もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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60:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:18:01.64 ID:4JAHijIv0
 
ごせん像「びぎゃぎゃぎゃぎゃ!」

シャミ子「うわっち! ご、ごせんぞに直撃した!? ごせんぞ、結界は!?」

ごせん像「そんな……機能……ない……始祖像……盾に……逃げ……」

シャミ子「も、もしかしてごせんぞを犠牲にして逃げろって言ってます!? 無理ですよ! 見捨てられないしそもそもあんなビーム何度も像で受けられません!」

ごせん像「シャミ……よ……も……に……」

シャミ子「なんですって!? ちょっとごせんぞ、途切れ途切れだしボリュームが……」

ごせん像「……」

シャミ子「……ごせんぞ? え、ちょっと、そんな、冗談ですよね……?」

フリーレン「封印された像で受けたか……助言に索敵、いざという時には盾にもなる。便利な像だね」

シャミ子「……違います! ごせんぞはそんなのじゃありません!」

フェルン「あの魔族……泣いてる?」

シャミ子「ごせんぞは大切なご先祖様です! 一緒に暮らしてきた家族なんです! 盾なんかじゃ……なんで、ごせんぞ……」

フリーレン「……"家族"か……涙を流す魔族なんて初めてみたよ」

シャミ子「……!」

フリーレン「そこまで人間の情動を真似できるなんて、相当"勉強"したんだろうね……やはりお前はここで死ぬべきだ」

シャミ子「どうして……そんな……」

 そんなシャミ子の呟きは無視された。フリーレンの杖先に魔力が収束し、巨大な光が灯る。

フリーレン(得体の知れない奴だ。最大出力で跡形も無く消し飛ばそう。)

フェルン「! フリーレン様、魔力探知に反応が」

フリーレン「大魔族のお出ましか。けど、この反応はまだ村の外――」

フリーレン(いや――違う。凄まじく速い。一瞬前まで数キロ先だったのに、もうすぐそこまで)


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