過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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406: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/19(日) 20:10:32.29 ID:285I86ATo
>>405

【──── 変なヤツと言われ苦笑する、かもしれませんわ、なんて想い】
【弟が居ればこんな感じなのかな、なんて内心思っていた、我が子と思うには】
【彼女もまた、そこまで年齢を重ねた訳ではなくて】

【けれども、──── 平穏は時に、唐突に破られる】


──── まぁこれは随分と手荒い歓迎で御座いますね、子供に向ける態度でしょうか
格好からお見受けするに "櫻の忍" でしょうか、私も実際見るのは初めてですが
忠実に依頼を遂行するプロフェッショナルの集団と、お聞きしていました


【──── ですが、と彼女は小さく笑った、嘲る様な表情で】

【少年が見ていたならば驚くかも知れない、先程までの聖母然としたものではなく】
【それは研究対象を見る科学者の様に、冷たい研ぎ澄まされた微笑みで】
【唇に触れる指先が怪しく煌めいた、胡蝶の様に白露を淫らに】


こんな子供相手に刃を向けるのですね、随分と躾のなっていない狗ですこと
"相も変わらず" 櫻は頭が固いですわ、一体何時になれば目が覚めるのやら
──── まああの骨抜き "城主様" では仕方の無い事でしょうが


【女性は言葉を紡ぎ、前に出た少年の肩に軽く手を乗せた】
【そのまま軽く後方へと引きながら、自分が前に出ようとするのだろう】
【──── 言うまでもなく危険な行為であった、隙だらけの構え】

【加えて彼女からは、殺気の様な気配は微塵もなく】


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