過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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530: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/18(木) 21:55:11.63 ID:O/Bsn0vio
>>529

【──── "カチリ" と音が鳴った、歯と歯を噛み合わせる、乾いた音】
【それは世界に存在している様で、自分の内世界にしか存在しないような音色で】
【耳の奥の奥の奥、鼓膜の裏にこびり付いた名残みたいに響き渡るだろう】

【予備動作は無かった、ただの一つも予想を見せずに、彼女は行動に移した】
【男が感じるのは "悪寒" ぞっとする様な悪寒が背筋を這いずり、その予兆を伝える】
【寸刻、その場に立ち止まっていたなら、脚を深く "えぐり取られる" だろう、まるで】



【──── 放し飼いにされた凶暴な獣に、噛み千切られたかの如く】



わっちは人目に触れず、傍目に見られず、脇目もふらず、わっちの口慰みをして
然るに何方にも迷惑をかけたつもりなどござりんせん、せやかてと主さんが言わはっても
夕餉の後の箸休めほどには、主さんの逞しい肢体を貪ってもええでしょう?


【扇の上にちょこんと乗せた、様な両目、形の良い大きな双眸は少女の様なまなざしで】
【すぅと持ち上げる首筋に花魁細工の派手な和服が映える、はだけた白い肩に月明かりが差し込む】
【瀟洒な雰囲気でありながら、それでいて言葉を返すより早く攻撃を仕掛けてきた】


【──── その危険度は生半可なものではなくて】


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