もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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37:1[sage saga]
2024/11/01(金) 19:49:35.25 ID:4JAHijIv0
 
 おうちに戻ると朝ごはんです。

 現在、私とごせんぞはアソリちゃんのお宅にそのままお世話になっています。

 アソリちゃんはお母さんと二人暮らしだそうです。お父さんは去年、流行り病でお亡くなりになられたのだとか。

 私の貸して貰ってる服も、元々はお父さんの物だったのを丈詰めしてもらった物です。

アソリ母「シャミ子ちゃん、お仕事お疲れ様〜。スープ出来てるよ〜」

ごせん像「おはよう、シャミ子や。とりあえずお水をお供えしておくれ」

シャミ子「おはようございます。はい、ごせんぞ。お水です」

 メニューは野菜入りの塩スープと、お皿に置く時ごとっと音がする硬いパン。基本的に3食これです。

 この村は開拓以来まぞくに攻め込まれたことが無く、豊かな方なのだそうで。

 パンが硬いのは保存がきくようにするのと薪を節約する為、一ヶ月分をまとめて焼くからです。スープに浸していただきます。

アソリ母「シャミ子ちゃん、今日のスープの味はどう?」

シャミ子「美味しいです! 野菜の旨みが出ています! パンも麦の味がしっかりします!」

アソリ母「うんうん、シャミ子ちゃんみたいに美味しそうに食べて貰えると作り甲斐があるわぁ。それに比べて……」

アソリ「なんだよー。だっていつものスープと同じじゃん。肉とか入ってたら私も喜んで食べるよ」

ごせん像「気にするな、アソリよ。シャミ子は食のストライクゾーンがむやみやたらと広いのだ……パン硬っ。いざというとき武器になりそう〜」


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