過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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320:ミサ=ソレムニス ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/17(金) 00:00:36.46 ID:MWVgoCm6o
>>318

【──── 其れは乱舞する鉄風、重なり合う呼応は鋭くなって、歪む鍔鳴り諸行の無常】
【轟々と散っていく十字架と、冒涜的な風、かき鳴らすギターの衝動は、脳裏に刻まれた思い出に等しく】
【それ故に、──── 銀風が晴れ、立ちつくす二つの双眸の先、ミサの首筋にはTATOO、有り】


──── 悪くない腕ですね!! ですが、足りない! それではあまりに脆い!
貴女の謳う正義の何処に拠所があるのでしょう、貴女の紡ぐ善にどんな理屈があるのでしょう
私は私の信条に則し、この身の尽きる骨の一片までも我が主に捧ぐと伝えます

心一つ神に委ねられない売女に、私の神は揺るぎません


【周囲に散らばる互いの残照、煌めく鼓動は万華鏡に似て、楼蘭細工の綾模様を見せる】
【ミサは深く息を吐く。──── "ユダのゆりかご" をここまで使い切ったのだから】
【左手が本のページをなぞる、地面に落ちた十字架が本の元へと戻ってきて】

【──── 半透明になる少女達の関係、神は何処で待っているのか】


……今の内です、去りなさい、私の元から


【ミサは伝える、近くのチンピラに、自分から離れるようにと】


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