【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
↓ 1- 覧 板 20
241: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2025/02/09(日) 01:26:43.02 ID:6200hFZJ0
ユメノツキ「んっ……しょっ」
"――4番手の位置からインコースを突いてキリシロユメノツキがやってくる!3番手、2番手のウマ娘を躱し一気に駆け抜ける!"
"7番○○逃げる!それを2番キリシロユメノツキが追う!○○逃げ切ることが出来るか!キリシロユメノツキ!キリシロユメノツキが今並んだ!並んだ並んだ――追い越した!追い越した!"
"――そして今一着でキリシロユメノツキがゴール!!!二着に7番、そしてその後ろから三着に○○――デビュー戦で圧倒的な勝利を見せつけたキリシロユメノツキが芙蓉ステークスを制しました!!!"
『…………』
OP戦でも彼女の強さは変わらない。内を突くレース展開にはなったものの、キリシロユメノツキの実力はそんなこと関係なしに発揮された。
ぐっ、と脚に力を込めてターフを蹴り飛ばせば――それだけで他のウマ娘を圧倒する。天賦の才を持ったウマ娘。
――だが、なんだろう、あのレース展開は。一着は取っていて、しっかりとそれを周りに見せつけはしたが……。
オウカ「……トレーナーさん?」
『ん、ああ。どうしましたかオウカさん?』
隣で一緒にレースを見ていたオウカさんに話しかけられる。
オウカ「いえ、なんだかとても言いたいことがあるみたいな顔をしていたので!ちょっと、大丈夫かなーって、思いまして!」
『言いたいこと……言いたいこと、ですか』
……俺はキリシロユメノツキのトレーナーだ。三冠を自称する彼女に、三冠を――三冠以上を提供すると約束したトレーナーだ。
だったら……もっともっと。求めるべきかもしれない。
貪欲に、強欲に。名誉と称号と、それにふさわしい実力を身に付けさせるためにも。
272Res/148.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20