過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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442: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/23(木) 21:39:41.17 ID:2OA2sAQt0
>>439


「はは、 ─── そいつぁ釈迦に説法って奴だったかな。 ……… 了解。」
「あんくらいのカチコミでよければ、何度だって何処にだって、かましてやれるよ。」「おれたちは其の為に存在している。」

【首魁との連絡が取れない。 ─── そう伝えられたのなら、ふむ、と無精髭の顎先に指を遣り、考え込む。】
【生ぬるいコーヒーを啜り、いくつかの捜査資料を手に取る。もう片手には、万年筆を。】

「 ……… 秘密の御茶会と洒落込んでるのかねえ。ま、いいんだけどさ。」「確かに、結果論としては成功だったよ。」
「元より嵯峨野くんを良く思ってない人、まあまあいたからねえ。一先ず組織として存続していくのに困らない名声は手に入れた。 ……… 然し」
「大見得と啖呵を一遍に切ったはいいが、 ─── あの状況、それなりにヤバかったんだぜ。 ……… 最悪、今ごろ課員同士で殺し合ってた可能性もあったし。 …… ともあれ。」

「エカチェリーナ。INF-004、"絶頂"の虚神。或いはカチューシャ。 ……… ウチでも、ある程度は調べさせてもらったよ。」
「本名、ソニア・エカチェリーナ=ドラグノフ。国籍は"ロシア"を主張しているが詳細不詳。年齢推定10代後半から20代前半。」
「かつては民間の正義組織・UNITED TRIGGERに狙撃手として所属。」「同組織が動いた事件の幾つかにも絡んでいたみたいだが、 ─── 数年前に失踪。」
「その後ここ最近になって"カチューシャ"と名を変え、カノッサ機関のナンバーズ・序列3位として、主に水国圏を中心に活動。"新世界より"でも目撃されている。」
「 ……… harmonyの方から押収した資料によれば、随分と酷い事されて"ああなっちゃった"ようじゃない。可哀想にねえ。 ─── ま、それはそれとして、だ。」

「 ……… まず一つ、疑問なんだけどさ。あの子はどうして、"憑代"に選ばれたんだろうねえ?」


【ふ、 ─── と息を吐いて、然して男にはそこがまず大きな問いであった。虚神とは親和/神話と共に顕現する。】
【然してソニアと呼ばれた少女の経歴に、エカチェリーナの神格と重なりうるものがあるとは、男には思えないようだった。であれば、なぜ?】


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