289:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/25(土) 23:11:04.69 ID:h4u3sLQo0
>>288
【イストを見送った数分後、少女フィオは今日の営業を終わるための準備をしていた】
【closeの札をたて、鍵を閉めて。一緒に休憩した証を名残惜しそうに片付ける】
【あんなに褒めてもらったのはいつぶりだろうか。むしろお父様に褒めてもらったことあったっけ、なんて考えると手が止まってしまう】
【あぁ、いけないいけないと集中しながら片付けるけどやっぱり今日の出来事が楽しかったから、ふと思い出してはふわ〜っと笑ってしまう】
……怪異か……
【ぽつり、と呟くと自然に手が止まる】
【アンティーク調の水道、レジ、棚……なんとなく自分のお店を見回す】
……この体質も怪異ってことになるのかな
【父の言葉を思い出すーー】
【ーーフィオーーお前はーー】
【考えられないくらいーー大きなーーーー媒介にーー】
あーやめやめ! せっかく楽しかったのに!
【なんてわざと自分に怒ってみたりしてーー残りの作業を終わらせる】
【そして何事もなく、今日も無事に終了すれば】
またイストさん、来てくれるといいなぁ!
楽しかったなぁ……
【楽しかった夢のように、一瞬で終わってしまったステキな時間】
【そんな独り言を残して、フィオは店を後にーー扉をあけて二階の自宅へ帰宅ーーした】
//こちらこそありがとうございました!!
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