【浮かれた】幼なじみのお部屋で寝落ち・・・13回目【大学生】
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180:さや ◆0j8YIq7DEniB
2015/02/26(木) 22:21:14.42 ID:4QONYRmuo

そんな他愛ない会話をしていると、漸くにインターホンがなった。
彼女も一緒に炬燵から立ち上がり、玄関に出迎えに行く。

「おつかれさま」
「おつかれー」
「ありがと。ほんとごめん…。さやがいてよかったよ」
「そうだよー寒かったしー」

申し訳なさそうに謝る彼に、彼女が憎まれ口を叩く。
まあバイトで仕方ないのはわかっているから、もちろん冗談だ。

「いいよ。……さやちゃんと、あっためてあってたから…」

ちろっと上目遣いで、意味あり気につぶやく彼女。
ひゃあああ。

「…ほう。くわしく」
「えー?ひみつ」
「そこをなんとか!」

まあ実際は、彼女は炬燵とかコーヒーで温まったくらいだし、私としては彼女の可愛い仕草一つ一つに心温まっただけだ。
あれ、あっためあってる。

「…ないしょ」
「なに!?マジだったのかよ…」
「ふひひ」

でれっとだらしなく笑うと美人が台無しである。
いやそんな顔も可愛いけど。

以前から変わらない予定調和だ。




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