62: ◆KP.vGoiAyM[sage]
2019/04/07(日) 21:02:46.16 ID:ffT8itun0
>>61
【宵闇に浮かび上がる丸いオレンジの光の列は櫻国から輸入した人魂ではなくて】
【軍用の乗用車の車列のヘッドライト。闇夜に対応するべく探照灯と機関銃を据え付けたそれだ】
【一体どこのだろうと考える必要もない。それは水国軍の迷彩と識別が備えられた公式の車列だ】
【探照灯は目ざとく、眩しく。2人を照らした。】
<其処ッッ!!何者だッッ!!武器を捨てて、その場に伏せろッッ!!>
【探照灯を向ける水国軍の兵士が車上より叫んだ。車は3台もあり、装備を見ると前後が護衛】
【真ん中が護衛対象といったような雰囲気だった。赴任して来た将校でものせているのだろうか】
【車を停め、兵士が2名降りてくる。車上より目のくらむような探照灯と銃口は向けられたままだ】
【護衛車両の助手席から顔を出す。見覚えがあるかもしれない。派手なビビットブルーのヘアカラー】
【片方を刈り上げたロングヘア。落書きだらけのSMGを握ったパンクスの女。】
【あの時、霧崎の護衛に居た、構成員の女だ。】
1002Res/2899.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20