213:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 05:31:53.50 ID:XT97rDQg0
タクシー内でも思い出話に花を咲かす
あーこが今までされたキスの話に。
俺はあーこが同じ学科の男友達と酔っ払った勢いでキスされたことを知ってた。しかしその他にもう1人としたことあると漏らしてしまった
214:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 05:34:30.23 ID:XT97rDQg0
駐輪場まで歩いても俺はうだうだ言ってた。
いっち「あのときの俺にとっては絶対手に入らない経験を…好きでもなかった奴らができてることがショックだわ」
あーこ「そんなに私とのキスはハードル高くないよ」
215:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 05:39:34.55 ID:XT97rDQg0
まじでこれぞ据え膳だった。
あれだけ、あんだけ好きだった女の子が。
両想いだったかもしれない女の子が。
目の前でキスを待ってる状況。
216:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 05:43:53.60 ID:XT97rDQg0
このままあーこがダサいめんどい云々で終わってくれれば良かったかもしれない。
しかしそこは転がし上手のあーこだった
あーこ「別にバレないし。私は気にしないし」
217:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 05:50:54.40 ID:XT97rDQg0
その色気に耐えられず、思いっきり唇を交わしてしまった。
今までの誰よりも薄い唇。
唇が触れ合う程度のキスはすぐに終わり、恐る恐る舌を突き出してみると、それを簡単に受け入れた。
舌同士を絡め、時々唇を舐めるように回し、時には唇全体を咥えるように…兎に角、他の人に負けたくないという浅はかな対抗心がそこにはあった。
218:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 05:52:54.51 ID:XT97rDQg0
あーこが「じゃ、帰ろっかな」と言って、顔を背けた。
その瞬間に思わず顔をこちらに戻しキスをした。
同じように長めのキス。目を開けるとあーこはじっと目を瞑り続けている。
219:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 06:01:09.86 ID:XT97rDQg0
余韻に浸りながらひたすらに歩いた。
世の中の彼女持ちが、浮気をする気持ちがちょっとだけわかった。
高翌揚感がハンパない。いけないことをしてるって気持ちが興奮させてくれるんだろう。実際に経験してみないとわからなかったかもしれない。
そしてわかったことは。俺には向いていないことだ。
220:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 06:01:51.38 ID:XT97rDQg0
こんなやりとりをして、先程帰宅しました。
久々の長文失礼しました。
今度はちーとのいちゃらぶを書きたいな
221:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 06:06:21.19 ID:XT97rDQg0
改めて、飲みに誘われた時から俺は最低だったと思う。
あーことキスをして気持ちが少しも動かないわけではない。
ただそれ以上にちーが愛おしくなってる。
222:いっち ◆iL6RTxI80c0c
2020/10/31(土) 06:09:07.44 ID:XT97rDQg0
久々に異性との恋愛の駆け引きをやったと思う。
しかも元々好きだったあーこと。
だから楽しかったんだろうなぁ…
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