63: ◆zlCN2ONzFo
2019/04/07(日) 21:19:18.94 ID:ahaa66VV0
>>62
「やべっ!杉原!軍だ!水国軍だ!」
「くっ……こんな時に!」
【照らされる探照灯に続き】
【軍用車の上から叫ばれる勧告】
【眩しげにそれらを確認すれば、言うが早いが、瓦礫を飛び越え身を隠す2人】
【アサルトライフルを構えて、そしてゆっくりと声の方向、軍用車両の車列を視認すれば】
【それは、まるで中央の車両を護衛するかの様な車列で、何処ぞの高級将校の着任であろうか、兎にも角にも運がない状況と言える】
「杉原……!」
「解ってますよ、目眩しぶち込んで、その後はモーターボートで離脱ですね……いえ、軍曹ちょっと待って下さい!」
【護衛車両の助手席、杉原と呼ばれた男はその女性を見た】
【パンキッシュな髪型、出で立ち、忘れもしない霧崎舞衣の身辺を警護していた、あの女性構成員だ】
「ちょっと待って下さい!」
「杉原です!霧崎さんですよね?お久しぶりです!」
【徐に立ち上がり、両手を上げて、護衛車両に向かい声をかけた、慌てて少女も立ち上がり、同じ様に両手を上げて】
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