もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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58:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:15:53.73 ID:4JAHijIv0
 
シャミ子「はぁ……はぁ……」

フリーレン「杖が変形してゾルトラークを防いだ……それほど頑丈な構造には見えないけど」

ごせん像「こうもり傘……よくそれで防ごうと思ったな」

シャミ子「だって棒っぽい盾って難しくて……」

フリーレン「やっぱり古代の魔導具か。雷や水の魔法を使える形態にも変形できるんだとしたら興味深いな……」

シャミ子「雷や水? ……あっ! あのっ、草原を燃やしかけちゃったことはごめんなさいでした! でもあれはアソリちゃんを狼から守ろうとして……」

フリーレン「そうやって村に入り込んだのはもう知ってる。その狼とやらも洗脳してたんだろうけど。村人と同じように」

シャミ子「洗脳? 洗脳なんて……」


◇◇◇

リリス「それじゃあ次の夢に行くぞ! こやつの夢から縁を辿って、まぞく排除派を今日中に5人くらい改心させたい!」

シャミ子「うえ、まだやるんですか?」

リリス「なんだか魔力の調子が良いからな。おそらくこの異世界の性質によるものだろうが……」
リリス「それに、こうして夢を渡り歩くのはお主の魔力鍛錬にもなるのだ。さきほど精進すると言ったのは嘘か?」

シャミ子「それを言われると……えーい分かりました! やったらぁー!」

◇◇◇


シャミ子「あ゛っ」

ごせん像「馬鹿な、余達の干渉を見破ったというのか!?」

シャミ子「ごせんぞ、それ悪役のセリフ!」

フリーレン「紛れもなく人間に対する絶対悪だよ、お前たち魔族は」

 カッ!

シャミ子「ぐぬぅうううううう!」

フリーレン「高圧縮のゾルトラークまで防ぐか……」

シャミ子「うぐぐ……腕が痛い……」

ごせん像(不味いな、このままでは杖は無事でもシャミ子の方が持たん……)

ごせん像「魔法使いよ! 話を聞いてくれ! 確かに余達は村人の夢に干渉した! だがそれはあくまで偏見を取り払ってフラットな目線でシャミ子を見て貰う為の」

 ズドドドド!

シャミ子「ぎゃあああ連射が来たぁあああ! ふぬぬぬ〜っ!」

ごせん像「ちょっとー! 余がまだ喋ってるんですけどー!?」

フリーレン「魔族の戯言に貸す耳は無いよ」




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