【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
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671:クルト・カントール【深紅の篭手】[saga]
2019/05/16(木) 23:54:02.29 ID:Q5if+MqPo
>>670

 トンネル内を走るパイプの亀裂から黒い霧が漏れ出でた。
 真っ暗闇の視界なのになぜそれが把握できるのか?その疑問に答えられるものはいない。

以下略 AAS



672:ソーマタージ ◆P2bEA4mHeU[saga]
2019/05/17(金) 00:06:00.86 ID:VvuvthhJ0
>>671
進んでいく内、漏れ出る霧が認識出来た。頭上に浮かぶ黄金の立方体のように。
何故かを考えている精神的余裕は無い。ただただ泥の中を泳ぐように進む。

射し込む光。通り過ぎたのは崩壊したメトロには似つかわしくない、マトモな電車。
以下略 AAS



673:クルト・カントール【深紅の篭手】[saga]
2019/05/17(金) 00:13:00.26 ID:hMhrAeBJo
>>672

 バン!と蹴りで開け放たれた連絡通路からはマトモな空気≠ェ漏れ出でた。

「ソーマタージ!!」
以下略 AAS



674:ソーマタージ ◆P2bEA4mHeU[saga]
2019/05/17(金) 00:19:49.43 ID:VvuvthhJ0
>>673
「しまった、正解だったか?」
流れてくる空気に若干の安堵。クルトに言われるまでもなく、振り返らずに駆け出した!
自分の武器とキャップは手元にある、それだけで十分。欲をかいて深淵に落ちるなぞ、笑い話としては陳腐にすぎる。
クルトに続きただ駆ける!一歩踏み出すごとに身体は軽くなっていき、背後から追いすがる気配を感じる事も叶う。
以下略 AAS



675:クルト・カントール【深紅の篭手】[saga]
2019/05/17(金) 00:22:29.30 ID:hMhrAeBJo
>>674

 ソーマタージがバックパックを捨てた時、本来背後で鳴るはずのドサっという音は一切鳴らなかった。

【連絡通路を走り続けて、進行方向上のドアを破って反対側トンネルに飛び込んだその時――】
以下略 AAS



676:ソーマタージ ◆P2bEA4mHeU[saga]
2019/05/17(金) 00:34:55.48 ID:VvuvthhJ0
>>675
闇は何もかもを飲み込む。比喩ではなく本当らしい、荷物の落ちる音もせず、漏らした舌打ちの音すら反響を飲み込み消しかねない。
走り、走り、蹴破ってその先は───

「ゲェーッ狂人!」
以下略 AAS



677:アズィルのオルジン ◆xkuCyb6fiI[saga]
2019/05/17(金) 00:36:19.07 ID:hMhrAeBJo
>>676

 しばし瞼を瞬かせていた終末論者もソーマタージの言を聞いて銃を降ろす。

「け、懸命は判断だ。そう、メトロの闇!現世のみならずオヒガンすらもも大崩壊を免れ得ず!
以下略 AAS



678:クルト・カントール【深紅の篭手】[saga]
2019/05/17(金) 00:36:49.88 ID:hMhrAeBJo
>>677
//渾身のミス!


679:ソーマタージ ◆P2bEA4mHeU[saga]
2019/05/17(金) 00:46:30.34 ID:VvuvthhJ0
>>677
「なあ、お前さんの素晴らしい説法で感涙に咽び泣き足が進まなくなりそうだ。詳しい解説はまたの機会にしてくれ」
どうどうと両手でなだめ、強張った表情を戻そうと難儀する。冗談で言った事だが、本当に霊能力者の領分とは。
聴こえてくる叫びにビクリと肩を震わせ、その方向を向く。くわばらくわばらと唱えて歩き出そうとすると、終末論者が動いた。

以下略 AAS



680:クルト・カントール【深紅の篭手】[saga]
2019/05/17(金) 00:47:53.93 ID:hMhrAeBJo
>>679

 こうして、九死に一生を得た越境者達は、うさんくさい終末論者と共にトンネルを行く。
 同行したキャラバンたちの行方はようとして知れない。

以下略 AAS



681:イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555[saga]
2019/05/20(月) 22:46:40.19 ID:OJ/mVKC7o
【にちじょ!!――とあるセーフハウス(占領済み)にて】

 イムカ・グリムナーは基本的にあまり眠らない。
 どれくらい眠らないかというと一週間は起きっぱで活動可能なくらい眠らない。
 偉大なる遺伝種子。神なりし皇帝陛下の遺伝子学的遺産に祝福あれ。
以下略 AAS



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