過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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631: ◆moXuJYo6C0cW[sage]
2018/10/28(日) 15:37:32.10 ID:OPKhFp3/0
>>629
ああ、我々がここにいるのも、時間制限付きの特殊な手段によるものだ
本来なら考えられないが……今、この場に痕跡があるのも事実。残る虚神の中でこんなことをするのは、ロールシャッハかイル=ナイトウィッシュくらいか?

だが、彼奴等がこのような真似をする意図がわからん……

【カニバディールとて、眼前の事実を伝えはしたが理論的に先客などあり得ないと考えてもいた】
【イスラフィールとて、傑物ではあれど全知全能の神ではない。彼女にもわからぬことはある】
【イスラフィールほどの存在の、認識を超える何かがここにいるとなれば、怖気は走る。だが、後には退けない】


(思ったより広い店だ……災厄の前は、さぞ繁盛したのだろう)
(……臭うな。私にとっては、それなりに慣れた臭いだが。ただの死臭とは、どうも違う……)

さて、鬼が出るか蛇が出るかーーーー!?
……福笑いが出るとは予想外だ

【当然、異形は臭いなどでは止まらない。ゴム長靴で進み、そしてそれに行きあう】
【異臭の出所はこれか。黒い粘液に塗れた、人の姿の異形。もっとも、一見して人の姿でその実異形なのは、カニバディールとて同じだが】

……愉快な口だな。食事には難儀しそうだが
目も兼任しているのか? 私のことは見えているらしいな

それで? どうするつもりだね? まさかとは思うが、私を……食おうというのか?

【カニバディールの頭が、粘液の音に負けず劣らずの気味の悪いボコボコとした音を立てて、膨れ上がり】
【長く伸びて、肉の触手のような姿となった。肉のあちこちに複数の口が。そして、肉の先端が避けて、巨大な口が現れる】

やってみろ。どちらが先に消化されるか、勝負してやろうじゃあないか

【先端の大口を、粘液の中で蠢くヒトガタに向ける。ヒトガタが飛びかかってくれば、即座に喰らい付くつもりだ】
【自身の肉で、舌で、敵を味わってその正体を探る。獣の如き判別手段】

【毒性であれば、すぐに肉を切り離す用意もしつつ。足はすぐに走り去れるよう後退りしつつ。異形はヒトガタのそれを睨んだ】


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