もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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[sage saga]
2024/11/01(金) 20:14:16.21 ID:4JAHijIv0
ごせん像「どうしましょうと言われてもな……正直、異世界の魔法使いがここまでとは思わなかったぞ……」
シャミ子「そんなに強いんですか?」
ごせん像「うむ、特にあの白いのがヤバい。現状でも魔力の量は桃やミカン以上だが、その魔力量さえも本来のものより制限して小さく見せている……」
フェルン「! あの魔族、フリーレン様の魔力制限を見破った……?」
ごせん像「うん?」
フリーレン「……驚いたな。一目でこれを見破った魔族は、魔王に次いで二人目だ」
シャミ子「ごせんぞ、魔王と同格ですか!? す、すごーい!」
ごせん像「そ、そうか? ふはは、造作もないこと! 余は5000年を生きる大まぞく! 永劫の闇をつかさどりし魔女、リリスである! あー、降伏するというのなら受け入れてやるがー?」
フリーレン「5000年……そんなに生きた魔族は聞いたことがないな。封印されてることで肉体の老化を止めてるのか……?」
フリーレン「何にせよ、疑問が一つ解けたよ」
フェルン「疑問?」
フリーレン「あの魔族、魔力制限をしていない。魔力量は一般人並み……本当に生まれたばかりなんだ」
フリーレン「魔力探知を行っていたのは石像の方なんだろう。魔力量の差を見破っていたから戦闘に消極的だったんだ」
ごせん像「……魔力探知? なにそれ?」
フリーレン(ただそうなると、最初に見つけた魔力の痕跡は別の魔族のものってことになる……まだ仲間がいる?)
フリーレン「フェルンとシュタルクは周囲を警戒してて。こいつは私が片付ける」
キィィイイイ
シャミ子「うわわわ、杖の先に魔力っぽい光が! ストップ、ストップです! まずは落ち着いて話し合いま」
ごせん像「無理だシャミ子! なんでもいいから杖を盾っぽいものに!」
カッ!
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