もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:52:41.62 ID:4JAHijIv0
シャミ子「……はい、これで治療完了です!」
女性「……」
女の子「母さんの怪我が一瞬で……あ、ありがとう」
ごせん像「失った血も補われた筈だ。目を覚ますまでそう時間はかからぬだろう」
女の子「あの……」
シャミ子「? なんです?」
女の子「……ごめんね。さっき馬車から落としちゃって」
シャミ子「いいんですよ。お母さんを守りたかったんですよね? 私も魔法少女にお母さんを退治されかけた思い出があるので気持ちは分かります」
女の子「そっか……シャミ子のお母さんは魔法使いに退治されちゃったんだ……」
シャミ子「いえ、あれは結局すれ違いというか私の勘違いだったんですが……というかもうシャミ子呼びなんですね……」
女の子「私、アソリって言うんだ。この先の村に住んでて、買い出しの帰りだったんだけど……」
ごせん像「そこにあの狼が、というわけか」
アソリ「いつもは日のある内に帰るようにしてるんだけどね……今日はちょっと買い過ぎちゃってさ」
ごせん像「確かに、かなりの量の荷だが……お主の家はそんなに大家族なのか?」
アソリ「まさか。村全体の買い出しだよ。ロバも荷車も村の共有財産だし。ノルム商会の流通網が復旧したおかげで、ちょっとだけ安売りになっててさ」
アソリ「っていうかシャミ子、この喋る像はなんなの?」
シャミ子「私のご先祖様です。いまは封印されてますが……お話は出来るので、いろいろ教えて頂いてるんです」
アソリ「シャミ子のご先祖様かー……じゃあ略してシャミ先だね」
ごせん像「ううむ……このコミュ強染みた距離の詰め方、誰かを彷彿とさせる」
シャミ子「そういえばカタカナだと名前の見た目が似てますね……」
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