もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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53:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:07:32.13 ID:4JAHijIv0
 
アソリ「あー、ようやく家に着いた……あれ、灯りが点ってる。油は貴重品だから滅多に使わないんだけど」

シャミ子「お客さんでも来てるんじゃないんですか?」

アソリ「あっはっは、まっさかー。こんな鄙びた寒村に誰が立ち寄るっていうのさ」
アソリ「あれは普通に私たちの帰りが遅くて母さんがぶちぎれながら待ってるとみたね……昔、無限かくれんぼやってた時と同じ波動を感じる」

シャミ子「大変じゃないですか!」

アソリ「だいじょぶだいじょぶ、お土産の鹿肉見せれば許してくれるよ。うちで一番肉食なの母さんだし」

シャミ子「ほんとですか……?」

アソリ「心配性だなー、シャミ子は。分かった、じゃあちょっと肉貸して」

シャミ子「え、はい、どうぞ……え、ちょ、待ってくださいアソリちゃん、なんでお肉を自分の顔面に貼り付けて」

 がちゃっ

アソリ「鹿肉仮面参上! お嬢さん、お肉をあげるから娘さんたちを許して御上げなさい……」

フリーレン「……」

フェルン「……」

シュタルク「……」

アソリ「……え、誰? マジでお客さん? ちょっと、母さーん?」

シュタルク「あっ」

アソリ母「……」

アソリ「母さん!? お前ら、母さんに何を――」

フリーレン「<解除>」

アソリ「した――ふああ、むにゃむにゃ……Zzz」

フリーレン「眠ったね。便利な副作用だ」

シュタルク「咄嗟に動けなかったぜ……まさか鹿肉仮面が飛び込んでくるとは思ってなかったから……」

フェルン「一瞬魔族かと思いましたが……人間みたいですね。この家の子でしょうか」

フリーレン「おそらく洗脳の影響だろうね」

シュタルク「おいおい、魔族に肉被って突撃しろって命令されたってのか? さすがにそれは……」

フリーレン「じゃあシュタルクは素面で肉被って家に帰るの?」

フェルン「シュタルク様……?」

シュタルク「……魔族の仕業かもな」




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