過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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392: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/19(日) 17:27:05.71 ID:285I86ATo
>>391

【ロールシャッハは片眉をつり上げて答えた、そんなまさかと言いたげに】
【進められたソファに悠然と腰掛ける、組んだ両脚の上に軽く手を置く所作】
【憎らしいぐらいに型に嵌っていた、人間よりも人間らしい所作で】


心はニンゲンだけが持つ普遍の文化さ、だからこそ僕はキミ達に好意を抱いている
だからこそ僕は恐怖の体現者としてあるのさ、恐怖を知ること、それは即ち
──── ニンゲンを知ることに他ならなくてさ、そうでしょ?


【続くボスの言葉にうなずきと、微かに首を振ってみせた】


買いかぶって等居ないよ、原初からキミは見ていたんだろう?
──── それは命題に矛盾しつつ、同時に果たされる、それはあり得ないかな
いいや、あり得るんだ、少なくともこの現実に於いて、それこそ道理なのだから

原初をキミが辿れた筈がない、けれども、今原初をキミは辿ることが出来ている
それこそがこの現実の作用だと、恐らくはキミと僕ぐらいしか理解していないだろうけどね

──── ああごめんごめん、話がそれちゃった、そうだね、本題に入ろうか


【そう言って彼は軽く手を振った、話へと集中させる様に】


そう、それこそが僕の当面の目標であるからね、果たされなければならない宿願でもある
けれども同時に、それが正攻法では成り立たない事も十分にキミ達は知っているだろう
だからこそ僕は此処に現れた、超次元的に展開した数式を、キミ達のレベルに微分してみせたなら

果たしてそれは有意義に満ちる可能性を秘めていて、僕はそれに期待しているんだよね

──── まぁ尤も、その手段の一つである "夕月ちゃん" は暗礁に乗り上げたんだけど


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