もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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15:1[sage saga]
2024/11/01(金) 18:51:00.63 ID:4JAHijIv0
 
女の子(雷が止んだ……人の声が聞こえたけど、通りすがりの魔法使いが助けてくれた?)

シャミ子「あのー、無事ですかー!」

女の子「あ、ありがとう。助かっ……ひっ」

シャミ子「?」

女の子「頭の角……ひょっとして、ま、魔族?」

シャミ子「はい! まぞくのシャドウミストレス優子です! やった、噛まずに言えた!」

ごせん像「略してシャミ子と呼ぶがよいぞ。そして余は5000年を生きる大まぞく! 永劫の闇を司りし魔女、リリスである!」

シャミ子「ああっ、異世界でくらいシャドウミストレスって呼んで貰おうと思ってたのに!」

女の子「あ、あああああ……」

シャミ子「? どうかしましたか? 寒いですか? でも私より厚着ですよね……あっ、あのっ。この恰好は好きでやってるわけではなくてですね……」

女の子「た、食べないで……」

シャミ子「食べる? 何を?」

女の子「ま、魔族は人間を食べるんだろ……?」

シャミ子「食べませんよ! え、食べませんよね!?」

ごせん像「まぞくによる。あの蛟とか人のひとりやふたり食ってそうだと思わんか?」

シャミ子「ごせんぞ何てことを!」

女の子「や、やっぱり食べるんだ……!」

シャミ子「ほーら誤解が深まった! 食べません食べません! お米とかの方が好きです!」

女の子「わ、私は食べてもいいから、母さんは助けて……」

シャミ子「しゃーから食べませんて! ……お母さん?」

女性「う、うう……」

シャミ子(よく見たら荷台にもう一人……っていうか、足! 血が……!)

ごせん像「どうやら先ほどの狼にやられたようだな……荷馬も辛うじて息はあるようだが、喉を破られておる。それで立ち往生というわけか」

シャミ子「助けないと! ちょっと荷台の上、失礼しますね!」

女の子「や、やめてぇ……たべないでぇ……!」

シャミ子「えっ、うわっ、力強っ!? 違います怪我を診る為に荷台に上がりたいだけで、うわっ、押さないで押さないでっ……ほげぇ!」

ごせん像「荷台に登ろうとしたシャミ子が、泣いてる女子に突き落とされた……」

女の子「えっ、力弱っ。よ、よーし」

シャミ子「棒はやめてください棒は! 戦闘態勢取らないで! ……分かりましたとりあえず荷台は次で! まずはお馬さんの方から!」
シャミ子「この前は桃に妨害されてもとに戻っちゃいましたが……<かいふくのつえ>!」

ラバ「ひひーん!」

女の子「えっ、ダイアウルフに噛まれた筈なのに……女神様の魔法?」

シャミ子「……ふぅっ。よかった、上手くいった……あの、よければ次はそっちの人を診せて貰いたいんですけど……」


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