキドーを叩きこんでも、ヌンチャクの双方の重りを繋ぐ鎖の部分で力が途絶えてしまう。
回転率の高さも相まって後の先をとるアイキドーの天敵なのだ。
(そういえばニーズヘグ=サンのヘビ・ケンも似たような構造だったなぁ・・・)
そう思っていると目的地に着いた。
「ドーモ。サブロ=サン。防具の修理を依頼したい」
ドウグ社の道具を直せるのはドウグ社だけだ。チガサキは変形したブレーサーを差し出した。
「ドーモ。これは・・・・・・また、随分と・・・・・・」
サブロ老人は己の作ったドウグの強度は承知である。それがここまで変形するのだ。驚きを隠せない。
「直せそうですか?」
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 20:58:10.63 ID:FcLulA4yO
アイエッ?
陰謀…?因縁の対決…?過去の自分を乗り越える主人公…?アーイイ…遥かに良い…
安価は下
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 21:02:00.23 ID:NBhnnUUno
まさか全ての黒幕がイグゾー師父だったり…?
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 21:17:18.61 ID:FSoVttpfO
>>483
そしたらイグゾーが接触してくるはず
でもしなかった
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 21:22:16.96 ID:TrPmtKSNo
いや、わかってるよw冗談だった
最初からチガサキを狙った訳じゃなくギルドのニンジャが何らかの極秘ミッションでテロ、
たまたまニンジャ化したチガサキを他人の振りして拾って帰ったって可能性はあるよな
486 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 21:24:22.82 ID:xkUOhvyH0
「ええ。まだ修復可能です。ご迷惑をおかけしました」
サブロ老人は頭を下げる。チガサキの腕のギブスは己の道具の強度不足が原因だと思ったからだ。
「頭を下げないでください。かかった強度が尋常ではないだけです。ここの道具じゃなかったら・・・今頃腕が無くなっています」
「・・・・・・ありがとうございます」
サブロ老人は顧客の情報を無駄に仕入れない。踏み込んではいけない領域だと知っているからだ。
「修復の方ですが・・・腕がコレなんですが、大丈夫ですか?」
チガサキは骨折した腕のギブスを見せる。
「大丈夫です。設計書と感覚でどうにでもなります」
普通であれば何度も着脱して調整するものだが、サブロ老人がそういうのだ。間違いはないだろう。
「ヨロシクオネガイシマス」
チガサキは頭を下げた。
朝のオオヌギ・ジャンク・クラスターヤードに金槌の音が響く。
その金属音の清んだ音から良質な金属を使っていることが如実に伺えた。
「1つ・・・聞いてもよろしいですか?」
チガサキは金槌を振るうサブロ老人に尋ねる。
「なんでしょうか?」
サブロ老人は金槌を振るいながら振り返ることなく受け答える。
熟練の職人である彼でならば作業しながらの受け答えなどどうということはない。
「オーガニックの花を扱っている店を知っていますか?」
その質問にサブロ老人の手が止まる。
「オーガニックの・・・花、ですか」
このネオサイタマにおいて一切の遺伝子操作のなされていないオーガニックの花を揃えるのは異常なほど難しい。
カチグミどもがこぞってやる生け花の花も、遺伝子操作によって造られた花だ。
キョートの上流階級の中でも天辺に近い人間であればよく見るであろうが、ここはネオサイタマだ。
こんな場所でそんなものを求めるのだ。用途は言うまでもない。
「1件だけ・・・商売でやっているかどうかはわかりませんが、オーガニックの花を栽培している方は知っています」
「なんと」
チガサキは驚いた。すべての情報を秘匿するドウグ社らしからぬ情報開示だ。
「いえ。その主人が 価値の分かる人が来てくれるのならば歓迎。是非とも教えてあげてほしい とおっしゃっていましたので」
「なるほど。ブレーサーが直ったらぜひ紹介していただきたい」
「分かりました」
そういうとサブロ老人は再び金槌を振るい始めた。
「これで直りました。装着も・・・問題ないかと思います」
数時間後ブレーサーは新品同様に綺麗に直っていた。
「ありがとうございます。お代の方ですが・・・」
「結構です。長く使っていただいていることこそが私にとって最高の報酬です」
「・・・・・・ありがとうございます」
「それと、これを。紹介状です」
サブロ老人は封筒をチガサキに手渡す。裏面には住所とサブロ老人の名前が直筆で書かれているようだ。
「これを見せれば取り合ってくれるかと」
「何から何まで・・・」
チガサキは再び頭を下げた。
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 21:29:56.89 ID:tqE3PTJ00
アラクニッドの占いで役に立つって出たんだったら後は適当なヨゴレニンジャやサンシタ傭兵
寄越してれば済むと思うんだよね、多分。誰がやったかは...まあある程度絞れるけど
488 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 21:51:22.45 ID:xkUOhvyH0
「どうかお元気で」
「そちらこそ。オタッシャデ」
まるで今生の別れのようにアイサツをする。だがこれでいいのだ。
チガサキは目的の住所のところまで歩を進めた。
「ここか・・・」
チガサキは住所の場所に到着する。ネオサイタマの中でも一等地中の一等地。豪華絢爛な住居ビルの前に立っていた。
「えっと・・・部屋番号は・・・」
高級マンションなどはもれなくオートロック式である。チガサキは部屋番号を入力すると自動応答が質問してきた。
「合言葉を言うドスエ」
「ツゲウフウョチカ」
「進むドスエ」
どうやらOKがでたようだ。自動で呼び出されたエレベーターにチガサキは乗り込む。
エレベーターはゆっくりと地下へと長い時間をかけて降りて行き、停止すると音もなく扉が開いた。
「おお・・・」
チガサキの目が少年のように輝く。
地下とは思えぬほど明るく広い空間に、西洋庭園の如く一面の花畑が広がっていた。
赤、黄色、紫、白、緑・・・色とりどりの花が色彩の暴力にならぬよう徹底的に計算されて植えられている。
スミエを扱う芸術家気質を持ち合わせるチガサキでさえ感嘆するしかないほどだ。
チガサキは花を踏まぬよう今となっては絶滅したとまで思われるオーガニックの土を踏みしめ中央にあるテーブルへと向かう。
「はじめまして。お噂はかねがね。インクストーン=サン」
「ご存知でしたか・・・」
目の前の女性は淡い黄色のロングドレスを身にまとっていた。気品が尋常ではない。
そして一目で自分がインクストーンであると見抜いた。情報にも長けているようだ。
「紅茶でもいかがですか?」
「是非とも」
チガサキは椅子に奥ゆかしく座ると、高級茶器に紅茶が注がれていく。紅茶の香りが素晴らしく、半端な茶葉ではないことが伺えた。
「こんな高級な紅茶をいただいてもよろしいのですか?」
チガサキは問う。
「貴方が作っている茶葉に比べれば程度は低いですよ」
目の前の女性は奥ゆかしく微笑む。どうやら自分に対する情報はあらかた知り尽くされているようだ。
「しかし・・・ネオサイタマの地下にこんな場所があるとは」
チガサキは奥ゆかしく紅茶を口にしながら再び感嘆する。
「私は自然が好きなだけです。かつてはこのような光景がほかでも見れたと聞いていましたが・・・」
「確かに芸術肌としては残念な限りです」
チガサキも一応は同意しておく。
「それよりも・・・私の名前や素性について尋ねないんですね」
「ええ。ニンジャである自分にこの平然とした態度。そして表の顔まで知り尽くしているとなれば・・・聞くのは無粋でしょう」
「インクストーン というニンジャは生粋の武闘派と聞いていましたが・・・ザイバツの上層部となればワビサビも流石ですね」
「それほどでも」
静かな空間で暫しオーガニックの花の色彩と、紅茶を味わう。互いに言葉はないが、緊張もない。
「して、サブロ=サンの紹介ですね。どのようなご用件ですか?」
女性が本題を切り出す。どうやら合言葉は紹介者ごとに決められているようだ。
489 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 22:13:30.73 ID:xkUOhvyH0
「花を一輪・・・譲っていただきたい。できれば、向日葵が望ましいです」
チガサキは本題を切り出す。
地下になぜこんな空間があるのか。彼女は誰なのか。なぜこんなにもオーガニックの花を揃えられるのか。聞くことに意味はない。
「向日葵ですか・・・快活なお嬢さんに差し上げるんですね」
女性は優しく微笑む。
(鋭い・・・!)
かつて花にはいくつかの言葉が意味として添えられていた。花言葉 という今では廃れた風習である。
キョートの上流階級や物好きでもない限りは知ることはないものだ。
「ええ、まぁ・・・」
チガサキは頬を少し染めて、気恥ずかしそうに頭をかいた。
「向日葵ならございます。直ぐに採ってきます故お待ちください」
女性はそう言うと音もたてずに立ち上がり、花園の奥へと向かっていく。
(一を聞いて十を知るとはこのことか。隠し事が一切通用しない)
自分が何を考え花を求めたのか、誰に対して贈るつもりなのか。最低限のやり取りで察せられてしまった。
苦笑を隠すようにチガサキは紅茶を口に運ぶ。
暫くすると女性が向日葵を「抱えて」戻ってきた。
「こちらになります。どうぞお受け取りくださいませ」
「こ、これだけの量は・・・!」
差し出された向日葵は軽く30輪はある。手持ちの金では払いきれないかもしれない。
「お代は結構です。この子たちもこの子たちに似た彼女さんの笑顔の糧になることを望んでいます」
「それに向日葵は一輪でも映えますが、数が多ければなお映えますので」
「手玉に取られてばっかりだ・・・」
チガサキはもう笑うしかない。
「花は鮮度が命。かえって花瓶も用意しなければなりません」
「足早で申し訳ないですが、これにてお暇させていただこうかと」
チガサキはそう切り出した。いつの間にか結構な時間が経っている。
「ええ。ぜひ、そうしてあげてください。お帰りはあちらから」
情勢は優しく微笑むと来た方向とは別方向を指示した。逆らう理由はない。
「ありがとうございます。それではオタッシャデ」
「お達者で」
そういうとチガサキは足早に移動し始めた。
「向日葵の花言葉は【私はあなただけを見つめる】【愛慕】」
「随分と苦労したみたいですね・・・」
上りのエレベーターを2つほど乗り継ぐと、チガサキは見慣れた大型百貨店の地階にたどり着いていた。
どうやら巧妙に彼女の場所は秘匿されているようだ。
「さて・・・帰るか」
チガサキは穏やかな笑みを浮かべると、マンションへと戻っていった。
ーーーーーーーーーーーーー
GM「一旦ここまで。続きは次回」
GM「おそらく次とその次?くらいにまでなると思う」
GM「オタッシャデー!」
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 22:17:50.21 ID:tqE3PTJ00
オツカレサマドスエ!
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/14(火) 00:15:25.09 ID:BcdoAFEDO
オツカレサマドスエ!
エアリス=サンな?
492 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/14(火) 00:36:37.87 ID:MFsm0S9eO
オツカレサマドスエ!
ついに決着がつくことだなあ…いろいろ見返してこよう
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