過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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637: ◆KP.vGoiAyM[sage]
2018/10/28(日) 16:46:20.72 ID:gOW5a8bKo
>>634
【他の八課のメンバーのように解読や解析の専門でもないが現場での潜入や情報収集、実動など彼女の言うところの雑用をこなすには全般の知識が必要だ】
【彼女は様々な場面においてそうするしかない状況に幾度も相まみえていた。他の課員とは決定的に違うのはそこだ。叩き上げの能力者。それが彼女だ。】

【それに彼女は絵の才能が少なからずあった。デッサンする上での認識力、把握力は捜査にも応用できる力だ。】

…ロールシャッハの記憶…ね。

【彼女はその言葉にうなずいてみた。記憶と此処は似ている。記憶は本来過去の経験のデータである】
【だがそれを想起されるときは限りなく現実に近い虚構だ。記憶は断片的な重要な部分の集合体。となれば】
【この場所にも無意味なものは存在しないかもしれないと。タマキは脳内で本質を探ってみた】

―――物音がする。嫌だけど…見るしかないか。

【ホルスターのサブコンパクトを引き抜いた。撃鉄をすぐに起こし、セーフティを下げる。】
【近接戦闘向けの腰を落とした姿勢を取り、すり足のようにその奥へ進みだした】
【赤錆た風が彼女の周りでわずかに吹いた。路地裏を駆け抜けて、砂埃とともに新聞紙を巻き上げた】



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