過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
1- 20
345: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/18(土) 19:03:42.96 ID:9Ggv2+ceo
>>344

【もしもし──── と声が聞こえる、鈴蘭に似た楚々とした響きで】
【何処か甘い香りのする声であった。川の潺、鳥の囀り、一面の花畑を思わせる】
【視線を向けたならば、そこには一人の女性が居て】


今お一人でいらっしゃいますか? ──── いえ、私怪しい者では御座いませんわ
お仕事の都合で此方に来たのですが、お付きの者とはぐれてしまい
かといってお仕事をキャンセルする訳に行かず、如何しましょうかと悩んでいたのですが

──── どうやら貴女様もお一人でいらして、良ければご同伴に預かれないものかと


【紫苑混じりのプラチナブロンドの長髪を、シニヨンでセミロングの長さにまで纏めて】
【胸元の膨らんだ、袖の無い白のハピットシャツの上から、素肌を透けさせる黒のレースのカーディガンを羽織る】
【シャツのフリルの上には黒いリボンタイを垂らして、ミニ丈のフレアスカートから黒いストッキングを覗かせる】

【紫苑色の双眸に理知的な眼鏡を掛けた姿は、瀟洒な貴婦人を思わせるだろうか】


──── どうでしょうか?


【女性は困ったように細長い眉毛を曲げて、白百合の様な頬に戸惑いの色を映す】
【見た目こそモデルの様な女性であったが、困った表情は少女然としていて】
【──── しかしまぁ、荒野地帯に来る格好では無い姿だが】


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/2049.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice