【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
1- 20
242: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2025/02/09(日) 01:30:35.83 ID:6200hFZJ0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――

ユメノツキ「はい、ただいま戻りましたよ。さ、早くライブも終わらせて――」

『今回のレースしっかりと見てたよ。お疲れ様、ユメノツキ』

レース終了後、控室に戻ってきたユメノツキに対して声を掛ける。

2000mを走り終えたばかりだというのに、まったく疲れた様子も見せない彼女に、言ってやらなければならない。

ユメノツキ「……当然でしょう?トレーナーとして、貴方はボクの走りを見る責任があります。そんな当たり前のことを――」

『――俺は言ったな。キミにプラスアルファを提供すると。三冠だけじゃなくて……凱旋門も獲らせると』

誰よりも高みを目指す。そのためにレースに出走し、己の強さを世間に見せつけてやれと――伝説の第一歩ももちろん重要だが、それ以降の過程も十分に重要なのだ。

『今回の走り、勿論普通のウマ娘にとっては最高の走りだったと思うが――三冠ウマ娘を名乗るのならば、今回のレース展開は――物足りないと思った』

ユメノツキ「……あ?」

――彼女から一気に圧を感じる。いつもと違う雰囲気の彼女が、こちらに近づいてくる。

ユメノツキ「どういうことですか、このボクの走りに文句があると?』

『ああそうだ。キミも前に言っていただろう』

――勝利は当たり前で、どれだけ圧倒的な勝利をするかが大事になってきますと。メイクデビュー前に彼女が言った言葉。

圧倒的な勝利がどのような勝利かは具体的には分からない。ハナ差圧勝という言葉があるように、どれだけの着差を付けて勝利したかはあまり重要ではない。

『三冠ウマ娘のキリシロユメノツキは――もっともっと強い走りをするはずだ。だからそれを見せて欲しい……キミの思う三冠ウマ娘が、どんな走りをするのか』

ユメノツキ「……求めるんですか?三冠ウマ娘であるこのボクに?』

『だからキミのトレーナーになったんだよ俺は』



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
272Res/148.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice