過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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260: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/14(火) 23:37:32.20 ID:1hAuTw8Go
>>259

【その精神を覗いたなら、彼は何処までもその問いに答え続けるのだろう】
【或いはそれは呼吸をする動作に似ていた。息を吸うように問いかけ、吐くように答える】
【連関の中に人は居て、存在の中で滅却されるのならば、それで良いと思えるほどに】


──── それは貴女自身が決めることですよ、ムリフェン。私が強いる事ではない
私は迷える子羊を導きましょう、何故なら私はケバルライ、≪羊飼い≫の名を持つ者ですから
道が分からなければそれを率い、答えが分からなければヒントを差し上げましょう

救うとは心の作用に他なりません、私が救うのではなく、他者が救われるのですから
ならばこそ、なればこそ──── 私は救世主であってはならない
それはきっとエゴに過ぎないのです。救っているつもりに、なってはならない





【──── だって、そうでしょう】


貴女は最早、迷ってはいない。そうでしょう、ムリフェン
迷っているつもりになっているだけです、此処に居るべきかどうかも、何をすべきかも
貴女にはもう、分かっている筈ですし、貴女はもう決めている筈です。

況や貴女にとってのウヌクアルハイ様もまた、貴女の中では答えが出ている筈ですから
私は救うのではありません、貴女はもう救われ方を知っている、ならば私がかける言葉もありません
そうです、知っているのです、貴女は────


誰が救うのかを知っている、違いますか?


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