過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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446: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/23(木) 22:10:43.28 ID:NTZcU/Lso
>>445

【彼女はその汚れた格好を見て目を細めた、その機敏が分かるだろうか】
【──── 彼女の様な立派な身なりをした女性の多くがする表情に似ている、その仕草】
【何か汚い様な、汚らわしい様なものを見る仕草と、ずっと近いのだけど】

【彼女の場合は憐憫の情からその色合いを見せた、幼子に分かるかは曖昧な色合いだけど】


……うーん、中々事情が掴めませんけども、そのリンネ様という方が居なくなったのですね
行方不明者のデータベースにあったでしょうか、最近確認を怠っていましたから……
また時間があれば確認してみる事に致しましょう──── ああいけませんわ

年をとってしまったのか、独り言が多くなってしまいますの、ふふ、ユーイちゃんは、聞かなかった事にしてくださいまし
さあつきましたよ、水の国名物の屋台街ですわ


【自嘲気味に笑う、その横顔は絵画の一差し、聖母のように曖昧な色合いを滲ませたけれど】
【あどけない笑顔に釣られて微笑んでしまう、その小さな手があまりにも愛おしくて】
【強く握りしめてしまう、手袋越しの感触がどこまでも宝物のようだったから】


──── そうですね、これは "タコ" と呼ばれる食べ物ですわ
とても独特の触感で美味しいのですが、残念ながらこのまま食べる食べ物ではございませんの
少し待ってて下さいまし、今購入いたしますわ


【そう言って彼女は一端、ユーイから手を離して、たこ焼き屋の店主に声をかけるだろう】
【目まで離してしまった、眼鏡越しの紫苑色の双眸は、真っ直ぐと店主に向いていて】
【──── 今この一瞬、ユーイが何をしても、彼女は対応できない】


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